JP2637846B2 - 自動車用大電流ヒューズ - Google Patents
自動車用大電流ヒューズInfo
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- H01J61/02—Details
- H01J61/04—Electrodes; Screens; Shields
- H01J61/06—Main electrodes
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H85/00—Protective devices in which the current flows through a part of fusible material and this current is interrupted by displacement of the fusible material when this current becomes excessive
- H01H85/02—Details
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H69/00—Apparatus or processes for the manufacture of emergency protective devices
- H01H69/02—Manufacture of fuses
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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- H01H85/041—Fuses, i.e. expendable parts of the protective device, e.g. cartridges characterised by the type
- H01H85/044—General constructions or structure of low voltage fuses, i.e. below 1000 V, or of fuses where the applicable voltage is not specified
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- H01H85/175—Casings characterised by the casing shape or form
- H01H85/1755—Casings characterised by the casing shape or form composite casing
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、その最も重要な適用例を、蓄電池から生成
する低電圧で発生させる実質的に80アンペアを越える通
常電流を処理する回路のために設計された自動車用ヒュ
ーズに有している。これらの大電流自動車用ヒューズ
は、例えば、アメリカ特許No.4,635,023に開示されてい
るプラグイン・ブレード・ヒューズと対照的である。こ
の特許は、約80アンペアまでの電流定格しか有していな
い乗用車回路にいま広く用いられているヒューズを開示
している。しかし、発明は、電流定格が80アンペア未満
のヒューズにも使用できる。
する低電圧で発生させる実質的に80アンペアを越える通
常電流を処理する回路のために設計された自動車用ヒュ
ーズに有している。これらの大電流自動車用ヒューズ
は、例えば、アメリカ特許No.4,635,023に開示されてい
るプラグイン・ブレード・ヒューズと対照的である。こ
の特許は、約80アンペアまでの電流定格しか有していな
い乗用車回路にいま広く用いられているヒューズを開示
している。しかし、発明は、電流定格が80アンペア未満
のヒューズにも使用できる。
背景技術 アメリカ特許No.4,635,023に開示されている自動車用
ブレード・タイプ・プラグイン・ヒューズは、薄ボック
スのようなハウジングと、プレートに似ていてそこに固
定された全て金属製のプラグイン・ヒューズ要素を具備
する２−ピース・アセンブリーである。金属製のプラグ
イン・ヒューズ要素は、ハウジングの１つの側面から延
長する、ペアの空間が開けられて直面する露出されたタ
ーミナル・ブレードを備えている。これらのターミナル
・ブレードは圧力クリップ・ソケット・ターミナルに差
し込まれている。ターミナル・ブレードの電流搬送エク
ステンションは、これらがハウジング壁できっちりと囲
われているハウジングに延長している。その末端の間で
支えられていないヒューズ・リンクは、電流搬送エクス
テンションの間で吊るされながら延長していて、なおか
つ、ハウジング側壁から空間が開けられている。
ブレード・タイプ・プラグイン・ヒューズは、薄ボック
スのようなハウジングと、プレートに似ていてそこに固
定された全て金属製のプラグイン・ヒューズ要素を具備
する２−ピース・アセンブリーである。金属製のプラグ
イン・ヒューズ要素は、ハウジングの１つの側面から延
長する、ペアの空間が開けられて直面する露出されたタ
ーミナル・ブレードを備えている。これらのターミナル
・ブレードは圧力クリップ・ソケット・ターミナルに差
し込まれている。ターミナル・ブレードの電流搬送エク
ステンションは、これらがハウジング壁できっちりと囲
われているハウジングに延長している。その末端の間で
支えられていないヒューズ・リンクは、電流搬送エクス
テンションの間で吊るされながら延長していて、なおか
つ、ハウジング側壁から空間が開けられている。
本発明のヒューズを含み上記したヒューズ及び他のタ
イプのヒューズ・リンクは、ヒューズ溶断条件のもとで
溶融し且つ時々蒸発する。これらのヒューズは、30分以
内に定格電流の135％のいう様な適度では有るが長い時
間負荷状態におかれた過剰負荷電流のもとか、または瞬
間的な短絡回路電流のもとで溶断するように一般的に設
計されている。このような過剰負荷電流のもとで、ヒュ
ーズ・リンクの温度は、ヒューズが関連する回路を開放
するまで徐々に上昇する。ヒューズ・リンクの温度上昇
は、そこを経由して電流Ｉの流れに起因するヒューズ・
リンク材料の電気抵抗Ｒに於ける電力損失から生じる。
この電力損失Ｐを説明する関係式はＰ＝I2Rである。
イプのヒューズ・リンクは、ヒューズ溶断条件のもとで
溶融し且つ時々蒸発する。これらのヒューズは、30分以
内に定格電流の135％のいう様な適度では有るが長い時
間負荷状態におかれた過剰負荷電流のもとか、または瞬
間的な短絡回路電流のもとで溶断するように一般的に設
計されている。このような過剰負荷電流のもとで、ヒュ
ーズ・リンクの温度は、ヒューズが関連する回路を開放
するまで徐々に上昇する。ヒューズ・リンクの温度上昇
は、そこを経由して電流Ｉの流れに起因するヒューズ・
リンク材料の電気抵抗Ｒに於ける電力損失から生じる。
この電力損失Ｐを説明する関係式はＰ＝I2Rである。
通常動作（通常電流が一般的に定格電流の約70％）の
もとで、ヒューズ・リンクで消耗される熱は十分に小さ
いので、ヒューズ・リンクの大部分は溶融も軟化もしな
い。ヒューズ・リンクで生成される熱は、ターミナル・
ブレード部とハウジングとパネル・ソケット・クリップ
に伝えられる。定格電流を実質的に越える電流（その13
5％のように）がリンクに流れると、そこから不適切な
割合の熱伝導が生じるので、ヒューズリンクを溶融する
温度に上昇するような熱損失が生じる。ヒューズ・リン
クは溶融する前に軟化する。
もとで、ヒューズ・リンクで消耗される熱は十分に小さ
いので、ヒューズ・リンクの大部分は溶融も軟化もしな
い。ヒューズ・リンクで生成される熱は、ターミナル・
ブレード部とハウジングとパネル・ソケット・クリップ
に伝えられる。定格電流を実質的に越える電流（その13
5％のように）がリンクに流れると、そこから不適切な
割合の熱伝導が生じるので、ヒューズリンクを溶融する
温度に上昇するような熱損失が生じる。ヒューズ・リン
クは溶融する前に軟化する。
そこで、ヒューズが溶ける以前に、ヒューズ・リンク
は設定されたヒューズ溶断条件が現れる以前にハウジン
グの側壁に向けてヒューズの中心部が曲がる程、リンク
の外部が非常に弱められる程度迄には軟化しないことが
ヒューズの信頼性にとって重要になる。この状態になる
と、曲げられたヒューズ・リンクとハウジングの間で行
われる接触は、ヒューズ・ハウジングを溶融して、ヒュ
ーズ・リンクを冷却し、それが設定された時間内で溶断
しないか、または全く溶断しないようにしてしまう。
は設定されたヒューズ溶断条件が現れる以前にハウジン
グの側壁に向けてヒューズの中心部が曲がる程、リンク
の外部が非常に弱められる程度迄には軟化しないことが
ヒューズの信頼性にとって重要になる。この状態になる
と、曲げられたヒューズ・リンクとハウジングの間で行
われる接触は、ヒューズ・ハウジングを溶融して、ヒュ
ーズ・リンクを冷却し、それが設定された時間内で溶断
しないか、または全く溶断しないようにしてしまう。
アメリカ特許No.4,635,023に開示されているヒューズ
は、関連するヒューズの全てのメタル部が亜鉛のような
軟金属の代わりに銅から作られていて、実質的に80アン
ペアを越える電流を搬送するヒューズに付随する問題を
考えずに、この曲がりの問題を解決するために設計され
ていた。この特許の考えは、従って、100アンペア以上
の定格電流を搬送するヒューズに適用することを想定し
ていない思われる。そこに図示されているヒューズの種
々の部分のサイズと厚みと質量を大きくして、このよう
な定格電流を搬送するために、この特許に開示されてい
るヒューズ・デザインの使用を選択すると、ヒューズが
プラグイン・ソケット・ターミナルの最終的なサイズは
好ましくないほど大きくなると思われる。
は、関連するヒューズの全てのメタル部が亜鉛のような
軟金属の代わりに銅から作られていて、実質的に80アン
ペアを越える電流を搬送するヒューズに付随する問題を
考えずに、この曲がりの問題を解決するために設計され
ていた。この特許の考えは、従って、100アンペア以上
の定格電流を搬送するヒューズに適用することを想定し
ていない思われる。そこに図示されているヒューズの種
々の部分のサイズと厚みと質量を大きくして、このよう
な定格電流を搬送するために、この特許に開示されてい
るヒューズ・デザインの使用を選択すると、ヒューズが
プラグイン・ソケット・ターミナルの最終的なサイズは
好ましくないほど大きくなると思われる。
本発明の目的の１つは、安価に製造できて、なおか
つ、いま指摘された改良されたヒューズより小さいサイ
ズになる、自動車用ヒューズを提供することにある。
つ、いま指摘された改良されたヒューズより小さいサイ
ズになる、自動車用ヒューズを提供することにある。
発明の開示 本発明の最も好まれる形状は、独創的で今まで気付か
なかった方式で、３つの完全に異なるヒューズ・タイプ
の特徴を結合したものである。従って、その最も好まれ
る形状に於いて、それは、部分的に、アメリカ特許No.
4,635,023に開示されている発明の最も好まれる形状の
特徴の一部、すなわち、スズまたは他の溶断電流低下材
料をヒューズ・リンクの中心部に含んでいるが、このと
っきょうに示された技術の考えと全く合致しない状態で
配置されている、Ｓ字形ヒューズ・リンクを具備してい
る。
なかった方式で、３つの完全に異なるヒューズ・タイプ
の特徴を結合したものである。従って、その最も好まれ
る形状に於いて、それは、部分的に、アメリカ特許No.
4,635,023に開示されている発明の最も好まれる形状の
特徴の一部、すなわち、スズまたは他の溶断電流低下材
料をヒューズ・リンクの中心部に含んでいるが、このと
っきょうに示された技術の考えと全く合致しない状態で
配置されている、Ｓ字形ヒューズ・リンクを具備してい
る。
その最も好まれる形状に於いて、発明の好まれる形状
のヒューズ・リンクは、30アンペア若しくはそれ以下の
自動車用タイプ・ブレード・ヒューズにだけ見受けられ
る特徴を持っている。
のヒューズ・リンクは、30アンペア若しくはそれ以下の
自動車用タイプ・ブレード・ヒューズにだけ見受けられ
る特徴を持っている。
すなわち、ストリップの長さ方向の全体にわたって走
行する厚みが薄くなっているバンドを有する材料からな
るストリップからの、打ち抜き方法により大量に生産さ
れた全て金属が結合されて形成されたターミナルとヒュ
ーズ・リンクである。
行する厚みが薄くなっているバンドを有する材料からな
るストリップからの、打ち抜き方法により大量に生産さ
れた全て金属が結合されて形成されたターミナルとヒュ
ーズ・リンクである。
複数個のヒューズ群に於けるターミナルとヒューズ・
リンク部はストリップから逐次打ち抜かれ、ヒューズ・
リンクはストリップの薄くされた厚み部分に存在する。
ターミナルより薄い部分を有するヒューズ・リンクの形
成技術は、アメリカ特許No.4,635,023に開示されている
大電流定格ヒューズに含まれていなかった。このような
ストリップから製作される低電流自動車用プラグイン・
ブレード・ヒューズは、アメリカ特許No.4,635,023に開
示されている。
リンク部はストリップから逐次打ち抜かれ、ヒューズ・
リンクはストリップの薄くされた厚み部分に存在する。
ターミナルより薄い部分を有するヒューズ・リンクの形
成技術は、アメリカ特許No.4,635,023に開示されている
大電流定格ヒューズに含まれていなかった。このような
ストリップから製作される低電流自動車用プラグイン・
ブレード・ヒューズは、アメリカ特許No.4,635,023に開
示されている。
結局、前述の特許に依って示されているように、空間
を介して対向するプラグイン・ターミナルを具備するヒ
ューズ・リンクを活用する代わりに、主として工業用ヒ
ューズに既に用いられているターミナル・デザインが用
いられている。従って、本発明のターミナルは対向する
プラグイン・ターミナルでない。
を介して対向するプラグイン・ターミナルを具備するヒ
ューズ・リンクを活用する代わりに、主として工業用ヒ
ューズに既に用いられているターミナル・デザインが用
いられている。従って、本発明のターミナルは対向する
プラグイン・ターミナルでない。
むしろ、それらは、プラグイン接続に必要な非常に大
きな接触面積が必要とされないようなボルト固定圧力の
下で、ボルトで固定されるように設計されている。この
ようなターミナル・デザインは、図１に図示されている
ように、一部のヨーロッパの自動車製造会社がこのよう
なターミナルを大電流定格ヒューズに使用しているにす
ぎないが、工業用電圧ヒューズに広く用いられている。
きな接触面積が必要とされないようなボルト固定圧力の
下で、ボルトで固定されるように設計されている。この
ようなターミナル・デザインは、図１に図示されている
ように、一部のヨーロッパの自動車製造会社がこのよう
なターミナルを大電流定格ヒューズに使用しているにす
ぎないが、工業用電圧ヒューズに広く用いられている。
前述のように、本発明の最も好ましい形状のヒューズ
は、曲がりの問題を有していないヒューズの全て金属製
のヒューズ・リンク部のヒューズの曲がりを防止するた
めにヒューズ・リンクに関してアメリカ特許No.4,635,0
23に開示されているプラグイン・ブレード・ヒューズに
用いられているようなスズまたは他の溶断電流低下材料
を使用している。むしろ、それは、種々の過剰負荷条件
のもとで適切な溶断条件を制御するためにだけそこに使
用されている。また、スズは、後者の発明のヒューズに
用いられているものと完全に異なる状態で使用されてい
る。従って、本発明の好まれる形状の全てに於いて、非
常に薄い断面をヒューズ・リンク部分に有するものを含
めて、スズまたは類似の材料は、後者の発明に開示され
ているようにその刻み付けられた領域の向かい合う側面
より、むしろヒューズ・リンクの空間が開けられて刻み
付けられた部分に使用されている。前者のようなスズの
使用は、図２に図示されているように、工業用ヒューズ
にだけ今まで用いられていた。発明の前述の特徴と他の
特徴は、次に示す明細事項と特許請求の範囲で説明され
且つ特許請求される。
は、曲がりの問題を有していないヒューズの全て金属製
のヒューズ・リンク部のヒューズの曲がりを防止するた
めにヒューズ・リンクに関してアメリカ特許No.4,635,0
23に開示されているプラグイン・ブレード・ヒューズに
用いられているようなスズまたは他の溶断電流低下材料
を使用している。むしろ、それは、種々の過剰負荷条件
のもとで適切な溶断条件を制御するためにだけそこに使
用されている。また、スズは、後者の発明のヒューズに
用いられているものと完全に異なる状態で使用されてい
る。従って、本発明の好まれる形状の全てに於いて、非
常に薄い断面をヒューズ・リンク部分に有するものを含
めて、スズまたは類似の材料は、後者の発明に開示され
ているようにその刻み付けられた領域の向かい合う側面
より、むしろヒューズ・リンクの空間が開けられて刻み
付けられた部分に使用されている。前者のようなスズの
使用は、図２に図示されているように、工業用ヒューズ
にだけ今まで用いられていた。発明の前述の特徴と他の
特徴は、次に示す明細事項と特許請求の範囲で説明され
且つ特許請求される。
図面の簡単な説明 図１は、本発明のヒューズに依って処理される大きさ
の電流を有するヒューズ回路に今まで用いられた自動車
用ヒューズ・リンクの構造を示す。
の電流を有するヒューズ回路に今まで用いられた自動車
用ヒューズ・リンクの構造を示す。
図２は、本発明のヒューズに用いられ、なおかつ、今
まで高電圧工業用ヒューズにだけ用いられてきた、ヒュ
ーズ・リンクと最も似ているが完全に異なるヒューズ・
リンクを示す。
まで高電圧工業用ヒューズにだけ用いられてきた、ヒュ
ーズ・リンクと最も似ているが完全に異なるヒューズ・
リンクを示す。
図３は本発明のヒューズの最も好まれる形状の斜視図
である。
である。
図４は図３のヒューズの分解図である。
図５は、切断面５−５に沿う、図３のヒューズの拡大
横断面図である。
横断面図である。
図６は、切断面６−６に沿う、図４のヒューズの拡大
横断面図である。
横断面図である。
図７は、図３−６のヒューズのヒューズ・リンク部の
中心を通る拡大断面図であり、そこに固定されたスズ・
ペレットを示している。
中心を通る拡大断面図であり、そこに固定されたスズ・
ペレットを示している。
図８は、そのスズ・ペレットより少ない図３−６のヒ
ューズの全て金属製の部分の数が打ち抜き加工されるメ
タルのストリップの平面図である。
ューズの全て金属製の部分の数が打ち抜き加工されるメ
タルのストリップの平面図である。
発明を解決する為の最良の形態 前述のように、本発明は、その商業的な形状に於い
て、少なくとも約100アンペアの通常定格の電流を、直
流蓄電池を使用する自動車と他の乗用車に見受けられる
電圧レベルで搬送する。このヒューズは、従って、商業
的な電線電圧で作動する工業用または他のヒューズと対
照的である。アメリカで生産される自動車に用いられて
自動車用ヒューズは前述のタイプのヒューズであって、
そこではペアのブレード・ターミナルは、空間が開けら
れていて平行に直面する関係にあるヒューズ・ハウジン
グから突き出ていて、且つソケット・ターミナルに差し
込まれている。これらのヒューズは実質的に100アンペ
ア未満の定格電流を搬送していた。
て、少なくとも約100アンペアの通常定格の電流を、直
流蓄電池を使用する自動車と他の乗用車に見受けられる
電圧レベルで搬送する。このヒューズは、従って、商業
的な電線電圧で作動する工業用または他のヒューズと対
照的である。アメリカで生産される自動車に用いられて
自動車用ヒューズは前述のタイプのヒューズであって、
そこではペアのブレード・ターミナルは、空間が開けら
れていて平行に直面する関係にあるヒューズ・ハウジン
グから突き出ていて、且つソケット・ターミナルに差し
込まれている。これらのヒューズは実質的に100アンペ
ア未満の定格電流を搬送していた。
あるヨーロッパの自動車メーカーは、100アンペア以
上の定格電流を搬送できるヒューズ回路を今まで必要と
していた。図１は、このような回路のためにヨーロッパ
で製造されているヒューズを示している。それは、その
切り欠き部分またはスリット部分を除いて、同じ厚みと
幅のヒューズ・リンク６に依って相互に連結される最外
部ターミナル４−４′を有する銅製のシート・メタルの
打ち抜き構造などを備えている。ターミナル４−４′は
ヒューズを規定通りに固定するためにボルトを各々受け
るボルト受け口径８−８′を備えている。図１に図示さ
れているヒューズには、ヒューズ・リンク形成部６に隣
接して絶縁パットが時々与えられる。図示されているよ
うに、ヒューズのヒューズ・リンク部の構造は、本発明
のヒューズと全く異なっている。
上の定格電流を搬送できるヒューズ回路を今まで必要と
していた。図１は、このような回路のためにヨーロッパ
で製造されているヒューズを示している。それは、その
切り欠き部分またはスリット部分を除いて、同じ厚みと
幅のヒューズ・リンク６に依って相互に連結される最外
部ターミナル４−４′を有する銅製のシート・メタルの
打ち抜き構造などを備えている。ターミナル４−４′は
ヒューズを規定通りに固定するためにボルトを各々受け
るボルト受け口径８−８′を備えている。図１に図示さ
れているヒューズには、ヒューズ・リンク形成部６に隣
接して絶縁パットが時々与えられる。図示されているよ
うに、ヒューズのヒューズ・リンク部の構造は、本発明
のヒューズと全く異なっている。
図２は、商業用電線電圧励磁回路で作動する従来技術
の工業用ヒューズのメタル部10を示している。それはシ
リンダー状の絶縁ハウジング（図示されていない）を備
えている。この環境に適したヒューズのデザインは、前
述のように、直流蓄電池励磁回路で作動する自動車と他
の乗用車のヒューズに用いられるものと実質的に異なる
デザイン基準に基づいている。メタル部10は、長さ方向
に空間が開けられていて、このハウジングから突き出て
並べられている長方形のターミナル末端15−15′を備え
ている。
の工業用ヒューズのメタル部10を示している。それはシ
リンダー状の絶縁ハウジング（図示されていない）を備
えている。この環境に適したヒューズのデザインは、前
述のように、直流蓄電池励磁回路で作動する自動車と他
の乗用車のヒューズに用いられるものと実質的に異なる
デザイン基準に基づいている。メタル部10は、長さ方向
に空間が開けられていて、このハウジングから突き出て
並べられている長方形のターミナル末端15−15′を備え
ている。
これらのターミナル末端はボトル受けホール14−14′
を備えている。ターミナル末端15−15′は、過剰負荷条
件のもとで溶融するヒューズ・リンク形成部に依って相
互に連結されている。このヒューズ・リンク形成部は、
少なくとも２つの空間が開けられたペアのノッチ12−12
と12′−12′を備えている。しばしば、更なるペアの空
間が開けられたノッチがヒューズのこの部分の長さ方向
に沿って与えられている。
を備えている。ターミナル末端15−15′は、過剰負荷条
件のもとで溶融するヒューズ・リンク形成部に依って相
互に連結されている。このヒューズ・リンク形成部は、
少なくとも２つの空間が開けられたペアのノッチ12−12
と12′−12′を備えている。しばしば、更なるペアの空
間が開けられたノッチがヒューズのこの部分の長さ方向
に沿って与えられている。
このようなヒューズは、適度な電流ではあるが長時間
の負荷による過剰負荷レベルのもとで、且つ短絡条件の
もとで直ちに開放するように設計されている。このよう
な条件のもとで開放温度は、ペレットが接続されるメタ
ルより低い融点を有するスズ・ペレット16に依って決定
される。ペレット16は、そのシャンクがメタル・ピース
10の中心部の円形口径18を通るリベットの形状を備えて
いる。適度な電流ではあるが長時間の負荷による過剰負
荷条件のもとで、ペレット16は、溶融して、このメタル
部に拡散し、それを、それ以外のケースにより低い温度
で溶融する。
の負荷による過剰負荷レベルのもとで、且つ短絡条件の
もとで直ちに開放するように設計されている。このよう
な条件のもとで開放温度は、ペレットが接続されるメタ
ルより低い融点を有するスズ・ペレット16に依って決定
される。ペレット16は、そのシャンクがメタル・ピース
10の中心部の円形口径18を通るリベットの形状を備えて
いる。適度な電流ではあるが長時間の負荷による過剰負
荷条件のもとで、ペレット16は、溶融して、このメタル
部に拡散し、それを、それ以外のケースにより低い温度
で溶融する。
ノッチ・ペア12−12と12′−12′の間に、メタル・ピ
ース10を短絡条件のもとで瞬時に溶融させるために、関
連するポイントの断面を、隣接するノッチと共に狭くす
る、僅かだけ細長く加工されたスリット13と13′があ
る。図示されているように、メタル・ピース10は、本発
明のヒューズのメタル・ピースと比べると、そのヒュー
ズ・リンク部の構造が、且つそこに用いられている好ま
れるハウジングの構造が異なっている。
ース10を短絡条件のもとで瞬時に溶融させるために、関
連するポイントの断面を、隣接するノッチと共に狭くす
る、僅かだけ細長く加工されたスリット13と13′があ
る。図示されているように、メタル・ピース10は、本発
明のヒューズのメタル・ピースと比べると、そのヒュー
ズ・リンク部の構造が、且つそこに用いられている好ま
れるハウジングの構造が異なっている。
ここで特に図３と４を見ると、本発明の中で最も好ま
れる形状は、完全なメタル・ピース20Aと２−ピース・
プラスチック・ハウジング20Bを具備するヒューズ20で
ある。メタル・ピース20Aは、例えば、銅または銅合金
製になると思われる、適切な金属から作られていて、正
しく構成される時に短絡条件と適度な電流ではあるが長
時間の負荷による過剰負荷条件の両者のもとで溶融して
回路を開放するヒューズ要素を薄い断面で形成すること
ができる。メタル・ピース20Aは、長方形の構造を好都
合に備えていて、比較的厚い最外部の長さ方向に並べら
れた且つ空間が開けられているターミナル形成部26−2
6′を備えている。ターミナル形成部26−26′は、対向
して空間が開けられていて平行する内部縁または末端26
a−26a′を備えている。これらの内部縁の間に、ターミ
ナル形成部26−26′の厚み部分の一分のみが、好ましく
はＳ字形のヒューズ・リング形成部27として延長してい
る。
れる形状は、完全なメタル・ピース20Aと２−ピース・
プラスチック・ハウジング20Bを具備するヒューズ20で
ある。メタル・ピース20Aは、例えば、銅または銅合金
製になると思われる、適切な金属から作られていて、正
しく構成される時に短絡条件と適度な電流ではあるが長
時間の負荷による過剰負荷条件の両者のもとで溶融して
回路を開放するヒューズ要素を薄い断面で形成すること
ができる。メタル・ピース20Aは、長方形の構造を好都
合に備えていて、比較的厚い最外部の長さ方向に並べら
れた且つ空間が開けられているターミナル形成部26−2
6′を備えている。ターミナル形成部26−26′は、対向
して空間が開けられていて平行する内部縁または末端26
a−26a′を備えている。これらの内部縁の間に、ターミ
ナル形成部26−26′の厚み部分の一分のみが、好ましく
はＳ字形のヒューズ・リング形成部27として延長してい
る。
Ｓ字形ヒューズ・リング形成部27は最外部で長さ方向
に延長する脚27a−27a′を有していて、ターミナル形成
部26−26′の対向する面を形成する内部縁26a−26a′の
向かい合う末端から各々延長している。それは、ターミ
ナル形成部26−26′のように全体にわたって均一の厚み
を有しているので特に優れている。全体的なメタル・ピ
ース20Aは、その１つの面の略中央部に設けられ、薄く
削られて作られた、長さ方向には配置された溝54を有す
る１つのピースのシート・メタル52（図８）から打ち抜
かれる。ターミナル形成部26−26′は、従って、向かい
合う同一平面上の側面29−29と29′−29′（図４と６）
を有していて、なおかつ、Ｓ字形ヒューズ・リング形成
部27は向かい合う側面33−33′を備えている（図５）。
最外部の側面33はターミナル形成部26−26′の隣接する
側面29と29′と同じ平面にあり、最も内部の側面33′は
ターミナル形成部26−26′の対応する側面29−29′から
空間が開けられている。
に延長する脚27a−27a′を有していて、ターミナル形成
部26−26′の対向する面を形成する内部縁26a−26a′の
向かい合う末端から各々延長している。それは、ターミ
ナル形成部26−26′のように全体にわたって均一の厚み
を有しているので特に優れている。全体的なメタル・ピ
ース20Aは、その１つの面の略中央部に設けられ、薄く
削られて作られた、長さ方向には配置された溝54を有す
る１つのピースのシート・メタル52（図８）から打ち抜
かれる。ターミナル形成部26−26′は、従って、向かい
合う同一平面上の側面29−29と29′−29′（図４と６）
を有していて、なおかつ、Ｓ字形ヒューズ・リング形成
部27は向かい合う側面33−33′を備えている（図５）。
最外部の側面33はターミナル形成部26−26′の隣接する
側面29と29′と同じ平面にあり、最も内部の側面33′は
ターミナル形成部26−26′の対応する側面29−29′から
空間が開けられている。
Ｓ字形ヒューズ・リング形成部27は、スズ・ペレット
受け口径34（図７）を備えた中間脚27bを備えている。
この口径34の内部に、そのメタル・ピース20Aが製作さ
れた金属より遥かに低い融点を有するスズまたは他の金
属または合金から作られたリベット形状のペレット36が
固定されている。
受け口径34（図７）を備えた中間脚27bを備えている。
この口径34の内部に、そのメタル・ピース20Aが製作さ
れた金属より遥かに低い融点を有するスズまたは他の金
属または合金から作られたリベット形状のペレット36が
固定されている。
中心に置かれたペレット受け口径34の反対側に、図２
に図示されている、ノッチのペア12−12と12′−12′と
類似の作用をする、横方向に並べられたペアのノッチ47
−47がある。
に図示されている、ノッチのペア12−12と12′−12′と
類似の作用をする、横方向に並べられたペアのノッチ47
−47がある。
Ｓ字形ヒューズ・リング形成部27を与える目的は、図
２に図示されているヒューズの直線状の長方形ヒューズ
・リング形成部と対照的に、低電流の過剰負荷に対して
与えられた抵抗に相応してその質量を最大にすることに
ある。自動車用タイプのヒューズは、350％過剰負荷で1
00ミリ秒以上で開放することを要求するOEM仕様を備え
ている。この希望された時間遅れは、ターミナル26−2
6′間の空間内部に於けるヒューズ・リングの質量を最
大にして、ヒューズ・リングを与えられた希望された抵
抗に相応して最長に設定すると、最適に達成される。こ
れは、ターミナルの直面する縁26−26a′の反対側の末
端から長さ方向に延長する外部脚27a−27a′と、隣接す
る脚で逆の傾斜（すなわち、鋭角の関係）を作るその中
間脚27bを備えたＳ字形ヒューズ・リング形成部27を用
いて達成される。本発明の別の新規な特徴はハウジング
20Bとメタル・ピース26Aの関係にある。そのために、ペ
アの固定ピン受けホール31−31と31′−31′は、その内
部縁に隣接するメタル・ピース20Aのターミナル形成部2
6−26′に与えられている。図４に図示されているよう
に、これらのホール31−31′の最外部は、後部ハウジン
グ・ハーフ20b′から内部に延長する位置決めピン30−3
0′を受けるように適応される。ハウジング・ハーフ20b
−20b′は同じであるが、１つのハウジング・ハーフは
他に対して180に設定されているので、前部ハウジング
・ハーフのピン30−30′は、その底部に位置し、なおか
つ、図４に図示されているように、メタル・ピース20A
の下部ホール31−31′を介して内部に延長することがで
きる。
２に図示されているヒューズの直線状の長方形ヒューズ
・リング形成部と対照的に、低電流の過剰負荷に対して
与えられた抵抗に相応してその質量を最大にすることに
ある。自動車用タイプのヒューズは、350％過剰負荷で1
00ミリ秒以上で開放することを要求するOEM仕様を備え
ている。この希望された時間遅れは、ターミナル26−2
6′間の空間内部に於けるヒューズ・リングの質量を最
大にして、ヒューズ・リングを与えられた希望された抵
抗に相応して最長に設定すると、最適に達成される。こ
れは、ターミナルの直面する縁26−26a′の反対側の末
端から長さ方向に延長する外部脚27a−27a′と、隣接す
る脚で逆の傾斜（すなわち、鋭角の関係）を作るその中
間脚27bを備えたＳ字形ヒューズ・リング形成部27を用
いて達成される。本発明の別の新規な特徴はハウジング
20Bとメタル・ピース26Aの関係にある。そのために、ペ
アの固定ピン受けホール31−31と31′−31′は、その内
部縁に隣接するメタル・ピース20Aのターミナル形成部2
6−26′に与えられている。図４に図示されているよう
に、これらのホール31−31′の最外部は、後部ハウジン
グ・ハーフ20b′から内部に延長する位置決めピン30−3
0′を受けるように適応される。ハウジング・ハーフ20b
−20b′は同じであるが、１つのハウジング・ハーフは
他に対して180に設定されているので、前部ハウジング
・ハーフのピン30−30′は、その底部に位置し、なおか
つ、図４に図示されているように、メタル・ピース20A
の下部ホール31−31′を介して内部に延長することがで
きる。
２つのハウジング・ハーフ20b−20b′がそれらの完全
に内部ロックされた関係にある時に、後部ハウジング・
ハーフ20b′の上部ピン30−30′は前部ハウジング・ハ
ーフ20bの特に上部のペアのホール41−41′に入り、な
おかつ、前部ハウジング・ハーフ20bに対応するピン30
−30′は後部ハウジング・ハーフ20b′の特に下部のペ
アのホール41−41′に入る。各々ハウジング・ハーフ
は、好都合に成形プラスチック・ピースであり、なおか
つ、図４に図示されているように、外部に向けて空間が
開けられている中心壁38を有していて、ペアの内部でオ
フセットされる同一平面上の側壁43−43を結合してい
る。後者の壁は、壁38と、ハウジング・ハーフがそれら
の完全に内部ロックされた位置にある時にメタル・ピー
ス20Aのターミナル形成部26−26′の対応する面29−2
9′が面する表面と平行に位置している。言い換えれ
ば、メタル・ピース20Aのターミナル形成部26−26′の
向かい合って平行に位置する側面29−29′は、ハウジン
グ・ハーフ20b−20b′の側壁43−43の内面の間でサンド
ウィッチ状にはさまれている。
に内部ロックされた関係にある時に、後部ハウジング・
ハーフ20b′の上部ピン30−30′は前部ハウジング・ハ
ーフ20bの特に上部のペアのホール41−41′に入り、な
おかつ、前部ハウジング・ハーフ20bに対応するピン30
−30′は後部ハウジング・ハーフ20b′の特に下部のペ
アのホール41−41′に入る。各々ハウジング・ハーフ
は、好都合に成形プラスチック・ピースであり、なおか
つ、図４に図示されているように、外部に向けて空間が
開けられている中心壁38を有していて、ペアの内部でオ
フセットされる同一平面上の側壁43−43を結合してい
る。後者の壁は、壁38と、ハウジング・ハーフがそれら
の完全に内部ロックされた位置にある時にメタル・ピー
ス20Aのターミナル形成部26−26′の対応する面29−2
9′が面する表面と平行に位置している。言い換えれ
ば、メタル・ピース20Aのターミナル形成部26−26′の
向かい合って平行に位置する側面29−29′は、ハウジン
グ・ハーフ20b−20b′の側壁43−43の内面の間でサンド
ウィッチ状にはさまれている。
各々ハウジング・ハーフの最外部の側壁43−43の内面
から内部に、反対側のハウジング・ハーフに形成されて
いるスロット46に向けて延長する延長された位置決めリ
ブ44が延長している。図６に図示されているように、他
のハウジング・ハーフのスロット46に勘合する各々ハウ
ジング・ハーフのリブ44−44と壁43−43の直面する表面
は、長方形のターミナル形成部26−26′の閉じた従って
密閉構造を形成する。ハウジング・ハーフは熱可塑性材
料から好都合に作られているので、ハウジング・ハーフ
の内部噛み合い部は互いに超音波溶接される。
から内部に、反対側のハウジング・ハーフに形成されて
いるスロット46に向けて延長する延長された位置決めリ
ブ44が延長している。図６に図示されているように、他
のハウジング・ハーフのスロット46に勘合する各々ハウ
ジング・ハーフのリブ44−44と壁43−43の直面する表面
は、長方形のターミナル形成部26−26′の閉じた従って
密閉構造を形成する。ハウジング・ハーフは熱可塑性材
料から好都合に作られているので、ハウジング・ハーフ
の内部噛み合い部は互いに超音波溶接される。
ハウジング・ハーフの20b−20bの中心側壁38は、メタ
ル・ピース20AのＳ字形ヒューズ・リング形成部27の空
間が開けられているスペース35を、その間で形成する。
このスペースは図５に最適な状態で描かれている。
ル・ピース20AのＳ字形ヒューズ・リング形成部27の空
間が開けられているスペース35を、その間で形成する。
このスペースは図５に最適な状態で描かれている。
ハウジング部品の公差に基づいて、ハウジング・ハー
フの同一平面上にある側壁43−43は、メタル・ピース20
Aのターミナル形成部26−26′の向かい合う平らな面と
強く噛み合わない場合があると思われる。このような公
差の問題を防止するために、これらの側壁43−43の内面
には、２つのハウジング・ハーフが、各々ハウジング・
ハーフのピン30−30′が他のハウジング・ハーフの口径
41−41′と最大限度に入るポイントで、互いに押される
時に変形される短い変形可能な先端または突き出し部
（図示されていない）が与えられることができる。
フの同一平面上にある側壁43−43は、メタル・ピース20
Aのターミナル形成部26−26′の向かい合う平らな面と
強く噛み合わない場合があると思われる。このような公
差の問題を防止するために、これらの側壁43−43の内面
には、２つのハウジング・ハーフが、各々ハウジング・
ハーフのピン30−30′が他のハウジング・ハーフの口径
41−41′と最大限度に入るポイントで、互いに押される
時に変形される短い変形可能な先端または突き出し部
（図示されていない）が与えられることができる。
前述のように、メタル・ピース20Aは、その１つの面
に薄く裂かれている長さ方向の溝54を内部に備えている
シート・メタル52のブランクから作られる最も優れたマ
スになる。このシート・メタル・ストリップは、種々の
ホール28−28′と31−31′と、ストリップの各々の部分
のＳ字形ヒューズ・リング形成部27を漸次形成する、種
々のダイに逐次移動される。ストリップ52の長さ方向に
空間が開けられている部分20Aは、図８に図示されてい
るように、ストリップの最も末端の部分がストリップの
残りの部分から離れて穴が開けられるように作用され
る、ウェブ50に依って相互に接続されている。
に薄く裂かれている長さ方向の溝54を内部に備えている
シート・メタル52のブランクから作られる最も優れたマ
スになる。このシート・メタル・ストリップは、種々の
ホール28−28′と31−31′と、ストリップの各々の部分
のＳ字形ヒューズ・リング形成部27を漸次形成する、種
々のダイに逐次移動される。ストリップ52の長さ方向に
空間が開けられている部分20Aは、図８に図示されてい
るように、ストリップの最も末端の部分がストリップの
残りの部分から離れて穴が開けられるように作用され
る、ウェブ50に依って相互に接続されている。
全てのメタル・ピース20Aの種々の寸法形状は多種多
様に変わることできるが、175アンペア・ヒューズの１
つの代表的な仕様条件が次に示す記されている。
様に変わることできるが、175アンペア・ヒューズの１
つの代表的な仕様条件が次に示す記されている。
メタル・ピース20Aの全体的な寸法形状 ヒューズ・リング形成部27の長さ:0.96″ ヒューズ・リング形成部27の厚み:0.0225″ ヒューズ・リング形成部の幅:0.12″ ノッチ47の寸法形状 ターミナル形成部26−26′の長さ:1.025″ ターミナル形成部26−26′の厚み:0.072″ ターミナル形成部26−26′の幅:0.54″ ピース20Aを作る材料:CA110銅 ペレット36を作る材料：純粋なスズ リベット形状にピーニングする前のペレット36の寸法形
状：直径0.05x長さ0.075″ ペレット36の供給会社:Kester Solder Corp メタル・ピース20Aの供給会社:Interplex Metals,Inc メタル・ピース20Aの開放特性： 100％過剰負荷で、ヒューズは少なくとも４時間開放し
ない。
状：直径0.05x長さ0.075″ ペレット36の供給会社:Kester Solder Corp メタル・ピース20Aの供給会社:Interplex Metals,Inc メタル・ピース20Aの開放特性： 100％過剰負荷で、ヒューズは少なくとも４時間開放し
ない。
200％過剰負荷で、ヒューズは１〜30秒の間で開放す
る。
る。
135％過剰負荷で、ヒューズは１〜20分の間で開放す
る。
る。
350％過剰負荷で、ヒューズは0.1〜10秒の間で開放す
る。
る。
600％過剰負荷で、ヒューズは0.02〜２秒の間で開放す
る。
る。
本発明は、従って、独創性があって、大量生産でき
て、なおかつ、低電圧回路で100アンペア以上の大きさ
の単位の定格電流をもつ溶融回路に適した生産も容易な
ヒューズを提供する。
て、なおかつ、低電圧回路で100アンペア以上の大きさ
の単位の定格電流をもつ溶融回路に適した生産も容易な
ヒューズを提供する。
発明は好まれる実施態様に引用して説明されてきた
が、種々の変更が行われ且つ同等の機能が発明の幅広い
範囲から逸脱せずにその要素の代わりになることが当業
者に依って理解されると思われる。また、発明を実施す
るために予想された最適モードとして、ここに開示され
た特別の実施態様の詳細を指定しない幅広い請求項も、
このような詳細事項に限定されるべきでない。更に、一
般的に、発明に関して特に特許請求された詳細事項は、
関連する特定の請求項が同等物の原則に鑑みて解釈され
るべきであるが、適切な事例に於ける発明の重要な特定
の見解を形成する。
が、種々の変更が行われ且つ同等の機能が発明の幅広い
範囲から逸脱せずにその要素の代わりになることが当業
者に依って理解されると思われる。また、発明を実施す
るために予想された最適モードとして、ここに開示され
た特別の実施態様の詳細を指定しない幅広い請求項も、
このような詳細事項に限定されるべきでない。更に、一
般的に、発明に関して特に特許請求された詳細事項は、
関連する特定の請求項が同等物の原則に鑑みて解釈され
るべきであるが、適切な事例に於ける発明の重要な特定
の見解を形成する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭53−131460（ＪＰ，Ａ) 実開 平３−97851（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−103853（ＪＰ，Ｕ) 特表 平２−500553（ＪＰ，Ａ) 米国特許4635023（ＵＳ，Ａ) 米国特許3601737（ＵＳ，Ａ) 米国特許4219793（ＵＳ，Ａ) 独国公開2714797（ＤＥ，Ａ)
Claims (12)
- 【請求項１】内部にボルト固定締め用開口部（28−2
8′）を有し、一番外側の互いに間隔を距てた複数のタ
ーミナル形成部（26−26′）を一体的に形成した金属合
成片部（20A）及び該ターミナル形成部（26−26′）の
間においてその厚みより幅の広いヒューズ・リンク形成
用中間部（27）とを備えたヒューズにおいて、 該ヒューズ・リンク形成部は前記ターミナル形成部の厚
みの一部のみに過ぎない厚みを有することにより距てら
れた対向する面（26a−26a′）に反対側の横方向の縁を
具備するようにさせたものであり、 前記ヒューズ・リンク形成部は、第１の外側脚（27a）
と反対側の脚（27a′）とを有し、第１の外側脚（27a）
はその１つの横方向の縁において前記金属片の前記ター
ミナル形成部（26）の１つにおいて前記対向する面の一
つにだけ接続され、又反対側の脚（27a′）は前記一つ
の横方向の縁に対角線状に対向して、該横方向の縁にお
いて前記金属片の他方のターミナル形成部（26′）の他
方の対向面にだけ接続されているものであり、かつ 前記ヒューズ・リンク形成部は、前記のヒューズ・リン
ク形成部を溶融してヒューズを開放し、かつ短絡回路条
件の下では瞬時にヒューズを溶断する与えられた過負荷
電流が流れる時に所定の遅延を与える所定の全体的な抵
抗値の得られるようになっているヒューズにおいて、 その改良された点は、前記金属片における前記ターミナ
ル形成部は前記金属片の反対側端部からそれぞれ反対方
向に突出するように固定的に長手方向に間隔を有して一
直線に配置されており、更に 絶縁性ハウジング（20b）が前記ターミナル形成部の内
側端部と又前記金属片の前記ヒューズ・リンク形成部と
を包囲し、前記ターミナル形成部が伸展する反対側の端
部から、前記金属片の前記ヒューズ・リンク形成部が距
てられている中央空間部を規定し、該ヒューズにおける
金属部分のターミタル形成部の内側端部を包囲しそのま
わりをシールするように構成され、更に、 前記ヒューズ・リンク形成部（27）はスズペレット受け
入れ開口（34）を備えた中間脚（27b）を有し、リベッ
ト形ペレット（36）が前記開口（34）内に固定され、か
つ前記ペレットは金属片（20A）が製作される金属の融
点よりもはるかに低い融点を有する、ものである、 ことを特徴とするヒューズ。 - 【請求項２】前記のハウジングは与えられた面に沿って
対向する関係で置かれた側面を有する同じ対向するハウ
ジング・ハーフを具備していて、前記の対向するハウジ
ング・ハーフの各々は、前記の金属片の前記のヒューズ
・リンク形成部が空間に置かれる様に、中心スペースを
その間で形成していて、前記のハウジングはヒューズの
金属部のターミナル形成部の周囲を囲んで密閉する表面
を有していて、各々ハウジング・ハーフは前記の金属片
のターミナル形成部の１つに於けるピン受け開口を介し
て突き出る少なくのも１つの位置決めピンを有してい
て、該開口は与えられた面に於いて180回転しうるので
前記のハウジング・ハーフの前記のピンと前記のピン受
け開口はその向かい合う側面に位置している事を特徴と
する請求の範囲第１項記載のヒューズ。 - 【請求項３】前記のヒューズ・リンク形成部が前記のタ
ーミナル形成部の幅の一部である幅を有している事を特
徴とする請求の範囲第１項記載のヒューズ。 - 【請求項４】当該ハウジングは、対向するハウジング・
ハーフから構成されている事を特徴とする請求の範囲第
１項記載のヒューズ。 - 【請求項５】前記のヒューズ・リンク形成部がＳ字形で
ある事を特徴とする請求の範囲第１項記載のヒューズ。 - 【請求項６】前記の金属片の前記のヒューズ・リンク形
成部は、ヒューズが増加された過負荷電流のもとで溶融
して開放するように期待される増加された抵抗のポイン
トを形成する狭められた断面が空間が開けられた領域を
含んでいる部分と、狭められた断面の前記の領域の間に
配置された溶融温度低下材料を具備していて、前記の溶
融温度低下材料は前記の金属片の前記のヒューズ・リン
ク形成部を形成する金属より実質的に低い溶融温度を有
していて、前記の材料は狭められた断面の前記の領域間
に於ける部分でその溶融温度を低下させるために前記の
金属片に拡散する事を特徴とする請求の範囲第１項記載
のヒューズ。 - 【請求項７】狭められた断面の前記の領域が空間が開け
られているノッチである、事を特徴とする請求の範囲第
６項記載のヒューズ。 - 【請求項８】前記の金属片の前記のヒューズ・リンク形
成部はその長さ方向の全体にわたって同じ厚みである事
を特徴とする請求の範囲第１項記載のヒューズ。 - 【請求項９】ヒューズの金属部の前記のヒューズ・リン
ク形成部は前記の外部脚の間に中間脚を有していて、前
記の中間脚は前記の金属片の前記のターミナル形成部の
空間が開けられて直面する縁の間に前記のヒューズ・リ
ンク形成部の全体的な長さを延長するための前記のヒュ
ーズ・リンク形成部の隣接する外部脚で鋭角を形成して
いる事を特徴とする請求の範囲第１項記載のヒューズ。 - 【請求項１０】各々ハウジング・ハーフはヒューズの前
記の金属部のターミナル形成部の開口を介して突き出て
いて且つ他のハウジング・ハーフの開口に入る少なくと
も１つの位置決めピンを有している事を特徴とする請求
の範囲第４項記載のヒューズ。 - 【請求項１１】前記の金属部の前記の金属がヒューズの
開口部の前で曲がらない銅または類似の材料から作られ
ている事を特徴とする請求の範囲第１項記載のヒュー
ズ。 - 【請求項１２】ヒューズは80アンペアを実質的に越える
通常の負荷電流を処理する事を特徴とする請求の範囲第
１項記載のヒューズ。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US838,969 | 1992-02-21 | ||
| US07/838,969 US5229739A (en) | 1992-02-21 | 1992-02-21 | Automotive high current fuse |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07506453A JPH07506453A (ja) | 1995-07-13 |
| JP2637846B2 true JP2637846B2 (ja) | 1997-08-06 |
Family
ID=25278523
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5514966A Expired - Lifetime JP2637846B2 (ja) | 1992-02-21 | 1993-02-19 | 自動車用大電流ヒューズ |
Country Status (14)
| Country | Link |
|---|---|
| US (2) | US5229739A (ja) |
| EP (1) | EP0627120B1 (ja) |
| JP (1) | JP2637846B2 (ja) |
| KR (1) | KR0165918B1 (ja) |
| AT (1) | ATE160052T1 (ja) |
| AU (1) | AU673159B2 (ja) |
| BR (1) | BR9305945A (ja) |
| CA (1) | CA2130455C (ja) |
| DE (1) | DE69315063T2 (ja) |
| ES (1) | ES2110085T3 (ja) |
| HU (1) | HU215683B (ja) |
| MX (1) | MX9300954A (ja) |
| RO (1) | RO112674B1 (ja) |
| WO (1) | WO1993017443A1 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9685294B2 (en) | 2011-04-22 | 2017-06-20 | Yazaki Corporation | Fuse |
Families Citing this family (81)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5373278A (en) * | 1991-01-16 | 1994-12-13 | Dav | Flat fuse for high rated currents |
| US5604475A (en) * | 1994-04-07 | 1997-02-18 | S&C Electric Company | Current-limiting fuse and housing arrangement |
| DE9411394U1 (de) * | 1994-07-14 | 1994-09-22 | Wilhelm Pudenz GmbH, 27243 Dünsen | Sicherungseinsatz und Sicherungshalter hierfür |
| EP0699565B1 (en) * | 1994-08-24 | 2000-12-13 | The Whitaker Corporation | Fused car battery therminal and fuselink therefor |
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