JP2637925B2 - 信号再生装置 - Google Patents

信号再生装置

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JP2637925B2
JP2637925B2 JP26569194A JP26569194A JP2637925B2 JP 2637925 B2 JP2637925 B2 JP 2637925B2 JP 26569194 A JP26569194 A JP 26569194A JP 26569194 A JP26569194 A JP 26569194A JP 2637925 B2 JP2637925 B2 JP 2637925B2
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敏雄 上川原
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NEC Yamagata Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は信号再生装置に関し、特
に光ディスク等のデータ再生にあたり、データレートの
変動を吸収する機能(以下、ジッタ吸収機能と称す)を
備えた音声信号再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のかかる光ディスク等の信号再生装
置においては、固定型のもの及び可搬型のものがあり、
いずれも複雑な演算・制御機構や大容量のメモリを用い
て構成されている。
【0003】例えば、特開昭63−177321号公報
にも開示されているように、複雑な演算・制御機構を用
いてショックによる音飛の影響を緩和させたもの、ある
いは大容量のメモリを用いて停止したトラック個所への
復帰を実現しようとするものがある。
【0004】特に後者の例においては、光ディスクから
再生された音声信号をメモリ等に貯え、不慮の事態によ
り光ディスクよりの再生信号が停止した場合にも、前記
メモリから一定時間内のデータを出力し続けることによ
り音声信号を再生し続け、その間に光ディスクよりの信
号再生を復帰させるとともに、停止場所から再度データ
を再生し、再び前記メモリに貯えることによって音切れ
を防止している。この例では、信号再生復帰時に、音声
データ列を正確に再生停止時点直後のデータ列より再生
させるために、時間情報を示すQデータを用いるだけで
なく、音声データ列そのものを停止直前の音声データ列
と比較するようにしている。
【0005】図3は従来の一例を示す信号再生装置のブ
ロック図である。図3に示すように、従来の信号再生装
置は、データが記録された光ディスク9と、この光ディ
スク9からの再生データaに基ずき音声データbおよび
Qデータを含むサブコードデータcを復調するデータ復
調回路3と、このデータ復調回路3の音声データbを入
力してジッタ吸収処理を施す音声データジッタ吸収回路
2と、音声データジッタ吸収回路2からのジッタ吸収処
理した音声データeを記憶するメモリ4と、サブコード
データcに基ずき動作開始指示信号f’を出力する時間
情報比較回路6と、この動作開始指示信号f’やジッタ
吸収処理した音声データeなどによりメモリ4に対して
アドレス及び書き込み/読み出し制御信号gを出力する
メモリコントロール回路5aと、音声データジッタ吸収
回路2からのジッタ吸収処理した音声データeやメモリ
コントロール回路5aからの制御信号に基ずき比較一致
検出信号hをメモリコントロール回路5aに戻すデータ
比較回路14と、メモリ4から読み出されたディジタル
信号をD/A変換するD/Aコンバータ7と、このD/
Aコンバータ7の出力を音声信号として出力するスピー
カ8とを有する。
【0006】かかる信号再生装置においては、再生復帰
の際に、音声データ列の比較だけを行うことにより、再
生復帰の時点を決定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の信号再
生装置は、再生復帰の際、再生停止直前の音声データ列
との比較を必要とする。しかしながら、音声データ比較
機構の規模および速度の観点からすると、比較しうる音
声データの個数はたかだか数個であるので、たまたま同
一データ列が存在した場合には、誤って正しくない場所
に再生復帰してしまうという欠点がある。また、従来の
信号再生装置は再生される音声データが必ずしも100
%の再現性を有している訳ではないので、光ディスク上
に塵芥や傷等が有った場合には、その音声データは再現
性が少なくなる。すなわち、従来の音声データ比較によ
る再生装置では、再生復帰できない場合が生ずるという
欠点がある。
【0008】本発明の目的は、かかるデータ比較機構を
不要にして同一データ列が存在したときも正しい場所に
再生復帰できるようにするとともに、光ディスク上に塵
芥や傷等が有った場合にも再生復帰することのできる信
号再生装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の信号再生装置
は、光ディスクの再生データを復調し音声データおよび
Qデータを含むサブコードデータを出力するデータ復調
回路と、前記復調回路に接続し前記音声データのジッタ
を吸収するための音声データジッタ吸収回路と、前記復
調回路に接続し前記時間情報を示すサブコードデータの
ジッタを吸収するためのQデータジッタ吸収回路と、前
記Qデータジッタ吸収回路の出力により動作開始指示信
号を出力する時間情報比較回路と、前記音声データジッ
タ吸収回路からの再生データを予め貯えるメモリと、前
記時間情報比較回路からの前記動作開始指示信号により
前記メモリを制御するメモリコントロール回路とを設
け、再生復帰の際にQデータのみを用いて再生停止時点
の音声データ列を正確に検知するように構成される。
【0010】また、本発明の信号再生装置は、そのQデ
ータジッタ吸収回路の形成を、それぞれ書き込みクロッ
クおよび読み出しクロックを入力して計数する書き込み
カウンタおよび読み出しカウンタと、前記両カウンタ出
力により書き込みあるいは読み出しのアドレスを切り換
える切り換え回路と、書き込みデータを前記切り換え回
路の出力により書き込む一方、読み出しデータを前記切
り換え回路の出力により読み出すためのRAMとで構成
している。
【0011】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明の一実施例を示す信号再生装
置のブロック図である。図1に示すように、本実施例の
信号再生装置は、データが記録された光ディスク9と、
この光ディスク9からの再生データaに基ずき音声デー
タbおよびQデータを含むサブコードデータcを復調す
るデータ復調回路3と、このデータ復調回路3の音声デ
ータbを入力してジッタ吸収処理を施す音声データジッ
タ吸収回路2と、同様にデータ復調回路3のQデータを
含むサブコードデータcを入力してジッタ吸収処理を施
すQデータジッタ吸収回路1と、音声データジッタ吸収
回路2からのジッタ吸収処理した音声データeを記憶す
るメモリ4と、Qデータジッタ吸収回路1のQデータ処
理出力dにより動作開始指示信号fを出力する時間情報
比較回路6と、この動作開始指示信号fによりメモリ4
に対してアドレス及び書き込み/読み出し制御信号gを
出力するメモリコントロール回路5と、メモリ4から読
み出されたディジタル信号をD/A変換するD/Aコン
バータ7と、このD/Aコンバータ7の出力を音声信号
として出力するスピーカ8とを有する。
【0012】かかる信号再生装置においては、データ復
調回路3でデータが記録された光ディスク9より再生さ
れる再生データaに基ずき音声データbおよびQデータ
を含むサブコードデータcの二つのデータに復調する。
これら2つのデータb,cはいずれもジッタ吸収処理前
のデータであるが、双方のデータ間には不確定な時間誤
差は存在しない。つぎに、これら2つのデータb,cは
音声データジッタ吸収回路2およびQデータジッタ吸収
回路1でそれぞれジッタ処理された音声データeおよび
サブコードデータdを出力する。またこれらのデータe
およびdもジッタ吸収前のデータb,cの時間関係同様
に不確定な時間誤差は存在しない。
【0013】このように、データジッタ吸収回路2およ
びQデータジッタ吸収回路1でそれぞれジッタ吸収処理
した音声データeおよびQデータdは、それぞれメモリ
4および時間情報比較回路6に送出される。すなわち、
これらのデータeおよびdは時間誤差が存在しないた
め、時間情報比較回路6はジッタ吸収処理後のQデータ
dのみにより、音声データeの時間を判断できることに
なる。この時間情報比較回路6は、ジッタ吸収後のデー
タdにより正確な再生停止/復帰の時間を判断できるの
で、単にメモリコントロール回路5に動作開始指示信号
fを送出するだけでよい。従って、メモリコントロール
回路5は動作開始指示信号fを受信すると、従来行って
いた比較一致検出を行うことなく、メモリ4に対してア
ドレス及び書き込み/読み出し信号gを送出することに
なる。このために、本実施例においては、従来必要とし
たデータ比較回路を不要にすることができる。
【0014】本実施例では、上述したように、メモリ4
に再生停止直後のデータから正確に音声データeを蓄え
ることができ、そのデータはD/Aコンバータ7を経て
スピーカ8より音切れすることなく出力することができ
る。これにより、不慮の再生停止時においても、確実に
且つ簡単に再生復帰動作を行う信号再生装置を実現する
ことができ、データ比較回路も不要となるため、信号再
生装置の小型化を実現することができる。
【0015】図2は図1に示すQデータジッタ吸収回路
の構成図である。図2に示すように、このQデータジッ
タ吸収回路は、それぞれ書き込みクロックおよび読み出
しクロックを入力して計数する書き込みカウンタ11お
よび読み出しカウンタ12と、これらのカウンタ出力に
より書き込みあるいは読み出しのためのアドレスを切り
換える切り換え回路13と、書き込みデータcをW1,
W2,W3の順に書き込み且つ読み出しデータdをR
1,R2,R3の順で読み出すためのRAM10とから
構成される。このQデータジッタ吸収回路におけるジッ
タ吸収部分は、2つのカウンタ11,12からなるアド
レス回路により制御される。すなわち、書き込み側はジ
ッタを持った不定速度でデータcをRAM10に書き込
むが、読み出し側は一定のレートで読み出しを行うの
で、書き込みデータのジッタが吸収される。
【0016】上述した本実施例によれば、データの再生
復帰の際に、音声データと同時に再生される時間情報を
示すQデータの比較を行うことにより、正確な再生復帰
を実現することができる。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の信号再生
装置は、光ディスクの再生データを復調するデータ復調
回路と、前記復調回路にそれぞれ接続した音声データジ
ッタ吸収回路および時間情報を示すQデータジッタ吸収
回路と、前記Qデータジッタ吸収回路の出力により動作
開始指示信号を出力する時間情報比較回路と、前記音声
データジッタ吸収回路からの再生データを予め貯えるメ
モリと、前記時間情報比較回路からの前記動作開始指示
信号により前記メモリを制御するメモリコントロール回
路とを設けることにより、再生復帰の際、Qデータのみ
を用いて再生停止時点の音声データ列を正確に検知する
ことができるので、音声データ列の比較機構を不要にし
て同一データ列が存在したときも正しい場所に再生復帰
できるようにするとともに、光ディスク上に塵芥や傷等
が有った場合にも再生復帰することができるという効果
がある。すなわち、本発明によれば、装置の小型化およ
び回路の簡略化を実現することができるだけでなく、性
能的にも安定した装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す信号再生装置のブロッ
ク図である。
【図2】図1におけるQデータジッタ吸収回路の構成図
である。
【図3】従来の一例を示す信号再生装置のブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 Qデータジッタ吸収回路 2 音声データジッタ吸収回路 3 データ復調回路 4 メモリ 5 メモリコントロール回路 6 時間情報比較回路 7 D/Aコンバータ 8 スピーカ 9 光デイスク 10 RAM 11 書き込みカウンタ 12 読み出しカウンタ 13 切り換え回路

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクの再生データを復調し音声デ
    ータおよびQデータを含むサブコードデータを出力する
    データ復調回路と、前記復調回路に接続し前記音声デー
    タのジッタを吸収するための音声データジッタ吸収回路
    と、前記復調回路に接続し前記時間情報を示すサブコー
    ドデータのジッタを吸収するためのQデータジッタ吸収
    回路と、前記Qデータジッタ吸収回路の出力により動作
    開始指示信号を出力する時間情報比較回路と、前記音声
    データジッタ吸収回路からの再生データを予め貯えるメ
    モリと、前記時間情報比較回路からの前記動作開始指示
    信号により前記メモリを制御するメモリコントロール回
    路とを設け、再生復帰の際にQデータのみを用いて再生
    停止時点の音声データ列を正確に検知することを特徴と
    する信号再生装置。
  2. 【請求項2】 前記Qデータジッタ吸収回路は、それぞ
    れ書き込みクロックおよび読み出しクロックを入力して
    計数する書き込みカウンタおよび読み出しカウンタと、
    前記両カウンタ出力により書き込みあるいは読み出しの
    アドレスを切り換える切り換え回路と、書き込みデータ
    を前記切り換え回路の出力により書き込む一方、読み出
    しデータを前記切り換え回路の出力により読み出すため
    のRAMとで構成した請求項1記載の信号再生装置。
JP26569194A 1994-10-28 1994-10-28 信号再生装置 Expired - Lifetime JP2637925B2 (ja)

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