JP2640348B2 - 可撓性遮断板の地中貫入方法 - Google Patents

可撓性遮断板の地中貫入方法

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JP2640348B2 JP62218631A JP21863187A JP2640348B2 JP 2640348 B2 JP2640348 B2 JP 2640348B2 JP 62218631 A JP62218631 A JP 62218631A JP 21863187 A JP21863187 A JP 21863187A JP 2640348 B2 JP2640348 B2 JP 2640348B2
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利久 谷口
修 石田
安彦 井上
好一郎 山口
伸太郎 松尾
修二 磯谷
明 秋元
一磨 三阪
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、合成樹脂等で作られた可撓性の遮断板(止
水板等)を地中に貫入する技術に関するものである。
(従来の技術) 従来、シート状の遮水板を長方形状の枠体内に張設し
て地中に貫入して設置する技術は公知であるが(特開昭
61−98822号公報参照)、この公知例は、遮水板を枠体
に張設するのに時間と労力を必要とする上、枠体を遮水
板と共に埋め殺す点に問題がある。
そして、剛性が比較的小さい遮断板(例えば、薄鋼板
製止水板)を剛性に富む貫入フレームの一面に添って張
設した状態で貫入フレームと共に地中に貫入し、所定深
さに貫入した後、遮断板を残して貫入フレームを引き上
げるようにする技術も従来公知であるが(特公昭53−17
802号公報参照)、この公知技術も貫入に先立って遮断
板を貫入フレームに添って張設するのに時間と労力を必
要とし、特に、遮断板が可撓性で剛性を欠如している場
合は張設が難しいので、可撓性遮断板の地中貫入をこの
公知技術のようにして行うのは得策でない。
(発明の目的) 本発明の目的は、前記従来技術の問題点に鑑み、貫入
フレームを用いて可撓性遮断板の地中貫入を効率良く行
うことができる新規方法を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の可撓性遮断板の地中貫入方法の構成上の特徴
は、貫入フレームの下端部に可撓性遮断板の先端を固定
し、可撓性遮断板を、貫入フレームの貫入に伴い、貫入
フレームの下方から上方に向かって順次、添わせながら
地中に引き込み、可撓性遮断板の所定長が地中に入った
後、可撓性遮断板の先端の固定を解除して、貫入フレー
ムを地上に引き上げる点にある。
なお、本発明の可撓性遮断板の地中貫入方法では、遮
断板を予め1枚分の長さに切断しておくか、或は、複数
枚分をロール状に巻いたものから引き出して、貫入後に
切断するか、その何れでもよい。
(発明の具体的説明) 本発明実施用の施工機を例示した第1図において、ク
ローラクレーン1の吊りワイヤには貫入フレーム2の上
端を掴む振動式貫入機3が吊り下げられ、また、クロー
ラクレーン1の前方には貫入フレーム2を案内する下部
ガイドブレスト4が突設されている。
第2図に例示した貫入フレーム2は、左右1対の鋼管
5,5′の上下両端部を連結板6,6′でそれぞれ繋いで主体
が構成され、下端には複数のノズル7,7,・・が突設さ
れ、さらに、下端部には下記のような可撓性遮断板の先
端の固定手段が設けられている。
鋼管5,5′間の下端部間に架設された1対の案内板8,
8′間に、シリンダ9(その2つの内、1つは図示省
略)の作動で上下動される移動板10があり、この移動板
10の下端縁には案内板8,8′間の間隔よりも大きい断面
の膨大部11が設けられている。
膨大部11を案内板8,8′の下方に離した状態で、上方
に折り曲げた可撓性遮断板の先端を下方から案内板8と
移動板10の間に差し込み、移動板11を上方に動かすこと
により、可撓性遮断板の先端は案内板8の下端縁と膨大
部11との間に挟まれて固定されるが、この固定を解除す
るときは、移動板10を下方に動かせばよい。
なお、この場合、可撓性遮断板の両側縁には継ぎ手部
が設けられているので、この部分は避けてその内方部を
上方に折り曲げるようにする。
第3図の12は、下部ガイドブレスト4の先端に取り付
けた支台であり、その上には長尺の可撓性遮断板13が軸
14にロール状に巻かれて貫入フレーム2の方に引き出し
自在に設置されている。
可撓性遮断板13の引き出し端部は、貫入フレーム2が
通る下部ガイドブレスト4の孔部を通って貫入フレーム
2の前面に添って下方に導かれ、その先端が前述の態様
で貫入フレーム2の下端部に固定される。
この状態で、振動式貫入機3を作動させて貫入フレー
ム2を地中に貫入すると、可撓性遮断板13は、順次、引
き出され、貫入フレーム2の前面に下方から上方に向か
って順次、添いつつ地中に引き込まれる。
貫入フレーム2が所定深度まで貫入されたならば、貫
入を止め、可撓性遮断板13の先端の固定を解除し、貫入
フレーム2のみを地上に引き上げ、可撓性遮断板13を地
表近くで切断する。
以上が本発明のロール状に巻いた長尺の可撓性遮断板
を用いる場合の一実施態様であるが、この場合、油圧モ
ータで軸14に可撓性遮断板13を巻き取る方向のトルクを
与え、可撓性遮断板13が調整された緊張状態で引き出さ
れるようにしてもよい。
第4図の場合は、予め所定長に切断された可撓性遮断
板15の先端を貫入フレーム2の下端部に固定し、この可
撓性遮断板15を下部ガイドブレスト4の先端に取り付け
たローラ機構16で案内して、貫入フレーム2の貫入に伴
い、順次、貫入フレーム2の前面の下方から上方に向か
って添わせて、地中に貫入するようにしており、なお、
図示の場合、ローラ機構16はハンドル17でチエーン機構
を介して回転されるようになっている。
このようにして、本発明によれば、ロール状に巻かれ
た可撓性遮断板13や予め所定長に切断された可撓性遮断
板15の地中貫入を能率良く行うことができる。
なお、本発明実施用の装置類や本発明の具体的な実施
態様が以上の図示説明のものに限定されないことは勿論
であり、例えば、支台12を下部ガイドブレスト4に設置
しないで地上に設置するようにしてもよい。
(発明の効果) 本発明は以上のようなものであって、貫入する遮断板
が可撓性であることを利用し、その先端のみを貫入フレ
ームに固定し、その遊離部を貫入フレームの貫入に伴
い、順次、貫入フレームの下方から上方に向かって添わ
せるようにしているので、予め所定長に切断した遮断板
を貫入すること以外に、ロール状に巻いた遮断板を引き
出しながら貫入して切断を貫入後に行うことも可能であ
り、また、従来技術のように貫入に先立って遮断板を貫
入フレームに添って張設する作業が不要であり、これら
の点で作業性の向上が期待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施用施工機の一例の全体側面図、第2
図は貫入フレームの一例の全体的斜視図、第3図は本発
明のロール状に巻いた可撓性遮断板を用いる場合の一実
施態様の説明図、第4図は本発明の予め所定長に切断さ
れた可撓性遮断板を用いる場合の一実施態様の説明図で
ある。 図中、1:施工機、2:貫入フレーム、3:振動式貫入機、4:
下部ガイドブレスト、5,5′:鋼管、6,6′:連結板、7:
ノズル、8,8′:案内板、9:シリンダ、10:移動板、11:
膨大部、12:支台、13:可撓性遮断板、14:軸、15:可撓性
遮断板、16:ローラ機構、17:ハンドル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 伸太郎 茨城県猿島郡総和町大字駒羽根1419―2 (72)発明者 磯谷 修二 茨城県古河市東本町2―12―8 (72)発明者 秋元 明 埼玉県幸手市東2―39―4 (72)発明者 三阪 一磨 茨城県稲敷郡阿見町中央7―13―13

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】貫入フレームの下端部に可撓性遮断板の先
    端を固定し、貫入フレームの地中貫入に伴い、可撓性遮
    断板を、貫入フレームの下方から上方に向かって順次、
    添わせながら地中に引き込み、可撓性遮断板の所定長が
    地中に入った後、可撓性遮断板の先端の固定を解除し
    て、貫入フレームを地上に引き上げることを特徴とする
    可撓性遮断板の地中貫入方法。
JP62218631A 1987-09-01 1987-09-01 可撓性遮断板の地中貫入方法 Expired - Fee Related JP2640348B2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317802A (en) * 1976-08-02 1978-02-18 Hitachi Ltd Turbine rotor blade wheel disc
JPS6198822A (ja) * 1984-10-19 1986-05-17 Okumura Constr Co Ltd 遮水壁

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5317802A (en) * 1976-08-02 1978-02-18 Hitachi Ltd Turbine rotor blade wheel disc
JPS6198822A (ja) * 1984-10-19 1986-05-17 Okumura Constr Co Ltd 遮水壁

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