JP2638572B2 - コンクリートブロック成形方法及びその型枠 - Google Patents

コンクリートブロック成形方法及びその型枠

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はコンクリートブロック
の隣り合った2面に基層と異色の化粧用表層を配するコ
ンクリートブロック成形方法及びその型枠に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】一般に、車道と歩道の境目等に敷設する
所謂カラー積層の縁石コンクリートブロックとしては、
少なくとも隣り合った2面(上面と側面)の表面に着色
を施した構成を採る。このブロックの成形として旧くか
ら知られている成形方法としては、例えば所定のブロッ
ク成形の型枠内に基層材料を上方より詰めて基層部(ブ
ロック本体)を一旦形成し、この後2面の表層面を形成
するために一定板厚(表層厚)をもつた逆L型加圧板を
型枠内に上方より圧入し、前記基層部の上面と片側面
(隣り合った2面)に逆L型加圧板の板厚分の段部(間
隙)を形成し、この間隙段部にカラー積層部材となる表
層材料を充填し、この逆L状に詰まった表層材料を、更
に別途の仕上用逆L型加圧板で押圧し2面にカラー積層
を配するコンクリートブロックとするものである。
【0003】この方法では、型枠内に嵌入させる基層材
料の加圧板とこの基層部を更に押圧する加圧板の形状が
逆L型構造としてなるため、上方から押し込む逆L型加
圧板の垂直板部の下部には、加圧時に基層材料と表層材
料が単に圧迫された状態の筋部となって残ってしまい、
仕上がっブロックの2面全域をカラー積層とするは出来
ず、商品価値を落とすものであった。また、2種類の逆
L型加圧板を要するため、複雑な装置ともなる。
【0004】上記方法の欠陥を改善したものとして、特
公平6−73847号公報に示されたような縁石ブロッ
クの製造方法及び縁石ブロック製造用の型枠のものがあ
る(図12(A)乃至(F)参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記公報の製
造方法にあっては、所定ブロックの型枠a中、一方の側
枠a′を横配設の作動ロッドcで外方(側方向)に後退
自在とする可動側板bの構成とし、該可動側板bの後退
を、型枠aに充填した基層材料Aを振動機dで加振させ
ることで上部に沈降間隙eを形成(図12(B)参照)
した後に所定幅分行い側面側にも間隙e′を形成(図1
2(C)参照)する。この場合、型枠aに詰まった状態
の基層材料Aの片側面に面接触した可動側板bを後退さ
せる離反作動(直角方向の引っ張り)では、基層材料A
が可動側板b面に粘り付いてくるため、剥離性が悪く基
層材料A面が崩れ、画一な間隙e′を得ることはでき
ず、この後、連続となる上面間隙e側から充填する表層
材料Bが必然的に混ざり込み、直線的な2面の表層を形
成しえない。従って、この後型枠a内に下降する加圧板
fの押圧で固め2面に表層を配したブロック製品Cを形
成し、更に加圧板fを型枠a内へ繰り込むと共に底枠と
なる昇降型面プレートgを昇降体hで一定長さ下降させ
ブロック製品Cの型抜きをしても、該ブロック製品はあ
くまでも表層が直線的な盛り層とならず体裁が悪い。
【0006】また、この成形方法で悪い点は、型枠の片
側の可動側板bを前後往復させる移動をもって行うた
め、1個単位でしかブロック形成ができず、量産タイプ
の製造方法に適さない。
【0007】本発明は上記実情に鑑み、隣り合った2面
に表層を配すブロックの形成を、方形型孔を2個並べた
型枠の中央仕切部を横方向へ引き抜き自在の仕切幅が変
えられる仕切板と前記方形型孔に臨む分割型加圧体を組
み合わせることで、上記課題を解決するコンクリートブ
ロック成形方法及びその型枠を提供することを目的とし
たものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、方形ブロック
の隣り合う2面に異色表層を配するコンクリートブロッ
ク成形方法において、上部開放の方形型孔を2個並設す
る型枠本体の中央仕切位置に横方向に引き抜き自在とし
た厚薄二段切換型仕切板の厚板部を臨ませ、前記両方形
型孔に基層材料を上方より充填した後、この基層材料の
上面を下降する分割型加圧体の両側固定加圧板部の押圧
と型枠本体自体に加わる振動で表層厚分だけ圧縮して固
め、加圧体の上昇の後に前記仕切板の横引き抜き移動で
厚板部から薄板部に切換えこの板厚差で両基層部片側面
にも表層間隙を形成し、この各方形型孔の上面と片側面
の2面連続した表層間隙部に表層材料を上方より充填
し、この表層部材を再度下降する分割型加圧体の固定加
圧板部と中間の後退してなる可動加圧板部を揃えた押圧
と型枠本体自体の振動で固め2個の表層付ブロックを一
挙に形成し、且つ分割型加圧体を更に型枠本体内に繰り
込み下降する底面パレット上にブロック製品を型抜きす
る表層付きブロックの成形方法であり、もう一つの発明
は、前記方法を実施する型枠の発明で、上部開放のブロ
ック用方形型孔を2個並設する型枠本体の中央を区画す
る仕切部を、少なくとも2個分のブロック片側面の表層
幅をもつ厚板部と分離仕切幅をもつ薄板部を連続形成し
た厚薄二段切換型仕切板とすると共に、この厚板部又は
薄板部を一端に設けた往復動機構の横方向の引き抜き移
動で型枠本体内に配設し、ブロックの基層部形状と表層
部形状の切換えとし、且つ前記方形型孔に上方より嵌合
する雄型となる分割型加圧体を、前記仕切板の厚板部又
は薄板部に応じて分割下降させるものである。
【0009】更に、雄型となる分割型加圧体が、両側に
方形型孔に嵌まる幅をもつ固定加圧板部を、中間に仕切
板の厚板部の幅をもち且つ中央に薄板部案内スリット付
けた可動加圧板部を配設した分割構成で、基層部成型時
に可動加圧板部を上方に後退させ仕切板との干渉を回避
し、基層部に盛る表層部の形成時に固定加圧板部と可動
加圧板部の下面を揃えるものである。
【0010】また、型枠本体の底枠となる底面パレット
が、振動機を組み込んだ昇降台に載置した底面パレット
である。
【0011】
【作用】上記のような構成のため、2個並んだ方形型孔
を有する型枠本体の上部開放側より基層部材を適宜手段
で供給し各方形型孔の口縁一杯に充填する。このとき中
央仕切部には2個分のブロック片側面の表層幅をもつ厚
薄二段切換型仕切板の厚板部を臨ませ、両方形型孔間に
所定幅の非充填域を形成する。この状態で上方より分割
型加圧体の両側の固定加圧板部を下降させ両方形型孔内
に一定量を押込み、この押圧と型枠本体自体に加わる振
動とで基層部材の上面を表層厚分だけ圧縮し表層間隙を
形成する。この後、分割型加圧体を上方に戻すと共に、
2個の方形型孔の中央仕切板を適宜手段をもって横方向
に引き抜き薄板部に切換えれば、前記厚板部の仕切りで
固まった各方形型孔内の基層部の片側面に、厚板部と薄
板部の板厚差分だけの間隙が形成され表層間隙となる。
この場合、表層間隙を形成する仕切板の移動が、方形型
孔の長手方向の面に対し横方向(水平方向)に移動(ス
ライド)する所謂引き抜き動作で行うため、基層部面は
崩れず仕切板(厚板部)に基層材料が付かずコテ仕上げ
のような直線的な剥離となり、中央に臨む薄板部間とに
画一な表層間隙を得る。勿論、表層間隙は薄板部の両側
に一挙に形成される。
【0012】この状態で、型枠本体の上方から表層材料
を供給すれば、基層部の上面及び片側面に形成された表
層間隙に表層材料が連続した充填となる。更に上方から
分割型加圧体を再度下降させるが、このときは両側固定
加圧板部と基層部形成時に予め後退してなる中間の可動
加圧板部を下げ両下面を揃えた状態としてから所定量を
下降させ、固定加圧板部の下面で基層部上面の表層部材
を、可動加圧板部の下面で基層部片側の表層材料を加圧
して固め表層部を形成する。但し、可動加圧板部の中間
に付けた薄板部案内スリットが仕切板の薄板部上縁に嵌
合するため、全体としてL状となる表層部の鉤折りが確
実な角部として仕上がる。
【0013】このブロック製品の排出は、両方形型孔内
に固定加圧板部を更に下降の繰り込みと可動加圧板部を
薄板部を跨ぐように下降すると共に、型枠本体の底板と
なる底面パレットを同様下降させれば、ブロック製品が
型抜きされる。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例の図面に基づいて説明
すれば、次の通りである。
【0015】図1乃至図10は上面と片側の側面に異色
の表層を配するコンクリートブロックを形成する実施例
を示し、1は所定のブロック形状を呈する上部開放2a
の方形型孔2を2個並設した型枠本体で、この両方形型
孔2,2の中央仕切部は型枠本体1の一側から他側に向
け挿通する厚薄二段切換型仕切板3とし、該仕切板3は
外端に設けたシリンダ等の往復移動機構4で横方向に引
き抜き自在となる構成で、且つ厚薄二段切換型仕切板3
自体は厚板部3aと薄板部3bを前後に配設した1枚板
の二段構造としている。この場合、厚板部3aの厚さ
は、ブロック片側に形成される表層幅kを2個分合わせ
たものと薄板部3bの板厚nを加えた幅とする。5は型
枠本体1の底枠となる底面パレットで、該底面パレット
5は公知の振動機6を組み込んだ昇降台7に載置した構
成である。8は型枠本体1の上方に配置する昇降機構と
なるシリンダ9をもって昇降自在とした一種の雄型とな
る分割型加圧体で、該分割型加圧体8は両側に前記方形
型孔2,2に嵌入する固定加圧板部10,10を配設
し、中間に別途配置の補助シリンダ11で昇降する可動
加圧板部12を設けた分割構成を取り、この可動加圧板
部12は前記仕切板3の厚板部3aと同じ幅をもち、且
つ該可動加圧板部12の中央に薄板部3bが案内される
薄板案内スリット13が所定長さ分を切り込んでいる。
14は型枠本体1の一方の口縁に横配置した基層材料供
給手段で、該基層材料供給手段14は方形型孔2の口縁
と同一面に敷設した案内受台15とこの上面を摺動する
後端にシリンダ16を備えた枠型材料供給箱体17とよ
りなり、また型枠本体1の前記基層材料供給手段14と
対称位置となる口縁に表層材料供給手段18を横配置
し、該表層材料供給手段18は方形型孔2の口縁と同一
面の案内受台19とこの上面を摺動する後端にシリンダ
20を備えた枠型材料供給箱体21とよりなる。
【0016】次にこの作用を説明すると、上面と側面と
なる隣り合った2面に表層を配するブロック製品の形成
に際し、先ず型枠本体1の上部両側に配置した基層材料
供給手段14と表層材料供給手段18の枠型材料供給箱
体17と21に、ブロック用の基層材料Aと表層材料B
をそれぞれ適宜手段(図示せず)をもって供給してお
き、また分割型加圧体8を型枠本体1の上方にあって昇
降用シリンダ9をもって上後退させておく。更に型枠本
体1自体は中央仕切部となる厚薄二段切換型仕切板3を
厚板部3a側に設定しておくものである。
【0017】ここにおいて、一方の基層材料Aを詰めた
枠型材料供給箱体17を、シリンダ16の作動で案内受
台15の上面を摺動しながら前方へ繰り出して型枠本体
1の両方形型孔2,2の真上位置まで臨ませれば、枠型
材料供給箱体17の基層材料Aは開口底17aより自然
落下し方形型孔2,2に供給される(図1参照)。この
後、枠型材料供給箱体17を後退させれば方形型孔2に
詰まった基層材料A以外は開口底17aの口縁でしごか
れ、方形型孔2には一定量だけ充填される。
【0018】次に、上方に待機した分割型加圧体8を下
降させるが、この場合中間の可動加圧板部12はシリン
ダ11の作動で予め上方に少し後退させておき、分割型
加圧体8全体が下降した時、仕切板3の厚板部3aに接
触しないようにしておく。ここで分割型加圧体8が下降
し固定加圧板部10,10が方形型孔2,2に所定幅
(深さ)を加圧嵌入すれば、各方形型孔2内の基層材料
Aは圧縮され型枠本体1自体の昇降台7側の振動機6に
起因する振動と相俟って固められ基層部A′が形成され
る。このため基層部A′の上面には表層分の表層間隙e
ができる。この後、また分割型加圧体8を上昇待機させ
る。
【0019】この後、型枠本体1の方形型孔2,2の中
間にある厚薄二段切換型仕切板3の厚板部3aを、外方
に配置した適宜の横往復移動機構4を作動し型枠本体1
の挿入溝孔22より引き抜きさせ型枠本体1内に薄板部
3bが臨む切換えとする。この場合、基層部A′の片側
面に接した厚板部3aが面方向に引っ張らず横方向(水
平方向)にスライドするため、基層部A′面が崩れるこ
となく剥離性もよく、厚板部3aから薄板部3bの切換
えによる板厚差分の画一な表層間隙e′が形成される
(図3参照)。
【0020】更に、表層材料Bを入れた枠型材料供給箱
体21をシリンダ20の作動で型枠本体1の両方形型孔
2,2の真上位置まで前記同様に繰り出せば、枠型材料
供給箱体21内の表層材料Bが開口底21aより自然落
下し基層部A′の2面に形成された前記表層間隙e,
e′に供給充填される。
【0021】次に、上方に戻った分割型加圧体8を再度
下降させ固定加圧板部10,10を方形型孔2,2の材
料充填面まで下げ押圧するが、このときは、前記基層部
成形時に上方に待機させた可動加圧板部12を下げ、こ
の下面を固定加圧板部10,10の下面と同一面に揃え
ておくため、逆L状に詰まった表層材料B全体が加圧さ
れ型枠本体1自体の振動と相俟って固められ表層部B′
が形成され表層付きブロック製品Cとなる。即ち、2個
の表層付きブロック製品Cが対称位置で一挙に形成され
る。
【0022】最後に、この表層付きブロック製品Cの排
出作動は、前記表層部B′の成形工程の状態下の分割型
加圧体8を、更に下降させて型枠本体1の底面まで繰り
込ませると共に、この型枠本体1の下降と同調させて型
枠本体1の底面パレット5を、昇降台7をシリンダ等の
昇降手段23の作動で連動下降させれば、表層付きブロ
ック製品Cは型枠本体1の方形型孔2,2より形抜きが
なされる(図6参照)。ここで、底面パレット5に載置
された表層付きブロック製品Cを適宜手段(図示せず)
をもって外方に取り出せばよい。
【0023】
【発明の効果】上述の様に、本発明の2面に表層を配す
るコンクリートブロック成形方法及びその型枠は、ブロ
ック用方形型孔を2個並べた型枠本体の中央仕切部を横
引き抜きの厚薄二段切換型仕切板とし、基層材料の充填
固め時に仕切板は厚板部に、表層材料の充填固め時に薄
板部を臨ませる切換機構とし、型枠本体に対し下降する
加圧体を方形型孔に嵌まる固定加圧板部と厚板部に対し
部分的に干渉する可動加圧板部の分割構成したため、ブ
ロック基層部の形成ときは枠型材料供給箱体等にて基層
材料を方形型孔に充填し上方からの固定加圧板部の押圧
と型枠本体自体の振動で簡単に2個分の基層材料が圧縮
され上面に表層間隙ができ、側面に形成の表層間隙は仕
切板の厚板部を薄板部に切換えるだけで、該厚板部と薄
板部の板厚差分で簡単にできる。しかも、この片側面の
表層間隙の形成が、型枠本体に横挿通の仕切板(厚板
部)を基層部に対し横引き抜きのスライド(水平移動)
で行うため、基層部面が従来の直交引っ張りと異なり崩
れず仕切板に付くこともなく画一の表層間隙ができる。
従って、基層部の上面の平坦な表層間隙と鉤折れとなる
連設の片側面の表層間隙に表層材料が直線的に詰めら
れ、下降する加圧体の固定加圧板部と可動加圧板部の押
圧で確実に固められ2面表層部が直線的に仕上がる。即
ち、基層部に対する表層部の積層が直線的に現れ商品価
値を高め得る。また、本発明のブロック成形方法は、2
個用型枠本体と中間に配設の厚薄二段切換型仕切板を組
み合わせた型枠を用いるため、2個分の表層間隙が同時
に成形され、2個のブロックが一挙に出来る量産に適す
る方法となる。更に、型枠自体は2個分の方形型孔をも
つ型枠本体に対し厚板部と薄板部を直線とした二段切換
用仕切板をスライドさせる簡略構成を採るため、量産用
型枠に最適で、且つ誤動作を招かない堅牢な型枠となる
等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すコンクリートブロック
成形方法を実施する型枠と分割型加圧体及び材料供給手
段の概略説明図である。
【図2】同型枠本体の方形型孔に雄型となる分割型加圧
体を嵌入した説明図である。
【図3】同型枠本体の基層材料をかため表層間隙を形成
した説明図である。
【図4】図3の表層間隙に表層材料を充填した説明図で
ある。
【図5】同表層材料を固める説明図である。
【図6】型枠本体から表層付きブロック製品を型抜きし
た説明図である。
【図7】型枠本体の一部切り欠き斜視図である。
【図8】同型枠本体の平面図である。
【図9】同型枠本体にあって厚薄二段切換型仕切板の厚
板部を仕切部とした平面図である。
【図10】同側面図である。
【図11】表層付きブロック製品の斜視図である。
【図12】従来の表層付きブロックの成形方法の説明図
で、(A)は型枠本体に基層材料を充填した図、(B)
は基層部の上面に表層用間隙を形成した図、(C)は可
動側枠を後退させ片側面表層用間隙を形成した図、
(D)は同表層用間隙に表層材料を充填した図、(E)
は同表層材料を加圧した図、(F)は表層付きブロック
製品を型抜きした図である。
【符号の説明】
1 型枠本体 2 方形型孔 3 厚薄二段切換型仕切板 3a 厚板部 3b 薄板部 5 底面パレット 6 振動機 7 昇降台 8 分割型加圧体 10 固定加圧板部 12 可動加圧板部 13 薄板部案内スリット e.e′ 表層間隙

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 方形ブロックの隣り合う2面に異色表層
    を配するコンクリートブロック成形方法において、上部
    開放の方形型孔を2個並設する型枠本体の中央仕切部に
    横方向に引き抜き自在とした厚薄二段切換型仕切板の厚
    板部を臨ませ、前記両方形型孔に基層材料を上方より充
    填した後、この基層材料の上面を下降する分割型加圧体
    の両側固定加圧板部の押圧と型枠本体自体に加わる振動
    で表層厚分だけ圧縮して固め、加圧体の上昇後に前記仕
    切板を横引き抜き移動し厚板部から薄板部に切換えこの
    板厚差で両基層部片側面にも表層間隙を形成し、この各
    方形型孔の上面と片側面の2面連続した表層間隙部に表
    層材料を上方より充填し、この表層部材を再度下降する
    分割型加圧体の固定加圧板部と中間の予め後退してなる
    可動加圧板部を揃えた押圧と型枠本体自体の振動で固め
    2個の表層付ブロックを一挙に形成し、且つ分割型加圧
    体を更に型枠本体内に繰り込み下降する底面パレット上
    にブロック製品を型抜きさせることを特徴とするコンク
    リートブロック成形方法。
  2. 【請求項2】 上部開放のブロック用方形型孔を2個並
    設する型枠本体の中央を区画する仕切部を、少なくとも
    2個分のブロック片側面の表層幅をもつ厚板部と分離仕
    切幅をもつ薄板部を連続形成した厚薄二段切換型仕切板
    とすると共に、この厚板部又は薄板部を一端に設けた往
    復動機構の横方向の引き抜き移動で型枠本体内に配設
    し、ブロックの基層部形状と表層部形状の切換えとし、
    且つ前記方形型孔に上方より嵌合する雄型となる分割型
    加圧体を、前記仕切板の厚板部又は薄板部に応じて分割
    下降させることを特徴とするコンクリートブロック成形
    の型枠。
  3. 【請求項3】 雄型となる分割型加圧体が、両側に方形
    型孔に嵌まる幅をもつ固定加圧板部を、中間に仕切板の
    厚板部の幅をもち且つ中央に薄板部案内スリット付けた
    可動加圧板部を配設した分割構成で、基層部成型時に可
    動加圧板部を上方に後退させ仕切板との干渉を回避し、
    基層部に盛る表層部の形成時に固定加圧板部と可動加圧
    板部の下面を揃える請求項2記載のコンクリートブロッ
    ク成形の型枠。
  4. 【請求項4】 型枠本体の底枠となる底面パレットが、
    振動機を組み込んだ昇降台に載置した底面パレットであ
    る請求項2記載のコンクリートブロック成形の型枠。
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