JP2635013B2 - ファクシミリ装置における画情報通信制御方式 - Google Patents

ファクシミリ装置における画情報通信制御方式

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JP2635013B2 JP6201867A JP20186794A JP2635013B2 JP 2635013 B2 JP2635013 B2 JP 2635013B2 JP 6201867 A JP6201867 A JP 6201867A JP 20186794 A JP20186794 A JP 20186794A JP 2635013 B2 JP2635013 B2 JP 2635013B2
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昌弘 池田
直幸 灘谷
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NEC Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はCCITT勧告T.30
に準拠したファクシミリ装置における画情報通信制御方
式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファクシミリ装置では、
送信原稿の画情報を伝送中に、雑音の影響による伝送誤
りが規定値よりも多く発生すると、次項以降の送信原稿
の画情報の伝送速度を1段階遅くして通信を継続してい
る。
【0003】例えば特開平4−97653号公報に所載
の「ファクシミリ通信方式」では、受信側ファクシミリ
装置が所定期間におけるトレーニングチェック信号のエ
ラー発生数に基づいて定常的エラーか非定常的エラーか
を判断し、この判断結果に基づいて送信側ファクシミリ
装置にモデム伝送速度のシフトダウン方法を変更するよ
うに指示し、送信側ファクシミリ装置が、この指示に従
って定常的エラーの場合と非定常的エラーの場合でシフ
トダウン方法を変更している。
【0004】また、例えば特開平1−311738号公
報に所載の「ファクシミリ装置のメモリ受信方式」で
は、入力の画情報が高速データ受信モデムの受信データ
ポイントの判定領域を外れたときエラー信号を出力する
手段と、1頁の画情報を蓄積中にエラー信号の出力回数
があらかじめ設定した規定値を超えたとき送信側に対し
て画情報の再送を要求するリトレーン否定信号を送出す
る手段とを有している。
【0005】さらに、例えば特開昭61−65662号
公報に所載の「ファクシミリ通信制御装置」では、メッ
セージ電文データをページ単位に格納する記憶装置と、
1ページ伝送の直前に伝送路の状態をチェックし、デー
タ伝送速度を設定する手段を備え、指定された端末へメ
ッセージ電文を配信するファクシミリ通信制御装置に
は、更に端末からの受信状況信号を受信する手段、伝送
を開始した当該ページ単位のデータを含む配信に関する
データの記憶手段とを備え、データ伝送中に受信手段が
端末からの受信異常を受信したとき、伝送速度を設定す
る手段により従前より低速度伝送に切換え、且つ配信に
関するデータの記憶手段から取出したページ単位のデー
タにより異常発生ページを当初から再送している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】一般に、ファクシミリ
通信回線上の雑音は外部から影響されて発生するバース
ト的な雑音である場合が多く、時間が経過するとともに
雑音の発生はなくなり、伝送品質が良好な状態に戻る。
【0007】しかしながら、このような場合でも従来の
ファクシミリ装置では、1段階下げた低い伝送速度のま
までファクシミリ通信が継続されるので、通信時間が長
くなるという問題点があった。
【0008】本発明の目的は、ファクシミリの画情報の
伝送上で誤りが発生したとき、伝送誤りの時間的発生度
合を認識し、一過性の回線品質の悪化によって伝送誤り
が発生したときにはそのページの画情報の応答信号を返
すことにより、送信側ファクシミリ装置に次ページ以降
の伝送速度を下げずに送信させるファクシミリ装置にお
ける画情報通信制御方式を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、CCI
TT勧告T.30に準拠したファクシミリ装置におい
て、前記ファクシミリ装置全体を制御する主制御手段
と、前記CCITT勧告T.30に従ったファクシミリ
制御手順を実行する通信制御手段と、回線から符号化さ
れた画情報を受信しこれを復号化する復号化手段と、前
記回線上の伝送誤りがあるときに発生する復号化誤りの
時間的発生度合を認識する復号化誤り発生パターン認識
手段と、前記復号化手段により復号化された画情報を用
紙に記録する記録制御手段とを備え、前記回線上の伝送
誤りのために発生した復号化誤りの時間的発生度合が特
定時間内に集中的に発生していると認識したときにはリ
トレーニング肯定信号で応答することを特徴とするファ
クシミリ装置における画情報通信制御方式が得られる。
【0010】また、前記主制御手段と、前記通信制御手
段と、前記復号化手段と、前記復号化誤り発生パターン
認識手段と、前記記録制御手段とを備え、前記回線上の
伝送誤りのために発生した復号化誤りの時間的発生度合
が特定時間内に集中的に発生していないと認識したとき
にはリトレーニング否定信号で応答することを特徴とす
るファクシミリ装置における画情報通信制御方式が得ら
れる。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0012】図1は本発明のファクシミリ装置における
画情報通信制御方式の一実施例を示すブロック図であ
る。
【0013】図1を参照すると、本実施例はCCITT
勧告T.30に準拠したファクシミリ装置全体を制御す
る主制御部1と、CCITT勧告T.30に従ったファ
クシミリ手順を制御する通信制御部2と、回線から符号
化された画情報を受信してそれを復号化する復号化部3
と、回線上の伝送誤りがあるときに発生する復号化誤り
の時間的発生度合を認識する復号化誤り発生パターン認
識部4と、復号化された画情報を用紙に記録する記録制
御部5とを備えている。
【0014】続いて、本実施例の動作について図2,図
3を併用して説明する。
【0015】図2は図1における復号化誤り発生パター
ンの判定処理のフローチャート、図3は図1における画
信号に対する応答信号決定処理のフローチャートであ
る。
【0016】相手ファクシミリ送信装置から着信がある
と、主制御部1は本ファクシミリ装置に接続される回線
をファクシミリ側に切り替える。
【0017】次に、通信制御部2は相手ファクシミリ受
信装置とCCITT勧告T.30に従ったファクシミリ
制御手順を実行する。ファクシミリ制御手順のフェーズ
が進んでフェーズCに入ると、通信制御部2は回線から
受信した画情報を復号化部3に転送する。
【0018】復号化部3は転送された画情報の復号化を
開始すると、復号化開始を復号化誤り発生パターン認識
部4に通知する。
【0019】復号化開始を通知された復号化誤り発生パ
ターン認識部4は復号化誤り発生パターンの認識動作を
開始する。
【0020】次に、復号化部3は復号化時に復号化誤り
が発生すると、その時点でリアルタイムにその旨を復号
化誤り発生パターン認識部4に通知する。
【0021】復号化誤り発生パターン認識部4は復号化
誤り情報を通知される度に復号化部3から通知された復
号化開始時から任意の単位時間に分割したブロック時間
ごとに復号化誤りの有無を記憶する。そして、上述した
動作を1ページの画信号の受信が終了するまで継続す
る。
【0022】次に、ファクシミリ制御手順がメッセージ
伝送フェーズからポストメッセージ手順フェーズに移行
すると、通信制御部2は復号化部3に対し画情報の受信
が終了したことを通知する。
【0023】復号化部3は通信制御部2から転送された
すべての画情報の復号化処理を終了すると、復号化誤り
発生パターン認識部4に対し復号化処理が終了したこと
を通知する。
【0024】復号化処理の終了を通知された復号化誤り
発生パターン認識部4はメッセージ伝送フェーズ中に復
号化部3からリアルタイムに通知された復号化誤り情報
から該当ページの受信中に発生した復号化誤りの発生パ
ターンが集中的誤りパターンであるか、継続的誤りパタ
ーンであるか、あるいは周期的誤りパターンであるかを
判定し、この復号化誤り発生パターンの判定結果を通信
制御部2に通知する。
【0025】復号化誤り発生パターンの判定結果を通知
された通信制御部2は送信ファクシミリ装置からポスト
メッセージ信号を受信したとき、その応答として返送す
る信号を、復号化誤り発生パターン認識部4から通知さ
れた復号化誤り発生パターンの判定結果から決定して相
手ファクシミリ装置に送信する。
【0026】上述の動作を図2および図3を用いて詳し
く説明すると、復号化部3は画信号が第1頁かどうかを
判定し(ステップS21)、このS21でNOであれば
復号化誤り発生パターン認識部4は前ページまでに復号
化誤りライン数がリトレーニング否定信号(RTN信
号)送出基準を超えた頁があるかどうかを判定する(S
22)。
【0027】S22の判定によって復号化誤りの周期性
をチェックすることが可能となり、S22でYESであ
れば、周期的誤りパターンとなる(S26)。
【0028】S22でNOであれば、復号化誤り発生パ
ターン認識部4は復号化誤りは特定区間のみで発生して
いるかどうかを判定する(S23)。そして、S23で
YESであれば集中的誤りパターンとなり(S24)、
NOであれば継続的誤りパターンとなる(S25)。
【0029】また、画信号に対する応答信号決定論理は
次のようになる。すなわち、図3に示すように、復号化
誤り発生パターン認識部4は復号化誤りライン数がリト
レーニング肯定信号(RTP信号)送出基準を超えてい
るかどうかを判定し(S31)、S31でNOであれば
メッセージ確認信号(MCF信号)を出力して終了とな
る(S37)。
【0030】S31でYESであれば復号化誤りライン
数がRTN信号送出基準を超えているかどうかを判定し
(S32)、S32でYESであれば復号化誤りパター
ン判定処理を実行する(S33)。なお、S32でNO
のときはS36へ進む。
【0031】そして、S34で復号化誤りは集中的誤り
パターンかを判定し、S34でNO、つまり集中的誤り
パターンでなければRTN信号を出力し(S35)、ま
たS34でYES、つまり集中的誤りパターンであれば
RTP信号を出力して終了となる(S36)。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、画情報受
信中に復号化誤り発生パターン認識手段によって回線上
の伝送誤りがあったときに発生する復号化誤りの時間的
発生度合を認識し、その認識結果からこのページの画情
報に対する応答信号を送出ことにより、一過性の回線品
質の悪化が発生したときに、伝送速度を遅くすることな
く通信を継続することができるので、通信時間が長くな
ることはないという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリ装置における画情報通信
制御方式の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1における復号化誤り発生パターンの判定処
理のフローチャートである。
【図3】図1における画信号に対する応答信号決定処理
のフローチャートである。
【符号の説明】
1 主制御部 2 通信制御部 3 復号化部 4 復号化誤り発生パターン認識部 5 記録制御部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCITT勧告T.30に準拠したファ
    クシミリ装置において、前記ファクシミリ装置全体を制
    御する主制御手段と、前記CCITT勧告T.30に従
    ったファクシミリ制御手順を実行する通信制御手段と、
    回線から符号化された画情報を受信しこれを復号化する
    復号化手段と、前記回線上の伝送誤りがあるときに発生
    する復号化誤りの時間的発生度合を認識する復号化誤り
    発生パターン認識手段と、前記復号化手段により復号化
    された画情報を用紙に記録する記録制御手段とを備え、
    前記回線上の伝送誤りのために発生した復号化誤りの時
    間的発生度合が特定時間内に集中的に発生していると認
    識したときにはリトレーニング肯定信号で応答すること
    を特徴とするファクシミリ装置における画情報通信制御
    方式。
  2. 【請求項2】 前記主制御手段と、前記通信制御手段
    と、前記復号化手段と、前記復号化誤り発生パターン認
    識手段と、前記記録制御手段とを備え、前記回線上の伝
    送誤りのために発生した復号化誤りの時間的発生度合が
    特定時間内に集中的に発生していないと認識したときに
    はリトレーニング否定信号で応答することを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリ装置における画情報通信制
    御方式。
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