JP2633170B2 - 光学フィルター - Google Patents

光学フィルター

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JP2633170B2
JP2633170B2 JP5082527A JP8252793A JP2633170B2 JP 2633170 B2 JP2633170 B2 JP 2633170B2 JP 5082527 A JP5082527 A JP 5082527A JP 8252793 A JP8252793 A JP 8252793A JP 2633170 B2 JP2633170 B2 JP 2633170B2
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康文 藤井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光学フィルターに関し、
更に詳細には、近赤外領域の波長光を効率よくカット
し、視感度補正に好適な光吸収特性を有する合成樹脂製
光学フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラの測光用フィルターや視感
度補正用フィルターとして、特殊なリン酸系ガラスに銅
イオンが含有されたガラス製の光学フィルターが用いら
れてきた。
【0003】しかし、これらのガラス製の光学フィルタ
ーは、重く、吸湿性が大きく、また、光学フィルターの
製造にあたって、成形・切削・研磨等の加工が難しいこ
と等、多くの欠点を有している。更に、高湿度雰囲気下
で使用した場合に失透しやすい、という問題もある。
【0004】このため、軽くて、吸湿性が小さく、加工
の容易な光学フィルターの開発が強く望まれていた。ま
た、このような光学フィルターにあっては、高湿度雰囲
気下で使用した場合にも失透しないことが望ましい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
事情に基づいてなされたものである。本発明の目的は、
近赤外領域の波長光を効率よくカットし、軽量で、吸湿
性が小さく、成形・切削・研磨等の加工が容易な合成樹
脂製の光学フィルターを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の光学フィルター
は、下記化2で表されるリン酸基含有単量体(以下、
「特定のリン酸基含有単量体」ともいう。)3〜90重
量%およびこれと共重合可能な単量体(以下、「共重合
性単量体」ともいう。)97〜10重量%よりなる混合
単量体を共重合して得られる共重合体と、銅イオンを主
成分とするイオン性金属成分とを含有してなることを特
徴とする。
【0007】
【化2】
【0008】以下、本発明について詳細に説明する。
発明の光学フィルターは、特定のリン酸基含有単量体お
よび共重合性単量体よりなる混合単量体から得られる
重合体中に、銅イオンを主成分とするイオン性金属成分
含有されてなる合成樹脂製の光学フィルターである。
【0009】本発明の光学フィルターを構成する共重合
体を得るための混合単量体には、必須成分として特定の
リン酸基含有単量体が特定の割合で用いられる。上記化
2で表すように、特定のリン酸基含有単量体は、後述す
る銅イオンと結合可能なリン酸基を分子構造中に有して
いる。そして、リン酸基を介して銅イオンを保持してな
る共重合体は、近赤外領域に特徴ある光吸収特性を示す
ものとなる。更に、特定のリン酸基含有単量体の分子構
造中において、エチレンオキサイド基を介して、ラジカ
ル重合性の官能基であるアクリロイルオキシ基またはメ
タクリロイルオキシ基が結合されているため、当該特定
のリン酸基含有単量体は極めて共重合性にとみ、種々の
単量体との共重合を行うことが可能となる。
【0010】特定のリン酸基含有単量体の分子構造を表
す上記化2において、Rは、エチレンオキサイド基が結
合したアクリロイルオキシ基(Xが水素原子)またはメ
タクリロイルオキシ基(Xがメチル基)である。ここ
で、エチレンオキサイド基の繰り返し数mは1〜5の整
数とされる。このmの値が5を超える場合には、得られ
る共重合体の硬度が大幅に低下し、光学フィルターとし
ての実用性に欠けたものとなる。
【0011】また、水酸基の数nは、光学フィルターの
成形法や使用目的に応じて1または2のいずれかの値を
選択すればよい。nの値が2であるとき、すなわち、リ
ン原子に結合したラジカル重合性の官能基の数が1であ
る特定のリン酸基含有単量体は、銅イオンとの結合性が
大きいものとなる。一方、nの値が1である特定のリン
酸基含有単量体、すなわち、前記官能基の数が2である
特定のリン酸基含有単量体は架橋重合性を有するものと
なる。従って、本発明の光学フィルターを、熱可塑性樹
脂の一般的な成形加工法である射出成形法或いは押出成
形法により製造する場合には、nの値が2である特定の
リン酸基含有単量体を用いることが好ましい。ただし、
光学フィルターの成形法はこれらに限定されるものでは
ない。
【0012】このように、光学フィルターの性能、成形
法および使用目的に応じてnの値を選択することができ
るが、nの値が1である特定のリン酸基含有単量体と、
nの値が2である特定のリン酸基含有単量体とを併用す
ることが好ましく、特に、これら2種類の特定のリン酸
基含有単量体を、それぞれがほぼ等量となる割合で用い
る場合には、当該混合単量体への銅塩(光学フィルター
に銅イオンを導入するために用いる塩)の溶解性が向上
するので好ましい。
【0013】共重合体を得るための混合単量体には、前
記特定のリン酸基含有単量体とともに、共重合性単量体
が含有されている。特定のリン酸基含有単量体と共重合
性単量体との共重合によって得られる共重合体は、吸湿
性が小さく、光学フィルターに要求される硬度条件を満
足し、耐熱性や形状保持性等にも優れている。従って、
このような共重合体によれば、光学フィルターとしての
性能の向上を図ることができる。
【0014】斯かる共重合性単量体は、(1)特定のリ
ン酸基含有単量体と均一に溶解混合すること、(2)特
定のリン酸基含有単量体とのラジカル共重合性が良好で
あること、(3)光学的に透明な共重合体が得られるこ
と、等を満足するものであれば特に限定されるものでは
ない。
【0015】これらの共重合性単量体の具体例として
は、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、エチ
ルアクリレート、エチルメタクリレート、n−プロピル
アクリレート、n−プロピルメタクリレート等のアルキ
ル基の炭素数が1〜8である低級アルキルアクリレート
並びに低級アルキルメタクリレート、グリシジルアクリ
レート、グリシジルメタクリレート、2−ヒドロキシブ
チルメタクリレート等のようにアルキル基をグリシジル
基やヒドロキシル基で置換した変性アルキルアクリレー
ト並びに変性アルキルメタクリレート、エチレングリコ
ールジメタクリレート、ジエチレングリコールジメタク
リレート、ポリエチレングリコールジメタクリレート、
1,4−ブタンジオールジアクリレート、1,4−ブタ
ンジオールジメタクリレート、2,2−ビス〔4−メタ
クリロキシエトキシフェニル〕プロパン、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ペンタエリトリットトリ
メタクリレート、ペンタエリトリットテトラメタクリレ
ート等の多官能アクリレート並びに多官能メタクリレー
ト、アクリル酸、メタクリル酸等のカルボン酸、スチレ
ン、α−メチルスチレン、ハロゲン化スチレン、メトキ
シスチレン、ジビニルベンゼン等の芳香族ビニル化合物
を挙げることができる。これらの化合物は、単独で、或
いは2種以上混合して共重合性単量体を構成してもよ
い。
【0016】本発明の光学フィルターを構成する共重合
体を得るための混合単量体中において、特定のリン酸基
含有単量体と共重合性単量体との使用割合は、「特定の
リン酸基含有単量体:共重合性単量体(重量)」が3:
97〜90:10の範囲とされ、好ましくは30:70
〜80:20である。特定のリン酸基含有単量体の割合
が3重量%未満であると、光学フィルターとして好適な
光吸収特性が発現されにくい。一方、この割合が90重
量%を超えるときには、得られる共重合体の吸湿性が大
きく、要求される硬度条件を満足できない柔軟なものと
なりやすい。
【0017】本発明の光学フィルターを構成する共重合
体は、上記の割合の特定のリン酸基含有単量体と、共重
合性単量体とよりなる混合単量体をラジカル重合させて
得られる。ラジカル重合方法としては特に限定されるも
のではなく、通常のラジカル重合開始剤を用いる、注型
(キャスト)重合法、懸濁重合法、乳化重合法、溶液重
合法等の公知の方法を使用することができる。
【0018】本発明の光学フィルターは、混合単量体を
共重合して得られる上記の共重合体と、銅イオンを主成
分とするイオン性金属成分とを含有してなるものであ
る。このイオン性金属成分は、銅イオンを主成分とする
ことにより、前記共重合体中に含有されたリン酸基との
相互作用により近赤外領域の波長光を効率よく吸収する
作用を有するものである。ここで、「銅イオンを主成分
とする」とは、全てのイオン性金属成分に対して銅イオ
ンの占める割合が80重量%以上であることを意味す
る。具体的には、2価の銅イオンと、他の金属イオンと
が、前記割合を満足する条件で含有されてなるイオン性
金属成分である。銅イオンの割合が80重量%未満であ
る場合には、得られる光学フィルターが近赤外領域の波
長光を効率よく吸収するものとならない。
【0019】光学フィルターに銅イオンを導入するため
の銅塩としては、種々のものを用いることができ、その
一例を示せば、酢酸銅、塩化銅、ギ酸銅、ステアリン酸
銅、安息香酸銅、エチルアセト酢酸銅、ピロリン酸銅、
ナフテン酸銅、クエン酸銅等の無水物や水和物を挙げる
ことができる。なお、これらの銅塩のみに限定されるも
のではない。
【0020】また、他の金属によるイオン性金属成分と
しては、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄、マン
ガン、コバルト、マグネシウム、ニッケル等を目的に応
じて用いることができる。
【0021】本発明の光学フィルターにおいて、銅イオ
ンを主成分とするイオン性金属成分の含有割合として
は、当該イオン性金属成分を導入するために用いる金属
塩の量が共重合体100重量部に対して0.1〜50重
量部であることが好ましく、更に好ましくは0.1〜4
0重量部である。この割合が0.1重量部未満である場
合には、近赤外領域の波長光を効率よく吸収することが
できず、一方、50重量部を超える場合には、当該金属
が共重合体中に均一に分散されにくくなる。また、本
発明の光学フィルターにおける銅イオンの含有量は、共
重合体100重量部に対して0.1〜20重量部である
ことが好ましい。
【0022】銅イオンを主成分とするイオン性金属成分
を前記共重合体に含有させる方法特に限定されるもの
ではないが、好ましい方法として、以下の2通りの方法
を挙げることができる。
【0023】(1)混合単量体のラジカル重合を行って
得られた共重合体中に、前記金属塩を添加して混合する
方法。具体的には、加熱溶融させた共重合体に金属塩
を添加混合する方法、共重合体を有機溶剤に溶解さ
せ、この溶液に金属塩を添加混合する方法等を用いるこ
とができる。
【0024】(2)混合単量体のラジカル重合を行う前
において、当該混合単量体中に、前記金属塩を添加して
混合する方法。この方法によって前記金属塩を含有さ
せ、当該金属塩、特定のリン酸基含有単量体および共重
合性単量体よりなる単量体混合物を調製し、この単量体
混合物をラジカル重合させる。
【0025】上記(1)および(2)のような方法によ
り、銅イオンを主成分とするイオン性金属成分が含有さ
れた共重合体(光学フィルター材料)を得ることができ
る。
【0026】この光学フィルター材料は、そのままで、
或いは、目的、用途に応じて、板状、円柱状、レンズ状
等の形状に成形、研磨することにより本発明の光学フィ
ルターを製造することができる。
【0027】更に必要に応じて、このようにして製造さ
れた光学フィルターを、有機系もしくは無機系のハード
コート剤によって表面処理することができ、これによ
り、帯電防止、表面硬度の向上、表面反射の防止等を図
ることができる。また、本発明の光学フィルターと他の
光学材料(例えば水晶板)とを積層して複合化すること
もできる。
【0028】本発明の光学フィルターは、近赤外領域の
波長光を効率よく吸収し、フォトダイオードの特性を調
整する測光用フィルターや、特に赤色の視感度補正用フ
ィルター等の光学フィルターとして好適に用いることが
できる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明するが、本発明
がこれらによって限定されるものではない。なお、以下
において、「部」は「重量部」を意味する。
【0030】〔実施例1〕 下記化3で表される特定のリン酸基含有単量体10部
と、下記化4で表される特定のリン酸基含有単量体10
部と、メチルメタクリレート58.5部と、ジエチレン
グリコールジメタクリレート20部と、α−メチルスチ
レン1.5部とを良く混合して混合単量体を調製した。
この混合単量体に、無水安息香酸銅14部(混合単量体
100部に対する銅金属の含有量が2.9部)を添加
し、60℃で攪拌混合することによって十分に溶解さ
せ、無水安息香酸銅が混合単量体中に溶解されてなる単
量体混合物を得た。
【0031】
【化3】
【0032】
【化4】
【0033】以上のようにして調製された単量体混合物
に、t−ブチルパーオキシピバレート2.0部を添加
し、45℃で16時間、60℃で8時間、90℃で3時
間と順次異なる温度で加熱して注型重合を行うことによ
り、銅イオンが含有された架橋共重合体よりなる光学フ
ィルター材料を得た。この光学フィルター材料を切削し
て厚み1mmの板状体を作製し、次いで、表面研磨を行
って本発明の光学フィルターを製造した。
【0034】この光学フィルターの比重は1.24と小
さく、屈折率は1.505であった。また、この光学フ
ィルターについて、以下のようにして吸水率を測定し
た。光学フィルターを80℃で5時間乾燥した後、25
℃の水中に24時間浸漬し、浸漬前における重量w
1 (g)および浸漬後における重量w2 (g)から、次
式により吸水率W(%)を求めた。 式) W=〔(W 2 −W 1 )/W 1 〕×100(%) この結果、この光学フィルターの吸水率は0.9重量%
であり、浸漬後における失透も認められなかった。更
に、この光学フィルターについて、分光光度計を用いて
分光透過率曲線を測定した。結果を図1に示す。図1の
実線1に示すように、本実施例の光学フィルターは、近
赤外領域(700〜1000nm)の波長光を効率よく
吸収していることが理解される。なお、上記の条件で水
中で浸漬した光学フィルターについても同様に分光透過
率曲線を測定したところ、浸漬前の分光透過率曲線と同
様の曲線が測定された。
【0035】〔実施例2〕 上記化3で表される特定のリン酸基含有単量体15部
と、上記化4で表される特定のリン酸基含有単量体15
部と、メチルメタクリレート45部と、1,4ブタンジ
オールジアクリレート20部と、メタクリル酸5部とを
良く混合して混合単量体を調製した。この混合単量体
に、無水酢酸銅15部(混合単量体100部に対する銅
金属の含有量が5.3部)と、シュウ酸鉄(II)2水和
物(FeC24 ・2H2 O)1部(全金属に対する鉄
の含有割合が5.4重量%)とを添加し、60℃で攪拌
混合することによって十分に溶解させ、無水酢酸銅およ
びシュウ酸鉄が混合単量体中に溶解されてなる単量体混
合物を得た。以上のようにして調製された単量体混合物
を用い、実施例1と同様にして注型重合、切削および表
面研磨を行って本発明の光学フィルターを製造した。
【0036】この光学フィルターの比重は1.29と小
さく、屈折率は1.511、実施例1と同様にして測定
した吸水率は3.2重量%であり、浸漬後における失透
も認められなかった。また、この光学フィルターについ
て、分光光度計を用いて分光透過率曲線を測定した。結
果を図1に示す。図1の破線2に示すように、本実施例
の光学フィルターは、近赤外領域(700〜1000n
m)の波長光を効率よく吸収していることが理解され
る。なお、上記の条件で水中で浸漬した光学フィルター
についても同様に分光透過率曲線を測定したところ、浸
漬前の分光透過率曲線と同様の曲線が測定された。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明の光学フィルター
は、特定の割合の特定のリン酸基含有単量体と共重合性
単量体とよりなる混合単量体の共重合体と、この共重合
体中に含有された銅イオンを主成分とするイオン性金属
成分とを含有しているので、近赤外領域の波長を効率よ
くカットすることができ、カメラの測光用フィルターや
視感度補正用フィルターとして好適に用いることができ
る。しかも、十分に軽量化が図られ、吸湿性が小さくて
経時的に失透することもなく、更に、成形・切削・研磨
等の加工が容易で生産性に優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1および実施例2の光学フィルターにつ
いての分光透過率曲線である。
【符号の説明】
1 実施例1の光学フィルターの分光透過率曲線 2 実施例2の光学フィルターの分光透過率曲線

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化1で表されるリン酸基含有単量体
    3〜90重量%およびこれと共重合可能な単量体97〜
    10重量%よりなる混合単量体を共重合して得られる共
    重合体と、 銅イオンを主成分とするイオン性金属成分とを含有して
    なることを特徴とする光学フィルター。 【化1】
  2. 【請求項2】 共重合体100重量部に対する銅イオン
    の含有量が0.1〜20重量部であることを特徴とする
    請求項1に記載の光学フィルター。
  3. 【請求項3】 リン酸基含有単量体は、化1においてn
    の値が1である単量体とnの値が2である単量体の両者
    を含有することを特徴とする請求項1または2に記載の
    光学フィルター。
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