JPH04190593A

JPH04190593A - 照明装置

Info

Publication number: JPH04190593A
Application number: JP2318583A
Authority: JP
Inventors: Yasuhiro Igai; 泰博猪飼; Takeshi Saito; 毅斎藤; Kouichi Yamato; 和　浩一; Yoshiro Ogata; 尾形　芳郎; Tadayuki Morishita; 森下　賢幸; Yoichi Tamura; 洋一田村
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1990-11-22
Filing date: 1990-11-22
Publication date: 1992-07-08
Anticipated expiration: 2012-12-08
Also published as: JP2687720B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、周囲の状態を測定し、その結果に応じて、ラ
ンプの点灯状態を変更する照明装置に関するものである
。

従来の技術人間は、常にあかりと共に生活している。近年、光源メ
ーカーのお佳肴せで画一的な照明よりも、照明をとおし
て各人の個性を演出するために、個人の好み、生活パタ
ーンに応じて居住空間の照明を変化させることが望まれ
ている。例えば、寒い冬には温か味のある低色温度の光
源が望まれ、暑い夏には涼しそうな高色温度の光源が望
まれる。また、パーティ−会場では活動的なｊ３−トを
醸し出す高色温度の光源か望まれ、家族が（つろく居間
などては団らんのムードを演出する低色温度の光源が望
まれる。

従来、このように居住空間の雰囲気を照明によって演出
するには、必要に応じて光源を取り替える、あるいは大
がかりな装置で切り替える必要があった。。

発明が解決しようとする課題従来の技術では、必要に応じて手動で照明を替えること
はてきるか、そのつと取り替えるのは煩雑である。光源
メーカーからは、各種色温度の光源がシリーズ化されて
はいるか、有効に利用されていない。

本発明は、居住空間の状態に応じて、また、各人の好み
や生活パターンに応じてランプの点灯状態を自動的に変
化させ、最適な居住空間を演出することのできる照明装
置を提供するものである。

課題を解決するための手段本発明では、周囲の状態を測定して情報を提供する装置
と、その測定結果を記憶演算する装置と、この演算結果
に応じてランプを制御する装置とをそなえ、周囲の状態
に基づく制御信号にしたがって光を放射するようにラン
プの点灯状態が変更される。

周囲、すなわち、居住空間の状態を測定する装置として
、温度センザー、湿度センサー、明るさセンザー、音セ
ンサー、色センサー−２赤外線センザー、風速センサー
なとを具備し、そのときの気候、天候１時間帯２部屋の
広さ２周囲の色調２人の数９人の活動状態など生活環境
の状態を検出する。

測定結果を記憶演算する装置として、ニューロプロセッ
サやマイクロプロセッサなとの論理演算素子を具備し、
特定の環境条件をセットしたり、学習したりする。また
、周囲の環境に最適な照明条件を過去の学習データから
推論する。

ランプを制御する装置として、ランプに入力する電圧（
また電流）の波形２周波数、デユーティなとを変化さぜ
ることのてきる電子回路を具備し、ランプの明るさや光
の色を制御する。また、明るさや、色の時系列的変化や
空間的変化を制御する。

光を放射するランプとしては、１個または複数個の電球
、蛍光ランプ、　ＨＩ　Ｄランプなどの照明用光源や、
その他、各種の光を発するものが該当し、居住空間を効
果的に照明する。

作用上記した手段によれば、居住空間の状態の変化に応じて
、ランプの点灯状態を自動的に調整することができ、個
人の好みや生活パターンに応じた居住空間を演出するこ
とができる。

実施例以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。

第１図に実施例照明装置のブロック図を示す。周囲の状
態を測定する装置１からの信号に応じて、ニューロ制御
装置２ては、点灯条件を決定し、この点灯条件に応じて
点滅調光装置３によってランプ４を駆動する。また、設
定用人力装置５は、ニューロ制御装置２に信号を与えて
点灯条件を設定する。

第２図に一実施例の具体的な構成を示す。周囲の状態を
測定する装置１としては、温度センサー１２、湿度セン
サー１３．赤外線センサー１４゜風速センサー１５の各
センサーと、色温度設定スイッチ５１と、ニューロ制御
装置２と、点滅調光装置３と、青色蛍光ランプ４１．緑
色蛍光ランプ４２、赤色蛍光ランプ４３からなり、温度
、湿−〇　− 度、赤外線、風速の４つと色温度とをニューロ制御装置
によって関連づけた照明装置である。

第３図にニューロ制御装置の構成を示す、ニューロ制御
装置は、体感温度測定手段２１と、色温度判別手段２２
と、点滅調光状態設定手段２３と、パターン学習・推論
手段２４とからなる。

照明工学上、人間は体で感じる体感温度によって、照明
の色温度を変化させたいと考える。第４図は、体感温度
とその温度のときに好ましく感じる色温度との関係の例
を示す。曲線６は比較的高色温度の光を好む人の例、曲
線７は逆に低色温度の光を好む人の例、曲線８は体感温
度にあまり左右されず常に一定色温度の光を好む人の列
である。一般的には、体感温度の高いときには、涼しさ
を感しさせる高色温度の照明を好み、体感温度の低いと
きには、温かさを感しさぜる低色温度の照明を好む傾向
にある。しかし、これは個人の好みによるもので個人差
か非常に大きく、体感温度と色温度の対応関係を一義的
に決定することはてきない。

体感温度は、周囲の気温、湿度、熱放射、風速に左右さ
れる量である。一般的には、気温、湿度が高（、熱放射
が大きく、風速が小さいときに、体感温度として高く感
しる。しかし、これも個人差が大きく、周囲の状態と体
感温度の対応関係を一義的に決めることはできない。

本実施例では、個人の主観て決まる曖昧さを含んだ対応
関係を二、−口制御装置の学習・推論機能を用いて決定
した。体感温度の推定と色温度の推定を一括し、体感温
度に影響を１ｊえる温度、湿度、熱放射、風速と、色温
度との対応関係をニューロ制御装置で処理した。

体感温度測定手段２１ては、温度サンセー１１゜湿度セ
ンサー１２．赤外線センザー１３．風速センサー１４の
各センサーからの信号をＡ／Ｄ変換し、ディジタル処理
かできるようにした。

色温度判別手段２２ては、前記の測定結果と、あらかし
め記憶されている対応関係パターンから色温度を判別す
る。

色温度判別結果に基づいて、点滅調光状態設定手段２３
では、３色の各ランプの点灯・消灯および調光レベルを
決定する。このとき各色のランプの照度比を第５図に合
わぜることによって、３０００　Ｋから７０００　Ｋの
色温度範囲を実現できる。

パターン学習・推論手段２４ては、色温度設定スイッチ
５１によって選択されたランプの色温度と、そのときの
各センサーの測定結果（環境条件）との対応関係が記憶
される。色温度設定スイッチ５１によって新たな対応関
係を学習登録することができる。まだ、学習していない
環境条件に対する色温度はニューロ制御装置が推論する
。

点滅調光装置３には、ランプに印加する電圧のデユーテ
ィを変化さセることのてきる回路を用いた。これにより
蛍光ランプを０％から１．００％まで無段階に調光する
ことかできる。

ランプには、それぞれ、青色、緑色、赤色の光を発する
３種の蛍光ランプを用いた。青色蛍光ランプ４１には、
（Ｓｒ、Ｃａ、Ｂａ、Ｅｕ）＋。

（ＰＯ４）ｓ　Ｃｅ２蛍光体を、緑色蛍光ランプ４２に
は（Ｌａ、Ｃｅ、Ｔｂ）ＰＯ４蛍光体を、赤色蛍光ラン
プ４３には（Ｙ、Ｅｕ）２０３蛍光体を用いた。第６図
に各蛍光体の相対分光分布図を示す。

なお、ランプとして青、緑、赤色の電球を用いた場合も
、上記とまったく同様の効果が得られることはいうまで
もないことである。

以上の構成により、居住空間の環境状態（温度、湿度、
熱放射、風速）を常に測定し、その状態において最適な
色温度の照明を自動的に演出することのできる照明器具
を実現した。人の主観に起因し、個人差の大きい照明制
御をニューロ制御技術を用いることによって自動化てき
た。

発明の効果この発明によれば、人の居住空間の状態を測定し、その
結果からランプの点灯状態を制御し、周囲の状況や個人
の嗜好、生活パターンにあった照明を提供することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は一実施例装置のブロック図、第２図は一実施例
装置の具体的構成図、第３図はニューロ処理部の構成図
、第４図は体感温度と好ましく感しるランプの色温度と
の関係図、第５図は３種の蛍光ランプの混光時の最適照
度比特性図、第６図は３種の蛍光ランプの相対分光分布
図である。１・・・・・・周囲状態測定装置、２・・・・・・ニュ
ーロ制御装置、３・・・・・・点滅調光装置、４・・・
・・・ランプ、５・・・・・設定用入力装置、１１・・
・・・・温度センサー、１２・・・・・湿度センサー、
１３・・・・・赤外線センサー、１４・・・・・・風速
センサー、２１・・・・・・体感温度測定手段、２２・
・・・・・色温度判別手段、２３・・・・・・点滅調光
状態設定手段、２４・・・・・・パターン学習・推論手
段、４１・・・・・青色蛍光ランプ、４２・・・・・緑
色蛍光ランプ、４３・・・・・赤色蛍光ランプ、４４・
・・・・・青色蛍光体、４５・・・・・・緑色蛍光体、
４６・・・・・・赤色蛍光体、５１・・・・・色温度設
定スイッチ。代理人の氏名　弁理士小鍜治明　ぼか２名第６図イルｉ−−−＝≠ｉイ４，４主た′うで一イ本４５−−
−ネ求色勺？光イ本４６一−−赤色賛免体６θθ　　　　　　７θθ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）周囲の状態を測定して情報を提供する装置と、測
定結果を記憶し、演算する装置と、ランプと、前記情報
に対応した制御信号により同ランプの点灯状態を制御す
る装置とを具備したことを特徴とする照明装置。
（２）請求項１において、周囲の状態として、人間の五
感で感じうる知覚量の測定装置を具備し、その知覚量に
応じてランプの点灯状態を制御することを特徴とする照
明装置。
（３）請求項１または請求項２において、測定した知覚
量を記憶し、論理演算するハードウェアを具備し、ラン
プの点灯状態の制御条件を決定することができることを
特徴とする照明装置。
（４）請求項１または請求項２において、ランプの点灯
状態を制御する装置として、ランプ印加する電圧の大き
さ、波形、周波数、デューティのうちの１つまたは複数
個を変化させる装置を具備する照明装置。
（５）請求項１または請求項２において、ランプの点灯
状態を制御する装置として、ランプ印加する電流の大き
さ、波形、周波数、デューティのうちの１つまたは複数
個を変化させる装置を具備する照明装置。
（６）請求項１から請求項５の各項において、１個また
は複数個のランプを具備し、それらを同時にまたは個々
に点灯状態を変化させることができることを特徴とする
照明装置。
（７）請求項１から請求項６の各項において、ランプの
点灯状態を制御し、ランプから放射される光の色相、明
度、彩度を変化させることができることを特徴とする照
明装置。
（８）請求項１から請求項６の各項において、ランプか
ら放射される光の強度を空間的、波長的、時間的に変化
させることができることを特徴とする照明装置。