JP2638951B2 - ミシンの自動縫製装置 - Google Patents
ミシンの自動縫製装置Info
- Publication number
- JP2638951B2 JP2638951B2 JP16956388A JP16956388A JP2638951B2 JP 2638951 B2 JP2638951 B2 JP 2638951B2 JP 16956388 A JP16956388 A JP 16956388A JP 16956388 A JP16956388 A JP 16956388A JP 2638951 B2 JP2638951 B2 JP 2638951B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing machine
- base
- cloth
- sewing
- air cylinder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 37
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 26
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、ミシンの自動縫製装置に関するもので、特
に、被加工布をミシンにセツトするための装置に関する
ものである。
に、被加工布をミシンにセツトするための装置に関する
ものである。
（従来の技術） 従来、被加工布をミシンにセツトする作業は、作業者
がその都度一回ごとに手でセツトしていた。
がその都度一回ごとに手でセツトしていた。
（発明が解決しようとする課題） しかし、上記した作業は、面倒で且つ工数のかかるも
のであつた。
のであつた。
故に、本発明は上記した欠点を解消することを、その
技術的課題とするものである。
技術的課題とするものである。
（課題を解決するための手段） 上記技術的を解決するために本発明において講じた技
術的手段は、ミシンと、該ミシンの近傍に配設されたベ
ースと、該ベース上に配設され一端が蝶番を介して回動
可能に前記ベースに保持され他端がスプリングを介して
前記ベースに保持された複数枚の被加工布が載置される
布置き台と、前記ベースに駆動手段を介して固定され前
記布置き台上で上下方向且つ前記ミシンと前記布置き台
間とを摺動可能なピツクアツプ装置と、前記駆動手段を
作動させる操作部とを有してミシンの自動縫製装置を構
成したことである。
術的手段は、ミシンと、該ミシンの近傍に配設されたベ
ースと、該ベース上に配設され一端が蝶番を介して回動
可能に前記ベースに保持され他端がスプリングを介して
前記ベースに保持された複数枚の被加工布が載置される
布置き台と、前記ベースに駆動手段を介して固定され前
記布置き台上で上下方向且つ前記ミシンと前記布置き台
間とを摺動可能なピツクアツプ装置と、前記駆動手段を
作動させる操作部とを有してミシンの自動縫製装置を構
成したことである。
（作用） 上記技術的課題は次のように作用する。操作部の操作
により駆動手段が作動し、ピツクアツプ装置が上下方向
に摺動し、被加工布を１枚ピツクアツプ装置に保持す
る。この後、ピツクアツプ装置がミシン側方向に摺動し
て被加工布をミシンにセツトする。このように、操作部
の操作のみにより、被加工布を１枚づつミシンにセット
することができ、その作業は簡単で且つ工数のかからな
いものである。
により駆動手段が作動し、ピツクアツプ装置が上下方向
に摺動し、被加工布を１枚ピツクアツプ装置に保持す
る。この後、ピツクアツプ装置がミシン側方向に摺動し
て被加工布をミシンにセツトする。このように、操作部
の操作のみにより、被加工布を１枚づつミシンにセット
することができ、その作業は簡単で且つ工数のかからな
いものである。
（実施例） 本発明に一実施例を添付図面に基づいて説明する。第
１図ないし第３図に示されるように、周知の布端検出装
置（図示せず）を有するミシン１の支持台２にはベース
３がブラケツト４を介して固定されている。このブラケ
ツト４は断面横Ｕ字形をしており、側面がベース３に固
定され上面と下面に螺合されたハンドル4aとにより支持
台２のフランジ部2aを挟持して支持台２を固定してい
る。このハンドル4aを回し、上面との挟持を解除するこ
とにより、ベース３を支持台２より取り外すことができ
る。ベース３は上下方向に調節可能な調節部５を有する
脚６により保持されている。この調節部５によりベース
３の高さをミシン１の高さに合わせることができる。ベ
ース３上には布置き台７が保持されている。この布置き
台７は一端が蝶番８を介してベース３の上面に固定さ
れ、他端がスプリング９を介してベース３に固定されて
おり、蝶番８を中心に揺動可能となつている。
１図ないし第３図に示されるように、周知の布端検出装
置（図示せず）を有するミシン１の支持台２にはベース
３がブラケツト４を介して固定されている。このブラケ
ツト４は断面横Ｕ字形をしており、側面がベース３に固
定され上面と下面に螺合されたハンドル4aとにより支持
台２のフランジ部2aを挟持して支持台２を固定してい
る。このハンドル4aを回し、上面との挟持を解除するこ
とにより、ベース３を支持台２より取り外すことができ
る。ベース３は上下方向に調節可能な調節部５を有する
脚６により保持されている。この調節部５によりベース
３の高さをミシン１の高さに合わせることができる。ベ
ース３上には布置き台７が保持されている。この布置き
台７は一端が蝶番８を介してベース３の上面に固定さ
れ、他端がスプリング９を介してベース３に固定されて
おり、蝶番８を中心に揺動可能となつている。
ベース３にはブラケツト10が立設されている。このブ
ラケツト10には駆動手段11を介して周知のピツクアツプ
装置12が保持されている。駆動手段11のベース13はブラ
ケツト10に固定されており、このベース13には第１エア
シリンダ装置14が固定されている。この第１エアシリン
ダ装置14の二本のピストン部14aは両端がベース13に固
定されており、シリンダ部14bに第２エアシリンダ装置1
5を介してピツクアツプ装置12が保持されている。この
第１エアシリンダ装置14の作動によりピツクアツプ装置
12を第１図示Ａ方向又はＢ方向に摺動させる。第２エア
シリンダ装置15のピストン部15aの先端にはピツクアツ
プ装置12が固定されており、シリンダ部15bは第１エア
シリンダ装置14のシリンダ部14bに形成されたフランジ
部14cに固定されている。この第２エアシリンダ装置15
の作動によりピツクアツプ装置を第１図示Ｃ方向又はＤ
方向に摺動させる。又、第1,第２エアシリンダ装置14,1
5を作動させる作動スイツチ16と非常時の停止スイツチ1
7を有する操作部18が設けられている。
ラケツト10には駆動手段11を介して周知のピツクアツプ
装置12が保持されている。駆動手段11のベース13はブラ
ケツト10に固定されており、このベース13には第１エア
シリンダ装置14が固定されている。この第１エアシリン
ダ装置14の二本のピストン部14aは両端がベース13に固
定されており、シリンダ部14bに第２エアシリンダ装置1
5を介してピツクアツプ装置12が保持されている。この
第１エアシリンダ装置14の作動によりピツクアツプ装置
12を第１図示Ａ方向又はＢ方向に摺動させる。第２エア
シリンダ装置15のピストン部15aの先端にはピツクアツ
プ装置12が固定されており、シリンダ部15bは第１エア
シリンダ装置14のシリンダ部14bに形成されたフランジ
部14cに固定されている。この第２エアシリンダ装置15
の作動によりピツクアツプ装置を第１図示Ｃ方向又はＤ
方向に摺動させる。又、第1,第２エアシリンダ装置14,1
5を作動させる作動スイツチ16と非常時の停止スイツチ1
7を有する操作部18が設けられている。
次に作動について説明する。
第１図ないし第３図において、操作部18の作動スイツ
チ16を操作すると、第２エアシリンダ装置15が作動し
て、ピツクアツプ装置12が第１図示Ｃ方向に摺動する。
この摺動により、ピツクアツプ装置12が作動し、布置き
台７に載置された複数の被加工布から１枚だけを確実に
保持する。この後、第２エアシリンダ装置15が前記とは
逆に作動し、ピツクアツプ装置12が被加工布を保持した
まま第１図示Ｄ方向に摺動する。次に第１エアシリンダ
装置14が作動してピツクアツプ装置12が第１図示Ａ方向
に摺動し、ピツクアツプ装置12に保持された被加工布の
端部がミシン１にセツトされる。これにより、布端検出
装置が被加工布の端部がセツトされたことを検知してミ
シン１が作動し、ミシン１の送り装置（図示せず）によ
り被加工布が送られ、縫製される。縫製終了後、布端検
出装置により被加工布の布端が検出され縫製が終了した
ことを検知するとミシン１が停止すると共に第１エアシ
リンダ装置14が上記とは逆に作動してピツクアツプ装置
12が第１図示Ｂ方向に摺動し、元に状態に戻る。
チ16を操作すると、第２エアシリンダ装置15が作動し
て、ピツクアツプ装置12が第１図示Ｃ方向に摺動する。
この摺動により、ピツクアツプ装置12が作動し、布置き
台７に載置された複数の被加工布から１枚だけを確実に
保持する。この後、第２エアシリンダ装置15が前記とは
逆に作動し、ピツクアツプ装置12が被加工布を保持した
まま第１図示Ｄ方向に摺動する。次に第１エアシリンダ
装置14が作動してピツクアツプ装置12が第１図示Ａ方向
に摺動し、ピツクアツプ装置12に保持された被加工布の
端部がミシン１にセツトされる。これにより、布端検出
装置が被加工布の端部がセツトされたことを検知してミ
シン１が作動し、ミシン１の送り装置（図示せず）によ
り被加工布が送られ、縫製される。縫製終了後、布端検
出装置により被加工布の布端が検出され縫製が終了した
ことを検知するとミシン１が停止すると共に第１エアシ
リンダ装置14が上記とは逆に作動してピツクアツプ装置
12が第１図示Ｂ方向に摺動し、元に状態に戻る。
上記したように、作動スイツチ16の操作のみにより被
加工布を自動的にミシンにセツトすると共に自動的に縫
製することができるため、その操作は簡単で且つ工数の
かからないものである。これにより、作業者の作業が楽
になり、無人化も可能にすることができる。
加工布を自動的にミシンにセツトすると共に自動的に縫
製することができるため、その操作は簡単で且つ工数の
かからないものである。これにより、作業者の作業が楽
になり、無人化も可能にすることができる。
本発明は、ミシンと、該ミシンの近傍に配設されたベ
ースと、該ベース上に配設され一端が蝶番を介して回動
可能に前記ベースに保持され他端がスプリングを介して
前記ベースに保持された複数枚の被加工布が載置される
布置き台と、前記ベースに駆動手段を介して固定され前
記布置き台上で上下方向且つ前記ミシンと前記布置き台
との間を夫々摺動可能なピツクアツプ装置と、前記駆動
手段を作動させる操作部とを有してミシンの自動縫製装
置を構成したので、被加工布のミシンへのセツトを操作
部の操作のみにより行うことができ、作業者は、簡単な
操作で且つ工数をかけずに、被加工布のミシンへのセツ
トを行うことができる。
ースと、該ベース上に配設され一端が蝶番を介して回動
可能に前記ベースに保持され他端がスプリングを介して
前記ベースに保持された複数枚の被加工布が載置される
布置き台と、前記ベースに駆動手段を介して固定され前
記布置き台上で上下方向且つ前記ミシンと前記布置き台
との間を夫々摺動可能なピツクアツプ装置と、前記駆動
手段を作動させる操作部とを有してミシンの自動縫製装
置を構成したので、被加工布のミシンへのセツトを操作
部の操作のみにより行うことができ、作業者は、簡単な
操作で且つ工数をかけずに、被加工布のミシンへのセツ
トを行うことができる。
第１図は本発明に係るミシンの自動縫製装置の平面図、
第２図はその側面図、第３図は操作部を表す平面図であ
る。 １……ミシン， ７……布置き台， ８……蝶番， ９……スプリング， 11……駆動手段， 12……ピツクアツプ装置， 18……操作部。
第２図はその側面図、第３図は操作部を表す平面図であ
る。 １……ミシン， ７……布置き台， ８……蝶番， ９……スプリング， 11……駆動手段， 12……ピツクアツプ装置， 18……操作部。
Claims (1)
- 【請求項１】ミシンと、該ミシンの近傍に配設されたベ
ースと、該ベース上に配設され一端が蝶番を介して回動
可能に前記ベースに保持され他端がスプリングを介して
前記ベースに保持された複数枚の被加工布が載置される
布置き台と、前記ベースに駆動手段を介して固定され前
記布置き台上で上下方向且つ前記ミシンと前記布置き台
との間を夫々摺動可能なピツクアツプ装置と、前記駆動
手段を作動させる操作部とを有するミシンの自動縫製装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16956388A JP2638951B2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | ミシンの自動縫製装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16956388A JP2638951B2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | ミシンの自動縫製装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0217095A JPH0217095A (ja) | 1990-01-22 |
| JP2638951B2 true JP2638951B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=15888786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16956388A Expired - Lifetime JP2638951B2 (ja) | 1988-07-05 | 1988-07-05 | ミシンの自動縫製装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2638951B2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-05 JP JP16956388A patent/JP2638951B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0217095A (ja) | 1990-01-22 |
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