JP2634062B2 - 防振ブッシュ - Google Patents

防振ブッシュ

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JP2634062B2
JP2634062B2 JP15149888A JP15149888A JP2634062B2 JP 2634062 B2 JP2634062 B2 JP 2634062B2 JP 15149888 A JP15149888 A JP 15149888A JP 15149888 A JP15149888 A JP 15149888A JP 2634062 B2 JP2634062 B2 JP 2634062B2
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JP
Japan
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pieces
sleeve
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rubber body
piece
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JP15149888A
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JPH01320331A (ja
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和義 丹羽
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F1/00Springs
    • F16F1/36Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
    • F16F1/38Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
    • F16F1/387Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Vehicle Body Suspensions (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車等に用いられる防振ブツシユに関
する。
従来の技術 例えば、自動車のサスペンシヨンメンバと車体との接
合部分に防振ブツシユを設けるようにしたものがある。
この防振ブツシユは、第4〜6図に示すようにサスペ
ンシヨンメンバ1の筒状の取付部2内に圧入されるもの
であつて、ゴム体3の外側を筒状のスリーブ4で覆つた
ものであり、ゴム体3内に車体側のブラケツト5に取付
けられたボルト6を挿通し、他のブラケツト7に対して
ナツト8で締め付けるようにしている。尚、9は内筒を
示す。
上記スリーブ4は金属板等により筒状に成形されたも
のであり、2つ割りにして2個のピース4a,4bによつて
構成されている(この類似構造は、例えば実開昭57−55
45号公報に示されている)。
発明が解決しようとする課題 上記スリーブ4を構成する各ピース4a,4bが互いに側
端縁で当接するようになつているため、圧入時あるいは
組付後の経時的使用より各ピース4a,4bの端縁が食い違
つた状態となり、反力が十分に得られない場合があると
いう問題がある。
そこで、この発明は、圧入時あるいは使用時におい
て、万一各ピースがずれを生じようとしても反力低下等
を生ずることがない防振ブツシユを提供するものであ
る。
課題を解決するための手段 一方の部材に設けられた筒状の取付部に圧入される他
の部材を弾性部材を介して支持する防振ブツシユにおい
て、上記弾性部材の外側に配置されるスリーブが複数の
樹脂製のピースに分割構成され、各ピースの接合部が一
般部よりも厚肉に形成され、ここに当接面が設けられて
いる。
作用 圧入時あるいは組付後の使用時に前記スリーブを構成
する各ピースがずれを生じる方向に力を受けても各ピー
スの接合部が一般部よりも厚肉に形成され、この接合部
に十分に幅の広い当接面が形成されているため各ピース
には食い違いが生じず、一定の反力が確保される。
実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第1〜3図において、一方の部材としてのサスペンシ
ヨンメンバ1には筒状の取付部2が設けられる点、及
び、他の部材としての車体パネルBにはボルト6を備え
たブラケツト5と他のブラケツト7が設けられ、上記ボ
ルト6をナツト8に締め付けて、上記取付部2内に圧入
された防振ブツシユを介して車体パネルBとサスペンシ
ヨンメンバ1とが連結されている基本的構造は前記従来
と同様である。
上記防振ブツシユは弾性部材としてのゴム体3の周囲
に筒状のスリーブ4が加硫接着されたものであつて、こ
のスリーブ4は2つ割りにされてピース4a,4bで構成さ
れている。
上記ピース4a,4bは例えばPA(ポリアミド)、ABS(ア
クリロニトリルブタジエンスチレン)、ポリブチレンテ
フタレート等の樹脂により形成されており、各ピース4
a,4bの接合部40a,40bは各々の一般部41a,41bよりも厚肉
に形成されている。
そして、各接合部40a,40bに組付け時に互いに当接す
る当接面42a,42bが設けられている。
また、上記ピース4aとピース4bとが当接面42aと当接
面42bとで当接した組付け状態においては、ゴム体3の
撓みを規制する規制面10が形成され、上記接合部40a,40
bの肉厚を所定の値に設定することにより所望の荷重−
撓み特性を得られることができる。
そして、上記ゴム体3の中央部に前記ブラケツト5に
取付けられたボルト6が挿通され、他のブラケツト7が
ナツト8によつて締め付けられるのである。
尚、上記ボルト6が挿通されるゴム体3の内部には内
筒9が設けられている。また、上記ゴム体3のスリーブ
4のピース4a,4bの接合部40a,40bに対応する部分には空
間部11が設けられている。
上記実施例構造によれば、防振ブツシユをサスペンシ
ヨンメンバ1の取付部2内に圧入する際に、仮に一方の
ピース4aに対して他のピース4bが直径方向にずれを生じ
ようとしても、前記各ピース4a,4bの各当接面42a,42bに
よりピース4a,4bが互いに食い違つて外れるようなこと
がなく、したがつて圧入反力が低下することはない。
また、組付け後にスリーブ4の直径方向に作用する荷
重により各ピース4a,4bがずれを生じたような場合でも
当接面42a,42bが広く確保されているため互いに他方か
ら外れて圧入反力が低下するようなことがなく信頼性が
高まる点で有利となる。
そして、上記ゴム体3の空間部11に対向する方向に荷
重が作用する場合に、荷重が一定値以下の場合には空間
部11が設けられているためゴム体3はばね定数の小さい
剪断変形のみを行ない、乗心地を良好に保つ。
次に、荷重が一定値以上作用した場合には、上記スリ
ーブ4のピース4a,4bの接合部40a,40bにより形成された
規制面10によつてゴム体3の動きが規制され、ゴム体3
は圧縮変形を行ない、ばね定数は急激に大きくなる。
したがつて、上記接合部40a,40bの肉厚を最適に設定
することで所望の荷重−撓み特性を設定することができ
る点で有利となる。
そして、上記ピース4a,4bは樹脂により型成形される
ため、例えば金属製の板材を用いた場合に比較して成形
が容易となるという利点がある。
尚、この発明は上記実施例に限られるものではなく、
例えば、自動車以外にも適用することができる。
発明の効果 以上説明してきたようにこの発明によれば、圧入時あ
るいは組付け後の使用時において、スリーブを構成する
各ピースの接合部がずれを生じ互いに食い違い状態とな
るのを防止でき、したがつて、圧入時における組付け不
良の防止及び組付け後における反力低下による抜け防止
を確実なものとすることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1〜3図はこの発明の実施例を示し、第1図は第3図
のI−I線に沿う断面図、第2図はピースの斜視図、第
3図は取付状態の縦断面図、第4図は従来技術の第3図
相当断面図、第5図は第4図のV−V線に沿う断面図、
第6図は従来技術のピースの斜視図である。 1……サスペンシヨンメンバ(一方の部材)、2……取
付部、3……ゴム体(弾性部材)、4……スリーブ、4
a,4b……ピース、40a,40b……接合部、41a,41b……一般
部、42a,42b……当接面。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の部材に設けられた筒状の取付部に圧
    入され他の部材を弾性部材を介して支持する防振ブツシ
    ユにおいて、上記弾性部材の外側に配置されるスリーブ
    が複数の樹脂製のピースに分割構成され、各ピースの接
    合部が一般部よりも厚肉に形成され、ここに当接面が設
    けられていることを特徴とする防振ブツシユ。
JP15149888A 1988-06-20 1988-06-20 防振ブッシュ Expired - Lifetime JP2634062B2 (ja)

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JPH01320331A JPH01320331A (ja) 1989-12-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3980668B2 (ja) * 1995-07-13 2007-09-26 イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー マウント装置およびその製造方法
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