JPH09106890A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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JPH09106890A
JPH09106890A JP7261870A JP26187095A JPH09106890A JP H09106890 A JPH09106890 A JP H09106890A JP 7261870 A JP7261870 A JP 7261870A JP 26187095 A JP26187095 A JP 26187095A JP H09106890 A JPH09106890 A JP H09106890A
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Shigeo Goshima
成夫 五島
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    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B20/00Energy efficient lighting technologies, e.g. halogen lamps or gas discharge lamps
    • Y02B20/40Control techniques providing energy savings, e.g. smart controller or presence detection

Abstract

(57)【要約】 【課題】ろうそくの炎のゆらめきを電気的照明によって
実現することにより、商空間や住空間における演出効果
の高い照明装置を提供する。 【解決手段】記憶装置4はアドレス順に格納値がゆらぎ
変化する複数種類のデータが設定される。読出装置3は
記憶装置4の各データをアドレス順に読み出して、信号
値が時間経過とともにゆらぎ変化する複数種類の調光信
号を発生する。これらの調光信号により各調光装置2
a,2bが制御され、1つ器具に設けた複数の光源1
a,1bの光出力が各調光信号に応じて個別に制御され
る。その結果、器具の発光位置および光出力が時間経過
の伴ってゆらぎ変化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として商空間や
住空間における演出用の補助照明に用いる照明装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、商空間や住空間において用い
る装飾用の照明装置として、ろうそくのような雰囲気を
電気的照明によって醸し出そうとするものが提案されて
いる。この種の照明装置のうちで、もっとも単純なもの
は、特開昭62−281202号公報に記載されている
ように、光源を一定周期で点滅させるものがある。ま
た、特開昭51−138086号公報に記載のもののよ
うに、安定点灯する放電灯をろうそくの炎の形状を持つ
フレームチップで包んだ形状のものも提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
照明装置では短周期で点滅を繰り返しているだけである
から、単調な変化という印象を与え、演出用の照明装置
としては十分なものとは言えない。また、後者の照明装
置ではろうそくの炎に似た形状を有するのみであってろ
うそくの炎のゆらめきを演出することができない。
【0004】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、時間経過に伴って光出力および発光
位置をゆらぎ変化させることによって、ろうそくの炎の
ゆらめきを電気的照明によって実現するようにし、もっ
て演出に適した照明装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明では、上
記目的を達成するために、1つの器具の異なる場所に配
置された複数個の光源と、時間経過に伴って信号値がゆ
らぎ変化する複数種類の調光信号を同時に発生する信号
源と、信号源より入力される複数種類の調光信号の信号
値に応じて各光源の光出力を個別に変化させる複数の調
光装置とを備える。
【0006】上記構成によれば、信号源より発生する複
数種類の調光信号の信号値を時間経過に伴ってゆらぎ変
化させ、器具の異なる場所に配置した複数の光源の光出
力を複数種類の調光信号によって個別に変化させるか
ら、各光源の光出力が時間経過とともに個別に変化し、
全体としては光出力の場所による分布が時間経過に伴っ
て変化することになる。つまり、光出力の合計および分
布位置が時間経過とともに変化するのであって、ろうそ
くの炎のゆらめきに似た光の変化を醸しだすことが可能
になる。しかも、調光信号の信号値はゆらぎ変化してい
るから、一定周期で光源を点滅させるような単調な変化
ではなく、演出効果を高めることができる。
【0007】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、信号源は、調光装置に与える調光信号の信号値に
対応付けた複数種類のデータを格納した記憶装置と、記
憶装置に格納されたデータを順次読み出して調光信号に
変換する読出装置とにより構成されている。この構成は
信号源の望ましい実施態様であって、信号源の主構成を
デジタル回路で構成することができるから、マイクロコ
ンピュータの使用が可能となり、光源の光出力の変化パ
ターンの設計が容易になる。
【0008】請求項3の発明では、請求項2の発明にお
いて、記憶装置に格納されるデータは、ろうそくの炎の
明るさの変化を数値化することにより設定されている。
この構成では、実際のろうそくの炎の明るさの変化に基
づいて光源の光出力を設定するから、ろうそくの炎の明
るさや発光位置のゆらぎ変化に近似した違和感のない好
印象を与えるようなゆらぎ変化を生じさせることができ
る。
【0009】請求項4の発明では、請求項3の発明にお
いて、複数個の光源はろうそくの炎に近似する形で配列
され、各光源に対応付けて記憶装置に格納される複数種
類のデータは、ろうそくの炎のうち各光源の位置に対応
する箇所の明るさの変化を数値化することにより設定さ
れている。この構成では、実際のろうそくの炎の各場所
から求めた明るさの変化を、ろうそくの炎の各場所に対
応付けた位置の光源の光出力の変化に反映させているか
ら、ろうそくの炎のゆらめきに、さらに近似した光の変
化を得ることができる。
【0010】請求項5の発明では、請求項1ないし請求
項4の発明において、2個の光源が上下方向の一直線上
に配列されている。請求項6の発明では、請求項1ない
し請求項4の発明において、3個の光源が上下方向の一
直線上に配列されている。請求項7の発明では、請求項
1ないし請求項4の発明において、光源は1つの水平面
内に複数個配列されるとともに、その水平面の上方に1
個配置されている。
【0011】請求項8の発明では、請求項1ないし請求
項4の発明において、光源は1つの水平面内に複数個配
列されるとともに、その水平面の上方と下方とにそれぞ
れ1個ずつ配置されている。請求項5ないし請求項8の
発明は、光源の配置の望ましい実施態様であって、ろう
そくの炎の形状に近似させるために光源を縦長に配列し
てある。とくに、請求項7、8の発明では、下部ないし
中央部の発光面積を大きくし、より一層ろうそくの炎の
形状に近づけている。
【0012】
【発明の実施の形態】基本構成のブロック図を図1に示
し、具体回路を図2に示す。本実施形態では、白熱電球
La,Lbよりなる2個の光源1a,1bを用い、各光
源1a,1bからの光出力を2個の調光装置2a,2b
により各別に調節する。各調光装置2a,2bにはトラ
イアックQ1a,Q1bをそれぞれを用いている。各トライ
アックQ1a,Q1bは、それぞれ白熱電球La,Lbおよ
びチョークコイルCHa,CHbとの直列回路が商用電
源ACに接続されている。また、各トライアックQ1a
1bにはそれぞれ抵抗R1a,R1bおよびコンデンサ
1a,C1bよりなるスナバー回路が並列に接続される。
各トライアックQ1a,Q1bのゲートとT2 端子との間に
は、それぞれフォトカプラPCa,PCbの受光素子で
あるフォトトライアックQ2a,Q2bが挿入される。フォ
トカプラPCa,PCbの発光素子である発光ダイオー
ドLED1a,LED1bはマイクロコンピュータCPUに
より生成された調光信号により点滅する。また、マイク
ロコンピュータCPUには、ゼロクロス検出回路ZCか
ら商用電源ACのゼロクロス点に同期したゼロクロス信
号が入力されており、マイクロコンピュータCPUでは
ゼロクロス点に同期した調光信号を生成する。ここに、
ゼロクロス検出回路ZCは、商用電源ACを全波整流す
る整流器REと、整流器REの出力電圧を基準電圧発生
部VSで生成した基準電圧と比較するコンパレータCP
とを備える周知構成を有し、商用電源ACの電圧がゼロ
クロス近傍まで低下するとコンパレータCPからHレベ
ルの出力を発生する。
【0013】ところで、マイクロコンピュータCPU
は、調光信号を生成するためのデータを格納したROM
のようなメモリからなる記憶装置4と、記憶装置4から
データを読み出して調光信号に変換する読出装置3との
機能を実現している。ここにおいて、記憶装置4に格納
されたデータは、メモリのアドレス順に格納値がゆらぎ
変化するものであって、読出装置3においてアドレス順
に読み出すことにより、信号値がゆらぎ変化する2種類
の調光信号を生成することができる。つまり、記憶装置
4と読出装置3とにより調光信号を出力する信号源が構
成される。
【0014】読出装置3は、記憶装置4のデータを一定
時間(1秒間に数回程度)ごとに読み出して調光信号を
生成する。ここにおいて、2種類の調光信号を生成する
ために記憶手段4は2種類のデータを必要とするから、
同一アドレスの上位と下位とに異なるデータを格納した
り、交互にアクセスされる2個のメモリに各データを振
り分けて格納したり、1つのメモリに各データをアドレ
ス順で交互に格納したり、1つのメモリのアドレス空間
を2分して各データを格納したりすればよい。ここで
は、各調光信号ごとのデータを格納する2個のメモリを
設け、各メモリをアドレス順に交互にアクセスするよう
にしてある。
【0015】各記憶装置4に格納されるデータ量には制
限があるから、全データを一定の時間間隔で順次読み出
した後には、再び最初のデータから順次読み出すように
してある。つまり、各データは一定周期で繰り返し用い
られることになる。ただし、このような周期性が知覚さ
れない程度に周期は十分に長く設定される。各調光信号
は、各トライアックQ1a,Q1bを位相制御する信号であ
り、商用電源ACの電圧波形のゼロクロス点から発光ダ
イオードLEDa,LEDbを点灯させてトライアック
1a,Q1bをオンにするまでの時間が調節可能でなけれ
ばならないから、読出装置3は以下のように構成され
る。
【0016】すなわち、記憶装置4には各光源1a,1
bの定格点灯時の光出力を100%として、光出力の割
合を表すデータが格納されており、読出装置3は光出力
の割合をトライアックQ1a,Q1bの点孤角に対応付ける
テーブルないしは関数演算器よりなる変換手段と、ゼロ
クロス信号の発生時点から点孤角に応じた時間を時限す
るタイマないしカウンタよりなる時限手段とにより構成
される。商用電源ACの電圧波形は正弦波であるから、
点孤角θと光出力X%とは、 cosθ=(X/50)−1
の関係になり、この関係を設定した変換手段を設けれ
ば、定格点灯時の光出力に対する割合Xを示す記憶装置
4のデータから点孤角θを求めることができる。ただ
し、この関係に基づいて点孤角をあらかじめ求め、その
点孤角を記憶装置4に格納しておけば変換手段は不要で
ある。時限手段としては、たとえば、点孤角をプリセッ
ト値とし、光源1a,1bの光出力を制御する段階に応
じて設定されている一定周期のクロック信号がプリセッ
ト値により設定されている個数だけ入力されると出力を
反転させ、その後、ゼロクロス信号によりリセットされ
るまで出力の状態を保つようなプリセットカウンタを用
いることができる。
【0017】上述した読出装置3の構成は一例であっ
て、読出装置3にD/A変換器を用い、ゼロクロス信号
に同期させて記憶装置4に格納されたデータをアナログ
値に変換するなどしても記憶装置4に格納されたデータ
に対応付けてトライアックQ1a,Q1bを制御する調光信
号を発生させることができる。ところで、記憶装置4に
格納するデータは、以下のようにして設定される。すな
わち、記憶装置4に格納するデータは、ろうそくの炎の
ゆらぎを近似するようなゆらぎ変化が得られるように設
定しなければならず、そのようなデータは人手によって
作成するのが困難である。そこで、実際のろうそくの炎
の明るさの変化に基づいてデータを作成している。ここ
では、2個の光源1a,1bの光出力にそれぞれろうそ
くの炎のようなゆらぎ変化を付与するために、実際のろ
うそくの炎の明るさの変化を数値化することによって記
憶装置4に格納するデータを作成している。
【0018】また、ろうそくの炎には大きさがあり、各
場所ごとに明るさの時間変化が異なるから、ろうそくの
炎の複数箇所の明るさの変化をそれぞれ検出して数値化
している。スポット測光の可能な輝度計を用いて、ろう
そくの炎の各点の明るさの時間変化を検出した結果を図
3に示す。図3の実線、二点鎖線、破線、一点鎖線は、
それぞれ図4に示すろうそくの炎FのA〜Dの箇所の明
るさの変化を示している。また、図3の縦軸は相対的な
明るさ(輝度)、横軸は時間を示し、明るさの測定は一
定時間毎に行なった。なお、明るさの測定は、上下方向
の一直線Eの上で行なうのが望ましい。また、各箇所の
明るさの測定には輝度計以外にもTVカメラを用いて炎
Fを撮像し、各箇所に対応する画素の濃度を求めるよう
にしてもよい。さらに、上述のようにスポット測光する
のではなく、所定範囲の平均の明るさを測定してもよ
い。
【0019】本実施形態では、光源1a,1bは2個で
あって、図5のように1つの器具5に2個の光源1a,
1bを上下に配列している。また、ここでの器具5はラ
ンプソケットに装着されるものであってもよく、光源1
a,1bを包むグローブのようなカバーを備えていても
よい。しかして、上述のようにして測定したろうそくの
炎Fの明るさのデータのうちで、上下に比較的離れた2
つの位置(ここではAとCとする)のデータ(位置A〜
Dの測定値に基づくデータをデータA〜Dとする)を記
憶装置4に格納しておく。また、データAから得られる
調光信号によって光源1aを調光し、データCから得ら
れる調光信号によって光源1bを調光する。ここにおい
て、明るいほうのデータAの最大値が光源1aの定格点
灯状態に一致するように調光信号による調光比を設定
し、暗いほうのデータCによる調光信号は明るいほうの
データAの相対値として設定する。
【0020】なお、上述のようにろうそくの炎の明るさ
を4箇所で測定し、すべてのデータを記憶装置4に格納
し、A位置とB位置とのデータはいずれか一方を光源1
aに対応する調光信号の生成に用い、C位置とD位置と
のデータはいずれか一方を光源1bに対応する調光信号
の生成に用いるものとすれば、AC,AD,BC,BD
の4種類の組み合わせで光源1a,1bの光出力を制御
することができる。
【0021】ところで、上述の実施形態では、2個の光
源1a,1bを上下に配置していたが、3個以上の光源
を用いることも可能であって、たとえば3個の光源1a
〜1cを用いるのであれば、図6または図7のように配
置すればよく、4個の光源1a〜1dを用いるのであれ
ば、図8または図9のように配置すればよく、5個の光
源1a〜1eを用いるのであれば、図10のように配置
すればよい。図6ないし図10の各(a)図は正面図、
各(b)図は平面図である。
【0022】図6は3個の光源1a〜1cを上下方向の
一直線上で配置した状態を示し、図7は3個の光源1a
〜1cを上下方向の一平面内で配置し、そのうちの2個
を左右に並べ、1個をその上方に配置した状態を示す。
図6の配置ではろうそくの炎の上下方向の変化をよく表
すことができ、図7の配置ではろうそくの炎の膨らんだ
部分での明るさの変化を再現しやすくなる。
【0023】図8は4個の光源1a〜1dのうちの3個
を1つの水平面内で回転対称に配置し、残りの1個をこ
の水平面の上方に対称軸の上で配置した状態を示し、図
9は4個の光源1a〜1dを上下方向の一平面内に配置
し、そのうちの2個を左右に並べ、残りの2個を1個ず
つ上下に配置した状態を示している。図8の配置では側
方から見たときの方向性が少なくなり、図9の配置では
ろうそくの炎の中央部の脹らみを再現しやすくなる。
【0024】図10は5個の光源1a〜1eのうちの3
個を1つの水平面内に配置し、残りの2個を1個ずつ上
下に配置した状態を示す。この配置を採用すれば、ろう
そくの炎の中央部の脹らみを再現しやすく、しかも側面
から見たときの方向性が少なくなる。光源1a,1bに
ついては白熱電球Laに限らず、蛍光ランプや発光ダイ
オードなどの他の光源を用いてもよい。また、1つの器
具5に配置される各光源1a,1bの形状(球状、直管
状、平面状)、消費電力の仕様については、同じでも異
なっていてもよい。さらに、光源の個数や配置について
も上記例に限定されるものではない。上記実施形態で
は、各光源は各別の調光装置によって制御しているが、
光源の配置によっては複数の光源を同じ調光装置によっ
て制御することも可能である。
【0025】
【発明の効果】請求項1の発明は、1つの器具の異なる
場所に配置された複数個の光源と、時間経過に伴って信
号値がゆらぎ変化する複数種類の調光信号を同時に発生
する信号源と、信号源より入力される複数種類の調光信
号の信号値に応じて各光源の光出力を個別に変化させる
複数の調光装置とを備えるものであり、信号源より発生
する複数種類の調光信号の信号値を時間経過に伴ってゆ
らぎ変化させ、器具の異なる場所に配置した複数の光源
の光出力を複数種類の調光信号によって個別に変化させ
るから、各光源の光出力の場所による分布が時間経過と
ともに個別に変化し、全体としては光出力の分布が時間
経過に伴って変化する。その結果、光出力の合計および
分布位置が時間経過とともに変化し、ろうそくの炎のゆ
らめきに似た光の変化を醸しだすことが可能になるとい
う利点がある。しかも、調光信号の信号値はゆらぎ変化
しているから、一定周期で光源を点滅させるような単調
な変化ではなく、演出効果を高めることができるという
効果がある。
【0026】請求項2の発明は、調光装置に与える調光
信号の信号値に対応付けた複数種類のデータを格納した
記憶装置と、記憶装置に格納されたデータを順次読み出
して調光信号に変換する読出装置とにより信号源を構成
したものであり、信号源の主構成をデジタル回路で構成
することができるから、マイクロコンピュータの使用が
可能となり、光源の光出力の変化パターンの設計が容易
になるという利点がある。
【0027】請求項3の発明は、記憶装置に格納される
データを、ろうそくの炎の明るさの変化を数値化するこ
とにより設定しているものであり、実際のろうそくの炎
の明るさの変化に基づいて光源の光出力を設定するか
ら、ろうそくの炎の明るさや発光位置のゆらぎ変化に近
似した違和感のない好印象を与えるようなゆらぎ変化を
生じさせることができるという利点がある。
【0028】請求項4の発明は、複数個の光源はろうそ
くの炎に近似する形で配列され、各光源に対応付けて記
憶装置に格納される複数種類のデータは、ろうそくの炎
のうち各光源の位置に対応する箇所の明るさの変化を数
値化することにより設定されているものであり、実際の
ろうそくの炎の各場所から求めた明るさの変化を、ろう
そくの炎の各場所に対応付けた位置の光源の光出力の変
化に反映させているから、ろうそくの炎のゆらめきに、
さらに近似した光の変化を得ることができるという利点
を有する。
【0029】請求項5の発明では2個の光源を上下方向
の一直線上に配列し、請求項6の発明では3個の光源を
上下方向の一直線上に配列し、請求項7の発明では光源
を1つの水平面内に複数個配列するとともに、その水平
面の上方に1個配置し、請求項8の発明では光源を1つ
の水平面内に複数個配列するとともに、その水平面の上
方と下方とにそれぞれ1個ずつ配置しているのであり、
いずれの場合も光源を縦長に配列しているから、ろうそ
くの炎の形状に近似させることができる。とくに、請求
項7、8の発明では、下部ないし中央部の発光面積を大
きくし、より一層ろうそくの炎の形状に近づけることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態のブロック図である。
【図2】実施形態の回路図である。
【図3】実施形態に用いる変化パターンの例を示す図で
ある。
【図4】実施形態におけるろうそくの炎からのデータの
測定位置を示す図である。
【図5】実施形態での光源の配置例を示す正面図であ
る。
【図6】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図7】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図8】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図9】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正面
図、(b)は平面図である。
【図10】実施形態の光源の配置例を示し、(a)は正
面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1a 光源 1b 光源 2a 調光装置 2b 調光装置 3 読出装置 4 記憶装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの器具の異なる場所に配置された複
    数個の光源と、時間経過に伴って信号値がゆらぎ変化す
    る複数種類の調光信号を同時に発生する信号源と、信号
    源より入力される複数種類の調光信号の信号値に応じて
    各光源の光出力を個別に変化させる複数の調光装置とを
    備えることを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 信号源は、調光装置に与える調光信号の
    信号値に対応付けた複数種類のデータを格納した記憶装
    置と、記憶装置に格納されたデータを順次読み出して調
    光信号に変換する読出装置とから成ることを特徴とする
    請求項1記載の照明装置。
  3. 【請求項3】 記憶装置に格納されるデータは、ろうそ
    くの炎の明るさの変化を数値化することにより設定され
    ていることを特徴とする請求項2記載の照明装置。
  4. 【請求項4】 複数個の光源はろうそくの炎に近似する
    形で配列され、各光源に対応付けて記憶装置に格納され
    る複数種類のデータは、ろうそくの炎のうち各光源の位
    置に対応する箇所の明るさの変化を数値化することによ
    り設定されていることを特徴とする請求項3記載の照明
    装置。
  5. 【請求項5】 2個の光源が上下方向の一直線上に配列
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4記
    載の照明装置。
  6. 【請求項6】 3個の光源が上下方向の一直線上に配列
    されていることを特徴とする請求項1ないし請求項4記
    載の照明装置。
  7. 【請求項7】 光源は1つの水平面内に複数個配列され
    るとともに、その水平面の上方に1個配置されているこ
    とを特徴とする請求項1ないし請求項4記載の照明装
    置。
  8. 【請求項8】 光源は1つの水平面内に複数個配列され
    るとともに、その水平面の上方と下方とにそれぞれ1個
    ずつ配置されていることを特徴とする請求項1ないし請
    求項4記載の照明装置。
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