JPS63198014A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS63198014A
JPS63198014A JP62030931A JP3093187A JPS63198014A JP S63198014 A JPS63198014 A JP S63198014A JP 62030931 A JP62030931 A JP 62030931A JP 3093187 A JP3093187 A JP 3093187A JP S63198014 A JPS63198014 A JP S63198014A
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JP
Japan
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defocus
defocus amount
lens
focus
current
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JP62030931A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Ito
正利 伊藤
Hidesato Fukuoka
秀悟 福岡
Kazuhiko Kojima
和彦 小嶋
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動焦点調節装置に関するものであり、例え
ばビデオカメラのように動画の撮影を行うカメラの自動
焦点調節装置として↑?に適するものである。
(従来の技術) 従来、撮影レンズの焦点ずれ量(デフォーカス量)を、
焦点ずれの方向(デフォーカス方容)と共 −に検出で
きるようにした合焦検出装置としては、アクティブ方式
、パッシブ方式を含めて、各種の方式が提案されている
0例えば、特開昭60−491・1号公報には、パッシ
ブ方式の一例としていわゆるTTL位相差検出方式によ
る合焦検出装置が開示されている。このような合焦検出
装置の検出結果を用いて、撮影レンズにおけるフォーカ
シングレンズを合焦位置に向けて駆動して、焦点調節を
自動化した自動焦点調節機能付きのカメラは広く実用化
されている。
また、このような自動焦点調節機能付きのカメラにおい
て、フォーカシングレンズの駆動制御を安定化するため
の方式が種々提案されているが、高安定性と高速応答性
とを両立できるものはなかった。
例えば、特開昭58−106508号公報にあっては、
今回のデフォーカス方向が前回のデフォーカス方向とは
異なる方向となった場合には、フォーカシングレンズの
移動量を少なくすることが提案されているが、金魚検出
装置においては低照度時にズーミングやパンニング等に
よる画像の変化時に特に測定誤差が生じやすい、このよ
うな場合、今回と前回のデフォーカス方向が同一方向で
あるときに、フォーカシングレンズが目標位置を通り過
ぎることが多く、目標位置を通り過ぎると、行き過ぎ量
が少なくてもフォーカシングレンズが反転するので必ず
しも安定度が高いとは云えなかった。
特開昭61−59407号公報にあっては、被写体のコ
ントラストに応じて金魚とみなせるコントラストに相当
する不感帯巾を変えることが提案されているが、これで
はローコントラスト時には合焦精度が落ちることになる
。また、特開昭61−59408号公報にあっては、被
写体のコントラストに応じて合焦判定の回数を変えるこ
とが提案されているが、ローコントラスト時の応答が遅
くなるという欠点がある。
さらに、特開昭61−107312号公報にあっては、
焦点検出に用いる評価関数の変化が連続して所定レベル
で発生したときに、米国特許4,091.275号公報
にあっては、複数回同方向のデフォーカス方向が続いて
検出されたときに初めてフォーカシングレンズを駆動す
ることが提案されているが、いずれもフォーカシングレ
ンズの応答が遅れるので、フォーカシングレンズが動き
出すまで゛の間は、合焦状態を保証できない。
(発明が解決しようとする問題点) ビデオカメラにおいては動画撮影を行うので、自動焦点
調節装置の性能としては、合焦精度と共に、焦点状態の
安定性が要求される。ところが、動画の撮影において合
焦精度を上げようとすると、焦点調節系の高速応答性が
要求され、したがって、合焦後の測距結果が安定してい
ない場合には、焦点調節系が頻繁に駆動されることにな
り、焦点状態の安定性が悪くなる0合焦後に測距結果が
ばらつく原因としては、低照度時における測距素子のS
/N比の劣化や、撮影者の手振れ、被写体のわずかな動
き等が考えられる。特に、パッシブ方式の自動焦点調節
装置では、低照度時のS/N比の劣化は宿命であり、低
照度になる程、測距結果のばらつきが合焦状態と見なせ
る範囲を越えて大きくなるため、合焦後においてもフォ
ーカシングレンズの位置が測距の都度変化して焦点状態
が変動し、結果として非常に見づらい映像となってしま
う。
本発明はこのような点に鑑みてなきれなものであり、そ
の目的とするところは、測距結果がばらついても常に安
定した焦点状態を確保することができる自動焦点調節装
置を提供するにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明に係る自動焦点調節装置にあっては、上記め目的
を達成するために、撮影レンズのデフォーカス量及びデ
フォーカス方向を繰り返し算出するデフォーカス算出手
段を有し、デフォーカス算出手段の算出結果に基づいて
連続的に撮影レンズのフォーカシングレンズを合焦位置
に向けて駆動する自動焦点調節装置において、今回のデ
フオーカス量が合焦とみなせる第1のデフォーカス量範
囲以内であるか否かを判定する合焦判定手段と、前回の
デフォーカス方向と今回のデフォーカス方向とが同一で
あるか否かを判定する方向判定手段と、合焦判定手段に
て今回のデフォーカス量が第1のデフォーカス量範囲以
内であると判定されたときにはレンズ駆動を停止し、合
焦判定手段にて今回のデフォーカス量が第1のデフォー
カス量範囲よりも大きいと判定され、且つ、方向判定手
段により前回と今回のデフォーカス方向が同一であると
判定された場合において、今回のデフォーカス]?が第
1のデフォーカス量範囲よりも大きい第2のデフォーカ
ス量範囲以内であるときには、今回のデフォーカス量に
1未満の正数を乗じて得たデフ肇−カス景に基づいてレ
ンズ駆動を行い、今回のデフォーカス量が第2のデフォ
ーカス量範囲よりも大きいときには、今回のデフォーカ
ス量に基づいてレンズ駆動を行うレンズ駆動制御手段と
を有して成るものである。
(1ヤ用) 撮影レンズのデフォーカス量及びデフォーカス方向が繰
り返し算出され、この算出結果に基づいて撮影レンズの
フォーカシングレンズが合焦位置に向けて駆動される。
そして、今回のデフォーカス量が第1のデフォーカス量
範囲内であれば、合焦状態であると見なして、レンズの
駆動を停止する。
また、今回のデフォーカス量が第1のデフォーカス量範
囲よりも大きく、且つ、今回のデフォーカス方向が前回
のデフォーカス方向と同じである場すには、今回のデフ
ォーカス量が第1のデフォーカス量範囲よりも大きい第
2のデフォーカス量範囲以内であれば、今回のデフォー
カス量に1未満の正数を乗じて得たデフォーカス量に基
づいてレンズ駆動を行う、したがって、合焦後に測距結
果がばらついて、デフォーカス量が6魚と見なせる範囲
を少し逸脱した程度の状態では、レンズ駆動は行われる
が、そのレンズ駆動量は少なく、これによって、焦点状
態の安定性が得られる。また、今回のデフォーカス量が
第2のデフォーカス量範囲よりも大きいときには、今回
のデフォーカス量に基づいてレンズ駆動を行う、したが
って、被写体と撮影者との相対距離が大きく変化した場
合や、撮影すべき被写体を変えた場合のように、デフォ
ーカス量が合焦と見なせる範囲を大きく逸脱した状態で
は、通常通りのレンズ駆動が行われ、これによって、高
い応答性が得られるものである。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例に係る自動焦点調節装置の概
略構成図である。被写体からの光束は、フォーカシング
レンズ1、コンペンセータレンズ2、バリエータレンズ
3を通過し、ビームスプリッタ4で一部の光束は光路変
更を受けて、図中、上部方向へ曲げられる。残りの大部
分の光は、マスターレンズ5を通して、撮像素子6上に
結像する。
撮像索子6は、2次元のCCDセンサーであり、光電変
換された情報は、映像処理回路11に送られて、映像信
号に変換される。一方、ビームスプリッタ4で光路変更
を受けた光束は、全反射ミラー7で反射されてAPレン
ズ8へと導かれ、ある焦点位置で結像し、結像面の決方
でAFセンサーモジュール9へと導かれる。AFレンズ
8は、撮像光学系のマスターレンズ5の結像位置と、焦
点検出光学系の結像位置とが互いに共役な関係になるよ
うに配置されるもので、撮像光学系の焦点位置ずれ量(
デフォーカス量〉をAFセンサーモジュール9で検出す
ることができる。CCDインターフェイス10はマイク
ロコンピュータ12からの信号に応じて、AFセンサー
モジュール9のCCDラインセンサーを駆動するCOD
ドライブ回路及びCCDラインセンサーの出力をデジタ
ル量に変換してマイクロコンピュータ12に送るA/D
変換回路を含んでいる。CCDインターフェイス10を
通して送られて来た画素データはマイクロコンピュータ
12で演算処理され、デフォーカス量が算出される。こ
のデフォーカス量は、フォーカシング用のパルスモータ
−14の駆動量に変換されて、マイクロコンピュータ1
2の制御下で、パルスモータ−駆動回路13によりパル
スモータ−14が駆動される。パルスモータ−14の出
力軸はギア列16に連結されており、ギア列16が回転
することによりフォーカシングレンズ1が光軸方向に駆
動されて、金魚状態に至る。
次に、第2図に基づいて本発明に係る自動焦点調節装置
の測距原理について説明する。第2図に示すように、A
Pセンサーモジュール9は、コンデンサーレンズ17、
絞りマスク18、一対の再結像レンズ19、CCDライ
ンセンサー20を含む。撮影レンズを通過した入射光は
絞りマスク18により2つの光束に分割され、再結像レ
ンズ19によりCCDラインセンサー20上に設定され
た2つの領域に結像する。CCDラインセンサー20上
に結像した2つの像間隔は、前ピンの場合は合焦時の像
間隔よりも狭くなり、後ビンの場合は合焦時の像間隔よ
りも広くなる。そして、この像間隔は、デフォーカス量
にほぼ比例する。したがって、この像間隔を検出するこ
とにより、合焦、非α焦を知ることができると共に、非
合焦の場合には、デフォーカスの量および方向を知るこ
とができる。
CCDインターフェイス10は、上述のように、CCD
ラインセンサー20を駆動すると共に、その出力信号を
デジタル量に変換して、マイクロコンピュータ12のメ
モリー21に格納する。第2図において、21〜29の
ブロックは、マイクロコンピュータ12により実行され
る処理を機能別にブロック化して示したものである。メ
モリー21に格納された信号を生データと呼ぶことにし
、金魚検出に用いるCCDラインセンサー20上の2つ
の結像領域を便宜上、それぞれ基準部及び参照部と呼ぶ
ことにする。
今、ISS郡部35画素、参照部を39画素とすると、
メモリー21には、それぞれ基準部生データ1i(i=
 1.2、−.35)と、参照部生データri(i=1
.2.・・・、39)が格納されており、これらは差分
演算部22に入力される。差分演算部22では、入力さ
れた基準部生データ11から次式により基準部差分デー
タtsiを算出する。
1si=1: −1i+n  (i= 1.2、−.3
1 )また、参照部生データriから次式により参照部
差分データrsiを算出する。
rsi=ri−ri+<   (i= 1 .2 +・
・・、35)なお、生データから差分データを作成する
理由は、自照検出演算に有害な直流信号成分を生データ
から取り除き、信号の変化分(差分)に相当する信号の
みを得ることにより、基準部と参照部の比較を有利にす
るためである(特開昭60−4914号公?l!参照)
。差分演算部22にて得られた差分データはそれぞれ一
致度関数HF Nを演算するためのHF N演算部23
、及び、コントラスト量Cを演算するためのコントラス
ト演算部24に入力される。HFN演算部23は、入力
された基準部差分データlsi及び参照部差分データr
siから2つの像の一致度を求めるために一致度関数H
FNを求めると共に、合焦状態からCCD1i素で何ピ
ッチ分像がずれているかを求める。−成度関数HFNは
、基準部差分データlsi及び参照部差分データrsi
から次式により算出する。
11FN(N)= Σ l  i’si −rsi+n
+z  l1=1 (N=−2,−1,0,1,2) 上式でNはシフト位置を表し、N=Oのときは、基準部
及び参照部のそれぞれの中心の画素が再結像レンズ19
の光軸に一致した場合に相当し、換言すれば、N=Oで
一致度が最も良くなる場合は、合焦状態にあるというこ
とである。
次に、−成度関数HFN(N)が最小となるシフト位7
p N Mを次式により求める。これは、2つの像の一
致度が最も良い位置を求めることに相当する。
11FN(N輪) −Min(HFN(2)、−、HFN(2>)」1式に
て演算されたシフト位a!N鋤がデフォーカス量に相当
するのであるが、これはCCDセルの1ピツチ毎の値で
あり、約1000μ−り位の粗いものであるから、最小
−成度関数HFN(N鵠)と、その前後のシフト位置に
おける一致度関数HF N (N餉−1)とHFN(N
輪+1)とを用いて、捕間演算を行うことにより、数μ
輪重値の細かさまで検出精度を上げている。捕間演算に
ついては、特開昭60−4914号公報等で既に公知の
方法であり、本発明の主旨とは直接関係が無いので、説
明は省略する。
このようにして得られた補間後の一致度関数の最小値を
YMとし、補間後のシフト位置をXMとする。このXM
をピッチ単位からミクロン単位に変換することにより、
撮像系のデフォーカス量が求められる。検出デフォーカ
ス量をDFとすると、DF=XM・α となる、ただし、αはCODの1ピツチ当たりのデフォ
ーカス量であり、例えば、α=1000μ「―/′ピッ
チなどとする。
また、コントラスト演算部24では、入力された差分デ
ータからコントラストICを演算する。
コントラスl−量は基本的には隣り合う画素出力の差を
表すものと考えて、本実施例では次式のように、差分デ
ータから求めている。
上式により求められたコントラスト量Cは、先程、補間
演算で求めたYMと共にローコン判定部25に入力され
る。ローコン判定部25では、YHをコントラスト量C
で正規化した値YM/Cと、コントラストJiCとから
、次のようにして、測距の可否を判定する。
(a) C>−CI且つYM/C<Y、のとき、111
11距結果の信頼性は高い。
(1))上記以外のとき、i!’l距結果の信頼性は低
い、又は、ローコントラスト状態である。
すなわち、コントラストJICが一定レベルC1以下の
ときにはローコントラスト状態と判定し、また、正規化
した一成度関数Y、/Cが一定しベルY1以上のときに
も一致度が低いと見なし、測距結果の信頼性が低いと判
定して、レンズ駆動を禁止している。なお、−成度関数
YMをコントラスト量Cで正規化する理由は、明るさが
変化しても、常に同一の判定基準で判定できるようにす
るためである。
測距結果が信頼できると判断された場合には、デフォー
カス演算部26によって、XMからデフす−カスの量が
演算され、X、の符号よりデフォーカスの方向、すなわ
ち、前ビンか後ピンかが判定される。デフォーカス演算
部26は、上記の演算を行うと共に、メモリー27にデ
フォーカス量及びデフォーカス方向(前ビン・後ピン)
の情報を出力して記憶させると共に、安定化処理部28
にも同じく情報を出力する。
本発明は、この安定化処理部28に関するものであり、
詳細は後述するものとして、次の駆動量演算部2つにつ
いて説明する。駆動量演算部2つは、入力されたデフォ
ーカス量及びデフォーカス方向から、フォーカシングレ
ンズをそのデフォーカス基に相当する分だけデフォーカ
ス方向と反対方向に移動させるためのパルスモータ−駆
動用のパルス数を算出する。パルスモータ−駆動回路1
3は、駆動量演算部29にて算出されたパルス数の分だ
けパルスモータ−14を駆動し、フォーカシングレンズ
を目標(合焦)位置へと移動させて、合焦動作を完了す
る。
次に、本発明の主要な動作について、第3図のフローチ
ャートを元に説明する。測距動作を開始すると、まず、
ステップ#1のII F N演算を行う。
このステップ#1はCCDラインセンサーの積分、CC
Dラインセンサーからのデータダ〉′プ、差分演算、コ
ントラスト演算等の処理をも含んでいるものとする。ス
テップ#1で一致度関数HF Nの最小値YM及び最小
位置XM並びにコントラスト量Cを求め、ステップ#2
へ進む。ステップ#2では、ローコントラストか否かの
判定を行い、ステップ#1で求めたコントラストff1
Cが一定値よりも大きく、且つ、正規化した一成度関数
yM/cが一定値よりも小さいときは、ローコントラス
トではないと判断し、ステップ#3へ進む。上記以外の
ときは、ローコントラストであると判定して、ステップ
#13へ進む。ステップ#13へ進んだときは、レンズ
IGIK動を停止した後、再び、ステップ#lに戻り、
次回の測距動作を行う。ローコントラストでないときに
は、ステップ#3でデフォーカス演算を行い、ステップ
#4へ進む。ステップ#4及びステップ#5では、今回
求めたデフ才−カス量及び今回のデフォーカス方向をメ
モリーD F +及びメモリーDR,にそれぞれ格納す
る。メモリーDF、に記憶される値は、μ鍮単位のデフ
ォーカス量であるのに対して、メモリーD R+に記憶
される情報は、例えば、後ピンの時はO”、前ビンのと
きは“1”となるようなフラグ情報である。
次に、ステップ#6では、今回得られたデフォーカスf
iDF、と定数に1とを比較し、合焦状態にあるか否か
の判定を行う、定数に1の設定は、例えば、撮影レンズ
の焦点距離・開放F値等で決まる深度のデフォーカス中
の約1/2となる値とし、例えば、50μ輪とする。ス
テップ#6において、DF、≦に、であれば、合焦状態
であると判定してステップ#12へ進み、レンズを停止
させる処理を行う、ステップ#6において、DPI>K
lであれば、非合焦状態であると判定してステップ#7
以下の処理へ進む。
ステップ#7〜ステップ#9の処理が第2図中の安定化
処理部28に相当するもので、本発明の主旨となるもの
である。ステップ#7では、前回のデフォーカス方向D
R,と、今回のデフォーカス方向DR,とを比較して、
前回と同方向となったときはステップ#8゛へ、反対方
向と6つなときはステップ#12へと進み、それぞれレ
ンズ駆動及び停止動作に移る。ステップ#8では今回の
デフォーカス量D F +と定数K z (K + <
 K 2 )尼を比較し、安定化処理ステップ#9を行
うか否かを判定する。定数に2は、例えば、検出回路の
S/N比等によるデフォーカス量のばらつき、手持ち撮
影時の手振れ等による影響、被写体の前後の揺れ等の影
響、及び、これらに対して安定化を行うことによる動き
のある被写体に対する追従性の劣化等を考慮して、予め
安定化処理を行うに当たり、その処理を行う範囲を限定
するためのものであり、その範囲を安定化処理範囲と呼
び、例えば、±200μ輪位の巾とする。ステップ#8
で、DF、≦に2、すなわち、安定化処理範囲内であれ
ば、ステップ#9へ進み、検出デフォーカス量DF、を
例えば1/2倍して駆動すべきデフォーカス量を減らす
、ステップ#9の別法として、デフォーカス量DF、を
減らす代わりに1.レンズの駆動量、すなわち、パルス
モータ−の駆動量を1/2倍して減らすようにしても良
い0次に、ステップ#10へ進゛み、前記デフォーカス
量DF、に基づいて、パルスモータ−の駆動量を演算し
、フォーカシングレンズを駆動する。一方、ステップ#
8において、D F + > K 2、すなわち、安定
化処理範囲外であれば、ステップ#10へ進み、検出デ
フォーカス量DF、に応じてパルスモータ−の駆動量を
演算し、フォーカシングレンズを合焦位置へと駆動する
ステップ#11では1次回の処理ルーチン中のステップ
#7でデフォーカス方向が前回と同じか又は反転したか
の判定を行うために、今回のデフォーカス方向D R+
を前回のデフォーカス方向を記憶するメモリーDR,に
シフトする0以上の処理を行った後、再び、ステップ#
1に戻って、次回の測距動作を行い、以下、同じ動作を
繰り返す。
以上のような処理によれば、フォー力シングレシプl+
4#賎1.−1÷杭1目 准奏債−日つ前面レゾフォー
カスの方向が反転した時にも停止する。
また、非き魚で且つ前回とデフォーカスの方向が同じで
ある場外において、安定化処理範囲内であれば、デフォ
ーカスff1(又はパルスモータ−の駆動量)を減じる
ことによって、焦点状態の安定化を図れると共に、安定
化処理範囲外であれば、検出デフォーカス量に応じてレ
ンズ駆動を行うので、比較的大きなデフォ−カスの時に
は、安定化処理による応答性の劣化が生じないという利
点も合わせ持つことにより、自動焦点調節装置の高速応
答性と高安定性とを両立させることができるものである
。− 上記実施例では測距演rtv3果により得られたデフォ
ーカス量DF、と、所定のデフォーカス量を示す定数に
+、に*(Kt<K2)とを比較することにより、s魚
か否かの判定及び安定化処理を実行するか否かの判定を
行ったが、デフォーカス量DF1に限らず、デフォーカ
ス量をレンズ駆動量に変換した値で、上記判定を行って
も良いことは言うまでもない。
また、パッシブ方式の自動焦点調節装置に限らず、アク
ティブ方式の自動焦点調節装置においても、被写体の動
きや、撮影者の手振れ等による合焦後の測距結果のふら
つきがあり、本発明のようなレンズ駆動制御を行えば、
焦点状態を安定させることができる。
なお、実施例においては、安定化処理ステップ#9にお
いて、デフォーカス量を1/2としたが、これは、17
′2に限らず、1未満の正数を掛けてデフォーカス量を
減ずれば、安定化処理を行わないよりも焦点状態が安定
化されるものである。
(発明の効果) 本発明は上述のように、合焦と見なせる第1のデフォー
カス量範囲よりも大きい第2のデフォーカス量範囲を設
定し、今回のデフォーカス方向が前回のデフォーカス方
向と同じで、且つ、今回のデフォーカス量が第1のデフ
ォーカス量範囲よりも大きく、第2のデフォーカス量範
囲以内であるときには、今回のデフォーカス量に1未満
の正数を乗じて得たデフォーカス量に基づいてレンズ駆
動を行うようにしたので、h魚後の測距結果にばらつき
があっても焦点状態の変動が低減されて安定性の高い自
動焦点調節を行うことができるという効果があり、しか
も、今回のデフォーカス量が第2のデフォーカス量範囲
よりも大きいときには、今回のデフォーカス量に基づい
てレンズ駆動を行うようにしたので、比較的大きなデフ
ォーカスのときには、安定化処理による応答性の劣化が
生じないという利点をも合わせ持つことにより、高安定
性と高速応答性とを両立させることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る自動焦点調節装置の概
略構成図、第2図は同上の要部概略構成図、第3図は同
上の動作説明のためのフローチャー )−である。 28は安定化処理部である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影レンズのデフォーカス量及びデフォーカス方
    向を繰り返し算出するデフォーカス算出手段を有し、デ
    フォーカス算出手段の算出結果に基づいて連続的に撮影
    レンズのフォーカシングレンズを合焦位置に向けて駆動
    する自動焦点調節装置において、今回のデフォーカス量
    が合焦とみなせる第1のデフォーカス量範囲以内である
    か否かを判定する合焦判定手段と、前回のデフォーカス
    方向と今回のデフォーカス方向とが同一であるか否かを
    判定する方向判定手段と、合焦判定手段にて今回のデフ
    ォーカス量が第1のデフォーカス量範囲以内であると判
    定されたときにはレンズ駆動を停止し、合焦判定手段に
    て今回のデフォーカス量が第1のデフォーカス量範囲よ
    りも大きいと判定され、且つ、方向判定手段により前回
    と今回のデフォーカス方向が同一であると判定された場
    合において、今回のデフォーカス量が第1のデフォーカ
    ス量範囲よりも大きい第2のデフォーカス量範囲以内で
    あるときには、今回のデフォーカス量に1未満の正数を
    乗じて得たデフォーカス量に基づいてレンズ駆動を行い
    、今回のデフォーカス量が第2のデフォーカス量範囲よ
    りも大きいときには、今回のデフォーカス量に基づいて
    レンズ駆動を行うレンズ駆動制御手段とを有して成るこ
    とを特徴とする自動焦点調節装置。
  2. (2)レンズ駆動制御手段は、方向判定手段により前回
    と今回のデフォーカス方向が異なる方向であると判定さ
    れた場合には、レンズ駆動を停止するような制御手段で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動
    焦点調節装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009265239A (ja) * 2008-04-23 2009-11-12 Nikon Corp 焦点検出装置、焦点検出方法およびカメラ
JP2014085634A (ja) * 2012-10-26 2014-05-12 Canon Inc 焦点検出装置、撮像装置、撮像システム、および、焦点検出方法
JP2016177069A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 キヤノン株式会社 自動焦点調節装置およびその制御方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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