JP2002310506A - 電気こたつ用発熱ユニット - Google Patents

電気こたつ用発熱ユニット

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JP2002310506A
JP2002310506A JP2001114527A JP2001114527A JP2002310506A JP 2002310506 A JP2002310506 A JP 2002310506A JP 2001114527 A JP2001114527 A JP 2001114527A JP 2001114527 A JP2001114527 A JP 2001114527A JP 2002310506 A JP2002310506 A JP 2002310506A
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JP
Japan
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temperature
heating unit
heating
blower fan
electric kotatsu
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JP2001114527A
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English (en)
Inventor
Seiji Kawai
誠治 川合
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Metro Denki Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Metro Denki Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】温度調節装置による温度検知の感度が良好であ
り、電気こたつの使用者が、設定温度以上に熱く感じた
り、設定温度以上に冷たく感じたりする事態が生じない
実用的な電気こたつ用発熱ユニットを提供する。 【解決手段】発熱体ユニット1は、発熱ヒータ4,4、
送風ファン5、モータ9等を設置した支持フレーム3
を、温度調節装置6等を設置した反射板2と、保護カバ
ー8とによって包み込んだ形状を有している。そして、
温度調節装置6のケース11には、アルミニウム製の温
度検知板12が取り付けられており、その温度検知板1
2が、送風ファン5の回転面およびその回転面の直径方
向と垂直に配置された状態になっている。さらに、その
温度検知板12の内、送風ファン5と最も近接した位置
に温度検知突起13が設けられており、その温度検知突
起13の内部に温度センサが設置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気こたつ用発熱
ユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気こたつ用発熱ユニットとして
は、図6の如きものが知られている。この電気こたつ用
発熱ユニット51は、送風装置52、ヒータ53,53
を設置した保護網54の上部が、温度ヒューズ55を設
置した案内板56によって覆われており、ヒータ53,
53と隣接する部分に、電気こたつ用発熱ユニット51
の内部の温度を調節するための温度調節器57が設置さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の電気こたつ用発熱ユニット51は、温度調節器57
による温度検知の感度が悪いため、ヒータ53,53に
過剰に電流が供給されたり、逆に、ヒータ53,53に
供給される電流が不足したりして、電気こたつの使用者
が設定温度以上に熱く感じたり、設定温度以上に冷たく
感じたりする事態が発生する。
【0004】本発明の目的は、上記従来の電気こたつ用
発熱ユニットが有する問題点を解消し、温度調節装置に
よる温度検知の感度が良好であり、電気こたつの使用者
が、設定温度以上に熱く感じたり、設定温度以上に冷た
く感じたりする事態が生じない実用的な電気こたつ用発
熱ユニットを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】かかる本発明の構成のう
ち、請求項1に記載された発明の構成は、赤外線を利用
した発熱ヒータと,その発熱ヒータによって加熱された
温風を循環させるための鉛直軸を中心に回転する送風フ
ァンと、発熱ヒータによる加熱温度を調節するための温
度調節装置とを有する電気こたつ用発熱ユニットであっ
て、前記温度調節装置が、前記送風ファンの側方に設け
られており、その温度調節装置の前面に、送風ファンの
回転面およびその回転面の直径方向と垂直に配置された
金属製の温度検知板が設けられているとともに、その温
度検知板に温度検知突起が突設されており、かつその温
度検知突起の内部に温度センサが設置されていることに
ある。請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に
記載された発明において、温度検知板が、アルミニウム
板であることにある。請求項3に記載された発明の構成
は、請求項1、請求項2に記載された発明において、温
度検知突起が、略半球状の突起であることにある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電気こたつ用発熱
ユニット(以下、単に発熱ユニットという)の一実施形
態を、図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】図1は、発熱ユニットの鉛直断面の様子を
示したものである。発熱体ユニット1は、発熱ヒータ
4,4、送風ファン5、モータ9等を設置した支持フレ
ーム3を、温度調節装置6等を設置した反射板2と、保
護カバー8とによって包み込んだ形状を有している。
【0008】図2は、発熱ユニットを下側から見た様子
を示したものであり、図3は、支持フレーム3を透視し
た状態を示したものである(なお、図2、図3において
は、保護カバー8の記載は省略されている)。支持フレ
ーム3は、金属によって略正方形状に形成されており、
上面の略中央に、モータ9が、芯軸を鉛直上向きにして
固着されている。そして、モータ9の芯軸に、複数の羽
根19,19・・を有する円形の送風ファン5が固着さ
れており、モータ9の駆動によって、水平面内を回転す
るようになっている。また、送風ファン5の左右両側に
は、赤外線を発生する石英管よりなる長尺状の2つの発
熱ヒータ4,4が、略平行に設置されている。なお、支
持フレーム3は、モータ9固着部分の下側の周囲に吸入
孔18,18・・が穿設されており、発熱ヒータ4,4
固着部分の下側に、複数の放熱窓17,17・・が穿設
されている。
【0009】一方、反射板2は、金属によって支持フレ
ーム3より一回り大きな正方形状に形成されており、中
央の部分が、略四角錐台状に上方に突出している。そし
て、下面の左端縁際の中央に、発熱ヒータ4,4による
発熱量を調節する温度調節装置6が固着されており、そ
の温度調節装置6の側方には、温度ヒューズ7、冷却フ
ィン16が設置されている。かかる反射板2は、支持フ
レーム3に設置されたモータ9、送風ファン5、発熱ヒ
ータ4,4を覆うように、支持フレーム3の上側に取り
付けられており、下面に設置された温度調節装置6が、
送風ファン5の側方に位置した状態になっている。
【0010】図4は、温度調節装置6の断面を示したも
のである。温度調節装置6は、側面を開口した略直方体
状のケース11の内部に基板10が設置されており、そ
の基板10には、種々の電子部品が搭載されている。ま
た、基板10の上には、球状の温度センサ(サーモカッ
プル)14が、支持筒15によって支持されて所定の高
さを保った状態で、ケース11の開口部から突出するよ
うに搭載されている。さらに、ケース11の開口面に
は、アルミニウムによって形成された温度検知板12が
取り付けられており、その温度検知板12の板面が、送
風ファン5の回転面と垂直に、かつ送風ファン5の直径
方向と垂直になるように配置された状態になっている。
また、温度検知板12の略中央(すなわち、送風ファン
5の直径方向に対して最も近接した位置)には、略半球
状の温度検知突起13が突設されており、基板に搭載さ
れた温度センサ14が、その温度検知突起13の内部に
位置した状態になっている。
【0011】一方、保護カバー8は、金属によって形成
されており、表面に短い合成樹脂製繊維が植設されてい
る。また、下面の前面に亘って、送風スリットが穿設さ
れており、メッシュ状になっている。
【0012】上記の如く構成された発熱ユニット1は、
電気こたつの木製フレーム等の中央の下側に設置されて
使用される。そして、発熱ヒータ4,4、およびモータ
9に電源が供給されると、送風ファン5が回転して、発
熱ユニット1の外部から吸入孔18,18・・を介して
発熱ユニット1の内部に空気(冷気)が導入され、その
導入された空気が、発熱ヒータ4,4によって暖められ
る。さらに、暖められた空気は、送風ファン5によって
反射板2にぶつけられた後に、反射板2の内面に沿っ
て、反射板2と支持フレーム3との隙間、支持フレーム
3の放熱窓17,17・・等を通り、保護カバー8の送
風スリットから発熱ユニット1の外部へ送出される。
【0013】また、図5は、発熱ユニット1の電気回路
を示したものであり、発熱ユニット1は、電源コードに
設けられた温度コントローラ20によって、所定の温度
に設定された場合には、所定量の電流が、発熱ユニット
1発熱ヒータ4,4に供給される。そして、発熱ユニッ
ト1内の温度が設定温度を上回った場合には、温度セン
サ14が熱を感知し、その抵抗値が増大し、トライアッ
クの機能によって、発熱ヒータ4,4への電流供給のO
N時間が短縮されることによって、発熱ヒータ4,4に
よる発熱量を抑制する。一方、発熱ユニット1内の温度
が設定温度を下回った場合には、温度センサ14の抵抗
値が減少し、トライアックの機能によって、発熱ヒータ
4,4への電流供給のON時間を伸ばすことによって、
発熱ヒータ4,4による発熱量を増大させる。なお、発
熱ユニット1の内部が異常高温となった場合には、温度
ヒューズが溶断することによって、発熱ヒータ4,4へ
の電源供給を遮断する。
【0014】また、発熱ユニット1は、熱伝導性の高い
アルミニウムによって形成された温度検知板12に突設
された温度検知突起13の内部に温度センサ14が設け
られているため、温度センサ14が非常に敏感に雰囲気
温度を検知する。このため、発熱ユニット1において
は、温度コントローラ20の設定温度にきわめて近い温
度になるように、発熱ヒータ4,4への電源供給量がコ
ントロールされる。
【0015】発熱体ユニット1は、上記の如く、温度調
節装置6が、送風ファン5の側方に設けられており、送
風ファン5の回転面および送風ファン5の直径方向と垂
直に配置された金属製の温度検知板12を有していると
ともに、温度調節装置6が、送風ファン5の側方に設け
られており、その温度調節装置6の前面に、送風ファン
5の回転面およびその回転面の直径方向と垂直な金属製
の温度検知板12が設けられているとともに、その温度
検知板12の内、送風ファンと最も近接した位置に温度
検知突起13が設けられており、かつその温度検知突起
13の内部に温度センサ14が設置されているため、温
度センサ14が敏感に雰囲気温度を検知し、温度コント
ローラ20の設定温度にきわめて近い温度になるよう
に、発熱ヒータ4,4への電源供給量がコントロールさ
れるので、使用者が設定温度以上に熱く感じたり、設定
温度以上に冷たく感じたりする事態を防止することがで
きる。また、温度センサ14が、温度検知板12の温度
検知突起13で覆われた状態になっているので、修理・
メンテナンスの際に、温度センサ14が損傷したり、温
度センサ14の位置がずれたりしないので、長期間に亘
って、非常に正確に発熱ヒータ4,4への電源供給量を
コントロールすることができる。
【0016】また、発熱体ユニット1は、温度検知板1
2が、熱伝導性の高いアルミニウムによって形成されて
いるとともに、温度検知突起13が、略半球状の突起で
あり、非常に広い面積に亘って空気に触れているため、
温度センサ14が非常に敏感に雰囲気温度を検知するの
で、発熱ヒータ4,4への電源供給量のコントロールの
精度がきわめて高い。
【0017】なお、本発明の発熱体ユニットの構成は、
上記した各実施例の態様に何ら限定されるものではな
く、反射板、支持フレーム、発熱ヒータ、送風ファン、
温度調節装置、モータ、保護カバー、温度ヒューズ等の
形状・構造等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で、必要に応じて適宜変更できる。
【0018】たとえば、発熱ヒータの設置個数は、2個
に限定されず、3個以上でも良いし、送風ファンを囲う
円形の発熱ヒータを設置することも可能である。また、
温度センサは、温度によって電圧を発生する熱電対によ
って温度を検知するものに限定されず、バイメタルから
なる温度センサを用いることも可能である。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載された発熱ユニットは、
温度調節装置が、送風ファンの側方に設けられており、
その温度調節装置の前面に、送風ファンの回転面および
その回転面の直径方向と垂直な金属製の温度検知板が設
けられているとともに、その温度検知板に温度検知突起
が突設されており、かつその温度検知突起の内部に温度
センサが設置されているため、温度センサが敏感に雰囲
気温度を検知し、温度コントローラの設定温度にきわめ
て近い温度になるように、発熱ヒータへの電源供給量が
コントロールされるので、使用者が設定温度以上に熱く
感じたり、設定温度以上に冷たく感じたりする事態を防
止することができる。
【0020】請求項2に記載された発熱ユニットは、温
度検知板が、アルミニウムによって形成されたものであ
るため、温度センサが非常に敏感に雰囲気温度を検知す
るので、発熱ヒータへの電源供給量のコントロールの精
度がきわめて高い。
【0021】請求項3に記載された発熱ユニットは、温
度検知突起が、略半球状の突起であるため、温度センサ
がきわめて敏感に雰囲気温度を検知するので、発熱ヒー
タへの電源供給量のコントロールの精度が一段と高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】発熱体ユニットの断面(鉛直断面)を示す説明
図である。
【図2】発熱体ユニットを下側から見た状態を示す説明
図である。
【図3】発熱体ユニットを下側から見た状態(支持フレ
ームを透視した状態)を示す説明図である。
【図4】温度調節装置の断面(鉛直断面)を示す説明図
である。
【図5】発熱体ユニットの電気回路を示す説明図であ
る。
【図6】従来の発熱体ユニットを示す説明図である。
【符号の説明】
1・・発熱体ユニット、4・・発熱ヒータ、5・・送風
ファン、6・・温度調節装置、12・・温度検知板、1
3・・温度検知突起、14・・温度センサ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 赤外線を利用した発熱ヒータと,その発
    熱ヒータによって加熱された温風を循環させるための鉛
    直軸を中心に回転する送風ファンと、発熱ヒータによる
    加熱温度を調節するための温度調節装置とを有する電気
    こたつ用発熱ユニットであって、 前記温度調節装置が、前記送風ファンの側方に設けられ
    ており、その温度調節装置の前面に、送風ファンの回転
    面およびその回転面の直径方向と垂直な金属製の温度検
    知板が設けられているとともに、 その温度検知板に温度検知突起が突設されており、かつ
    その温度検知突起の内部に温度センサが設置されている
    ことを特徴とする電気こたつ用発熱ユニット。
  2. 【請求項2】 温度検知板が、アルミニウム板であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の電気こたつ用発熱ユニ
    ット。
  3. 【請求項3】 温度検知突起が、略半球状の突起である
    ことを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の電
    気こたつ用発熱ユニット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104421211A (zh) * 2013-09-02 2015-03-18 建准电机工业股份有限公司 具有温度感测元件的扇框及风扇

Cited By (2)

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CN104421211A (zh) * 2013-09-02 2015-03-18 建准电机工业股份有限公司 具有温度感测元件的扇框及风扇
US9689404B2 (en) 2013-09-02 2017-06-27 Sunonwealth Electric Machine Industry Co., Ltd. Fan frame having temperture detecting element and fan having temperture detecting element

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