JP3405625B2 - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JP3405625B2
JP3405625B2 JP26187095A JP26187095A JP3405625B2 JP 3405625 B2 JP3405625 B2 JP 3405625B2 JP 26187095 A JP26187095 A JP 26187095A JP 26187095 A JP26187095 A JP 26187095A JP 3405625 B2 JP3405625 B2 JP 3405625B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

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  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として商空間や
住空間における演出用の補助照明に用いる照明装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商空間や住空間において用い
る装飾用の照明装置として、ろうそくのような雰囲気を
電気的照明によって醸し出そうとするものが提案されて
いる。この種の照明装置のうちで、もっとも単純なもの
は、特開昭62−281202号公報に記載されている
ように、光源を一定周期で点滅させるものがある。ま
た、特開昭51−138086号公報に記載のもののよ
うに、安定点灯する放電灯をろうそくの炎の形状を持つ
フレームチップで包んだ形状のものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
照明装置では短周期で点滅を繰り返しているだけである
から、単調な変化という印象を与え、演出用の照明装置
としては十分なものとは言えない。また、後者の照明装
置ではろうそくの炎に似た形状を有するのみであってろ
うそくの炎のゆらめきを演出することができない。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、時間経過に伴って光出力および発光
位置をゆらぎ変化させることによって、ろうそくの炎の
ゆらめきを電気的照明によって実現するようにし、もっ
て演出に適した照明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、1つの器具の異なる場所に配
置された複数個の光源と、ろうそくの炎の複数箇所の明
るさの時間変化をそれぞれ検出して数値化した複数種類
のデータを格納した記憶装置と、記憶装置に格納された
複数種類のデータを読み出してそれぞれ調光信号に変換
する読出装置と、記憶装置に格納されたろうそくの炎の
複数箇所のデータから得られる複数の調光信号を用いて
各光源の光出力を個別に変化させる複数の調光装置とを
備えている。
【0006】上記構成によれば、実際のろうそくの炎の
複数箇所で検出した複数種類の明るさの時間変化を用い
て複数の光源の光出力を個別に変化させるから、各光源
の光出力が時間経過とともにそれぞれ異なる変化をし、
全体としては光出力の場所による分布が時間経過に伴っ
て変化することになる。つまり、光出力の合計および分
布位置が時間経過とともに変化するのであって、ろうそ
くの炎のゆらめきに似た光の変化を醸しだすことが可能
になる。しかも、調光信号の信号値はゆらぎ変化してい
るから、一定周期で光源を点滅させるような単調な変化
ではなく、演出効果を高めることができる。とくに、実
際のろうそくの炎の明るさの変化に基づいて光源の光出
力を設定するから、ろうそくの炎の明るさや発光位置の
ゆらぎ変化に近似した違和感のない好印象を与えるよう
なゆらぎ変化を生じさせることができる。
【0007】また、信号源の主構成をデジタル回路で構
成することができるから、マイクロコンピュータの使用
が可能となり、光源の光出力の変化パターンの設計が容
易になる。
【0008】
【0009】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、複数個の光源はろうそくの炎に近似する形で配列
されていることを特徴とする。この構成では、実際のろ
うそくの炎の各場所から求めた明るさの変化を用いて、
ろうそくの炎に近似する形に配列した光源を制御するか
ら、ろうそくの炎のゆらめきに、さらに近似した光の変
化を得ることができる。
【0010】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明において、2個の光源が上下方向の一直線上
に配列されている。請求項4の発明では、請求項1また
は請求項2の発明において、3個の光源が上下方向の一
直線上に配列されている。請求項5の発明では、請求項
または請求項2の発明において、光源は1つの水平面
内に複数個配列されるとともに、その水平面の上方に1
個配置されている。
【0011】請求項6の発明では、請求項1または請求
項2の発明において、光源は1つの水平面内に複数個配
列されるとともに、その水平面の上方と下方とにそれぞ
れ1個ずつ配置されている。請求項7の発明では、請求
項1の発明において、前記光源を制御する複数のデータ
のうち最大値がもっとも大きくなる第1のデータの最大
値を光源の定格点灯状態に一致するように調光信号によ
る調光比を設定し、他のデータによる調光信号は第1の
データの相対値として設定している。請求項3ないし
求項7の発明は、光源の配置の望ましい実施態様であっ
て、ろうそくの炎の形状に近似させるために光源を縦長
に配列してある。とくに、請求項5、6の発明では、下
部ないし中央部の発光面積を大きくし、より一層ろうそ
くの炎の形状に近づけている。
【0012】
【発明の実施の形態】基本構成のブロック図を図1に示
し、具体回路を図2に示す。本実施形態では、白熱電球
La,Lbよりなる2個の光源1a,1bを用い、各光
源1a,1bからの光出力を2個の調光装置2a,2b
により各別に調節する。各調光装置2a,2bにはトラ
イアックQ1a,Q1bをそれぞれを用いている。各トライ
アックQ1a,Q1bは、それぞれ白熱電球La,Lbおよ
びチョークコイルCHa,CHbとの直列回路が商用電
源ACに接続されている。また、各トライアックQ1a
1bにはそれぞれ抵抗R1a,R1bおよびコンデンサ
1a,C1bよりなるスナバー回路が並列に接続される。
各トライアックQ1a,Q1bのゲートとT2 端子との間に
は、それぞれフォトカプラPCa,PCbの受光素子で
あるフォトトライアックQ2a,Q2bが挿入される。フォ
トカプラPCa,PCbの発光素子である発光ダイオー
ドLED1a,LED1bはマイクロコンピュータCPUに
より生成された調光信号により点滅する。また、マイク
ロコンピュータCPUには、ゼロクロス検出回路ZCか
ら商用電源ACのゼロクロス点に同期したゼロクロス信
号が入力されており、マイクロコンピュータCPUでは
ゼロクロス点に同期した調光信号を生成する。ここに、
ゼロクロス検出回路ZCは、商用電源ACを全波整流す
る整流器REと、整流器REの出力電圧を基準電圧発生
部VSで生成した基準電圧と比較するコンパレータCP
とを備える周知構成を有し、商用電源ACの電圧がゼロ
クロス近傍まで低下するとコンパレータCPからHレベ
ルの出力を発生する。
【0013】ところで、マイクロコンピュータCPU
は、調光信号を生成するためのデータを格納したROM
のようなメモリからなる記憶装置4と、記憶装置4から
データを読み出して調光信号に変換する読出装置3との
機能を実現している。ここにおいて、記憶装置4に格納
されたデータは、メモリのアドレス順に格納値がゆらぎ
変化するものであって、読出装置3においてアドレス順
に読み出すことにより、信号値がゆらぎ変化する2種類
の調光信号を生成することができる。つまり、記憶装置
4と読出装置3とにより調光信号を出力する信号源が構
成される。
【0014】読出装置3は、記憶装置4のデータを一定
時間(1秒間に数回程度)ごとに読み出して調光信号を
生成する。ここにおいて、2種類の調光信号を生成する
ために記憶手段4は2種類のデータを必要とするから、
同一アドレスの上位と下位とに異なるデータを格納した
り、交互にアクセスされる2個のメモリに各データを振
り分けて格納したり、1つのメモリに各データをアドレ
ス順で交互に格納したり、1つのメモリのアドレス空間
を2分して各データを格納したりすればよい。ここで
は、各調光信号ごとのデータを格納する2個のメモリを
設け、各メモリをアドレス順に交互にアクセスするよう
にしてある。
【0015】各記憶装置4に格納されるデータ量には制
限があるから、全データを一定の時間間隔で順次読み出
した後には、再び最初のデータから順次読み出すように
してある。つまり、各データは一定周期で繰り返し用い
られることになる。ただし、このような周期性が知覚さ
れない程度に周期は十分に長く設定される。各調光信号
は、各トライアックQ1a,Q1bを位相制御する信号であ
り、商用電源ACの電圧波形のゼロクロス点から発光ダ
イオードLEDa,LEDbを点灯させてトライアック
1a,Q1bをオンにするまでの時間が調節可能でなけれ
ばならないから、読出装置3は以下のように構成され
る。
【0016】すなわち、記憶装置4には各光源1a,1
bの定格点灯時の光出力を100%として、光出力の割
合を表すデータが格納されており、読出装置3は光出力
の割合をトライアックQ1a,Q1bの点孤角に対応付ける
テーブルないしは関数演算器よりなる変換手段と、ゼロ
クロス信号の発生時点から点孤角に応じた時間を時限す
るタイマないしカウンタよりなる時限手段とにより構成
される。商用電源ACの電圧波形は正弦波であるから、
点孤角θと光出力X%とは、 cosθ=(X/50)−1
の関係になり、この関係を設定した変換手段を設けれ
ば、定格点灯時の光出力に対する割合Xを示す記憶装置
4のデータから点孤角θを求めることができる。ただ
し、この関係に基づいて点孤角をあらかじめ求め、その
点孤角を記憶装置4に格納しておけば変換手段は不要で
ある。時限手段としては、たとえば、点孤角をプリセッ
ト値とし、光源1a,1bの光出力を制御する段階に応
じて設定されている一定周期のクロック信号がプリセッ
ト値により設定されている個数だけ入力されると出力を
反転させ、その後、ゼロクロス信号によりリセットされ
るまで出力の状態を保つようなプリセットカウンタを用
いることができる。
【0017】上述した読出装置3の構成は一例であっ
て、読出装置3にD/A変換器を用い、ゼロクロス信号
に同期させて記憶装置4に格納されたデータをアナログ
値に変換するなどしても記憶装置4に格納されたデータ
に対応付けてトライアックQ1a,Q1bを制御する調光信
号を発生させることができる。ところで、記憶装置4に
格納するデータは、以下のようにして設定される。すな
わち、記憶装置4に格納するデータは、ろうそくの炎の
ゆらぎを近似するようなゆらぎ変化が得られるように設
定しなければならず、そのようなデータは人手によって
作成するのが困難である。そこで、実際のろうそくの炎
の明るさの変化に基づいてデータを作成している。ここ
では、2個の光源1a,1bの光出力にそれぞれろうそ
くの炎のようなゆらぎ変化を付与するために、実際のろ
うそくの炎の明るさの変化を数値化することによって記
憶装置4に格納するデータを作成している。
【0018】また、ろうそくの炎には大きさがあり、各
場所ごとに明るさの時間変化が異なるから、ろうそくの
炎の複数箇所の明るさの変化をそれぞれ検出して数値化
している。スポット測光の可能な輝度計を用いて、ろう
そくの炎の各点の明るさの時間変化を検出した結果を図
3に示す。図3の実線、二点鎖線、破線、一点鎖線は、
それぞれ図4に示すろうそくの炎FのA〜Dの箇所の明
るさの変化を示している。また、図3の縦軸は相対的な
明るさ(輝度)、横軸は時間を示し、明るさの測定は一
定時間毎に行なった。なお、明るさの測定は、上下方向
の一直線Eの上で行なうのが望ましい。また、各箇所の
明るさの測定には輝度計以外にもTVカメラを用いて炎
Fを撮像し、各箇所に対応する画素の濃度を求めるよう
にしてもよい。さらに、上述のようにスポット測光する
のではなく、所定範囲の平均の明るさを測定してもよ
い。
【0019】本実施形態では、光源1a,1bは2個で
あって、図5のように1つの器具5に2個の光源1a,
1bを上下に配列している。また、ここでの器具5はラ
ンプソケットに装着されるものであってもよく、光源1
a,1bを包むグローブのようなカバーを備えていても
よい。しかして、上述のようにして測定したろうそくの
炎Fの明るさのデータのうちで、上下に比較的離れた2
つの位置(ここではAとCとする)のデータ(位置A〜
Dの測定値に基づくデータをデータA〜Dとする)を記
憶装置4に格納しておく。また、データAから得られる
調光信号によって光源1aを調光し、データCから得ら
れる調光信号によって光源1bを調光する。ここにおい
て、明るいほうのデータAの最大値が光源1aの定格点
灯状態に一致するように調光信号による調光比を設定
し、暗いほうのデータCによる調光信号は明るいほうの
データAの相対値として設定する。
【0020】なお、上述のようにろうそくの炎の明るさ
を4箇所で測定し、すべてのデータを記憶装置4に格納
し、A位置とB位置とのデータはいずれか一方を光源1
aに対応する調光信号の生成に用い、C位置とD位置と
のデータはいずれか一方を光源1bに対応する調光信号
の生成に用いるものとすれば、AC,AD,BC,BD
の4種類の組み合わせで光源1a,1bの光出力を制御
することができる。
【0021】ところで、上述の実施形態では、2個の光
源1a,1bを上下に配置していたが、3個以上の光源
を用いることも可能であって、たとえば3個の光源1a
〜1cを用いるのであれば、図6または図7のように配
置すればよく、4個の光源1a〜1dを用いるのであれ
ば、図8または図9のように配置すればよく、5個の光
源1a〜1eを用いるのであれば、図10のように配置
すればよい。図6ないし図10の各(a)図は正面図、
各(b)図は平面図である。
【0022】図6は3個の光源1a〜1cを上下方向の
一直線上で配置した状態を示し、図7は3個の光源1a
〜1cを上下方向の一平面内で配置し、そのうちの2個
を左右に並べ、1個をその上方に配置した状態を示す。
図6の配置ではろうそくの炎の上下方向の変化をよく表
すことができ、図7の配置ではろうそくの炎の膨らんだ
部分での明るさの変化を再現しやすくなる。
【0023】図8は4個の光源1a〜1dのうちの3個
を1つの水平面内で回転対称に配置し、残りの1個をこ
の水平面の上方に対称軸の上で配置した状態を示し、図
9は4個の光源1a〜1dを上下方向の一平面内に配置
し、そのうちの2個を左右に並べ、残りの2個を1個ず
つ上下に配置した状態を示している。図8の配置では側
方から見たときの方向性が少なくなり、図9の配置では
ろうそくの炎の中央部の脹らみを再現しやすくなる。
【0024】図10は5個の光源1a〜1eのうちの3
個を1つの水平面内に配置し、残りの2個を1個ずつ上
下に配置した状態を示す。この配置を採用すれば、ろう
そくの炎の中央部の脹らみを再現しやすく、しかも側面
から見たときの方向性が少なくなる。光源1a,1bに
ついては白熱電球Laに限らず、蛍光ランプや発光ダイ
オードなどの他の光源を用いてもよい。また、1つの器
具5に配置される各光源1a,1bの形状(球状、直管
状、平面状)、消費電力の仕様については、同じでも異
なっていてもよい。さらに、光源の個数や配置について
も上記例に限定されるものではない。上記実施形態で
は、各光源は各別の調光装置によって制御しているが、
光源の配置によっては複数の光源を同じ調光装置によっ
て制御することも可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、1つの器具の異なる
場所に配置された複数個の光源と、ろうそくの炎の複数
箇所の明るさの時間変化をそれぞれ検出して数値化した
複数種類のデータを格納した記憶装置と、記憶装置に格
納された複数種類のデータを読み出してそれぞれ調光信
号に変換する読出装置と、記憶装置に格納されたろうそ
くの炎の複数箇所のデータから得られる複数の調光信号
を用いて各光源の光出力を個別に変化させる複数の調光
装置とを備えているものであり、実際のろうそくの炎の
複数箇所で検出した複数種類の明るさの時間変化を用い
て複数の光源の光出力を個別に変化させるから、各光源
の光出力の場所による分布が時間経過とともにそれぞれ
異なる変化をし、全体としては光出力の分布が時間経過
に伴って変化する。その結果、光出力の合計および分布
位置が時間経過とともに変化し、ろうそくの炎のゆらめ
きに似た光の変化を醸しだすことが可能になるという利
点がある。しかも、調光信号の信号値はゆらぎ変化して
いるから、一定周期で光源を点滅させるような単調な変
化ではなく、演出効果を高めることができるという効果
がある。とくに、実際のろうそくの炎の明るさの変化に
基づいて光源の光出力を設定するから、ろうそくの炎の
明るさや発光位置のゆらぎ変化に近似した違和感のない
好印象を与えるようなゆらぎ変化を生じさせることがで
きるという利点がある。
【0026】また、調光装置に与える調光信号の信号値
に対応付けた複数種類のデータを格納した記憶装置と、
記憶装置に格納されたデータを順次読み出して調光信号
に変換する読出装置とにより信号源を構成しているの
で、信号源の主構成をデジタル回路で構成することがで
きるから、マイクロコンピュータの使用が可能となり、
光源の光出力の変化パターンの設計が容易になるという
利点がある。
【0027】
【0028】請求項2の発明は、複数個の光源はろうそ
くの炎に近似する形で配列されているものであり、実際
のろうそくの炎の各場所から求めた明るさの変化を用い
て、ろうそくの炎に近似する形に配列した光源を制御す
るから、ろうそくの炎のゆらめきに、さらに近似した光
の変化を得ることができるという利点を有する。
【0029】請求項3の発明では2個の光源を上下方向
の一直線上に配列し、請求項4の発明では3個の光源を
上下方向の一直線上に配列し、請求項5の発明では光源
を1つの水平面内に複数個配列するとともに、その水平
面の上方に1個配置し、請求項6の発明では光源を1つ
の水平面内に複数個配列するとともに、その水平面の上
方と下方とにそれぞれ1個ずつ配置しているのであり、
いずれの場合も光源を縦長に配列しているから、ろうそ
くの炎の形状に近似させることができる。とくに、請求
項5、6の発明では、下部ないし中央部の発光面積を大
きくし、より一層ろうそくの炎の形状に近づけることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブロック図である。
【図2】実施形態の回路図である。
【図3】実施形態に用いる変化パターンの例を示す図で
ある。
【図4】実施形態におけるろうそくの炎からのデータの
測定位置を示す図である。
【図5】実施形態での光源の配置例を示す正面図であ
る。
【図6】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図7】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図8】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図9】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図10】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正
面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1a 光源 1b 光源 2a 調光装置 2b 調光装置 3 読出装置 4 記憶装置
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−14680(JP,A) 特開 平4−355099(JP,A) 特開 平4−370695(JP,A) 特開 平3−55607(JP,A) 特開 平2−44693(JP,A) 特開 平4−190593(JP,A) 特開 平4−55650(JP,A) 特開 昭53−96273(JP,A) 特開 昭53−67270(JP,A) 特開 昭48−82683(JP,A) 特開 昭62−87165(JP,A) 特開 昭57−19806(JP,A) 特開 平7−326212(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05B 37/02

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの器具の異なる場所に配置された複
    数個の光源と、ろうそくの炎の複数箇所の明るさの時間
    変化をそれぞれ検出して数値化した複数種類のデータを
    格納した記憶装置と、記憶装置に格納された複数種類の
    データを読み出してそれぞれ調光信号に変換する読出装
    置と、記憶装置に格納されたろうそくの炎の複数箇所の
    データから得られる複数の調光信号を用いて各光源の光
    出力を個別に変化させる複数の調光装置とを備えること
    を特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 複数個の光源はろうそくの炎に近似する
    形で配列されていることを特徴とする請求項1記載の照
    明装置。
  3. 【請求項3】 2個の光源が上下方向の一直線上に配列
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の照明装置。
  4. 【請求項4】 3個の光源が上下方向の一直線上に配列
    されていることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の照明装置。
  5. 【請求項5】 光源は1つの水平面内に複数個配列され
    るとともに、その水平面の上方に1個配置されているこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2記載の照明装
    置。
  6. 【請求項6】 光源は1つの水平面内に複数個配列され
    るとともに、その水平面の上方と下方とにそれぞれ1個
    ずつ配置されていることを特徴とする請求項1または請
    求項2記載の照明装置。
  7. 【請求項7】 前記光源を制御する複数のデータのうち
    最大値がもっとも大きくなる第1のデータの最大値を光
    源の定格点灯状態に一致するように調光信号による調光
    比を設定し、他のデータによる調光信号は第1のデータ
    の相対値として設定することを特徴とする請求項1記載
    の照明装置。
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