JP2632834B2 - 文字処理装置 - Google Patents
文字処理装置Info
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- JP2632834B2 JP2632834B2 JP62054829A JP5482987A JP2632834B2 JP 2632834 B2 JP2632834 B2 JP 2632834B2 JP 62054829 A JP62054829 A JP 62054829A JP 5482987 A JP5482987 A JP 5482987A JP 2632834 B2 JP2632834 B2 JP 2632834B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の属する分野〕 本発明は、文字パターンの展開処理を行う文字処理装
置に関する。
置に関する。
従来のこの種の装置の文字は第１図（ａ）に示すよう
に、全ての文字が同一サイズの長方形をした文字面を持
っていた。しかしＷと１等は文字の幅が異なるため同一
の大きさの文字面ではきれいに文字を並べることができ
ず、そのため第１図（ｂ）に示すような文字幅を各文字
毎に変えて出力するようになった。
に、全ての文字が同一サイズの長方形をした文字面を持
っていた。しかしＷと１等は文字の幅が異なるため同一
の大きさの文字面ではきれいに文字を並べることができ
ず、そのため第１図（ｂ）に示すような文字幅を各文字
毎に変えて出力するようになった。
しかしＡの次にＶあるいはＷがきた場合、あるいはそ
の逆の場合は、そのまま並べると他の文字と文字の間隔
より少し広くあいているような感じを与える。そのため
ＡとＶの間隔は通常の文字幅より少し狭くしたほうが文
書がきれいになるので、第２図のように後の文字の置き
場所を正規の置き場所から少し移動して並べる。このよ
うなことをカーニング処理と呼んでいる。英文の場合、
きれいな文書を書くときは、他にも文字について大なり
小なりのカーニング処理を行なう必要がある。
の逆の場合は、そのまま並べると他の文字と文字の間隔
より少し広くあいているような感じを与える。そのため
ＡとＶの間隔は通常の文字幅より少し狭くしたほうが文
書がきれいになるので、第２図のように後の文字の置き
場所を正規の置き場所から少し移動して並べる。このよ
うなことをカーニング処理と呼んでいる。英文の場合、
きれいな文書を書くときは、他にも文字について大なり
小なりのカーニング処理を行なう必要がある。
カーニング処理を行なうには、現在扱っている文字と
直前に扱っていた文字との関係から後の文字の正規の置
き場所からの移動量を決定する必要があり、処理が複雑
になり、また文字が登録されている辞書にカーニングを
行なう全ての場合のカーニング量をも登録する必要があ
り、辞書も複雑になるという欠点があった。そのため高
級な文書作成装置等でカーニング処理が行なわれている
にすぎなかった。
直前に扱っていた文字との関係から後の文字の正規の置
き場所からの移動量を決定する必要があり、処理が複雑
になり、また文字が登録されている辞書にカーニングを
行なう全ての場合のカーニング量をも登録する必要があ
り、辞書も複雑になるという欠点があった。そのため高
級な文書作成装置等でカーニング処理が行なわれている
にすぎなかった。
本発明は、上記従来例に鑑みなされたもので、容易に
カーニング処理を施して文字パターンを展開できる文字
処理装置を提供することにある。
カーニング処理を施して文字パターンを展開できる文字
処理装置を提供することにある。
第３図から第６図は本発明の一実施例を示した図で、
以下図に従って説明する。
以下図に従って説明する。
第３図は本発明の一実施例を示した図で、１は文字を
入力するためのキーボード（KB）、２はキーボード１よ
り入力された文字を外部記憶したり、文字を再入力する
ためのフロツピーデイスク（FD）、３は入力された文字
を一時記憶したり、文字の配置のための計算を行なうた
めのデータを一時記憶しておくためのRAM（Random Acce
ss Memory）、４は文字の配置処理や周辺機器の制御を
行なうためのCPU、５は文字のドツトパターン、リフア
レンスポイントの位置が登録されているROM（Read Only
Memory）、６は処理された結果を表示するためのCRT、
７は印字するためのプリンタである。
入力するためのキーボード（KB）、２はキーボード１よ
り入力された文字を外部記憶したり、文字を再入力する
ためのフロツピーデイスク（FD）、３は入力された文字
を一時記憶したり、文字の配置のための計算を行なうた
めのデータを一時記憶しておくためのRAM（Random Acce
ss Memory）、４は文字の配置処理や周辺機器の制御を
行なうためのCPU、５は文字のドツトパターン、リフア
レンスポイントの位置が登録されているROM（Read Only
Memory）、６は処理された結果を表示するためのCRT、
７は印字するためのプリンタである。
第４図はROM5に登録されている文字のドツトパター
ン、文字面、リフアレンスポイントの例で、図に示した
ように文字面の形を長方形に限ることなく、文字によっ
て種々の形をし、文字面の左上すみ、左端中央、左下す
み、右上すみ、右端中央、右下すみの計６箇所に文字面
の形、大きさを表わすリフアレンスポイントを置いた例
である。今後、実施例の説明は上の例に従って行なう。
ン、文字面、リフアレンスポイントの例で、図に示した
ように文字面の形を長方形に限ることなく、文字によっ
て種々の形をし、文字面の左上すみ、左端中央、左下す
み、右上すみ、右端中央、右下すみの計６箇所に文字面
の形、大きさを表わすリフアレンスポイントを置いた例
である。今後、実施例の説明は上の例に従って行なう。
第５図は本実施例の動作手順を示したフローチヤート
で、S1からS11は各動作ステツプを表わす。図中、各ス
テツプに示した記号ＡからＦは第４図に示したリフアレ
ンスポイントで、Ｄ′,E′,F′は文字を文書中に組み入
れたときのリフアレンスポイントD,E,Fの位置の水平座
標、すなわち現在作成中の文書の最右端の水平位置を表
わしている。本処理はキーボード１あるいはフロツピー
デイスク２より文書がRAM3に入力された後に行なわれ
る。
で、S1からS11は各動作ステツプを表わす。図中、各ス
テツプに示した記号ＡからＦは第４図に示したリフアレ
ンスポイントで、Ｄ′,E′,F′は文字を文書中に組み入
れたときのリフアレンスポイントD,E,Fの位置の水平座
標、すなわち現在作成中の文書の最右端の水平位置を表
わしている。本処理はキーボード１あるいはフロツピー
デイスク２より文書がRAM3に入力された後に行なわれ
る。
まずそのＤ′,E′,F′の初期化を行なう（S1）。すな
わち文書を書きはじめる位置の水平座標をＤ′,E′,F′
にいれる。そしてRAM3より一文字入力し（S2）、終了記
号（図中、EOF）かどうかを調べる（S3）。それが終了
記号ならば主ルーチンに戻り、S3で終了記号でないなら
ば、入力された文字のリフアレンスポイントＡをＤ′の
位置に合わせる（S4）。そしてリフアレンスポイントＢ
の位置とＥ′の関係を調べる（S5）。もしＢがＥ′の左
側にあるならば入力された文字を右に移動し、リフアレ
ンスポイントＢをＥ′の位置に合わせる（S6）。S5でＢ
がＥ′と一致している。あるいはＢがＥ′の右側にある
場合は文字の位置の変更は行なわない。上述した位置関
係は例えば次のようにすればわかる。右方向を正にし
て、ＢがＡの位置から水平方向でｄ×１、Ｅ′がＤ′の
位置が水平方向でｄ×２のところにあるとすると、Ａと
Ｄ′を一致させたとき、 ｄ×１＜ｄ×２→ＢはＥ′の左側にある。
わち文書を書きはじめる位置の水平座標をＤ′,E′,F′
にいれる。そしてRAM3より一文字入力し（S2）、終了記
号（図中、EOF）かどうかを調べる（S3）。それが終了
記号ならば主ルーチンに戻り、S3で終了記号でないなら
ば、入力された文字のリフアレンスポイントＡをＤ′の
位置に合わせる（S4）。そしてリフアレンスポイントＢ
の位置とＥ′の関係を調べる（S5）。もしＢがＥ′の左
側にあるならば入力された文字を右に移動し、リフアレ
ンスポイントＢをＥ′の位置に合わせる（S6）。S5でＢ
がＥ′と一致している。あるいはＢがＥ′の右側にある
場合は文字の位置の変更は行なわない。上述した位置関
係は例えば次のようにすればわかる。右方向を正にし
て、ＢがＡの位置から水平方向でｄ×１、Ｅ′がＤ′の
位置が水平方向でｄ×２のところにあるとすると、Ａと
Ｄ′を一致させたとき、 ｄ×１＜ｄ×２→ＢはＥ′の左側にある。
ｄ×１＝ｄ×２→ＢはＥ′は一致している。
ｄ×１＞ｄ×２→ＢはＥ′の右側にある。
になるので、これを利用すればよい。そして同様にＣと
Ｆ′の位置関係を調べる（S7）。もしＣがＦ′の左側に
あるならば入力された文字を更に右に移動し、リフアレ
ンスポイントＣをＦ′の位置に合わせる（S8）。S7でＣ
とＦ′が一致している、あるいはＣがＦ′の右側にある
場合は文字の位置の変更は行わない。そして最終的に定
まった文字の位置をRAM3に記憶し（S9）、文字を文書中
に組み入れ（S10）、組み込まれた文字のリフアレンス
ポイントD,E,Fの水平座標を新たにＤ′,E′,F′としてS
2に戻り、上述の処理を繰り返す。
Ｆ′の位置関係を調べる（S7）。もしＣがＦ′の左側に
あるならば入力された文字を更に右に移動し、リフアレ
ンスポイントＣをＦ′の位置に合わせる（S8）。S7でＣ
とＦ′が一致している、あるいはＣがＦ′の右側にある
場合は文字の位置の変更は行わない。そして最終的に定
まった文字の位置をRAM3に記憶し（S9）、文字を文書中
に組み入れ（S10）、組み込まれた文字のリフアレンス
ポイントD,E,Fの水平座標を新たにＤ′,E′,F′としてS
2に戻り、上述の処理を繰り返す。
第６図は本発明の第５図の手順に従って文書処理を行
なった結果（ａ）と、従来の長方形の文字面を持つ文字
で文書処理した結果（ｂ）を比較した例を示したもので
ある。ただし（ｂ）の長方形の文字面の幅は、第４図で
定義した各文字の文字面が最大幅としてある。入力文字
はAVXOEでAV間、XO間がカーニング処理され、（ｂ）に
比べて少し狭くなっている。VX間、OE間は（ｂ）と同じ
幅である。
なった結果（ａ）と、従来の長方形の文字面を持つ文字
で文書処理した結果（ｂ）を比較した例を示したもので
ある。ただし（ｂ）の長方形の文字面の幅は、第４図で
定義した各文字の文字面が最大幅としてある。入力文字
はAVXOEでAV間、XO間がカーニング処理され、（ｂ）に
比べて少し狭くなっている。VX間、OE間は（ｂ）と同じ
幅である。
尚、上述実施例では６個のリフアレンスポイントを設
けたが、A,B,Cの３個のリフアレンスポイントと各リフ
アレンスポイントでの横幅を定義しておいても全く同様
な処理が可能である。
けたが、A,B,Cの３個のリフアレンスポイントと各リフ
アレンスポイントでの横幅を定義しておいても全く同様
な処理が可能である。
上述したように、本発明によれば、容易にカーニング
処理を施して文字パターンを展開することができる。
処理を施して文字パターンを展開することができる。
第１図は本発明の従来例を説明するための図、第２図は
カーニング処理の説明を行なうための図、第３図は本発
明における一実施例を説明するためのブロツク図、第４
図は各文字の文字面の説明を行なうための図、第５図は
本実施例の動作手順を説明するための図、第６図は本実
施例の結果を説明するための図である。 図中、１はキーボード、２はフロツピーデイスク、３は
RAM、４はCPU、５はROM、６はCRT、７はプリンタであ
る。
カーニング処理の説明を行なうための図、第３図は本発
明における一実施例を説明するためのブロツク図、第４
図は各文字の文字面の説明を行なうための図、第５図は
本実施例の動作手順を説明するための図、第６図は本実
施例の結果を説明するための図である。 図中、１はキーボード、２はフロツピーデイスク、３は
RAM、４はCPU、５はROM、６はCRT、７はプリンタであ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】文字毎に文字面の形に対応した複数のリフ
ァアレンスポイントを含む文字データを記憶する記憶手
段と、 展開すべき文字の複数のリファレンスポイントの位置が
展開すべき文字の直前の文字の複数のリファレンスポイ
ントの位置を超えないように展開すべき文字の文字パタ
ーンを展開する展開手段とを有することを特徴とする文
字処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62054829A JP2632834B2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 文字処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62054829A JP2632834B2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 文字処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63220291A JPS63220291A (ja) | 1988-09-13 |
| JP2632834B2 true JP2632834B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=12981546
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62054829A Expired - Fee Related JP2632834B2 (ja) | 1987-03-10 | 1987-03-10 | 文字処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632834B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0782311B2 (ja) * | 1990-12-17 | 1995-09-06 | 有限会社インテグラルシステム | 文字間隔調整方式 |
| JP5614953B2 (ja) * | 2009-07-30 | 2014-10-29 | 三菱電機株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6198560A (ja) * | 1984-09-29 | 1986-05-16 | Fujitsu Ltd | ドットプリンタのダウンロード方法 |
| JPS61109091A (ja) * | 1984-11-02 | 1986-05-27 | 株式会社日立製作所 | 文字出力装置 |
-
1987
- 1987-03-10 JP JP62054829A patent/JP2632834B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63220291A (ja) | 1988-09-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |