JPH01320331A - 防振ブッシュ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、自動車等に用いられる随感ブツシュに関す
る。

従来の技術 例えば、自動車のサスペンションメンパト車体との接合
部分に切損ブツシュを設けるようＫしたものかある。

この切盛ブツシュは、第４〜６因に示すようにサスペン
ションメンバｌの筒状の取付部２内に圧入されるもので
あって、ゴム体３の外側を筒状のスリーブ４で覆ったも
のであり、ゴム体３内に車体側のブラケット１に取付け
られたボルト６を挿通し、他のブラケット７に対してナ
ツトＢで締め付けるようにしているっ尚％　９は円筒を
示す。

上記スリーブ４は金属板等により筒状に成形されたもの
であり、２つ割りにして２個のピース４＆。

４ｂによって構成されている（この類似構造は。

例えば実開昭１５７−５８４１５号公報に示されている
）。

発明が解決しようとする課題 上記スリーブ４を構成する各ピース４ａ、４ｂが互いに
側端縁で当接するようになっているため。

圧入時あるいは組付後の経時的使用により各ピース４ａ
　、４ｂの端縁が食い違った状態となり１反力が十分に
得られない場合があるという問題かある。

そこで、この発明は、圧入時あるいは使用時において、
万−各ピースがずれを生じようとしても反力低下等を生
ずることがない防振ブツシュを提供するものである。

課題を解決するための手段 一方の部材に設けられた筒状の取付部に圧入される他の
部材を弾性部材を介して支持する防振ブツシュにおいて
、上記弾性部材の外側に配置されるスリーブが複数の樹
脂製のピースに分割構成され、各ピースの接合部が一般
部よりも厚内に形成され、ここに当接面か設けられてい
る。

作用 圧入時あるいは組付後の使用時に前記スリーブを構成す
る各ピースかずれを生じる方向に力を受けても各ピース
の接合部が一般部よりも厚内に形成され、この接合部に
十分に傷の広い当接面が形成されているため各ピースに
は食い違いが生じず、一定の反力が確保される。

実施例 以下、この発明の一実施例を図面と共に詳述する。

第五〜３図において、一方の部材としてのサスペンショ
ンメンバｌには筒状の取付部２が設けられる点、及び、
他の部材としての車体パネルＢにはボルト６を備えたブ
ラケット５と他のブラケット７が設けられ、上記ボルト
６をナツト８に締め付けて、上記取付部２内に圧入され
た防、撮プッシエヲ介して車体ハネルＢとサスペンショ
ンメンバ１とが連結されている基本的構造は前記従来と
同様である。

上記防振ブツシュは弾性部材としてのゴム体３の周囲に
筒状のスリーブ４が加にＬ接着されたものであって、こ
のスリーブ４は２つ割りにされてピース４＆、４ｂで構
成されている。

上記ピース４ａ、４ｂは例えばＰＡ（ポリアミド）、Ａ
ＢＣ（アクリロニトリルブタジェンスチレン）、ポリブ
チレンチフタレート等の樹脂により形成されており、各
ピース４ａ、４ｂの接合部４０ａ、４０ｂは各々の一般
部４１ａ、４１ｂよりも厚内に形成されている。

そして、各接合部４Ｇ＆、４０ｋ）に組付は時に互いに
当接する当接面４２ａ、４２ｂが設けられている。

また、上記ピース４ａとピース４ｂとが当接面４２ａと
当接面４２ｂとで当接した組付は状態においては、ゴム
体３の撓みを規制する規制面１０か形成され、上記接合
５４０ａ、４０ｂの肉厚を所定の値に設定することによ
り所望の荷重−佛み特性を得られることができる。

そして、上記ゴム体３の中央部に前記ブラケット５に取
付けられたボルト６が挿通され、他のブラケット７がナ
ツト８によって締め付けられるのである。

尚、上記ボルト６が挿通されるゴム体３の内部には内筒
９が設けられている。また、上記ゴム体３のスリーブ４
のピース４ａ、４ｂの接合部４０ａ。

４０１）に対応する部分には空間部１）か設けられてい
る。

上記実施例構造によれば、防振ブツシユをサスペンショ
ンメンバｌの取付ｓ２内に圧入する際に、仮に一方のピ
ース４ａに対して他のピース４ｂが直径方向にずれを生
じようとしても、前記谷ピース４＠、４ｂの各当接面４
２ａ、４２ｂによりピース４ａ、４ｂが互いに食い違っ
て外れるようなことがなく、シたがって圧入反力が低下
することはない。

また２組付は後にスリーブ４の直径方向に作用する荷重
により各ピース４ａ、４ｂかずれを生じたような場合で
も当接面４２　ａ　＃　４２　ｂが広く確保されている
ため互いに他方から外れて圧入反力か低下するようなこ
とがなく信頼性が高まる点で有利と、なる。

そして、上記ゴム体３の空間部１）に対向する方向に荷
重が作用する場合に、荷重が一定値以下の場合には空間
部１）か設けられているためゴム体３はばね定数の小さ
い剪断変形のみを行ない。

乗心地を良好に保つ。

次に、荷重が一定値以上作用した場合には、上記スリー
ブ４のピース４　ａ　；　４　ｂの接合部４０　ａ。

４０ｂにより形成された規制面１０によってゴム体３の
動きが規制され、ゴム体３は圧縮変形を行ない、ばね定
数は！！Ａａに大きくなる。

したがって、上記接合部４０ａ、４０ｂの肉厚を最適に
設定することで所望の荷重−撓み特性を設定することが
できる点で有利となる。

そして、上記ピース４ａ、４ｂは樹脂により型成形され
るため、例えば金ｔａｔの板材を用いた場合に比較して
成形が容易となるという利点がある。

尚、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例
えば、自動車用以外にも適用することができる。

発明の詳細 な説明してきたようにこの発明によれば、圧入時あるい
は組付は後の使用時において、ス１７−プな構成する各
ピースの接合部かずれを生じ互いに食い違い状態となる
のを防止でき、したかつて、圧入時における組付は不良
の防止及び組付は後における反力低下による抜は防止を
確実なものとすることができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１〜３図はこの発明の実施例を示し、第１）ｋｌは第
３図のＩ−Ｉ線に沿う断面図、第２図はビ〒スの斜視図
、第３図は取付状態の縦断面図、第４図は従来技術の第
３−相当断面因、第５図は第４図のＶ−マ線に沿う断面
図、第６図は従来技術のピースの斜視図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）一方の部材に設けられた筒状の取付部に圧入され
   他の部材を弾性部材を介して支持する防振ブツシユにお
   いて、上記弾性部材の外側に配置されるスリーブが複数
   の樹脂製のピースに分割構成され、各ピースの接合部が
   一般部よりも厚肉に形成され、ここに当接面が設けられ
   ていることを特徴とする防振ブッシユ。