JP2634976B2 - トロリー線取り外し用治具 - Google Patents

トロリー線取り外し用治具

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JP2634976B2
JP2634976B2 JP21544091A JP21544091A JP2634976B2 JP 2634976 B2 JP2634976 B2 JP 2634976B2 JP 21544091 A JP21544091 A JP 21544091A JP 21544091 A JP21544091 A JP 21544091A JP 2634976 B2 JP2634976 B2 JP 2634976B2
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trolley wire
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雅彦 植田
良二 榎薗
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Matsushita Electric Works Ltd
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はトロリー線取り外し用
治具に関する。
【0002】
【従来の技術】工場内などではトロリー線が天井等に架
設されていて、このトロリー線から給電を受けてホイス
トなどの移動機器が運転されるようになっている。架設
状態にあるトロリー線を図5と図6に便宜上横倒しにし
た状態で示す。図5の右端が図6の左端に続いており、
その接続部分は一部を重複してあらわしてある。
【0003】トロリー線10は、通常、図5にみるよう
に、複数本が平行に架設されており、各トロリー線10
の固定は天井等の造営材に設けられた(トロリー線)ハ
ンガー20でなされている。なお、図5,6において、
91はトロリー線接続器、92はトロリー線ガイドキャ
ップを示す。トロリー線10は、図5,7にみるよう
に、断面コ字状の長尺の絶縁枠体11内に長尺の給電導
体(導体)12が収容され、絶縁枠体11の両外側面に
長手方向に沿って形成された係止部13を有する構成と
なっている。一方、ハンガー20は、対向起立する一対
の脚片22,22の各先端対向面に内向きの爪部23が
設けられてなる嵌着式の(トロリー線)把持部21を多
数備えている。ハンガー20の把持部21内にトロリー
線10を、図7にみるように、トロリー線10を脚片2
2の弾力性を利用して両脚片22間に嵌め込み係止部1
3と爪部23を係合させ抜け止め固定するようにする。
【0004】トロリー線10の架設にあたっては、トロ
リー線10を把持部21の2つの脚片22の間に押し込
んで嵌めるだけでトロリー線10がしっかりと抜け止め
固定できるので非常に便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、トロリ
ー線10のハンガー20への取り付けは、上記のように
簡単なのであるが、取り外しの方は簡単ではない。施工
中でのやり直し、あるいは、施工後での点検や交換、付
け替え等のために、トロリー線10をハンガー20より
取り外す必要が生じる。従来、つぎのようにしてトロリ
ー線10を取り外していた。
【0006】すなわち、図8および図9にみるように、
マイナスドライバ95の先端を片方の脚片22と係止部
13の間に差し込み、図10にみるように、係止部13
と爪部23の片方の係合を外しておいて、続いて、図1
1および図12にみるように、マイナスドライバ95の
先端を他方の脚片22と係止部13の間に差し込み、係
止部13と爪部23の他方の係合を外すようにする。
【0007】この係止部13と爪部23の係合を外す作
業は、結構面倒で手間もかかり、慣れない場合などには
想像以上の時間がかかる。加えて、最近は、トロリー線
式給電システムの小型化でトロリー線10間の隙間も僅
かになり、ますます作業がし難くなってきている。この
発明は、上記事情に鑑み、ハンガーからトロリー線を簡
単かつ迅速に取り外せるトロリー線取り外し用治具を提
供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、この発明にかかるトロリー線取り外し用治具は、対
向起立する一対の脚片を有し各脚片の先端対向面に内向
きの爪部が設けられてなる把持部を備え、この把持部内
に、前記脚片の弾力性を利用して、両外側面に長手方向
に沿う係止部を有する長尺の絶縁枠体内に長尺の導体を
収容してなるトロリー線を、その導体が外に向かうよう
にして嵌め込み前記脚片の爪部で前記絶縁枠体の係止部
を係合することにより抜け止め固定してなるハンガーか
らトロリー線を取り外すための治具であって、前記絶縁
枠体外幅にほぼ相当する間隔を隔てて対向起立する一対
の突片と、両突片で前記脚片間を押し開くように両突片
を両脚片に当てた状態において前記絶縁枠体の背面を引
っ掛けるフックとを備えるとともに、両突片を両脚片に
当て絶縁枠体の背面をフックで引っ掛けた状態において
トロリー線から少し間隔を隔てた位置に把手部を備え、
この把手部を使った手動操作により、両突片でハンガー
把持部の両脚片間を押し開きつつフックでトロリー線の
背面を引っ掛けて取り出すようにする構成になってい
る。
【0009】
【作用】この発明のトロリー線取り外し用治具を用い
て、トロリー線をハンガーから取り外す場合は、把手部
を握って、治具の両突片を把持部の両脚片に当てると同
時に治具のフックを絶縁枠体の背面に引っかけておい
て、両突片を少し押し入れ、両脚片間を外側に押し開き
係止部と爪部の係合を解除しつつフックを手前側に引き
寄せるように操作すれば、簡単にトロリー線が手前に外
れてくる。このように、この発明のトロリー線取り外し
用治具を使えば、簡単かつ迅速にトロリー線が外せるの
である。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照しなが
ら詳しく説明する。この発明は以下の実施例に限らない
ことは言うまでもない。図1は、実施例にかかるトロリ
ー線取り外し用治具の斜め上方からみた状態をあらわ
す。
【0011】トロリー線取り外し用治具1は、断面略コ
字状の長尺の治具本体2を備え、この治具本体2の両端
側が把手部2b,2cとなっており、両把手部2b,2
c間の中間部が前方に屈曲して迫り出し部2aとなって
いて、この迫り出し部2aに突片3,3とフック4が長
手方向に沿って少し間隔をあけて設けられている。突片
3,3は、絶縁枠体外幅にほぼ相当する間隔を隔てて対
向起立していて、フック4は、その先端がほぼ直角に折
れ曲がっており、両突片3,3を脚片22,22に当て
た状態でフック4でトロリー線10の絶縁枠体11の背
面を引っ掛けられるようになっている。
【0012】続いて、トロリー線取り外し用治具1を使
ってトロリー線10をハンガー20から取り外すときの
様子を説明する。なお、取り外すトロリー線10は、前
述のようにハンガー20の把持部21に抜け止め固定さ
れた状態にある。図2にみるように、把手部2b,2c
を握ってトロリー線取り外し用治具1を取り外すトロリ
ー線10のところに持ってゆき、突片3,3を両脚片2
2,22に当てると同時にフック4をトロリー線10の
絶縁枠体11の背面に引っ掛ける。この状態において、
把手部2b,2cがトロリー線から少し間隔をあけて位
置するよう治具1に設けられているため、作業者は把持
部2b,2cをしっかりと持って作業ができる。図3に
みるように、突片3,3を脚片22,22に当てその間
を押し開き、図4にみるように、係止部13と爪部23
の両方の係合をいちどに外すと同時に、フック4でトロ
リー線10を手前に引き寄せるように操作すれば、トロ
リー線10が手前に外れてくる。まことに簡単である。
【0013】
【発明の効果】以上に述べたように、この発明のトロリ
ー線取り外し用治具は、ハンガーからトロリー線を簡単
かつ迅速に取り外すせるため、非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例のトロリー線取り外し用治具をあらわす
外観斜視図である。
【図2】実施例のトロリー線取り外し用治具の使用時の
前半の様子をあらわす斜視図である。
【図3】実施例のトロリー線取り外し用治具の使用時の
後半の様子をあらわす斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】架設されたトロリー線の一部をあらわす斜視図
である。
【図6】架設されたトロリー線の他の一部をあらわす斜
視図である。
【図7】トロリー線をハンガーに固定する時の様子をあ
らわす正面図である。
【図8】トロリー線の片方の係合をドライバーで外す時
の様子を示す斜視図である。
【図9】トロリー線の片方の係合をドライバーで外す時
の様子を示す正面図である。
【図10】トロリー線の片方の係合が外れた状態をあらわ
す正面図である。
【図11】トロリー線の他方の係合をドライバーで外す時
の様子を示す斜視図である。
【図12】トロリー線の他方の係合をドライバーで外す時
の様子を示す正面図である。
【符合の説明】
1 トロリー線取り外し用治具 2 治具本体 2b 把手部 2c 把手部 3 突片 4 フック 10 トロリー線 11 絶縁枠体 13 係止部 21 把持部 22 脚片 23 爪部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対向起立する一対の脚片を有し各脚片の
    先端対向面に内向きの爪部が設けられてなる把持部を備
    え、この把持部内に、両外側面に長手方向に沿う係止部
    を有する長尺の絶縁枠体内に長尺の導体を収容してなる
    トロリー線を、その導体が外に向かうようにして嵌め込
    み前記脚片の爪部で前記絶縁枠体の係止部を係合するこ
    とにより抜け止め固定してなるハンガーから前記トロリ
    ー線を取り外すための治具であって、前記絶縁枠体外幅
    にほぼ相当する間隔を隔てて対向起立する一対の突片
    と、両突片で前記脚片間を押し開くように両突片を両脚
    片に当てた状態において前記絶縁枠体の背面を引っ掛け
    るフックとを備えるとともに、両突片を両脚片に当て絶
    縁枠体の背面をフックで引っ掛けた状態においてトロリ
    ー線から少し間隔を隔てた位置に把手部を備え、この把
    手部を使った手動操作により、両突片でハンガー把持部
    の両脚片間を押し開きつつフックでトロリー線の背面を
    引っ掛けて取り出すようにすることを特徴とするトロリ
    ー線取り外し用治具。
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