JP2003240230A - 燃焼制御装置 - Google Patents
燃焼制御装置Info
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- JP2003240230A JP2003240230A JP2002035103A JP2002035103A JP2003240230A JP 2003240230 A JP2003240230 A JP 2003240230A JP 2002035103 A JP2002035103 A JP 2002035103A JP 2002035103 A JP2002035103 A JP 2002035103A JP 2003240230 A JP2003240230 A JP 2003240230A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃焼運転待機時に燃焼部の電気系回路への電
力供給を停止することにより消費電力の低減を図った燃
焼制御装置を提供する。 【解決手段】 暖房機の装置駆動中に、室内温度が設定
温度以上になり燃料の燃焼を停止する燃焼運転待機時に
は、主制御部30によって、燃焼部40を構成するフレ
ームセンサ14a、燃焼用送風機15、灯油用燃料ポンプ
16を駆動するための回路への電力の供給を停止する。
さらに、これらのうちの何れかに専用のスイッチング電
源を備えているときは、このスイッチング電源の発振を
停止することによりスイッチング電源における電力消費
を削減する。また、センサ群36を構成する室温サーミ
スタセンサ31等のセンサへの電力供給を所定周期で間
欠的に行い、センサの検知結果を電力供給タイミングで
主制御部30に取り込む。
力供給を停止することにより消費電力の低減を図った燃
焼制御装置を提供する。 【解決手段】 暖房機の装置駆動中に、室内温度が設定
温度以上になり燃料の燃焼を停止する燃焼運転待機時に
は、主制御部30によって、燃焼部40を構成するフレ
ームセンサ14a、燃焼用送風機15、灯油用燃料ポンプ
16を駆動するための回路への電力の供給を停止する。
さらに、これらのうちの何れかに専用のスイッチング電
源を備えているときは、このスイッチング電源の発振を
停止することによりスイッチング電源における電力消費
を削減する。また、センサ群36を構成する室温サーミ
スタセンサ31等のセンサへの電力供給を所定周期で間
欠的に行い、センサの検知結果を電力供給タイミングで
主制御部30に取り込む。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油暖房機やボイ
ラなどの燃焼制御装置に関し、特に待機電力を低減して
省エネルギーを実現した燃焼制御装置に関するものであ
る。
ラなどの燃焼制御装置に関し、特に待機電力を低減して
省エネルギーを実現した燃焼制御装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、ガスや灯油などの流動性を有する
燃料を燃焼させて室内暖房を行う暖房機が知られてい
る。この種の暖房機では燃焼部によって室内空気を直接
加熱するもの、或いは燃焼部によって水を加熱し、この
温水を床下や室内に設置した放熱器に通して室内暖房を
行う温水暖房などが知られている。
燃料を燃焼させて室内暖房を行う暖房機が知られてい
る。この種の暖房機では燃焼部によって室内空気を直接
加熱するもの、或いは燃焼部によって水を加熱し、この
温水を床下や室内に設置した放熱器に通して室内暖房を
行う温水暖房などが知られている。
【0003】また、コンピュータ制御の普及により、室
内温度をほぼ設定値に維持するように燃料を燃焼する燃
焼制御装置が暖房機に備えられ、燃焼部において自動的
に間欠的な燃料の燃焼を行わせることができるようにな
った。このため、暖房機の電源スイッチをオンにしてお
くだけで、快適な室内温度を維持できるようになった。
内温度をほぼ設定値に維持するように燃料を燃焼する燃
焼制御装置が暖房機に備えられ、燃焼部において自動的
に間欠的な燃料の燃焼を行わせることができるようにな
った。このため、暖房機の電源スイッチをオンにしてお
くだけで、快適な室内温度を維持できるようになった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記コンピュータ制御
の導入に伴い、暖房機の各部において直流電源から供給
される直流電力によって駆動する電機部品、例えば燃焼
用送風機や電磁ポンプ、温度センサなどの電機部品が使
用されるようになり、家庭用商用交流電源から容易に直
流電力を生成できるスイッチング電源が使用されるよう
になった。
の導入に伴い、暖房機の各部において直流電源から供給
される直流電力によって駆動する電機部品、例えば燃焼
用送風機や電磁ポンプ、温度センサなどの電機部品が使
用されるようになり、家庭用商用交流電源から容易に直
流電力を生成できるスイッチング電源が使用されるよう
になった。
【0005】さらに、従来の燃焼制御装置においては、
室内の温度が設定温度に達した際に燃焼部における燃料
の燃焼を停止するが、燃焼部の電気系回路には常に通電
されていた。
室内の温度が設定温度に達した際に燃焼部における燃料
の燃焼を停止するが、燃焼部の電気系回路には常に通電
されていた。
【0006】このため、暖房機の電源スイッチをオンに
して燃焼制御装置を駆動状態にしていると、全ての電気
系回路に通電されて、これらの電気系回路において無駄
な電力が消費されていた。
して燃焼制御装置を駆動状態にしていると、全ての電気
系回路に通電されて、これらの電気系回路において無駄
な電力が消費されていた。
【0007】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、燃焼
運転待機時に燃焼部の電気系回路への電力供給を停止す
ることにより消費電力の低減を図った燃焼制御装置を提
供することである。
運転待機時に燃焼部の電気系回路への電力供給を停止す
ることにより消費電力の低減を図った燃焼制御装置を提
供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、加熱対象物の温度を検出す
る温度センサを含むセンサ群と、流動性を有する燃料を
断続的に燃焼して燃焼熱によって前記加熱対象物を加熱
する燃焼部と、装置駆動中に前記検出温度を設定温度に
維持するように前記燃焼部の駆動を制御する主制御部と
を備えた燃焼制御装置において、装置駆動中であって且
つ前記燃料の燃焼停止中に前記燃焼部を駆動する電力の
供給を停止する電力供給停止手段を設けた燃焼制御装置
を提案する。
成するために請求項1では、加熱対象物の温度を検出す
る温度センサを含むセンサ群と、流動性を有する燃料を
断続的に燃焼して燃焼熱によって前記加熱対象物を加熱
する燃焼部と、装置駆動中に前記検出温度を設定温度に
維持するように前記燃焼部の駆動を制御する主制御部と
を備えた燃焼制御装置において、装置駆動中であって且
つ前記燃料の燃焼停止中に前記燃焼部を駆動する電力の
供給を停止する電力供給停止手段を設けた燃焼制御装置
を提案する。
【0009】該燃焼制御装置によれば、電力供給停止手
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部を駆動する電力の供給が停止される。
このため、無駄な電力の消費が回避される。
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部を駆動する電力の供給が停止される。
このため、無駄な電力の消費が回避される。
【0010】また、請求項2では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記燃焼部は燃料用電磁ポンプを
備え、前記電力供給停止手段は前記燃料用電磁ポンプへ
の電力供給を停止する手段を有する燃焼制御装置を提案
する。
焼制御装置において、前記燃焼部は燃料用電磁ポンプを
備え、前記電力供給停止手段は前記燃料用電磁ポンプへ
の電力供給を停止する手段を有する燃焼制御装置を提案
する。
【0011】該燃焼制御装置によれば、電力供給停止手
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部の燃料用電磁ポンプへの電力の供給が
停止される。このため、燃料用電磁ポンプで無駄な電力
が消費されることがない。
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部の燃料用電磁ポンプへの電力の供給が
停止される。このため、燃料用電磁ポンプで無駄な電力
が消費されることがない。
【0012】また、請求項3では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記燃焼部は燃焼用送風機を備
え、前記電力供給停止手段は前記燃焼用送風機への電力
供給を停止する手段を有する燃焼制御装置を提案する。
焼制御装置において、前記燃焼部は燃焼用送風機を備
え、前記電力供給停止手段は前記燃焼用送風機への電力
供給を停止する手段を有する燃焼制御装置を提案する。
【0013】該燃焼制御装置によれば、電力供給停止手
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部の燃焼用送風機への電力の供給が停止
される。このため、燃焼用送風機で無駄な電力が消費さ
れることがない。
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部の燃焼用送風機への電力の供給が停止
される。このため、燃焼用送風機で無駄な電力が消費さ
れることがない。
【0014】また、請求項4では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記燃焼部の構成要素の少なくと
も一部の駆動電力を供給するスイッチング電源を備え、
前記電力供給停止手段は前記スイッチング電源の発振停
止手段を有する燃焼制御装置を提案する。
焼制御装置において、前記燃焼部の構成要素の少なくと
も一部の駆動電力を供給するスイッチング電源を備え、
前記電力供給停止手段は前記スイッチング電源の発振停
止手段を有する燃焼制御装置を提案する。
【0015】該燃焼制御装置によれば、電力供給停止手
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部の構成要素の少なくとも一部へ駆動電
力を供給するスイッチング電源の発振が停止される。こ
のため、スイッチング電源の駆動が停止するため、スイ
ッチング電源で無駄な電力が消費されることがない。
段によって、装置駆動中であっても、前記加熱対象物が
設定温度に維持されていて燃料の燃焼が停止されている
間には前記燃焼部の構成要素の少なくとも一部へ駆動電
力を供給するスイッチング電源の発振が停止される。こ
のため、スイッチング電源の駆動が停止するため、スイ
ッチング電源で無駄な電力が消費されることがない。
【0016】また、請求項5では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記燃焼部は、燃焼炎の状態を検
知するフレームセンサを備え、前記電力供給停止手段
は、前記フレームセンサが燃焼炎の消火を検知した後に
前記フレームセンサを含む前記燃焼部への電力供給を停
止する手段を有する燃焼制御装置を提案する。
焼制御装置において、前記燃焼部は、燃焼炎の状態を検
知するフレームセンサを備え、前記電力供給停止手段
は、前記フレームセンサが燃焼炎の消火を検知した後に
前記フレームセンサを含む前記燃焼部への電力供給を停
止する手段を有する燃焼制御装置を提案する。
【0017】また、請求項6では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記センサ群のセンサへの駆動電
力供給を所定周期で間欠的に行う手段を備え、前記主制
御部は、前記センサ群のセンサに駆動電力が供給されて
いるときに前記センサの検知情報を取得する手段を備え
ている燃焼制御装置を提案する。
焼制御装置において、前記センサ群のセンサへの駆動電
力供給を所定周期で間欠的に行う手段を備え、前記主制
御部は、前記センサ群のセンサに駆動電力が供給されて
いるときに前記センサの検知情報を取得する手段を備え
ている燃焼制御装置を提案する。
【0018】該燃焼制御装置によれば、前記センサ群の
センサへの駆動電力の供給が所定周期で間欠的に行わ
れ、センサに駆動電力が供給されているときに主制御部
によってセンサの検知情報が取得される。これにより、
主制御部によってセンサから検知情報が取得される時間
帯以外はセンサにおいて電力が消費されない。
センサへの駆動電力の供給が所定周期で間欠的に行わ
れ、センサに駆動電力が供給されているときに主制御部
によってセンサの検知情報が取得される。これにより、
主制御部によってセンサから検知情報が取得される時間
帯以外はセンサにおいて電力が消費されない。
【0019】また、請求項7では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記センサ群は過熱防止スイッチ
を含んでいる燃焼制御装置を提案する。
焼制御装置において、前記センサ群は過熱防止スイッチ
を含んでいる燃焼制御装置を提案する。
【0020】該燃焼制御装置によれば、前記過熱防止ス
イッチへの駆動電力の供給が所定周期で間欠的に行わ
れ、過熱防止スイッチに駆動電力が供給されているとき
に主制御部によって過熱防止スイッチの検知情報が取得
される。これにより、主制御部によって過熱防止スイッ
チから検知情報が取得される時間帯以外は過熱防止スイ
ッチにおいて電力が消費されない。
イッチへの駆動電力の供給が所定周期で間欠的に行わ
れ、過熱防止スイッチに駆動電力が供給されているとき
に主制御部によって過熱防止スイッチの検知情報が取得
される。これにより、主制御部によって過熱防止スイッ
チから検知情報が取得される時間帯以外は過熱防止スイ
ッチにおいて電力が消費されない。
【0021】また、請求項8では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記加熱対象物が屋内空気である
燃焼制御装置を提案する。
焼制御装置において、前記加熱対象物が屋内空気である
燃焼制御装置を提案する。
【0022】該燃焼制御装置によれば、前記燃焼部によ
って屋内空気が加熱され、前記主制御部の制御によって
屋内空気の温度が設定温度に維持される。
って屋内空気が加熱され、前記主制御部の制御によって
屋内空気の温度が設定温度に維持される。
【0023】また、請求項9では、請求項1に記載の燃
焼制御装置において、前記加熱対象物が水である燃焼制
御装置を提案する。
焼制御装置において、前記加熱対象物が水である燃焼制
御装置を提案する。
【0024】該燃焼制御装置によれば、前記燃焼部によ
って温水暖房などに用いる水が加熱され、前記主制御部
の制御によって水の温度が設定温度に維持される。
って温水暖房などに用いる水が加熱され、前記主制御部
の制御によって水の温度が設定温度に維持される。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
一実施形態を説明する。
一実施形態を説明する。
【0026】図1は本発明の一実施形態における燃焼制
御装置を備えた暖房機を示す外観斜視図、図2は一実施
形態における暖房機の正面図、図3は一実施形態におけ
る暖房機の側面概略構成図、図4は一実施形態における
暖房機の電気系回路を示すブロック図である。
御装置を備えた暖房機を示す外観斜視図、図2は一実施
形態における暖房機の正面図、図3は一実施形態におけ
る暖房機の側面概略構成図、図4は一実施形態における
暖房機の電気系回路を示すブロック図である。
【0027】図1乃至図3において、1は暖房機で、箱
状の本体キャビネット10を有し、このキャビネット1
0の幅広面が前後に位置するように配置されている。ま
た、キャビネット10の前面パネル10aには後述する
熱交換器用の開口部10bを有すると共に、運転操作用
の操作・表示パネル11及び手指等の接触を防止するワ
イヤーガード12が設けられている。さらに、キャビネ
ット10の上板10cには複数のスリット10dが形成
されている。
状の本体キャビネット10を有し、このキャビネット1
0の幅広面が前後に位置するように配置されている。ま
た、キャビネット10の前面パネル10aには後述する
熱交換器用の開口部10bを有すると共に、運転操作用
の操作・表示パネル11及び手指等の接触を防止するワ
イヤーガード12が設けられている。さらに、キャビネ
ット10の上板10cには複数のスリット10dが形成
されている。
【0028】操作・表示パネル11は、室内温度や設定
温度などを表示する表示器と、所望の温度を設定するス
イッチを有し、スイッチの出力信号は後述する主制御部
に入力され、主制御部によって設定温度が読み取られ
る。また、主制御部からの表示制御信号に基づいて表示
器に室内温度や設定温度などが表示される。
温度などを表示する表示器と、所望の温度を設定するス
イッチを有し、スイッチの出力信号は後述する主制御部
に入力され、主制御部によって設定温度が読み取られ
る。また、主制御部からの表示制御信号に基づいて表示
器に室内温度や設定温度などが表示される。
【0029】また、キャビネット10の内部前面側には
熱交換器13が設置されている。この熱交換器13は前
後幅が薄い箱状をなしており、幅広面である前面をキャ
ビネット10の開口部10bを通じて室内に臨むように
なっている。
熱交換器13が設置されている。この熱交換器13は前
後幅が薄い箱状をなしており、幅広面である前面をキャ
ビネット10の開口部10bを通じて室内に臨むように
なっている。
【0030】熱交換器13の背面下部よりには炎検知用
のフレームセンサ14aを有するバーナ14及び燃焼用
送風機15が設置されている。このバーナ14には電磁
ポンプ16によって燃焼用の灯油が送油され、空気導入
路17を通じて吸入された燃焼用空気と燃焼用灯油によ
って、バーナ14から熱交換器13の内部に向かって燃
焼炎18を噴出するようになっている。このバーナ14
で生成された燃焼ガスは排気路19を通って屋外に排気
される。
のフレームセンサ14aを有するバーナ14及び燃焼用
送風機15が設置されている。このバーナ14には電磁
ポンプ16によって燃焼用の灯油が送油され、空気導入
路17を通じて吸入された燃焼用空気と燃焼用灯油によ
って、バーナ14から熱交換器13の内部に向かって燃
焼炎18を噴出するようになっている。このバーナ14
で生成された燃焼ガスは排気路19を通って屋外に排気
される。
【0031】熱交換器13の前面下部よりにはフレーム
21で保持された耐熱ガラスの覗き窓22がはめ込まれ
ており、覗き窓22はバーナ14と対向する位置に配置
されている。
21で保持された耐熱ガラスの覗き窓22がはめ込まれ
ており、覗き窓22はバーナ14と対向する位置に配置
されている。
【0032】また、暖房機1は、上記図1乃至図3に図
示されない構成要素として、図4に示すように、周知の
コンピュータを主体として構成された主制御部30と、
センサ群36を構成する室温サーミスタセンサ31と、
気化器サーミスタセンサ32、感震器33、過熱防止ス
イッチ34、排気管はずれ防止装置35を備え、これら
のセンサの検知結果は電気信号として主制御部30に読
みとられる。尚、本実施形態の暖房機1における燃焼制
御装置は、主制御部30と、室温サーミスタセンサ3
1、気化器サーミスタセンサ32、燃焼部40によって
構成されている。
示されない構成要素として、図4に示すように、周知の
コンピュータを主体として構成された主制御部30と、
センサ群36を構成する室温サーミスタセンサ31と、
気化器サーミスタセンサ32、感震器33、過熱防止ス
イッチ34、排気管はずれ防止装置35を備え、これら
のセンサの検知結果は電気信号として主制御部30に読
みとられる。尚、本実施形態の暖房機1における燃焼制
御装置は、主制御部30と、室温サーミスタセンサ3
1、気化器サーミスタセンサ32、燃焼部40によって
構成されている。
【0033】室温サーミスタセンサ31は、周知のサー
ミスタを用いたセンサで、室温を検知し、検知結果を電
気信号として出力する。気化器サーミスタセンサ32
は、センサ31と同様にサーミスタを用いたセンサで、
気化器の温度を検知し、検知結果を電気信号として出力
する。感震器33は、オン・オフスイッチを用いたセン
サで、地震などによる震動を感知したときにスイッチが
オフ状態となり、スイッチのオン・オフ状態を電気信号
として主制御部30に出力する。また、過熱防止スイッ
チ34は、スイッチとして例えばサーモスタットを用い
たセンサで、熱交換器13の温度が所定温度以上になっ
たときスイッチがオフ状態となり、スイッチのオン・オ
フ状態を電気信号として主制御部30に出力する。排気
管はずれ防止装置35は、排気管と暖房機本体に電極を
接続し、これをスイッチとみなした装置で、排気管がは
ずれるとスイッチがオフ状態となり、スイッチのオン・
オフ状態を電気信号として主制御部30に出力する。
ミスタを用いたセンサで、室温を検知し、検知結果を電
気信号として出力する。気化器サーミスタセンサ32
は、センサ31と同様にサーミスタを用いたセンサで、
気化器の温度を検知し、検知結果を電気信号として出力
する。感震器33は、オン・オフスイッチを用いたセン
サで、地震などによる震動を感知したときにスイッチが
オフ状態となり、スイッチのオン・オフ状態を電気信号
として主制御部30に出力する。また、過熱防止スイッ
チ34は、スイッチとして例えばサーモスタットを用い
たセンサで、熱交換器13の温度が所定温度以上になっ
たときスイッチがオフ状態となり、スイッチのオン・オ
フ状態を電気信号として主制御部30に出力する。排気
管はずれ防止装置35は、排気管と暖房機本体に電極を
接続し、これをスイッチとみなした装置で、排気管がは
ずれるとスイッチがオフ状態となり、スイッチのオン・
オフ状態を電気信号として主制御部30に出力する。
【0034】さらに、暖房機1は、対流用送風機37、
イグナイタ(点火装置)38、気化器ヒータ39を備
え、これらへの通電は、主制御部30によってオン・オ
フ状態が制御される電磁リレー(継電器)を介して行わ
れる。
イグナイタ(点火装置)38、気化器ヒータ39を備
え、これらへの通電は、主制御部30によってオン・オ
フ状態が制御される電磁リレー(継電器)を介して行わ
れる。
【0035】上記図4に示した燃焼制御装置において、
燃焼部40は、フレームセンサ(炎センサ)14aと、
DCブラシレスモータからなる燃焼用送風機15、灯油
用電磁ポンプ16、イグナイタ(点火装置)38、気化
器ヒータ39によって構成されている。
燃焼部40は、フレームセンサ(炎センサ)14aと、
DCブラシレスモータからなる燃焼用送風機15、灯油
用電磁ポンプ16、イグナイタ(点火装置)38、気化
器ヒータ39によって構成されている。
【0036】また、暖房機1は、上記の電気系回路への
電力供給を行う電源部41を備え、図5に示すように、
電源部41は、フィルタ102、全波整流回路103、第1ス
イッチング部110、第2スイッチング部120から構成され
ている。
電力供給を行う電源部41を備え、図5に示すように、
電源部41は、フィルタ102、全波整流回路103、第1ス
イッチング部110、第2スイッチング部120から構成され
ている。
【0037】フィルタ102は、家庭用商用電源101から交
流電力を入力してノイズ成分を取り除いて全波整流回路
103に入力する。
流電力を入力してノイズ成分を取り除いて全波整流回路
103に入力する。
【0038】全波整流回路103は、交流電力を直流電力
に変換して、第1スイッチング部110と第2スイッチン
グ部120に供給する。
に変換して、第1スイッチング部110と第2スイッチン
グ部120に供給する。
【0039】第1スイッチング部110は、発振制御回路1
11と、スイッチングトランジスタ112、変圧器113、整流
回路114、電圧比較回路115から構成されている。
11と、スイッチングトランジスタ112、変圧器113、整流
回路114、電圧比較回路115から構成されている。
【0040】発振制御回路111は、主制御部30から出
力される発振停止信号OSCstopを入力していないときに
動作し、電圧比較回路115から出力される負帰還用の誤
差電圧に基づいてスイッチングトランジスタ112をスイ
ッチング動作させ、変圧器113の1次側に全波整流回路1
03の出力電流を断続的に通電する。
力される発振停止信号OSCstopを入力していないときに
動作し、電圧比較回路115から出力される負帰還用の誤
差電圧に基づいてスイッチングトランジスタ112をスイ
ッチング動作させ、変圧器113の1次側に全波整流回路1
03の出力電流を断続的に通電する。
【0041】整流回路114は、変圧器113の2次側から出
力される交流電力を整流して直流電力に変換して出力す
る。
力される交流電力を整流して直流電力に変換して出力す
る。
【0042】電圧比較回路115は、整流回路114の出力電
圧を入力すると共に、主制御部30から出力電圧設定電
圧SEToutを入力し、これらの電圧に基づいて負帰還用の
誤差電圧を発振制御回路111に出力する。
圧を入力すると共に、主制御部30から出力電圧設定電
圧SEToutを入力し、これらの電圧に基づいて負帰還用の
誤差電圧を発振制御回路111に出力する。
【0043】第2スイッチング部120は、発振制御回路1
21と、スイッチングトランジスタ122、変圧器123、変圧
回路124から構成されている。
21と、スイッチングトランジスタ122、変圧器123、変圧
回路124から構成されている。
【0044】発信制御回路121は、常にスイッチングト
ランジスタ122をスイッチング動作させ、変圧器123の1
次側に全波整流回路103の出力電流を断続的に通電す
る。
ランジスタ122をスイッチング動作させ、変圧器123の1
次側に全波整流回路103の出力電流を断続的に通電す
る。
【0045】変圧回路124は、変圧器123の2次側から出
力される交流電力を整流すると共に、互いに異なる複数
の直流電圧(30V,12V,5V)を生成して出力する。変圧回
路124から出力される電圧30Vの直流電力は主に灯油
用燃料ポンプ16とフレームセンサ14aに供給され、電
圧12Vの直流電力は主に電磁リレー(継電器)に供給
され、また、電圧5Vの直流電力は主に主制御部30に
供給される。
力される交流電力を整流すると共に、互いに異なる複数
の直流電圧(30V,12V,5V)を生成して出力する。変圧回
路124から出力される電圧30Vの直流電力は主に灯油
用燃料ポンプ16とフレームセンサ14aに供給され、電
圧12Vの直流電力は主に電磁リレー(継電器)に供給
され、また、電圧5Vの直流電力は主に主制御部30に
供給される。
【0046】図6は、灯油用燃料ポンプ16とフレーム
センサ14aの駆動回路を示す構成図である。図におい
て、42は電磁ポンプ駆動回路、43はフレームセンサ
駆動回路である。
センサ14aの駆動回路を示す構成図である。図におい
て、42は電磁ポンプ駆動回路、43はフレームセンサ
駆動回路である。
【0047】灯油用燃料ポンプ16は、変圧回路161と
電磁ポンプ162から構成され、変圧回路161に入力された
30Vの直流電圧が24Vの直流電圧に変換されて電磁
ポンプ162の一端に供給され、電磁ポンプ162の他端には
駆動回路42からパルス信号が供給される。これによ
り、電磁ポンプ162は入力されたパルス信号に対応して
動作し、燃焼用の灯油を供給する。
電磁ポンプ162から構成され、変圧回路161に入力された
30Vの直流電圧が24Vの直流電圧に変換されて電磁
ポンプ162の一端に供給され、電磁ポンプ162の他端には
駆動回路42からパルス信号が供給される。これによ
り、電磁ポンプ162は入力されたパルス信号に対応して
動作し、燃焼用の灯油を供給する。
【0048】電磁ポンプ駆動回路42は電磁リレー(継
電器)421とパルス制御回路422から構成され、電磁リレ
ー421は主制御部30からの制御信号によって動作し灯
油用燃料ポンプ16とフレームセンサ駆動回路43への
電力の供給と供給電力の遮断を行う。即ち、電磁リレー
421の一端は第2スイッチング部120の30V直流電圧出
力端子に接続され、電磁リレー421の他端は変圧回路161
の入力側とフレームセンサ駆動回路43に接続されてい
る。
電器)421とパルス制御回路422から構成され、電磁リレ
ー421は主制御部30からの制御信号によって動作し灯
油用燃料ポンプ16とフレームセンサ駆動回路43への
電力の供給と供給電力の遮断を行う。即ち、電磁リレー
421の一端は第2スイッチング部120の30V直流電圧出
力端子に接続され、電磁リレー421の他端は変圧回路161
の入力側とフレームセンサ駆動回路43に接続されてい
る。
【0049】パルス制御回路422は、電磁ポンプ162の他
端と第2スイッチング部120の0V出力端子(GND端
子)との間にコレクタ・エミッタが接続されたスイッチ
ングトランジスタからなり、主制御部30から出力され
るポンプ駆動制御信号Smpをベースに入力して、電磁ポ
ンプ162を駆動する。
端と第2スイッチング部120の0V出力端子(GND端
子)との間にコレクタ・エミッタが接続されたスイッチ
ングトランジスタからなり、主制御部30から出力され
るポンプ駆動制御信号Smpをベースに入力して、電磁ポ
ンプ162を駆動する。
【0050】フレームセンサ駆動回路43は、変圧回路
431と抵抗器432から構成されている。変圧回路431の入
力側は電磁リレー421の他端に接続されて、電磁リレー4
21がオンしているときに電圧Vmpが入力されて、20V
の直流電圧を出力する。また、変圧回路431の接地端子
が第2スイッチング部120の0V出力端子(GND端
子)に接続されている。さらに、変圧回路431の出力側
と接地端子との間には抵抗器432とフレームセンサ14aが
直列接続されている。また、抵抗器432とフレームセン
サ14aとの接続点からフレームセンサ検知信号Sfrmが出
力され、この信号Sfrmは主制御部30に入力される。
431と抵抗器432から構成されている。変圧回路431の入
力側は電磁リレー421の他端に接続されて、電磁リレー4
21がオンしているときに電圧Vmpが入力されて、20V
の直流電圧を出力する。また、変圧回路431の接地端子
が第2スイッチング部120の0V出力端子(GND端
子)に接続されている。さらに、変圧回路431の出力側
と接地端子との間には抵抗器432とフレームセンサ14aが
直列接続されている。また、抵抗器432とフレームセン
サ14aとの接続点からフレームセンサ検知信号Sfrmが出
力され、この信号Sfrmは主制御部30に入力される。
【0051】上記構成により、図7に示すように、燃焼
停止期間には主制御部30によって電磁リレー421がオ
フ状態にされ、灯油用燃料ポンプ16とフレームセンサ
駆動回路43には駆動電力が供給されない。
停止期間には主制御部30によって電磁リレー421がオ
フ状態にされ、灯油用燃料ポンプ16とフレームセンサ
駆動回路43には駆動電力が供給されない。
【0052】また、燃焼運転を開始すると、電磁リレー
421がオン状態にされて、灯油用燃料ポンプ16に30
V直流電圧Vmpが供給されると共に主制御部30からポ
ンプ駆動制御信号Smpが出力されて灯油用燃料ポンプ1
6が駆動される。さらに、電磁リレー421がオン状態に
されるとフレームセンサ駆動回路43に30V直流電圧
Vmpが供給され直列接続された抵抗器432とフレームセ
ンサ14aに20V直流電圧が印加され、フレームセンサ1
4aの抵抗値の変化に伴ってフレームセンサ検知信号Sfr
mの電圧が変化する。このフレームセンサ検知信号Sfrm
の電圧変化によって主制御部30は燃焼炎の状態を検知
することができる。
421がオン状態にされて、灯油用燃料ポンプ16に30
V直流電圧Vmpが供給されると共に主制御部30からポ
ンプ駆動制御信号Smpが出力されて灯油用燃料ポンプ1
6が駆動される。さらに、電磁リレー421がオン状態に
されるとフレームセンサ駆動回路43に30V直流電圧
Vmpが供給され直列接続された抵抗器432とフレームセ
ンサ14aに20V直流電圧が印加され、フレームセンサ1
4aの抵抗値の変化に伴ってフレームセンサ検知信号Sfr
mの電圧が変化する。このフレームセンサ検知信号Sfrm
の電圧変化によって主制御部30は燃焼炎の状態を検知
することができる。
【0053】また、燃焼運転を停止するときは、主制御
部30によって、最初にポンプ駆動制御信号Smpが停止
され、フレームセンサ検知信号Sfrmに基づいて燃焼炎
が消火したことを検出した後に電磁リレー421がオフ状
態にされる。
部30によって、最初にポンプ駆動制御信号Smpが停止
され、フレームセンサ検知信号Sfrmに基づいて燃焼炎
が消火したことを検出した後に電磁リレー421がオフ状
態にされる。
【0054】図8は燃焼用送風機15の駆動回路を示す
構成図である。図に示すように、燃焼用送風機15へは
電源部41から出力される3.5V〜35Vの可変電圧V1が
入力されると共に電源部41から出力される5V電圧が
スイッチングトランジスタ44を介して電圧V2として
入力される。スイッチングトランジスタ44のベースに
は主制御部30から出力される駆動制御信号Sfanが入
力され、駆動制御信号Sfanによってスイッチングトラ
ンジスタ44がオン状態にされているときに燃焼用送風
機15が回転動作する。
構成図である。図に示すように、燃焼用送風機15へは
電源部41から出力される3.5V〜35Vの可変電圧V1が
入力されると共に電源部41から出力される5V電圧が
スイッチングトランジスタ44を介して電圧V2として
入力される。スイッチングトランジスタ44のベースに
は主制御部30から出力される駆動制御信号Sfanが入
力され、駆動制御信号Sfanによってスイッチングトラ
ンジスタ44がオン状態にされているときに燃焼用送風
機15が回転動作する。
【0055】また、燃焼用送風機15から主制御部30
に、送風機15の回転数を表す回転数信号Srevが出力
され、主制御部30はこの回転数信号Srevに基づいて
第1スイッチング部110に出力電圧設定電圧SEToutの電
圧値を設定する。
に、送風機15の回転数を表す回転数信号Srevが出力
され、主制御部30はこの回転数信号Srevに基づいて
第1スイッチング部110に出力電圧設定電圧SEToutの電
圧値を設定する。
【0056】上記構成により、図9に示すように、燃焼
停止期間には主制御部30によってスイッチングトラン
ジスタ44がオフ状態にされると共に主制御部30から
第1スイッチング部110に発振停止信号OSCstopが出力さ
れ、第1スイッチング部110の発振制御回路111による発
振が停止される。これにより、第1スイッチング部110
において電力が消費されなくなると共に、第1スイッチ
ング部110から燃焼用送風機15への電力供給が停止さ
れ、燃焼用送風機15において電力が消費されなくな
る。
停止期間には主制御部30によってスイッチングトラン
ジスタ44がオフ状態にされると共に主制御部30から
第1スイッチング部110に発振停止信号OSCstopが出力さ
れ、第1スイッチング部110の発振制御回路111による発
振が停止される。これにより、第1スイッチング部110
において電力が消費されなくなると共に、第1スイッチ
ング部110から燃焼用送風機15への電力供給が停止さ
れ、燃焼用送風機15において電力が消費されなくな
る。
【0057】また、燃焼運転を開始すると、主制御部3
0から第1スイッチング部110へ出力されている発振停
止信号OSCstopが解除されて発振制御回路111による発振
動作が開始し、第1スイッチング部110が駆動を開始す
る。さらに、主制御部30からスイッチングトランジス
タ44に対して駆動制御信号Sfanが出力され、スイッ
チングトランジスタ44がオン状態にされて燃焼用送風
機15が駆動される。また、燃焼運転中においては、主
制御部30は、回転数信号Srevと燃焼状態に基づい
て、出力電圧設定電圧SEToutの電圧値を調整し燃焼用送
風機15の回転数の調整を行う。出力電圧設定電圧SETo
utの電圧値に対応して燃焼用送風機15のDCブラシレ
スモータに印加される電圧V1の値が3.5V〜35V
の間で変化され、この電圧値に対応して燃焼用送風機1
5の回転数が変化する。
0から第1スイッチング部110へ出力されている発振停
止信号OSCstopが解除されて発振制御回路111による発振
動作が開始し、第1スイッチング部110が駆動を開始す
る。さらに、主制御部30からスイッチングトランジス
タ44に対して駆動制御信号Sfanが出力され、スイッ
チングトランジスタ44がオン状態にされて燃焼用送風
機15が駆動される。また、燃焼運転中においては、主
制御部30は、回転数信号Srevと燃焼状態に基づい
て、出力電圧設定電圧SEToutの電圧値を調整し燃焼用送
風機15の回転数の調整を行う。出力電圧設定電圧SETo
utの電圧値に対応して燃焼用送風機15のDCブラシレ
スモータに印加される電圧V1の値が3.5V〜35V
の間で変化され、この電圧値に対応して燃焼用送風機1
5の回転数が変化する。
【0058】図10は、センサ群36の各センサの構成
を示す図である。図において、51はスイッチングトラ
ンジスタ、52はスイッチ型センサ回路、53はサーミ
スタ型センサ回路である。本実施形態では、室温サーミ
スタセンサ31と気化器サーミスタセンサ32が上記サ
ーミスタ型センサ回路に該当し、感震器33と過熱防止
スイッチ34及び排気管はずれ防止装置35がスイッチ
型センサ回路52に該当する。
を示す図である。図において、51はスイッチングトラ
ンジスタ、52はスイッチ型センサ回路、53はサーミ
スタ型センサ回路である。本実施形態では、室温サーミ
スタセンサ31と気化器サーミスタセンサ32が上記サ
ーミスタ型センサ回路に該当し、感震器33と過熱防止
スイッチ34及び排気管はずれ防止装置35がスイッチ
型センサ回路52に該当する。
【0059】スイッチングトランジスタ51は、主制御
部30から出力される制御信号SEcontがベースに入力
されたPNP型トランジスタからなり、そのエミッタに
は電源部41の第2スイッチング部120から出力される
5V直流電圧が印加され、コレクタはスイッチ型センサ
回路52及びサーミスタ型センサ回路53に接続され、
オン状態のときにこれらの回路に5V直流電圧の駆動電
力を供給する。
部30から出力される制御信号SEcontがベースに入力
されたPNP型トランジスタからなり、そのエミッタに
は電源部41の第2スイッチング部120から出力される
5V直流電圧が印加され、コレクタはスイッチ型センサ
回路52及びサーミスタ型センサ回路53に接続され、
オン状態のときにこれらの回路に5V直流電圧の駆動電
力を供給する。
【0060】スイッチ型センサ回路52は、スイッチ型
のセンサ素子521と、抵抗器522,523、コンデンサ524か
ら構成され、抵抗器522の一端がスイッチングトランジ
スタ51のコレクタに接続され、抵抗器522の他端には
抵抗器523、センサ素子521の順でこれらが直列接続さ
れ、センサ素子521の他端が第2スイッチング部120の0
V端子(GND端子)に接続されている。さらに、抵抗
器523とセンサ素子521に対してコンデンサ524が並列接
続され、抵抗器523とコンデンサ524の接続点からセンサ
信号V4が主制御部30に対して出力される。
のセンサ素子521と、抵抗器522,523、コンデンサ524か
ら構成され、抵抗器522の一端がスイッチングトランジ
スタ51のコレクタに接続され、抵抗器522の他端には
抵抗器523、センサ素子521の順でこれらが直列接続さ
れ、センサ素子521の他端が第2スイッチング部120の0
V端子(GND端子)に接続されている。さらに、抵抗
器523とセンサ素子521に対してコンデンサ524が並列接
続され、抵抗器523とコンデンサ524の接続点からセンサ
信号V4が主制御部30に対して出力される。
【0061】サーミスタ型センサ回路53は、サーミス
タ531と、抵抗器532、コンデンサ533から構成され、サ
ーミスタ531の一端がスイッチングトランジスタ51の
コレクタに接続され、抵抗器532の他端は第2スイッチ
ング部120の0V端子(GND端子)に接続されてい
る。さらに、抵抗器532に対してコンデンサ533が並列接
続され、抵抗器532とコンデンサ533の接続点からセンサ
信号V5が主制御部30に対して出力される。
タ531と、抵抗器532、コンデンサ533から構成され、サ
ーミスタ531の一端がスイッチングトランジスタ51の
コレクタに接続され、抵抗器532の他端は第2スイッチ
ング部120の0V端子(GND端子)に接続されてい
る。さらに、抵抗器532に対してコンデンサ533が並列接
続され、抵抗器532とコンデンサ533の接続点からセンサ
信号V5が主制御部30に対して出力される。
【0062】上記構成において主制御部30からは図1
1に示すような所定のパルス幅T2を有する制御信号S
Econtが所定の周期T1で常時出力され、主制御部30
は制御信号SEcontのパルスの終端付近でセンサ信号V
4,V5の電圧を検出して各センサの検出結果を取得す
る。尚、図11において、A1(V4’)はスイッチ型
センサ回路52に対して常時5V電圧を供給したときの
センサ信号V4の波形であり、A2(V5’)はサーミ
スタ型センサ回路53に対して常時5V電圧を供給した
ときのセンサ信号V5の波形である。
1に示すような所定のパルス幅T2を有する制御信号S
Econtが所定の周期T1で常時出力され、主制御部30
は制御信号SEcontのパルスの終端付近でセンサ信号V
4,V5の電圧を検出して各センサの検出結果を取得す
る。尚、図11において、A1(V4’)はスイッチ型
センサ回路52に対して常時5V電圧を供給したときの
センサ信号V4の波形であり、A2(V5’)はサーミ
スタ型センサ回路53に対して常時5V電圧を供給した
ときのセンサ信号V5の波形である。
【0063】スイッチ型センサ回路52では、正常時に
おいてスイッチ型センサ素子521がオン状態であり、異
常時にオフ状態となるので、センサ信号V4は正常時に
おいては0V付近の電圧となり、異常時においては例え
ば5V近辺の電圧となる。
おいてスイッチ型センサ素子521がオン状態であり、異
常時にオフ状態となるので、センサ信号V4は正常時に
おいては0V付近の電圧となり、異常時においては例え
ば5V近辺の電圧となる。
【0064】サーミスタ型センサ回路53では、サーミ
スタ531と抵抗器532によって5V電圧が分圧されてセン
サ信号V5として出力される。さらに、サーミスタ531
の抵抗値が周囲温度によって変化するので、センサ信号
V5の電圧値は周囲温度に対応して変化する。これによ
り、主制御部30はセンサ信号V5の電圧値を読み取る
ことによって、サーミスタ531の周囲温度を検出するこ
とができる。
スタ531と抵抗器532によって5V電圧が分圧されてセン
サ信号V5として出力される。さらに、サーミスタ531
の抵抗値が周囲温度によって変化するので、センサ信号
V5の電圧値は周囲温度に対応して変化する。これによ
り、主制御部30はセンサ信号V5の電圧値を読み取る
ことによって、サーミスタ531の周囲温度を検出するこ
とができる。
【0065】また、本実施形態では、制御信号SEcont
のパルス幅T2を0.1秒とし、周期T1を1秒にする
ように主制御部30のコンピュータプログラムを設定し
ている。これにより、従来のように、スイッチ型センサ
回路52及びサーミスタ型センサ回路53に対して常時
5V電圧を印加しているときに比べて、これらのセンサ
回路52,53によって消費される電力はT2/T1
倍、即ち従来の10分の1になる。尚、T1,T2の値
は上記値に限定されることはなく、燃焼制御装置の駆動
条件や駆動環境に合わせて適宜設定することが好まし
い。また、上記フレームセンサ14aに対しても周期T1
でパルス幅T2の電力を供給してセンサ駆動するように
してもよい。
のパルス幅T2を0.1秒とし、周期T1を1秒にする
ように主制御部30のコンピュータプログラムを設定し
ている。これにより、従来のように、スイッチ型センサ
回路52及びサーミスタ型センサ回路53に対して常時
5V電圧を印加しているときに比べて、これらのセンサ
回路52,53によって消費される電力はT2/T1
倍、即ち従来の10分の1になる。尚、T1,T2の値
は上記値に限定されることはなく、燃焼制御装置の駆動
条件や駆動環境に合わせて適宜設定することが好まし
い。また、上記フレームセンサ14aに対しても周期T1
でパルス幅T2の電力を供給してセンサ駆動するように
してもよい。
【0066】また、イグナイタ38と気化器ヒータ39
に対しては、主制御部30によってオン・オフ状態が制
御される電磁リレー(継電器)を介して燃焼運転中の開
始時のみに電力が供給される。対流用送風機37に対し
ては主制御部30によってオン・オフ状態が制御される
電磁リレー(継電器)を介して電力が供給され、燃焼中
に駆動され、室内の空気が対流される。
に対しては、主制御部30によってオン・オフ状態が制
御される電磁リレー(継電器)を介して燃焼運転中の開
始時のみに電力が供給される。対流用送風機37に対し
ては主制御部30によってオン・オフ状態が制御される
電磁リレー(継電器)を介して電力が供給され、燃焼中
に駆動され、室内の空気が対流される。
【0067】次に、図12を参照して上記暖房機1にお
ける主制御部30の運転処理について説明する。
ける主制御部30の運転処理について説明する。
【0068】暖房機1が暖房運転を開始すると、主制御
部30は、センサ群36の各センサ、すなわち室温サー
ミスタセンサ31と、気化器サーミスタセンサ32、感
震器33、過熱防止スイッチ34、排気管はずれ防止装
置35のセンサ信号V4,V5を読み取り(S1)、異
常が検出されたか否かを判定する(S2)。
部30は、センサ群36の各センサ、すなわち室温サー
ミスタセンサ31と、気化器サーミスタセンサ32、感
震器33、過熱防止スイッチ34、排気管はずれ防止装
置35のセンサ信号V4,V5を読み取り(S1)、異
常が検出されたか否かを判定する(S2)。
【0069】この判定の結果、異常が検出されたときは
異常対処の処理を行い(S3)、図示せぬ警報器を駆動
して異常の発生を報知すると共に、燃焼中であった時は
後述する燃焼運転停止処理を行う。
異常対処の処理を行い(S3)、図示せぬ警報器を駆動
して異常の発生を報知すると共に、燃焼中であった時は
後述する燃焼運転停止処理を行う。
【0070】また、異常が検出されなかったときは、主
制御部30は、操作・表示パネル11の運転スイッチの
状態を読み取り(S4)、運転スイッチがオンであれ
ば、操作・表示パネル11に設定された設定温度TMse
tを読みとり(S5)、上記S2の処理において室内温
度サーミスタセンサ31のセンサ信号V5によって検出
した室内温度TMrmと設定温度TMsetに基づいて、設
定温度TMsetが室内温度TMrmよりも大きいか否かを
判定する(S6)。
制御部30は、操作・表示パネル11の運転スイッチの
状態を読み取り(S4)、運転スイッチがオンであれ
ば、操作・表示パネル11に設定された設定温度TMse
tを読みとり(S5)、上記S2の処理において室内温
度サーミスタセンサ31のセンサ信号V5によって検出
した室内温度TMrmと設定温度TMsetに基づいて、設
定温度TMsetが室内温度TMrmよりも大きいか否かを
判定する(S6)。
【0071】この判定の結果、設定温度TMsetが室内
温度TMrmよりも大きいときは、燃焼部40へ通電して
(S7)、燃焼運転を開始し(S8)、前記S1の処理
に移行する。
温度TMrmよりも大きいときは、燃焼部40へ通電して
(S7)、燃焼運転を開始し(S8)、前記S1の処理
に移行する。
【0072】燃焼運転の開始時には、主制御部30は、
気化器ヒータ39に通電した後に、スイッチングトラン
ジスタ44をオン状態に設定するとともに、第1スイッ
チング部110に対する発振停止信号OSCstopを解除し、第
1スイッチング部110の発振を開始して燃焼用送風機1
5への電力供給を開始する。また、電磁リレー421をオ
ン状態にして電磁ポンプ駆動回路42とフレームセンサ
駆動回路43への電力供給を開始することで、灯油用燃
料ポンプ16とフレームセンサ14a及び燃焼用送風機1
5に通電してこれらを駆動し、バーナに灯油と空気を供
給する。さらに、イグナイタ38に通電して着火し、フ
レームセンサ14aによって着火を確認した後にイグナイ
タ38及び気化器ヒータ39への通電を停止する。
気化器ヒータ39に通電した後に、スイッチングトラン
ジスタ44をオン状態に設定するとともに、第1スイッ
チング部110に対する発振停止信号OSCstopを解除し、第
1スイッチング部110の発振を開始して燃焼用送風機1
5への電力供給を開始する。また、電磁リレー421をオ
ン状態にして電磁ポンプ駆動回路42とフレームセンサ
駆動回路43への電力供給を開始することで、灯油用燃
料ポンプ16とフレームセンサ14a及び燃焼用送風機1
5に通電してこれらを駆動し、バーナに灯油と空気を供
給する。さらに、イグナイタ38に通電して着火し、フ
レームセンサ14aによって着火を確認した後にイグナイ
タ38及び気化器ヒータ39への通電を停止する。
【0073】この後、主制御部30は、対流用送風機3
7を駆動すると共に、室温サーミスタセンサ31の検知
温度TMrmと設定温度TMsetに基づいて、所定量の灯
油を供給できるようにポンプ駆動制御信号Smpを出力す
る。さらに、主制御部30は、灯油の供給量に基づいて
出力電圧設定電圧SEToutを出力し、燃焼用送風機16の
回転数を制御する。
7を駆動すると共に、室温サーミスタセンサ31の検知
温度TMrmと設定温度TMsetに基づいて、所定量の灯
油を供給できるようにポンプ駆動制御信号Smpを出力す
る。さらに、主制御部30は、灯油の供給量に基づいて
出力電圧設定電圧SEToutを出力し、燃焼用送風機16の
回転数を制御する。
【0074】また、上記S4の判定の結果、運転スイッ
チがオフのときは、燃焼運転を停止して(S9)、燃焼
部40への通電を停止し(S10)、前記S1の処理に
移行する。
チがオフのときは、燃焼運転を停止して(S9)、燃焼
部40への通電を停止し(S10)、前記S1の処理に
移行する。
【0075】燃焼運転の停止時には、主制御部30は、
灯油用燃料ポンプ16の駆動を停止し、消火が確認でき
た後に電磁リレー421をオフ状態にして、電磁ポンプ駆
動回路42とフレームセンサ駆動回路43への電力供給
を停止する。この後、主制御部30は、スイッチングト
ランジスタ44をオフ状態に設定すると共に第1スイッ
チング部110に発振停止信号OSCstopを出力し、第1スイ
ッチング部110の発振動作を停止して燃焼用送風機15
への電力供給を停止する。
灯油用燃料ポンプ16の駆動を停止し、消火が確認でき
た後に電磁リレー421をオフ状態にして、電磁ポンプ駆
動回路42とフレームセンサ駆動回路43への電力供給
を停止する。この後、主制御部30は、スイッチングト
ランジスタ44をオフ状態に設定すると共に第1スイッ
チング部110に発振停止信号OSCstopを出力し、第1スイ
ッチング部110の発振動作を停止して燃焼用送風機15
への電力供給を停止する。
【0076】前述した暖房機1では、燃焼制御装置によ
って燃焼停止時に燃焼部40を構成するフレームセンサ
14aと、燃焼用送風機15、灯油用燃料ポンプ16を駆
動する回路への電力の供給が停止されるため、従来に比
べて無駄な電力の消費が回避されるので、ランニングコ
ストを低減することができると共に環境に対する負荷を
低減することができる。
って燃焼停止時に燃焼部40を構成するフレームセンサ
14aと、燃焼用送風機15、灯油用燃料ポンプ16を駆
動する回路への電力の供給が停止されるため、従来に比
べて無駄な電力の消費が回避されるので、ランニングコ
ストを低減することができると共に環境に対する負荷を
低減することができる。
【0077】また、フレームセンサ14aが燃焼炎の消火
を検知した後にフレームセンサ14aを含む燃焼部への電
力供給を停止しているので、火災の発生を防止すること
ができる。
を検知した後にフレームセンサ14aを含む燃焼部への電
力供給を停止しているので、火災の発生を防止すること
ができる。
【0078】さらに、センサ群36の各センサ31〜3
5への駆動電力の供給が周期T1で間欠的に行われ、各
センサ31〜35に駆動電力が供給されているときに主
制御部30によってセンサ31〜35の検知情報が取得
されるため、主制御部30によって各センサ31〜35
から検知情報が取得される時間帯以外、すなわちパルス
幅T2のパルス電圧が供給される時間帯以外は各センサ
31〜35において電力が消費されないので、無駄な電
力の消費をさらに低減することができる。
5への駆動電力の供給が周期T1で間欠的に行われ、各
センサ31〜35に駆動電力が供給されているときに主
制御部30によってセンサ31〜35の検知情報が取得
されるため、主制御部30によって各センサ31〜35
から検知情報が取得される時間帯以外、すなわちパルス
幅T2のパルス電圧が供給される時間帯以外は各センサ
31〜35において電力が消費されないので、無駄な電
力の消費をさらに低減することができる。
【0079】尚、上記実施形態では本発明の燃焼制御装
置を暖房機1に適用した例を説明したが、本願発明は上
記暖房機1の燃焼制御装置のみに限定されるものではな
い。例えば、図13に電気系ブロック図を示すような温
水暖房機に適用することもできる。
置を暖房機1に適用した例を説明したが、本願発明は上
記暖房機1の燃焼制御装置のみに限定されるものではな
い。例えば、図13に電気系ブロック図を示すような温
水暖房機に適用することもできる。
【0080】図13に示す温水暖房機は、例えば周知の
温水床暖房を行う暖房機で、主制御部61と、操作・表
示リモコン62、センサ群63を構成する温水温サーミ
スタセンサ64、気化器サーミスタセンサ65、感震器
66、過熱防止スイッチ67、排気管はずれ防止装置6
8を備えていると共に、循環ポンプ69、さらに燃焼部
70を構成するフレームセンサ71、燃焼用送風機7
2、灯油用燃料ポンプ73、イグナイタ74、気化器ヒ
ータ75と、電源部76を備えている。
温水床暖房を行う暖房機で、主制御部61と、操作・表
示リモコン62、センサ群63を構成する温水温サーミ
スタセンサ64、気化器サーミスタセンサ65、感震器
66、過熱防止スイッチ67、排気管はずれ防止装置6
8を備えていると共に、循環ポンプ69、さらに燃焼部
70を構成するフレームセンサ71、燃焼用送風機7
2、灯油用燃料ポンプ73、イグナイタ74、気化器ヒ
ータ75と、電源部76を備えている。
【0081】上記構成において、操作・表示リモコン6
2は前述した操作・表示パネル11に相当し、循環ポン
プ69は対流用送風機37に相当する。その他の構成部
分は前述した実施形態の暖房機1と同様であり、上記温
水暖房機においても暖房機1と同様の消費電力節減効果
が得られる。
2は前述した操作・表示パネル11に相当し、循環ポン
プ69は対流用送風機37に相当する。その他の構成部
分は前述した実施形態の暖房機1と同様であり、上記温
水暖房機においても暖房機1と同様の消費電力節減効果
が得られる。
【0082】また、上記実施形態における暖房機1及び
燃焼制御装置の構成は一例であって、本発明が上記構成
に限定されないことは言うまでもないことである。
燃焼制御装置の構成は一例であって、本発明が上記構成
に限定されないことは言うまでもないことである。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1乃
至請求項9に記載の燃焼制御装置によれば、電力供給停
止手段によって、燃料の燃焼が停止されている間には燃
焼部を駆動する回路への電力の供給が停止されるため、
従来に比べて無駄な電力の消費が回避されるので、ラン
ニングコストを低減することができると共に環境に対す
る負荷を低減することができるという非常に優れた効果
を奏するものである。
至請求項9に記載の燃焼制御装置によれば、電力供給停
止手段によって、燃料の燃焼が停止されている間には燃
焼部を駆動する回路への電力の供給が停止されるため、
従来に比べて無駄な電力の消費が回避されるので、ラン
ニングコストを低減することができると共に環境に対す
る負荷を低減することができるという非常に優れた効果
を奏するものである。
【0084】また、フレームセンサが燃焼炎の消火を検
知した後にフレームセンサを含む燃焼部への電力供給を
停止しているので、火災の発生を防止することができ
る。
知した後にフレームセンサを含む燃焼部への電力供給を
停止しているので、火災の発生を防止することができ
る。
【0085】さらに、センサ群のセンサへの駆動電力の
供給が所定周期で間欠的に行われ、センサに駆動電力が
供給されているときに主制御部によってセンサの検知情
報が取得されるため、主制御部によってセンサから検知
情報が取得される時間帯以外はセンサにおいて電力が消
費されないので、無駄な電力の消費をさらに低減するこ
とができる。
供給が所定周期で間欠的に行われ、センサに駆動電力が
供給されているときに主制御部によってセンサの検知情
報が取得されるため、主制御部によってセンサから検知
情報が取得される時間帯以外はセンサにおいて電力が消
費されないので、無駄な電力の消費をさらに低減するこ
とができる。
【図1】本発明の一実施形態における燃焼制御装置を備
えた暖房機を示す外観斜視図
えた暖房機を示す外観斜視図
【図2】本発明の一実施形態における暖房機の正面図
【図3】本発明の一実施形態における暖房機の側面概略
構成図
構成図
【図4】本発明の一実施形態における暖房機の電気系回
路を示すブロック図
路を示すブロック図
【図5】本発明の一実施形態における電源部の構成を示
すブロック図
すブロック図
【図6】本発明の一実施形態における灯油用燃料ポンプ
とフレームセンサの駆動回路を示す構成図
とフレームセンサの駆動回路を示す構成図
【図7】本発明の一実施形態における灯油用燃料ポンプ
とフレームセンサの駆動回路の動作を説明する信号波形
図
とフレームセンサの駆動回路の動作を説明する信号波形
図
【図8】本発明の一実施形態における燃焼用送風機の駆
動回路を示す構成図
動回路を示す構成図
【図9】本発明の一実施形態における燃焼用送風機の駆
動回路の動作を説明する信号波形図
動回路の動作を説明する信号波形図
【図10】本発明の一実施形態におけるスイッチ型セン
サ回路とサーミスタ型センサ回路を示す構成図
サ回路とサーミスタ型センサ回路を示す構成図
【図11】本発明の一実施形態におけるスイッチ型セン
サ回路とサーミスタ型センサ回路の動作を説明する信号
波形図
サ回路とサーミスタ型センサ回路の動作を説明する信号
波形図
【図12】本発明の一実施形態における主制御部の動作
を説明するフローチャート
を説明するフローチャート
【図13】本発明の他の実施形態の温水暖房機の電気系
回路を示すブロック図
回路を示すブロック図
1…暖房機、10…本体キャビネット、10a…前面パネ
ル、10b…開口部、10c…上板、10d…スリット、11…
操作・表示パネル、12…ワイヤーガード、13…熱交
換器、14…バーナ、14a…フレームセンサ、15…燃
焼用送風機、16…灯油用燃料ポンプ、30…主制御
部、31…室温サーミスタセンサ、32…気化器サーミ
スタセンサ、33…感震器、34…過熱防止スイッチ、
35…排気管はずれ防止装置、36…センサ群、37…
対流用送風機、38…イグナイタ(点火装置)、39…
気化器ヒータ、40…燃焼部、41…電源部、42…電
磁ポンプ駆動回路、421…電磁リレー、422…パルス制御
回路、43…フレームセンサ駆動回路、431…変圧回
路、432…抵抗器、44…スイッチングトランジスタ、
51…スイッチングトランジスタ、52…スイッチ型セ
ンサ回路、521…スイッチ型センサ素子、522,523…抵抗
器、524…コンデンサ、53…サーミスタ型センサ回
路、531…サーミスタ、532…抵抗器、533…コンデン
サ、61…主制御部、62…操作・表示リモコン、63
…センサ群、64…温水温サーミスタセンサ、65…気
化器サーミスタセンサ、66…感震器、67…過熱防止
スイッチ、68…排気管はずれ防止装置、69…循環ポ
ンプ、70…燃焼部、71…フレームセンサ、72…燃
焼用送風機、73…灯油用燃料ポンプ、74…イグナイ
タ、75…気化器ヒータ、76…電源部。
ル、10b…開口部、10c…上板、10d…スリット、11…
操作・表示パネル、12…ワイヤーガード、13…熱交
換器、14…バーナ、14a…フレームセンサ、15…燃
焼用送風機、16…灯油用燃料ポンプ、30…主制御
部、31…室温サーミスタセンサ、32…気化器サーミ
スタセンサ、33…感震器、34…過熱防止スイッチ、
35…排気管はずれ防止装置、36…センサ群、37…
対流用送風機、38…イグナイタ(点火装置)、39…
気化器ヒータ、40…燃焼部、41…電源部、42…電
磁ポンプ駆動回路、421…電磁リレー、422…パルス制御
回路、43…フレームセンサ駆動回路、431…変圧回
路、432…抵抗器、44…スイッチングトランジスタ、
51…スイッチングトランジスタ、52…スイッチ型セ
ンサ回路、521…スイッチ型センサ素子、522,523…抵抗
器、524…コンデンサ、53…サーミスタ型センサ回
路、531…サーミスタ、532…抵抗器、533…コンデン
サ、61…主制御部、62…操作・表示リモコン、63
…センサ群、64…温水温サーミスタセンサ、65…気
化器サーミスタセンサ、66…感震器、67…過熱防止
スイッチ、68…排気管はずれ防止装置、69…循環ポ
ンプ、70…燃焼部、71…フレームセンサ、72…燃
焼用送風機、73…灯油用燃料ポンプ、74…イグナイ
タ、75…気化器ヒータ、76…電源部。
Claims (9)
- 【請求項1】 加熱対象物の温度を検出する温度センサ
を含むセンサ群と、流動性を有する燃料を断続的に燃焼
して燃焼熱によって前記加熱対象物を加熱する燃焼部
と、装置駆動中に前記検出温度を設定温度に維持するよ
うに前記燃焼部の駆動を制御する主制御部とを備えた燃
焼制御装置において、 装置駆動中であって且つ前記燃料の燃焼停止中に前記燃
焼部を駆動する電力の供給を停止する電力供給停止手段
を設けたことを特徴とする燃焼制御装置。 - 【請求項2】 前記燃焼部は燃料用電磁ポンプを備え、 前記電力供給停止手段は前記燃料用電磁ポンプへの電力
供給を停止する手段を有することを特徴とする請求項1
に記載の燃焼制御装置。 - 【請求項3】 前記燃焼部は燃焼用送風機を備え、 前記電力供給停止手段は前記燃焼用送風機への電力供給
を停止する手段を有することを特徴とする請求項1に記
載の燃焼制御装置。 - 【請求項4】 前記燃焼部の構成要素の少なくとも一部
の駆動電力を供給するスイッチング電源を備え、 前記電力供給停止手段は前記スイッチング電源の発振停
止手段を有することを特徴とする請求項1に記載の燃焼
制御装置。 - 【請求項5】 前記燃焼部は、燃焼炎の状態を検知する
フレームセンサを備え、 前記電力供給停止手段は、前記フレームセンサが燃焼炎
の消火を検知した後に前記フレームセンサを含む前記燃
焼部への電力供給を停止する手段を有することを特徴と
する請求項1に記載の燃焼制御装置。 - 【請求項6】 前記センサ群のセンサへの駆動電力の供
給を所定周期で間欠的に行う手段を備え、 前記主制御部は、前記センサ群のセンサに駆動電力が供
給されているときに前記センサの検知情報を取得する手
段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の燃焼
制御装置。 - 【請求項7】 前記センサ群は過熱防止スイッチを含ん
でいることを特徴とする請求項1に記載の燃焼制御装
置。 - 【請求項8】 前記加熱対象物が屋内空気であることを
特徴とする請求項1に記載の燃焼制御装置。 - 【請求項9】 前記加熱対象物が水であることを特徴と
する請求項1に記載の燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035103A JP2003240230A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002035103A JP2003240230A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 燃焼制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003240230A true JP2003240230A (ja) | 2003-08-27 |
Family
ID=27777391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002035103A Pending JP2003240230A (ja) | 2002-02-13 | 2002-02-13 | 燃焼制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003240230A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014064392A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Sanken Electric Co Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2019219115A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | ダイヤモンド電機株式会社 | ファンヒータ制御回路 |
-
2002
- 2002-02-13 JP JP2002035103A patent/JP2003240230A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014064392A (ja) * | 2012-09-21 | 2014-04-10 | Sanken Electric Co Ltd | スイッチング電源装置 |
JP2019219115A (ja) * | 2018-06-21 | 2019-12-26 | ダイヤモンド電機株式会社 | ファンヒータ制御回路 |
JP7146475B2 (ja) | 2018-06-21 | 2022-10-04 | ダイヤゼブラ電機株式会社 | ファンヒータ制御回路 |
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