JP2633364B2 - 布柔軟用組成物 - Google Patents

布柔軟用組成物

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JP2633364B2 JP1255079A JP25507989A JP2633364B2 JP 2633364 B2 JP2633364 B2 JP 2633364B2 JP 1255079 A JP1255079 A JP 1255079A JP 25507989 A JP25507989 A JP 25507989A JP 2633364 B2 JP2633364 B2 JP 2633364B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は布柔軟用組成物に関し、特に粒状であって洗
濯中に布に柔軟性を付与しうる組成物に関する。
洗濯中に柔軟性を付与しうる各種物質が当業界で知ら
れている。この中には或る種の粘土材料、特にスメクタ
イト粘土が包含される。たとえば、英国特許第1,400,89
8号(Procter & Gamble)には、比較的高い交換能を有
するスメクタイト粘土を使用することが記載されてい
る。布柔軟効果は布柔軟化粘土を含有する洗剤組成物か
ら或る程度得られるが、通常この効果は洗濯工程のすす
ぎ段階で柔軟化材料を布に施こして得られる効果よりも
やや劣る。従って、洗濯段階で布柔軟化粘土の性能を向
上させることが望まれている。英国特許第2,138,037号
(Colgate)には、布柔軟化粘土から粗粒(grit)を報
告し、これを別個の凝集粒子として洗剤組成物へ添加す
ることにより、布柔軟化粘土の性能を向上させることが
記載されている。
ノニオン界面活性剤の存在下では布柔軟化粘土の性能
が特に劣ることを示唆した文献もある。たとえば、英国
特許第1,462,484(Procter & Gamble)では、ノニオン
界面活性剤を存在させる場合にはスメクタイト粘土を第
四アンモニウム化合物との交換反応により親有機性にす
る必要があることが提案されている。なお、上記英国特
許第1,400,898にはノニオン界面活性剤の存在に関して
全く言及されていない。また、ヨーロッパ特許出願公開
第11,340号(Procter & Gamble)には、スメクタイト
粘土と第三アミンとの混合物を洗濯中の柔軟化剤として
含む組成物において、アニオン界面活性剤を使用する場
合にはノニオン界面活性剤を存在させないのが好適であ
り、ノニオン界面活性剤を含有する混合物を使用する場
合にはアニオン界面活性剤が混合物の大部分を構成する
ようにするのが好適であると教示されている。
上記した解く、特にアニオン界面活性剤が存在する
際、洗濯中の柔軟用(softening−in−the−wash)粘土
と組合わせてノニオン界面活性剤を使用することに対し
て偏見が存在することは明らかである。
しかしながら、今回、組成物の含水量を特定の範囲に
調整しながら粘土に対してある種のノニオン界面活性剤
を保持させるときには、粘土の布柔軟化作用が実際向上
され得るという驚くべき知見を得た。
本発明における必須成分であるノニオン界面活性剤ま
たはその混合物は、水中1%の濃度にて0〜80℃の範囲
の温度、好ましくは0〜15℃の範囲の温度で曇相として
存在する。本発明の効果を得るには、粘土とノニオン界
面活性剤系との重量比を2:3〜20:1、好ましくは、1:1〜
10:1にする必要がある。上記した特定温度で曇相として
存在しないような他のノニオン表面活性剤の量は、所要
の粘土対ノニオン界面活性剤の比を計算する上で考慮さ
れない。上記した粘土とノニオン界面活性剤系との重量
比は布柔軟化性能および粘土に保持され得るノニオン界
面活性剤系の量を考慮して設定されたものである。
本発明では、布柔軟化粘土材料と特定のノニオン界面
活性剤系を所定の割合で使用する。粘土とノニオン界面
活性剤系とが相互に緊密に接触していることが好まし
い。より特定的には、組成物を、前記ノニオン界面活性
剤系を含む結合剤を用いて相互に結合した微細粒子サイ
ズの粘土で構成された粘土凝集体(clay agglomeraate
s)の形態とすることできる。
この具体例では、凝集体中の粘土対ノニオン界面活性
剤系の比は好ましくは3:1〜20:1であり、最も好ましく
は4:1〜10:1である。
これらの凝集体は慣用の顆粒化方法により形成され
る。粘土粒子に対する結合剤としては、例えば、水、無
機塩または有機結合剤が使用される。ノニオン界面活性
剤系に結内剤を配合してもよく、ノニオン界面活性剤が
十分な可動性を有していて粘土に密接に結合するなら
ば、ノニオン界面活性剤を予め形成した顆粒状に噴霧し
たり又は該顆粒と混合してもよい。
水が結合剤であるか結合剤を含むとき、或いはその他
の場合、組成物の含水量は7.5〜12重量%でなければな
らず、好ましくは8〜10重量%である。本明細書中、
「水分(moisture)」とは必ずしも総含水量を指すので
はなく、静止環境中135℃で一定重量まで乾燥すること
により組成物から損失する水を指す。通常、製造直後の
粘土/ノニオン界面活性剤顆粒はより高い含水量、例え
ば10〜16重量%の含水量を有しており、使用するには余
りに粘着性である。この場合後乾燥が必要である。本発
明の1具体例では、水の存在化で粘土とノニオン界面活
性剤とを顆粒化した後、こうして形成した粘土/ノニオ
ン界面活性剤顆粒を乾燥して含水量を低下させる。含水
量が臨界的下限値まで下がるにつれて、顆粒のかさ密度
は大きくなり、動的流量、圧縮率及び凝集力(cohesivi
ty)は改善される。摩損度は悪影響を受けず、ノニオン
界面活性剤の含有及び柔軟化性能は新たに製造した顆粒
と同等である。色の悪い粘土を使用したときにも、乾燥
して含水量を好ましい範囲まで減らすと顆粒の白色度が
改善される。臨界範囲を越えて更に乾燥すると、分散性
が損なわれ、顆粒からノニオン界面活性剤が損失し、い
柔軟化性能も損なわれる。含水量の高い粘土/ノニオン
界面活性剤顆粒を後乾燥するときの乾燥空気温度は85〜
90℃が適当であることが判明した。しかしながら、蒸発
によるノニオン界面活性剤の損失は、乾燥空気温度をよ
り低く、例えば50〜60℃にすることにより抑制され得
る。
原料の粘土材料の色が悪いときには、粘土/ノニオン
界面活性剤顆粒を白色顔料もしくはより許容され得る着
色顔料を用いて被覆するか、又は更に顆粒化することが
できる。とくに有用な被覆材料には、ウルトラマリンブ
ルー、ゼオライト、カルサイト、白色クレー、タルク及
び二酸化チタンが包含される。この方法において結合
剤、例えばマレイン酸/アクリル酸コポリマーの30%の
水溶液(例えばBASF製Sokalan CP5)の使用は有用であ
る。
他の成分を組成物中に存在させたいときには、有利な
緊密接触が保持されるように粘土とノニオン界面活性剤
が組成物の大部分を構成するのが好ましい。
上記した何れの形態の組成物も、他の成分、特に布の
洗濯に有用な成分を含有することができる。或いは、前
記した他の成分を別に添加することもできる。いずれの
場合にも、完全に処方された洗剤が得られる。洗剤が少
なくとも2〜50重量%、特に好ましくは、5〜40重量%
の洗剤活性物(この中には布柔軟化粘土と組合されるノ
ニオン界面活性剤系および少なくとも1つのアニオン界
面活性剤が包含される)と、20〜70重量%、特に好まし
くは25〜50重量%の洗剤ビルダー材料と1.5〜35重量
%、特に好ましくは4〜15重量%のノニオン界面活性剤
系と組合される布軟化粘土を含有することが好ましい。
ノニオン界面活性剤系 本発明のノニオン界面活性剤系は1%濃度の蒸留水中
において、0〜80℃、好ましくは0〜15℃の温度範囲で
曇層として存在する。このことは、実際には界面活性剤
系が80℃以下、好ましくは15℃以下の曇点を有すること
意味する。曇点は当業界での慣用用語であり、たとえば
N.Schonfeldt著、Surface Active Ethylene Oxide Addu
ct,Pergamon Press(1969),pp.145〜154に記載されて
いる。一般に、界面活性剤の曇点は、水素結合を介する
界面活性剤と水分子との間の会合が開裂して界面活性剤
リッチな相と水リッチな相とに分離する結果、濁りもし
くは曇りが増大する温度である。
曇点は界面活性剤系の親水性−親油性バランス(HL
B)とほぼ相関関係にあり、従ってHLBを好ましくは13.5
未満、たとえば12.0以下、理想的には9.5未満にする。
好ましくは、HLBを6.0以上、特に好ましくは8.0以上に
して、充分な洗浄性を付与すべきである。
使用しうる適当なノニオン洗剤化合物としては特に、
疎水性基と反応性水素原子を有する化合物(たとえば脂
肪アルコール、酸、アミドまたはアルキルフェノール
類)とアルキレンオキシド(特にエチレンオキシド単独
もしくはプロピレンオキシドとの組合せ)との反応生成
物が挙げられる。特定のノニオン洗剤化合物はアルキル
(C6〜C22)フェノール−エチレンオキシド縮合物、脂
肪族(C8〜C18)第一もしくは第二の線状もしくは分枝
鎖アルコールとエチレンオキシドとの縮合生成物、並び
にプロピレンオキシドとエチレンジアミンとの反応生成
物にエチレンオキシドを縮合させて得られた生成物であ
る。他のいわゆるノニオン洗剤化合物には、長鎖の第三
アミンオキシド、長鎖の第三ホスフィンオキシドおよび
ジアルキルスルホキシドが包含させる。
たとえば脂肪族物質のアルキレンオキシド付加物をノ
ニオン洗剤化合物として使用する場合には、上記Schonf
eldtの文献に示されているように、1分子当りのアルキ
レンオキシド基数により曇点が相当変動する。脂肪族物
質の鎖長および性質も影響を及ぼし、したがって1分子
当りのアルキレンオキシド基の好適個数は脂肪族物質の
性質および鎖長に依存する。たとえば、脂肪族物質が約
13〜15の炭素原子を有する脂肪族アルコールの場合、1
分子当り3個のエチレンオキシド基を有する付加物は0
℃未満の曇点を有し、従って本発明で使用するのに適し
ていることが判明した。1分子当り7個のエチレンオキ
シド基を有する類似の界面活性剤は約48℃の曇点を有す
るので、適していない。さらにエトキシル化すると曇点
がさらに上昇する。たとえば、1分子当り11個のエチレ
ンオキシド基を有する類似の界面活性剤は80℃より高い
曇点を有し、従って適していない。
表面活性物質の混合物を使用する場合、混合物におけ
る成分の性質が重要であって、それらの平均的性質は重
要でない。
理論に束縛されるつもりはないが、粘土材料の分散性
が改良されると柔軟化性能が強化されると考えられる。
分散性の改良は、使用中粘土により洗濯液に放出される
ノニオン界面活性剤の作用により得られる。ノニオン界
面活性剤の粘土への結合強度はノニオン界面活性剤の極
性に依存し、物質の極性が強くなれば(HLB及び曇点が
高くなれば)、より強く結合され、洗濯液に遊離しない
ため、分散性の改善が認められないばかりか、逆に抑制
されるときもある。従って、80℃未満の曇点を有する物
質を粘土と密接に結合させるべきであり、混合物を使用
するときには混合物の全成分がこの条件を満たすことが
好ましい。
粘土対ノニオン界面活性剤の適当な比を決定する場
合、曇相中に存在するノニオン界面活性剤のみをカウン
トする。ノニオン界面活性剤の混合物、特に近似した構
造をもたない界面活性剤の混合物を用いると、ある程度
の分離が生じ、混合物の幾つかの成分は曇相を形成し、
他の成分、通常より可溶性の成分は透明相に存在する。
当業者で公知の方法を用いて曇相を分析することによ
り、曇相の量を調べることができる。
粘土材料 粘土含有材料は、布柔軟効果を付与しうる物質であれ
ばよい。一般に、これらの物質は3層の膨潤性スメクタ
イト粘土を含有する天然物であって、理想的にはカルシ
ウムおよび/またはナトリウムモンモリロナイト型粘土
である。英国特許第2,138,037号(Colgate)に記載され
ている如く、炭酸ナトリウムを用いることにより天然カ
ルシウム粘土をナトリウム型に変換させることが好まし
い。粘土含有物質の布柔軟剤としての効果は特にスメク
タイト粘土の量に依存する。粘土にはたとえばカルサイ
ト,長石およびシリカのような不純物がしばしば存在す
る。不純物が組成物中に許容されうる限り、比較的不純
な粘土も使用しうる。しかしながら、適当な粘土対ノニ
オン界面活性剤の比を計算する際に重要なことは存在す
るスメクタイト粘土の量である。
任意成分 本発明組成物(若しくは、これらを含有する布洗濯製
品)が上記ノニオン界面活性剤系に加えて洗濯活性物質
を含有する場合には、他のノニオン界面活性物質、アニ
オン洗剤活性物質、双性イオン型もしくは両性洗剤活性
物質またはその混合物から選択する。
一般に、アニオン洗剤活性物質は、約8〜22個の炭素
分子を有するアルキル基を含む有機サルフェートおよび
スルホネートの水溶性アルカリ金属塩である(ここで、
アルキルとは高級アシル基のアルキル部分を包含す
る)。適当な合成アニオン洗剤化合物としては、アルキ
ル硫酸ナトリウムおよびカリウム、特にたとえば獣脂も
しくはヤシ油から誘導された高級(C8〜C18)アルコー
ルを硫酸化して得られたもの;アルキル(C9〜C20)ベ
ンゼルスルホン酸ナトリウムおよびカリウム、特に線状
第二アルキルアルキル(C10〜C15)ベンゼルスルホン酸
ナトリウム;アルキルグリセリルエーテル硫酸ナトリウ
ム、特に獣脂もしくはヤシ油から誘導された高級アルコ
ールと石油から誘導された合成アルコールとのエーテル
類;ヤシ油脂肪族モノグリセライド硫酸およびスルホン
酸のナトリウム塩;高級(C8〜C18)脂肪アルコール−
アルキレンオキシド(特にエチレンオキシド)反応生成
物の硫酸エステルのナトリウムおよびカリウム塩;たと
えばイセチオン酸でエステル化し水酸化ナトリウムで中
和したヤシ脂肪酸のような脂肪酸の反応生成物;メチル
タウリンの脂肪酸アミドのナトリウムおよびカリウム
塩;たとえばα−オレフィン(C8〜C20)を重亜硫酸ナ
トリウムと反応させて得られたものおよびパラフィン類
をSO2およびCl2と反応させ、次いで塩基により加水分解
してランダムスルネートを生成させて得られるようなア
ルカンモノスルホネート;並びにオレフィンスルホネー
ト[オレフィン(特にC10〜C20α−オレフィン)をSO3
と反応させた後、反応生成物を中和、加水分解して生成
される物質]が例示される。好適なアニオン洗剤化合物
は(C11〜C15)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
および(C16〜C18)アルキル硫酸ナトリウムである。
本発明組成物またはこれらを含有する洗剤が洗剤ビル
ダーを含有する場合、洗剤ビルダーは洗濯液中の遊離カ
ルシウムイオンの量を減少させうる物質であればよく、
好ましくはたとえばpHをアルカリ性とし、布から除去さ
れた汚れを懸濁させ、布柔軟化粘土を分散させる等の遊
離な性質を有する組成物を提供する物質がよい。
存在させうる燐含有の無機洗剤ビルダーには、ピロ燐
酸、オルト燐酸、ポリ燐酸およびホスホン酸の水溶性
塩、特にアルカリ金属塩が包含される。無機燐酸のビル
ダーとしては、特にトリポリ燐酸、燐酸およびヘキサメ
タ燐酸のナトリウムおよびカリウム塩が例示される。
存在させうる向燐の無機洗剤ビルダーには、炭酸、重
炭酸、珪酸、並びに結晶性および非晶質アルミノ系質の
水溶性アルカリ金属塩が包含される。特に炭酸ナトリウ
ム(任意にカルサイト種晶を含む)、炭酸カリウム並び
に重炭酸および珪酸のナトリウムもしくはカリウムが例
示される。
存在させうる有機洗剤ビルダーには、アルカリ金属、
アンモニウムおよび置換アンモニウムのポリアセテー
ト、カルボキシレート、ポリカルボキシレート、ポリア
セチルカルボキシレートおよびポリヒドロキシスルホネ
ートが包含される。特にエチレンジアミンテトラ酢酸、
ニトリロトリ酢酸、オキシジコハク酸、メリト酸、ベン
ゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナトリウム、カリ
ウム、リチウム、アンモニウムおよび置換アンモニウム
塩が例示される。
上記成分の他の任意成分を存在させることもできる
が、いずれの場合も粘土含有組成物の1部として或いは
全体的な洗剤の一部として存在させる。
組成物中に存在させうる他の成分としては、起泡促進
剤、起泡抑制剤、酸素放出型漂百剤(たとえば過硼酸ナ
トリウムおよび過炭酸ナトリウム)、過酸漂白先駆体、
塩素放出型漂白剤(たとえばトリクロロイソシアヌル
酸)、無機塩類(たとえば硫酸ナトリウム)並びに一般
に極めて微量存在させる蛍光剤、香料、プロテアーゼお
よびアミラーゼのような酸素、殺菌剤および着色剤が例
示される。
実施例 以下、非限定的実施例により本発明をさらに説明す
る。
実施例1 粘土(Colin Stewart Minerals製“Prassa"高c.e.c粘
土)4部にSynperonic A3(ICI製ノニオン界面活性剤;1
分子当り約3モルのエチレンオキシドでエトキシル化し
たC13〜C15アルコールであって、0℃以下の曇点を有す
る)1部を噴霧して、粘土/ノニオン界面活性剤顆粒を
製造した。これらの顆粒の製造直後の含水量は15.9%で
あった。なお、水は粘土中にもともと含まれる水を利用
した。
顆粒60kgを、温度85〜90℃の乾燥空気を用いて流動床
ドライヤー上で乾燥させた。流動床の温度は最初約25℃
であったが、約80℃に上昇させた。顆粒サンプルを経時
的に抽出し、その物理的性質をテストした。また、標準
的な方法によりその柔軟化性能を調べた。
結果を第1表に示す。
実施例2 実施例1を繰返した。但し、流動床ドライヤー中の乾
燥空気温度を30〜60℃とした。床の最高温度は40℃であ
った。
結果を第2表に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 3:38) (72)発明者 デイビツド・ジヨージ・エバンス イギリス国、バーカンヘツド・エル・ 43・2・エヌ・エス、オツクストン、ピ クトン・クローズ・14 (72)発明者 イアン・ロジヤー・ケニヨン イギリス国、マージーサイド・エル・ 60・3・エス・ダブリユ、ウイラル、ゲ イトン、キングスウエイ・18 (56)参考文献 特開 昭63−234099(JP,A) 特開 昭63−193997(JP,A)

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯液からの布の柔軟化に有用な粒状組成
    物であって、外組成物の大部分が布柔軟化粘土材料と1
    種もしくはそれ以上のノニオン界面活性剤からなるノニ
    オン界面活性剤系とから構成され、粘土対ノニオン界面
    活性剤系の重量比は4:1〜10:1であり、ノニオン界面活
    性剤系は水中1%の濃度で80℃以下の曇点を有してお
    り、ノニオン界面活性剤系は組成物の含水量が135℃で
    の水損失の測定により7.5〜12重量%であるように粘土
    に保持されていることを特徴とする前記粒状組成物。
  2. 【請求項2】含水量が8〜10重量%であることを特徴と
    する請求項1に記載の組成物。
  3. 【請求項3】ノニオン界面活性剤系が水中1%の濃度で
    15℃以下の曇点を有することを特徴とする請求項1また
    は2に記載の組成物。
  4. 【請求項4】凝集体の形態であることを特徴とする請求
    項1〜3のいずれかに記載の組成物。
  5. 【請求項5】粘土材料とノニオン界面活性剤系とを水の
    存在化で顆粒下して顆粒を形成し、次いでこうして形成
    した顆粒を所定の含水量まで乾燥することを特徴とする
    請求項1に記載の組成物の製造方法。
  6. 【請求項6】全部で2〜50重量%の洗剤活性物質を含有
    する洗剤であって、請求項1〜4のいずれかに記載の粒
    状組成物と前記粒状組成物以外の他の成分とを含み、他
    の成分には洗剤の20〜70重量%の量の洗剤ビルダー材料
    が含まれ、洗剤中の粒状組成物の量は前記洗剤が1.5〜3
    5重量%の布柔軟化粘土材料を含むような量であること
    を特徴とする前記洗剤。
  7. 【請求項7】4〜15重量%の布柔軟化粘土材料を含む請
    求項6に記載の洗剤。
JP1255079A 1988-09-30 1989-09-29 布柔軟用組成物 Expired - Lifetime JP2633364B2 (ja)

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GB888823008A GB8823008D0 (en) 1988-09-30 1988-09-30 Composition for softening fabrics

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BR (1) BR8904964A (ja)
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DE (1) DE68926010T2 (ja)
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