JP2639769B2 - 研削盤 - Google Patents

研削盤

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JP2639769B2
JP2639769B2 JP4222199A JP22219992A JP2639769B2 JP 2639769 B2 JP2639769 B2 JP 2639769B2 JP 4222199 A JP4222199 A JP 4222199A JP 22219992 A JP22219992 A JP 22219992A JP 2639769 B2 JP2639769 B2 JP 2639769B2
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    • B24—GRINDING; POLISHING
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    • B24B55/00—Safety devices for grinding or polishing machines; Accessories fitted to grinding or polishing machines for keeping tools or parts of the machine in good working condition
    • B24B55/06—Dust extraction equipment on grinding or polishing machines
    • B24B55/10—Dust extraction equipment on grinding or polishing machines specially designed for portable grinding machines, e.g. hand-guided
    • B24B55/105—Dust extraction equipment on grinding or polishing machines specially designed for portable grinding machines, e.g. hand-guided with oscillating tools
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    • B24B—MACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
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    • B24B23/04—Portable grinding machines, e.g. hand-guided; Accessories therefor with oscillating grinding tools; Accessories therefor

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、盤に固定した揺動軸線
を中心に研削工具を発振駆動する揺動軸を有する研削盤
であって、研削工具が研削面と少なくとも１つの角範囲
とを有し、吸引ノズルを介し研削粉塵を吸引する吸引フ
ードが盤に固定可能に設けてあるものに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】かかる研削盤がＤＥ ３７ ２４ ７４
７ Ａ１により知られている。そこでは研削面に多数の
吸引穴が設けてあり、研削面で発生した粉塵はこの穴か
ら装着した吸引フードを介し吸引することができる。
【０００３】かかる研削盤でほぼ無粉塵の作業を行うこ
とができ、これは特に健康に有害な材料の場合に必要で
ある。
【０００４】しかしかかる研削盤は表面の精密加工には
限定的に適しているだけであり、特に表面が例えばアク
リルガラス等の比較的軟質の材料又は例えば岩石等のき
わめて硬い材料からなる場合そうであることが判明し
た。ごく慎重に作業する場合でもかかる材料を乾式仕上
で研削するとき微細な表面掻傷を避けることができな
い。
【０００５】更にＤＥ ８５ ２３ ９９３ Ｕ１によ
り知られている研削盤用吸引フードは上から研削盤に装
着可能であり、吸引フードは研削盤を完全に、縁が大き
く張り出して閉蓋する。
【０００６】かかる吸引フードは形状寸法が研削盤に全
く調整してなく、吸引作用がきわめて弱く、殆どの適用
事例で十分ではない。更に、例えばエッジ等の到達困難
な面の加工が本来なら研削工具の角範囲で可能である
が、この加工が妨げられるので、組合せ配置の構造寸法
の著しい増大はかなりの欠点を意味する。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、研削時溝生成の危険を減らし又同時に良好な吸引作
用を保証した研削盤を提供することである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題が冒頭指摘した種類の研削盤において研削面を、穴を
設けていない閉じた面として構成し、吸引フードが研削
工具を上から取り囲み且つ研削工具の側面を少なくとも
部分的に取り囲み、吸引ノズルが吸引フードに研削面の
角範囲から離れた方の範囲で横から連通し、吸引フード
が吸込室を有し、該吸込室が吸引ノズルから研削工具の
吸引ノズルとは反対側の側面へと延び、研削工具の上面
に向かって成端していることにより解決される。
【０００９】つまり本発明によれば研削面が閉じた面と
して構成してある。研削面に穴が設けてないことによ
り、従来の研削盤の場合吸引穴の縁に生じる諸問題が発
生しない。従来の研削盤では強い機械荷重によって吸引
穴の周囲に突起物が発生することがあるが、こうして吸
引穴の縁の突起物が避けられる。同時に吸引穴の周囲で
研削面の摩滅が避けられ、均一な表面加工が可能であ
る。
【００１０】吸引フードが研削工具を上から取り囲み又
同時に研削工具の側面を少なくとも部分的に取り囲むの
で、研削面の角範囲に対し横から吸引フードに連通する
吸引ノズルと、吸引ノズルから研削工具の角範囲の方に
延びた吸込室と合わせ、良好な吸引作用が得られる。
【００１１】加工時多くの場合強い荷重に曝される角範
囲でも吸引作用は溝のない作業を可能とするのに十分で
ある。
【００１２】研削装置の吸引フードが僅かな距離で横か
ら取り囲むだけであるので、運動の自由度は縁範囲や角
範囲の加工時にも殆ど制限されない。
【００１３】有利な１展開では吸込室の横断面が吸引ノ
ズルから研削工具の反対側側面へと先細となっている。
【００１４】横断面が一定であると負圧が吸込路の長さ
にわたって徐々に減少し、その末端では吸込作用のかな
りの劣化を生じるであろう。横断面を狭めることによ
り、負圧の低下にもかかわらず吸引空気質量が横断面の
狭まりに応じて低減しているので高い風速が、従って良
好な吸込作用が達成される。
【００１５】こうして縁範囲全体にわたって均一な吸引
が確保してある。角範囲は加工時多くの場合強い荷重を
受け、それ故角範囲では多くの場合粉塵が多く発生する
が、この角範囲でも良好な吸引作用が保証してある。
【００１６】付加的１展開では研削工具が三角形の研削
面を有し、吸込室が心臓形状であり、心臓形状の先端が
研削面の角範囲に付属して設けてあり、吸引ノズルが先
端に向かって吸込室に連通している。
【００１７】研削工具の研削面を三角形に構成すると吸
込室の心臓形状が流れ条件への格別好ましい適合を可能
とすることが判明した。これにより流れ損失が防止さ
れ、吸引ノズルから反対側の角範囲へと吸込室の横断面
が低減していることと合わせ、吸引ノズルとは反対側の
遠く離れた角範囲でも吸引ノズル近くの２つの側部角範
囲でも均一な吸引作用が達成される。
【００１８】更に別の１構成では吸引フードが駆動装置
ケーシングに固着するため中央に受容ノズルを有し、該
ノズルに揺動軸が挿通してある。
【００１９】この実施では吸引フードの駆動装置ケーシ
ングへの簡単な固着が保証される。
【００２０】付加的１展開では受容ノズルが延長部を有
し、該延長部が吸込室内に突出し研削工具に対し密封し
てある。
【００２１】このことの利点として、受容ノズルを介し
外部空気を吸収することによる吸収能力の低下が避けら
れる。
【００２２】本発明の別の１構成によれば吸引ノズルが
ほぼ腎臓形横断面であり、研削工具に対向し外方に僅か
に凸面状に湾曲した下部側壁を有し、該側壁に付属して
外方に僅かに凹面状に湾曲した上部側壁が設けてある。
【００２３】吸引ノズルのこの構成は吸引ノズルが心臓
形吸込路に連通する箇所でできるだけ小さな流れ抵抗を
可能とし、吸込路の中央に受容ノズル延長部が配置して
ある。
【００２４】本発明の有利な１展開では吸引フードが合
成樹脂からなる。こうして射出成形法での簡単な製造と
軽量が保証してある。
【００２５】前記特徴及び以下なお説明する特徴はその
都度記載した組合せだけでなく、本発明の枠から逸脱す
ることなく別の組合せや単独でも勿論適用することがで
きる。
【００２６】
【実施例】本発明の１実施例が図面に示してあり、以下
詳しく説明する。
【００２７】図１には本発明による研削盤が全体に符号
１０としてある。駆動装置ケーシング３０内に、盤に固
定した揺動軸線１４を中心に研削工具１２を発振駆動す
る揺動軸２４が配置してある。
【００２８】図示省略した駆動装置は構造及び機能がＥ
Ｐ０ ２４４ ４６５ Ｂ１により周知の研削盤と全く
同じである。
【００２９】揺動軸２４の遊端に研削工具１２が固着し
てあり、これが三角形の研削面１６を有する。研削工具
１２を取り囲んだ吸引フードは全体に符号２０としてあ
る。吸引フード２０は外面の中央で僅かに円錐形に斜切
りされた受容ノズル２６を有し、該ノズルは吸引フード
２０の内部で円筒形延長部３８が研削工具１２の方に延
設してある。受容ノズル２６は駆動装置ケーシング３０
のフランジ状に形成した末端に嵌着してあり、付加的に
例えば締付リングによりケーシングに固着しておくこと
ができる。
【００３０】延長部３８の端面にシールリング３９が嵌
入してあり、これは研削工具１２の、研削面１６から離
れた方の裏面３２に密封当接する。
【００３１】吸引フード２０はその外形状が研削工具１
２の三角形状に適合してある。吸引フード２０は受容ノ
ズル２６を基準に対称に配置した３つの、外方に僅かに
凸面状に湾曲した側面２７を有し、該側面は研削工具１
２の側面３４を外側から閉蓋し又その端面２５が研削面
１６に対し僅かな距離で引っ込めてあり、研削工具１２
を案内する加工面４４と端面２５との間に僅かな間隙が
形成してある。
【００３２】こうして端面２５が加工面４４と接触する
のが避けられ、これによって吸引作用が著しく損なわれ
ることもない。
【００３３】吸引フードの３つの側面２７は偏平にした
角２９により互いに結合してある。吸引フードの側面２
７と研削工具１２の側面３４との距離は研削工具が揺動
軸線１４を中心に約７°までの小さな揺動角度だけ毎分
約２５０００までの高周波数で発振旋回可能となるよう
選定してあり、その際研削工具１２が吸引フード２０の
側面２７に接触することもない。
【００３４】図２，図３から認めることができるように
フード２０の側面２７と角２９とを制限しているフード
の蓋３１は研削工具１２の裏面３２とほぼ平行に延び、
但し中央延長部３８の方に僅かに湾曲している。研削工
具１２のフード蓋３１と裏面３２との距離は数ｍｍにす
ぎない。
【００３５】フード蓋３１内に設けてある吸込室２８は
吸引フード２０の２つの角２９間で横から連通した吸引
ノズル２２から反対側の角２９まで延びている。吸込室
２８は図３の下面図において心臓形状であり、心臓形状
の先端３６は吸引フードの角２９で直接成端している。
吸込室２８は中央の延長部３８を両側から対称に取り囲
み、先端３６とは反対側にある幅広端が吸収ノズル２２
の穴２３に直接移行している。
【００３６】吸込室２８の横断面は穴２３からその反対
側の先端３６にかけて先細となっている。このことはフ
ード蓋３１と吸込室２８の上面との間の距離ｈを吸引ノ
ズル２２の側から先端３６にかけて連続的に減少するこ
とによって達成される。吸込室２８はその先端３６がフ
ード蓋３１に移行している。
【００３７】吸引ノズル２２の横断面は図４に見ること
ができる。吸引ノズル２２は下部側壁４０が研削工具１
２に対向し外方に僅かに凸面状に湾曲し、横断面で見て
ほぼ腎臓形に形成してあり、この側壁に付属して上部側
壁４２は外方に僅かに凹面状に湾曲している。両方のほ
ぼ平行な側壁４０，４２は縁範囲で湾曲部分４３を介し
互いに移行している。
【００３８】図１によれば吸収ノズル２２に差込部品２
１が差込可能であり、その横断面が吸収ノズル２２に調
整してあり、殆ど空密な結合が得られる。差込部品は図
示省略した仕方で駆動装置ケーシング３０と平行に案内
してあり、付加的に冒頭触れたＤＥ ３７ ２４ ７４
７ Ａ１に記載の研削盤の場合と同様に金具を介し又は
ベルクロテープを使って駆動装置ケーシング３０で保持
してあり、吸収ホースを介し吸引装置と接続してある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明による研削盤の下部範囲と装着した吸引
フードとの部分断面図である。
【図２】図１に示す吸引フードを下から見た斜視図であ
る。
【図３】図２に示す吸引フードの下面図である。
【図４】図１〜図３に示す吸引フードの側面図である。
【符号の説明】
１０ 研削盤 １２ 研削工具 １４ 揺動軸線 ２０ 吸引フード ２４ 揺動軸 ２６ 受容ノズル ３０ 駆動装置ケーシング ３９ シールリング ◆
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホルスト ミルシュ ドイツ連邦共和国 デー7056 ヴェイン スタットツィーゲレイストラッセ 36 (56)参考文献 特開 昭64−40276（ＪＰ，Ａ)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 盤に固定した揺動軸線（１４）を中心に
    研削工具（１２）を発振駆動する揺動軸（２４）を有す
    る研削盤であって、研削工具（１２）が研削面（１６）
    と少なくとも１つの角範囲（１８）とを有し、吸引ノズ
    ル（２２）を介し研削粉塵を吸引する吸引フード（２
    ０）が機器に固定可能に設けてあるものにおいて、研削
    面（１６）が穴を設けていない閉じた面として構成して
    あり、吸引フード（２０）が研削工具（１２）を上から
    取り囲み且つ研削工具の側面（３４）を少なくとも部分
    的に取り囲み、吸引ノズル（２２）が吸引フード（２
    ０）に研削面（１６）の角範囲（１８）から離れた方の
    範囲で横から連通し、吸引フード（２０）が吸込室（２
    ８）を有し、該吸込室が吸引ノズル（２２）から研削工
    具（１２）の吸引ノズル（２２）とは反対側の側面へと
    延びていることを特徴とする研削盤。
  2. 【請求項２】 吸込室（２８）の横断面が吸引ノズル
    （２２）から研削工具（１２）の反対側側面へと先細と
    なっていることを特徴とする請求項１記載の研削盤。
  3. 【請求項３】 研削工具（１２）が三角形の研削面（１
    ６）を有し、吸込室（２８）が心臓形状に形成してあ
    り、心臓形状の先端（３６）が研削面（１６）の角範囲
    （１８）に付属して設けてあり、吸引ノズル（２２）が
    先端（３６）に向かって吸込室（２８）に連通している
    ことを特徴とする請求項１又は２記載の研削盤。
  4. 【請求項４】 吸引フード（２０）が駆動装置ケーシン
    グ（３０）に固着するため中央に受容ノズル（２６）を
    有し、このノズルに揺動軸（２４）が挿通してあること
    を特徴とする先行請求項のいずれか１項記載の研削盤。
  5. 【請求項５】 受容ノズル（２６）が延長部（３８）を
    有し、該延長部が吸込室（２８）内に突出し研削工具
    （１２）に対し密封してあることを特徴とする請求項４
    記載の研削盤。
  6. 【請求項６】 吸引ノズル（２６）がほぼ腎臓形横断面
    であり、研削工具（１２）に対向し外方に僅かに凸面状
    に湾曲した下部側壁（４０）を有し、該側壁に付属して
    外方に僅かに凹面状に湾曲した上部側壁（４２）が設け
    てあることを特徴とする先行請求項のいずれか１項記載
    の研削盤。
  7. 【請求項７】 吸引フード（２０）が合成樹脂からなる
    ことを特徴とする先行請求項のいずれか１項記載の研削
    盤。
JP4222199A 1991-08-03 1992-07-30 研削盤 Expired - Lifetime JP2639769B2 (ja)

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