JP2635315B2 - 撮像素子振動装置 - Google Patents

撮像素子振動装置

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JP2635315B2
JP2635315B2 JP61119732A JP11973286A JP2635315B2 JP 2635315 B2 JP2635315 B2 JP 2635315B2 JP 61119732 A JP61119732 A JP 61119732A JP 11973286 A JP11973286 A JP 11973286A JP 2635315 B2 JP2635315 B2 JP 2635315B2
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JP
Japan
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solid
lens
state imaging
optical axis
circuit board
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JP61119732A
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新司 幡地
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は固体撮像素子を用いたビデオカメラ等の自動
焦点装置に使用して有効な撮像素子振動装置に関するも
のである。
従来の技術 ビデオカメラ等の自動焦点装置には、現在、赤外線を
用いて被写体までの距離を測距する赤外線方式が主流で
あるが、測距できる距離に限界がある。また、赤外線の
反射率の違いによる誤測距,赤外発光ダイオードによる
消費電力が大きいなどの欠点があった。
近年、撮像レンズを通った光情報そのものを用いて焦
点信号を得る方式であるパッシブ方式が採用されつつあ
る。このパッシブ方式の中で、撮像素子からの映像信号
の高周波成分を検出して合焦させるコントラスト検出方
式がある。映像信号の高周波成分は第2図に示すように
合焦点において最大値となる。これを利用したものが山
のぼり方式であり、フォーカスレンズを動かしてから合
焦方向を判別するものである。この方式ではレンズを動
かすまで合焦方向の判別ができず、最大値を行きすぎな
いと合焦点が判断できずフォーカシングの品位が良くな
い欠点がある。
この欠点を解決するため常にフォーカス状態を微少に
変動させることにより合焦点の方向を判別する方法があ
る。第2図に示すようにフォーカス状態を正弦波で微少
に変化させた時の高周波成分の出力の変化は、前ピンの
時はaのようになり、後ピンの時はbのようになり位相
が反転するため合焦点への方向が判別できる。又、合焦
点においては微少変動による出力の変化はcのようにな
くなるため合焦点の判定も容易であり、行きすぎること
を防止できる。しかしながら、この方式においてはフォ
ーカス状態を微少に変化させる必要がある。この手段と
して第3図に示すように、レンズを収納したレンズ鏡筒
1と、レンズ鏡筒1を固定するフレーム2と、固体撮像
素子3と、固体撮像素子3を光軸方向に振動させる振動
素子4と、固体撮像素子3を駆動するための駆動回路基
板5と、固体撮像素子3と駆動回路基板5とを電気的に
接続するためのフレキシブルプリント基板6とにより構
成されている。7はシールドケースである。このような
構成にすれば、固体撮像素子3は振動素子4によって光
軸方向に振動させられるためフォーカス状態がどの移動
に応じて変化することとなり、前述の自動焦点の方式に
使用することができる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような構成では固体撮像素子3
と駆動回路基板5とを接続するフレキシブルプリント基
板6が必要となると共に、それらは妨害の関係からシー
ルドすることが望ましい。すなわち第3図に示すように
駆動回路基板5は固体撮像素子3の後方に配電する方が
シールドケース7の構成が簡単となる。この時フレキシ
ブルプリント基板6は直角に曲げられることとなる。こ
の曲がりにより、振動素子4には矢印で示すA方向に常
に力が加わることとなる。この力は振動素子4の振動量
を低下させる。又、経時変化によりその力が変化してし
まうと、固体撮像素子3とレンズ鏡筒1内のレンズとの
距離が変化しバックフォーカスのずれとなってしまう等
の問題点がある。本発明は上記問題点に鑑み、レンズの
光軸と直角な方向に位置するフレキシブルプリント基板
を固定することにより、フレキシブルプリント基板の振
動素子に対する応力を無くし、振動素子を十分に機能さ
せる撮像素子振動装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の撮像素子振動装
置は、レンズを収納したレンズ鏡筒が固定されたフレー
ムと、レンズの光軸と素子が直交する方向に配された固
体撮像素子と、固体撮像素子を支持すると共に、固体撮
像素子をレンズの光軸方向に振動させる振動素子と、固
体撮像素子を駆動し、かつ固体撮像素子の後方に設けら
れた駆動回路基板と、固体撮像素子と駆動回路基板を電
気的に接続するフレキシブルプリント基板とを具備し、
フレキシブルプリント基板が、レンズの光軸と直角な方
向の部分で、かつ、光軸から所定位置だけ離れた位置に
あるフレームの一部に固定するよう固定部を設け、フレ
キシブルプリント基板は固定部を通った後曲げられて駆
動回路基板に接続されるという構成にしたものである。
作用 本発明は上記した構成によって、レンズの光軸と直角
な方向にフレキシブルプリント基板を固定することによ
り、フレキシブルプリント基板の曲がりによる応力が振
動素子に悪影響を与えないようにできることとなる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の撮像素子振動装置につい
て、図面を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すものであり、第3図
と同じものは同一番号を使用し説明は省略する。第3図
と異なるところは、フレキシブルプリント基板6をレン
ズ光軸Xと直角な方向に光軸からLの距離で、固定部8
によって固定したところである。このようにフレキシブ
ルプリント基板6を固定部8により固定した先で直角に
曲がり駆動回路基板5に接続されることとなり、フレキ
シブルプリント基板6の曲がりによる応力は固定部8に
だけ加わるため振動素子4に加わることはなくなる。こ
のため振動素子4の振動量を低下させることがなくなる
と共に、レンズ鏡筒1内のレンズ1aと固体撮像素子3の
距離も変化することはなくバックフォーカスがずれるこ
とも防止できる。なお、この時、固定部8までの距離L
は固定撮像素子3が振動するのに影響のない距離を取れ
ば良い。
発明の効果 以上のように本発明は自動焦点を行なうためにフォー
カスを微少変動させるために固体撮像素子を振動素子に
よって振動させる場合において、レンズの光軸と直角な
方向に位置するフレキシブルプリント基板を固定部によ
り固定することにより、フレキシブルプリント基板の曲
がりによる振動素子への悪影響をなくして、振動素子の
振動を十分に利用できるようにしたものであり、その効
果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の撮像素子振動装置の一実施例を示す側
面図、第2図は自動焦点の原理を示す特性曲線図、第3
図は従来の撮像素子振動装置の構成を示す側面図であ
る。 1a……レンズ、3……固体撮像素子、4……振動素子、
5……駆動回路基板、6……フレキシブルプリント基
板、8……固定部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レンズを収納したレンズ鏡筒が固定された
    フレームと、レンズの光軸と素子が直交する方向に配さ
    れた固体撮像素子と、前記固体撮像素子を支持すると共
    に、前記固体撮像素子における合焦方向の判別をするた
    めレンズの光軸方向に振動させる振動素子と、前記固体
    撮像素子を駆動し、かつ前記固体撮像素子のレンズの光
    軸方向の後方に設けられた駆動回路基板と、前記固体撮
    像素子からレンズの光軸と直角にまっすぐ伸びた途中で
    曲げられて前記駆動回路基板に接続するフレキシブルプ
    リント基板とを具備し、 前記フレキシブルプリント基板のまっすぐに伸びた位置
    で、かつ前記フレキシブルプリント基板を光軸から前記
    固体撮像素子の振動に影響のない距離だけ離れた位置で
    前記フレームの一部に固定する固定部を設けることを特
    徴とする撮像素子振動装置。
JP61119732A 1986-05-23 1986-05-23 撮像素子振動装置 Expired - Lifetime JP2635315B2 (ja)

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JPS62276967A JPS62276967A (ja) 1987-12-01
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WO2000046984A1 (de) * 1999-02-02 2000-08-10 Fastcom Technology S.A. Modularer aufbau einer intelligenten kamera für die bildsignalverarbeitung
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