JPH07245742A - Ntsc−hdコンバータ - Google Patents
Ntsc−hdコンバータInfo
- Publication number
- JPH07245742A JPH07245742A JP6033530A JP3353094A JPH07245742A JP H07245742 A JPH07245742 A JP H07245742A JP 6033530 A JP6033530 A JP 6033530A JP 3353094 A JP3353094 A JP 3353094A JP H07245742 A JPH07245742 A JP H07245742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- ntsc
- clock
- aspect ratio
- video signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】4:3のアスペクト比をもつ映像信号を16:
9のアスペクト比をもつ映像信号に変換するに際して、
真円を正しくかつ簡単な回路構成で再現できるNTSC
−HDコンバータを提供する。 【構成】EDTV信号処理部1は入力したNTSC信号
をEDTVの映像信号(輝度信号Y,色差信号R−Y,
B−Y)に変換し、時間軸圧縮部3のラインメモリ3
1,32,33に供給する。クロック作成部2は入力N
TSC信号から読み出しクロックRCKとそれを4/3
分周した書き込みクロックWCKを生成し、前記EDT
V信号を書き込みクロックWCKでラインメモリ31,
32,33に書き込み、読み出しクロックRCKで時間
軸圧縮しながら読み出す。これで真円のずれは2%程度
となるが、垂直偏向回路102のサイズの調整により正
確に真円になるように補正する。
9のアスペクト比をもつ映像信号に変換するに際して、
真円を正しくかつ簡単な回路構成で再現できるNTSC
−HDコンバータを提供する。 【構成】EDTV信号処理部1は入力したNTSC信号
をEDTVの映像信号(輝度信号Y,色差信号R−Y,
B−Y)に変換し、時間軸圧縮部3のラインメモリ3
1,32,33に供給する。クロック作成部2は入力N
TSC信号から読み出しクロックRCKとそれを4/3
分周した書き込みクロックWCKを生成し、前記EDT
V信号を書き込みクロックWCKでラインメモリ31,
32,33に書き込み、読み出しクロックRCKで時間
軸圧縮しながら読み出す。これで真円のずれは2%程度
となるが、垂直偏向回路102のサイズの調整により正
確に真円になるように補正する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、NTSC方式に準拠す
るアスペクト比4:3の映像信号をアスペクト比16:
9のハイビジョン用モニタに映し出すことができるよう
にするためのNTSC−HDコンバータに関するもので
ある。
るアスペクト比4:3の映像信号をアスペクト比16:
9のハイビジョン用モニタに映し出すことができるよう
にするためのNTSC−HDコンバータに関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】アスペクト比が16:9のハイビジョン
(HD)用モニタにアスペクト比が4:3のNTSC信
号などの映像信号を映し出す場合、表示画面の形態とし
て図9および図10の2通りが考えられる。
(HD)用モニタにアスペクト比が4:3のNTSC信
号などの映像信号を映し出す場合、表示画面の形態とし
て図9および図10の2通りが考えられる。
【0003】図9の場合は、アスペクト比16:9のモ
ニタに映像情報のすべてを表示できるが、アスペクト比
の違いから左右両サイドに空きスペース(黒い部分)が
生じる。この空きスペースには映像情報としてグレイレ
ベルの信号が挿入されたり、あるいは、空きスペースを
画面の左側または右側に集めて子画面の表示領域として
利用されたりもする。
ニタに映像情報のすべてを表示できるが、アスペクト比
の違いから左右両サイドに空きスペース(黒い部分)が
生じる。この空きスペースには映像情報としてグレイレ
ベルの信号が挿入されたり、あるいは、空きスペースを
画面の左側または右側に集めて子画面の表示領域として
利用されたりもする。
【0004】また、図10の場合は、映像情報が拡大さ
れて、アスペクト比16:9のモニタの表示画面の全体
に映像情報のすべてが映し出されるが、その拡大処理に
より上下の一部の映像情報が捨てられることになる。
れて、アスペクト比16:9のモニタの表示画面の全体
に映像情報のすべてが映し出されるが、その拡大処理に
より上下の一部の映像情報が捨てられることになる。
【0005】したがって、ハイビジョン用モニタにNT
SC信号の映像を表示する場合は、図9による表示方法
が適している。
SC信号の映像を表示する場合は、図9による表示方法
が適している。
【0006】図9のような表示技術の1つの従来例とし
て特開昭61−267469号公報が挙げられる。これ
は、アスペクト比4:3のNTSC信号を表示するため
に、モニタの水平偏向回路の偏向電圧を切り換えるよう
にしている。換言すれば、サイズコイルやリニアリティ
補正コイルを切り換えている。ほぼ同じ水平期間で30
%ピーク電圧が違っているために、リニアリティ補正お
よび歪み補正などが複雑かつ困難であり、また高価にな
らざるを得ない。
て特開昭61−267469号公報が挙げられる。これ
は、アスペクト比4:3のNTSC信号を表示するため
に、モニタの水平偏向回路の偏向電圧を切り換えるよう
にしている。換言すれば、サイズコイルやリニアリティ
補正コイルを切り換えている。ほぼ同じ水平期間で30
%ピーク電圧が違っているために、リニアリティ補正お
よび歪み補正などが複雑かつ困難であり、また高価にな
らざるを得ない。
【0007】図9のような表示技術の別の従来例とし
て、水平期間について時間軸圧縮を用いるものも提案さ
れているが、詳細は詰められていない。そのような従来
例として特開平3−239079号公報を挙げることが
できる。なお、本発明は水平期間について時間軸圧縮を
用いるものであるので、従来例としては、特開昭61−
267469号公報のものについては説明を省略し、特
開平3−239079号公報のものを図5に示して以下
に説明する。
て、水平期間について時間軸圧縮を用いるものも提案さ
れているが、詳細は詰められていない。そのような従来
例として特開平3−239079号公報を挙げることが
できる。なお、本発明は水平期間について時間軸圧縮を
用いるものであるので、従来例としては、特開昭61−
267469号公報のものについては説明を省略し、特
開平3−239079号公報のものを図5に示して以下
に説明する。
【0008】図5は時間軸圧縮を用いたNTSC−HD
コンバータの構成図である。入力端子10に入力された
NTSC信号は、EDTV信号処理部1により、1フレ
ーム当たりの走査線数525本、1:1順次走査、フレ
ーム周波数59.94Hz、ライン周波数31.468
KHzの映像信号(輝度信号Yと一対の色差信号R−
Y,B−Y)に変換される。EDTV信号処理部1から
は前記の映像信号のほか、水平同期信号HS,垂直同期
信号VSが出力され、タイミング信号作成部6に供給さ
れる。
コンバータの構成図である。入力端子10に入力された
NTSC信号は、EDTV信号処理部1により、1フレ
ーム当たりの走査線数525本、1:1順次走査、フレ
ーム周波数59.94Hz、ライン周波数31.468
KHzの映像信号(輝度信号Yと一対の色差信号R−
Y,B−Y)に変換される。EDTV信号処理部1から
は前記の映像信号のほか、水平同期信号HS,垂直同期
信号VSが出力され、タイミング信号作成部6に供給さ
れる。
【0009】EDTV信号処理部1からの映像信号は、
ラインメモリ31,32,33により構成された時間軸
圧縮部3に供給され、クロック作成部2によりNTSC
信号から抽出されたサブキャリアまたは水平同期信号に
基づいたEDTV信号処理部1のシステムクロック(メ
モリの書き込みクロック)WCK(=8・fSC)に従っ
てラインメモリ31,32,33に書き込まれる。一
方、19/14倍クロック作成部5にて書き込みクロッ
クWCKは周波数が19/14倍されて読み出しクロッ
クRCKとなり、この読み出しクロックRCKに従って
ラインメモリ31,32,33から映像信号が14/1
9に時間軸圧縮されて出力される。
ラインメモリ31,32,33により構成された時間軸
圧縮部3に供給され、クロック作成部2によりNTSC
信号から抽出されたサブキャリアまたは水平同期信号に
基づいたEDTV信号処理部1のシステムクロック(メ
モリの書き込みクロック)WCK(=8・fSC)に従っ
てラインメモリ31,32,33に書き込まれる。一
方、19/14倍クロック作成部5にて書き込みクロッ
クWCKは周波数が19/14倍されて読み出しクロッ
クRCKとなり、この読み出しクロックRCKに従って
ラインメモリ31,32,33から映像信号が14/1
9に時間軸圧縮されて出力される。
【0010】ここで、EDTV信号処理部1の内部構成
の従来例を図6に示し、その動作原理を以下に説明す
る。入力端子10に入力されたNTSC信号は、アナロ
グ信号処理部11により輝度信号Yと色差信号R−Y,
B−Yに分離され、A/Dコンバータ12によりA/D
変換され、DSS(ディジタルシンクスタビライザ)1
3に印加される。また、アナログ信号処理部11からは
水平同期信号HS,垂直同期信号VSも出力される。D
SS13は、入力信号の水平期間の変動を吸収し、水平
期間の安定した信号を作成する。特に、2ラインに対応
したラインメモリはラインクロック発生器21により入
力信号に位相同期したクロックにより輝度信号Yと色差
信号R−Y,B−Yを書き込み、ラインクロック発生器
22による入力信号の水平期間の平均の周波数に追従し
たクロックにより読み出される。これら両ラインクロッ
ク発生器21,22はいずれもPLL回路により構成さ
れている。
の従来例を図6に示し、その動作原理を以下に説明す
る。入力端子10に入力されたNTSC信号は、アナロ
グ信号処理部11により輝度信号Yと色差信号R−Y,
B−Yに分離され、A/Dコンバータ12によりA/D
変換され、DSS(ディジタルシンクスタビライザ)1
3に印加される。また、アナログ信号処理部11からは
水平同期信号HS,垂直同期信号VSも出力される。D
SS13は、入力信号の水平期間の変動を吸収し、水平
期間の安定した信号を作成する。特に、2ラインに対応
したラインメモリはラインクロック発生器21により入
力信号に位相同期したクロックにより輝度信号Yと色差
信号R−Y,B−Yを書き込み、ラインクロック発生器
22による入力信号の水平期間の平均の周波数に追従し
たクロックにより読み出される。これら両ラインクロッ
ク発生器21,22はいずれもPLL回路により構成さ
れている。
【0011】3次元ディジタル信号処理部14に印加さ
れた信号は3次元Y/C分離あるいは3次元走査線補間
等の処理を施された後、順次走査変換部15によって補
間信号と現信号とにより倍速変換され、輪郭補償部16
にて輪郭補償される。
れた信号は3次元Y/C分離あるいは3次元走査線補間
等の処理を施された後、順次走査変換部15によって補
間信号と現信号とにより倍速変換され、輪郭補償部16
にて輪郭補償される。
【0012】図7は時間軸圧縮部3の読み出しクロック
RCKを作成する19/14倍クロック作成部5の内部
構成の従来例を示したものである。書き込みクロックW
CK(=8・fSC)は14分周器51により14分周さ
れ、読み出しクロックRCKは19分周器54により1
9分周され、位相比較器52に印加され、LPF55を
通してVCO53を制御することにより、書き込みクロ
ックWCKは周波数が19/14倍され、読み出しクロ
ックRCKとなる。
RCKを作成する19/14倍クロック作成部5の内部
構成の従来例を示したものである。書き込みクロックW
CK(=8・fSC)は14分周器51により14分周さ
れ、読み出しクロックRCKは19分周器54により1
9分周され、位相比較器52に印加され、LPF55を
通してVCO53を制御することにより、書き込みクロ
ックWCKは周波数が19/14倍され、読み出しクロ
ックRCKとなる。
【0013】図5に戻って、時間軸圧縮部3の出力信号
はハイビジョン方式の水平有効走査期間の3/4に相当
する。残りの1/4には、信号切換部4にてそれぞれの
信号にペデスタルレベルおよびサイドレベル信号(グレ
イレベル)を付加する。なお、場合によっては、親子画
面(POUTP)の子画面の映像信号を付加する。
はハイビジョン方式の水平有効走査期間の3/4に相当
する。残りの1/4には、信号切換部4にてそれぞれの
信号にペデスタルレベルおよびサイドレベル信号(グレ
イレベル)を付加する。なお、場合によっては、親子画
面(POUTP)の子画面の映像信号を付加する。
【0014】その後、D/Aコンバータ7によりアナロ
グ信号に変換され、逆マトリクス回路8によりR,G,
B信号に変換されてCRT9に供給され、アスペクト比
4:3のNTSC信号が16:9のハイビジョン用モニ
タに映し出されることになる。
グ信号に変換され、逆マトリクス回路8によりR,G,
B信号に変換されてCRT9に供給され、アスペクト比
4:3のNTSC信号が16:9のハイビジョン用モニ
タに映し出されることになる。
【0015】なお、EDTV信号処理部1の基本クロッ
クWCKは、前述のように入力NTSC信号より得られ
るサブキャリアfSCまたは水平同期信号(AFCHD)
より得られるが、ここでは、水平同期信号を例にとっ
て、図8を用いてクロック作成部2について説明する。
入力NTSC信号より抽出した水平同期信号(AFCH
D)の平均の周波数にVCO222が追従するように、
平均化HD生成回路223で作成したPWM信号をLP
F221を介して28.6MHz(基本クロックWC
K)で発振するようにVCO222を制御するようにP
LL回路を構成している。
クWCKは、前述のように入力NTSC信号より得られ
るサブキャリアfSCまたは水平同期信号(AFCHD)
より得られるが、ここでは、水平同期信号を例にとっ
て、図8を用いてクロック作成部2について説明する。
入力NTSC信号より抽出した水平同期信号(AFCH
D)の平均の周波数にVCO222が追従するように、
平均化HD生成回路223で作成したPWM信号をLP
F221を介して28.6MHz(基本クロックWC
K)で発振するようにVCO222を制御するようにP
LL回路を構成している。
【0016】この従来例においては、時間軸圧縮部3に
供給する書き込みクロックWCKと読み出しクロックR
CKの関係について、真円率に言及し検討している。ハ
イビジョン方式の水平ブランキング3.77μs、水平
有効走査期間25.86μsのEDTV信号において、
水平有効走査期間26.37が真円になることから(N
TSC方式にて水平走査期間比率83%)、NTSC信
号の1水平期間のサンプル数を910、圧縮率nとし
て、HDTV信号の1水平期間のサンプル数mを求める
と、mは整数でなければならないから、 m=910×26.37/25.86×4/3=123
7.262≒1237 となる。
供給する書き込みクロックWCKと読み出しクロックR
CKの関係について、真円率に言及し検討している。ハ
イビジョン方式の水平ブランキング3.77μs、水平
有効走査期間25.86μsのEDTV信号において、
水平有効走査期間26.37が真円になることから(N
TSC方式にて水平走査期間比率83%)、NTSC信
号の1水平期間のサンプル数を910、圧縮率nとし
て、HDTV信号の1水平期間のサンプル数mを求める
と、mは整数でなければならないから、 m=910×26.37/25.86×4/3=123
7.262≒1237 となる。
【0017】PLL方式により、読み出しクロックRC
Kを書き込みクロックWCK(=8・fSC)から作成す
るとき、前記圧縮率n=910/1237に最も近い適
当な圧縮率を、n=910/1235=14/19とし
ている。このとき、最適値からのずれは、0.16%で
ある。その他の適当な圧縮率についても言及されている
が、すべて真円からのずれの割合が大きくなっている。
圧縮率n=14/19と簡単な分数にしたのは、PLL
回路で構成されるクロック作成部5のハード規模、PL
L回路の安定性,性能の面から好ましいからである。
Kを書き込みクロックWCK(=8・fSC)から作成す
るとき、前記圧縮率n=910/1237に最も近い適
当な圧縮率を、n=910/1235=14/19とし
ている。このとき、最適値からのずれは、0.16%で
ある。その他の適当な圧縮率についても言及されている
が、すべて真円からのずれの割合が大きくなっている。
圧縮率n=14/19と簡単な分数にしたのは、PLL
回路で構成されるクロック作成部5のハード規模、PL
L回路の安定性,性能の面から好ましいからである。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】水平偏向電圧を切り換
える従来の方式では、真円は正しく再現されるが、水平
偏向回路が複雑となり、高価になるという問題があっ
た。
える従来の方式では、真円は正しく再現されるが、水平
偏向回路が複雑となり、高価になるという問題があっ
た。
【0019】また、図5〜図7に示した水平期間につい
て時間軸圧縮を行う方式では、真円は正しく再現されな
い。さらに、PLL回路を3つも必要としている。1つ
は、入力NTSC信号をA/D変換するためのクロック
を供給するラインクロック発生器21であり、もう1つ
は、EDTV信号処理システムの基本クロック用のライ
ンクロック発生器22であり、他の1つは、時間軸圧縮
部3の読み出しクロックRCKを生成するのにPLL回
路を用いた19/14倍クロック作成部5である。その
ため、全体として、回路構成が複雑となり、コストアッ
プを招くという問題があった。
て時間軸圧縮を行う方式では、真円は正しく再現されな
い。さらに、PLL回路を3つも必要としている。1つ
は、入力NTSC信号をA/D変換するためのクロック
を供給するラインクロック発生器21であり、もう1つ
は、EDTV信号処理システムの基本クロック用のライ
ンクロック発生器22であり、他の1つは、時間軸圧縮
部3の読み出しクロックRCKを生成するのにPLL回
路を用いた19/14倍クロック作成部5である。その
ため、全体として、回路構成が複雑となり、コストアッ
プを招くという問題があった。
【0020】本発明は、このような事情に鑑みて創案さ
れたものであって、4:3のアスペクト比をもつ映像信
号を16:9のアスペクト比をもつ映像信号に変換する
に際して、真円を正しくかつ簡単な回路構成で再現でき
るNTSC−HDコンバータを提供することを目的とし
ている。
れたものであって、4:3のアスペクト比をもつ映像信
号を16:9のアスペクト比をもつ映像信号に変換する
に際して、真円を正しくかつ簡単な回路構成で再現でき
るNTSC−HDコンバータを提供することを目的とし
ている。
【0021】
(1) 本発明に係る請求項1のNTSC−HDコンバ
ータは、4:3のアスペクト比をもつ映像信号を16:
9のアスペクト比をもつ映像信号に変換するNTSC−
HDコンバータにおいて、時間軸圧縮手段の書き込みク
ロック周波数と読み出しクロック周波数の比を3:4と
し、かつ、入力映像信号のアスペクト比に応じた垂直偏
向振幅の設定手段と切換手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
ータは、4:3のアスペクト比をもつ映像信号を16:
9のアスペクト比をもつ映像信号に変換するNTSC−
HDコンバータにおいて、時間軸圧縮手段の書き込みク
ロック周波数と読み出しクロック周波数の比を3:4と
し、かつ、入力映像信号のアスペクト比に応じた垂直偏
向振幅の設定手段と切換手段とを備えたことを特徴とす
るものである。
【0022】(2) 本発明に係る請求項2のNTSC
−HDコンバータは、上記請求項1に記載のNTSC−
HDコンバータにおいて、読み出しクロックをインバー
タを介して第1のフリップフロップにより2分周して第
2のフリップフロップの入力とし、第1のフリップフロ
ップの出力信号の立ち下がりに呼応して読み出しクロッ
クパルス幅の4/3のパルスを発生するパルス列発生手
段と、このパルス列発生手段の互いに逆位相の出力パル
ス列を第2のフリップフロップの出力信号により交互に
切り換える切換手段とにより、読み出しクロック周波数
の3/4倍のデューティ比50%の書き込みクロックを
得ることを特徴とするものである。
−HDコンバータは、上記請求項1に記載のNTSC−
HDコンバータにおいて、読み出しクロックをインバー
タを介して第1のフリップフロップにより2分周して第
2のフリップフロップの入力とし、第1のフリップフロ
ップの出力信号の立ち下がりに呼応して読み出しクロッ
クパルス幅の4/3のパルスを発生するパルス列発生手
段と、このパルス列発生手段の互いに逆位相の出力パル
ス列を第2のフリップフロップの出力信号により交互に
切り換える切換手段とにより、読み出しクロック周波数
の3/4倍のデューティ比50%の書き込みクロックを
得ることを特徴とするものである。
【0023】
(1) 請求項1のNTSC−HDコンバータにおいて
は、水平方向については周波数比が3:4の書き込みク
ロックと読み出しクロックとによる書き込み・読み出し
に基づいた時間軸圧縮によってサイズをコントロール
し、垂直方向については垂直偏向の振幅をコントロール
することにより、アスペクト比16:9のモニタに真円
を正確に再現することができる。
は、水平方向については周波数比が3:4の書き込みク
ロックと読み出しクロックとによる書き込み・読み出し
に基づいた時間軸圧縮によってサイズをコントロール
し、垂直方向については垂直偏向の振幅をコントロール
することにより、アスペクト比16:9のモニタに真円
を正確に再現することができる。
【0024】(2) 請求項2のNTSC−HDコンバ
ータにおいては、アスペクト比4:3の映像信号をアス
ペクト比16:9のモニタに真円を正確に再現するに当
たって、従来例に比べPLL回路を1つ削減して回路構
成を簡単化し、コストダウンを図ることができる。
ータにおいては、アスペクト比4:3の映像信号をアス
ペクト比16:9のモニタに真円を正確に再現するに当
たって、従来例に比べPLL回路を1つ削減して回路構
成を簡単化し、コストダウンを図ることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係るNTSC−HDコンバー
タの一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
タの一実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
【0026】図1は本実施例のNTSC−HDコンバー
タを適用したハイビジョン受像機を示す構成図である。
タを適用したハイビジョン受像機を示す構成図である。
【0027】入力端子10に入力されたNTSC信号
は、EDTV信号処理部1で1フレーム当たりの走査線
数525本、1:1順次走査、フレーム周波数59.9
4Hz、ライン周波数31.468KHzの映像信号
(輝度信号Yと一対の色差信号R−Y,B−Y)に変換
される。EDTV信号処理部1からは、これらの映像信
号が出力されるほか、水平同期信号HS,垂直同期信号
VSが出力され、タイミング信号作成部6に供給され
る。EDTV信号処理部1で変換された映像信号は時間
軸圧縮部3に供給される。時間軸圧縮部3は、EDTV
信号処理部1より出力される映像信号の数に応じて3つ
のラインメモリ31,32,33で構成されている。
は、EDTV信号処理部1で1フレーム当たりの走査線
数525本、1:1順次走査、フレーム周波数59.9
4Hz、ライン周波数31.468KHzの映像信号
(輝度信号Yと一対の色差信号R−Y,B−Y)に変換
される。EDTV信号処理部1からは、これらの映像信
号が出力されるほか、水平同期信号HS,垂直同期信号
VSが出力され、タイミング信号作成部6に供給され
る。EDTV信号処理部1で変換された映像信号は時間
軸圧縮部3に供給される。時間軸圧縮部3は、EDTV
信号処理部1より出力される映像信号の数に応じて3つ
のラインメモリ31,32,33で構成されている。
【0028】入力されたNTSC信号はクロック作成部
2に供給され、クロック作成部2において抽出されたサ
ブキャリア(fSC)または水平同期信号(AFCHD)
に基づいて、EDTV信号処理部1において使用される
基本クロックであって時間軸圧縮部3で使用される書き
込みクロックWCK(=8・fSC=28.6MHz)が
作成されるとともに、時間軸圧縮部3で使用される読み
出しクロックRCK(8・fSC・4/3=WCK・4/
3=38.2MHz)が作成される。クロック作成部2
で作成された書き込みクロックWCKはラインメモリ3
1,32,33に供給されて各映像信号を書き込み、読
み出しクロックRCKはラインメモリ31,32,33
に供給されて各映像信号を読み出す。
2に供給され、クロック作成部2において抽出されたサ
ブキャリア(fSC)または水平同期信号(AFCHD)
に基づいて、EDTV信号処理部1において使用される
基本クロックであって時間軸圧縮部3で使用される書き
込みクロックWCK(=8・fSC=28.6MHz)が
作成されるとともに、時間軸圧縮部3で使用される読み
出しクロックRCK(8・fSC・4/3=WCK・4/
3=38.2MHz)が作成される。クロック作成部2
で作成された書き込みクロックWCKはラインメモリ3
1,32,33に供給されて各映像信号を書き込み、読
み出しクロックRCKはラインメモリ31,32,33
に供給されて各映像信号を読み出す。
【0029】動き適応3次元Y/C分離あるいは順次走
査変換などのディジタル信号処理を行うEDTV信号処
理部1の基本クロックWCKは8・fSCが一般的であ
る。この基本クロックWCKは、前述のように入力NT
SC信号より得られるサブキャリアfSCまたは水平同期
信号(AFCHD)より得られるが、ここでは、水平同
期信号を例にとって、以下、図2を用いてクロック作成
部2について説明する。
査変換などのディジタル信号処理を行うEDTV信号処
理部1の基本クロックWCKは8・fSCが一般的であ
る。この基本クロックWCKは、前述のように入力NT
SC信号より得られるサブキャリアfSCまたは水平同期
信号(AFCHD)より得られるが、ここでは、水平同
期信号を例にとって、以下、図2を用いてクロック作成
部2について説明する。
【0030】入力NTSC信号より抽出した水平同期信
号(AFCHD)の平均の周波数にVCO227が追従
するように、平均化HD生成回路223で作成したPW
M信号をLPF221を介して910・8・4/3倍の
周波数(38.2MHz)で発振するようにVCO22
7を制御し、この出力を4/3分周回路226で分周す
るようにPLL回路を構成してある。VCO227から
は38.2MHzの読み出しクロックRCKが出力さ
れ、4/3分周回路226からは28.6MHzの書き
込みクロックWCKが出力される。
号(AFCHD)の平均の周波数にVCO227が追従
するように、平均化HD生成回路223で作成したPW
M信号をLPF221を介して910・8・4/3倍の
周波数(38.2MHz)で発振するようにVCO22
7を制御し、この出力を4/3分周回路226で分周す
るようにPLL回路を構成してある。VCO227から
は38.2MHzの読み出しクロックRCKが出力さ
れ、4/3分周回路226からは28.6MHzの書き
込みクロックWCKが出力される。
【0031】4/3分周回路226の詳しい構成は図3
のようになっている。インバータ41、第1および第2
の2つのフリップフロップ42,43、第1および第2
の2つのモノマルチ44,45、スイッチ46により構
成してある。
のようになっている。インバータ41、第1および第2
の2つのフリップフロップ42,43、第1および第2
の2つのモノマルチ44,45、スイッチ46により構
成してある。
【0032】図4のタイミングチャートに示すように、
読み出しクロックRCKをインバータ41を通して第1
のフリップフロップ42で2分周してクロックCLK1
を得る。このクロックCLK1を第2のフリップフロッ
プ43に供給してクロックCLK2を得る。また、クロ
ックCLK1を第1のモノマルチ44に供給し、その立
ち下がり位相よりクロックQ1を得る。クロックQ1の
立ち下がりをトリガとして第2のモノマルチ45により
パルス幅T2を得る。このとき、読み出しクロックRC
Kのパルス幅をT0 とすると、 T1=T2=2・T0 /3 となるように所定の定数を決める。第2のモノマルチ4
5の正相出力Q2および逆相出力Q3をスイッチ46に
て切り換える。スイッチ46は、第2のフリップフロッ
プ43によりクロックCLK1を2分周したクロックC
LK2に基づいて切り換えられる。
読み出しクロックRCKをインバータ41を通して第1
のフリップフロップ42で2分周してクロックCLK1
を得る。このクロックCLK1を第2のフリップフロッ
プ43に供給してクロックCLK2を得る。また、クロ
ックCLK1を第1のモノマルチ44に供給し、その立
ち下がり位相よりクロックQ1を得る。クロックQ1の
立ち下がりをトリガとして第2のモノマルチ45により
パルス幅T2を得る。このとき、読み出しクロックRC
Kのパルス幅をT0 とすると、 T1=T2=2・T0 /3 となるように所定の定数を決める。第2のモノマルチ4
5の正相出力Q2および逆相出力Q3をスイッチ46に
て切り換える。スイッチ46は、第2のフリップフロッ
プ43によりクロックCLK1を2分周したクロックC
LK2に基づいて切り換えられる。
【0033】これにより、書き込みクロックWCKを4
/3分周したデューティ比50%のクロックCLK3す
なわちEDTV信号処理部1における28.6MHzの
基本クロックWCK(書き込みクロック)を得ることが
できる。
/3分周したデューティ比50%のクロックCLK3す
なわちEDTV信号処理部1における28.6MHzの
基本クロックWCK(書き込みクロック)を得ることが
できる。
【0034】図5〜図7に示した従来例のEDTV信号
処理システムでは、入力NTSC信号をA/D変換する
ためのクロックを供給するラインクロック発生器21と
EDTV信号処理システムの基本クロック用のラインク
ロック発生器22、および時間軸圧縮用クロック用の1
9/14倍クロック作成部5の少なくとも3つのPLL
回路が必要であった。
処理システムでは、入力NTSC信号をA/D変換する
ためのクロックを供給するラインクロック発生器21と
EDTV信号処理システムの基本クロック用のラインク
ロック発生器22、および時間軸圧縮用クロック用の1
9/14倍クロック作成部5の少なくとも3つのPLL
回路が必要であった。
【0035】これに対して、本実施例では、図2に示す
ように、EDTV信号処理用の基本クロックWCK(書
き込みクロック)を作成するためのPLL回路と時間軸
圧縮用の読み出しクロックRCKを作成するためのPL
L回路とをまとめて1つのクロック作成部2として構成
することができたので、従来例と比較してPLL回路
(19/14倍クロック作成部5)を1つ減らすことが
できる。そのクロック作成部2を図3のように構成する
ことにより、非常に簡単な構成とすることができる。
ように、EDTV信号処理用の基本クロックWCK(書
き込みクロック)を作成するためのPLL回路と時間軸
圧縮用の読み出しクロックRCKを作成するためのPL
L回路とをまとめて1つのクロック作成部2として構成
することができたので、従来例と比較してPLL回路
(19/14倍クロック作成部5)を1つ減らすことが
できる。そのクロック作成部2を図3のように構成する
ことにより、非常に簡単な構成とすることができる。
【0036】このとき、圧縮率n=3/4であり、ED
TV信号処理部1の1水平期間が910サンプルである
から、時間軸圧縮後の1水平期間のサンプル数は、 910・4/3=1213.3333‥‥ となり、0.3333‥‥が1/3であることから、3
ラインごとに画面の縦の線がうねることになるが、1な
いし2画素以内であり、視覚上問題はない。また、この
ときの真円からのずれは、約2%以内である。この歪み
は、垂直偏向回路102のサイズを真円になるように垂
直偏向振幅を連続的に調整しておくことによって打ち消
すようにする。
TV信号処理部1の1水平期間が910サンプルである
から、時間軸圧縮後の1水平期間のサンプル数は、 910・4/3=1213.3333‥‥ となり、0.3333‥‥が1/3であることから、3
ラインごとに画面の縦の線がうねることになるが、1な
いし2画素以内であり、視覚上問題はない。また、この
ときの真円からのずれは、約2%以内である。この歪み
は、垂直偏向回路102のサイズを真円になるように垂
直偏向振幅を連続的に調整しておくことによって打ち消
すようにする。
【0037】ところで、16:9のワイドアスペクトの
受信機の表示モードには、モード1(4:3のNTSC
信号またはNTSC準拠の信号をEDTV信号処理した
後、真円率を考慮することなくそのまま表示)、モード
2(本実施例のように4:3のNTSC信号またはNT
SC準拠の信号の真円を忠実に再現する)、モード3
(16:9のアスペクト比をもつHD)、モード4(そ
の他のモード、例えば14:9)など、数モードあるの
が一般的であり、モード2以外の場合、モード切換部1
01により、時間軸圧縮部3の読み出しクロックを8・
fSCに、かつ信号の読み出し位相をタイミング信号作成
部6にて切り換えることはいうまでもない。また、垂直
偏向回路102のサイズも所定のサイズに連続的に切り
換えられることはいうまでもない。なお、真円からのず
れ2%を許容する用途では、垂直偏向回路102の切り
換えは必要としない。
受信機の表示モードには、モード1(4:3のNTSC
信号またはNTSC準拠の信号をEDTV信号処理した
後、真円率を考慮することなくそのまま表示)、モード
2(本実施例のように4:3のNTSC信号またはNT
SC準拠の信号の真円を忠実に再現する)、モード3
(16:9のアスペクト比をもつHD)、モード4(そ
の他のモード、例えば14:9)など、数モードあるの
が一般的であり、モード2以外の場合、モード切換部1
01により、時間軸圧縮部3の読み出しクロックを8・
fSCに、かつ信号の読み出し位相をタイミング信号作成
部6にて切り換えることはいうまでもない。また、垂直
偏向回路102のサイズも所定のサイズに連続的に切り
換えられることはいうまでもない。なお、真円からのず
れ2%を許容する用途では、垂直偏向回路102の切り
換えは必要としない。
【0038】図1に戻って、ラインメモリ31,32,
33から読み出された映像信号は時間軸圧縮されてお
り、ラインメモリ31,32,33に書き込まれる1水
平走査期間のサンプル数が910個であるのに対して、
読み出しクロックRCKにより読み出される1水平期間
のサンプル数は1213個であるので、データが不定と
なる期間がある。この部分は、ペデスタルレベルあるい
はサイドレベル信号(グレイレベル)が信号切換部4に
て付加され、D/Aコンバータ7に供給されてアナログ
信号に変換され、逆マトリクス回路8により逆マトリク
ス変換されてR,G,B信号を生成し、CRT9をドラ
イブして、16:9に変換された4:3のNTSC信号
またはNTSC信号に準拠した信号を表示する。
33から読み出された映像信号は時間軸圧縮されてお
り、ラインメモリ31,32,33に書き込まれる1水
平走査期間のサンプル数が910個であるのに対して、
読み出しクロックRCKにより読み出される1水平期間
のサンプル数は1213個であるので、データが不定と
なる期間がある。この部分は、ペデスタルレベルあるい
はサイドレベル信号(グレイレベル)が信号切換部4に
て付加され、D/Aコンバータ7に供給されてアナログ
信号に変換され、逆マトリクス回路8により逆マトリク
ス変換されてR,G,B信号を生成し、CRT9をドラ
イブして、16:9に変換された4:3のNTSC信号
またはNTSC信号に準拠した信号を表示する。
【0039】このペデスタルレベルあるいはサイドレベ
ル信号(グレイレベル)の切り換え信号はタイミング信
号作成部6から供給され、ペデスタルレベル信号はED
TV信号処理部1から抽出される。垂直同期信号として
は、NTSC信号より分離された垂直同期信号VSが使
用される。ペデスタルレベルあるいはサイドレベル信号
(グレイレベル)の切り換え信号や水平同期信号の位相
関係や幅などはタイミング信号作成部6にて調整できる
ことはいうまでもない。また、前記のモード2では、垂
直偏向回路102のサイズを調整して約2%のオーバー
スキャンに切り換えることにより、真円を正確に再現す
ることができる。
ル信号(グレイレベル)の切り換え信号はタイミング信
号作成部6から供給され、ペデスタルレベル信号はED
TV信号処理部1から抽出される。垂直同期信号として
は、NTSC信号より分離された垂直同期信号VSが使
用される。ペデスタルレベルあるいはサイドレベル信号
(グレイレベル)の切り換え信号や水平同期信号の位相
関係や幅などはタイミング信号作成部6にて調整できる
ことはいうまでもない。また、前記のモード2では、垂
直偏向回路102のサイズを調整して約2%のオーバー
スキャンに切り換えることにより、真円を正確に再現す
ることができる。
【0040】以上詳述したように、本実施例によれば、
16:9のアスペクト比をもつ受像機においてアスペク
ト比4:3のNTSC信号またはNTSCに準拠した信
号についてその真円を正確に再現することができるとと
もに、その再現に当たり、従来では少なくとも3つのP
LL回路が必要であったところ1つ減らした、より構成
が簡単で安価な16:9のアスペクト比の受像機を提供
することができる。
16:9のアスペクト比をもつ受像機においてアスペク
ト比4:3のNTSC信号またはNTSCに準拠した信
号についてその真円を正確に再現することができるとと
もに、その再現に当たり、従来では少なくとも3つのP
LL回路が必要であったところ1つ減らした、より構成
が簡単で安価な16:9のアスペクト比の受像機を提供
することができる。
【0041】
(1) 請求項1のNTSC−HDコンバータによれ
ば、アスペクト比が4:3の入力映像信号につき、アス
ペクト比16:9のモニタにおいて真円を正確に再現す
ることができる。
ば、アスペクト比が4:3の入力映像信号につき、アス
ペクト比16:9のモニタにおいて真円を正確に再現す
ることができる。
【0042】(2) 請求項2のNTSC−HDコンバ
ータによれば、アスペクト比が4:3の入力映像信号を
16:9のモニタで真円を正確に再現するに当たって、
従来例に比べ、PLL回路を1つ削減して回路構成を簡
単化し、コストダウンを図ることができる。
ータによれば、アスペクト比が4:3の入力映像信号を
16:9のモニタで真円を正確に再現するに当たって、
従来例に比べ、PLL回路を1つ削減して回路構成を簡
単化し、コストダウンを図ることができる。
【図1】本発明の一実施例に係るNTSC−HDコンバ
ータの構成図である。
ータの構成図である。
【図2】実施例におけるクロック作成部の内部構成図で
ある。
ある。
【図3】実施例における4/3分周回路の内部構成図で
ある。
ある。
【図4】実施例における4/3分周回路のタイミングチ
ャートである。
ャートである。
【図5】水平期間について時間軸圧縮を行う従来例のN
TSC−HDコンバータの構成図である。
TSC−HDコンバータの構成図である。
【図6】従来例におけるEDTV信号処理部の内部構成
図である。
図である。
【図7】従来例における19/14倍クロック作成部の
内部構成図である。
内部構成図である。
【図8】従来例におけるクロック作成部の内部構成図で
ある。
ある。
【図9】アスペクト比16:9のモニタにアスペクト比
4:3の映像信号を映し出す場合の表示画面の形態の一
例を示す図である。
4:3の映像信号を映し出す場合の表示画面の形態の一
例を示す図である。
【図10】アスペクト比16:9のモニタにアスペクト
比4:3の映像信号を映し出す場合の表示画面の形態の
別の例を示す図である。
比4:3の映像信号を映し出す場合の表示画面の形態の
別の例を示す図である。
1……EDTV信号処理部 2……クロック作成部 3……時間軸圧縮部 4……信号切換部 6……タイミング信号作成部 7……D/Aコンバータ 8……逆マトリクス回路 9……CRT(ハイビジョン用モニタ) 41……インバータ 42……第1のフリップフロップ 43……第2のフリップフロップ 44……第1のモノマルチ 45……第2のモノマルチ 46……切り換えスイッチ 101……モード切換部 102……垂直偏向回路 221……LPF(ローパスフィルタ) 223……平均化HD生成回路 226……4/3分周回路 227……VCO(電圧制御発振器) WCK……書き込みクロック(基本クロック) RCK……読み出しクロック
Claims (2)
- 【請求項1】 4:3のアスペクト比をもつ映像信号を
16:9のアスペクト比をもつ映像信号に変換するNT
SC−HDコンバータにおいて、時間軸圧縮手段の書き
込みクロック周波数と読み出しクロック周波数の比を
3:4とし、かつ、入力映像信号のアスペクト比に応じ
た垂直偏向振幅の設定手段と切換手段とを備えたことを
特徴とするNTSC−HDコンバータ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のNTSC−HDコンバ
ータにおいて、読み出しクロックをインバータを介して
第1のフリップフロップにより2分周して第2のフリッ
プフロップの入力とし、第1のフリップフロップの出力
信号の立ち下がりに呼応して読み出しクロックパルス幅
の4/3のパルスを発生するパルス列発生手段と、この
パルス列発生手段の互いに逆位相の出力パルス列を第2
のフリップフロップの出力信号により交互に切り換える
切換手段とにより、読み出しクロック周波数の3/4倍
のデューティ比50%の書き込みクロックを得ることを
特徴とするNTSC−HDコンバータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6033530A JPH07245742A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | Ntsc−hdコンバータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6033530A JPH07245742A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | Ntsc−hdコンバータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07245742A true JPH07245742A (ja) | 1995-09-19 |
Family
ID=12389107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6033530A Pending JPH07245742A (ja) | 1994-03-03 | 1994-03-03 | Ntsc−hdコンバータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07245742A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015012958A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡画像記録装置 |
-
1994
- 1994-03-03 JP JP6033530A patent/JPH07245742A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015012958A (ja) * | 2013-07-04 | 2015-01-22 | オリンパスメディカルシステムズ株式会社 | 内視鏡画像記録装置 |
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