JP2631319B2 - 室内環境の快適化方法 - Google Patents

室内環境の快適化方法

Info

Publication number
JP2631319B2
JP2631319B2 JP1191857A JP19185789A JP2631319B2 JP 2631319 B2 JP2631319 B2 JP 2631319B2 JP 1191857 A JP1191857 A JP 1191857A JP 19185789 A JP19185789 A JP 19185789A JP 2631319 B2 JP2631319 B2 JP 2631319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fluctuation
background noise
voltage
temperature
indoor environment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1191857A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0355607A (ja
Inventor
利光 武者
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MITSUI HOOMU KK
Original Assignee
MITSUI HOOMU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MITSUI HOOMU KK filed Critical MITSUI HOOMU KK
Priority to JP1191857A priority Critical patent/JP2631319B2/ja
Publication of JPH0355607A publication Critical patent/JPH0355607A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2631319B2 publication Critical patent/JP2631319B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Landscapes

  • Control Of Non-Electrical Variables (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、室内の明るさ,温度,送風量,暗騒音によ
って形成される環境を快適化する室内環境の快適化方法
に関する。
〔従来の技術〕
従来、人々は楽しく生活できるように、室内環境の整
備に努めてきたが、そのねらいは合理化に沿うことを心
掛けているものの、快感を与える自然的な環境とは程遠
いもので、設計者の個人的趣味に負うことも多く、照
明,温度などを一定に保つことを基本としているのが実
情であった。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の室内環境は一般大衆が必ず
しも共感し、心の安らぎを覚えるものとは限らないいう
問題点があった。
本発明は上記の問題点に鑑みなされたものである。本
発明者は、永年にわたり「1/fゆらぎ」に関する研究を
行っており、応用物理学会誌,1965年427〜435頁に、
「生体情報と1/fゆらぎ」の論文を発表し、また、精密
機会学会誌,1984年50巻60号に、「生体制御と1/fゆら
ぎ」の論文を発表している。その要旨は、「1/fゆらぎ
は人間に快適な気分を与えるゆらぎであり、1/fゆらぎ
が快適感を与える理由は、人体の基本的なリズムの変動
が1/fスペクトルをもつことに由来する。これを別の見
方をすると、人間は同じ刺激を継続的に受けると飽きが
くること、これと逆にあまり変化の激しい刺激はかえっ
て不快感を伴うもので、この両者を適当にあわせもつゆ
らぎが1/fゆらぎである」ことを開示している。
本発明は、上記の研究成果に基いてなされたもので、
「1/fゆらぎは人間に快適な気分を与えるものであ
る。」という原理を、室内の照明による明るさ,温度,
送風量および暗騒音に適用し、それぞれにほぼ1/fゆら
ぎを生じさせると共に、例えば照明による明るさが低下
すると、温度が下降すると共に、送風量および暗騒音も
減少するという自然界の法則に従うように光源装置、温
度調整装置、送風機および暗騒音発生装置を制御するこ
とによって室内環境の快適化を図る方法を提供すること
を発明の課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するための手段として、本発明は、乱
数系列P1,P2…をコンピュータによって発生させ、その
線型系列として (n=1,2…,aj…線型変換係数) で表わされるほぼ1/fゆらぎをもつ数値列としてのq系
列をつくり、上記数値列をディジタル/アナログ変換し
てほぼ1/fゆらぎをもつ電圧を発生させ、前記電圧を適
宜増幅して4種類の1/fゆらぎ制御電圧をつくり、前記1
/fゆらぎ制御電圧を利用して室内の明るさ、温度、送風
量および暗騒音がそれぞれ1/fゆらぎを生ずると共に、
各ゆらぎが同時に、あるいはある時間差をもって増大又
は減少するように光源装置、温度調整装置、送風機およ
び暗騒音発生装置を制御するようにしたものである。
〔作用〕
室内の照度、温度、送風量および暗騒音がそれぞれ1/
fゆらぎをもって変化するので、人々に快適感を与える
ほか、上記四者が同時に、あるいはある時間差をもって
増大又は減少するというように自然界の法則に追随して
変化するので、人々に一層の快適感を与える。
〔実施例〕
以下に、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本実施例の構成を示すブロック図である。同図
において、1はコンピュータ、2は光源、3は冷暖房の
温度調節装置、4は送風機、5は暗騒音発生装置であっ
て、何れも室内に設けられて本実施例を構成する。
第2図は本実施例の作業の流れを示す図である。ま
ず、乱数を設定し(ステップ101),同時に、線型変換
係数a1,a2…anを設定する(ステップ102)。これら設定
した乱数と線型変換係数とによって1/f数値列を発生し
(ステップ103),この発生した1/f数値列をディジタル
/アナログ変換し(ステップ104)、この変換した1/f数
値列のアナログ値によって、電圧がほぼ1/fにゆらぐ電
圧発生回路をつくる(ステップ105)。この電圧発生回
路105の出力側には、図3に示すように4個の増幅器10
7,108,109,110および信号遅延回路120,121,122,123から
なる制御回路106が設けてあって、この制御回路は増幅
度が異なる4種類の1/fゆらぎ制御電圧A,B,C,Dを同時
に、あるいはある時間差をもって発生する。
1/fゆらぎ制御電圧Aは照明器具112の光度を調節する
調光器113の出力電圧に重畳されて、その結果、照明器
具112の光度が1/fでゆらぐ。
調光器113の内容は照明器具の種類によって相違する
が、蛍光灯の場合、調光器としてインバータが使用され
る。インバータは50〜60サイクルの交流電流を数キロヘ
ルツの交流電流に変換する。交流電流によって蛍光灯は
点滅を繰り返すが、インバータは点灯している時間と消
えている時間の比を制御して平均点灯時間を制御する。
1/fゆらぎ制御電圧Bは冷媒圧縮用モータ114を制御す
る温度センサ115の出力電圧に重畳されて、その結果、
室内温度が1/fでゆらぐ。
1/fゆらぎ制御電圧Cは送風機116の風量制御部の出力
電圧に重畳されて、その結果、送風量が1/fでゆらぐ。
1/fゆらぎ制御電圧Dは、暗騒音発生源118に負荷され
て1/fでゆらぐ暗騒音を発生し、この暗騒音はスピーカ1
19を通して室内に流れる。
1/fゆらぎ制御電圧A,B,C,Dを形成する波形はゆらぎ量
が同時に、あるいはある時間差をもって増大又は減少す
るので、室内の明るさ、温度、送風量および暗騒音がそ
れぞれ1/fでゆらぎを生ずると共に、例えば照明による
明るさが低下すると、温度が下降すると共に、送風量お
よび暗騒音も減少するというように自然界の環境変化に
追随した変化を示す。
〔発明の効果〕
本発明によれば、4種類の1/fゆらぎ制御電圧をつく
り、この制御電圧を利用して室内の照明、温度、送風量
および暗騒音が1/fでゆらぐように変化させると共に、
それ等が同時に、あるいはある時間差をもって増大又は
減少するようにしたので、自然界の現象にも相通ずる快
適感を居住者に与えることができる。このため、かかる
室内に入るだけで、心が落付き、ストレス解消にも役立
つなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の構成を示すブロック図、
第2図は本実施例の作動を示すフローチャート、第3図
は第2図の部分を詳細に説明するブロック図である。 1……コンピュータ、2……光源装置、 3……温度調節装置、4……送風機、 5……暗騒音発生装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乱数系列P1,P2…をコンピュータによって
    発生させ、その線型系列として で表わされるほぼ1/fゆらぎをもつ数値列としてのq系
    列をつくり、上記数値列をディジタル/アナログ変換し
    てほぼ1/fゆらぎをもつ電圧を発生させ、 前記電圧を適宜増幅して4種類の1/fゆらぎ制御電圧を
    つくり、 前記1/fゆらぎ制御電圧を利用して室内の明るさ、温
    度、送風量および暗騒音がそれぞれ1/fゆらぎを生ずる
    と共に、各ゆらぎが同時に、あるいはある時間差をもっ
    て増大又は減少するように室内に設けた光源装置、温度
    調整装置、送風機および暗騒音発生装置を制御すること
    を特徴とする室内環境の快適化方法。
JP1191857A 1989-07-25 1989-07-25 室内環境の快適化方法 Expired - Lifetime JP2631319B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1191857A JP2631319B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 室内環境の快適化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1191857A JP2631319B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 室内環境の快適化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0355607A JPH0355607A (ja) 1991-03-11
JP2631319B2 true JP2631319B2 (ja) 1997-07-16

Family

ID=16281660

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1191857A Expired - Lifetime JP2631319B2 (ja) 1989-07-25 1989-07-25 室内環境の快適化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2631319B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152175A (ja) * 1994-11-25 1996-06-11 Shin Nippon Kucho Kk 空調システムにおける温度ゆらぎ制御方法
JP3402013B2 (ja) * 1995-10-09 2003-04-28 松下電工株式会社 照明装置
JP3405625B2 (ja) * 1995-10-09 2003-05-12 松下電工株式会社 照明装置
JPH09212044A (ja) * 1996-02-01 1997-08-15 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0355607A (ja) 1991-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105723803B (zh) 用于发光的光单元和用于驱动光单元的方法
JP3944972B2 (ja) 色温度制御照明装置とこれを用いた入眠装置、覚醒装置及び入眠覚醒装置
JP2009259639A (ja) 照明装置
CN105792407A (zh) 照明系统以及照明器具
US6981943B2 (en) Respiration leading system
JP2003004278A (ja) 環境制御機器
JP2631319B2 (ja) 室内環境の快適化方法
JP5031916B2 (ja) 照明装置
KR20190034567A (ko) 동태 조명 방법 및 장치
Taniguchi et al. Preferred illuminance and color temperature in creative works
JP3692575B2 (ja) 環境制御装置
JP2858009B2 (ja) ゆらぎ照明装置
JP3360837B2 (ja) 気分転換装置
JPH05280784A (ja) 室内雰囲気制御装置
JP2765308B2 (ja) 照明装置
JPH04295372A (ja) 気分転換装置
KR101334776B1 (ko) 조명 제어방법
JP3489231B2 (ja) 照明装置
CN111279797A (zh) 家具用可变色照明系统及控制该可变色照明系统的应用程序
JP2003235985A (ja) 照明装置、照明制御装置および照明制御方法
JP4734745B2 (ja) 照明システム
JPH04370695A (ja) 照明装置
JP3240341U (ja) 空間環境調整システム
JP7117486B2 (ja) 発光装置、照明システム及び制御方法
EP0545513B1 (en) Lighting device

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425

Year of fee payment: 13