JP2577921B2 - 可撓性遮断板の地中打設方法 - Google Patents

可撓性遮断板の地中打設方法

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健三 奥山
利久 谷口
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明が属する技術分野) 本発明は可撓性遮断板を地中に打設する技術に関す
る。
(発明の課題とその特徴点) 地中遮断壁を構築するために、地中に適宜幅の遮断板
(矢板、止水板、等)を幅方向に順次接続しながら打設
することは、古くから行われており、従来、遮断板には
主として鋼板が使用されていたが、近頃は合成樹脂製の
シートを用いる試みもなされている。
遮断板が鋼板の場合は、その厚さが薄くても可なりの
剛性があり、既打設の遮断板の地上露出部は直立状態を
保つため、その遊離端縁に次の遮断板の一端縁を係合さ
せて継手を構成しながら次の断板の打設を行うのに、特
に支障はないが、遮断板が合成樹脂製のシートの場合
は、その可撓性のため、既打設の遮断板の地上露出部が
垂れ下がり、その遊離端縁に次の遮断板の一端縁を係合
させることが困難であるのみならず、次の遮断板の打設
の進行に伴い、既打設の遮断板が徐々にではあるが地中
に引き込まれてしまい、継手が適正に構成されて打設が
行われているか否かの確認が困難である。
本発明は、可撓性の遮断板を使用する場合における前
記問題点の解決を目的としているものであって、その構
成上の特徴は特許請求の範囲に記載したとおりである。
(発明の具体的説明) 可撓性遮断板は剛性に富む貫入フレームの一側面に着
脱自在に添装されて地中に打設される。
第1図は可撓性遮断板打設用装置の一例図であり、ク
ローラクレーン1の吊りワイヤには貫入フレーム2の上
端を掴む振動式貫入機3が吊り下げられ、また、クロー
ラクレーン1の本体には前方に突出して下部ガイドブレ
スト4が取り付けられている。
下部ガイドブレスト4には前後、上下、及び角度をそ
れぞれ調節するシリンダ5,6,7が取り付けられているが
(第2図参照)、これらシリンダの内、シリンダ6は、
第1図に符号6′で示すように、クローラクレーン1の
ブームに取り付け、ワイヤ8を介して下部ガイドブレス
ト4を支持してその上下調節を行うようにしてもよい。
シリンダ5,7により前後と角度の各調節がなされる下
部ガイドブレスト4の先端部には、貫入フレーム2を案
内する1対のゴムローラー9,9か架設され、その側方に
アーム10とチエーンブロック11と保持金具12とから成る
吊り金具13が突設されている。
以上の装置を用いて本発明を実施する場合は、第3図
に示すように、直前に打設した可撓性遮断板14の地上に
露出している上端部を吊り金具13の保持金具12で掴み、
チエーンブロック11を操作して上方に引っ張り、この状
態で保持する。それから、この可撓性遮断板14の遊離端
に、貫入フレーム2に添装して吊り下げられている次打
設の可撓性遮断板15の一端縁を係合させて、継手を構成
しながら、可撓性遮断板15の打設を行い、可撓性遮断板
15の打設が終わったならば、保持金具12を可撓性遮断板
14から外し、クローラクレーン1を移動させて、新しい
可撓性遮断板の吊り込みと吊り金具13による可撓性遮断
板15の上端部の緊張・保持を行い、新しい可撓性遮断板
を打設し、以降、これを繰り返す。
打設装置に懸垂式のリーダーが設けられている場合に
おける既打設の可撓性遮断板14の上端部の緊張・保持
は、リーダー16の下端部の一側に前述と同様の吊り金具
17を取り付けて行うか(第4図参照)、装置に付属する
補巻きウィンチのワイヤ18を利用して行うか(第5図参
照)、の二通りが考えられるが、後者の場合、補巻きウ
ィンチの動力は相当大きく、ワイヤ18で直接、引っ張る
と可撓性遮断板14の上端部を引きちぎる恐れがあるの
で、この場合もワイヤ18の先端に前述のチェーンブロッ
ク11のような緊張具を設けることが好ましい。
既打設の可撓性遮断板14の上端部の緊張・保持は、第
6図に示すように地上設置式の吊り金具を用いて行って
もよく、この場合、地中遮断壁構築ラインの両側に敷設
したH形鋼19,19間に支台20を架設し、この支台20にチ
ェーンブロックと保持金具とから成る吊り金具21を取り
付けており、新しい可撓性遮断板15の打設が終わってな
らば、H形鋼19,19をレール代わりにして支台20を移動
させるようになっている。
第7図は、打設用装置とは別の機械装置22により既打
設の可撓性遮断板14の上端部の緊張・保持を行う場合を
示しており、この場合の機械装置22は、機種を問わず、
補助的作業用として現場に配備されているものを利用す
ればよい。
(発明の効果) 本発明は以上のようなものであって、既打設の可撓性
遮断板の上端部を吊り金具で上方に緊張して保持し、こ
の状態で、外可撓性遮断板の遊離端縁に次の可撓性遮断
板の一端縁を係合させて継手を構成しながら次の可撓性
遮断板の打設を行うので、隣接の可撓性遮断板間に適正
な継手を容易に構成することができ、その結果、品質が
保証された地中遮断壁を経済的に構築することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は可撓性遮断板打設用装置の一例の側面図、第2
図の(イ)は第1図の装置における下部ガイドプレスト
の拡大平面図、第2図(ロ)は同じく側面図、第3図は
第1図の装置による本発明実施状態図、第4図は懸垂式
リーダー付き可撓性遮断板打設用装置による本発明実施
状態図、第5図は同じく別例図、第6図は地上設置式吊
り金具を用いる場合の本発明実施状態図、第7図は打設
用装置の外に別の機械装置を用いる場合の本発明実施状
態図である。 1:クローラクレーン、2:貫入フレーム、3:振動式貫入
機、4:下部ガイドブレスト、10:アーム、11:チェーンブ
ロック、12:保持金具、13:吊り金具、……。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】既打設の可撓性遮断板の上端部を吊り金具
    で上方に緊張して保持し、この状態で、該可撓性遮断板
    の遊離端縁に次の可撓性遮断板の一端縁を係合させて継
    手を構成しながら次の可撓性遮断板の打設を行い、これ
    を繰り返すことを特徴とする可撓性遮断板の地中打設方
    法。
JP18708187A 1987-07-27 1987-07-27 可撓性遮断板の地中打設方法 Expired - Fee Related JP2577921B2 (ja)

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