JP2005082428A - 通電発熱ガラス装置 - Google Patents

通電発熱ガラス装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005082428A
JP2005082428A JP2003314891A JP2003314891A JP2005082428A JP 2005082428 A JP2005082428 A JP 2005082428A JP 2003314891 A JP2003314891 A JP 2003314891A JP 2003314891 A JP2003314891 A JP 2003314891A JP 2005082428 A JP2005082428 A JP 2005082428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat generating
glass
temperature
temperature difference
warm air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003314891A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3631487B1 (ja
Inventor
Satoshi Tanaka
智 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANWAIZU KK
Original Assignee
SANWAIZU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SANWAIZU KK filed Critical SANWAIZU KK
Priority to JP2003314891A priority Critical patent/JP3631487B1/ja
Priority to KR1020040071113A priority patent/KR100824094B1/ko
Application granted granted Critical
Publication of JP3631487B1 publication Critical patent/JP3631487B1/ja
Publication of JP2005082428A publication Critical patent/JP2005082428A/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B3/00Ohmic-resistance heating
    • H05B3/84Heating arrangements specially adapted for transparent or reflecting areas, e.g. for demisting or de-icing windows, mirrors or vehicle windshields
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B1/00Details of electric heating devices
    • H05B1/02Automatic switching arrangements specially adapted to apparatus ; Control of heating devices
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N10/00Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects
    • H10N10/10Thermoelectric devices comprising a junction of dissimilar materials, i.e. devices exhibiting Seebeck or Peltier effects operating with only the Peltier or Seebeck effects
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B2214/00Aspects relating to resistive heating, induction heating and heating using microwaves, covered by groups H05B3/00, H05B6/00
    • H05B2214/02Heaters specially designed for de-icing or protection against icing

Landscapes

  • Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
  • Joining Of Glass To Other Materials (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

【課題】 コールドドラフト及び又は結露を効果的に防止することができる通電発熱ガラス装置を提供することにある。
【解決手段】 発熱手段を備えた通電発熱ガラスと、上記通電発熱ガラスに取り付けられ該通電発熱ガラスの暖気側面の温度と該暖気側面に近接する暖気側の雰囲気温度との差を検出する温度差検出手段と、上記温度差検出手段からの検出信号に基づいて上記発熱手段を制御してコールドドラフト及び又は結露を防止する制御手段と、を具備したもの。
【選択図】 図1

Description

本発明は、通電発熱ガラス装置に係り、特に、コールドドラフト及び又は結露を効果的に防止することができるように工夫したものに関する。
いわゆる通電発熱ガラスは、寒暖の差に起因して発生する「コールドドラフト」や寒暖の差及び湿度等に起因して発生する「結露」を防止するために、幅広い分野で使用されている。ここで、上記コールドドラフトと結露について整理してみる。
まず、コールドドラフトとは次のような現象を意味している。例えば、ストーブによって暖房している室内において、ストーブを窓から遠く離れた場所に設置すると、暖められた空気は天井に昇ってストーブ方向に戻る対流が発生する。この場合、暖められた空気が窓際を通るとき、窓の冷気に触れて温度が急激に下がる。冷却された空気は床の上を通ってストーブ方向に戻る。そして、この場合には、天井と床の温度差が大きくなり、一般的に、その差が5℃以上になると不快な状況となる。このような現象をコールドドラフトと称している。
一方、結露であるが、例えば、冬季に窓ガラスの内側が水滴で曇ったり、冷水の入ったコップの表面に水滴ができるように、周囲の空気より温度が低いものの表面に触れたときに空気の温度が低下し、水蒸気が凝結して、その表面に水滴ができる現象を意味するものである。また、窓ガラスのような縁部を有する形状である場合には、諸条件によっても異なるが、通常放熱し易い下部又は隅部からの発生が見受けられる。
又、上記通電発熱ガラスの構成を開示するものとして、例えば、特許文献1、特許文献2がある。
特開平11-25340号公報 特開平11-345677号公報
上記特許文献1の「自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置」には、明細書の請求項8に次のような構成が開示されている。すなわち、室内温度センサーと室外温度センサーを設けて、各温度センサーから検出する温度を比較して温度差が一定値以上のときに結露条件下と仮想し、発熱ガラスを加熱制御するものである。
次に、上記特許文献2の「発熱性板材を用いた発熱システム」には、明細書の(0008)に開示されている第2実施例において、次のような構成が開示されている。すなわち、発熱ガラスの表面温度を検知する検知部と、室内の壁面温度とを検知する検知部を設けて、各検知温度に基づいて、発熱ガラスの表面温度を壁面の温度と同じ又は略同じになるように制御してコールドドラフトを防止せんとするものである。
上記従来の構成によると次のような問題があった。
まず、特許文献1に開示されている「自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置」、特許文献2に開示されている「発熱性板材を用いた発熱システム」の場合には、何れも温度センサを2個必要とするものであり、構成が複雑化することはもとより、部品点数の増加や工数の増大によってコストが上昇してしまうという問題があった。
又、特許文献1の請求項8に記載ある「自動販売機の窓ガラス面の結露防止装置」は、室内温度と室外温度の差を比較して温度差が一定値以上のときに発熱ガラスを加熱制御する構成であるため、窓ガラスを構成するガラスの厚さや枚数等を変更した場合には室内からの熱伝導率も変化し、窓ガラスに発生する結露に対して効果的な加熱制御ができない場合がある。
又、特許文献2に開示されている「発熱性板材を用いた発熱システム」は、ガラス面の温度を近傍の壁面の温度と同じ又は略同じにすることでコールドドラフトを防止している。
しかし、暖房装置の始動や停止直後等における室内の急激な温度変化において、壁面素材が熱伝導率の低いものである場合には反応時間が遅くなる。
さらに、通常の場合には、ガラス面の下部又は隅部から結露が発生し始めるので、条件検知において検知箇所を考慮する必要がある。
本発明はこのような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、コールドドラフト及び又は結露を効果的に防止することができる通電発熱ガラス装置を提供することにある。
上記目的を達成するべく本願発明の請求項1による通電発熱ガラス装置は、発熱手段を備えた通電発熱ガラスと、上記通電発熱ガラスに取り付けられ該通電発熱ガラスの暖気側面の温度と該暖気側面に近接する暖気側の雰囲気温度との差を検出する温度差検出手段と、 上記温度差検出手段からの検出信号に基づいて上記発熱手段を制御してコールドドラフト及び又は結露を防止する制御手段と、を具備したことを特徴とするものである。
又、請求項2による通電発熱ガラス装置は、請求項1記載の通電発熱ガラス装置において、上記温度差検出手段は上記通電発熱ガラスの暖気側面に取り付けられたペルチェ素子から構成されていることを特徴とするものである。
又、請求項3による通電発熱ガラス装置は、請求項2記載の通電発熱ガラス装置において、上記温度差検出手段は雰囲気側の表面に伝熱材を備えているものであることを特徴とするものである。
又、請求項4による通電発熱ガラス装置は、請求項3記載の通電発熱ガラス装置において、上記伝熱材は平板状をなしているものであることを特徴とするものである。
又、請求項5による通電発熱ガラス装置は、請求項3記載の通電発熱ガラス装置において、上記伝熱材はフィン状をなしているものであることを特徴とするものである。
又、請求項6による通電発熱ガラス装置は、請求項1乃至請求項5の何れかに記載の通電発熱ガラス装置において、上記温度差検出手段は通電発熱ガラスの下部隅部に取り付けられていることを特徴とするものである。
又、請求項7による通電発熱ガラス装置は、請求項1乃至請求項6の何れかに記載の通電発熱ガラス装置において、上記制御手段は、予め設定された複数段階の温度差に基づいて上記発熱手段の出力を複数段階に分けて制御するものであることを特徴とするものである。
以上詳述したように本願発明による通電発熱ガラス装置によると、発熱手段を備えた通電発熱ガラスと、上記通電発熱ガラスに取り付けられ該通電発熱ガラスの暖気側面の温度と該暖気側面に近接する暖気側の雰囲気温度との差を検出する温度差検出手段と、上記温度差検出手段からの検出信号に基づいて上記発熱手段を制御してコールドドラフト及び又は結露を防止する制御手段と、を具備した構成になっていて、通電発熱ガラスの暖気側面の温度とそこに近接する暖気側の雰囲気温度との差を検出し、それに基づいて発熱手段を制御するようにしているので、コールドドラフトや結露に対して効果的かつ迅速に対応可能である。
又、発熱手段による加熱を必要最小限に抑えることができ、それによって、エネルギー消費量の低減を図ることができる。
又、温度検出手段を通電発熱ガラスの暖気側の面に取り付けられペルチェ素子から構成した場合には、単一の検出手段で事足りることになり、構成の簡略化、部品点数の減少、工数の減少、コストの低減を図ることができる。
又、温度差検出手段の表面に伝熱材を設けた場合には、コールドドラフトや結露に対してより効果的に対応可能である。
又、伝熱材をフィン状とすることによってもより高い効果を得ることができる。
又、温度差検出手段を通電発熱ガラスの表面であって下部隅部に取付けることにより、外観を良好にするとともに、初期結露発生箇所の温度差を検出できるので、確実に結露を防止できる。
又、制御手段によって予め設定された複数段階の温度差に基づいて上記発熱手段の出力を複数段階に分けて制御するようにした場合も、より高い効果を期待できるものである。
以下、図1乃至図4を参照して本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本実施の形態による通電発熱ガラス装置の全体の構成を示す図であり、まず、通電発熱ガラス1がある。この通電発熱ガラス1は、寒気側ガラス板3と、暖気側ガラス板5と、これら寒気側ガラス板3と暖気側ガラス板5とを所定の間隔で保持する枠体7と、上記寒気側ガラス板3と暖気側ガラス板5との間であって暖気側ガラス板5側に設けられた発熱手段としてのヒータ9とから構成されている。
上記構成をなす通電発熱ガラス1は窓枠11内に嵌め込まれている。又、図1において、通電発熱ガラス1の左側が寒気側であり右側が暖気側である。そして、上記ヒータ9によって暖気側ガラス板5を適宜加熱することにより、暖気側ガラス板5の表面温度とそこに近接する暖気側の雰囲気温度との温度差を是正して、コールドドラフト及び又は結露を防止しようとするものである。
上記通電発熱ガラス1の暖気側ガラス板5の暖気側には、温度差検出手段としてのペルチェ素子13が熱伝導両面テープ14を介して取り付けられている。上記ペルチェ素子13は、例えば、図3に示すような原理に基づいて、暖気側ガラス板5の表面温度と暖気側であって暖気側ガラス板5直近の雰囲気温度との温度差を検出するものである。
図3に基づいて説明すると、P型熱電半導体15と、N型熱電半導体17とを銅電極19、21、23を介して接合したものである。この場合、電源25より直流電流を流すと、いわゆる「ペルチェ効果」に基づいて、P型熱電半導体15及びN型熱電半導体17を挟んで図3中上側と下側との間に温度差が発生する。逆に、P型熱電半導体15及びN型熱電半導体17を挟んで図3中上側と下側との間に温度差が発生すると、それによって、起電力が発生する。本実施の形態によるペルチェ素子13は、このような原理を利用したものであり、暖気側ガラス板5の表面温度と暖気側であって暖気側ガラス板5直近の雰囲気温度との温度差によって発生する起電力を検出し、それによって、温度差の大きさを検知せんとするものである。
上記ペルチェ素子13からの検出信号は制御手段27に入力される。制御手段27は、その検出信号に基づいてヒータ9を制御し、暖気側ガラス板5の暖気側表面温度と暖気側であって暖気側ガラス板5直近の雰囲気温度との温度差を是正して、コールドドラフト及び又は結露を防止せんとするものである。
上記ペルチェ素子13の取付構造を図2を参照して説明する。ペルチェ素子13は、暖気側ガラス板5の暖気側であって、向って右下隅に取り付けられている。該部分は暖気ガラス板5の表面において目立ち難い箇所であるとともに、温度が低いと予想される個所である。それは、ヒータ9によって加熱された熱が外部に最も放熱され易い個所であるからである。そのような個所にペルチェ素子13を取り付けることにより、コールドドラフト及び又は結露を早期に防止せんとするものである。
尚、ペルチェ素子13より引き出されたリード線29、31は、暖気側ガラス板5に設けた貫通孔33を通って通電発熱ガラス1の空気層を経て枠体7を貫通して通電発熱ガラス1の側面より引き出す。さらに窓枠11及び壁内を経て制御手段27に接続されるため、リード線29、31は外観上へ露出せず、外観を良好にすることができる。
尚、図2中仮想線で示すように、ペルチェ素子13の外周部をカバー34によって覆うことも考えられる。その場合には、貫通孔33等を隠して美観を向上させることができる。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、制御手段27による制御内容について説明する。
まず、いわゆる「サイクル制御」におけるサイクル(%)と検知電圧を夫々設定する。
因みに、結露に関しては温度差のみならず湿度も関係する。したがって、結露のみを対象にする場合には、検知電圧に関する設定に際してそれを考慮することになる。
次いで、自動スタートとなる。まず、ステップS1において、ペルチェ素子13より検出される起電力が3.5mV以上であるか否かが判別される。ペルチェ素子13より検出される起電力が3.5mV以上であると判別された場合は、ステップS2に移行する。そして、ヒータ9による運転を設定値の150%運転に切り換える。
ステップS1において、ペルチェ素子13より検出される起電力が3.5mV以上ではない場合には、ステップS3に移行する。ステップS3において、ペルチェ素子13より検出される起電力が2.8mV以上であるか否かが判別される。ペルチェ素子13より検出される起電力が2.8mV以上であると判別された場合は、ステップS4に移行する。そして、ヒータ9による運転を設定値の100%運転に切り換える。
ステップS3において、ペルチェ素子13より検出される起電力が2.8mV以上ではない場合には、ステップS5に移行する。ステップS5において、ペルチェ素子13より検出される起電力が2.4mV以上であるか否かが判別される。ペルチェ素子13より検出される起電力が2.4mV以上であると判別された場合は、ステップS6に移行する。そして、1秒待機した後にステップS1に戻る。
尚、ステップS2、S4の場合にも、運運切換を行った後に、ステップS6に移行して、1秒待機した後にステップS1に戻る。
ステップS5において、ペルチェ素子13より検出される起電力が2.4mV以上ではないと判別された場合には、ステップS7に移行して、ヒータ9への通電が「OFF」となる。そして、ステップS8に移行して、30秒経過したか否かの判別がなされる。30秒経過した場合にはステップS1に戻り、同様の処理が行われることになる。
以上、本実施の形態によると次のような効果を奏することができる。
まず、単一のセンサであるペルチェ素子13のみを使用して暖気側ガラス板5の表面温度と暖気側であって暖気側ガラス板5直近の空気温度との温度差を検出し、それに基づいてヒータ9を制御するようにしているので、従来のように、2個のセンサを要する構成に比べて、構成の簡略化、工数の減少、部品点数の減少、コストの低減を図ることができる。
又、この実施の形態の場合には、ペルチェ素子13を使用して暖気側ガラス板5の表面温度と暖気側であって暖気側ガラス板5直近の空気温度との温度差を検出するようにしているので、コールドドラフト、結露に対して効果的かつ迅速に対応することができる。
又、コールドドラフトに対してヒータ9による加熱を必要最小限に抑えることができ、それによって、エネルギー消費量の低減を図ることができる。
又、ペルチェ素子13は暖気側ガラス板5の表面であって温度が低い個所である下部隅部に取り付けられているので、それによっても、コールドドラフト、結露に対して効果的に対応することができる。
又、本実施の形態の場合には、暖気側ガラス板5の表面温度と暖気側であって暖気側ガラス板5直近の空気温度との温度差を複数段階、具体的には、三段階に区分けして、夫々異なる内容でヒータ9を制御するようにしているので、それによっても、コールドドラフト、結露に対して効果的に対応することができる。
次に、図5を参照して本発明の第2の実施の形態を説明する。前記第1の実施の形態の場合には、ヒータ9への通電を「OFF」にした後、ステップS8において、30秒経過をみて同様の処理を繰り返すようにしていたが、この第2の実施の形態の場合には、ステップS8´において、ペルチェ素子13より検出される起電力が2.8mV以上であるか否かを判別するように構成したものである。ペルチェ素子13より検出される起電力が2.8mV以上であると判別された場合には、ステップS1に戻って同様の処理を行うようにしたものである。
その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、よって、第1の実施の形態の場合と同様の効果を奏することができるものである。
次に、図6を参照して第3の実施の形態を説明する。この場合には、ペルチェ素子13の表面に平板状の伝熱部材41を取り付けたものであり、それ以外は前記第1、第2の実施の形態の場合と同様である。上記伝熱材41によって温度差をより高い精度で検知することができ、それによって、コールドドラフト、結露に対してより効果的に対応することができる。
次に、図7を参照して第4の実施の形態を説明する。この場合には、ペルチェ素子13の表面にフィン状の伝熱部材51を取り付けたものであり、それ以外は前記第1、第2の実施の形態の場合と同様である。上記伝熱部材51には、複数個の突起53がフィン状に突出・形成されていて、全体として伝熱面積を大幅に拡大している。上記伝熱部材61によって温度差をより高い精度で検知することができ、それによって、コールドドラフト、結露に対してより効果的に対応することができる。特に、フィン状をなしていてその伝熱面積を拡大しているので効果的である。
尚、本発明は前記第1〜第4の実施の形態に限定されるものではない。
前記第1〜第4の実施の形態では、2枚のガラス板より構成された通電発熱ガラスを例に挙げて説明したが、1枚のガラス板及び3枚以上のガラス板より構成される通電発熱ガラスに対しても適用可能である。
又、通電過熱ガラスの構成についても、前記各実施の形態では、ヒータを模式的に示したが、発熱手段の構成としてはシート状のもの、塗布したもの、等様々なものが考えられる。
通電発熱ガラス装置の用途についてはこれを特に限定するものではない。
制御手段による制御内容として、前記各実施の形態では、温度差を3段階に分けて制御するようにしているが、さらに細かく区分けして制御するようにしても良いし、より単純に制御することが考えられる。
又、制御に際しての設定値は任意に設定するものであり、これを特に限定するものではない。又、コールドドラフトを主に対象とする場合、主に結露を対象にする場合、それら両者を対象にする場合等、その目的に応じて各種設定値を任意に設定することになる。
本発明は、コールドドラフト及び又は結露を効果的に防止することができる通電発熱ガラス装置として効果的に適用可能である。
本発明の第1の実施の形態を示す図で、通電発熱ガラス装置の全体の構成を示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、ペルチェ素子からなる温度差検出手段の取付構造を示す一部斜視図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、ペルチェ素子の駆動原理を示す図である。 本発明の第1の実施の形態を示す図で、制御手段による制御の内容を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態を示す図で、制御手段による制御の内容を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態を示す図で、ペルチェ素子からなる温度差検出手段の構成を示す斜視図である。 本発明の第4の実施の形態を示す図で、ペルチェ素子からなる温度差検出手段の構成を示す斜視図である。
符号の説明
1 通電発熱ガラス
3 寒気側ガラス板
5 暖気側ガラス板
7 枠体
9 ヒータ
11 窓枠
13 ペルチェ素子
27 制御手段
41 伝熱部材
51 伝熱部材



























Claims (7)

  1. 発熱手段を備えた通電発熱ガラスと、
    上記通電発熱ガラスに取り付けられ該通電発熱ガラスの暖気側面の温度と該暖気側面に近接する暖気側の雰囲気温度との差を検出する温度差検出手段と、
    上記温度差検出手段からの検出信号に基づいて上記発熱手段を制御してコールドドラフト及び又は結露を防止する制御手段と、
    を具備したことを特徴とする通電発熱ガラス装置。
  2. 請求項1記載の通電発熱ガラス装置において、
    上記温度差検出手段は上記通電発熱ガラスの暖気側面に取り付けられたペルチェ素子から構成されていることを特徴とする通電発熱ガラス装置。
  3. 請求項2記載の通電発熱ガラス装置において、
    上記温度差検出手段は雰囲気側の表面に伝熱材を備えているものであることを特徴とする通電発熱ガラス装置。
  4. 請求項3記載の通電発熱ガラス装置において、
    上記伝熱材は平板状をなしているものであることを特徴とする通電発熱ガラス装置。
  5. 請求項3記載の通電発熱ガラス装置において、
    上記伝熱材はフィン状をなしているものであることを特徴とする通電発熱ガラス装置。
  6. 請求項1乃至請求項5の何れかに記載の通電発熱ガラス装置において、
    上記温度差検出手段は通電発熱ガラスの下部隅部に取り付けられていることを特徴とする通電発熱ガラス装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載の通電発熱ガラス装置において、
    上記制御手段は、予め設定された複数段階の温度差に基づいて上記発熱手段の出力を複数段階に分けて制御するものであることを特徴とする通電発熱ガラス装置。
JP2003314891A 2003-09-08 2003-09-08 通電発熱ガラス装置 Expired - Fee Related JP3631487B1 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314891A JP3631487B1 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 通電発熱ガラス装置
KR1020040071113A KR100824094B1 (ko) 2003-09-08 2004-09-07 통전발열글라스장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003314891A JP3631487B1 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 通電発熱ガラス装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP3631487B1 JP3631487B1 (ja) 2005-03-23
JP2005082428A true JP2005082428A (ja) 2005-03-31

Family

ID=34415312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003314891A Expired - Fee Related JP3631487B1 (ja) 2003-09-08 2003-09-08 通電発熱ガラス装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP3631487B1 (ja)
KR (1) KR100824094B1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101407467B1 (ko) * 2012-01-10 2014-06-17 주식회사 씨피이셀 냉난방 모듈을 갖는 시스템 창호
KR101522660B1 (ko) * 2013-10-31 2015-05-26 이찬행 복층유리의 내부 밀폐공기층 온도조절장치 및 이를 이용한 밀폐공기층의 온도조절방법
JP2015115984A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 アイシン精機株式会社 結露防止装置
KR102420060B1 (ko) * 2022-01-25 2022-07-13 주식회사 유건알미늄 결로를 최소화할 수 있는 미서기창

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104932582B (zh) * 2014-04-01 2017-03-15 中国建筑材料科学研究总院 一种防止玻璃结露结霜的控制方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100742075B1 (ko) * 2001-12-01 2007-07-23 한국델파이주식회사 차량의 습도제어 장치 및 그 방법

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101407467B1 (ko) * 2012-01-10 2014-06-17 주식회사 씨피이셀 냉난방 모듈을 갖는 시스템 창호
KR101522660B1 (ko) * 2013-10-31 2015-05-26 이찬행 복층유리의 내부 밀폐공기층 온도조절장치 및 이를 이용한 밀폐공기층의 온도조절방법
JP2015115984A (ja) * 2013-12-09 2015-06-22 アイシン精機株式会社 結露防止装置
KR102420060B1 (ko) * 2022-01-25 2022-07-13 주식회사 유건알미늄 결로를 최소화할 수 있는 미서기창
KR20220104111A (ko) * 2022-01-25 2022-07-26 주식회사 유건알미늄 결로를 최소화할 수 있는 미서기창의 제어방법
KR102628305B1 (ko) * 2022-01-25 2024-01-23 주식회사 유건알미늄 결로를 최소화할 수 있는 미서기창의 제어방법

Also Published As

Publication number Publication date
KR20050025911A (ko) 2005-03-14
KR100824094B1 (ko) 2008-04-21
JP3631487B1 (ja) 2005-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ATE376205T1 (de) Sitz mit temperaturregelung und belueftung, und sicherheitssystem fuer ein fahrzeug
JP3631487B1 (ja) 通電発熱ガラス装置
JP6435828B2 (ja) ヒータ装置
CA2811483C (en) Dual chimney flat panel convection air space heater
CN111198582B (zh) 宠物用温度调节装置
JP6528320B2 (ja) 屋根構造
JPH04316939A (ja) 冷暖房機及びその制御方法
JP2006177646A (ja) 建物内温度調節システム及びこれを用いた建物
JP2009257700A (ja) 天井暖房装置
JP2004125363A (ja) 電熱式暖房機のヒーターの構造
ES2280147T1 (es) Calentadores de acumulacion.
KR20180100826A (ko) 그래파이트 기반 발열체를 이용한 발열 시스템
JP2000154923A (ja) 暖房用ヒータ
JP4321358B2 (ja) 電気採暖装置
JPH05340589A (ja) 床暖房制御装置
JP3019235U (ja) 壁面設置暖房装置
JP2005055141A (ja) 空気調和機
JPH085089A (ja) 床暖房制御方法
JP2002310506A (ja) 電気こたつ用発熱ユニット
JP2018162889A (ja) 暖房機
JPH0668920U (ja) 空気調和装置
JPH10162938A (ja) ヒータ
JP2003240230A (ja) 燃焼制御装置
JPS5974436A (ja) 暖房装置
JP2001120463A (ja) 便座装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20041214

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041216

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071224

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101224

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees