JP2639971B2 - 空気清浄機の制御装置 - Google Patents

空気清浄機の制御装置

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JP2639971B2
JP2639971B2 JP63174802A JP17480288A JP2639971B2 JP 2639971 B2 JP2639971 B2 JP 2639971B2 JP 63174802 A JP63174802 A JP 63174802A JP 17480288 A JP17480288 A JP 17480288A JP 2639971 B2 JP2639971 B2 JP 2639971B2
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air purifier
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博通 古山
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、ガスセンサによる空気清浄機の制御に関
し、例えば居室用や車両用等の空気清浄機の制御に用い
る。
(ロ)従来の技術 関連する先行技術は、たとえば、特開昭56−131,412
や特開昭60−27,849などに見られるが、これらの技術
は、室内空気の汚染の主因である喫煙には鋭いガス濃度
の増加が伴い、センサの経時変化や温度、湿度の変動、
あるいは公害等による大気自体の汚染とは区別し得るこ
とに着目したものである。
(ハ)発明が解決しようとする課題 これらの先行技術は、いずれも、センサ出力の低下か
ら、空気汚染の解消を検出していきる。しかしガスへの
浄化能力が不充分で、空気中の粉塵の除去に主眼を置い
た空気清浄機では、充分に粉塵を除去してもセンサ出力
は低下せず、空気洗浄機は停止しないことになる。そこ
で、本願出願人は、特願昭62−235854(昭和62年10月20
日出願)において、粉塵とガスの浄化能力がアンバラン
スな空気清浄機をガスセンサで制御する制御装置、特
に、ガスセンサにより検出されるガス濃度の飽和時点か
ら一定時間後に浄化動作を停止させる制御装置を提案し
た。
しかしながら、ガス濃度の飽和時点から一定時間後に
浄化動作を終了すると、次のような問題点を生じる場合
がある。
(1)空気清浄機を使用する部屋の大きさが、所定の部
屋の大きさよりも小さい場合には、空気清浄機が必要以
上に長く運転される。
(2)空気清浄機を使用する部屋の大きさが、所定の部
屋の大きさよりも大きい場合には、充分に浄化が行われ
ない内に、空気清浄機が停止してしまう。
(ニ)課題を解決するための手段 この発明は、ガスセンサと、ガスセンサ出力によって
検出される濃度の増加から空気清浄機の作動を開始させ
るための手段と、空気清浄機動作時のガスセンサ出力の
時間的変化が飽和したことを検出するための検出手段
と、ガスセンサ出力の時間的変化の飽和が検出された後
の所定設定時間後に空気清浄機の動作を停止させるため
のタイマ手段と、空気清浄機を使用する部屋の大きさに
応じて前記タイマ手段の設定時間を変化させるための手
段を設け、検出手段の飽和検出に基づいて、タイマ手段
が作動を開始し、設定手段にて設定された時間だけ空気
清浄機を運転させた後停止させることを特徴とする空気
清浄機の制御装置である。
(ホ)作用 設定手段によってタイマーの設定時間を調節すること
ができるので、空気清浄機を使用する部屋の大きさに対
応した時間をタイマーに設定して、空気清浄機を運転す
ることにより、運転時間の部屋の大きさによる過不足が
なくなる。
(ヘ)実施例 以下、図面に示す実施例に基づいて、この発明を詳述
する。これによって、この発明が限定されるものではな
い。
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図であ
り、1はマイクロコンピュータを備えた制御部、2はガ
ス濃度が増大すると電気抵抗値が低下するセンサを使用
しそのセンサによって変化する抵抗の変化を直流電圧の
変化に変換して出力するガスセンサー部、3はガスセン
サー部2に定電圧を供給するセンサー定電圧部、4はガ
スセンサーのヒータに定電圧を供給するヒータ定電圧
部、5はガスセンサー部2のアナログ出力をデジタル値
に変換して制御部1に入力するガス濃度検出部、6はガ
ス検出感度をボリュームにより設定すると共に設定値を
デジタル値に変換する感度設定・検出部、7は制御部1
に内蔵された運転時間用タイマーの計時設定時間を任意
に設定することができるスライド式ボリュームを備えた
運転時間設定部、8は各部回路に電源を供給する電源
部、9は電源部8から供給する電源電圧を定電圧に変換
する定電圧部、10は各種操作用のスイッチを備えたキー
入力部、11は制御部1へシステムクロックを供給する発
振部、12は図示しない空気浄化機の静電集塵用及び陰イ
オン発生用の高電圧発生部、13は制御部1の出力を受け
て高電圧発生部12の高電圧出力をオン・オフする高圧ド
ライバー部、14は空気清浄機に設けられた静電集塵用フ
ァンを回転させるファンモータ、15はファンモータ14の
オン・オフ及び回転速度の切換えを行うモータドライバ
ー部、16はファンの風量表示を行うLED表示部、17は空
気清浄機の各種運転状態を表示するLED表示部、18はキ
ー入力部10のスイッチの確認音その他を発するブザーで
ある。
次に、第1図に示す制御装置の動作を第2図のフロー
チャートを用いて説明する。まず、ステップ201におい
て、ガスセンサー部2のセンサーの基準抵抗値Rmaxが読
込まれ、次に運転時間設定部7において部屋の大きさに
応じて設定された運転時間T0が読込まれる(ステップ20
2)。次に、ガスセンサー部2のガスセンサー抵抗Rsが
読み込まれ(ステップ203)、基準値Rmaxとの比、Rs/Rm
axが算出され、その比が所定値a以下になると、すなわ
ち、ガス濃度が所定値以上になると(ステップ204)、
ファンモータ14及び高電圧発生部12が駆動され(ステッ
プ205)、空気清浄機はその運転を開始する。引き続
き、ガスセンサー部2のセンサー抵抗Rsが所定時間ごと
に読み込まれ(ステップ206)、それらの読み込み値に
差がなくなって、ガス濃度が飽和すると(ステップ20
7)、制御部1に内蔵されたタイマーが設定時間T0の計
時を開始する(ステップ208)。
さらに、センサー抵抗Rsが引き続き読み込まれ(ステ
ップ209)、基準値Rmaxとの比、Rs/Rmaxが(a+0.05)
以上になりガス濃度が飽和値より所定値より低下すると
(ステップ210)、ファンモータ14および高電圧発生部1
2の駆動は停止される(ステップ211)。また、センサー
抵抗Rsの読み込み値に変化がない場合でも、タイマーが
時間T0の計時を終了すると(ステップ212)、ファンモ
ータ14及び高電圧発生部12の駆動が停止して(ステップ
211)、空気清浄機の運転が終了する。
以上の動作をガス濃度及び粉塵濃度に対応させて説明
すると、第3図に示すようにガス濃度が所定値より増大
すると空気清浄機を作動させ、その後、粉塵の濃度が低
下して、その程度が、ガス濃度の変化から判別される場
合には、すなわち、ガス濃度が最大値から所定値だけ低
下して粉塵濃度が十分に低下したとみなされる場合に
は、その時点で空気清浄機の作動を停止させる(空気清
浄機は時間T1だけ駆動する)。
また、第4図に示すようにガス濃度が所定値を越えた
ときから空気清浄機を作動させ、粉塵濃度が低下しても
ガス濃度に低下が見られない場合には、部屋の大きさに
よって設定した時間T0だけ空気清浄機を運転する。
このようにして、空気清浄機は過不足なく運転され、
部屋の粉塵が適正に浄化されることになる。
なお、運転時間設定部7のスライドボリュームには、
例えば、床面積や畳の枚数などを目盛っておけば、それ
を目安として容易に運転時間が設定できる。また、ファ
ンモータ14の回転速度を、部屋が大きい時には高速に
し、部屋が小さいときには低速にするよう、部屋の大き
さに応じて変化させるようにしてもよい。なお、この実
施例においては、運転時間の設定は使用者が手動で設定
するようにしているが、適当なセンサーを使用して部屋
の大きさを検出し自動的に運転時間を設定するようにし
てもよい。
(ト)発明の効果 この発明によれば、空気清浄機の運転時間が空気清浄
機を使用する部屋の大きさに対応して設定されるので、
空気清浄機は、必要以上に長時間運転されたり、運転時
間が不足したりするようなことがなく、効率よく運転さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
は第1図の動作を示すフローチャート、第3図及び第4
図はこの発明の空気清浄機を使用した場合のガス濃度及
び粉塵濃度を示すグラフである。 1……マイクロコンピュータ、 2……センサー部、7……運転時間設定部、 12……高電圧発生部、14……ファンモータ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガスセンサと、 ガスセンサ出力の増加から空気清浄機の作動を開始させ
    るための手段と、 空気清浄機動作時のガスセンサ出力の時間的変化が飽和
    したことを検出するための検出手段と、 ガスセンサ出力の時間的変化の飽和が検出された後の所
    定設定時間後に空気清浄機の動作を停止させるためのタ
    イマ手段と、 空気清浄機を使用する部屋の大きさに応じて前記タイマ
    手段の設定時間を変化させるための設定手段、 を設け、前記検出手段の飽和検出に基づいて、前記タイ
    マ手段が作動を開始し、前記設定手段にて設定された時
    間だけ空気清浄機を運転させた後停止させることを特徴
    とする空気清浄機の制御装置。
JP63174802A 1988-07-13 1988-07-13 空気清浄機の制御装置 Expired - Lifetime JP2639971B2 (ja)

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