JPH07139744A - 電気こたつの発熱装置 - Google Patents

電気こたつの発熱装置

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JPH07139744A
JPH07139744A JP28643493A JP28643493A JPH07139744A JP H07139744 A JPH07139744 A JP H07139744A JP 28643493 A JP28643493 A JP 28643493A JP 28643493 A JP28643493 A JP 28643493A JP H07139744 A JPH07139744 A JP H07139744A
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JP
Japan
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infrared
sensor
temperature
temperature control
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP28643493A
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English (en)
Inventor
Shigeru Jitsukawa
茂 実川
Atsushi Kimihira
淳 公平
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Hitachi Appliances Inc
Original Assignee
Hitachi Home Tech Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 温風と赤外線を組み合わせて温度制御する構
造において、センサー部には温風の影響を少なくして、
赤外線ヒーターの熱で主に温度制御して、温度変動幅が
少なく、また、外部から電気的に温度制御し易しくす
る。 【構成】 反射板4と保護ガード5とで囲まれた空間内
に設けた送風装置2と赤外線ヒーター3及び温度制御を
するセンサー部6とで形成する電気こたつの発熱装置に
おいて、センサー部6の外周に赤外線がセンサー部6を
加熱する開口部70を有したセンサーカバー7を設け、
また、センサー部6には、内部に温度調節用のラジアン
トヒーター62と温度制御するバイメタル接点部63と
を設け、その外周をサーモ器体カバー64で囲ったサー
モスタット61で形成したり、さらに、センサー部6ま
たはサーモ器体カバー64の表面には酸化皮膜や黒色塗
装などの赤外線吸収層を設けて構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般家庭で冬期に暖を
とる電気こたつの発熱装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における電気こたつの発熱装置は、
例えば実開昭60-162850号公報に開示されている如く、
例えば図3に示すような構成のものが、一般の電気こた
つの発熱装置であった。
【0003】すなわち、反射板4と保護ガード5とで囲
まれた空間内に、ファン付きの送風装置2と赤外線ヒー
ター3及び温度制御をするセンサー部6とで形成する発
熱装置10をやぐら中央部8の桟組み合わせ部に設置
し、前記送風装置2が動作することでこたつ内の空気を
吸い込み、赤外線ヒーター3部分で温風化して外周に吹
き出し、また、センサー部6は赤外線ヒーター3の熱と
温風の両方の影響を受ける位置に設置して温度制御する
ものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の構成に
おいて、こたつ内を暖める場合には、赤外線ヒーター3
の熱と送風装置2による赤外線ヒーター3部での熱回収
による温風で暖めるが、温度制御は、センサー部6の設
置が赤外線ヒーター3の赤外線を受けるとともに、空気
の流れを受けるので、空気の温度の影響を受け易くな
り、その動作温度を低めに設定する必要があり、例えば
サーモスタットを用いる場合には、バイメタルのオンオ
フの温度動作幅分について、こたつ内の温度がオンオフ
の変動を受けて上下に波がある傾向にあった。
【0005】また、センサー部6に、こたつ外部から電
気的に温度をコントロールする場合に用いられるラジア
ントヒーター付きのサーモスタットを設置する場合に
は、このサーモスタットに直接空気の流れを当ててしま
うためにラジアントヒーターによる熱がサーモスタット
自身を暖めずに、放熱してしまうので適正な温度制御が
十分に行えなかった。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の問題点を解決する
ために、下記構成とした。
【0007】反射板と保護ガードとで囲まれた空間内
に、送風装置と赤外線ヒーター及び温度制御をするセン
サー部を有する電気こたつの発熱装置において、センサ
ー部の外周には、送風装置の空気が当たらないように空
気の流れを抑制する如く囲ったセンサーカバーを設け、
そのセンサーカバーに赤外線ヒーターからの赤外線がセ
ンサー部を加熱するように開口部を設けたものとした。
【0008】また、前記センサー部の内部に温度調節用
のラジアントヒーターと温度制御するバイメタル接点部
とを設け、ラジアントヒーターとバイメタル接点部との
外周にサーモ器体カバーで囲ったサーモスタットを設け
たものとした。
【0009】また、前記センサー部は、その表面に酸化
皮膜や黒色塗装の赤外線吸収層を形成したものとした。
【0010】また、前記サーモ器体カバーは、その表面
に酸化皮膜や黒色塗装の赤外線吸収層を形成したものと
した。
【0011】
【作用】前記の構成にすることにより、こたつ内を暖め
る場合には赤外線ヒーターの熱と送風装置による赤外線
ヒーター部での熱回収による温風で暖たまるが、一方、
温度制御は、センサー部が赤外線ヒーターの赤外線は受
けるものの、空気の流れに対してはセンサーカバーで囲
まれているので、直接冷却されるような事がないので、
例えばサーモスタットを用いる場合には、高めに設定さ
れた動作温度に対して赤外線ヒーターが直接センサー部
を加熱してオン時間が少なく加熱制御され、やがては、
バイメタルのオンオフの温度動作幅分よりも少ない温度
幅で、こたつ内の温度がコントロールされる。
【0012】また、センサー部の内部に温度調節用のラ
ジアントヒーターと温度制御するバイメタル接点部とを
設け、ラジアントヒーターとバイメタル接点部との外周
にサーモ器体カバーで囲ったサーモスタットを設けたと
きには、このサーモスタットがラジアントヒーターで十
分加熱される事になって、温度制御され、さらに、セン
サー部またはサーモ器体カバーの表面には酸化皮膜や黒
色塗装などの赤外線吸収層を形成する事によって赤外線
センサーからの赤外線を効果的に吸収して感度を上げ
る。
【0013】
【実施例】本発明の一実施例を示す図1及び図2に従っ
てその構成を説明すると下記の如くである。
【0014】1は鋼板製の放熱板であり、平板状の放熱
部11と、中央にファンとモーターからなり、ファンを
上側に設置した送風装置2を積載し、吸い込み口12と
その吸い込み口12の外周に吹き出し口13を設けてあ
る。
【0015】3は赤外線ヒーターであり、棒状の石英管
の中にニクロム線等の発熱線を内装して形成している。
【0016】4は反射板であり、アルミメッキ鋼板等か
らなり、放熱板1の上部全面を覆う事によって、下部
に、赤外線ヒーター3や送風装置2を収容している。
【0017】5は保護ガードであり、鋼線を格子状に配
列してあり、放熱板1の下面全体を覆い、放熱板1等の
高温部に触れられないようにしてある。
【0018】6はセンサー部であり、例えばサーモスタ
ットや、こたつ外部から電気的にコントロールするため
のラジアントヒーター62付きで周囲をサーモ器体カバ
ー64で囲んだサーモスタット61で、その表面には、
酸化皮膜や黒色塗装などの赤外線吸収層を形成してもよ
い。
【0019】7はセンサーカバーであり、鋼板製で、セ
ンサー部6の外周に距離をおいて形成し、外周の一部の
赤外線ヒーター3に対抗した面に開口部70を設け、か
つ、空気の流れはこのセンサーカバー7の外周を回るよ
うに流して、開口部70から内部へ流れ込まないように
風上に開口部70を向けないように設置している。
【0020】8は発熱装置10を取り付けるこたつのや
ぐらの上面のやぐら中央部である。
【0021】10は反射板4と保護ガード5で囲み、内
部に赤外線ヒーター3や送風装置2などを内蔵した発熱
装置である。
【0022】また、Aは送風装置2による空気の流れを
示し、Bは赤外線ヒーター3から放射される一部の赤外
線を示す。
【0023】次に、前記構成おける作用を説明する。
【0024】前記の構成にすることにより、赤外線ヒー
ター3の加熱によりこたつ内を暖めるとともに、送風装
置2によって赤外線ヒーター3部分の対流熱などを回収
して温風化してこたつ内に吹き出しこたつ内を暖める。
【0025】同時にセンサー部6も、赤外線ヒーター3
の赤外線Bによって例えばサーモスタット61などを加
熱し、所定の動作温度になった時点でオフし、今度は温
度低下することでオンし、これを繰り返して必要なこた
つ温度を維持する。
【0026】この時、センサー部6は赤外線ヒーター3
の赤外線Bは受けるものの、空気の流れAに対してはセ
ンサーカバー7で囲まれているので直接冷却されること
がなく、例えばサーモスタット61を用いる場合には、
高めに設定された動作温度に対して赤外線ヒーター3が
直接センサー部6を加熱してオン時間が少なく加熱制御
され、やがては、バイメタルのオンオフの温度動作幅分
よりも少ない温度幅で、こたつ内の温度がコントロール
される。
【0027】また、センサー部6の内部に温度調節用の
ラジアントヒーター62と温度制御するバイメタル接点
部63を組み込み、ラジアントヒーター62とバイメタ
ル接点部63の外周にサーモ器体カバー64で囲ったサ
ーモスタット61を設けた構造としたときには、送風装
置2によって冷却されずに、赤外線ヒーター3の加熱を
受けるとともに、このサーモスタット61がラジアント
ヒーター62で十分加熱され、温度制御される。
【0028】さらに、センサー部6またはサーモ器体カ
バー64の表面には酸化皮膜や黒色塗装などの赤外線吸
収層を形成する事によって、赤外線センサー3からの赤
外線Bを効果的に吸収してより赤外線ヒーター3で加熱
する。
【0029】
【発明の効果】前記の構成にすることにより、赤外線ヒ
ーターの加熱によりこたつ内を暖めるとともに、送風装
置によって赤外線ヒーター部分の対流熱などを回収して
温風化してこたつ内に吹き出しこたつ内をすばやく効果
的に暖める事はもちろんの事、同時にセンサー部も、赤
外線ヒーターの赤外線によって例えばサーモスタットな
どを加熱し、所定の動作温度になった時点でオフし、今
度は温度低下することでオンし、これを繰り返して必要
なこたつ温度を維持するが、この時、センサー部は赤外
線ヒーターの赤外線は受けるものの、空気の流れに対し
てはセンサーカバーで囲まれているので直接冷却される
ような事がなく、例えばサーモスタットを用いる場合に
は、高めに設定された動作温度に対して赤外線ヒーター
が直接センサー部を加熱してオン時間が少なく加熱制御
され、やがては、バイメタルのオンオフの温度動作幅分
よりも少ない温度幅で制御されるので、こたつ内の温度
はオンオフの変動幅の少ない一定温度に維持されるもの
となった。
【0030】また、センサー部に、内部に温度調節用の
ラジアントヒーターと温度制御するバイメタル接点部を
組み込み、外周をサーモ器体カバーで囲ったサーモスタ
ットで形成した構造としたときには、送風装置によって
冷却されずに、赤外線ヒーターの加熱を受けるととも
に、このサーモスタットがラジアントヒーターで十分加
熱されるので、外部から電気的にラジアントヒーターへ
の通電量を変える事によって、こたつ内の温度を低い温
度から高い温度まで幅広く温度調節する事ができるよう
になった。
【0031】さらに、センサー部またはサーモ器体カバ
ーの表面には酸化皮膜や黒色塗装などの赤外線吸収層を
設けたことによって、赤外線センサーからの赤外線が効
果的に吸収されて、センサー部またはサーモ器体カバー
を加熱する事によって、温度制御感度を向上する事がで
きた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電気こたつの発熱装置
の断面図である。
【図2】本発明の一実施例の電気こたつの発熱装置の一
部断面図である。
【図3】従来例の電気こたつの発熱装置の断面図であ
る。
【符号の説明】
2 送風装置 3 赤外線ヒーター 4 反射板 5 保護ガード 6 センサー部 7 センサーカバー 61 サーモスタット 62 ラジアントヒーター 63 バイメタル接点部 64 サーモ器体カバー 70 開口部 A 空気の流れ B 赤外線

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 反射板(4)と保護ガード(5)とで囲まれ
    た空間内に、送風装置(2)と赤外線ヒーター(3)及び温
    度制御をするセンサー部(6)を有する電気こたつの発熱
    装置において、センサー部(6)の外周には、送風装置
    (2)の空気が当たらないように空気の流れAを抑制する
    如く囲ったセンサーカバー(7)を設け、そのセンサーカ
    バー(7)に赤外線ヒーター(3)からの赤外線Bがセンサ
    ー部(6)を加熱するように開口部(70)を設けた事を特
    徴とする電気こたつの発熱装置。
  2. 【請求項2】 前記センサー部(6)の内部に温度調節用
    のラジアントヒーター(62)と温度制御するバイメタル
    接点部(63)とを設け、ラジアントヒーター(62)とバ
    イメタル接点部(63)との外周にサーモ器体カバー(6
    4)で囲ったサーモスタット(61)を設けた事を特徴と
    する請求項1記載の電気こたつの発熱装置。
  3. 【請求項3】 前記センサー部(6)は、その表面に酸化
    皮膜や黒色塗装の赤外線吸収層を形成した事を特徴とす
    る請求項1記載の電気こたつの発熱装置。
  4. 【請求項4】 前記サーモ器体カバー(64)は、その表
    面に酸化皮膜や黒色塗装の赤外線吸収層を形成した事を
    特徴とする請求項2記載の電気こたつの発熱装置。
JP28643493A 1993-11-16 1993-11-16 電気こたつの発熱装置 Pending JPH07139744A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5568586A (en) * 1995-06-19 1996-10-22 Junkel; Eric F. Over-heat protection for a portable space heater with thermally insulated thermostat mounted above slot cut in reflector
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WO2013142496A1 (en) * 2012-03-21 2013-09-26 Amberson Bruce Heater

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