JP2634568B2 - 多方向ショックセンサ - Google Patents
多方向ショックセンサInfo
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- JP2634568B2 JP2634568B2 JP6224932A JP22493294A JP2634568B2 JP 2634568 B2 JP2634568 B2 JP 2634568B2 JP 6224932 A JP6224932 A JP 6224932A JP 22493294 A JP22493294 A JP 22493294A JP 2634568 B2 JP2634568 B2 JP 2634568B2
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- Japan
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- carriage
- housing
- reed switch
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P15/00—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration
- G01P15/18—Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration in two or more dimensions
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01H—ELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
- H01H35/00—Switches operated by change of a physical condition
- H01H35/14—Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch
- H01H35/147—Switches operated by change of acceleration, e.g. by shock or vibration, inertia switch the switch being of the reed switch type
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Switches Operated By Changes In Physical Conditions (AREA)
- Air Bags (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、全般的には、ショック
センサに関するものであり、特に、リードスイッチを使
用したショックセンサに関するものである。
センサに関するものであり、特に、リードスイッチを使
用したショックセンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】車や航空機を含む自動車類において、車
両の衝突を検出するために、リードスイッチを使用した
ショックセンサが用いられている。このような衝突が生
じたときに、ショックセンサは、一以上の安全装置を駆
動する電子回路にトリガーをかける。駆動される装置に
は、エアバック、安全ベルト(シートベルト)テンショ
ナー、燃料遮断装置、無線遭難信号装置などが含まれ
る。一般に、ショックセンサは、リードスイッチおよび
加速度検出マグネットを使用している。あるタイプのシ
ョックセンサにおいては、加速度検出マグネットが、リ
ードスイッチに隣接して軸方向に動き、或いは、リード
スイッチまわりに動くように束縛されている。加速度検
出マグネットは、一般には、スプリングにより、非駆動
位置に付勢されている。このようなショックセンサは、
単一の軸に沿った加速度を検出するのに有用である。典
型的な応用例においては、複数のショックセンサが使用
され、衝撃力が予想される方向に沿って、各々が整列さ
れている。シートベルト締め装置用の既知のショックセ
ンサは、加速度に応答し、ベアリングカップの上縁に配
置された環状マグネットを使用したマグネットにより、
リードスイッチの多軸的な駆動を実現している。ベアリ
ングカップは、ハウジング内に形成された円筒状のキャ
ビティに配置されている。円筒状のキャビティは、リー
ドスイッチの長軸と同軸になっている。ベアリングカッ
プは、環状マグネットに取り囲まれた大きな直径からベ
ル形状のテーパーの付けられた端部まで、下方にテーパ
ー付けされている。テーパーの付けられた端部を、円筒
状のキャビティの壁に直接取り付けることができ、或い
は、中心化要素(centralizing element)により、そのタ
ンブラー可動部内にガイドすることができる。
両の衝突を検出するために、リードスイッチを使用した
ショックセンサが用いられている。このような衝突が生
じたときに、ショックセンサは、一以上の安全装置を駆
動する電子回路にトリガーをかける。駆動される装置に
は、エアバック、安全ベルト(シートベルト)テンショ
ナー、燃料遮断装置、無線遭難信号装置などが含まれ
る。一般に、ショックセンサは、リードスイッチおよび
加速度検出マグネットを使用している。あるタイプのシ
ョックセンサにおいては、加速度検出マグネットが、リ
ードスイッチに隣接して軸方向に動き、或いは、リード
スイッチまわりに動くように束縛されている。加速度検
出マグネットは、一般には、スプリングにより、非駆動
位置に付勢されている。このようなショックセンサは、
単一の軸に沿った加速度を検出するのに有用である。典
型的な応用例においては、複数のショックセンサが使用
され、衝撃力が予想される方向に沿って、各々が整列さ
れている。シートベルト締め装置用の既知のショックセ
ンサは、加速度に応答し、ベアリングカップの上縁に配
置された環状マグネットを使用したマグネットにより、
リードスイッチの多軸的な駆動を実現している。ベアリ
ングカップは、ハウジング内に形成された円筒状のキャ
ビティに配置されている。円筒状のキャビティは、リー
ドスイッチの長軸と同軸になっている。ベアリングカッ
プは、環状マグネットに取り囲まれた大きな直径からベ
ル形状のテーパーの付けられた端部まで、下方にテーパ
ー付けされている。テーパーの付けられた端部を、円筒
状のキャビティの壁に直接取り付けることができ、或い
は、中心化要素(centralizing element)により、そのタ
ンブラー可動部内にガイドすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような既知の多方
向ショックセンサは、完全には、駆動マグネットの動き
を束縛することができず、純粋な鉛直方向の動き或いは
回転運動を防止しできない。また、このような従来の多
方向ショックセンサは、少量の振動性の加速度が装置を
起動することを防止するための防振機構を備えていな
い。多方向ショックセンサにとって必要なことは、検出
マグネットの動きが、完全に束縛されていること、およ
び、振動により生じる加速度を減衰する手段を備えるこ
とである。
向ショックセンサは、完全には、駆動マグネットの動き
を束縛することができず、純粋な鉛直方向の動き或いは
回転運動を防止しできない。また、このような従来の多
方向ショックセンサは、少量の振動性の加速度が装置を
起動することを防止するための防振機構を備えていな
い。多方向ショックセンサにとって必要なことは、検出
マグネットの動きが、完全に束縛されていること、およ
び、振動により生じる加速度を減衰する手段を備えるこ
とである。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、多軸方向の感受性を備
えたショックセンサを提供することにある。また、本発
明の他の目的は、ショック検出マスの動きを制御して防
振するショックセンサを提供することにある。また、本
発明のさらに他の目的は、付勢ばねを別個に調整可能な
ショックセンサを提供することにある。また、本発明の
さらに他の目的は、検出マスが、リードスイッチと離間
して軸方向に傾けられ、常に束縛される多軸ショックセ
ンサを提供することにある。
えたショックセンサを提供することにある。また、本発
明の他の目的は、ショック検出マスの動きを制御して防
振するショックセンサを提供することにある。また、本
発明のさらに他の目的は、付勢ばねを別個に調整可能な
ショックセンサを提供することにある。また、本発明の
さらに他の目的は、検出マスが、リードスイッチと離間
して軸方向に傾けられ、常に束縛される多軸ショックセ
ンサを提供することにある。
【0005】
【発明の構成および作用】本発明の目的は、自由度2の
継手により、ハウジングに取り付けられ、ハウジングと
の間に延びるスプリングなどにより、鉛直方向に防振さ
れ、かつ、復元されるキャリジを有するショックセンサ
により達成される。サブフレームが、ハウジングから鉛
直方向に上方に延び、一以上のリードスイッチを固定し
ている。リードスイッチは、フレーム上に垂直に取り付
けられ、鉛直方向の軸を画定する。キャリジは、キャリ
ジのカップ状の基部と、サブフレームがハウジングを連
結している位置でサブフレームの基部まわりに配置され
た半球状の表面との間に形成された玉継手のタイプの継
手により、リードスイッチまわりに軸方向に取り付けら
れている。キャリジのカップの基部は、サブフレームを
取り囲む孔を有している。環状のリングが、キャリジの
基部内の孔を画定し、このリングは、サブフレームの半
球状の基部上に載置される半球状の表面を有している。
したがって、キャリジは、リードスイッチにより画定さ
れる軸まわりの任意の方向に傾くことができる。シェル
がハウジングに固定され、このハウジングは、内部に、
孔の環により画定される半球状の表面およびサブフレー
ムの半球状の基部と同心の凹状の半球状の表面を有して
いる。キャリジは、凸状の半球状の表面部分を有し、こ
れは、シェルの内部の半球状の表面と係合する。したが
って、キャリジは、すべて同心であるシェルの半球状の
表面、キャリジの半球状の表面、環状の孔の半球状の表
面およびサブフレームの半球状の基部との共通の同一中
心点まわりに回転するように束縛される。
継手により、ハウジングに取り付けられ、ハウジングと
の間に延びるスプリングなどにより、鉛直方向に防振さ
れ、かつ、復元されるキャリジを有するショックセンサ
により達成される。サブフレームが、ハウジングから鉛
直方向に上方に延び、一以上のリードスイッチを固定し
ている。リードスイッチは、フレーム上に垂直に取り付
けられ、鉛直方向の軸を画定する。キャリジは、キャリ
ジのカップ状の基部と、サブフレームがハウジングを連
結している位置でサブフレームの基部まわりに配置され
た半球状の表面との間に形成された玉継手のタイプの継
手により、リードスイッチまわりに軸方向に取り付けら
れている。キャリジのカップの基部は、サブフレームを
取り囲む孔を有している。環状のリングが、キャリジの
基部内の孔を画定し、このリングは、サブフレームの半
球状の基部上に載置される半球状の表面を有している。
したがって、キャリジは、リードスイッチにより画定さ
れる軸まわりの任意の方向に傾くことができる。シェル
がハウジングに固定され、このハウジングは、内部に、
孔の環により画定される半球状の表面およびサブフレー
ムの半球状の基部と同心の凹状の半球状の表面を有して
いる。キャリジは、凸状の半球状の表面部分を有し、こ
れは、シェルの内部の半球状の表面と係合する。したが
って、キャリジは、すべて同心であるシェルの半球状の
表面、キャリジの半球状の表面、環状の孔の半球状の表
面およびサブフレームの半球状の基部との共通の同一中
心点まわりに回転するように束縛される。
【0006】キャリジは、4つのスプリングにより、垂
直な位置に付勢されている。これらスプリングは、ハウ
ジングの基部とキャリジの上部スプリング保持リップと
の間に配置されている。キャリジは、サブフレームおよ
び中央のリードスイッチを取り囲む内部孔を有する円錐
台状のマグネットを有している。ショックセンサに、中
央のリードスイッチにより画定される軸に垂直な任意の
方向に加速度が与えられたときに、マグネットは、加速
度検出マスとして機能し、加速度に対して反応して、キ
ャリジを同一中心点まわりに傾かせ、マグネットをリー
ドスイッチに隣接する位置に移動させて、リードスイッ
チのコンタクトを閉じさせる。軸まわりにキャリジが回
転することを防止するために、二つの平面内で湾曲に対
して低い耐性を有し、その一方、伸びに対して高い耐性
を有する平坦なばねなど回転防止装置が、キャリジの回
転がばねの伸びを必要とするように、キャリジをハウジ
ングに連結している。
直な位置に付勢されている。これらスプリングは、ハウ
ジングの基部とキャリジの上部スプリング保持リップと
の間に配置されている。キャリジは、サブフレームおよ
び中央のリードスイッチを取り囲む内部孔を有する円錐
台状のマグネットを有している。ショックセンサに、中
央のリードスイッチにより画定される軸に垂直な任意の
方向に加速度が与えられたときに、マグネットは、加速
度検出マスとして機能し、加速度に対して反応して、キ
ャリジを同一中心点まわりに傾かせ、マグネットをリー
ドスイッチに隣接する位置に移動させて、リードスイッ
チのコンタクトを閉じさせる。軸まわりにキャリジが回
転することを防止するために、二つの平面内で湾曲に対
して低い耐性を有し、その一方、伸びに対して高い耐性
を有する平坦なばねなど回転防止装置が、キャリジの回
転がばねの伸びを必要とするように、キャリジをハウジ
ングに連結している。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明の実施例
につき詳細に説明を加える。同種の部材には同種の番号
が付された図1ないし図11を、より詳細に参照する
と、図1ないし図4には、ショックセンサ20が示され
ている。ショックセンサ20は、ハウジング26上のサ
ブフレーム24に鉛直方向に取り付けられたリードスイ
ッチ22を有している。リードスイッチ22は、従来の
ものであり、ガラスのカプセル30内に密封された二つ
のリード28を有している。リード28は、磁界の存在
に対して反応し、図3に示すように、互いに接触するこ
とにより回路を閉じる。多方向ショックセンサ20は、
サブフレーム24のまわりに間隔をおいてこれを取り囲
む円錐台状の内部孔34を備えた駆動マグネット32を
有している。マグネット32の外部は、ほぼ截頭円錐状
であり、下方に向けて先細りになっている。マグネット
32は、キャリジ36に、たとえば、キャリジ36とス
ナップ嵌め係合により連結されている。マグネット32
がリードスイッチ22に向かって傾くと、マグネット3
2は、リードスイッチ22を駆動する。キャリジ36
は、自由度2の継手38により、ハウジング26に取り
付けられている。図1の実施例において、継手38は、
ボール継手のタイプであり、サブフレーム24の基部
で、半球凸状の突出部40により、その一部分が形成さ
れている。
につき詳細に説明を加える。同種の部材には同種の番号
が付された図1ないし図11を、より詳細に参照する
と、図1ないし図4には、ショックセンサ20が示され
ている。ショックセンサ20は、ハウジング26上のサ
ブフレーム24に鉛直方向に取り付けられたリードスイ
ッチ22を有している。リードスイッチ22は、従来の
ものであり、ガラスのカプセル30内に密封された二つ
のリード28を有している。リード28は、磁界の存在
に対して反応し、図3に示すように、互いに接触するこ
とにより回路を閉じる。多方向ショックセンサ20は、
サブフレーム24のまわりに間隔をおいてこれを取り囲
む円錐台状の内部孔34を備えた駆動マグネット32を
有している。マグネット32の外部は、ほぼ截頭円錐状
であり、下方に向けて先細りになっている。マグネット
32は、キャリジ36に、たとえば、キャリジ36とス
ナップ嵌め係合により連結されている。マグネット32
がリードスイッチ22に向かって傾くと、マグネット3
2は、リードスイッチ22を駆動する。キャリジ36
は、自由度2の継手38により、ハウジング26に取り
付けられている。図1の実施例において、継手38は、
ボール継手のタイプであり、サブフレーム24の基部
で、半球凸状の突出部40により、その一部分が形成さ
れている。
【0008】キャリジ36は、中空のカップ42を形成
する下方に延びる截頭円錐状の部分を有し、その中に、
マグネット32が取り付けられている。カップ42は、
囲繞環48により形成される中央孔46を備えた基部4
4を有している。環48は、狭い半球状の凹面を画定
し、この凹面は、半球状の突出部40上に載置され、継
手38が形成される。サブフレーム24の半球状の基部
すなわち突出部40上に載置されるキャリジのカップ4
2の環48により、キャリジ36が、サブフレーム24
およびこれに取り付けられたリードスイッチ22に対し
て傾くことができる。キャリジ36は、同一中心点50
まわりの全ての方向に傾くことができる。シェル52が
ハウジング26に取り付けられ、キャリジ36を取り囲
んでいる。シェル52は、内側に凹状の半球状の面54
を有し、この面54は、サブフレーム24の半球状の基
部すなわち突出部40およびキャリジのカップ42の基
部44内の環48と同心となっている。キャリジ36
は、ハウジング26とシェル52との間に束縛され、キ
ャリジの基部44の環48が、サブフレーム24の半球
状の基部すなわち突出部40上に載置されるようになっ
ている。キャリジ36は、シェル52の内面54に支え
られた4つのボールベアリング56を有している。ボー
ルベアリング56は、ボールベアリングカップ58と係
合するとともに、カップ58に支えられている。このカ
ップ58は、環状リップ60に形成され、リップ60
は、キャリジのカップ42の上縁62から外方に延びて
いる。ボールベアリング56は、90°間隔で、キャリ
ジ36のリップ60の上縁64のボールベアリングカッ
プ58内に配置されている。
する下方に延びる截頭円錐状の部分を有し、その中に、
マグネット32が取り付けられている。カップ42は、
囲繞環48により形成される中央孔46を備えた基部4
4を有している。環48は、狭い半球状の凹面を画定
し、この凹面は、半球状の突出部40上に載置され、継
手38が形成される。サブフレーム24の半球状の基部
すなわち突出部40上に載置されるキャリジのカップ4
2の環48により、キャリジ36が、サブフレーム24
およびこれに取り付けられたリードスイッチ22に対し
て傾くことができる。キャリジ36は、同一中心点50
まわりの全ての方向に傾くことができる。シェル52が
ハウジング26に取り付けられ、キャリジ36を取り囲
んでいる。シェル52は、内側に凹状の半球状の面54
を有し、この面54は、サブフレーム24の半球状の基
部すなわち突出部40およびキャリジのカップ42の基
部44内の環48と同心となっている。キャリジ36
は、ハウジング26とシェル52との間に束縛され、キ
ャリジの基部44の環48が、サブフレーム24の半球
状の基部すなわち突出部40上に載置されるようになっ
ている。キャリジ36は、シェル52の内面54に支え
られた4つのボールベアリング56を有している。ボー
ルベアリング56は、ボールベアリングカップ58と係
合するとともに、カップ58に支えられている。このカ
ップ58は、環状リップ60に形成され、リップ60
は、キャリジのカップ42の上縁62から外方に延びて
いる。ボールベアリング56は、90°間隔で、キャリ
ジ36のリップ60の上縁64のボールベアリングカッ
プ58内に配置されている。
【0009】キャリジのリップ60からリップ60の底
部65のボールベアリングカップ58の下に、下方に突
出したコーン66が延びている。コーン66は、コイル
スプリング70を保持する窪み68に取り囲まれてい
る。スプリング70が、ハウジング26から上方に延び
るコーン72により、ハウジング26の基部71上に保
持されている。ハウジング26のコーン72は、窪み7
4により取り囲まれている。図1に示される4つの同一
のスプリング70は、キャリジ36のコーン66とハウ
ジング26のコーン72との間に保持されている。スプ
リング70は、サブフレーム24を中心とする垂直位置
に向けて、キャリジ36を付勢している。多方向ショッ
クセンサ20は、従来通りに、ねじ取付け台80内のね
じ78により、基板76に取り付けられ得る。好ましい
実施例において、ショックセンサ20は、横方向に略1
インチ (略2.5cm)ないし3/4インチ (略1.875cm)であ
る。ショックセンサ20は、基板76に突出したリード
82を有し、リード82は、ウェーブソルダリングな
ど、従来の方法で、半田接合84により、回路のトレー
ス(図示せず)に半田付けされている。したがって、多
方向ショックセンサ20は、マイクロ電子デバイスであ
り、リードスイッチの閉鎖を検出し、リードスイッチに
より生成された信号を増幅し、調整し、持続させ、エア
バッグを充填するガス発生カートリッジを起動すること
により、エアバッグなどの安全装置を駆動し、或いは、
送信機のスイッチをオンすることにより、降下する飛行
機により用いられるような遭難信号を送信する安全装置
を駆動する他の電子部品を備えた基板に組み込み可能で
ある。
部65のボールベアリングカップ58の下に、下方に突
出したコーン66が延びている。コーン66は、コイル
スプリング70を保持する窪み68に取り囲まれてい
る。スプリング70が、ハウジング26から上方に延び
るコーン72により、ハウジング26の基部71上に保
持されている。ハウジング26のコーン72は、窪み7
4により取り囲まれている。図1に示される4つの同一
のスプリング70は、キャリジ36のコーン66とハウ
ジング26のコーン72との間に保持されている。スプ
リング70は、サブフレーム24を中心とする垂直位置
に向けて、キャリジ36を付勢している。多方向ショッ
クセンサ20は、従来通りに、ねじ取付け台80内のね
じ78により、基板76に取り付けられ得る。好ましい
実施例において、ショックセンサ20は、横方向に略1
インチ (略2.5cm)ないし3/4インチ (略1.875cm)であ
る。ショックセンサ20は、基板76に突出したリード
82を有し、リード82は、ウェーブソルダリングな
ど、従来の方法で、半田接合84により、回路のトレー
ス(図示せず)に半田付けされている。したがって、多
方向ショックセンサ20は、マイクロ電子デバイスであ
り、リードスイッチの閉鎖を検出し、リードスイッチに
より生成された信号を増幅し、調整し、持続させ、エア
バッグを充填するガス発生カートリッジを起動すること
により、エアバッグなどの安全装置を駆動し、或いは、
送信機のスイッチをオンすることにより、降下する飛行
機により用いられるような遭難信号を送信する安全装置
を駆動する他の電子部品を備えた基板に組み込み可能で
ある。
【0010】ショックセンサ20は、矢印87で示す所
定の方向の加速度に応答して、図3に示すように作用す
る。マグネット32は、キャリジ36に固定され、した
がって、サブフレーム24の半球状の突出部40に載置
された環48およびシェル52の内面54に支えられた
ボールベアリング56により束縛される加速度検出マス
として機能する。マグネット32は、ハウジング26内
での傾倒する加速度によって生じた力に応答する。この
傾倒動により、マグネットはサブフレーム24に接近
し、サブフレーム24内に収容されたリードスイッチを
駆動する。図4に示すように、テザー86が、キャリジ
36をハウジング26に連結している。このテザー86
は、金属製のばね要素であり、二つの平面内では非常に
可撓性があるが、伸びに対しては抵抗する。ハウジング
26への取付け点88は、キャリジ36上の取付け点9
0から180°離間され、これは、キャリジ36から延
び、ハウジング26への取付け点88から90°の位置
にある保持ループ82を通過している。したがって、テ
ザー86は、センサ20に与えられる加速度の方向にし
たがって、容易に捩じれ或いは曲がることができる。テ
ザー86の設計は、曲げ或いは捩じれに対する小さな抵
抗がテザー86によって与えられるようになっている。
しかしながら、キャリジ36がハウジング26に対して
回転するには、テザー86が伸び或いは圧縮される必要
があり、これに対しては、テザー86は耐性を有してい
るため、リードスイッチ22により規定される軸線23
まわりの望ましくない回転を防止する。
定の方向の加速度に応答して、図3に示すように作用す
る。マグネット32は、キャリジ36に固定され、した
がって、サブフレーム24の半球状の突出部40に載置
された環48およびシェル52の内面54に支えられた
ボールベアリング56により束縛される加速度検出マス
として機能する。マグネット32は、ハウジング26内
での傾倒する加速度によって生じた力に応答する。この
傾倒動により、マグネットはサブフレーム24に接近
し、サブフレーム24内に収容されたリードスイッチを
駆動する。図4に示すように、テザー86が、キャリジ
36をハウジング26に連結している。このテザー86
は、金属製のばね要素であり、二つの平面内では非常に
可撓性があるが、伸びに対しては抵抗する。ハウジング
26への取付け点88は、キャリジ36上の取付け点9
0から180°離間され、これは、キャリジ36から延
び、ハウジング26への取付け点88から90°の位置
にある保持ループ82を通過している。したがって、テ
ザー86は、センサ20に与えられる加速度の方向にし
たがって、容易に捩じれ或いは曲がることができる。テ
ザー86の設計は、曲げ或いは捩じれに対する小さな抵
抗がテザー86によって与えられるようになっている。
しかしながら、キャリジ36がハウジング26に対して
回転するには、テザー86が伸び或いは圧縮される必要
があり、これに対しては、テザー86は耐性を有してい
るため、リードスイッチ22により規定される軸線23
まわりの望ましくない回転を防止する。
【0011】シェル52は、ハウジング26の基部71
に連結される箇所に、気密シール94を有していてもよ
い。この気密シール94は、ショックセンサ20の可動
部品を、これら可動部品の信頼性或いは機能に悪影響を
及ぼす周囲の汚染から密封する。また、この気密シール
94により、内部空隙96を、不活性ガス或いは油など
の流体で充填することができる。内部空隙96を油で充
填することは、ショックセンサ20の防振特性を向上す
るために用いられる。さらに、ショックセンサ20の内
部空隙96を充填するために高密度の流体を用いること
により、リップ60の底部65の下に存在する浮動を用
いることができ、キャリジ36上の鉛直方向の復元力を
与えることができる。自動車が、一定の速度で、規則的
なクラックを有する車道の上を走行するときに、持続し
た期間の前後振動を受けることがある。多方向ショック
センサ20は十分に防振され、車内の振動が励振ととも
に増大するキャリジの振動を引き起こし、リードスイッ
チを起動することを防止すべきである。しかしながら、
ショックセンサ20内の摩擦力は、対向するスプリング
70の復元力に対して低く、加速度による力が除去され
た後に、キャリジが、サブフレーム24を中心とした垂
直位置に戻るようにすることが重要である。
に連結される箇所に、気密シール94を有していてもよ
い。この気密シール94は、ショックセンサ20の可動
部品を、これら可動部品の信頼性或いは機能に悪影響を
及ぼす周囲の汚染から密封する。また、この気密シール
94により、内部空隙96を、不活性ガス或いは油など
の流体で充填することができる。内部空隙96を油で充
填することは、ショックセンサ20の防振特性を向上す
るために用いられる。さらに、ショックセンサ20の内
部空隙96を充填するために高密度の流体を用いること
により、リップ60の底部65の下に存在する浮動を用
いることができ、キャリジ36上の鉛直方向の復元力を
与えることができる。自動車が、一定の速度で、規則的
なクラックを有する車道の上を走行するときに、持続し
た期間の前後振動を受けることがある。多方向ショック
センサ20は十分に防振され、車内の振動が励振ととも
に増大するキャリジの振動を引き起こし、リードスイッ
チを起動することを防止すべきである。しかしながら、
ショックセンサ20内の摩擦力は、対向するスプリング
70の復元力に対して低く、加速度による力が除去され
た後に、キャリジが、サブフレーム24を中心とした垂
直位置に戻るようにすることが重要である。
【0012】シェル52は中央に位置したくぼみ98を
有し、このくぼみ98は、サブフレーム24の頂部10
0を受入れ、シェル52およびサブフレーム24を補強
するとともに、これらの剛性を高めている。図3に示す
ように、くぼみ98のまわりの平坦な環状面102は、
キャリジ36のためのストッパとして機能し、そこに、
マグネット32の頂部104が当接して、マグネットお
よび取り付けられたキャリジ36が、サブフレーム24
に衝撃を与えないようになっている。ボールベアリング
56なしに作動するように、変形例として多方向ショッ
クセンサ20を構成することができる。すなわち、リッ
プ64の上縁上の摺動面がシェル52の内面54に当接
するようにしてもよい。表面106とシェルの内面54
との間などの接触摺動、或いは、環48とサブフレーム
24の半球状の基部40との間の接触を用いる場合に
は、選択された摩擦係数を有する材料を選択し、所定量
の減衰を得る。図11に示される他の実施例にかかるシ
ョックセンサ120を作るように、ショックセンサ20
を変形することが可能である。このショックセンサ12
0においては、中央のリードスイッチ22が複数のリー
ドスイッチ122に交換されている。ショックセンサ1
20に複数のリードスイッチ122を使用することによ
り、どのスイッチが、どの順序で起動されたかを解析す
ることによって、ショックの方向を決定することができ
る。したがって、ショックセンサ120が起動される場
合に、キャリジ136に取り付けられたマグネット13
2の孔134の内面135がサブフレーム124に接近
し、一つのリードスイッチ122をマグネットに接近さ
せて、これをまず閉じさせ、したがって、加速度或いは
衝突が起こった源が少なくとも四分円のいずれかである
かが示される。
有し、このくぼみ98は、サブフレーム24の頂部10
0を受入れ、シェル52およびサブフレーム24を補強
するとともに、これらの剛性を高めている。図3に示す
ように、くぼみ98のまわりの平坦な環状面102は、
キャリジ36のためのストッパとして機能し、そこに、
マグネット32の頂部104が当接して、マグネットお
よび取り付けられたキャリジ36が、サブフレーム24
に衝撃を与えないようになっている。ボールベアリング
56なしに作動するように、変形例として多方向ショッ
クセンサ20を構成することができる。すなわち、リッ
プ64の上縁上の摺動面がシェル52の内面54に当接
するようにしてもよい。表面106とシェルの内面54
との間などの接触摺動、或いは、環48とサブフレーム
24の半球状の基部40との間の接触を用いる場合に
は、選択された摩擦係数を有する材料を選択し、所定量
の減衰を得る。図11に示される他の実施例にかかるシ
ョックセンサ120を作るように、ショックセンサ20
を変形することが可能である。このショックセンサ12
0においては、中央のリードスイッチ22が複数のリー
ドスイッチ122に交換されている。ショックセンサ1
20に複数のリードスイッチ122を使用することによ
り、どのスイッチが、どの順序で起動されたかを解析す
ることによって、ショックの方向を決定することができ
る。したがって、ショックセンサ120が起動される場
合に、キャリジ136に取り付けられたマグネット13
2の孔134の内面135がサブフレーム124に接近
し、一つのリードスイッチ122をマグネットに接近さ
せて、これをまず閉じさせ、したがって、加速度或いは
衝突が起こった源が少なくとも四分円のいずれかである
かが示される。
【0013】リードスイッチ122およびショックセン
サ120は、一つのリードスイッチ122が、車両の前
方の四分円に対応し、もう一つのリードスイッチ122
が背面、さらにもう一つが右側面、さらにもう一つが左
側面に対応するように配置されるのが好ましい。したが
って、配置可能なエアバッグなどの安全機器が、ある状
況では、背部の衝突に応答して起動されず、その一方、
正面衝突では起動されるようにしてもよい。センサが飛
行機或いはヘリコプターに組み込まれて用いられる場合
など、通常、乗物の移動方向で衝突が起こる他の例で
は、ショックセンサ120が、燃料バルブを遮断すべき
衝突と、エンジンの停止が望ましくない空中での衝突と
を区別できるようにしてもよい。図5には、さらに他の
実施例にかかるショックセンサ220が示されている。
このショックセンサ220には、駆動マグネットと区別
される加速度検出マスが設けられている。ショックセン
サ220は、サブフレーム224上に取り付けられ、軸
線223を規定するリードスイッチ222を有し、この
サブフレーム224は、ハウジング226から上方に延
びている。キャリジ236は、ハウジング226に取り
付けられ、環248により形成される孔246を有して
いる。環248は、サブフレーム224の半球状の突出
部240に支えられている。キャリジ236は、シェル
52と同様なシェル252に束縛されている。
サ120は、一つのリードスイッチ122が、車両の前
方の四分円に対応し、もう一つのリードスイッチ122
が背面、さらにもう一つが右側面、さらにもう一つが左
側面に対応するように配置されるのが好ましい。したが
って、配置可能なエアバッグなどの安全機器が、ある状
況では、背部の衝突に応答して起動されず、その一方、
正面衝突では起動されるようにしてもよい。センサが飛
行機或いはヘリコプターに組み込まれて用いられる場合
など、通常、乗物の移動方向で衝突が起こる他の例で
は、ショックセンサ120が、燃料バルブを遮断すべき
衝突と、エンジンの停止が望ましくない空中での衝突と
を区別できるようにしてもよい。図5には、さらに他の
実施例にかかるショックセンサ220が示されている。
このショックセンサ220には、駆動マグネットと区別
される加速度検出マスが設けられている。ショックセン
サ220は、サブフレーム224上に取り付けられ、軸
線223を規定するリードスイッチ222を有し、この
サブフレーム224は、ハウジング226から上方に延
びている。キャリジ236は、ハウジング226に取り
付けられ、環248により形成される孔246を有して
いる。環248は、サブフレーム224の半球状の突出
部240に支えられている。キャリジ236は、シェル
52と同様なシェル252に束縛されている。
【0014】リードスイッチ222は、截頭円錐状の加
速度検出マス231を有している。この加速度検出マス
231は、キャリジ236により形成される上方に開口
したカップ242に同心的に取り付けられているが、カ
ップの途中まで下方に延びているだけである。加速度検
出マス231は、キャリジ236が完全に傾けられた位
置にあるときに、シェル252の頂部の平坦な表面30
2に当接する頂部304を有している。加速度検出マス
231の頂部304の下には、底面233が存在する。
底面233は、キャリジ236のカップ242の基部2
44から離間している。円筒状のマグネット237が、
基部244の孔246により形成される環248に隣接
して、サブフレーム244を取り囲むカップ242の基
部244上に支持されている。円筒状のマグネット23
7は、カップ242の基部244と截頭円錐状のマス2
31の底面233との間の距離とほぼ等しい高さを有し
ている。円筒状のマグネット231は、サブフレーム2
24を取り囲み、サブフレーム上を鉛直方向に摺動可能
である。基部244上に支持された円筒状マグネット2
37の下面239は、小さな環状の切欠き243を有
し、このノッチ243は、下面239から円筒面241
内部まで上方に延びている。ノッチ243は、サブフレ
ーム224の半球状の基部すなわち突出部240に対す
るクリアランスを与えている。マグネット237は、そ
の上面245が加速度検出マス231の下面233の僅
かに下に位置するような高さを有している。したがっ
て、マグネット237は、基部244と加速度検出マス
231の下面233との間に束縛される。円筒状のマグ
ネット237の上面245と加速度検出マス231の下
面233との間には、小さな空隙が残されており、それ
により、図6の矢印287に示すような加速度に応答し
てキャリジ236が傾くにしたがって、下面233がマ
グネットの上に位置するときに、下面233が下方に傾
斜できるようになっている。
速度検出マス231を有している。この加速度検出マス
231は、キャリジ236により形成される上方に開口
したカップ242に同心的に取り付けられているが、カ
ップの途中まで下方に延びているだけである。加速度検
出マス231は、キャリジ236が完全に傾けられた位
置にあるときに、シェル252の頂部の平坦な表面30
2に当接する頂部304を有している。加速度検出マス
231の頂部304の下には、底面233が存在する。
底面233は、キャリジ236のカップ242の基部2
44から離間している。円筒状のマグネット237が、
基部244の孔246により形成される環248に隣接
して、サブフレーム244を取り囲むカップ242の基
部244上に支持されている。円筒状のマグネット23
7は、カップ242の基部244と截頭円錐状のマス2
31の底面233との間の距離とほぼ等しい高さを有し
ている。円筒状のマグネット231は、サブフレーム2
24を取り囲み、サブフレーム上を鉛直方向に摺動可能
である。基部244上に支持された円筒状マグネット2
37の下面239は、小さな環状の切欠き243を有
し、このノッチ243は、下面239から円筒面241
内部まで上方に延びている。ノッチ243は、サブフレ
ーム224の半球状の基部すなわち突出部240に対す
るクリアランスを与えている。マグネット237は、そ
の上面245が加速度検出マス231の下面233の僅
かに下に位置するような高さを有している。したがっ
て、マグネット237は、基部244と加速度検出マス
231の下面233との間に束縛される。円筒状のマグ
ネット237の上面245と加速度検出マス231の下
面233との間には、小さな空隙が残されており、それ
により、図6の矢印287に示すような加速度に応答し
てキャリジ236が傾くにしたがって、下面233がマ
グネットの上に位置するときに、下面233が下方に傾
斜できるようになっている。
【0015】図6に示すショックセンサ220は、起動
位置にあり、キャリジ236が、同一中心点まわりに傾
けられている。円筒状のマグネット237と係合するカ
ップ242が傾くことにより、マグネット237は、サ
ブフレーム224に沿って、上方に動かされる。円筒状
のマグネット237が上方に変位することにより、リー
ドスイッチ222が駆動される。円筒状のマグネット2
37は、截頭円錐状のマス237の底面233とカップ
242の基部244との間に、マグネット237がつね
に束縛されることを保証するようなサイズの外径を有し
ている。図6を参照すると、コーン266およびスプリ
ング270を保持するためにこれを取り囲むくぼみ26
8が、ハウジングの基部271にねじ込まれて係合して
いる状態が示されている。コーン266は、コーン26
6およびこれを取り囲むくぼみ268を上昇させ或いは
後退させてスプリング270の張力を調整することがで
きるように、アレンレンチ用のねじ込みソケット273
を有している。スプリングを厳密なトレランスで製造す
ることが困難な場合があり、これらスプリングを対向す
る対で使用するときに、これらを整合させたり、或い
は、機構を設けて、各スプリング上の相対張力を調整す
ることが望ましい場合がある。このような機構は、スプ
リング取付け部269のねじ切られた取付け具により与
えられる。
位置にあり、キャリジ236が、同一中心点まわりに傾
けられている。円筒状のマグネット237と係合するカ
ップ242が傾くことにより、マグネット237は、サ
ブフレーム224に沿って、上方に動かされる。円筒状
のマグネット237が上方に変位することにより、リー
ドスイッチ222が駆動される。円筒状のマグネット2
37は、截頭円錐状のマス237の底面233とカップ
242の基部244との間に、マグネット237がつね
に束縛されることを保証するようなサイズの外径を有し
ている。図6を参照すると、コーン266およびスプリ
ング270を保持するためにこれを取り囲むくぼみ26
8が、ハウジングの基部271にねじ込まれて係合して
いる状態が示されている。コーン266は、コーン26
6およびこれを取り囲むくぼみ268を上昇させ或いは
後退させてスプリング270の張力を調整することがで
きるように、アレンレンチ用のねじ込みソケット273
を有している。スプリングを厳密なトレランスで製造す
ることが困難な場合があり、これらスプリングを対向す
る対で使用するときに、これらを整合させたり、或い
は、機構を設けて、各スプリング上の相対張力を調整す
ることが望ましい場合がある。このような機構は、スプ
リング取付け部269のねじ切られた取付け具により与
えられる。
【0016】図7には、本発明のさらに他の実施例にか
かるショックセンサが示されている。ショックセンサ3
20は、対向する上部マグネット321および下部マグ
ネット323を有している。上部マグネット321は、
キャリジ336にしっかりと固定され、下部マグネット
323は、ハウジング326の基部271にしっかりと
固定されている。上部マグネット321および下部マグ
ネット323の同種の極は対向し、したがって、上部マ
グネット321は、下部マグネット323と反発し、キ
ャリジ336を、リードスイッチ322のまわりのセン
タリングに維持する復元力が与えられる。図8には、さ
らに他の実施例にかかるショックセンサ420が示され
ている。ショックセンサ420は、単一のコイルスプリ
ング470を有し、このコイルスプリング470は、キ
ャリジ436の底部リップ465とハウジング426の
ベース471との間に固定されている。スプリング47
0は、キャリジ436を、サブフレーム424まわりの
垂直位置に復元し、かつ、付勢するためのいくぶんより
均一な力を与える。図9には、ジンバル取付け具521
を用いた他のショックセンサ520の水平断面が示され
ている。ショックセンサ520は、ジンバル521によ
り形成された自由度2の万能継手を使用している。この
ジンバル521は、もともと回転に対する耐性を備えて
おり、したがって、テザーを必要としない。ジンバル5
21は、外部ジンバルリング523および内部ジンバル
リング525を有している。外部ジンバルリング523
は、ハウジング526の基部571にしっかりと固定さ
れ、外部ジンバルリング523は、対向する外部ヒンジ
527により、内部ジンバルリング525に連結されて
いる。内部ジンバルリング525は、さらに、対向する
内部ヒンジ529を有し、これらヒンジ529は、キャ
リジ536のカップ542のベース544に連結されて
いる。ばね(明確にするために図示せず)を、外部ジン
バルリング523とキャリジ536の上部リップ(図示
せず)との間に設けてもよい。
かるショックセンサが示されている。ショックセンサ3
20は、対向する上部マグネット321および下部マグ
ネット323を有している。上部マグネット321は、
キャリジ336にしっかりと固定され、下部マグネット
323は、ハウジング326の基部271にしっかりと
固定されている。上部マグネット321および下部マグ
ネット323の同種の極は対向し、したがって、上部マ
グネット321は、下部マグネット323と反発し、キ
ャリジ336を、リードスイッチ322のまわりのセン
タリングに維持する復元力が与えられる。図8には、さ
らに他の実施例にかかるショックセンサ420が示され
ている。ショックセンサ420は、単一のコイルスプリ
ング470を有し、このコイルスプリング470は、キ
ャリジ436の底部リップ465とハウジング426の
ベース471との間に固定されている。スプリング47
0は、キャリジ436を、サブフレーム424まわりの
垂直位置に復元し、かつ、付勢するためのいくぶんより
均一な力を与える。図9には、ジンバル取付け具521
を用いた他のショックセンサ520の水平断面が示され
ている。ショックセンサ520は、ジンバル521によ
り形成された自由度2の万能継手を使用している。この
ジンバル521は、もともと回転に対する耐性を備えて
おり、したがって、テザーを必要としない。ジンバル5
21は、外部ジンバルリング523および内部ジンバル
リング525を有している。外部ジンバルリング523
は、ハウジング526の基部571にしっかりと固定さ
れ、外部ジンバルリング523は、対向する外部ヒンジ
527により、内部ジンバルリング525に連結されて
いる。内部ジンバルリング525は、さらに、対向する
内部ヒンジ529を有し、これらヒンジ529は、キャ
リジ536のカップ542のベース544に連結されて
いる。ばね(明確にするために図示せず)を、外部ジン
バルリング523とキャリジ536の上部リップ(図示
せず)との間に設けてもよい。
【0017】このジンバル521すなわちジンバル機構
は、レイトジャイロを支持するために航空機産業にて、
一般に用いられているものと同種のものである。これ
は、放電加工或いはフォトエッチングにより、ばね鋼の
シートから、容易に形成することができる。したがっ
て、外部ジンバルリング521、外部ヒンジ527、内
部ジンバルリング525および内部ヒンジ529を一体
的に形成することができる。ヒンジ527、529の二
つの組は90°離間した平面に配置されているため、こ
れらにより、キャリジ536は、サブフレーム524ま
わりの任意の方向に傾くことができる。図10には、さ
らに他のショックセンサ620が示され、このショック
センサ620は、スプリングベロース670を使用する
ことにより、図1、図4および図11に示されるテザー
86を設ける必要がなくなっている。図1の付勢ばね7
0は、キャリジ636の底部リップ665とハウジング
626の基部671との間に固定されたスプリングベロ
ース670に置き換えられている。スプリングベロース
670により、キャリジを、サブフレーム24に中心を
むける垂直位置に復元し、かつ、付勢するためのいくぶ
んより均一な力が与えられ、キャリジ636の回転が防
止される。
は、レイトジャイロを支持するために航空機産業にて、
一般に用いられているものと同種のものである。これ
は、放電加工或いはフォトエッチングにより、ばね鋼の
シートから、容易に形成することができる。したがっ
て、外部ジンバルリング521、外部ヒンジ527、内
部ジンバルリング525および内部ヒンジ529を一体
的に形成することができる。ヒンジ527、529の二
つの組は90°離間した平面に配置されているため、こ
れらにより、キャリジ536は、サブフレーム524ま
わりの任意の方向に傾くことができる。図10には、さ
らに他のショックセンサ620が示され、このショック
センサ620は、スプリングベロース670を使用する
ことにより、図1、図4および図11に示されるテザー
86を設ける必要がなくなっている。図1の付勢ばね7
0は、キャリジ636の底部リップ665とハウジング
626の基部671との間に固定されたスプリングベロ
ース670に置き換えられている。スプリングベロース
670により、キャリジを、サブフレーム24に中心を
むける垂直位置に復元し、かつ、付勢するためのいくぶ
んより均一な力が与えられ、キャリジ636の回転が防
止される。
【0018】さらに、本発明にかかるショックセンサの
いかなる実施例のキャリジおよびシェルも、リードスイ
ッチの軸まわりに非対称な形状にすることができる。た
とえば、ある方向の加速度によりリードスイッチが起動
されることを防止することが望ましい場合に、シェル内
に、キャリジがその方向に傾くことを妨害する突出部を
設けてもよい。本発明は、以上の実施例に限定されるこ
となく特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることはいうまでもない。図1、図2、図
3および図5に示される調整不可能なスプリング取付け
具に、図6に示される調整可能なスプリング取付け具を
使用してもよいことを理解すべきである。また、図1な
いし図6に示されるキャリジとシェルとの間のボールベ
アリングに、図7、図8および図10に示されるシェル
とハウジングとの間の摺動面を使用してもよいことを理
解すべきである。さらに、加速度検出マスとしても機能
するマグネット32が図示されているが、キャリジ36
に取り付けられたマグネットとキャリジ36に取り付け
られた別個のマスとを有する二つの部分に、その機能を
分割してもよいことを理解すべきである。
いかなる実施例のキャリジおよびシェルも、リードスイ
ッチの軸まわりに非対称な形状にすることができる。た
とえば、ある方向の加速度によりリードスイッチが起動
されることを防止することが望ましい場合に、シェル内
に、キャリジがその方向に傾くことを妨害する突出部を
設けてもよい。本発明は、以上の実施例に限定されるこ
となく特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることはいうまでもない。図1、図2、図
3および図5に示される調整不可能なスプリング取付け
具に、図6に示される調整可能なスプリング取付け具を
使用してもよいことを理解すべきである。また、図1な
いし図6に示されるキャリジとシェルとの間のボールベ
アリングに、図7、図8および図10に示されるシェル
とハウジングとの間の摺動面を使用してもよいことを理
解すべきである。さらに、加速度検出マスとしても機能
するマグネット32が図示されているが、キャリジ36
に取り付けられたマグネットとキャリジ36に取り付け
られた別個のマスとを有する二つの部分に、その機能を
分割してもよいことを理解すべきである。
【0019】また、マグネットが一体のユニットとして
図示されているが、キャリジ36に取り付けられた分離
した複数のマグネットから構成され、中央のサブフレー
ム24から離間しているものであってもよいことを理解
すべきである。さらに、ショックセンサ20、220、
320、420は基板に取り付けられているが、ショッ
クセンサから同じ距離にある検出回路にのびるリード線
を用いて、これらを車両の構造に直接取り付けてもよい
ことを理解すべきである。また、キャリジの外周に付加
的なリードスイッチを設け、キャリジが特定の方向に傾
いたときに駆動されるようにしてもよいことを理解すべ
きである。さらに、4つのスプリング70が図示された
が、3つ或いはそれより多くのバネを用いてもよいこと
を理解すべきである。また、ショックセンサ120は、
中央の4つのスイッチを有しているが、2つ或いはそれ
より多くのスイッチを使用してもよいことを理解すべき
である。さらに、ショックセンサ20、120、22
0、320、420、520、620の任意の方向への
移動範囲を調整し、特定の軸に沿った衝撃或いは振動に
対する感受性をなくしてもよいことを理解すべきであ
る。
図示されているが、キャリジ36に取り付けられた分離
した複数のマグネットから構成され、中央のサブフレー
ム24から離間しているものであってもよいことを理解
すべきである。さらに、ショックセンサ20、220、
320、420は基板に取り付けられているが、ショッ
クセンサから同じ距離にある検出回路にのびるリード線
を用いて、これらを車両の構造に直接取り付けてもよい
ことを理解すべきである。また、キャリジの外周に付加
的なリードスイッチを設け、キャリジが特定の方向に傾
いたときに駆動されるようにしてもよいことを理解すべ
きである。さらに、4つのスプリング70が図示された
が、3つ或いはそれより多くのバネを用いてもよいこと
を理解すべきである。また、ショックセンサ120は、
中央の4つのスイッチを有しているが、2つ或いはそれ
より多くのスイッチを使用してもよいことを理解すべき
である。さらに、ショックセンサ20、120、22
0、320、420、520、620の任意の方向への
移動範囲を調整し、特定の軸に沿った衝撃或いは振動に
対する感受性をなくしてもよいことを理解すべきであ
る。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、多軸方向の検出を備え
たショックセンサを提供することが可能となる。また、
本発明によれば、ショック検出マスの動きを制御して防
振するショックセンサを提供することが可能となる。さ
らに、本発明によれば、付勢ばねを別個に調整可能なシ
ョックセンサを提供することが可能となる。また、本発
明によれば、検出マスが、つねにリードスイッチと離間
して軸方向に傾けられる多軸ショックセンサを提供する
ことが可能となる。
たショックセンサを提供することが可能となる。また、
本発明によれば、ショック検出マスの動きを制御して防
振するショックセンサを提供することが可能となる。さ
らに、本発明によれば、付勢ばねを別個に調整可能なシ
ョックセンサを提供することが可能となる。また、本発
明によれば、検出マスが、つねにリードスイッチと離間
して軸方向に傾けられる多軸ショックセンサを提供する
ことが可能となる。
【図1】図1は、本発明の実施例にかかるショックセン
サの一部切欠き分解略等角図である。
サの一部切欠き分解略等角図である。
【図2】図2は、いかなる加速度も与えられていない図
1のショックセンサの略断面図である。
1のショックセンサの略断面図である。
【図3】図3は、加速度が与えられた図1のショックセ
ンサの略断面図である。
ンサの略断面図である。
【図4】図4は、図2のショックセンサの4−4線に沿
った略断面図である。
った略断面図である。
【図5】図5は、いかなる加速度も与えられていない本
発明の他の実施例にかかるショックセンサの略断面図で
ある。
発明の他の実施例にかかるショックセンサの略断面図で
ある。
【図6】図6は、加速度が与えられた図5のショックセ
ンサの略断面図であり、調整可能なスプリング取付け具
を示す図である。
ンサの略断面図であり、調整可能なスプリング取付け具
を示す図である。
【図7】図7は、スプリングのかわりに対向するマグネ
ットを用いた本発明のさらに他の実施例にかかるショッ
クセンサの部分略断面図である。
ットを用いた本発明のさらに他の実施例にかかるショッ
クセンサの部分略断面図である。
【図8】キャリジとハウジングとの間に単一の大きなス
プリングを用いた本発明のさらに他の実施例にかかるシ
ョックセンサの部分略断面図である。
プリングを用いた本発明のさらに他の実施例にかかるシ
ョックセンサの部分略断面図である。
【図9】キャリジが入れ子状のジンバルにより連結され
た本発明のさらに他の実施例にかかるショックセンサの
部分略水平断面図である。
た本発明のさらに他の実施例にかかるショックセンサの
部分略水平断面図である。
【図10】圧縮されたベロースを使用し、ハウジングと
キャリジとの間を付勢し、その間の回転を防止するよう
に構成された本発明のさらに他の実施例にかかるショッ
クセンサの部分略水平断面図である。
キャリジとの間を付勢し、その間の回転を防止するよう
に構成された本発明のさらに他の実施例にかかるショッ
クセンサの部分略水平断面図である。
【図11】複数のリードスイッチを、冗長性および方向
性のために使用した図1の他の実施例を示す部分略水平
断面図である。
性のために使用した図1の他の実施例を示す部分略水平
断面図である。
20 ショックセンサ 22 リードスイッチ 24 サブフレーム 26 ハウジング 28 リード 30 カプセル 32 マグネット 34 孔 36 キャリジ 38 継手 40 突出部 42 カップ 44 基部 46 孔 48 環 52 シェル 56 ボールベアリング 58 ボールベアリングカップ 60 環状リップ 70 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−292552(JP,A) 特開 昭63−237325(JP,A) 特開 昭48−31467(JP,A) 実開 平4−99163(JP,U) 実開 昭62−25871(JP,U) 実公 昭50−9567(JP,Y1) 実公 昭54−45162(JP,Y2)
Claims (2)
- 【請求項1】 a)ハウジングと、 b)前記ハウジングに取り付けられた少なくとも一つの
リードスイッチと、 c)自由度2の継手によりハウジングに回動可能に取り
付けられたキャリジと、 d)前記キャリジに固定され、加速度に応答して、前記
キャリジを前記継手を中心として回転させるマスと、 e)前記ハウジングに固定されて前記キャリジと係合
し、前記キャリジの移動中に前記キャリジを束縛するシ
ェルと、 f)前記キャリジと係合するマグネットであって、与え
られた加速度に応答して、前記キャリジの回転により、
リードスイッチに接近し、それにより、前記リードスイ
ッチの状態の変化を生じさせるマグネットと、 g)前記キャリジを鉛直方向に付勢する付勢手段であっ
て、前記キャリジの下に設けられ、前記キャリジと前記
ハウジングとの間に延びる付勢手段とを備えたことを特
徴とする多方向ショックセンサ。 - 【請求項2】 a)ハウジングと、 b)前記ハウジングに取り付けられ、鉛直方向の軸線を
規定するリードスイッチと、 c)前記リードスイッチを取り囲む半球状の表面を形成
するハウジングの部分と、 d)基部を有するキャリジであって、前記基部の部分
が、その中をリードスイッチが延びる孔を形成するとと
もに、前記キャリジの基部の部分が前記ハウジングの半
球状の表面の上に位置してこれと係合し、したがって、
前記キャリジが、リードスイッチに対して傾倒動可能に
取り付けられ、鉛直方向以外の方向にショックセンサに
与えられた加速度により傾くように構成されたキャリジ
と、 e)前記ハウジングに固定されるとともに、前記キャリ
ジと係合し、前記キャリジの鉛直方向および水平方向の
変位を束縛するシェルと、 f)前記キャリジに取り付けられたマグネットであっ
て、加速度に応答して前記キャリジが傾くことにより、
前記リードスイッチに対して動き、それにより、リード
スイッチの状態を変化させるように構成されたマグネッ
トと、 g)前記キャリジを鉛直方向に付勢する付勢手段であっ
て、前記キャリジの下に設けられ、前記キャリジと前記
ハウジングとの間に延びる付勢手段とを備えたことを特
徴とする多方向ショックセンサ。
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---|---|
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-
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-
1994
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- 1994-09-14 DE DE69409750T patent/DE69409750T2/de not_active Expired - Fee Related
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