JP2634513B2 - 放射線治療装置 - Google Patents

放射線治療装置

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JP2634513B2
JP2634513B2 JP3231638A JP23163891A JP2634513B2 JP 2634513 B2 JP2634513 B2 JP 2634513B2 JP 3231638 A JP3231638 A JP 3231638A JP 23163891 A JP23163891 A JP 23163891A JP 2634513 B2 JP2634513 B2 JP 2634513B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、放射線治療装置、特
にその出力線量積算カウンタ回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば特開昭55−98400号
公報に開示されたような従来の放射線治療装置の出力線
量積算カウンタ回路を示すブロック図であり、図におい
て1は放射線源(図示しない)から出力された放射線の
出力線量を検出する、主回路用および副回路用のモニタ
チエンバ、2は被照射体としての患者、3,3Aはモニ
タチエンバ1に接続され、その検出電流信号を増幅する
それぞれ主回路用,副回路用のプリアンプ(なお、添字
Aは副回路用を表わす。)、4,4Aはこのプリアンプ
3,3Aにそれぞれ接続され、その出力のゲインを調整
するゲイン調整用アンプ、5,5Aはこのアンプ4,4
Aにそれぞれ接続され、その出力電圧信号をパルス周波
数信号に変換するV/Fコンバータ、6,6AはこのV
/Fコンバータ5,5Aにそれぞれ接続され、その出力
パルス周波数信号を分周するカウントダウン回路、7,
7Aはこのカウントダウン回路6,6Aにそれぞれ接続
され、その出力信号を積算カウントする積算カウンタ、
8,8Aはこの積算カウンタ7,7Aに接続され、その
出力積算値を表示する表示器例えば7セグメントのLE
D、9は積算カウンタ7,7Aのプリセット値を設定す
る線量プリセット器、10はこの線量プリセット器9に
接続され、副回路用のプリセット値を主回路用のプリセ
ット値のより大きくする演算器例えば乗算器や加算器、
11は積算カウンタ7と線量プリセット器9に接続さ
れ、その出力積算値とプリセット値を比較する積算値比
較用コンパレータ、同様に11Aは積算カウンタ7Aと
演算器10に接続され、その出力積算値とプリセット値
を比較する積算値比較用コンパレータ、12,12Aは
積算カウンタ7,7Aにそれぞれ接続され、その出力積
算値に一定値を加算する加算器、13は加算器12と積
算カウンタ7Aに接続され、それらの出力を比較するコ
ンパレータ、同様に13Aは積算カウンタ7と加算器1
2Aに接続され、それらの出力を比較するコンパレー
タ、そして14はコンパレータ11,11A、13,1
3Aに接続され、それらの出力信号の論理和を取り、放
射線治療装置のインタロック信号を出力するゲート回路
例えばOR回路である。
【0003】次に動作について説明する。放射線源(図
示しない)から出力された放射線はモニタチエンバ1を
通って患者2に照射される。モニタチエンバ1は放射線
出力線量を電流値として検出し、検出電流信号をプリア
ンブ3,3Aに送出する。プリアンブ3,3Aからの出
力はアンプ4,4Aでゲイン調整され、電圧信号として
V/Fコンバータ5,5Aに送出され、ここでパルス周
波数信号に変換される。V/Fコンバータ5,5Aの出
力周波数は周波数が高いのでカウントダウン回路6,6
Aで分周される。分周された信号は積算カウンタ7,7
Aで積算され、その出力積算値が表示器8,8Aにリア
ルタイムで表示される。
【0004】線量プリセット器9は、患者2に照射する
出力線量が規定値で停止するように通常設けられてい
る。すなわち、線量プリセット器9のプリセット値
1,B2とカウンタ積算値A1,A2はそれぞれコンバー
タ11,11Aで比較され、B1 ≦A1 、B2 ≦A2
ときにインタロック信号が出力され、これにより放射線
治療装置の照射動作が停止させられる。その際、JIS
やその他の規格では、副回路用のプリセット値B2 を、
主回路用のプリセット値B1 と同じではなく、主回路用
のプリセット値B1 よりわずかに大きい値に設定するよ
うに、規定されている。ところが、この副回路用のプリ
セット値B2 は各種規格により異なっており、B2 =B
1 +αであったり、B2 =αB1 (α>1)であったり
し、したがって演算器10の回路を使用する規格に応じ
てその都度変更する必要がある。
【0005】さらに、放射線治療装置が正常に動作して
いるときには、積算カウンタ7,7Aの積算値が同一の
値を示すように、積算カウンタ7,7Aは通常、動作す
べきであり、したがってこれら2つの積算値が大きく異
なる場合には放射線治療装置の動作に異常が生じたもの
とみなしてインタロック回路(図示しない)を動作さ
せ、放射線治療装置の照射を停止する必要がある。図4
中の加算器12,12Aおよびコンパレータ13,13
Aはそのために設けられたものである。すなわち、加算
器12は積算カウンタ7からの積算値A1 にある一定の
値βを加算し、その加算結果C1 をコンパレータ13の
一方の入力端子に与え、コンパレータ13はこの加算結
果C1 と、副回路用の積算カウンタ7Aから他方の入力
端子に与えられた積算値A2 とを比較する。これにより
2 ≧C1 (C1 =A1 +β)の場合はゲート回路14
からインタロック信号が出力され、放射線治療装置は照
射を停止する。同様にして、加算器12Aおよびコンパ
レータ13AによりA1 ≧C2 (C2 =A2 +β)の場
合、インタロック回路が動作し、│A1 −A2 │<βの
ときのみ照射が可能なようにされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射線治療装置
は以上のように構成されているので、副回路用の積算カ
ウンタのプリセット値の算出やインタロック設定値の算
出に全て乗算器や加算器を用いなければならず、回路規
模が大きくなるという問題点があった。また、それらの
演算係数を変更するときは回路全体を大幅に変えなけれ
ばならないという問題点もあった。
【0007】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、回路変更なしに副回路用のプリ
セット値のレベル変更やインタロック幅の変更を可能と
し、構造が簡単な放射線治療装置を得ることを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る放射線治
療装置は、プリセット手段が、主回路用のプリセット値
をアドレス入力として予め書き込まれた値を副回路用の
プリセット値として出力する第1データ記憶器を含み、
そして第2比較手段が前記主回路用、前記副回路用の放
射線出力線量係数値をアドレス入力として予め書き込ま
れた値を比較用の計数値として出力する第2データ記憶
器を含むものである。
【0009】
【作用】この発明における放射線治療装置では、第1デ
ータ記憶器が主回路用のプリセット値をアドレス入力と
して予め書き込まれた値を副回路用のプリセット値とし
て出力し、また第2データ記憶器が前記主回路用、前記
副回路用の放射線出力線量計数値をアドレス入力として
予め書き込まれた値を比較用の計数値として出力するこ
とにより、従来装置に比べて回路が簡素化される。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1に示すブロック図において、1〜9,11,
13,14,3A〜8A,11A,13Aは従来例と同
じものである。21は図4の従来例の演算器10と置き
代えた第1データ記憶器例えば読出し専用メモリ(RO
M)であって、線量プリセット器9とコンパレータ11
Aの間に接続され、線量プリセット器9のプリセット値
をアドレス入力としている。22,22Aは図4の従来
例のそれぞれ加算器12,12Aと置き代えた第2デー
タ記憶器例えばROMであって、積算カウンタ7,7A
とコンパレータ13,13Aの間に接続され、積算カウ
ンタ7,7Aの出力積算値をアドレス入力としている。
なお、1,3〜7は主回路用の検出・計数手段を形成
し、1,3A〜7Aは副回路用の検出・計数手段を形成
し、9および21はプリセット手段を形成し、11およ
び11Aは第1比較手段を形成し、そして22,13,
22Aおよび13Aは第2比較手段を形成する。
【0011】次に、動作について説明する。ROM21
は線量プリセット器9のプリセット値が例えば100の
ときにはROM21の100番地に書き込まれているデ
ータがコンパレータ11Aに出力される。ここで、副回
路用のプリセット値B2 を主回路用のプリセット値B1
の1.2倍と仮定すると、ROM21の100番地に1
00×1.2=120の値を予め書き込んでおくことに
よりコンパレータ11Aへの積算カウンタ7Aのプリセ
ット値B2 として値120が出力され、B2 =1.2B
1 が演算されたことになる。従って、図2のROMテー
ブルに示したように、ROM21のデータはROM21
のアドレスを主回路用の積算カウンタ7のプリセット値
と仮定し、このアドレスに相当するデータ領域に副回路
用の積算カウンタ7Aのプリセット値を書き込むことに
よりB2 =1.2B1 の演算が自動的に実行されたこと
になる。さらに、ROM22,22Aはそれぞれ積算カ
ウンタ7,7Aの出力積算値の差│A1 −A2 │を検出
するためのものであり、上述したROM21の場合と同
様に、積算カウンタ7,7Aの積算値が100のときに
はROM22,22Aの100番地のデータ領域に10
0+βの値を書き込んでおくことによりコンパレータ1
3,13AにはそれぞれROM22,22Aの出力とし
ての100+βが与えられる。コンパレータ13は積算
カウンタ7の積算値に+βしたROM22の出力値C1
と、積算カウンタ7Aからの積算値A2 とを比較してA
2 ≧C1 すなわちA2 ≧A1 +βのときにはインタロッ
ク信号を出力し、放射線治療装置の動作を停止させる。
図3は回路と副回路の誤差検出のためのROMテーブル
を示す図であり特にβが30のときのROM22,22
Aのアドレスとデータを示したものである。同様にし
て、コンパレータ13AおよびROM16AはA1 ≧A
2 +βを検出する。
【0012】以上のように、ROM22,22Aを設け
ることにより、それぞれA2 ≧A1+β,A1 ≧A2
β、すなわち│A1 −A2 │≧βを検出することがで
き、従って、放射線治療装置の積算カウンタ7と7Aの
積算値誤差が規定値βを越えたとき、この放射線治療装
置における放射線照射を停止することが可能となる。さ
らに、上記のようなROM21,22,22Aの内容は
ROM書き込み装置により容易に製作することができ、
また適用規格を変更することができ、さらに演算定数の
変更の必要が生じた場合で回路を変更することなしにR
OMを交換することにより容易に対応することが可能で
ある。
【0013】なお、上記実施例におけるROM21,2
2,22Aは、データを記憶できるものであれば、いか
なるものでもなく、例えばE2 ROMであっても同様の
効果が得られる。
【0014】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、プリ
セット手段が、主回路用のプリセット値をアドレス入力
として予め書き込まれた値を副回路用のプリセット値と
して出力する第1データ記憶器を含み、そして第2比較
手段が前記主回路用、前記副回路用の放射線出力線量係
数値をアドレス入力として予め書き込まれた値を比較用
の計数値として出力する第2データ記憶器を含むの
で、、回路構成を変更することなく簡素化できると共に
装置を安価にできるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明で使用される第1データ記憶器のRO
Mテーブルを示す図である。
【図3】この発明で使用される第2データ記憶器のRO
Mテーブルを示す図である。
【図4】従来の放射線治療装置を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 モニタチェンバ 2 患者 3,3A プリアンプ 4,4A アンプ 5,5A V/Fコンバータ 6,6A カウントダウン回路 7,7A 積算カウンタ 9 線量プリセット器 11,11A,13,13A コンパレータ 21,22,22A ROM

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 放射線を患者に照射してその患部を治療
    する放射線治療装置であって、前記放射線を検出してそ
    の出力線量を計数する、主回路用および副回路用の検出
    ・計数手段と、前記出力線量をプリセットするプリセッ
    ト手段と、前記各回路毎の出力線量のプリセット値と計
    数値を比較する第1比較手段と、前記各回路毎に前記主
    回路用および副回路用の前記計数値を比較する第2比較
    手段と、これら第1比較手段および第2比較手段によっ
    て動作させられるインターロック回路とを備えた放射線
    治療装置において、前記プリセット手段は、前記主回路
    用のプリセット値をアドレス入力として予め書き込まれ
    た値を前記副回路用のプリセット値として出力する第1
    データ記憶器を含み、そして前記第2比較手段は、前記
    主回路用,前記副回路用の前記計数値をアドレス入力と
    して予め書き込まれた値を比較用の計数値として出力す
    る第2データ記憶器を含むことを特徴とする放射線治療
    装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110289113A (zh) * 2019-06-18 2019-09-27 中广核核电运营有限公司 基于核电容器的液体检测方法、装置和计算机设备

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DE102004027071A1 (de) * 2004-05-19 2006-01-05 Gesellschaft für Schwerionenforschung mbH Strahlzuteilungsvorrichtung und Strahlzuteilungsverfahren für medizinische Teilchenbeschleuniger

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