JP2633214B2 - 薬剤等の自動包装装置 - Google Patents

薬剤等の自動包装装置

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JP2633214B2 JP7009122A JP912295A JP2633214B2 JP 2633214 B2 JP2633214 B2 JP 2633214B2 JP 7009122 A JP7009122 A JP 7009122A JP 912295 A JP912295 A JP 912295A JP 2633214 B2 JP2633214 B2 JP 2633214B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬剤等の自動包装装置
に係り、さらに詳しくは、包材のシール不良検出手段を
備えた薬剤等の自動包装装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、熱可塑性樹脂からなるフィルム
に設けたポケットに錠剤、カプセル等を収容し、裏面に
アルミ箔からなるフィルム(以下アルミフィルムとい
う)を接着してミシン目を入れ、所定の大きさに切断し
て結束するPTP自動包装装置は、薬品分野などで広く
実用に供されている。
【0003】図5は従来のPTP自動包装装置の一例を
示す模式図である。図において、2は紙管1に巻かれて
スプール(図示せず)に装着された熱可塑性樹脂からな
る長尺のフィルム、11は外周に多数の凹部が形成さ
れ、真空吸引などによりフィルム2に錠剤等が収容され
るポケットを形成するための成型ドラム、12はこの成
型ドラム11に摺接し、フィルム2を加熱する加熱ロー
ル、13はアイドラである。14はアイドラ13の下流
側に設けられたガイドプレート、15はガイドプレート
14上に設けられ、図の垂直方向に複数の室が形成され
た充填シュート、16は振動式の錠剤供給装置である。
【0004】21はアルミフィルム22が巻かれたスト
ックロール、30はシール装置で、図6に示すように、
外周面にフィルム2のポケット3が嵌入される多数の凹
部32が設けられたシールドラム31と、ヒータを内蔵
したシールロール35とからなり、両者の間でポケット
3に錠剤等5が収容されたフィルム2にアルミフィルム
22を熱圧着する。17は錠剤等を包装したPTPシー
ト10にミシン目を入れるスリッタ、18はPTPシー
ト10を所定の寸法に切断する切断部、19は切断され
た個々のPTPシート10aを次工程へ搬送する搬送ラ
インである。
【0005】次に、上記のように構成したPTP自動包
装装置の作用を説明する。紙管1から繰出されたフィル
ム2は、加熱ロール12で加熱され、成型ドラム11に
より真空吸引されて所定の間隔で多数のポケット3が形
成される。また、錠剤供給装置16内の錠剤等は、振動
により充填シュート15の各室に分配され、矢印方向に
送られたフィルム2のポケット3が充填シュート15の
下に達するとシャッタを開き、各室から錠剤等を1個ず
つ落下させて各ポケット内に収容し、引続き矢印方向に
搬送する。
【0006】一方、ストックロール21から繰出された
アルミフィルム22は、シールドラム31とシールロー
ル35との間に導かれ、図6に示すように、加熱された
シールロール35により錠剤等5が充填されたフィルム
2のポケット32の開口部側に熱圧着され、PTPシー
ト10となって送り出される。ついで、スリッタ17に
よりフィルム2の各錠剤等5の間にミシン目4(図7
(a)参照)が入れられ、切断部18で両耳部分を切除
すると共に、図7(a)に示すような個々のPTPシー
ト10aに切断され、搬送ライン19へ送り出される。
【0007】図8は2枚の包材を使用し、両包材の間に
顆粒、粉末等を自動的に計量して充填し、四周をシール
して包装する四方シール包装装置の一例を示すものであ
る。図において、51は顆粒52が装入される大ホッパ
ーで、その出口53には外周に多数の凹溝55が設けら
れ、歯車を介して間欠的に回転駆動される円筒状の給粒
器54が配設されている。56はホッパー51の出口に
設けられた小ホッパー、57は小ホッパー56内に設け
られ、小ホッパー56内の顆粒のレベルを検出するレベ
ル検出器である。
【0008】58は小ホッパー56の下に設けられたテ
ーブルで、図面の垂直方向に所定の間隔で包装する顆粒
52の容量に対応した大きさの充填穴59が設けられて
いる。また、下面にラック60とこれに噛合うピニオン
61が設けられており、テーブル58はピニオン61に
駆動されて矢印a,b方向に摺動する。
【0009】62は各充填穴59に対向してテーブル5
8に設けた溝に摺動可能に装着された摺動片、63は各
摺動片62ごとに設けられた摺動片調整機構である。こ
の摺動片調整機構63はテーブル58に固定されたフレ
ームと、フレームに回転可能に取付けられたねじ棒と、
このねじ棒に固定された傘歯車及びフレーム上に取付け
られ、その出力歯車が傘歯車と噛合うサーボモータとか
らなり、ねじ棒は摺動片62の一端に設けたナットに螺
入されている。
【0010】64はテーブル58の下面に摺動可能に配
設されたシャッタで、常時は充填穴59の下部に位置し
てこれを閉塞しているが、テーブル58が摺動して充填
穴59が後述のコレクトシュート上に達すると、ストッ
パ(図示せず)によりその位置に停止し、テーブル58
のみが移動して充填穴59を開放するように構成されて
いる。なお、65は揺動部材で、軸を中心に揺動し、充
填穴59に充填された顆粒52の表面を均して平坦にす
る。
【0011】66はテーブル58の下方に配設されたコ
レクトシュートで、下部には開口部が設けられている。
67は軸に取付けられたシャッタで、コレクトシュート
66の開口部を開閉する。68はコレクトシュート66
の下部に配設されたシュートである。70はシール装置
で、シュート68の下方に設けられ、外周部にそれぞれ
複数個の凹部72a,72bが形成されて互に矢印方向
に回転する一対の加熱ロール71a,71bによって構
成されている。75a,75bは例えば熱可塑性樹脂の
フィルムやアルミニュウム箔の如き熱接着可能なフィル
ム(以下単にフィルムという)である。
【0012】次に、上記のように構成した包装装置の作
用を説明する。ホッパ51には顆粒52が装入されてお
り、給粒器54の凹溝55に供給され、間欠的に回転し
て少量ずつ小ホッパー56に送り込まれる。いま、テー
ブル58を矢印a方向に摺動させて充填穴59が小ホッ
パー56の下に位置すると、小ホッパー56内の顆粒5
2が落下して充填穴59に充填される。次に、テーブル
58を矢印b方向に摺動させると、図のように傾動して
いる揺動部材65によって充填穴59内の顆粒52の表
面が平坦に均され、所定量となる。なお、小ホッパー5
6内の顆粒52のレベルが低下すると、レベル検出器5
7がこれを検出して歯車の駆動モータ(図示せず)に信
号を送り、給粒器54を回転させて大ホッパー51内の
顆粒52を小ホッパー56に供給する。
【0013】さらに、テーブル58が矢印b方向に摺動
すると、シャッタ64はその位置に停止し、テーブル5
8のみが引続き移動する。これにより充填穴59の下部
が開放され、内部に充填された顆粒52はコレクトシュ
ート66内に落下する。ついで、シャッタ67が開か
れ、顆粒52がシュート68にガイドされて加熱ロール
71a,71b上のフィルム75a,75bの間に落下
する。落下した顆粒52は加熱ロール71a,71bの
凹部72a,72b内においてフィルム75a,75b
間に収容され、その周囲が熱溶着されて内部に封止さ
れ、反対側から図6(b)に示すような製品(四方シー
ル包体)76として送り出される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上記のようなPTP自
動包装装置で製造されたPTPシート10aや四方シー
ル自動包装装置で製造された四方シール包体76は、内
部に塵埃や湿気などが侵入し、あるいは内部に充填した
顆粒などが漏れるのを防止するため、フィルムとアルミ
フィルム又は2枚のフィルムの四方が確実に密着してシ
ールされていなければならない。しかしながら、ときと
してフィルムとアルミフィルム又は2枚のフィルムが完
全に密着せず一部が剥離したり、あるいは、フィルムと
アルミフィルム又は2枚のフィルムの間に異物が介在す
ることがある。
【0015】このような場合は、当然不良品として除外
しなければならないが、従来はこのようなシール不良品
を自動的に検出することができなかったため、製造ライ
ン中で目視で検査し、除去していた。このため多くの工
数を要するばかりでなく、検査漏れが生ずるおそれがあ
った。
【0016】本発明は、上記の課題を解決すべくなされ
たもので、PTPシートや四方シール包体の製造ライン
中にシール不良品の自動検出手段を設けることにより、
検査工数を大幅に節減すると共に、検査漏れのない薬剤
等の自動包装装置を得ることを目的としたものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明に係る薬剤等の自
動包装装置は、2枚の包材の間に薬剤等を収容してシー
ル装置により両包材を接着し、薬剤等をシールする装置
において、上記のシール装置にシール不良検出手段を設
け、このシール不良検出手段を、一対のロールの少なく
とも一方のロールの両端部又はその近傍に小径部を設
け、この小径部と他方のロールの間に間隙が形成された
シール装置と、前記ロールの両側にその軸線が前記間隙
を通過するように設置されたレーザ発信器とレーザ受信
器からなるレーザ検出器とによって構成したものであ
る。
【0018】
【作用】薬剤等が収容されて包材が完全にシールされ、
または包材の間に異物が介在していないPTPシート又
は四方シール包体(以下PTPシートといい、このとき
のPTPシートの厚みを基準厚みとする)が、両ロール
の間に位置するときの小径部によって形成された両ロー
ル間の間隙を基準間隙とする。また、レーザ検出器のレ
ーザ発信器からは、基準間隙より大きい径のレーザビー
ムが連続的に発射される。
【0019】いま、基準厚みのPTPシートが両ロール
の間に位置すると、小径部によって形成された両ロール
間の間隙は変化せず、基準間隙に保持されているので、
レーザ受信器にはこの基準間隙と等しい径のレーザビー
ムが受信される。これにより、当該PTPシートが良品
であることがわかる。シール不良や包材の間に異物が介
在したPTPシートは基準厚みより厚くなるので、この
PTPシートが両ロールの間に位置すると、小径部によ
って形成された両ロール間の間隙が基準間隙より大きく
なる。このためレーザ受信器にはこの間隙と等しい、し
たがって基準間隙より大きい径のレーザビームが受信さ
れ、これによりそのPTPシールが不良品であることが
検出される。
【0020】
【実施例】実施例1 図1は本発明の第1の実施例の要部をなすシール装置の
側面図、図2は一対のロールを構成するシールドラムと
シールロールとの関係を示す模式図である。両図におい
て、31はシール装置30を構成するシールドラムで、
外周面に多数の凹部32が設けられており、また、両端
部には小径部33a,33bが形成されている。35は
固定のフレーム36,36に回転可能に支持されたシー
ルロールであり、シールドラム31の小径部33a,3
3bとシールロール35との間には間隙gが形成されて
いる。37は両フレーム36,36の下端部に固定され
た支持板である(図には一方の支持板のみ示してあ
る)。
【0021】40はシール不良検出手段であるレーザ検
出器で、支持板37の一端に取付けられたレーザ発信器
41と、支持板37の他端に取付けられたレーザ受信器
42とからなり、レーザ発信器41とレーザ発信器42
を結ぶ軸線は、シールドラム31の小径部33a,33
bとシールロール35との間に形成された間隙g内を通
過するように構成されている。なお、上記の間隙gは、
ポケット3に錠剤等5が収容されたフィルム2に、アル
ミフィルム22が確実に接着されている、したがって良
品であるPTPシート10がシールドラム31とシール
ロール35の間に位置するときに、このPTPシート1
0の厚み(この厚みを基準厚みtとする)より大きくな
るように構成されており(この間隙を基準間隙gs とす
る)、本実施例では、この基準間隙を0.4±0.02
mmとした。
【0022】次に、上記のように構成した本実施例の作
用を説明する。前述のように、ポケット3に錠剤5が収
容されたフィルム2と、ストックロール21から繰出さ
れたアルミフィルム22とがシールドラム31とシール
ロール35の間に導かれると、アルミフィルム22は加
熱されたシールロール35によりフィルム2に熱圧着さ
れ、シールする。一方、レーザ発信器41からは、シー
ルドラム31の小径部33a,33bと、シールロール
35との間に形成された間隙gに、基準間隙gs より大
きい径のレーザビーム(例えば、基準間隙gs が0.4
mmの場合、レーザビームの径を5〜6mmとする)が
連続的に出射される。
【0023】このとき、シールドラム31とシールロー
ル35との間に、アルミフィルム22がフィルム2に確
実に接着された、すなわち、基準厚みtのPTPシート
10が存在するときは、間隙gは基準間隙gs に保持さ
れるので、この間隙gを通ってレーザ受信器42に受信
されるレーザビームの径も基準間隙gs と等しく、この
PTPシート10は良品であることが検出される。
【0024】一方、アルミフィルム22がフィルム2に
確実に接着されておらず、一部が剥離しているような場
合、あるいは、両者の間に異物が介在しているような場
合は、PTPシート10は基準厚みtより厚いt+Δt
となるため、間隙gもgs +Δgと大きくなる。この結
果、間隙gを通ってレーザ受信器42に受信されるレー
ザビームの径もgs +Δgとなり、当該PTPシート1
0は不良品であることが検出される。
【0025】このようにして、シールドラム31の小径
部33a,33bと、シールロール35との間に形成さ
れた間隙gを通るレーザビームの径の変化を検出するこ
とにより、フィルム2にアルミフィルム22が確実に接
着されているかどうか、あるいは両者の間に異物が介在
しているかどうかを漏れなく検出することができる。上
述の検査により不良品と認められたPTPシート10
は、切断部18で個々のPTPシート10aに切断され
たのち、搬送ライン19又はその後の工程において、自
動的に製造ライン外へ排出される。
【0026】上記の実施例では、図5に示した構成のP
TP自動包装装置のシール装置に本発明を実施した場合
について説明したが、他の構成のPTP自動包装装置の
シール装置にも本発明を実施することができる。
【0027】実施例2 図3は本発明の第2の実施例の要部をなすシール装置の
模式図、図4は一対のロールを構成する加熱ロールの関
係を示す模式図である。両図において、71a,71b
はシール装置70を構成する加熱ドラムで、外周面には
それぞれ複数の凹部72a,72bが設けられており、
一方の加熱ロール(例えば71b)の両端部には小径部
73a,73bが形成されており、この小径部73a,
73bと他方の加熱ロール71aとの間には間隙gが形
成されている。77は加熱ロール71a又は71bの両
側において、加熱ロール71a,71bを支持するフレ
ーム又はその他の固定部(図示せず)に固定された支持
板である(図には片側の支持板だけ示してある)。
【0028】40はレーザ検出器で、支持板77の一端
に取付けられたレーザ発信器41と、支持板77の他端
に取付けられたレーザ受信器42とからなり、レーザ発
信器41とレーザ受信器42を結ぶ軸線は、加熱ロール
71bの小径部73a,73bと、加熱ロール71aと
の間に形成された間隙g内を通るように構成されてい
る。なお、上記の間隙gは、両フィルム75a,75b
の間に顆粒等52が充填され、四方が確実にシールされ
た四方シール包体76、したがって良品である四方シー
ル包体76が両加熱ロール71a,71bの間に位置す
るときに、この四方シール包体76の接着部の厚み(こ
の厚みを基準厚みtとする)より大きくなるように構成
されている(この間隙を基準間隙gs とする)。
【0029】上記のように構成した本実施例において、
シュート68から落下した顆粒52は、加熱ロール71
a,71bの間に送られたフィルム75a,75bの間
に落下し、加熱ロール71a,71bの凹部72a,7
2b内において両フィルム75a,75bの間に収容さ
れると共に、その周囲が熱溶着されて内部に封止され
る。この間、レーザ発信器41からは、加熱ロール71
bの小径部73a,73bと加熱ロール71aの間に形
成された間隙gを通って、基準間隙gs より大き径いの
レーザビームが連続的に出射される。
【0030】このとき、両加熱ロール71a,71bの
間に、四方が確実にシールされた、すなわち、基準厚み
tの四方シール包体76が存在するときは、間隙gは基
準間隙gs に保持されるので、この間隙gを通過してレ
ーザ受信器42に受信されるレーザビームの径も基準間
隙gs と等しく、当該四方シール包体76は良品である
ことが検出される。
【0031】一方、四方シール包体76の四方が確実に
接着されておらず一部が剥離しているような場合、ある
いは両フィルム75a,75bの間に異物が存在するよ
うな場合は、四方シール包体76の接着部が基準厚みt
より厚くt+Δtとなるため、加熱ロール71bの小径
部73a,73bと加熱ロール71aとの間に形成され
た間隙gも大きくgs +Δgとなり、ここを通過するレ
ーザビームの径もgs+Δgとなってレーザ受信器42
に受信され、これにより当該四方シール包体76は不良
品であることが検出される。
【0032】このようにして、加熱ロール71bの小径
部73a,73bと、加熱ロール71aとの間に形成さ
れた間隙gを通過するレーザビームの径の変化により、
四方シール包体76の四方が確実に接着されているかど
うか、あるいは、両フィルム75a,75bの間に異物
が介在しているかどうかを検出することができる。そし
て、検査の結果、不良品と認められた四方シール包体7
6は、以後の工程で自動的に製造ライン外へ排出され
る。
【0033】上記の実施例では図8に示した構成の四方
シール包装装置のシール装置に本発明を実施した場合を
示したが、他の構成の四方シール包装装置のシール装置
にも本発明を実施することができる。また、上記の実施
例では、加熱ロール71bの両端部に小径部73a,7
3bを設けて加熱ロール71aとの間に間隙gを形成し
た場合を示したが、加熱ロール71bの両端部近傍にリ
ング状の溝を設けて小径部を形成し、この小径部と加熱
ロール71aとの間に間隙gを形成するようにしてもよ
く、あるいは他方の加熱ロール71aに小径部又は溝を
設け、さらには、両加熱ロール71a,71bの両者に
それぞれ対向して小径部又は溝を設けてもよい。なお、
上述の変形は、第1の実施例におけるシールドラム31
とシールロール35との間においても、同様にして実施
することができる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、薬剤等が収容された2枚の包材を接着してシールす
るシール装置にシール不良検出手段を設け、このシール
不良検出手段を、一対のロールの少なくとも一方のロー
ルの両端部又はその近傍に小径部を設け、この小径部と
他方のロールとの間に間隙が形成されたシール装置と、
ロールの両側その軸線が前記の間隙を通るように設置さ
れたレーザ発信器及びレーザ受信器からなるレーザ検出
器とによって構成したので、包材のシール不良を製造ラ
イン上で自動的に検出することができる。このため、シ
ール不良の検出工数を大幅に低減できるばかりでなく、
検査漏れをなくすことができるので、信頼性が高く生産
性を向上することのできる薬剤等の自動包装装置を得る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の要部をなすシール装置
の側面図である。
【図2】図1のシールドラムとシールロールの関係を示
す模式図である。
【図3】本発明の第2の実施例の要部をなすシール装置
の模式図である。
【図4】図3の両加熱ロールの関係を示す模式図であ
る。
【図5】従来のPTP自動包装装置の一例の系統図であ
る。
【図6】図5のシール装置の説明図である。
【図7】(a)はPTPシートの平面図、(b)は四方
シール包体の平面図である。
【図8】従来の四方シール包装装置の一例の模式図であ
る。
【符号の説明】
2 フィルム 10 PTPシート 22 アルミフィルム 30 シール装置 31 シールドラム 33a,33b 小径部 35 シールロール 40 レーザ検出器 41 レーザ発信器 42 レーザ受信器 71a,71b 加熱ロール 73a,73b 小径部 75a,75b フィルム 76 四方シール包体 g 間隙

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の包材の間に薬剤等を収容してシー
    ル装置により前記両包材を接着し、前記薬剤等をシール
    する薬剤等の自動包装装置において、 前記シール装置にシール不良検出手段を設け、該シール
    不良検出手段を、一対のロールの少なくとも一方のロー
    ルの両端部又はその近傍に小径部を設け、該小径部と他
    方のロールとの間に間隙が形成されたシール装置と、前
    記ロールの両側にその軸線が前記間隙を通るように設置
    されたレーザ発信器及びレーザ受信器からなるレーザ検
    出器とによって構成したことを特徴とする薬剤等の自動
    包装装置。
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JPS63253205A (ja) * 1987-04-09 1988-10-20 Nichizou Tec:Kk チユ−ブシ−ル等の異常検出装置

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