JP2634429B2 - 感光性樹脂版の支持体 - Google Patents

感光性樹脂版の支持体

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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
    • G03F7/115Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having supports or layers with means for obtaining a screen effect or for obtaining better contact in vacuum printing

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はフレキソ印刷版等の感光性樹脂版の支持体と
して有用なシート材料の提供を目的とする。
(従来の技術とその問題点) 従来フレキソ印刷版等に使用されている感光性樹脂版
は、ポリエステル樹脂フイルム等のプラスチックシート
の表面に接着層を設け、その表面に感光性樹脂層を形成
したものであり、製版に際しては感光性樹脂層を露光し
て露光部を架橋硬化させ、未露光部である未硬化部を現
像剤によって除去してレリーフ像を作成する。
以上の如き感光性樹脂版は、印刷に際して、レリーフ
と支持体との間には強力な剪断力及び剥離力が作用する
ので、レリーフの剥離防止及び脱落防止のために、レリ
ーフと基材シートが強固に接着していることが要求され
ている。
特にフレキソ印刷版の場合には、一般に繰返し使用さ
れ、又、一回の使用後長期間保存後に再使用されること
が多く、長期間保存後であってもレリーフ像が基材シー
トに強固に接着していることが要求される。
しかしながら、従来技術の感光性樹脂版の場合には、
長期間保存中に接着層の吸湿等によってレリーフ像が剥
離するという問題が発生している。
従って本発明の目的は、長期間保存してもレリーフ像
の剥離が生じることのない感光性樹脂版の支持体を提供
することである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本発明は、基材シートの表面に接着層を設
けてなる感光性樹脂版の支持体において、該接着層がポ
リエステル樹脂からなる第1層、アクリル樹脂又は変性
セルロース樹脂からなる第2層及び光重合開始剤を含む
架橋性樹脂からなる第3層とからなり、これらの第1〜
3層が基材シートの表面にこの記載の順序に積層されて
いることを特徴とする感光性樹脂版の支持体である。
(作用) 本発明の支持体の面に感光性樹脂層を形成し、露光す
ると露光部と接着層とは架橋し、その間の接着力が著し
く強大となり、レリーフ像は長期間保存に耐えることが
できる。
(好ましい実施態様) 次に本発明を好ましい実施態様により更に詳しく説明
する。
本発明の感光性樹脂版の支持体の構造は、図示の如く
3層からなる接着層を基材シート上に設けたことを特徴
とするものである。同図において、1は基材シート、2
はポリエステル樹脂からなる第一層、3はアクリル樹脂
又は変性セルロース樹脂からなる第二層、4は架橋性樹
脂からなる第三層を示す。
本発明において使用する基材シートは、ポリエステ
ル、ポリプロピレン、トリアセテート等のプラスチック
フイルムであり、特に好ましいのは2軸延伸ポリエステ
ル樹脂フイルムである。これらの基材シートの厚みは特
に限定されないが、一般的には約0.05乃至0.3mm厚みの
ものがよい。
上記の基材シートの表面に設ける第一層はポリエステ
ル樹脂からなり、このポリエステル樹脂としては、例え
ば、バイロン200、300、530(東洋紡)、ポリエステル
レジンNo.49000、No.49001(デュポン)、エステル1510
(日立化成)、スタフィクスPCL(富士フイルム)又は1
00℃乃至200℃で軟化し自己融着性を有する低分子量飽
和ポリエステル樹脂等が挙げられる。これらのポリエス
テル樹脂からなる第一層は、ポリエステル樹脂の有機溶
剤溶液を塗工及び乾燥することによって形成してもよい
し、より好ましくは前記基材シートと共に共押出して形
成してもよい。この共押出シートとしてはヒートシール
性を有するルミラーE−35(東レ)やメリネックスXR−
1433(ICI)等が好適である。これらのポリエステル樹
脂からなる第一層の厚みは一般的には約1乃至30μmの
厚みが好ましい。
上記第一層上に設ける第二層は、アクリル樹脂又は変
性セルロース樹脂又はその混合物から形成するものであ
って、好ましいアクリル樹脂としては、ダイヤナールの
名称で入手できるメチルメタクリレートポリマー、メチ
ルメタクリレート−n−ブチルメタクリレートコポリマ
ー等が挙げられ、又、変性セルロース樹脂として好まし
い例は、CAB、CAP(イーストマンケミカル)の名称で入
手できるセルロースアセテートブチレート、セルロース
アセテートプロピオネート等が挙げられる。これらの樹
脂からなる第二層は、上記の樹脂を適当な有機溶剤、例
えば、トルエン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、1,
4−ジオキサン、テトラヒドロフラン、N−メチルピロ
リドン、メチレンクロシイド等に濃度10乃至30重量%の
溶液として、前記第一層の表面に塗工することによって
形成するのが好ましく、特に溶剤として第一層を溶解し
たり、膨潤させたりする溶剤を使用することによって第
一層と第二層を十分に一体化することができる。このよ
うな第二層は約0.5乃至5μmの厚みが好ましい。
上記第二層上に形成する第三層は光重合開始剤の存在
によって架橋し得る樹脂から形成する。このような樹脂
としては、例えば、塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルア
ルコール共重合体、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、
塩化ビニル/酢酸ビニル/マレイン酸共重合体等が挙げ
られ、又、この第三層に包含させる光重合開始剤として
は、2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、
ベンゾイン、ベンゾインアルキルエーテル、ベンゾイン
アルキルエステル、ベンゾフェノン、アントラキノン、
ジフェニルジスルファイド等が挙げられる。このような
光重合開始剤は上記架橋性ポリマー100重量部当り約2
乃至15重量部の割合で用いることが好ましい。
上記樹脂と光重合開始剤とはこれを適当な溶剤中に溶
解して固形分約10乃至30重量%の溶液として前記第二層
上に塗工及び乾燥することによって第三層が形成でき
る。該第三層の厚みは例えば、約1乃至10μm程度であ
る。
以上の如く第一層乃至第三層からなる接着層は全体と
して約5乃至50μmの範囲の厚さが好ましい。
(効果) 以上の如くして得られた本発明の感光性樹脂版の支持
体は、その表面に感光性樹脂版用として公知である感光
性樹脂、例えば、付加重合体不飽和基を有する化合物に
光重合開始剤を加えたもので、代表的製品としてAPR樹
脂(旭化成製)等の感光性樹脂を塗工して感光性樹脂版
を作成する支持体として有用である。
上記感光性樹脂版の製版に際して露光によってレリー
フ像が形成されるとともに、接着層の第三層も同時に架
橋し、形成されるレリーフ像と一体化し、又、この第三
層は下層の第二層とも一体化するので、レリーフ像と接
着層との間に極めて強固な接着力が生じる。その結果、
このようにして得られた感光性樹脂版は長期保存後であ
っても十分な接着性を保持し、レリーフ像の剥離や脱落
の問題は十分に解決された。
(実施例) 以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を更に具体的
に説明する。尚、文中、部又は%とあるのは特に断りの
ない限り重量基準である。
実施例1 既に第一層としてのポリエステル樹脂層(5μm)が
形成されている複合ポリエステルシート(ルミラー−E
−35、東レ製、厚さ100μm)の一方の表面に、メチル
メタクリレートポリマー(ダイヤナールBR−80、三菱レ
イヨン製)の20%トルエン/1,4−ジオキサン溶液をグラ
ビア方式で固形分3g/m2の割合で塗工及び乾燥してアク
リル樹脂からなる第二層を形成した。
更に上記第二層上に下記組成の塗工液を固形分3g/m2
の割合で塗工及び乾燥させて第三層を形成し、本発明の
感光性樹脂版の支持体を得た。
塩化ビニル/酢酸ビニル/ビニルアルコール共重合体
(ビニライトVAGH.UCC製) 100部 2,2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン(イル
ガキュア651、チバガイガー製) 12部 マイクロシリカ(エロジールR−972、日本アエロジー
ル製) 8部 溶剤(トルエン/メチルエチルケトン) 500部 実施例2 実施例1の第二層として、セルロースアセテートブチ
レートブチレート(CAB−381−05、イーストマンケミカ
ル製)の20%酢酸エチル−テトラヒドロフラン溶液を使
用し3μmの第二層を形成し、他は実施例1と同様にし
て本発明の感光性樹脂版の支持体を得た。
実施例3 実施例1の第二層として、セルロースアセテート(CA
B−500−01、イーストマンケミカル製)の20%酢酸エチ
ル−テトラヒドロフラン溶液を使用し3μmの第二層を
形成し、他は実施例1と同様にして本発明の感光性樹脂
版の支持体を得た。
実施例4 実施例1の第二層として、メチル/n−ブチルメタクリ
レートコポリマー(ダイヤナールBR−107、三菱レーヨ
ン製)の20%トルエン−1,4−ジオキサン溶液を使用し
3μmの第二層を形成し、他は実施例1と同様にして本
発明の感光性樹脂版の支持体を得た。
比較例1 実施例1において第一層の形成してないポリエステル
シート(メリネックス506、ICI製、100μm)の表面に
実施例1の第三層を形成して比較例の感光性樹脂版の支
持体を得た。
使用例 以上の実施例及び比較例の支持体の接着層の表面に液
状の感光性樹脂(APRフレキソ用レジン、旭化成製)を1
mmの厚みに塗布し、紫外線(365nm)を2,000mJ/cm2照射
し、感光性樹脂層を硬化させて夫々テストピースを作成
し、これらのテストピースについて促進剥離テストを行
ったところ下記第1表の結果を得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の支持体の断面を図解的に説明する図で
ある。 1:支持体、2:第一層 3:第二層、4:第三層

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基材シートの表面に接着層を設けてなる感
    光性樹脂版の支持体において、該接着層がポリエステル
    樹脂からなる第1層、アクリル樹脂又は変性セルロース
    樹脂からなる第2層及び光重合開始剤を含む架橋性樹脂
    からなる第3層とからなり、これらの第1〜3層が基材
    シートの表面にこの記載の順序に積層されていることを
    特徴とする感光性樹脂版の支持体。
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