JP2636374B2 - 精紡機の粗糸継装置及び粗糸継方法 - Google Patents

精紡機の粗糸継装置及び粗糸継方法

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JP2636374B2
JP2636374B2 JP63261079A JP26107988A JP2636374B2 JP 2636374 B2 JP2636374 B2 JP 2636374B2 JP 63261079 A JP63261079 A JP 63261079A JP 26107988 A JP26107988 A JP 26107988A JP 2636374 B2 JP2636374 B2 JP 2636374B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は精紡機の長手方向に沿って移動して作業を行
う自動機に装備される粗糸継装置及びその装置による粗
糸継方法に関するものである。
[従来の技術] 精紡機、特にリング精紡機ではクリールに吊下された
粗糸巻より粗糸を引出し、下方のドラフトパートへ供給
するようにしている。粗糸のドラフトパートへの供給が
進み、粗糸巻が空ないしは空に近づくと新しい粗糸巻と
交換する必要があり、その際に紡出中の粗糸に新に交換
する粗糸巻の粗糸端を粗糸継ぎする必要が生じる。従
来、この粗糸継作業は一般に人手により行われていた
が、近年、粗糸継作業の自動化が提案されている(例え
ば特開昭62−57957号公報、特開昭62−56272号公報)。
前記公報には第9図に示すように、本体71の先端部に
案内溝72を形成し、該案内溝72を横切って往復動可能な
篠(粗糸)把持レバー73を本体に設け、前記案内溝72の
両側の本体に篠把持レバー73と協働して篠(粗糸)を把
持する篠把持部材74,75を設けた篠継(粗糸継)ヘッド
を粗糸替機に装備された粗糸継装置に使用している。こ
の粗糸継装置では粗糸継ヘッドを粗糸替機の移動に支障
とならない退避位置と粗糸継作業を行うドラフトパート
上方の作業位置との間でヘッドを移動させ、ヘッドを回
転させるカム・リンク機構で構成されている。
[発明が解決しようとする課題] 一般に、粗糸替機は1台で10〜40台の精紡機機台の粗
糸替えに対応できる能力がある。又、紡績工場では全部
の精紡機機台が同一の紡出条件(スピンドル回転数、紡
出番手、ドラフト率、撚数等)で運転されるとは限ら
ず、又、紡出条件の変更が頻繁に行われる場合もある。
ところが、前記粗糸継装置では粗糸継ヘッドを退避位置
と作業位置との間でヘッドを移動させ、ヘッドを回転さ
せるカム・リンク機構で構成されているため、粗糸継ぎ
する作業位置で粗糸継ヘッドを自由に回動することがで
きない。前記従来装置では旧粗糸の上に新粗糸を乗せて
旧粗糸の送りに連れてバックローラに入れ込み、粗糸継
後に旧粗糸を把持させ、この状態を保持しバックローラ
より送り込まれて旧粗糸は引抜きされて切断が行われ
る。そのため粗糸切断に時間が掛かるだけでなく、機構
上積極的な新粗糸の送りができないため、不確実である
という問題がある。
本発明は前記の問題に鑑みてなされたものであって、
その目的は機械による粗糸継作業に際して旧粗糸の切断
を早くしかも確実に行うことができるとともに、紡出条
件が変更されても、新粗糸をトランペットに最適条件で
積極的に挿入することができ、粗糸継ぎの成功率を向上
させることができる精紡機の粗糸継装置及び粗糸継方法
を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 前記の目的を達成するため本発明においては、精紡機
機台長手方向に沿って移動して作業を行う自動機に装備
される粗糸継装置において、精紡機のクリールに吊下さ
れて紡出中の粗糸巻からドラフトパートのトランペット
に連なる粗糸と前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸巻から
引き出された粗糸とを把持可能な粗糸継ヘッドを支持ア
ームの先端に粗糸の進行方向に回動可能に設け、前記粗
糸継ヘッドを自動機の走行に支障とならない退避位置と
粗糸継作業を行うドラフトパート上方近傍の作業位置と
に移動配置させるため支持アームを駆動する駆動装置を
設け、前記粗糸継ヘッドを粗糸の進行方向に回動する粗
糸継ヘッド駆動装置を前記支持アーム駆動装置から独立
して設けた。
又、粗糸継方法として、精紡機機台長手方向に沿って
移動して作業を行う自動機に、精紡機のクリールに吊下
されて紡出中の粗糸巻からドラフトパートのトランペッ
トに連なる旧粗糸と前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸巻
から引き出された新粗糸とを繋ぐ粗糸継ヘッドを先端に
装備した支持アームを、前記粗糸継ヘッドを自動機の走
行に支障とならない退避位置と粗糸継作業を行うドラフ
トパート上方近傍の作業位置とに移動配置可能に配設
し、予備粗糸巻から引き出された新粗糸を把持した状態
で前記粗糸継ヘッドをドラフトパート上方近傍の作業位
置に移動配置し、前記粗糸継ヘッドによる前記新粗糸の
解放と旧粗糸の把持切断からなる粗糸継動作のタイミン
グを精紡機の紡出条件の変更に応じたドラフトパートに
おける粗糸の送り速度に合わせて設定し、この設定され
たタイミングで粗糸継動作を行うようにした。
更に、他の粗糸継方法として、予備粗糸巻から引き出
された新粗糸を前記粗糸継ヘッドに把持した状態で粗糸
継ヘッドをドラフトパート上方近傍の作業位置に移動配
置し、その位置で紡出中の粗糸巻からドラフトパートの
トランペットに連なる旧粗糸を粗糸継ヘッドで把持、切
断し、その後、新粗糸を把持したまま旧粗糸を解放した
状態で粗糸継ヘッドを回動して新粗糸をトランペットに
挿入する場合、前記粗糸継ヘッドの回動時期をトランペ
ットに連なる切断後の旧粗糸の長さに合わせて調整する
ようにした。
[作用] 本発明の粗糸継装置では支持アームの作動により、粗
糸継ヘッドが自動機の走行に支障とならない退避位置と
粗糸継作業を行うドラフトパート上方近傍の作業位置と
に移動配置される。そして、粗糸継ヘッドは支持アーム
の駆動装置とは別の駆動装置により、支持アームの駆動
と独立して駆動される。従って、旧粗糸の切断は粗糸継
ヘッドに旧粗糸を把持した状態で、粗糸継ヘッドをその
先端がトランペットから離間する方向へ回動させること
により高温でしかも確実に行われる。一方、粗糸継ヘッ
ドに新粗糸を把持した状態で粗糸継ヘッドをトランペッ
トに接近する方向へ回動させることによりトランペット
への新粗糸の挿入が行われる。粗糸継ヘッドの駆動装置
の駆動時期を変更することにより、新粗糸をトランペッ
トに挿入するタイミングの変更が自由にでき、紡出条件
に対応した最適タイミングでトランペットへの新粗糸の
挿入が可能となる。
又、第2請求項に記載の粗糸継方法では、予備粗糸巻
から引き出された新粗糸が粗糸継ヘッドに把持された状
態で、粗糸継ヘッドがドラフトパート上方近傍の作業位
置に移動配置される。そして、その位置で粗糸継ヘッド
による新粗糸の解放と旧粗糸の把持切断からなる粗糸継
動作が行われる。この粗糸継動作は、精紡機の紡出条件
の変更に応じたドラフトパートにおける粗糸の送り速度
に合わせて設定されたタイミングで行われるため、精紡
機の紡出条件が変更されても同一の自動機によってその
紡出条件に最適な粗糸継動作が行われる。
又、第3請求項に記載の粗糸継方法では、予備粗糸巻
から引き出された新粗糸が前記粗糸継ヘッドに把持され
た状態で、粗糸継ヘッドがドラフトパート上方近傍の作
業位置に移動配置動される。その位置で紡出中の粗糸巻
からドラフトパートのトランペットに連なる旧粗糸が、
粗糸継ヘッドに把持されるとともに切断される。その
後、トランペットに連なる切断後の旧粗糸の長さが、新
粗糸をトランペットに挿入した際、新粗糸と旧粗糸の重
合部の長さが最適となる長さになったとき、新粗糸を把
持し旧粗糸を解放した状態で粗糸継ヘッドが回動されて
新粗糸がトランペットに挿入される。
[実施例1] 以下本発明を粗糸替機に装備された粗糸継装置に具体
化した第1の実施例を第1〜4図に従って説明する。
粗糸継装置1は精紡機機台に沿って移動して粗糸替え
作業を行う粗糸替機(図示せず)に装備されている。粗
糸継作業時に精紡機機台長手方向と平行に配置される回
転軸3に対して、支持アーム2がその基端において一体
回動可能に固定されている。回転軸3にはアーム駆動モ
ータ4の駆動軸に嵌着されたピニオン5と噛合するセク
タ歯車6が嵌着固定され、アーム駆動モータ4の駆動に
より支持アーム2が作業位置と退避位置とに回動される
ようになっている。前記回転軸3、アーム駆動モータ
4、ピニオン5及びセクタ歯車6により支持アーム2を
駆動する駆動装置が構成されている。
支持アーム2の先端には第2図に示すようにほぼU字
状の取付部2aが形成され、取付部2aの側方に突出する状
態で回転軸7が支持されている。回転軸7の取付部2a内
と対応する位置には歯付きプーリ8が一体回転可能に嵌
着固定され、該歯付きプーリ8と支持アーム2の基端に
固定された粗糸継ヘッド駆動モータ9の駆動軸に嵌着さ
れた歯付きプーリ10との間に歯付きベルト11が巻掛けら
れている。又、取付部2aの側方に突出した部分の回転軸
7には粗糸継ヘッド12が一体回転可能に固着されてい
る。駆動モータ9には可変速モータが使用されている。
前記回転軸7、歯付きプーリ8、粗糸継ヘッド駆動モー
タ9、歯付きプーリ10及び歯付きベルト11により粗糸継
ヘッド12の駆動装置が構成されている。そして、駆動モ
ータ9の駆動により、粗糸継ヘッド12が支持アーム2の
先端から突出する作用位置と支持アーム2と平行となる
収容位置とに回動配置されるようになっている。
粗糸継ヘッド12は2錘1組として構成され、第2図に
示すように2個の粗糸継ヘッド本体13が回転軸7に一体
回転可能に嵌着されるとともに連結板14により互いに平
行状態を保持するように連結されている。粗糸継ヘッド
本体13の先端寄りには支持ピン15が粗糸継ヘッド本体13
の上下両側に突出する状態で回転自在に取付けられてい
る。各支持ピン15の下端には第1キャッチャ16がそのほ
ぼ中央部において一体回転可能に取付けられ、上端には
レバー17a,17bが第1キャッチャ16の基端側と平行に延
びる状態でその一端において一体回転可能に固定されて
いる。前記レバー17a,17bは一体回動可能に連結ロッド1
8により互いに連結されている。又、一方のレバー17aの
基端には被検知部17cが突設されている。第1キャッチ
ャ16にはその先端上面に粗糸継ヘッド本体13の把持面13
aと協働して旧粗糸R1を把持する把持部16aが膨出形成さ
れている。連結ロッド18はその長さ調節可能に構成さ
れ、両粗糸継ヘッド本体13の把持面13aと各第1キャッ
チャ16の把持面13aとの当接面の調整が容易になってい
る。
粗糸継ヘッド本体13には第1キャッチャ16の基端と対
応する位置にばね支持部19が形成され、ばね支持部19と
第1キャッチャ16の基端に突設されたガイドピン20との
間には第1キャッチャ16を粗糸把持方向に回動付勢する
コイルばね21が介装されている。前記一方のレバー17a
の先端部には掛止方22が突設され、掛上片22にはワイヤ
23の一端が掛止め固定されている。該ワイヤ23は連結板
14上に一端が固定されたフレキシブルなガイドチューブ
24に挿通されるとともに支持アーム2のほぼ中央部に固
定されたサーボモータ25の駆動軸に取付けられたプーリ
26に他端が固着され、サーボモータ25の駆動により第1
キャッチャ16をコイルばね21の付勢力に抗して開放側へ
回動可能となっている。
又、粗糸継ヘッド本体13には前記支持ピン15と対応す
る位置に支持ピン27が粗糸継ヘッド本体13の下面から突
出する状態で回動可能に支持され、その下部突出端には
前記第1キャッチャ16の先端下部に設けられた新粗糸把
持部16bと協働して新粗糸R2を把持する把持部28bを有す
る第2キャッチャ28が一体回動可能に固定されている。
第2キャッチャ28には第1キャッチャ16と対向する側と
反対側に収容部28aが形成され、収容部28aと粗糸継ヘッ
ド本体13に設けられたばね支持部29との間には、第2キ
ャッチャ28をその把持部28bが第1キャッチャ16の新粗
糸把持部16bと当接する側に回動付勢するコイルばね30
が介装されている。コイルばね30は前記第1キャッチャ
16を把持側へ回動付勢するコイルばね21よりその付勢力
が小さなものが使用されている。粗糸継ヘッド本体13に
は前記第2キャッチャ28の回動を規制するストップピン
31が突設されている。
第1キャッチャ16の把持部16aの後方には、新粗糸把
持部16bと第2キャッチャ28の把持部28bとの間に案内さ
れた新粗糸R2が所定位置より奥に入るのを規制する規制
部材32が固定されている。又、一方の粗糸継ヘッド本体
13には第1キャッチャ16の位置を新粗糸R2のみを把持す
る中間停止位置に保持するためのソレノイド33が取付け
られ、ソレノイド33のプランジャ33aが挿通される透孔3
4が粗糸継ヘッド本体13及び連結板14を貫通する状態で
形成されている。又、粗糸継ヘッド本体13の基端には、
前記一方のレバー17aの基端に突設された被検知部17cを
検知するためのセンサS1,S2,S3が、第1キャッチャ16が
開放位置と、新粗糸R2のみを把持する中間停止位置と、
新旧両粗糸R1,R2を把持する把持位置とに配置された際
に前記被検知部17cと対応する位置にそれぞれ配設され
ている。なお、粗糸継ヘッド本体13の下面にはバックロ
ーラ39aの回転速度を検出するためのセンサS4が取付け
られている。又、支持アーム2の先端にはバックローラ
39aとミドルローラ39b間の粗糸を検知するためのセンサ
S5が取付けられている。
次に前記のように構成された粗糸継装置1の作用につ
いて説明する。まず、第2図及び第3図(a)〜(c)
に従って粗糸継ヘッド12の作用について説明すると、プ
ーリ26からワイヤ23が繰り出された状態では、第1キャ
ッチャ16はコイルばね21の付勢力により第2図に示す把
持状態に保持されている。この状態からサーボモータ25
の駆動によりワイヤ23がプーリ26に巻取られると、第1
キャッチャ16がコイルばね21の付勢力に抗して開放側
(時計方向)へ回動され、被検知部17cがセンサS1と対
向する状態でセンサS1からの検知信号によりサーボモー
タ25が停止し、第3図(a)に示すように第1キャッチ
ャ16の把持部16aと粗糸継ヘッド本体13の把持面13aとの
間及び第1キャッチャ16の新粗糸把持部16bと第2キャ
ッチャ28の把持部28bとの間に隙間ができる状態とな
る。この状態では粗糸継ヘッド12の前進により、粗糸は
規制部材32と係合するまで第1キャッチャ16の新粗糸把
持部16bと第2キャッチャ28の把持部28bとの隙間に侵入
可能となる。
この状態からサーボモータ25を駆動してプーリ26をワ
イヤ23の繰出し方向に回動させると、第1キャッチャ16
がコイルばね21の付勢力により把持側へ回動される。そ
して、センサS2からの被検知部17cの検知信号によりサ
ーボモータ25が停止すると、第3図(b)に示すように
第1キャッチャ16の新粗糸把持部16bと第2キャッチャ2
8の把持部28bとが当接する新粗糸把持状態となり、両者
の間に新粗糸R2が把持される。次にソレノイド33が作動
されてプランジャ33aがレバー17aと係合可能な位置に突
出する。この状態で粗糸継ヘッド12の回動操作等によ
り、プーリ26から掛止片22に至るワイヤ23の経路の長さ
が変化してワイヤ23に弛みが生じてもレバー17aとプラ
ンジャ33aとの係合によりレバー17aすなわち第1キャッ
チャ16の回動が規制され、第1キャッチャ16は新粗糸把
持状態に保持されるようになっている。
そして、第3図(b)に示す状態からソレノイド33の
プランジャ33aが引込まれた後、サーボモータ25の駆動
によりプーリ26がさらにワイヤ23を繰出す方向に回動さ
れると、第2キャッチャ28を付勢するコイルばね30より
第1キャッチャ16を付勢するコイルばね21の付勢力が大
きいため、第1キャッチャ16が第2キャッチャ28ととも
にさらに把持方向に回動される。そして、センサS3から
の被検知部17cの検知信号によりサーボモータ25が停止
すると、第3図(c)に示すように、第1キャッチャ16
の把持部16aが粗糸継ヘッド本体13の把持面13aと当接す
る粗糸把持状態となる(この状態では新、旧の両粗糸の
把持が可能)。
次に第4図(a)〜(i)に基いて粗糸継作業を説明
する。粗糸継作業は予備粗糸巻としての満ボビン36が予
備粗糸巻レール(図示せず)から取り外され、第4図
(a)に示すように粗糸替機に装備された満ボビン交換
装置のペッグ35上に装着された状態で行われる。第4図
(a)に鎖線で示すように満ボビン36の粗糸端と対応す
る位置に吸引ノズル37が配置され、その状態でペッグ35
が満ボビン36から粗糸が繰り出される方向に回転されて
粗糸端が吸引ノズル37内に吸引される。次に吸引ノズル
37が実線で示す位置まで新粗糸R2を満ボビン36から引き
出しながら下降移動する。この状態で粗糸継ヘッド駆動
モータ9が正転駆動され、粗糸継ヘッド12は第3図
(a)に示す開放状態のまま反時計方向へ回動されて第
4図(b)に示すように新粗糸R2が粗糸継ヘッド12内に
導かれる。この状態で第1キャチャ16が新粗糸把持位置
まで回動されて新粗糸R2が粗糸継ヘッド12に把持され
る。次に粗糸継ヘッド駆動モータ9が逆転駆動され、粗
糸継ヘッド12は第4図(c)に示すようにその先端が吸
引ノズル37に近付く位置まで時計方向に回動される。次
に粗糸継ヘッド駆動モータ9が正転駆動され、粗糸継ヘ
ッド12はその先端が吸引ノズル37から離れるように反時
計方向へ回動される。これにより吸引ノズル37内に吸引
された新粗糸R2は吸引ノズル37の内部に装備された公知
の構成(例えば、特公昭47−51649号公報)の粗糸切断
部材(図示せず)の作用により、切断されて第4図
(d)に示す状態となる。
次にこの状態からアーム駆動モータ4が正転駆動され
ると、ピニオン5及びセクタ歯車6を介して回転軸3が
第4図(d)の時計方向に回動され、支持アーム2がド
ラフトパート38側へ傾動されて粗糸継ヘッド12がドラフ
トパート38の上方近傍の作業位置に配置された時点でア
ーム駆動モータ4の駆動が停止される。この状態では第
1図に示すようにセンサS5がバックローラ39aとミドル
ローラ39b間に対応する位置に配置され、両ローラ39a,3
9b間を走行する粗糸の有無の検知が可能となる。一方、
アーム駆動モータ4の駆動時に粗糸継ヘッド駆動モータ
9も正転駆動されて歯付きプーリ10、歯付きベルト11及
び歯付きプーリ8を介して回転軸7とともに粗糸継ヘッ
ド12が反時計方向に回動され、第4図(e)に示すよう
に粗糸継ヘッド12の先端に紡出中の旧粗糸R1が導かれた
状態となる。支持アーム2の傾動に伴い粗糸継ヘッド12
がドラフトパート38に近付く方向へ移動する際に、満ボ
ビン36から粗糸継ヘッド12に連なる新粗糸R2に大きな張
力が作用するのを防止するため、粗糸継ヘッド12の移動
と同期してペッグ35が満ボビン36から新粗糸R2が送り出
される方向に回動される。
第4図(e)に示す状態でサーボモータ25が駆動され
て旧粗糸R1が粗糸継ヘッド12に把持された後、粗糸継ヘ
ッド駆動モータ9が正転駆動され、第4図(f)に示す
ように粗糸継ヘッド12が反時計方向に回動されて旧粗糸
R1が切断される。これによりトランペット38aを経てド
ラフトパート38に連なる旧粗糸R1の端部が下方へ落下す
る。旧粗糸R1の切断が完了した後、粗糸継ヘッド12は旧
粗糸R1の把持を解除する。この状態ではセンサS4がバッ
クローラ39aと対応する状態にあり、センサS4からの検
出信号に基づきマイクロコンピュータを備えた制御装置
(図示せず)がバックローラ39aの回転速度すなわち粗
糸の送り速度を演算する。
旧粗糸R1の切断後、制御装置は前記粗糸の送り速度に
基づき、紡出条件に対応した粗糸継ヘッド12の回動タイ
ミングと回動速度を演算する。そして、紡出中の旧粗糸
R1の粗糸端の長さが粗糸継ぎに好適な長さとなる所定時
間経過後、粗糸継ヘッド駆動モータ9が逆転駆動されて
粗糸継ヘッド12が時計方向へ回動され、第4図(g)に
示すように粗糸継ヘッド12に把持されている新粗糸R2の
端部がトランペット38aに挿入される。粗糸継ヘッド12
は新粗糸R2の端部がバックローラ39aに当接するまで、
好ましくはその一部がバックローラ間に把持されるまで
回動が継続される。粗糸継ヘッド12の回動速度は新粗糸
R2の端部がバックローラ39aの僅か手前に達する時点ま
では早く、その後は前記旧粗糸R1の送り速度よりやや早
めとなるように制御される。新粗糸R2の端部がバックロ
ーラ39にフィードされた時点で粗糸継ヘッド12による新
粗糸R2の把持が解除され、その後は満ボビン36の新粗糸
R2により紡出が継続される。
粗糸継ヘッド12による新粗糸R2の把持解除後、所定時
間経過する間にセンサS5がバックローラ39aとミドルロ
ーラ39b間を走行する粗糸の切断を検知しないことを確
認した後、アーム駆動モータ4が逆転駆動され、支持ア
ーム2が反時計方向に回動されて第4図(h)に示す退
避位置に配置される。次に粗糸継ヘッド駆動モータ9が
逆転駆動され、第4図(i)に示すように粗糸継ヘッド
12が支持アーム2と平行な収納状態に回動配置される。
前記所定時間経過する間にセンサS5がバックローラ39
aとミドルローラ39b間を走行する粗糸の切断を検知した
場合、すなわち粗糸継ぎが失敗した場合には、サーボモ
ータ25が駆動されて粗糸継ヘッド12により新粗糸R2が直
ちに把持される。次にアーム駆動モータ4が逆転駆動さ
れ、支持アーム2が反時計方向に回動されて新粗糸R2が
切断される。これにより粗糸がバックローラ39aに巻付
くことによるバックローラ39aの破損に至るという事態
が防止される。
[実施例2] 次に第2の実施例を第5〜8図に従って説明する。こ
の実施例では第1キャッチャ16を駆動する構成として、
サーボモータ25により回動されるプーリ26に連結された
ワイヤ23を使用する代わりに、リンク機構を採用した点
と、新旧両粗糸R1,R2が粗糸継ヘッド12に把持された状
態から粗糸の把持を解除する場合、旧粗糸R1の解放を後
にして、新粗糸R2の解放を先に行うことが可能に構成さ
れている点とが前記実施例と大きく異なっている。
連結板14には両支持ピン15の中間部と対応する位置に
モータ40が固定され、モータ40の駆動軸40aに駆動レバ
ー41が一体回動可能に固定されている。前記両レバー17
a,17bの基端には連結レバー42a,42bがその一端において
ピン43を介して回動可能に連結されている。連結レバー
42a,42bの他端側には長孔44a,44bが形成され、前記駆動
レバー41の先端に突設された駆動ピン45が長孔44a,44b
に嵌挿されてリンク機構が形成されている。
又、第1キャッチャ16の先端に突設されたピン46に
は、把持部を形成する把持ブロック47がその把持部47a
が第1キャッチャ16の側面より粗糸継ヘッド本体13の把
持面13a側に突出する状態でわずか回動可能に支持され
ている。把持ブロック47の下面には穴48が形成され、該
穴48に第1キャッチャ16の先端に突設された係合ピン49
が遊挿されている。従って、この実施例の装置では製品
のバラツキで粗糸継ヘッド本体13の把持面13aと、第1
キャッチャ16の前記把持面13aと対向する側面とが互い
に平行状態とならない場合でも、把持ブロック47が係合
ピン49と穴48との隙間の分回動可能なため、第1キャッ
チャ16の回動にともない把持部47aが把持面13aと平行と
なるように回動されて粗糸が確実に把持される。
両第2キャッチャ28はその基端にピン50が突設され、
連結レバー51の端部が各ピン50に回動可能に連結されて
いる。又、一方の粗糸継ヘッド本体13の基端にはロータ
リソレノイド52が固定され、該ロータリソレノイド52の
駆動軸に第2キャッチャ作動レバー53の基端が一体回動
可能に固定されている。第2キャッチャ作動レバー53の
先端は、該一方の粗糸継ヘッド本体13側に設けられた第
2キャッチャ28のピン50に長孔53aを介して回動可能に
連結されている。
この実施例の粗糸継ヘッド12による新粗糸R2及び旧粗
糸R1の把持順序は前記実施例と同様に新粗糸R2、旧粗糸
R1の順に行われる。そして、この装置ではモータ40の駆
動による駆動レバー41の回動にともない、連結レバー42
a,42b及びレバー17a,17bを介して両第1キャッチャ16が
互いに同一方向に回動される。駆動レバー41の停止位置
はモータ40の停止状態で定まるため、前記実施例のよう
にワイヤ23を用いた場合と異なる粗糸継ヘッド12が回動
されても両第1キャッチャ16の開口位置関係が一定に保
持される。従って、第1キャッチャ16を中間把持位置に
保持するためのソレノイド33が不要となり、ワイヤ23が
無くなったことと相俟って構成がシンプルになる。
そして、第7図(a)に示すように両粗糸R1,R2が粗
糸継ヘッド12に把持された状態でロータリソレノイド52
が駆動されると、第2キャッチャ作動レバー53が同図の
時計方向に回動され、第2キャッチャ28が第1キャッチ
ャ16と独立して反時計方向に回動される。これにより第
7図(b)に示すように第1キャッチャ16の新粗糸把持
部16bと第2キャッチャ28の把持部28bとが離間し、両把
持部16b,28b間に把持されていた新粗糸R2が解放され
る。次にモータ40の駆動により駆動レバー41が反時計方
向に回動されると、連結レバー42a,42bを介して第1キ
ャッチャ16が時計方向に回動され、第7図(c)に示す
ように把持部47aと把持面13aとが離間して旧粗糸R1が解
放される。
従って、この実施例の粗糸継ヘッド12を使用すると、
第1実施例で説明した旧粗糸R1を切断した後、新粗糸R2
の端部をトランペット38aに挿入する粗糸継方法ではな
く、旧粗糸R1を切断する前に新粗糸R2の端部をトランペ
ット38aに挿入し、その後旧粗糸R1を切断する粗糸継方
法を行うことができる。この場合第8図(a)に示すよ
うに、粗糸継ヘッド12に新粗糸R2が把持されるとともに
旧粗糸R1がその先端部に導入された状態で粗糸継ヘッド
12が時計方向に回動され、第8図(b)に示すようにト
ランペット38aに新粗糸R2が挿入される。新粗糸R2の先
端がほぼバックローラ39aに噛み込まれる時点にモータ4
0が駆動され、旧粗糸R1を把持するとほぼ同時にロータ
リソレノイド52が作動されて新粗糸R2が解放される。そ
の後粗糸継ヘッド12が反時計方向に回動され、第8図
(c)に示すように旧粗糸R1の切断が行われる。
なお、本発明は前記両実施例に限定されるものではな
く、例えば、第1実施例の粗糸継ヘッドの第1キャッチ
ャ16の駆動に第2実施例と同様なリンク機構を採用して
もよい。又、支持ピン15,27の第1キャッチャ16あるい
は第2キャッチャ28が嵌着固定される部分を粗糸継ヘッ
ド本体13に回動可能に支持される部分に対して偏心した
支持ピンで構成してもよい。このようにすると、粗糸継
ヘッド本体13の把持面13aと第1キャッチャ16の把持部1
6aとの当接状態あるいは第1キャッチャ16の新粗糸把持
部16bと第2キャッチャ28の把持部28bとの当接状態の微
調整が容易となる。又、前記各実施例では2錘1組のも
のについて説明したが1錘ごとに単独に設けたり3錘以
上を1組としてもよい。さらには、内外2列の粗糸替え
を同時に行う粗糸替機ではなく、特開昭62−57957号公
報に開示された粗糸替機のように片側の列の粗糸替えを
行う粗糸替機に適用したり、粗糸継ヘッドに特開昭62−
57957号公報に開示されたものを使用してもよい。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によれば、支持アームの駆
動と独立して粗糸継ヘッドの駆動が可能なため、粗糸継
作業に際して旧粗糸の切断を早くしかも確実に行うこと
ができるとともに、紡出条件が変更されても粗糸継ヘッ
ドの駆動タイミングをそれに対応して最適時に設定で
き、新粗糸をトランペットに最適条件で挿入することが
できる。
又、粗糸継ヘッドの回動速度を紡出中の粗糸の送り速
度に合わせて変更することにより粗糸継ぎの成功率がよ
り向上する。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は本発明を具体化した一実施例を示すもので
あって第1図は粗糸継装置の側面図、第2図は粗糸継ヘ
ッドの平面図、第3図(a)〜(c)は粗糸継ヘッドの
作用を示す平面図、第4図(a)〜(i)は粗糸継作用
を示す概略側面図、第5〜8図は第2実施例を示すもの
であって第5図は粗糸継ヘッドの平面図、第6図は同じ
く側面図、第7図(a)〜(c)は作用を示す平面図、
第8図(a)〜(c)は作用を示す側面図、第9図は従
来の粗糸継ヘッドの平面図である。 粗糸継装置1、支持アーム2、駆動装置としてのアーム
駆動モータ4、別の駆動装置としての粗糸継ヘッド駆動
モータ9、粗糸継ヘッド12、予備粗糸巻としての満ボビ
ン36、ドラフトパート38、トランペット38a、旧粗糸R
1、新粗糸R2。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】精紡機機台長手方向に沿って移動して作業
    を行う自動機に装備される粗糸継装置において、精紡機
    のクリールに吊下されて紡出中の粗糸巻からドラフトパ
    ートのトランペットに連なる粗糸と前記粗糸巻と交換す
    べき予備粗糸巻から引き出された粗糸とを把持可能な粗
    糸継ヘッドを支持アームの先端に粗糸の進行方向に回動
    可能に設け、前記粗糸継ヘッドを自動機の走行に支障と
    ならない退避位置と粗糸継作業を行うドラフトパート上
    方近傍の作業位置とに移動配置させるため支持アームを
    駆動する駆動装置を設け、前記粗糸継ヘッドを粗糸の進
    行方向に回動する粗糸継ヘッド駆動装置を前記支持アー
    ム駆動装置から独立して設けた精紡機の粗糸継装置。
  2. 【請求項2】精紡機機台長手方向に沿って移動して作業
    を行う自動機に、精紡機のクリーニングに吊下されて紡
    出中の粗糸巻からドラフトパートのトランペットに連な
    る旧粗糸と前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸巻から引き
    出された新粗糸とを繋ぐ粗糸継ヘッドを先端に装備した
    支持アームを、前記粗糸継ヘッドを自動機の走行に支障
    とならない退避位置と粗糸継作業を行うドラフトパート
    上方近傍の作業位置とに移動配置可能に配設し、予備粗
    糸巻から引き出された新粗糸を把持した状態で前記粗糸
    継ヘッドをドラフトパート上方近傍の作業位置に移動配
    置し、前記粗糸継ヘッドによる前記新粗糸の解放と旧粗
    糸の把持切断からなる粗糸継動作のタイミングを精紡機
    の紡出条件の変更に応じたドラフトパートにおける粗糸
    の送り速度に合わせて設定し、この設定されたタイミン
    グで粗糸継動作を行う精紡機の粗糸継方法。
  3. 【請求項3】精紡機機台長手方向に沿って移動して作業
    を行う自動機に、精紡機のクリールに吊下されて紡出中
    の粗糸巻からドラフトパートのトランペットに連なる旧
    粗糸と前記粗糸巻と交換すべき予備粗糸巻から引き出さ
    れた新粗糸とを把持可能な粗糸継ヘッドを先端に回動可
    能に装備した支持アームを、前記粗糸継ヘッドを自動機
    の走行に支障とならない退避位置と粗糸継作業を行うド
    ラフトパート上方近傍の作業位置とに移動配置可能に配
    設し、予備粗糸巻から引き出された新粗糸を前記粗糸継
    ヘッドに把持した状態で粗糸継ヘッドをドラフトパート
    上方近傍の作業位置に移動配置し、その位置で紡出中の
    粗糸巻からドラフトパートのトランペットに連なる旧粗
    糸を粗糸継ヘッドで把持、切断し、その後、新粗糸を把
    持した状態で旧粗糸を解放し、粗糸継ヘッドを回動して
    新粗糸をトランペットに挿入する場合、前記粗糸継ヘッ
    ドの回動時期をトランペットに連なる切断後の旧粗糸の
    長さに合わせて調整する請求項2に記載の精紡機の粗糸
    継方法。
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