JP2001120463A - 便座装置 - Google Patents

便座装置

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JP2001120463A
JP2001120463A JP30772999A JP30772999A JP2001120463A JP 2001120463 A JP2001120463 A JP 2001120463A JP 30772999 A JP30772999 A JP 30772999A JP 30772999 A JP30772999 A JP 30772999A JP 2001120463 A JP2001120463 A JP 2001120463A
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JP
Japan
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toilet seat
seating surface
heater
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present
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JP30772999A
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English (en)
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Yasuhito Sato
康仁 佐藤
Masaaki Terano
真明 寺野
Yuri Chimura
ゆり 地村
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電力消費量を低減した便座装置を提供する。 【解決手段】 ヒーター2が設けられた便座装置におい
て、ヒーター2と便座着座面1との間に空隙Aを設ける
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、便座加熱機構を有
する便座装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレにおいて使用される便座の
中で加熱源を有し便座を保温する便座装置について図1
0及び図11に示すものがある。このものにあっては、
便器5に取り付けられ、便座着座部1と、便座蓋3とを
有してなる。
【0003】上述した便座装置において、便座着座部1
には、ヒーター2がインサート成形されている。ヒータ
ー2は20〜30ワット程度の導電性プラスチック製の
面状発熱体(図示せず)を使用するものであり、この面
状発熱体の裏面には1mm程度の断熱材(図示せず)をラ
ミネートしてある。電源コード8と面状発熱体とは予め
電気的に接続してある。
【0004】便座着座部1の断面図を図12に示す。従
来の便座断面図にあっては、便座着座面11とヒーター
2とが密着して設けられており、ヒーター2により便座
着座面11が暖められるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の便座装置にあっては、無駄な電力消費が大きい
という問題点を有していた。すなわち、ヒーター2は常
に便座着座面11を暖めていることになり、周囲環境へ
の熱的なロスが大きい。また、実際の便座に着座してい
る時間は非常に短いにも係わらず常に便座が暖められて
おり、無駄な電力消費が多い。上述した問題点に関し、
暖められた便座着座面11からの熱の逃げを防止するた
めに、使用後に便座蓋3を閉じることは有効であるが、
必ずしも使用者が使用後に便座蓋3を閉めるとは限らな
い。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、電力消費量を低
減した便座装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
便座着座面を暖めるヒーターが設けられた便座装置にお
いて、ヒーターと便座着座面との間に空隙を設けるよう
にしたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の便
座装置において、前記便座着座面上に着座面上の温度を
計測する温度制御点を設け、前記温度制御点が所定の値
となるように前記ヒーターを制御するようにしたことを
特徴とするものである。
【0009】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の便座装置において、使用者が前記便座着座面
に着座時には前記ヒーターと前記便座着座面との間に設
けられた前記空隙が狭くなるようにしたことを特徴とす
るものである。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載の便
座装置において、前記間隙は、使用者の着座時の荷重に
より狭くなるようにしたことを特徴とするものである。
【0011】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4記載の便座装置において、使用者が存するか否かを
判断する入室検知機構を備え、使用者が存すると判断さ
れたときに前記ヒーターにて加熱するようにしたことを
特徴とするものである。
【0012】請求項6記載の発明は、請求項1乃至請求
項5記載の便座装置において、使用者が存するか否かを
判断する入室検知機構を備え、使用者が存すると判断さ
れたときに前記ヒーターと前記便座着座面との間に設け
られた前記空隙が狭くなるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0013】請求項7記載の発明は、請求項1乃至請求
項6記載の便座装置において、使用者が存するか否かを
判断する入室検知機構と、前記便座着座面を覆う便座蓋
とを備え、使用者が存しないと判断されたときに前記便
座蓋を閉じるようにしたことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態に係
る便座装置について図1及び図2に基づき詳細に説明す
る。なお、従来の技術の欄で示した便座装置と同等の箇
所には同じ番号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0015】本実施の形態に係る便座装置にあっては、
図1に示すように、便座着座面11とヒーター2との間
に空気等の気体が存する空隙層Aが設けられている。便
座着座面11の温度を一定にしようとした場合、空隙層
Aの幅(便座着座面11とヒーター2との間の距離)が
長いほど消費電力は少なくてよいことが分かっている。
すなわち、空隙層Aによりヒーター2の熱が周囲環境へ
逃げるのを防止することができるため、便座着座面11
の温度を所定の温度にする場合にヒーター2に通電する
電力を従来の便座装置に比して低減することが可能にな
る。
【0016】なお、便座着座面11には温度制御点4を
設け、温度制御点4の温度が所定の温度となるようにヒ
ーター2への電力供給を制御するようにしてもよい。こ
れにより、実際に使用者が着座する便座着座面11の温
度を所望の値に制御することが可能になる。
【0017】また、実際に使用者が着座した状態にあっ
ては、空隙層A内の気体を介して便座着座面11を暖め
るより、ヒーター2の熱が直接便座着座面11を暖める
方が効率的である。そこで、バネやモーター等の駆動機
構9により、使用者が着座した状態にあっては、ヒータ
ー2と便座着座面11とが接触するようにし、使用者が
便座から離れた状態にあっては、ヒーター2と便座着座
面11が離れ空隙層Aが生じるように便座着座面11や
ヒーター2の位置を変更するようにしてもよい。例え
ば、バネを用いる場合、使用者が便座着座面11に着席
すると便座着座面11がその重みでヒーター2側に沈み
こむことでヒーター2と便座着座面11が接触し、使用
者が便座着座面11から離れるとバネ力により沈み込ん
だ便座着座面11がヒーター2から離れるようにするこ
とで上述した駆動機構9を構成することが可能になる
(図2参照)。
【0018】さらに、使用者がトイレに入室したことを
検知する入室検知用センサ6aを備えた入室検知機構6
を設け、入室検知機構6にあっては、使用者が入室した
と判断された場合にヒーター2に供給する電力を増加さ
せ、使用者が退室した場合にヒーター2に供給する電力
を低減若しくは零にするようにして、消費電力を低減す
るようにしてもよい。入室検知機構6としては、例え
ば、トイレドアに設置された照明スイッチと連動させ、
照明がオンされたときに使用者がトイレに入室したと判
断するようにするものや、赤外線センサや超音波センサ
を用いて使用者がトイレに入室したことを検知するよう
にするもの、便座着座面11に設けられた接触センサに
より使用者がトイレに入室したと判断するもの等であ
る。
【0019】また、入室検知機構6により使用者がトイ
レ内に存すると判断された場合、駆動機構9により、ヒ
ーター2と便座着座面11とが接触するようにし、使用
者がトイレから退室した判断された場合、ヒーター2と
便座着座面11が離れ空隙層Aが生じるように便座着座
面11やヒーター2の位置を変更するようにしてもよ
い。これにより、使用者の重み等によりヒーター2や便
座着座面11の位置を変更することがないため、使用者
が便座着座面11に着座する際に便座着座面11が浮き
沈みすることがないため、使用者に不快感を与えること
がない。
【0020】さらに、入室検知機構6により、使用者が
トイレ内に存すると判断された場合に便座蓋3を開き、
使用者がトイレから退室したと判断された場合に便座蓋
3を閉じるようにしてもよい。これにより、便座着座面
11の保温性を高めることが可能になり、ひいては消費
電力の低減をはかることが可能になる。
【0021】なお、本発明は上記の実施の形態の便座装
置に限定されるものではなく、特許請求の範囲の請求項
に記載する内容の範囲で、各種の変形が可能であり、本
発明はこれらの全てを含むものである。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、便座着座面を暖めるヒーターが設けられた便座
装置において、ヒーターと便座着座面との間に空隙を設
けるようにしたので、空隙により便座着座面の温度の低
下を防止することが可能になり、ヒーターで消費される
電力を低減することが可能になるという効果を奏する。
【0023】請求項2記載の発明にあっては、請求項1
記載の便座装置において、前記便座着座面上に着座面上
の温度を計測する温度制御点を設け、前記温度制御点が
所定の値となるように前記ヒーターを制御するようにし
たので、実際に使用者が触れる便座着座面の温度を所望
とする値に制御することが可能になるという効果を奏す
る。
【0024】請求項3記載の発明にあっては、請求項1
又は請求項2記載の便座装置において、使用者が前記便
座着座面に着座時には前記ヒーターと前記便座着座面と
の間に設けられた前記空隙が狭くなるようにしたので、
実際の使用時にはヒーターの熱で効率的に便座着座面を
暖めることが可能になるという効果を奏する。
【0025】請求項4記載の発明にあっては、請求項3
記載の便座装置において、前記間隙は、使用者の着座時
の荷重により狭くなるようにしたので、簡単な機構によ
り便座着座面とヒーターとの距離を変更することが可能
になるという効果を奏する。
【0026】請求項5記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項4記載の便座装置において、使用者が存する
か否かを判断する入室検知機構を備え、使用者が存する
と判断されたときに前記ヒーターにて加熱するようにし
たので、使用者がいないときのヒーターにて消費される
電力を低減することが可能なるという効果を奏する。
【0027】請求項6記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項5記載の便座装置において、使用者が存する
か否かを判断する入室検知機構を備え、使用者が存する
と判断されたときに前記ヒーターと前記便座着座面との
間に設けられた前記空隙が狭くなるようにしたので、使
用者が存在するときには効率的に便座着座面を効率的に
暖め、使用者が存在しないときには便座着座面を効率的
に保温するという制御を自動的に行うことが可能になる
という効果を奏する。
【0028】請求項7記載の発明にあっては、請求項1
乃至請求項6記載の便座装置において、使用者が存する
か否かを判断する入室検知機構と、前記便座着座面を覆
う便座蓋とを備え、使用者が存しないと判断されたとき
に前記便座蓋を閉じるようにしたので、使用差が存在し
ないときは便座蓋により便座着座面からの放熱を防止さ
せることが可能になるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施の形態の便座装置を構成す
る便座着座部の断面図である。
【図2】本発明に係る他の実施の形態の便座装置を構成
する便座着座部の断面図である。
【図3】便座装置の外観斜視図である。
【図4】便座装置の正面図である。
【図5】従来の便座装置を構成する便座着座部の断面図
である。
【符号の説明】
1 便座着座部 2 ヒーター 3 便座蓋 4 温度制御点 5 便器 6 入室検知機構 11 便座着座面 A 空隙層
フロントページの続き (72)発明者 地村 ゆり 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2D037 AD03 AD09 AD16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 便座着座面を暖めるヒーターが設けられ
    た便座装置において、ヒーターと便座着座面との間に空
    隙を設けるようにしたことを特徴とする便座装置。
  2. 【請求項2】 前記便座着座面上に着座面上の温度を計
    測する温度制御点を設け、前記温度制御点が所定の値と
    なるように前記ヒーターを制御するようにしたことを特
    徴とする請求項1記載の便座装置。
  3. 【請求項3】 使用者が前記便座着座面に着座時には前
    記ヒーターと前記便座着座面との間に設けられた前記空
    隙が狭くなるようにしたことを特徴とする請求項1又は
    請求項2記載の便座装置。
  4. 【請求項4】 前記間隙は、使用者の着座時の荷重によ
    り狭くなるようにしたことを特徴とする請求項3記載の
    便座装置。
  5. 【請求項5】 使用者が存するか否かを判断する入室検
    知機構を備え、使用者が存すると判断されたときに前記
    ヒーターにて加熱するようにしたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項4記載の便座装置。
  6. 【請求項6】 使用者が存するか否かを判断する入室検
    知機構を備え、使用者が存すると判断されたときに前記
    ヒーターと前記便座着座面との間に設けられた前記空隙
    が狭くなるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5記載の便座装置。
  7. 【請求項7】 使用者が存するか否かを判断する入室検
    知機構と、前記便座着座面を覆う便座蓋とを備え、使用
    者が存しないと判断されたときに前記便座蓋を閉じるよ
    うにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項6記載の
    便座装置。
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