JP3457569B2 - ペーパードレン機 - Google Patents

ペーパードレン機

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JP3457569B2
JP3457569B2 JP08436299A JP8436299A JP3457569B2 JP 3457569 B2 JP3457569 B2 JP 3457569B2 JP 08436299 A JP08436299 A JP 08436299A JP 8436299 A JP8436299 A JP 8436299A JP 3457569 B2 JP3457569 B2 JP 3457569B2
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revolving
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章夫 岩崎
英次郎 瀬戸
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Investigation Of Foundation Soil And Reinforcement Of Foundation Soil By Compacting Or Drainage (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、軟弱地盤中にペー
パードレンを埋め込み、ペーパードレンによる毛細管現
象によって地中の水分を地上に吸い上げる地盤改良作業
に使用されるペーパードレン機に関する。 【0002】 【従来の技術】従来のペーパードレン機は、例えば実公
平5−27540号公報に開示されているように、走行
体の前後方向の中央に旋回装置を介して旋回体を設置
し、その旋回体上に運転室を搭載すると共に、運転室よ
り前方に突出させてフレームを取付け、該フレーム上
に、筒状のマンドレルを地中に圧入する装置を取付ける
と共に、マンドレルをガイドするタワーを搭載してい
る。そして、マンドレル圧入装置の対をなすローラ間に
マンドレルを挟み、ローラをモータによって回転させる
ことにより、マンドレルを地中に押込んだり引抜いたり
するものである。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】このように、従来のペ
ーパードレン機は、従来の油圧ショベルやクレーンなど
の基本構造を踏襲して、クローラ式等の走行体の前後方
向の中央に旋回装置を設置してその上に旋回体を設置
し、旋回体に前方に突出させてフレームを取付け、該フ
レームにマンドレルの長さに対応した例えば30mにも
およぶ格子状のタワーを搭載し、かつタワーの下にマン
ドレル圧入装置を取付けているので、タワーの位置が旋
回中心から大きく逸れ、マンドレルの押込み、引抜き時
にフレームに上向き、下向きに作用する力がペーパード
レン機を後向きまたは前向きに倒すように大きく作用
し、ペーパードレン機の自重が押込み、引抜き力として
有効に利用できず、ペーパードレン機の安定上好ましく
ないという問題点があった。 【0004】また、上記の問題点を解決しようとして、
タワーの搭載箇所をなるべく旋回中心側に後退させよう
とすると、運転室とマンドレル圧入装置との間の作業空
間がとれなくなり、保守点検が困難になるという問題点
があった。 【0005】また、旋回体の前方のフレーム、タワーお
よびマンドレル圧入装置等による旋回体の荷重のアンバ
ランスを解消するため、旋回体の後部を重量の大きな構
造にしたり、大重量のカウンタウェイトを必要とし、旋
回体全体の重量を大きくせざるを得ないという問題点が
あった。 【0006】本発明は、上述のような問題点に鑑み、ペ
ーパードレン機が作業中に安定し、かつペーパードレン
機の自重を押込み、引抜きに有効に利用することができ
ると共に、ペーパードレン機を小型、軽量化することが
できる構成のペーパードレン機を提供することを目的と
する。 【0007】 【課題を解決するための手段】請求項1のペーパードレ
ン機は、走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置し、
該旋回体上に運転室を設置すると共に、旋回体上に前記
運転室より前方に突出したフレームを設置し、前記フレ
ーム上に、マンドレル圧入装置と、該マンドレル圧入装
置上でマンドレルをガイドするタワーを搭載したペーパ
ードレン機において、前記フレームおよび前記マンドレ
ル圧入装置は、前記旋回体の下面より下方に突出しない
ように、前記旋回体の下面より上方に位置して設けら
れ、前記旋回装置の旋回中心を、前記走行体の前後方向
の中心より後方に位置させたことを特徴とする。 【0008】このように、旋回装置の旋回中心を走行体
の前後方向の中心より後方にずらすことにより、従来よ
りもタワーやマンドレル圧入装置が後方に設置されて
も、運転室とマンドレル圧入装置との間に保守点検のた
めの作業空間を確保することができ、タワーやマンドレ
ル圧入装置を走行体の前後方向の中心側に寄せることが
できる。従って、マンドレルの押込み、引抜きにおける
反力を走行体の中心に近い位置に作用させることができ
作業中における安定性が増す。また、ペーパードレン機
の全体の荷重を押込み、引抜きに利用することができ、
ペーパードレン機を小型軽量化することが可能となる。
また、安定化のために用いるカウンタウェイトの重量も
少なくてすみ、この点も小型軽量化に寄与する。 【0009】また、旋回体の後部に旋回体の左右両側に
突出させたアウトリガーを取付けたものにおいて、アウ
トリガーを旋回中心に近づけて取付けることができ、こ
のことも旋回体の小型化に寄与する。 【0010】 【発明の実施の形態】図1は本発明によるペーパードレ
ン機の一実施の形態を示す左側側面図、図2は右側側面
図、図3は正面図である。図1ないし図3において、1
はクローラ式走行体、2は旋回装置3を介して走行体1
上に設置された旋回体、4は該旋回体2に設置された運
転室、5は旋回体2に運転室4より前方に突出させて取
付けたフレーム、6は該フレーム5上に設置されたラチ
スブームからなるタワーであり、該タワー6は、フレー
ム5に取付けられたマンドレル圧入装置7上に設置さ
れ、マンドレル圧入装置7へマンドレル10をガイドす
る役目を持つ。本例のマンドレル圧入装置7は、4個の
ローラ8a〜8dを、上部に2個、下段に2個備え、そ
れぞれ独自の減速機付き油圧モータからなる駆動用モー
タ9a〜9dにより正逆に回転駆動する構成としてい
る。 【0011】このペーパードレン機は、タワー6内にマ
ンドレル10(図2参照)をガイドに沿って上下動自在
に挿入し、フレーム5の側部に取付けられるリール11
(図3参照)に巻かれた帯状のペーパードレン(図示せ
ず)がタワー6の頂部からマンドレル10内に挿入さ
れ、かつペーパードレンの先端がマンドレル10の先端
に係止され、マンドレル10をマンドレル圧入装置7に
よって軟弱地盤に圧入することにより、同時にペーパー
ドレンを軟弱地盤に圧入するものである。マンドレル1
0をその頂部がタワー6の下端部に達するまで押し込ま
れると、マンドレル10の頂部から出たペーパードレン
の部分を作業員が切断し、マンドレル圧入装置7をマン
ドレル10の引抜き方向に作動させてマンドレル10を
引きあげると、ペーパードレンは地中に残り、タワー6
内の垂下されているペーパードレンはマンドレル10内
に挿入される。そして、マンドレル10が最上部まで引
き上げられてマンドレル10の下端からペーパードレン
の下端が露出すると、ペーパードレンの下端をマンドレ
ル10の下端の係止溝に係止させ、マンドレル圧入装置
7によってマンドレル10を再度地盤に圧入することに
より、ペーパードレンを埋設するという作業を繰り返
す。 【0012】本発明においては、図2に示すように、走
行体1の前後方向の中心S1(なお前方とは、運転室4
内の操作レバーの操作を前進方向に行った場合に進行す
る方向が前方、反対方向が後方である。本例において
は、サイドフレーム1aの一端の走行モータ付き駆動ス
プロケット1b側を後方、従動スプロケット1c側を前
方とする。)より図示のL1だけ後方のS2の位置を旋
回中心として旋回装置3を設置する。なお、実施例にお
いては、走行体1の前後方向の中心S1と旋回装置3の
旋回中心S2との間隔L1を80cmとした。また、図
2、図3に示すよ うに、前記フレーム5および前記マン
ドレル圧入装置7は、前記旋回体2の下面より下方に突
出しないように、前記旋回体2の下面より上方に位置し
て設けられている。 【0013】このように、旋回装置3の旋回中心S2を
走行体1の前後方向の中心S1より後方にずらすことに
より、従来よりもタワー6やマンドレル圧入装置7が後
方に設置されても、運転室4とマンドレル圧入装置7と
の間に保守点検のための作業空間を確保することがで
き、タワー6やマンドレル圧入装置7の中心S3を走行
体1の前後方向の中心S1側に寄せることができ、この
間隔L2を小さくすることができる。従って、走行体1
の前後方向と旋回体2の前後方向を一致させてマンドレ
ル10の押込み、引抜きを行う場合、押込み、引抜きの
力が走行体1前後方向の中心S1に近い位置に作用する
こととなり、ペーパードレン機の全体の荷重を押込み、
引抜きに利用することができ、ペーパードレン機を小型
軽量化することが可能となる。また、マンドレル10の
押込み、引抜き作業が安定する。また、安定化のために
用いるカウンタウェイト(図示せず)の重量も少なくて
すみ、この点も小型軽量化に寄与する。 【0014】また、本例のペーパードレン機は、旋回体
2の後部に旋回体2の左右両側に突出させたアウトリガ
ー13を取付け、作業中にはアウトリガー13中の油圧
シリンダを伸長させてアウトリガー13を着地させ、か
つ走行体1の左右のサイドフレーム1a間の間隔を輸送
時より図3に二点鎖線で示すように拡げて安定化させた
状態で作業を行うものである。この場合、走行体1の拡
幅のため、旋回体2をその前後方向が走行体2の前後方
向に対して直角をなすように旋回した状態でアウトリガ
ー13を伸長させることにより、走行体1の左右の一方
を持ち上げ、拡幅用油圧シリンダ(図示せず)を伸長さ
せる場合、旋回体1の後部のアウトリガー13の取付け
部と旋回中心S2との間の間隔L3を従来より短くする
ことができ、このことも旋回体の小型化に寄与する。 【0015】また、運転室4の前方にマンドレル圧入装
置7の保守点検のための広い作業空間を確保することが
でき、作業性が向上する。 【0016】 【発明の効果】本発明によれば、旋回装置の旋回中心
を、前記走行体の前後方向の中心より後方に位置させた
ので、タワーやマンドレル圧入装置を走行体の前後方向
の中心側に寄せることができ、ペーパードレン機の自重
をマンドレルの押込み、引抜きに有効に用いることがで
きる。これにより、マンドレルの押込み、引抜き作業中
において、ペーパードレン機が安定する。 【0017】また、旋回体後部と前部のタワーやマンド
レル圧入装置とからなる荷重を走行体の前後方向の中心
に設定するための旋回体後部の重量増加やカウンタウェ
イトの重量増加の度合いが軽減され、機械重量のマンド
レル圧入作業への有効利用とも相俟って、ペーパードレ
ン機の小型軽量化が達成される。 【0018】なた、マンドレル圧入装置の保守点検のた
めの運転室とマンドレル圧入装置との間の作業空間を広
くかつ容易に確保することができ、作業性が向上する。 【0019】また、アウトリガーを旋回体の後部に有す
るものにおいては、アウトリガーと旋回装置の中心との
距離を短くすることができ、このことも小型化に寄与す
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明によるペーパードレン機の一実施の形態
を示す左側側面図である。 【図2】本実施の形態のペーパードレン機の右側側面図
である。 【図3】本実施の形態のペーパードレン機の正面図であ
る。 【符号の説明】 1:クローラ式走行体、2:旋回体、3:旋回装置、
4:運転室、5:フレーム、6:タワー、7:マンドレ
ル圧入装置、8a〜8d:ローラ、9a〜9d:ローラ
駆動用モータ、10:マンドレル、11:リール、1
3:アウトリガー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 3/10 103

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】走行体上に旋回装置を介して旋回体を設置
    し、 該旋回体上に運転室を設置すると共に、旋回体上に前記
    運転室より前方に突出したフレームを設置し、 前記フレーム上に、マンドレル圧入装置と、該マンドレ
    ル圧入装置上でマンドレルをガイドするタワーを搭載し
    たペーパードレン機において、前記フレームおよび前記マンドレル圧入装置は、前記旋
    回体の下面より下方に突出しないように、前記旋回体の
    下面より上方に位置して設けられ、 前記旋回装置の旋回中心を、前記走行体の前後方向の中
    心より後方に位置させたことを特徴とするペーパードレ
    ン機。
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