JP2633896B2 - プリンタ - Google Patents

プリンタ

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JP2633896B2
JP2633896B2 JP63060336A JP6033688A JP2633896B2 JP 2633896 B2 JP2633896 B2 JP 2633896B2 JP 63060336 A JP63060336 A JP 63060336A JP 6033688 A JP6033688 A JP 6033688A JP 2633896 B2 JP2633896 B2 JP 2633896B2
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    • H04N1/00283Connection or combination of a still picture apparatus with another apparatus, e.g. for storage, processing or transmission of still picture signals or of information associated with a still picture with a telecommunication apparatus, e.g. a switched network of teleprinters for the distribution of text-based information, a selective call terminal with a television apparatus

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像の印画を行うプリンタに係り、特に画素
アスペクト比を変化させて印画するに好適なプリンタに
関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は特開昭58−126176号に記載のように、1
方式の入力画像信号のプリントを行うようになってい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来技術は1台のプンンタにおいて画素密度、あ
るいは画素アスペクト比の異なる画像をプリントするこ
とに関しては配慮されておらず、例えば、NTSCビデオ信
号とパソコンなどからのディジタル画像データを1台の
プリンタでプリントすることはできなかった。
一般の画素アスペクト比の異なる画像をプリントする
には、画素密度を変換するか、印画紙の移動速度を可変
すればよいが、印画紙の移動速度を可変する場合、単に
移動速度のみを可変すると、1ドットあるいは1ライン
のプリント面積が可変されるため、所望の印画濃度が得
られないという問題点が生じる。
本発明の目的は、1台のプリンタにおいて、画質を劣
化させることなく、画素アスペント比の異なる画像をプ
リントし、所望のプリント濃度でプリントすることにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的は、画素密度の異なる画像のプリントを行う
場合、印画紙の移動速度を可変させ、更に、印画紙の移
動速度の大小によって、感熱ヘッドへの通電時間を可変
させるために通電パルス幅データを記憶する手段を複数
種類設ける。あるいは感熱ヘッドに送る駆動電圧を複数
種類持った電源回路を設けることにより達成される。
〔作用〕
印画紙の移動速度を低下させたときは、感熱ヘッドに
送る通電パルスのパルス幅を大きくする。移動速度を増
加させたときは通電パルスのパルス幅を小さくする。画
素密度の異なるプリントにおいて、通電パルスを同一で
プリントする場合は、感熱ヘッドに送る駆動電圧を変化
させる。移動速度を低下させたときは、駆動電圧を高く
し、移動速度を増加させたときは駆動電圧を低くする。
これにより画素密度の異なるプリントにおいても画質
劣化のないプリント画像を得ることができる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を説明する。
まず第1図においてビデオプリンタ(インタレース映
像のプリント、ノンインタレース映像のプリント)につ
いて説明する。
第1図において1はNTSC信号から、水平同期信号
(H),垂直同期信号(V)を分離させる同期分離回
路、2はNTSC信号をRGB信号に変換するデコーダ、3は
コンピュータ本体(以下パソコンと略す。)、5はパソ
コン3からのノンインタレース映像信号を映すディスプ
レイ、6はNTSC信号から分離したH,Vより映像エリアを
示すHプランク,Vプランク信号を作成するH,VBLK回路、
7は24KHz(水平周波数)画像のH,VよりHブランク,Vブ
ランク信号を作成するBLK回路、8はサンプリングCK発
生回路、11はパソコンからの映像信号とNTSCより作った
RGB映像信号とをセレクトするセレクタ、12はパソコン
からの映像信号用のHBLK,VBLK信号と、NTSC用のHBLK,VB
LK信号をセレクトするセレクタ、13はアナログ/ディジ
タル変換器(以下A/Dと略す。)14はパソコン入力とNTS
Cを切換えるモード切換SW、15はフィールドメモリA
と、フィールドメモリBを有するフレームメモリ、16は
フレームメモリ15をコントロールするフィールドメモリ
コントローラ、17はディジタル/アナログ変換器(以下
D/Aと略す。)18はRGB映像信号を再びNTSCに変換するエ
ンコーダ、19は画面の縦1ラインを記憶するラインメモ
リ、20はラインメモリ19を制御するラインメモリコント
ローラ、21は同期信号発生器、22はビデオプリンタ全体
の制御を行なうシステムコントローラ(以下シスコンと
略す。)、23はNTSC信号のプリントに際して、スルーの
映像とメモリした映像を切り換えるセレクタ、24はメモ
リした映像を確認するモニタ、25は映像信号からプリン
トに必要なデータ、通電パルスを作る通電パルス変換回
路、26はプリントメカを制御するメカコントローラ、27
は速度制御手段、30は通電データをプリントに必要な熱
エネルギーに変換する感熱ヘッド、100はドラムモータ
である。
第1図の動作を説明する。
まずNTSC信号のプリントについて説明し、つづいてパ
ソコンからの映像信号のプリントについて説明する。
NTSC信号を同期分離回路1とセレクタ23に入力する。
同期分離回路1はNTSC信号から垂直同期信号(V)と
水平同期信号(H)を分離して、BLK回路6に送る。ま
た映像信号はデコーダ2に送る。
デコーダ2はNTSC信号をRGB信号に変換しセレクタ11
に送る。ここで図1に示す信号線234はRGBの3本の信号
線を1本で示す。
セレクタ11にはNTSC信号をRGBに変換し信号と別にパ
ソコン3からのRGB信号を入力する。信号235はRGBの3
本線を1本で示すセレクタ11にはモード切換SW14からモ
ード切換信号を入力し、NTSCからのRGB信号とパソコン
3からのRGB信号を切り換える。
ここでモードSW14はNTSC側を選択するように設定して
おく。
セレクタ11からはデコーダ2からのRGB信号を選択
し、A/D13に送る。信号線236はRGB3本線を1本で示す。
A/D13はアナログRGB信号をディジタルのRGB信号に変
換し、フレームメモリ15に送る。
BLK発生回路6は、H,V信号から、NTSC信号の映像エリ
アを示すHBLK信号とVBLK信号を作成し、それぞれセレク
タ12に送る。
セレクタ12にはパソコンの映像エリアを示すHBLK信号
とVBLK信号を入力している。
セレクタ12はモード切換SW14からのモード切換信号を
受け、BLK発生回路6からのHBLK信号,VBLK信号を選択
し、フィールドメモリコントローラ16に送る。
サンプリングCK発生回路8は画像のサンプリングに必
要なCKを発生し、A/D13,フィールドメモリコントローラ
16,同期信号発生器21に送る。
フィールドメモリコントローラ16はフレームメモリ15
にアドレスと書き込みに必要な制御信号を送る。図1に
おいては図の繁雑さをさせるためにアドレス線を221
に、制御線を222に示す。
同期信号発生器21はHBLK信号226とVBLK信号225とより
ODD/EVEN判別信号を作成し、フレームメモリ15とフィー
ルドメモリコントローラ16に送る。フレームメモリ15は
ODD/EVEN判別信号を入力しNTSC信号時はフレームメモリ
15内のフィールドメモリAにODDフィールドのRGB信号を
記憶し、次いでフィールドメモリBにEVENフィールドの
RGB信号を記憶する。
上記動作にてNTSC信号のRGB変換後のメモリが終了す
る。
読み出し、プリントについて説明する。
同期信号発生器21はNTSC用のH,V,CKを発生し、フィー
ルドメモリコントローラ16をラインメモリコントローラ
20とエンコーダ18に送り、ODD/EVEN判別信号をフレーム
メモリ15とフィールドメモリコントローラ16に送る。
フィールドメモリコントローラ16は読み出し用のH,V,
CK ODD/EVEN判別信号を受けてフレームメモリ15内のフ
ィールドメモリAのデータをまず出力し、フィールドメ
モリAの1フィールド分のデータを全部出力した後、フ
ィールドメモリBの1フィールド分のデータを出力す
る。これを交互に繰り返し、D/A17とラインメモリ19に
送る。
D/A17はフィールド毎に交互に送られてくるディジタ
ルRGB映像信号をアナログRGB映像信号に変換し、エンコ
ーダ18に送る。
エンコーダはアナログRGB信号と、H,Vを受けてNTSC信
号を作成しセレクタ23に送る。
セレクタ23はシステムが映像信号をメモリするまで、
入力源のNTSCS信号を選択し、メモリ後エンコーダ18か
らのNTSC信号を選択し、モニタ18に送り、モニタ18はメ
モリした映像をモニタする事ができる。
プリント命令(図示せず)がシスコン22に入力される
とシスコン22は1ラインスタート信号を発生し、フィー
ルドメモリコントローラ16をラインメモリコントローラ
20に送る。
ラインメモリコントローラ20はフレームメモリ15から
読み出されるフィールド毎のRGB信号の縦1ライン(V
方向)のデータをサンプリングするアドレスと制御信号
をラインメモリ19に送る。
ラインメモリ19は、まずR信号の画面縦1ライン分の
データを記憶する。次いでこれを通電パルス変換回路25
に送る。
通電パルス変換回路25はディジタル画像信号を感熱ロ
ッド30の駆動に必要なデータ、通電パルスに変換し、感
熱ヘッド30に送る。
一方システムコントローラ22はメカコントローラ26に
制御信号を送り、プリントに必要な機構の動作を行な
う。(機構については図示しない。) またシステムコントローラ22は印画紙を搬送するサー
ボに必要なリファレンス信号を速度制御手段27に送る。
速度制御手段27はドラムモータ100の駆動信号、もし
くは電圧をドラムモータ100に送る。(詳細は後述) 上記動作においてR信号の縦1ラインのデータをプリ
ントする。
同様に次のラインを順次プリントしR信号(プリント
する場合は補色のシアンに通電パルス変換回路25にて変
換する。)のプリントを終了する。
次にG信号マゼンタのプリント、Bイエロー信号のプ
リントを行ない、1枚のプリントを終了する。
次に第1図におけるパソコン3からのノンインタレー
スRGB信号のプリントについて動作を説明する。
ノンインタレースの映像信号をフィールドメモリA、
及びフィールドメモリBに書き込む模式図を第2図に示
す。
インタレース信号のメモリへの取り込みの際は、奇フ
ィールドをフィールドメモリA、偶フィールドをフィー
ルドメモリBにODD/EVEN判別信号によって切り換えて書
き込みを行なったが、ノンインタレース信号の場合は第
2図の模式図に示すように1ライン目(図中ではL1と表
示)をフィールドメモリA,2ライン目(図中ではL2と表
示)をフィールドメモリBというようにH毎にフィール
ドメモリA,フィールドメモリBを切り換えて書き込みを
行ない、インタレース画像入力時と同様のメモリにデー
タの書き込みを行なう。
従って読み出し時は、インタレース,ノンインタレー
ス画像とも、同一の読み出しで行なうことができる。
ノンインタレース信号のメモリへの書き込み動作を第
1図により説明する。
インタレース信号書き込み時と同様の動作をするもの
については説明せず、相異点について説明する。
セレクタ11はパソコン3からの映像信号をA/D13に送
る。
BLK回路7はパソコン3の映像信号に合ったHブラン
ク信号、Vブランク信号を作ってセレクタ12に送る。
セレクタ12はBLK回路7の信号をフィールドメモリコ
ントローラ16と同期信号発生器21に送る。
サンプリングCK発生回路8はパソコンの映像信号に合
ったサンプリングCKを発生しA/D13とフィールドメモリ
コントローラ16を同期信号発生器21に送る。
フィールドメモリコントローラ16は水平同期信号
(H)毎に変化する信号をフレームメモリ15に送る。
フレームメモリ16は第2図に示すようにフィールドメ
モリコントローラ16からの上記の制御信号を受けてL1を
フィールドメモリAに、L2フィールドメモリB,……と書
き込みを行なう。
以上でパソコン3より出力されたノンインタレース画
像の書き込みを終了する。
プリント時の読み出し動作はNTSCインタレース信号プ
リント時とほぼ同様であり相異点を記述する。
同期信号発生器21はサンプリングCK発生回路8からの
サンプリングCKを受けて読み取り時これをフィールドメ
モリコントローラ16とラインメモリコントローラ20に送
る。
フィールドメモリコントローラ20は上記CKに従いフレ
ームメモリ15のデータをフィールド毎に読み出し、D/A1
7、エンコーダ18、セレクタ23を介してインタレース信
号としてモニタ24に送る。
またラインメモリコントローラ20はアドレスと制御信
号を発生し、ラインメモリ19に送る。それによりライン
メモリ19は、縦1ラインのデータを記憶する。
以上のようにフレームメモリ15への書き込み操作の切
り換えにより、プリンタのデータ読み出し回路を同一の
ものを使用し、NTSCインタレース信号同様、パソコンか
らのノンインタレースRGB信号をプリントすることがで
きる。
次に第1図におけるフィールドメモリA,フィールドメ
モリBへの書き込み動作、及び読み出し動作の詳細につ
いて第3図と第4図において説明する。
第3図は第1図におけるフィールドメモリコントロー
ラ16、及びフレームメモリ15の一実施例を示すブロック
図、第4図はフィールドメモリA,Bへの書き分けを示す
タイミングチャートである。
第3図において32は奇フィールドの画像データを記憶
するフィールドメモリA、34は偶フィールドの画像デー
タを記憶するフィールドメモリB、33はインバーター、
35はフィールドメモリA32とフィールドメモリB34の出力
を切り換えるセレクタ、36は書き込み時のRAS,CASと読
み出し時のRAS,CASとを切り換えるセレクタ、37はイン
タレース信号書き込み時とノンインタレース信号書き込
み時のODD/EVEN切換信号を選択するセレクタ、38は書き
込み時のRAS,CAS発生回路、40は読み出し時のRAS,CAS発
生回路、39は書き込み時の1H内のアドレスを発生するラ
イトカウンタ(1)、43は書き込み時のV方向のアドレ
スを発生するライトカウンタ(2)、46は読み出し時の
1H内のアドレスを発生するリードカウンタ(1)、47は
読み出し時のV方向のアドレスを発生するリードカウン
タ(2)、41はライトカウンタ(1)39とリードカウン
タ(1)46のアドレスを選択するセレクタ、42はライト
カウント(2)43とリードカウンタ(2)47のアドレス
を選択するセレクタ、44は読み出し時のH方向の画像エ
リアを示すRHBLK信号を発生するRHBLK発生回路、45はV
方向の画像エリアを示すRVBLK信号を発生するRVBLK発生
回路、である。
なお第3図において第1図と同一符号で示すものは同
一機能を有する。
第3図の動作を説明する。
第1図に示すセレクタ12からのライト時のWHBLK信号
をライトカウンタ(1)のリセット端子、及びライトカ
ウンタ(2)43のCK端子に入力し、WVBLK信号をライト
カウンタ(2)43のリセット端子に入力する。
WHBLK信号は画像エリア期間は“H"、ブラック期間は
“L"の信号である。
ライトカウンタ(1)39は、リセット端子“L"でリセ
ットする。
ライトカウンタ(1)39はWHBLK信号によりリセット
を解除すると同期信号発生器21からのサンプリングCKを
カウントする。
ライトカウンタ(1)39はカウント値を画像H方向の
アドレスとしてセレクタ41に送る。
セレクタ41は書き込み時ライトカウンタ(1)39を選
択し、アドレスをフィールドメモリA32及びフィールド
メモリB34に送る。
一方ライトカウンタ(2)43はWVBLK信号によりリセ
ットが解除されるとWHBLK信号をカウントし始め、最下
位ビットをセレクタ37、その他のカウント値をセレクタ
42に送る。
セレクタ37はNTSC信号書き込み時はODD/EVEN判別信号
を、パソコン3からのノンインタレース信号書き込み時
はライトカウンタ(2)43の最下位ビットを選択し、フ
ィールドメモリA,Bを切換え信号として、フィールドメ
モリB34とインバータ33を介してフィールドメモリAに
送る。
RAS,CAS発生回路38はサンプリングCKを受けて、RAS,C
AS信号を発生し、セレクタ36を介してフィールドメモリ
A,フィールドメモリBに送る。
第4図にノンインタレース信号書き込み時の動作を示
すタイミングチャートとインタレース信号書き込み時の
動作を示すタイミングチャートを示す。
第4図(a)がノンインタレース信号書き込み時のタ
イミングチャートであり、H毎にフィールド切換信号を
反転し、フィールドメモリA,Bを切り換えて1H目はフィ
ールドメモリAに(第4図(a))、2H目はフィール
ドメモリBに(第4図(a))書き込んでゆく。
第4図(b)はインタレース信号書き込み時のタイミ
ングチャートであり、V毎にODD/EVEN切換信号を反転
し、1V目はフィールドメモリAに(第4図(b))、
2V目はフィールドメモリBに(第4図(b))書き込
んでゆく。
上記のようにノンインタレース信号においても、イン
タレース信号においても奇数H目の信号をフィールドメ
モリAに、偶数H目の信号をフィールドメモリBに書き
込むことができる。
読み出し時はSSG21からCG,H,Vを発生しCKをRAS,CAS発
生回路40とリードカウンタ(1)46に、HをRHBLK発生
回路44とRVBLK発生回路45に、VをRVRLK発生回路45にそ
れぞれ送る。
RAS,CAS発生回路40はRAS,CAS信号を発生し、セレクタ
36を介してフィールドメモリA32とフィールドメモリB34
に送る。
RHBLK発生回路44はパソコン3から入力したデータを
読み出す時もNTSCからのデータを読み出す時もNTSC時の
H方向の映像エリアを示すRHBLK信号を発生し、リード
カウンタ(1)46のリセット入力端子、及びリードカウ
ンタ(2)47のCK入力端子に送る。
RVBLK発生回路45も同様NTSC時のV方向の映像エリア
を示すRVBLK信号を発生し、リードカウンタ(2)47の
リセット入力端子に送る。
リードカウンタ(1)はRHBLK信号により、リセット
が解除されるとCKをカウントし、カウント値をセレクタ
41を介してフィールドメモリA32とフィールドメモリB34
に送る。
リードカウンタ(2)47はRVBLK信号により、リセッ
トを解除し、RHBLK信号をカウントし、カウント値をセ
レクタ42を介してフィールドメモリA32とフィールドメ
モリB34に送る。
同期信号発生器21からODD/EVEN信号をセレクタ35に送
る。
セレクタ35はODD/EVEN切換信号を制御信号として、OD
Dフィールド時はフィールドメモリA32のデータを選択
し、D/A17とラインメモリ19へ送り、EVENフィールド時
は、フィールドメモリB34のデータを選択し、D/A17とラ
インメモリ19へ送る。
上記書き込み動作及び読み出し動作により、インタレ
ース画像、及びノンインタレース画像を、インタレース
画像として読み出し、インタレース用モニタにディスプ
レイすることができ、またプリントを行なうことができ
る。
本実施例では読み出しをインタレースとして行なった
がフィールドメモリA32とフィールドメモリB34をH毎に
切り換える事により、ノンインタレース画像として読み
出しを行なってもよい。
次に本発明の他の実施例を第5図,第6図,第7図に
おいて説明する。
本実施例は、NTSCと表示エリアが異なるパソコンの信
号を、中央にプリントすることを特徴とする。
第5図にNTSC信号とパソコンからの信号のV方向の模
式図を示す。
パソコンからの信号はNTSC信号に比べてV方向の表示
エリアが上部、下部とも少ない。そこで書き込んだもの
をそのまま読み出してプリントすると画面が上部に寄っ
てしまい下部が空白になってしまう。
そこで第6図のタイミングチャートに示すような画像
エリア信号を読み出し時にも付加し、画像エリア信号
(RVBLK)が“L"の時は読み出しアドレスカウンタをス
トップさせる。
これにより画像を中央にプリントすることができる。
第7図に読み出し時のVBLK発生回路を示す。
第7図は第3図におけるRVBLK発生回路45を、NTSC用
のVBLK発生回路とパソコン信号用のVBLK発生回路に分
け、これをセレクタで選択できるようにしたことを特徴
とする。
第7図において49はNTSCVBLK発生回路、50はパソコン
VBLK発生回路、51はセレクタ、52はANDゲートである。
第7図において第1図もしくは第3図と同一符号で示
すものは同一機能を有する。
第7図の動作を説明する。
NTSCVBLK発生回路49は同期信号発生器21からのH,Vを
受けて第6図に示すNTSCRVBLK信号を発生し、セレクタ5
1に送る。
またパソコンVBLK発生回路50は同様に第6図に示すパ
ソコンRVBLK信号を発生し、セレクタ51に送る。
セレクタ51はNTSC信号プリント時はNTSCRVBLK信号を
選択し、パソコン信号をプリント時はパソコンRVBLK信
号を選択しリードカウンタ(2)47のリセット入力端子
に送る。
リードカウンタ(2)47は“L"でリセットしているの
で画像エリアが開始されるまでHBLKのカウントを行なわ
ず、RVBLK信号228が“H"になるとカウントを開始する。
NTSC信号の場合第6図よりカウントを開始し、映像エ
リアが終了する点でカウントを終了する。(信号6−
a)一方パソコン信号の場合第6図よりカウントを開
始し映像エリアが終了する点でカウントを終了する。
(信号6−b) 従って第5図に示すようにパソコンからの信号もNTSC
のプリントエリアBに対して画面の中央(αの位置)に
プリントする事ができる。
またANDゲート52はRVBLK信号が“L"の時はゲートを閉
じ“L"を出力するので、ラインメモリ19には白データが
書き込まれることになる。
本実施例によれば垂直方向の映像エリアが異なるパソ
コンからの信号のプリントを画面中央で行なうことがで
きる。
次に本発明の他の実施例を第8図及び、第9図におい
て説明する。
本実施例はNTSC信号とパソコンからの信号をプリント
時に紙送りモータの速度を可変し画面縦,横のアスペク
ト比を正しくプリントすることを特徴とする。
第8図(a)にNTSCの映像をプリントした時の模式
図、第8図(b)にパソコンの映像をプリントした時の
模式図を示す。
NTSC信号の場合は縦480ライン横に512サンプリングで
行なう。
パソコンからの信号の場合24KHz信号を例にとると縦4
00ライン横は640でサンプリングすると横のドット数と
一致する。
この場合NTSC信号プリント時と同一のモータ速度で紙
送りを行ないパソコン信号のプリントを行なうと、横方
向640のラインのプリントを行なうため横方向に伸びた
第8図(b)上面のようなプリント画となってしまう。
そこで横方向640ラインのプリントを行なう場合は印画
紙を送る量を下げてプリントを行なう。
印画紙送り用のドラムの送り量を下げる一実施例を第
9図により説明する。
第9図は第1図における速度制御手段27の一実施例を
示すものである。
第9図において104は速度可変手段、105は位相/電圧
変換手段、106は周波数電圧変換手段、107は加算器であ
る。
第9図において第1図と同一の符号で示すものは同一
の機能を有する。
第9図の動作を説明する。
システムコントローラ22はモータの制御に必要なリフ
ァレンス信号を速度制御手段27内の位相/電圧変換手段
105に送る。
位相/電圧変換手段105はドラムモータ100の駆動に必
要な信号(ここでは電圧として取り扱うが、ステッピン
グモータを駆動する場合はパルスでもよい。)をドラム
モータ100に送る。
ドラムモータ100はその回転数に比例した回転数信号
(ここではパルスで取り扱うが、電圧でもよい。)を速
度可変手段104に送る。
速度可変手段104はドラムモータ100からの回転数信号
をN分周しシステムコントローラ22に送り、M分周した
信号を位相/電圧変換手段105に送る。
位相/電圧変換手段105は速度可変手段104からのパル
スとシステムコントローラ22からのリファレンス信号の
位相を比較し、速度可変手段104からの回転数信号の位
相が遅られている場合にはドラムモータ100の回転数を
上げるように制御電圧をドラムモータ100に送る。
逆に速度可変手段104からの回転数信号の位相が進ん
でいる場合にはドラムモータ100の回転数を下げるよう
に制御電圧をドラムモータ100に送る。
また周波数電圧変換手段106は速度変換手段104からの
信号をもとに基準回転数からのずれに比例した直流電圧
を発生する。この電圧と位相/電圧変換手段105の出力
を加算器9107で加算してドラムモータ100に加えドラム
モータ100の回転数を制御する。
ドラムモータ100の速度を可変する場合は速度可変手
段104が位相/電圧変換手段105に送るM分周信号の分周
数を変える事により実現できる。NTSC(512サンプリン
グ)とパソコン(水平周波数24KHz)信号(640サンプリ
ング)の場合はMの値を512:640とすることにより実現
でき、第8図(b)下図のようなアスペクト比の正しい
画像としてプリントすることができる。
次に本発明の他の実施例を第10図、第11図、及び第12
図において説明する。
本実施例はパソコンプリント時においてプリント濃度
をNTSC時と同様に保つために通電パルス幅データを2種
類設ける事を特徴とする。
第10図にNTSCをプリントした場合と、パソコンからの
信号をプリントした場合の画素の模式図を示す。
パソコンからの信号をプリントする時はアスペクト比
を正しく合わせるためにモータを減速する。このため第
10図(b)に示すように重なる部分が多くなり濃度が上
がってしまう。
そこで、濃度を一定に保つために通電パルス幅を記憶
するROMを2種類設け、発熱量を変化させてもよい。
本実施例では、第11図のごとく感熱ヘッド30への通電
パルス信号(通電パルスa)を通電パルスbのように短
かくすることで第10図(c)のように濃度を下げ、NTSC
プリント時と同等の濃度を出す。
第12図に本実施例の実現手段を示すブロック図を示
す。
第12図は第1図の通電パルス変換回路の一実施例を示
すものである。
第12図において53はディジタル画像データを感熱ヘッ
ド30に送る通電パルスに変換する通電パルス発生回路、
54はセレクタ、55はNTSC信号プリント時の通電パルス幅
データを記憶しているROM(1)、56はパソコン信号プ
リント時の通電パルス幅データを記憶しているROM
(2)である。
セレクタ54はNTSC信号プリント時はROM(1)55のデ
ータを選択し、パソコン信号プリント時はROM(2)56
のデータを選択し、通電パルス発生回路53に送る。
上記動作により本実施例によれば、パソコン信号プリ
ント時にNTSC信号プリント時と同等の濃度でプリントす
ることができる効果がある。
本実施例によればプリント濃度を一定に保つために通
電パルス幅の変更を行なったが、感熱ヘッド駆動用の電
源電圧を変化させて行なってもよい。(図示せず) 次に本発明の他の実施例を説明する。(図示せず) 本実施例は第4図におけるD/Aへの読み出しディジタ
ルデータをフィールドメモリAとフィールドメモリBか
ら交互に読み出すのではなく、フィールドメモリAから
のみ読み出しフリッカを無くした画像をモニタに出力す
ることを特徴とする。
実際には第1図に示すD/Aへのデータをセレクタ35の
前より入力し、フィールドメモリAのみから入力する。
次に本発明の他の実施例を第13図及び第14図において
説明する。
本実施例はインタレース映像、ノンインタレース映像
をV毎にそのままフィールドメモリA,Bに取り込み、読
み出し時に一走査線毎に飛び越して読み出しを行ない、
ノンインタレース画像をインタレース画像として再現す
ることを特徴とする。
第13図にノンインタレース画像をフィールドメモリ
A、及びBに書き込む模式図を示す。
第13図に示すように画像の上部半分をフィールドメモ
リAに、下部半分をフィールドメモリBに書き込む。
本実施例の実現手段を第14図により説明する。
第14図において59はセレクタである。第14図において
第4図と同一の符号で示すものは同一機能を有する。
第14図の動作を説明する。
フィールドメモリA32、及びフィールドメモリB34への
データの書き込み動作は第4図とほぼ同一であり、相異
点のみ記述する。
本実施例では、フィールドメモリAとフィールドメモ
リBの書き込み時の切換信号217をインタレース時とノ
ンインタレータ時共にインバータ33を介してフィールド
メモリAと、フィールドメモリBに送る。
従って第13図に示すようにノンインタレース信号は送
られてくるままに上半分をフィールドメモリAに、下半
分にフィールドメモリBに書き込む。
読み出し時にはフィールドメモリAとフィールドメモ
リBの切換セレクタ35への制御信号をインタレース信号
プリント時にはセレクタ59により同期信号発生回路21か
らのODD/EVEN判別信号を選択し送る。
またノンインタレース信号プリント時にはセレクタ59
により、リードカウンタ(2)の最上位ビットを選択
し、セレクタ35に送る。
これによりノンインタレース信号においてもインタレ
ース信号においても、インタレース信号として読み出す
ことができるので、第1図におけるフレームメモリ以降
の回路構成が一系統で済む。
次に本発明の他の実施例を第15図及び第16図において
説明する。
本実施例はノンインタレース画像は第13図に示す書き
込み方法をとり、インタレース画像は第15図に示すよう
にノンインタレース画像として書き込み、読み出し時に
はインタレース画像もノンインタレース画像も共にノン
インタレース画像として読み出すことを特徴とする。
第15図にインタレース画像をフィールドメモリA,B
に、ノンインタレース画像として書き込む模式図を示
す。
本実施例ではインタレース画像を第15図に示すよう
に、フィールドメモリに1H分毎のアドレスを飛び越して
書き込みを行なう。
本実施例の実現手段を第16図により説明する。
第16図に第1図におけるフレームメモリ15とフィール
ドメモリコントローラ16の一実施例を示すものである。
第16図において60はセレクタである。
第16図において第4図と同一の符号で示すものは同一
機能を有する。
第16図の動作を説明する。
フィールドメモリA,Bへのデータの書き込みは第4図
の動作とほぼ同一であり、相異点のみ記述する。
セレクタ60には同期信号発生器21からのODD/EVEN切換
信号と、ライトカウンタ(2)43の最上位ビットを入力
する。インタレース信号入力時はセレクタ60はライトカ
ウンタ(2)43の最上位ビットを選択し、フィールドメ
モリA32とフィールドメモリB34に送り、ノンインタレー
ス信号入力時は同期信号発生器21からのODD/EVEN判別信
号を選択する。
従って第15図に示すように、インタレース信号は画面
の上半分をフィールドメモリAに、下半分をフィールド
メモリBに書き込む。
データ読み出し時は、同期信号発生器21はODD/EVEN判
別信号をセレクタ35に送り、セレクタ35は、ノンインタ
レースで書き込まれているフィールドメモリA32をまず
選択し、画面上半分を読み出し、次いでフィールドメモ
リB34を読み出しD/A17とラインメモリ19へ送る。
本実施例の場合、第1図におけるエンコーダ18は不必
要になり、またモニタ24はノンインタレース信号用のモ
ニタが必要になる。
プリンタのラインメモリ19に入力するデータはフレー
ム画であるため、本実施例によれば、フレームメモリ15
からの映像信号はノンインタレースであるので、ライン
メモリ19への書き込み制御が簡単であるという効果があ
る。
次に本発明の他の実施例を第18図,第19図により説明
する。
本実施例は入力映像水平周波数の違いにより、サンプ
リングCKの周期を可変し、常に映像のサンプリング数を
一定に保ち、プリント画のアスペクト比を正しく保つこ
とを特徴とする。
第17図に周波数の異なる水平同期信号の模式図を示
す。
第17図のように周波数の異なる映像信号においても、
1H内のサンプリング数を同一にすることによりプリント
した場合のライン数を一定に保つ。
第18図に本実施例の実現手段を示す。
第18図は第1図におけるサンプリングCK発生回路の一
実施例である。
第18図において57はセレクタ、58はPLLである。
第18図において第1図と同一符号で示すものは同一機
能を有する。
第18図の動作を説明する。セレクタ57は同期分離回路
1からの水平同期信号237とパソコン3から水平同期信
号234をモード切換SW14からのモード切換信号により選
択し、PLL58に送る。
PLL58は入力水平同期信号のK倍の周波数のサンプリ
ングCK213を出力し、A/D13とフィールドメモリコントロ
ーラ16と同期信号発生回路21に送る。
上記動作により、サンプリングCKは常に水平同期信号
のK倍の周波数が出力されるため、常にプリントライン
数は同一ライン数となり、アスペクト比を正しく保つこ
とができる。
また、NTSCをサンプリングする場合はそのアスペクト
比を1対1に保つように、H方向のサンプリング数を決
定してもよい。これにより、NTSCのプリント時、パソコ
ン信号のプリント時に印画紙の搬送量を可変する必要が
なくなる。
実現手段として第19図に示す。
第19図は第1図のサンプリングCK発生回路8の一実施
例を示すものである。
第19図において70はCK発生器A、71はCK発生器B、72
はセレクタである。
CK発生器A70はNTSCのアスペクト比を1対1にするCK
(この場合Vを480とすると640ドットサンプリングする
ためのCK)を発生し、セレクタ72に送り、CK発生器B71
はパソコンのアスペクト比を1対1にするCK(水平周波
数24KHzの信号では640ドットサンプリングするためのC
K)を発生し、セレクタ72に送る。
セレクタ72はCK発生器A70とCK発生器B71のCKをモード
切換手段202により選択し、A/D13と、フィールドメモリ
コントローラ16を、同期信号発生回路21に送る。
第19図に示す実施例によっても両者のアスペクト比を
1対1に示すことができるので、印画紙送り量を可変す
る必要がないという利点がある。
〔発明の効果〕
本発明によれば、画素密度の異なる画像をプリントす
るために印画紙の移動速度を可変にした場合に、感熱ヘ
ッドに与えるエネルギーを変化させることができるの
で、濃度の過少、過大がないプリント画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はビデオプリンタ全体を示すブロック図、第2図
はインタレース画像のメモリ模式図、第3図はメモリコ
ントローラの詳細を示すブロック図、第4図は第3図の
動作を示すタイミングチャート、第5図は画像エリアを
示す模式図、第6図は画像エリアを示すタイミングチャ
ート、第7図は他の実施例を示すブロック図、第8図は
プリント画のアスペクト比を示す模式図、第9図は他の
実施例を示すブロック図、第10図はプリント濃度を説明
する画素模式図、第11図は通電パルス模式図、第12図は
他の実施例を示すブロック図、第13図,第15図はメモリ
への書き込みを示す模式図、第14図,第16図,第18図,
第19図は他の実施例を示すブロック図、第17図はサンプ
リングCK数を説明するタイミングチャートである。 14……モード切換SW、15……フレームメモリ 16……フィールドメモリコントローラ 37……セレクタ、43……ライトカウンタ(2) 32……フィールドメモリA 33……フィールドメモリB
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−270980(JP,A) 特開 昭62−107582(JP,A) 特開 昭58−126176(JP,A) 特開 昭59−226581(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像メモリ手段、ラインメモリ手段、通電
    パルス変換手段、感熱ヘッドにより構成され、印画紙の
    移動速度を可変させて、印画画素の画素アスペクト比を
    変化させるプリンタにおいて、 前記加熱ヘッドに送る通電パルスの、一つの階調を印字
    する通電パルス幅データを記憶する記憶手段を、少なく
    とも一つ以上設け、 所定の画素アスペクト比の画像プリントの場合と比べ、
    前記感熱ヘッドの発熱体の並び方向の画素間隔より、感
    熱ヘッドの移動方向の画素間隔が小さいときの画像プリ
    ントの場合に、印画紙の移動速度を小さくし、通電パル
    ス幅を小さくする制御を行い、 画素アスペクト比が異なる画像をプリントしても常にプ
    リント濃度を一定に保つことを特徴とするプリンタ。
  2. 【請求項2】画像メモリ手段、ラインメモリ手段、通電
    パルス変換手段、感熱ヘッドにより構成され、印画紙の
    移動速度を可変させて、印画画素の画素アスペクト比を
    変化させるプリンタにおいて、 前記加熱ヘッドに送る通電電源電圧を、複数種有する電
    源回路を設け、 所定の画素アスペクト比の画像プリントの場合と比べ、
    前記感熱ヘッドの発熱体の並び方向の画素間隔より、感
    熱ヘッドの移動方向の画素間隔が小さいときの画像プリ
    ントの場合に、印画紙の移動速度を小さくし、前記駆動
    電源電圧を低く制御し、 画素アスペクト比が異なる画像をプリントしても常にプ
    リント濃度を一定に保つことを特徴とするプリンタ。
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JPS62107582A (ja) * 1985-11-01 1987-05-18 Sony Tektronix Corp 映像信号記憶装置

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