JP2629390B2 - 温風式電気こたつ - Google Patents
温風式電気こたつInfo
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はリング形状のヒータを発熱体として用いる温
風式電気こたつに関するものであり、特に、こたつ内の
温度分布を向上させることに特徴を有するものである。
風式電気こたつに関するものであり、特に、こたつ内の
温度分布を向上させることに特徴を有するものである。
従来の技術 従来よりリング形状のヒータを発熱体として用いる温
風式電気こたつとして第9図に示す実開平1−60151号
公報のようなものがある。この温風式電気こたつのやぐ
ら2には上方の位置に四辺形状の反射板3を位置せしめ
た発熱体ユニット1が設けられている。その反射板3の
中央部には下方に突出した逆円錐台状の突出部4が設け
られ、その突出部4の側方に位置する反射板3の外縁部
には外側下方に傾く円錐台状の傾斜案内部6が設けられ
ている。逆円錐台状の突出部4と円錐台状の傾斜案内部
6との間に突出部4を略中心としたリング状のヒータ7
が設けられている。突出部4の内部空間5内に突出部4
の先端面部11に取り付けられるモータ8が設けられ、そ
のモータ8の軸9の先端部は前記先端面部11を貫通して
突出部4の先端面部11の下方に位置している。その軸9
の先端部には外周形状がヒータの外径より大きく、か
つ、ヒータ7の下方に位置するファン10が固定されてい
る。そのファン10やヒータ7や反射板3の下方にそれら
を覆う保護カバー12が設けられている。
風式電気こたつとして第9図に示す実開平1−60151号
公報のようなものがある。この温風式電気こたつのやぐ
ら2には上方の位置に四辺形状の反射板3を位置せしめ
た発熱体ユニット1が設けられている。その反射板3の
中央部には下方に突出した逆円錐台状の突出部4が設け
られ、その突出部4の側方に位置する反射板3の外縁部
には外側下方に傾く円錐台状の傾斜案内部6が設けられ
ている。逆円錐台状の突出部4と円錐台状の傾斜案内部
6との間に突出部4を略中心としたリング状のヒータ7
が設けられている。突出部4の内部空間5内に突出部4
の先端面部11に取り付けられるモータ8が設けられ、そ
のモータ8の軸9の先端部は前記先端面部11を貫通して
突出部4の先端面部11の下方に位置している。その軸9
の先端部には外周形状がヒータの外径より大きく、か
つ、ヒータ7の下方に位置するファン10が固定されてい
る。そのファン10やヒータ7や反射板3の下方にそれら
を覆う保護カバー12が設けられている。
以上のような構成によりモータ8の軸9が回転してフ
ァン10が回転駆動されると、ファン10の下方からファン
10を介して発熱しているヒータ7に向かう空気流が発生
されるとともに、そのヒータ7によって加熱された前記
空気流は傾斜案内部6の案内によって発熱体ユニット1
の外側下方に送風され、やぐら2内が均一に暖房され
る。
ァン10が回転駆動されると、ファン10の下方からファン
10を介して発熱しているヒータ7に向かう空気流が発生
されるとともに、そのヒータ7によって加熱された前記
空気流は傾斜案内部6の案内によって発熱体ユニット1
の外側下方に送風され、やぐら2内が均一に暖房され
る。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、ファン10が突
出部4の先端面部11と保護カバー12との間に位置してい
るため、保護カバー12が外力により内方向に変形しファ
ン10に当接したり、保護カバー12の下方より挿入された
異物がファン10に当接する等のファン10の正常な回転に
支障をきたすことが多々発生していた。又、モータ8に
対するヒータ7の輻射熱は突出部4の側傾斜部13により
遮断されているのでその輻射熱の直射によるモータ8の
品質劣化は発生しないが、空気移動がない内部空間5は
ヒータ7にて加熱された反射板3、特に、突出部4から
の伝熱により高温雰囲気となるのでモータ8が品質劣化
していた。
出部4の先端面部11と保護カバー12との間に位置してい
るため、保護カバー12が外力により内方向に変形しファ
ン10に当接したり、保護カバー12の下方より挿入された
異物がファン10に当接する等のファン10の正常な回転に
支障をきたすことが多々発生していた。又、モータ8に
対するヒータ7の輻射熱は突出部4の側傾斜部13により
遮断されているのでその輻射熱の直射によるモータ8の
品質劣化は発生しないが、空気移動がない内部空間5は
ヒータ7にて加熱された反射板3、特に、突出部4から
の伝熱により高温雰囲気となるのでモータ8が品質劣化
していた。
本発明は、この様な従来の問題点を解消するものであ
り、ヒータの輻射熱を均等に輻射せしめ、かつ、空気流
の温度を均一にすることによりやぐら内の温度分布を均
等にし採暖者にとって使い勝手のよい温風式電気こたつ
を提供するものである。
り、ヒータの輻射熱を均等に輻射せしめ、かつ、空気流
の温度を均一にすることによりやぐら内の温度分布を均
等にし採暖者にとって使い勝手のよい温風式電気こたつ
を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の温風式電気こたつは、やぐらに設けられた反
射板と、その反射板の略中央部に設けられた上方に開口
する内部空間を有した逆円錐台状の突出部と、前記内部
空間の上方に位置するように反射板に設けられたモータ
取付部と、前記突出部の先端面部に形成された吸気孔
と、前記突出部の側傾斜部に形成された吹出孔と、前記
突出部の側方に位置し外側下方に傾斜するよう反射板に
形成された傾斜案内部と、前記突出部を略中心部に位置
せしめて前記突出部の側方に位置するように前記反射板
に対し空間を有して配設されたリング形状のヒータと、
前記内部空間に位置するように前記モータ取付部の下面
に取付けられたモータと、そのモータと前記突出部の先
端部との間に位置して前記モータにより回転駆動される
ファンとを備えたことを特徴とするものである。
射板と、その反射板の略中央部に設けられた上方に開口
する内部空間を有した逆円錐台状の突出部と、前記内部
空間の上方に位置するように反射板に設けられたモータ
取付部と、前記突出部の先端面部に形成された吸気孔
と、前記突出部の側傾斜部に形成された吹出孔と、前記
突出部の側方に位置し外側下方に傾斜するよう反射板に
形成された傾斜案内部と、前記突出部を略中心部に位置
せしめて前記突出部の側方に位置するように前記反射板
に対し空間を有して配設されたリング形状のヒータと、
前記内部空間に位置するように前記モータ取付部の下面
に取付けられたモータと、そのモータと前記突出部の先
端部との間に位置して前記モータにより回転駆動される
ファンとを備えたことを特徴とするものである。
また、反射板上方の温度を含むやぐら内の温度をより
精度良く制御するために、反射板の傾斜案内部に感熱用
空気孔を形成し、検出温度に応じた検出出力によりヒー
タに供給される供給電力を制御する検出素子、あるい
は、検出温度が所定の動作温度に達するとスイッチング
動作してヒータに供給される供給電力を制御する動作温
度可変式の自動温度調節器を感熱用空気孔から吹出され
る前記ヒータにて加熱された空気流内に位置するように
前記反射板に配設すると良い。
精度良く制御するために、反射板の傾斜案内部に感熱用
空気孔を形成し、検出温度に応じた検出出力によりヒー
タに供給される供給電力を制御する検出素子、あるい
は、検出温度が所定の動作温度に達するとスイッチング
動作してヒータに供給される供給電力を制御する動作温
度可変式の自動温度調節器を感熱用空気孔から吹出され
る前記ヒータにて加熱された空気流内に位置するように
前記反射板に配設すると良い。
さらに、やぐら内の温度を速応性を持って制御するた
めに、検出温度に応じた検出出力によりヒータに供給さ
れる供給電力を制御する検出素子を前記ヒータの反射板
との間に流れる空気流の上層流内に位置し、かつ、前記
ヒータの外側方に位置するように前記反射板に配設して
も良い。
めに、検出温度に応じた検出出力によりヒータに供給さ
れる供給電力を制御する検出素子を前記ヒータの反射板
との間に流れる空気流の上層流内に位置し、かつ、前記
ヒータの外側方に位置するように前記反射板に配設して
も良い。
作用 本発明の温風式電気こたつは、逆円錐台状の突出部の
内部空間内に配置されるファンとモータを前記ファンの
上方に前記モータが位置するように設けているので、前
記モータは高さ寸法を除く他の寸法を大きくすることに
より前記高さ寸法を小さくすることが可能となり、結果
として、発熱体ユニットの高さ方向の寸法を縮小でき
る。又、前記突出部を略中心としてその側方に位置する
ヒータの輻射熱が周囲に輻射、かつ、前記突出部の側傾
斜部にて反射されるとともに、その輻射熱により温めら
れた空気がファンにより空気流としてやぐら内の空間に
均等に拡散されるので、やぐら内の温度が均等化され
る。又、前記ファンとそのファンを回転駆動するモータ
が突出部の内部空間内に設けられているので、前記ファ
ンとモータは異物及び外力に対し前記突出部により保護
される。さらに、前記ファンは吸気効率を上げる前記モ
ータの下方、すなわち、前記突出部の吸気孔側に設けら
れているので、前記内部空間は高温雰囲気にならないよ
う冷やされることとなり、その結果、前記モータは冷却
されて熱による品質の劣化が防止される。
内部空間内に配置されるファンとモータを前記ファンの
上方に前記モータが位置するように設けているので、前
記モータは高さ寸法を除く他の寸法を大きくすることに
より前記高さ寸法を小さくすることが可能となり、結果
として、発熱体ユニットの高さ方向の寸法を縮小でき
る。又、前記突出部を略中心としてその側方に位置する
ヒータの輻射熱が周囲に輻射、かつ、前記突出部の側傾
斜部にて反射されるとともに、その輻射熱により温めら
れた空気がファンにより空気流としてやぐら内の空間に
均等に拡散されるので、やぐら内の温度が均等化され
る。又、前記ファンとそのファンを回転駆動するモータ
が突出部の内部空間内に設けられているので、前記ファ
ンとモータは異物及び外力に対し前記突出部により保護
される。さらに、前記ファンは吸気効率を上げる前記モ
ータの下方、すなわち、前記突出部の吸気孔側に設けら
れているので、前記内部空間は高温雰囲気にならないよ
う冷やされることとなり、その結果、前記モータは冷却
されて熱による品質の劣化が防止される。
又、感熱用空気孔より吹出される空気流の温度を検出
素子あるいは自動温度調節器にて検出することによっ
て、リング形状のヒータにて加熱された空気流の温度、
又は、その空気流の温度と前記ヒータにより加熱された
反射板の熱が伝熱された反射板の上方の空間の温度ある
いは反射板自体の温度を加味した温度が検出されるの
で、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニット
の温度が正確に検出でき、やぐら内の空間全体の温度を
均等化する温度制御を正確に行うことができる。
素子あるいは自動温度調節器にて検出することによっ
て、リング形状のヒータにて加熱された空気流の温度、
又は、その空気流の温度と前記ヒータにより加熱された
反射板の熱が伝熱された反射板の上方の空間の温度ある
いは反射板自体の温度を加味した温度が検出されるの
で、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニット
の温度が正確に検出でき、やぐら内の空間全体の温度を
均等化する温度制御を正確に行うことができる。
又、ヒータと反射板との間を流れる空気流の上層流の
温度を検出素子にて検出することによって、前記ヒータ
の輻射熱の影響に速応する上層流の温度を検出できるの
で、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニット
の温度が速応性を持って検出でき、やぐら内の空間全体
の温度を均等化する温度制御を速応性を持って正確に行
うことができる。
温度を検出素子にて検出することによって、前記ヒータ
の輻射熱の影響に速応する上層流の温度を検出できるの
で、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニット
の温度が速応性を持って検出でき、やぐら内の空間全体
の温度を均等化する温度制御を速応性を持って正確に行
うことができる。
実 施 例 以下、本発明の一実施例の温風式電気こたつについて
第1図〜第8図を参照しながら説明する。
第1図〜第8図を参照しながら説明する。
第1図〜第3図において、本発明の第1の実施例の温
風式電気こたつについて説明する。
風式電気こたつについて説明する。
図において、やぐら31の天面には天板32が設けられて
いる。その天板32の下方には、天板32に少なくとも一部
を当接あるいは所定の空間を設けて発熱体ユニット33が
配設されている。その発熱体ユニット33は上方の位置に
天板32に対して所定の空間を設けて四辺形状の反射板34
が配設されている。その反射板34の略中央部には上方に
開口を有する逆円錐台状の内部空間46が形成されるよう
に下方に突出した逆円錐台状の突出部35が一体に形成さ
れるとともに、反射板の外縁部には突出部35を略中心部
として外側下方に傾斜する円錐台側壁状の傾斜案内部36
が形成されている。内部空間46の前記開口の位置にはそ
の開口を覆うモータ取付部48が反射板34に取付けられ、
そのモータ取付部48の略中央部には天板32に当接する、
あるいは、所定の空間を形成するように上方に突出する
突部54が形成されている。そのモータ取付部48の下面に
はモータ47が内部空間46内に位置するように取付けら
れ、そのモータ47とそのモータ47下方の突出部35の先端
面部55との間にはモータ47により回転駆動されるファン
44が設けられている。突出部35の先端面部55にはその下
方の冷空気がファン44によって内部空間46内に吸入され
るよう複数の吸気孔37が形成され、突出部35の側傾斜部
38にはその外側方向へ前記吸入された冷空気が吹出され
るように複数の吹出孔39が設けられている。本実施例に
おいては突出部35を略中心部に位置せしめて、突出部35
の傾斜案内部36との間に所定の空間を有して位置し、か
つ、反射板34の下方に所定の空間を有して位置するよう
リング形状のヒータ40が配設されている。そのヒータ40
の下方に所定の空間を有して位置し突出部35を略中心部
に位置せしめた円板状の遮熱体41が配設されている。そ
の遮熱体41は突出部35の先端面部55に取付けられるとと
もに、遮熱体41はヒータ40の下方の位置に輻射孔42が形
成され、先端面部55の吸気孔37に一致するように透孔43
が形成されている。又、遮熱体41の外縁部と反射板34の
外縁部との間にはファン44により発生した空気流bがヒ
ータ40にて加熱された後吹出される吹出口45が形成され
ている。尚、この吹出口45は遮熱体41の外縁部を延設し
て反射板34の外縁部に当接せしめ、遮熱体41の外縁部に
切欠状あるいは孔状に形成してもよい。すなわち、吹出
口45はファン44により発生した空気流bがヒータ40によ
り加熱された後にやぐら31の空間内に吹出されるよう形
成されればよい。又、モータ47に輻射されるヒータ40の
輻射熱を遮熱するためにモータ47と突出部35の側傾斜部
38との間にモータ47を中心とした円筒状の遮熱壁56が設
けられるとともに、その遮熱壁56は遮熱壁56の上端部よ
りモータ取付部48方向に延設され、かつ、均等に配置さ
れた4個の取付片57によりモータ取付部48に固定されて
いる。その固定の際、遮熱壁56の上端部とモータ取付部
48との間には内部空間の空気がモータ取付部48に沿って
ヒータ40の方向に移動可能となるように所定の隙間が形
成されている。又、反射板34と遮熱体41等の下方には所
定の空間を設けて保護カバー49が配設されている。又、
反射板34のの傾斜案内部36において、反板34のコーナー
側、すなわち、やぐら31の脚方向等の採暖者が位置する
可能性が少ない位置に感熱用空気孔50が形成されること
により、反射板34とヒータ40との間を流れる上層流を含
む空気流bの一部が反射板34の上方側に吹出すようにな
っている。その空気流bの一部の流れ内に位置する反射
板34の上面には電源プラグ受け具51が設けられ、その電
源プラグ受け具51に着脱式電源プラグ52が接続されてい
る。その着脱式電源プラグ52には感熱用空気孔50から吹
出される前記空気流bの一部の温度を検出する検出素子
53が内蔵されている。その検出素子53は前記温度を検出
するとともに、その検出出力によりヒータ40に供給され
る供給電力を制御する。尚、検出素子53の位置は反射板
34の上方の位置で、かつ、前記空気流bの一部の温度が
検出可能な位置に配置する。又、前記空気流bの一部の
温度が検出可能な位置であるとともに、反射板34の温度
が加味できる位置、たとえば、反射板34の上面に検出素
子53の一部を当接又は近接せしめた位置に配設してもよ
い。
いる。その天板32の下方には、天板32に少なくとも一部
を当接あるいは所定の空間を設けて発熱体ユニット33が
配設されている。その発熱体ユニット33は上方の位置に
天板32に対して所定の空間を設けて四辺形状の反射板34
が配設されている。その反射板34の略中央部には上方に
開口を有する逆円錐台状の内部空間46が形成されるよう
に下方に突出した逆円錐台状の突出部35が一体に形成さ
れるとともに、反射板の外縁部には突出部35を略中心部
として外側下方に傾斜する円錐台側壁状の傾斜案内部36
が形成されている。内部空間46の前記開口の位置にはそ
の開口を覆うモータ取付部48が反射板34に取付けられ、
そのモータ取付部48の略中央部には天板32に当接する、
あるいは、所定の空間を形成するように上方に突出する
突部54が形成されている。そのモータ取付部48の下面に
はモータ47が内部空間46内に位置するように取付けら
れ、そのモータ47とそのモータ47下方の突出部35の先端
面部55との間にはモータ47により回転駆動されるファン
44が設けられている。突出部35の先端面部55にはその下
方の冷空気がファン44によって内部空間46内に吸入され
るよう複数の吸気孔37が形成され、突出部35の側傾斜部
38にはその外側方向へ前記吸入された冷空気が吹出され
るように複数の吹出孔39が設けられている。本実施例に
おいては突出部35を略中心部に位置せしめて、突出部35
の傾斜案内部36との間に所定の空間を有して位置し、か
つ、反射板34の下方に所定の空間を有して位置するよう
リング形状のヒータ40が配設されている。そのヒータ40
の下方に所定の空間を有して位置し突出部35を略中心部
に位置せしめた円板状の遮熱体41が配設されている。そ
の遮熱体41は突出部35の先端面部55に取付けられるとと
もに、遮熱体41はヒータ40の下方の位置に輻射孔42が形
成され、先端面部55の吸気孔37に一致するように透孔43
が形成されている。又、遮熱体41の外縁部と反射板34の
外縁部との間にはファン44により発生した空気流bがヒ
ータ40にて加熱された後吹出される吹出口45が形成され
ている。尚、この吹出口45は遮熱体41の外縁部を延設し
て反射板34の外縁部に当接せしめ、遮熱体41の外縁部に
切欠状あるいは孔状に形成してもよい。すなわち、吹出
口45はファン44により発生した空気流bがヒータ40によ
り加熱された後にやぐら31の空間内に吹出されるよう形
成されればよい。又、モータ47に輻射されるヒータ40の
輻射熱を遮熱するためにモータ47と突出部35の側傾斜部
38との間にモータ47を中心とした円筒状の遮熱壁56が設
けられるとともに、その遮熱壁56は遮熱壁56の上端部よ
りモータ取付部48方向に延設され、かつ、均等に配置さ
れた4個の取付片57によりモータ取付部48に固定されて
いる。その固定の際、遮熱壁56の上端部とモータ取付部
48との間には内部空間の空気がモータ取付部48に沿って
ヒータ40の方向に移動可能となるように所定の隙間が形
成されている。又、反射板34と遮熱体41等の下方には所
定の空間を設けて保護カバー49が配設されている。又、
反射板34のの傾斜案内部36において、反板34のコーナー
側、すなわち、やぐら31の脚方向等の採暖者が位置する
可能性が少ない位置に感熱用空気孔50が形成されること
により、反射板34とヒータ40との間を流れる上層流を含
む空気流bの一部が反射板34の上方側に吹出すようにな
っている。その空気流bの一部の流れ内に位置する反射
板34の上面には電源プラグ受け具51が設けられ、その電
源プラグ受け具51に着脱式電源プラグ52が接続されてい
る。その着脱式電源プラグ52には感熱用空気孔50から吹
出される前記空気流bの一部の温度を検出する検出素子
53が内蔵されている。その検出素子53は前記温度を検出
するとともに、その検出出力によりヒータ40に供給され
る供給電力を制御する。尚、検出素子53の位置は反射板
34の上方の位置で、かつ、前記空気流bの一部の温度が
検出可能な位置に配置する。又、前記空気流bの一部の
温度が検出可能な位置であるとともに、反射板34の温度
が加味できる位置、たとえば、反射板34の上面に検出素
子53の一部を当接又は近接せしめた位置に配設してもよ
い。
以上の構成により、ファン44がモータ47によって回転
駆動されると空気流bが発生する。その空気流bは下記
のように還流する。まず、やぐら31内のモータ47の下方
の冷空気が透孔43を介した吸気孔37より突出部35の内部
空間46に吸気され吹出孔39よりリング形状のヒータ40に
吹出される。そして、前記冷空気はヒータ40の輻射熱に
より温空気となり、反射板34の傾斜案内部36に沿って流
れる。そして、その温空気は吹出口45よりやぐら31内に
吹出され、やぐら31内の空気の移動を促進しながらやぐ
ら31内の空気の温度が均等化されるので、やぐら31内の
空間全体が暖められる。そして、やぐら31内の空間で冷
やされた前記温空気は再度前記冷空気として吸気孔37よ
り吸気されるものである。又、突出部35の側傾斜部38に
よりヒータ40の輻射熱はやぐら31内の空間に反射され、
やぐら内の空間は暖められる。又、前記側傾斜部38に形
成された感熱用空気孔50から吹出された空気流bの一部
の温度、又、その空気流bの一部の温度と反射板34の上
方の空間の温度あるいは反射板34の温度を加味した温度
を発熱体ユニット33の温度として着脱式プラグ52に内蔵
された検出素子53にて検出し、その検出出力によりヒー
タ40に供給される供給電力が制御される。
駆動されると空気流bが発生する。その空気流bは下記
のように還流する。まず、やぐら31内のモータ47の下方
の冷空気が透孔43を介した吸気孔37より突出部35の内部
空間46に吸気され吹出孔39よりリング形状のヒータ40に
吹出される。そして、前記冷空気はヒータ40の輻射熱に
より温空気となり、反射板34の傾斜案内部36に沿って流
れる。そして、その温空気は吹出口45よりやぐら31内に
吹出され、やぐら31内の空気の移動を促進しながらやぐ
ら31内の空気の温度が均等化されるので、やぐら31内の
空間全体が暖められる。そして、やぐら31内の空間で冷
やされた前記温空気は再度前記冷空気として吸気孔37よ
り吸気されるものである。又、突出部35の側傾斜部38に
よりヒータ40の輻射熱はやぐら31内の空間に反射され、
やぐら内の空間は暖められる。又、前記側傾斜部38に形
成された感熱用空気孔50から吹出された空気流bの一部
の温度、又、その空気流bの一部の温度と反射板34の上
方の空間の温度あるいは反射板34の温度を加味した温度
を発熱体ユニット33の温度として着脱式プラグ52に内蔵
された検出素子53にて検出し、その検出出力によりヒー
タ40に供給される供給電力が制御される。
以上のように本実施例によれば、逆円錐台状の突出部
35の内部空間46内に配置されるファン44とモータ47はモ
ータ47をファン44の上方に位置するように設けられてい
るので、ファン44の下方にモータ47が位置して設けられ
るものに較べてモータ47の形状寸法は突出部35の直径方
向(以下、巾方向と言う)の寸法を拡張することにより
突出部35の突出方向(以下、高さ方向と言う)の寸法を
縮小できる。その結果、発熱体ユニット33の高さ方向の
寸法を縮小できることとなる。
35の内部空間46内に配置されるファン44とモータ47はモ
ータ47をファン44の上方に位置するように設けられてい
るので、ファン44の下方にモータ47が位置して設けられ
るものに較べてモータ47の形状寸法は突出部35の直径方
向(以下、巾方向と言う)の寸法を拡張することにより
突出部35の突出方向(以下、高さ方向と言う)の寸法を
縮小できる。その結果、発熱体ユニット33の高さ方向の
寸法を縮小できることとなる。
又、逆円錐台状の突出部35は反射板34に一体に形成さ
れ、かつ、その突出部35を略中心部に位置するようにリ
ング形状のヒータ40が配設されているため、ヒータ40が
その周囲に輻射熱を輻射し、かつ、突出部35の側傾斜部
38によりヒータ40の輻射熱が反射され、やぐら31内の空
間が均等に暖められる。
れ、かつ、その突出部35を略中心部に位置するようにリ
ング形状のヒータ40が配設されているため、ヒータ40が
その周囲に輻射熱を輻射し、かつ、突出部35の側傾斜部
38によりヒータ40の輻射熱が反射され、やぐら31内の空
間が均等に暖められる。
又、突出部35の内部空間46にファン44が配設され、そ
のファン44の回転と内部空間46の開口がモータ取付部48
に覆われることにより空気流bが均等に周囲、すなわ
ち、ヒータ40に吹きつけることとなるため、ヒータ40の
輻射熱により加熱された空気流bの移動がやぐら31内の
空気全体にわたって促進されるので、やぐら31内の温度
がさらに均等化される。
のファン44の回転と内部空間46の開口がモータ取付部48
に覆われることにより空気流bが均等に周囲、すなわ
ち、ヒータ40に吹きつけることとなるため、ヒータ40の
輻射熱により加熱された空気流bの移動がやぐら31内の
空気全体にわたって促進されるので、やぐら31内の温度
がさらに均等化される。
又、ファン44とモータ47は突出部35の内部空間46に配
設されているため、棒等の異物あるいは外力に対し突出
部35により保護される。
設されているため、棒等の異物あるいは外力に対し突出
部35により保護される。
又、側傾斜部38に形成された感熱用空気孔50を介して
ヒータ40にて加熱された空気流bの温度、又はその空気
流bの温度と反射板34の熱の伝熱にて加熱された反射板
34の上方の空間の温度あるいは反射板34自体の温度を加
味した温度を反射板34の上方に配設された検出素子53に
て検出できるので発熱体ユニット33の温度が正確に検出
でき、やぐら内の空間全体の温度を均等化する温度制御
を正確に行なうことになる。
ヒータ40にて加熱された空気流bの温度、又はその空気
流bの温度と反射板34の熱の伝熱にて加熱された反射板
34の上方の空間の温度あるいは反射板34自体の温度を加
味した温度を反射板34の上方に配設された検出素子53に
て検出できるので発熱体ユニット33の温度が正確に検出
でき、やぐら内の空間全体の温度を均等化する温度制御
を正確に行なうことになる。
又、ヒータ40の輻射熱を遮断し、外力によるヒータ40
の損傷等を防止する遮熱体41が突出部35に取り付けられ
ているため、外力による遮熱体41の位置が狂わず初期の
目的を達成できる。
の損傷等を防止する遮熱体41が突出部35に取り付けられ
ているため、外力による遮熱体41の位置が狂わず初期の
目的を達成できる。
又、突出部35が反射板34に一体に形成されることによ
り、反射板34単品時の強度を得ることが出来る。
り、反射板34単品時の強度を得ることが出来る。
次に、本発明における温風式電気こたつの第2の実施
例について第4図を参照して説明する。
例について第4図を参照して説明する。
本実施例と第1の実施例との異なる点を説明すると、
反射板60は第1図〜第3図に示す反射板34とモータ取付
部48を一体に形成したものであり、又、反射板34に一体
に形成された突出部35を別体の突出部61として形成し、
その突出部61を反射板60に取付けたもので発熱体ユニッ
ト33が構成されたものである。さらに、モータ47の外形
寸法で突出部35の巾方向の寸法が突出部61の先端面部62
の内径寸法dより大きく形成されたものである。以上の
構成により本実施例においては第1の実施例と同様な効
果を得ることができるとともに、突出部61が別体として
加工されるため、その加工は容易となる。
反射板60は第1図〜第3図に示す反射板34とモータ取付
部48を一体に形成したものであり、又、反射板34に一体
に形成された突出部35を別体の突出部61として形成し、
その突出部61を反射板60に取付けたもので発熱体ユニッ
ト33が構成されたものである。さらに、モータ47の外形
寸法で突出部35の巾方向の寸法が突出部61の先端面部62
の内径寸法dより大きく形成されたものである。以上の
構成により本実施例においては第1の実施例と同様な効
果を得ることができるとともに、突出部61が別体として
加工されるため、その加工は容易となる。
次に、本発明における温風式電気こたつの第3の実施
例について第5図〜第7図を参照して説明する。
例について第5図〜第7図を参照して説明する。
本実施例と第1の実施例との異なる点を説明すると、
モータ取付部63は第1図〜第3図に示すモータ取付部48
の縁部をヒータ40の上方の位置まで延設して反射板34の
上面に取付けたものであり、又、本実施例の反射板64は
第1図〜第3図に示す反射板34の円錐台側壁状の傾斜案
内部36を四角錐台側壁状に形成した傾斜案内部65として
形成したものである。又、第2図および第3図に示す感
熱用空気孔50を本実施例の傾斜案内部65に形成すること
をやめるとともに、電源プラグ受け具51と検出素子53が
内蔵された着脱電源プラグ52の配設される位置、すなわ
ち、検出素子53の位置を反射板64の上方の位置より反射
板64の下方で反射板64とヒータ40との間を流れる空気流
bの上層流の温度が検出素子53にて検出可能に傾斜案内
部65を含む反射板64の外縁部、すなわち、ヒータ40の側
方に位置せしめたものである。さらに、反射板64に形成
された突出部35の先端面部55と保護カバー49との間には
それぞれに所定の空間を設けた金網等からなる網板状の
遮熱体66が第1図〜第3図に示す遮熱体41に代って配設
されている。
モータ取付部63は第1図〜第3図に示すモータ取付部48
の縁部をヒータ40の上方の位置まで延設して反射板34の
上面に取付けたものであり、又、本実施例の反射板64は
第1図〜第3図に示す反射板34の円錐台側壁状の傾斜案
内部36を四角錐台側壁状に形成した傾斜案内部65として
形成したものである。又、第2図および第3図に示す感
熱用空気孔50を本実施例の傾斜案内部65に形成すること
をやめるとともに、電源プラグ受け具51と検出素子53が
内蔵された着脱電源プラグ52の配設される位置、すなわ
ち、検出素子53の位置を反射板64の上方の位置より反射
板64の下方で反射板64とヒータ40との間を流れる空気流
bの上層流の温度が検出素子53にて検出可能に傾斜案内
部65を含む反射板64の外縁部、すなわち、ヒータ40の側
方に位置せしめたものである。さらに、反射板64に形成
された突出部35の先端面部55と保護カバー49との間には
それぞれに所定の空間を設けた金網等からなる網板状の
遮熱体66が第1図〜第3図に示す遮熱体41に代って配設
されている。
以上のように本実施例によれば、反射板64とヒータ40
との間を流れることによりヒータ40の輻射熱の影響を受
けヒータ40の温度変化に対して速応性を持った空気流b
の上層流を検出素子53にて検出するため、やぐら31内の
空間全体の温度を均等化する温度制御を速応性を持って
正確に行なうことができる。又、反射板64の上面に取付
けられたモータ取付部63にてヒータ40によって加熱され
た反射板64の熱が上方に伝達されることも防止し、か
つ、空気流bが均等にヒータ40に吹出されるように導く
ことができる。
との間を流れることによりヒータ40の輻射熱の影響を受
けヒータ40の温度変化に対して速応性を持った空気流b
の上層流を検出素子53にて検出するため、やぐら31内の
空間全体の温度を均等化する温度制御を速応性を持って
正確に行なうことができる。又、反射板64の上面に取付
けられたモータ取付部63にてヒータ40によって加熱され
た反射板64の熱が上方に伝達されることも防止し、か
つ、空気流bが均等にヒータ40に吹出されるように導く
ことができる。
次に、本発明における温風式電気こたつの第4の実施
例について第8図を参照して説明する。
例について第8図を参照して説明する。
本実施例と第1の実施例との異なる点を説明すると、
第1図〜第3図に示す感熱用空気孔50から吹出される空
気流bの下流側に位置して設けられた着脱式電源プラグ
52及びその着脱式電源プラグ52の検出素子53に代えて動
作温度可変式の自動温度調整器70が設けられた点であ
る。この自動温度調整器70は空気流bの温度と反射板34
の上方の空間の温度あるいは反射板34の温度を加味した
温度を発熱体ユニット33の温度として検出し、その検出
温度が採暖者によって設定された動作温度に達するとス
イッチング動作してヒータ40に供給される供給電力を制
御するものである。前記動作温度の設定は反射板34側か
らやぐら31の中枠の孔部あるいは切欠部を貫通して前記
中枠の外側に突出した操作釦71により行なわれる。
第1図〜第3図に示す感熱用空気孔50から吹出される空
気流bの下流側に位置して設けられた着脱式電源プラグ
52及びその着脱式電源プラグ52の検出素子53に代えて動
作温度可変式の自動温度調整器70が設けられた点であ
る。この自動温度調整器70は空気流bの温度と反射板34
の上方の空間の温度あるいは反射板34の温度を加味した
温度を発熱体ユニット33の温度として検出し、その検出
温度が採暖者によって設定された動作温度に達するとス
イッチング動作してヒータ40に供給される供給電力を制
御するものである。前記動作温度の設定は反射板34側か
らやぐら31の中枠の孔部あるいは切欠部を貫通して前記
中枠の外側に突出した操作釦71により行なわれる。
以上のように本実施例によれば、自動温度調整器70は
第1図〜第3図に示す第1の実施例の検出素子53と同等
な効果を得ることができる。又、反射板34の上面側に自
動温度調整器70が設けられているため、操作釦71はやぐ
ら31の上方に位置することとなり採暖者の脚が操作釦71
に当って生じる採暖者のケガや自動温度調整器70の故障
等の不都合がなくなる。
第1図〜第3図に示す第1の実施例の検出素子53と同等
な効果を得ることができる。又、反射板34の上面側に自
動温度調整器70が設けられているため、操作釦71はやぐ
ら31の上方に位置することとなり採暖者の脚が操作釦71
に当って生じる採暖者のケガや自動温度調整器70の故障
等の不都合がなくなる。
発明の効果 以上のように本発明は逆円錐台状の突出部の内部空間
内に配置されるファンとモータを前記ファンの上方に前
記モータ47が位置するように設けているので、前記モー
タは高さ寸法を除く他の寸法を大きくすることにより前
記高さ寸法を小さくすることが可能となり、結果とし
て、発熱体ユニットの高さ方向の寸法を縮小できる。
又、前記突出部を略中心としてその側方に位置するヒー
タの輻射熱が周囲に輻射、かつ、前記突出部の側傾斜部
にて反射されるとともに、その輻射熱により温められた
空気がファンにより空気流としてやぐら内の空間に均等
に拡散されるので、やぐら内の温度が均等化される。
又、前記ファンとそのファンを回転駆動するモータが突
出部の内部空間内に設けられているので、前記ファンと
モータは異物及び外力に対し前記突出部により保護され
る。さらに、前記ファンは吸気効率を上げる前記モータ
の下方、すなわち、前記突出部の吸気孔側に設けられて
いるので、前記内部空間は高温雰囲気にならないよう冷
やされることとなり、その結果、前記モータは冷却され
て熱による品質の劣化が防止される。
内に配置されるファンとモータを前記ファンの上方に前
記モータ47が位置するように設けているので、前記モー
タは高さ寸法を除く他の寸法を大きくすることにより前
記高さ寸法を小さくすることが可能となり、結果とし
て、発熱体ユニットの高さ方向の寸法を縮小できる。
又、前記突出部を略中心としてその側方に位置するヒー
タの輻射熱が周囲に輻射、かつ、前記突出部の側傾斜部
にて反射されるとともに、その輻射熱により温められた
空気がファンにより空気流としてやぐら内の空間に均等
に拡散されるので、やぐら内の温度が均等化される。
又、前記ファンとそのファンを回転駆動するモータが突
出部の内部空間内に設けられているので、前記ファンと
モータは異物及び外力に対し前記突出部により保護され
る。さらに、前記ファンは吸気効率を上げる前記モータ
の下方、すなわち、前記突出部の吸気孔側に設けられて
いるので、前記内部空間は高温雰囲気にならないよう冷
やされることとなり、その結果、前記モータは冷却され
て熱による品質の劣化が防止される。
又、感熱用空気孔より吹出される空気流の温度を検出
素子あるいは自動温度調節器にて検出することによっ
て、リング形状のヒータにて加熱された空気流の温度、
又は、その空気流の温度と前記ヒータにより加熱された
反射板の熱が伝熱された反射板の上方の空間の温度ある
いは反射板自体の温度を加味した温度が検出されるの
で、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニット
の温度が正確に検出でき、やぐら内の空気全体の温度を
均等化する温度制御を正確に行なうことができる。
素子あるいは自動温度調節器にて検出することによっ
て、リング形状のヒータにて加熱された空気流の温度、
又は、その空気流の温度と前記ヒータにより加熱された
反射板の熱が伝熱された反射板の上方の空間の温度ある
いは反射板自体の温度を加味した温度が検出されるの
で、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニット
の温度が正確に検出でき、やぐら内の空気全体の温度を
均等化する温度制御を正確に行なうことができる。
又、ヒータと反射板との間を流れる空気流の上層流の
温度を検出素子にて検出することによって、前記ヒータ
の輻射熱内の影響に速応する上層流の温度を検出できる
ので、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニッ
トの温度が速応性を持って検出でき、やぐら内の空間全
体の温度を均等化する温度制御を速応性を持って正確に
行なうことができる。
温度を検出素子にて検出することによって、前記ヒータ
の輻射熱内の影響に速応する上層流の温度を検出できる
ので、前記ヒータや前記反射板等からなる発熱体ユニッ
トの温度が速応性を持って検出でき、やぐら内の空間全
体の温度を均等化する温度制御を速応性を持って正確に
行なうことができる。
第1図は本発明の第1の実施例における温風式こたつの
要部断側面図、第2図は同温風式こたつの一部切欠平面
図、第3図は同温風式こたつの要部断側面図、第4図は
本発明の第2の実施例における温風式こたつの要部断側
面図、第5図は本発明の第3の実施例における温風式こ
たつの要部断側面図、第6図は同温風式こたつの一部切
欠平面図、第7図は同温風式こたつの要部断側面図、第
8図は本発明の第4の実施例における温風式こたつの要
部断側面図、第9図は従来の温風式こたつの要部断側面
図である。 31……やぐら、33……発熱体ユニット、34,60,64……反
射板、35,61……突出部、36,65……傾斜案内部、37……
吸気孔、38……側傾斜部、39……吹出孔、40……ヒー
タ、41……遮熱体、42……輻射孔、44……ファン、45…
…吹出口、46……内部空間、47……モータ、48,63……
モータ取付部、55……先端面部。
要部断側面図、第2図は同温風式こたつの一部切欠平面
図、第3図は同温風式こたつの要部断側面図、第4図は
本発明の第2の実施例における温風式こたつの要部断側
面図、第5図は本発明の第3の実施例における温風式こ
たつの要部断側面図、第6図は同温風式こたつの一部切
欠平面図、第7図は同温風式こたつの要部断側面図、第
8図は本発明の第4の実施例における温風式こたつの要
部断側面図、第9図は従来の温風式こたつの要部断側面
図である。 31……やぐら、33……発熱体ユニット、34,60,64……反
射板、35,61……突出部、36,65……傾斜案内部、37……
吸気孔、38……側傾斜部、39……吹出孔、40……ヒー
タ、41……遮熱体、42……輻射孔、44……ファン、45…
…吹出口、46……内部空間、47……モータ、48,63……
モータ取付部、55……先端面部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−203847(JP,A) 特開 平1−41760(JP,A) 実開 昭61−136257(JP,U) 実開 昭57−196938(JP,U)
Claims (7)
- 【請求項1】やぐらに設けられた反射板と、その反射板
の略中央部に設けられた上方に開口する内部空間を有し
た逆円錐台状の突出部と、前記内部空間の上方に位置す
るように反射板に設けられたモータ取付部と、前記突出
部の先端面部に形成された吸気孔と、前記突出部の側傾
斜部に形成された吹出孔と、前記突出部の側方に位置し
外側下方に傾斜するよう反射板に形成された傾斜案内部
と、前記突出部を略中心部に位置せしめて前記突出部の
側方に位置するように前記反射板に対し空間を有して配
設されたリング形状のヒータと、前記内部空間に位置す
るように前記モータ取付部の下面に取付けられたモータ
と、そのモータと前記突出部の先端面部との間に位置し
て前記モータにより回転駆動されるファンとを備えた温
風式電気こたつ。 - 【請求項2】逆円錐台状の突出部を反射板に一体に形成
し、モータ取付部を別体として反射板に取り付けるとと
もに、透孔の形成された前記ヒータの径より径大の円板
状の遮熱体を、この透孔が前記突出部の吸気孔と一致す
るように前記突出部の先端面部に取り付けたことを特徴
とする請求項1記載の温風式電気こたつ。 - 【請求項3】逆円錐台状の突出部を別体として反射板に
取り付け、モータ取付部を反射板に一体に形成するとと
もに、前記ヒータの径より径大の円板状の遮熱体を、こ
の透孔が前記突出部の吸気孔と一致するように前記突出
部の先端面部に取り付けたことを特徴とする請求項1記
載の温風式電気こたつ。 - 【請求項4】逆円錐台状の突出部を反射板に一体に形成
し、モータ取付部を別体とし、そのモータ取付部の縁部
が少なくともヒータの上方に位置するよう延設されて反
射板に取り付けられるとともに、金網で形成した遮熱体
を前記ヒータと前記突出部の下方に配設したことを特徴
とする請求項1記載の温風式電気こたつ。 - 【請求項5】検出温度に応じた検出出力によりヒータに
供給される供給電力を制御する検出素子を、反射板の傾
斜案内部に設けた感熱用空気孔から吹出される前記ヒー
タにより加熱された空気流内に位置するように前記反射
板に配設したことを特徴とする請求項1記載の温風式電
気こたつ。 - 【請求項6】検出温度に応じた検出出力によりヒータに
供給される供給電力を制御する検出素子を、前記ヒータ
と反射板との間に流れる空気流の上層流内で、かつ、前
記ヒータの側方に位置するように前記反射板に配設した
ことを特徴とする請求項1記載の温風式電気こたつ。 - 【請求項7】検出温度が所定の動作温度に達するとスイ
ッチング動作してヒータに供給される供給電力を制御す
る動作温度可変式の自動温度調節器を、反射板の傾斜案
内部に設けた感熱用空気孔から吹出される前記ヒータに
より加熱された空気流内に位置するように前記反射板に
配設したことを特徴とする請求項1記載の温風式電気こ
たつ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34205789A JP2629390B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 温風式電気こたつ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34205789A JP2629390B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 温風式電気こたつ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03199853A JPH03199853A (ja) | 1991-08-30 |
JP2629390B2 true JP2629390B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=18350824
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34205789A Expired - Fee Related JP2629390B2 (ja) | 1989-12-27 | 1989-12-27 | 温風式電気こたつ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2629390B2 (ja) |
-
1989
- 1989-12-27 JP JP34205789A patent/JP2629390B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03199853A (ja) | 1991-08-30 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |