JP2003028454A - 扇風機 - Google Patents

扇風機

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JP2003028454A
JP2003028454A JP2001214774A JP2001214774A JP2003028454A JP 2003028454 A JP2003028454 A JP 2003028454A JP 2001214774 A JP2001214774 A JP 2001214774A JP 2001214774 A JP2001214774 A JP 2001214774A JP 2003028454 A JP2003028454 A JP 2003028454A
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fan
radiation
air
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Tomohiro Yabu
知宏 薮
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 暖房時にドラフト感がなく、冷房時に風涼感
がある冷暖房機能を有した扇風機を提供することを目的
とする。 【解決手段】 冷熱源機能又は温熱源機能の何れか一方
の機能に任意に切り換えて作動させることができるペル
チェユニットよりなる熱源3と、この熱源3を熱輻射方
向に囲んで熱輻射対象M方向に熱輻射面2aを湾曲させ
た凹面体よりなり、同熱源3からの熱R,R・・・を熱
輻射対象M方向に輻射する一方、熱輻射対象M方向から
入射する熱R,R・・・を熱源3に向けて反射する熱輻
射手段2と、上記熱源3の前に設置され、その回転方向
により、上記熱源3の外周囲から吸込んだ空気F1,F1
・・・を同熱源3を介して熱交換させた後に中心軸O−
O′から熱輻射対象M方向に、また中心軸O−O′付近
から吸込んだ空気F3,F3・・・を同熱源3を介して上
記熱輻射手段2の外周囲前方に、各々送風する回転ファ
ン4Aとを、それぞれ扇風機構造に一体にコンビネーシ
ョンすることにより、暖房時のドラフト感がなく、冷房
時の風涼感のある扇風機を実現した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、熱源および熱輻
射手段を備えた扇風機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】冷暖房機能に加え、除湿、加湿、空気清
浄その他の機能を有する高機能化と低コスト化により、
最近のルームエアコンの普及は著しく、家庭でも多くの
部屋に設置される状況となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ルームエアコ
ンは確かに冷暖房性能は高いが、一方暖房時に暖かい風
がユーザーの顔に当たってドラフトを感じさせる難点が
ある。また、冷房時にはドラフト感は小さいが、逆に爽
やかさを感じさせる風涼感に欠ける。さらに、ユーザー
が1人の場合でも常に部屋全体を冷暖房するので、当然
ながら電気代が高くなる。
【0004】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたもので、本来の送風手段に加え、熱源およ
び該熱源からの熱の輻射手段を扇風機構造に適切にコン
ビネーションして一体化することによってスポットエア
コン機能を実現し、簡単かつ低コストに上述のルームエ
アコンの問題を解決した高機能の扇風機を提供すること
を目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願発明は、該目的を達
成するために、次のような課題解決手段を備えて構成さ
れている。
【0006】(1) 請求項1の発明 この発明の扇風機は、熱源3と、熱輻射手段2と、送風
手段4Aとを備えるとともに、それらを扇風機構造に一
体化し、送風運転、熱輻射運転、それらの組合せ運転の
各々の運転を可能としている。
【0007】すなわち、該構成では、基本的な構成とし
て、熱源3と、熱輻射手段2と、送風手段4Aとを備え
るとともに、それらを扇風機構造に一体化し、送風運
転、熱輻射運転、それらの組合せ運転の各運転が可能と
なっている。
【0008】したがって、上記熱源3を作動させずに送
風手段4Aのみを作動させれば、送風のみの通常の扇風
機機能となり、一方同送風手段4Aを作動させずに上記
熱源3のみを作動させれば、上記熱源3からの熱を熱輻
射手段2を介してユーザー等対象M方向に輻射させるこ
とができ、熱源3を温熱源とした場合、冬場等低室温時
においてドラフトのないストーブ機能を持たせることが
できる。
【0009】もちろん、同ストーブ機能状態において、
緩やかに送風手段4Aを作動させると、さらにファンヒ
ータ機能を付加することもできる。
【0010】また、熱源3を冷熱源とした場合、冷んや
りとした冷輻射感を得ることができる。
【0011】一方、さらに上記送風手段4Aを作動さ
せ、かつ上記熱源3を冷熱源として作動させれば、上記
熱源3からの冷熱を熱輻射手段2を介してユーザー等対
象M方向に爽やかな風とともに輻射させることができ、
夏場等高室温時において風涼感のあるスポットエアコン
機能を持たせることができる。
【0012】(2) 請求項2の発明 この発明の扇風機は、上記請求項1の発明の構成におい
て、熱源3は、冷熱源又は温熱源の何れか一方に任意に
切り換えて作動させることができるペルチェユニットよ
りなっている。
【0013】したがって、この構成では、例えばペルチ
ェユニットのペルチェ素子に印加する電流の方向を切り
換えることにより、当該熱源の熱の対象方向への作用を
冷熱源作用又は温熱源作用に自由に変更することができ
る。
【0014】そのため、冷房又は暖房何れの機能をも任
意に発揮させることができる。
【0015】(3) 請求項3の発明 この発明の扇風機は、上記請求項1又は2の発明の構成
において、熱輻射手段2は、熱源3を熱輻射方向に囲み
ながら、輻射対象M方向に熱輻射面2aを湾曲させた凹
面体よりなり、熱源からの熱を輻射対象M方向に輻射す
る一方、輻射対象M方向から入射する熱R,R・・・を
熱源3に向けて反射させるようになっている。
【0016】したがって、このような構成では、暖房時
には、上記温熱源3からの熱R,R・・・が、凹面状の
熱輻射面2aから輻射対象M方向に同輻射対象Mの外周
囲を包み込むようにドラフト感なく輻射される。
【0017】他方、冷房時には、上記冷熱源3の外周囲
からの空気F3,F3・・・が同冷熱源3を通して冷却さ
れた後に中心軸O−O′方向に吹き出され、ユーザー等
対象Mに対して爽やかな風涼感を与えることができる。
【0018】(4) 請求項4の発明 この発明の扇風機は、上記請求項1,2又は3の発明の
構成において、送風手段4A,4Bは、熱源3の前に設
置された可逆式回転ファンよりなり、該回転ファンの回
転方向により、冷房時には、熱源3の外周囲から熱輻射
手段2の熱輻射面2aに沿って吸込んだ空気F1,F1
・・を熱源3を介して熱交換させた後に中心軸O−O′
付近から対象M方向に吹き出し、また暖房時には、同中
心軸O−O′付近から吸込んだ空気F3,F3・・・を熱
源3を介して熱交換させた後に熱輻射手段2の熱輻射面
2aから対象Mの外周囲に吹き出すようにように構成さ
れている。
【0019】したがって、この構成では、例えば冷房時
には、上記熱源3の外周囲から熱輻射手段2の熱輻射面
2aに沿って吸込まれた空気F1,F1・・・が上記熱源
3を介して熱交換された後に中心軸O−O′付近から前
方のユーザーMに向かって吹き出され、また一方暖房時
には、同中心軸O−O′付近から吸込まれた空気F3
3・・・が上記熱源3を介して熱交換された後に上記
熱輻射手段2の熱輻射面2aから外周囲に吹き出される
ようになり、それぞれ上記回転ファン4Aの回転方向を
適切に設定することにより、冷房時には爽やかな風涼感
のある運転を、また一方 暖房時にはドラフト感のない
快適な運転を、各々実現することができる。
【0020】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の扇風機による
と、次のような効果を得ることができる。
【0021】 風涼感のある冷房作用を実現すること
ができる。
【0022】 ドラフトのない暖房作用を実現するこ
とができる。
【0023】 特定ユーザーに対し、スポットエアコ
ン的に冷房作用、又は暖房作用を任意に働かせることが
できるので、高効率かつ省エネルギーである。
【0024】 基本構成としては扇風機であり、エア
コンに比べて構造は遥かに簡単で低コストである。
【0025】
【発明の実施の形態】図1〜図5は、それぞれ本願発明
の実施の形態に係る扇風機の全体および各部の構成を示
している。
【0026】先ず本実施の形態の扇風機は、冷暖房機能
を付加するとともに、暖房時にドラフト感がなく、他方
冷房時に風涼感が得られるようにした扇風機を提供する
ことを目的として構成されており、例えば図1および図
2に示されるように、その主要部を、冷熱源機能又は温
熱源機能の何れか一方の機能に任意に切り換えて作動さ
せることができるペルチェユニットよりなる熱源3と、
この熱源3を熱輻射方向に囲みながら、その熱輻射面2
aを熱輻射対象M方向(ユーザーM方向)に湾曲させた
赤外線反射性能の高い凹面体部材よりなり、同熱源3か
らの熱R,R・・・を同熱輻射対象M方向に効率良く輻
射(反射)する一方、逆に同熱輻射対象M方向から入射
する熱(赤外線)R,R・・・を同熱源3に向けて反射
する熱輻射手段(熱反射手段)2と、上記熱源3の前に
設置され、その回転方向により、上記熱源3の外周囲か
ら吸込んだ空気F1,F1・・・を同熱源3を介して熱交
換させた後に中心軸O−O′付近から上記熱輻射対象M
方向前方に、また中心軸O−O′付近から吸込んだ空気
3,F3・・・を同熱源3を介して上記熱輻射手段2の
熱輻射面2aから外周囲前方に各々送風する回転ファン
4Aとを、図4に示すように、それぞれ支軸部9および
支軸台10を有する扇風機構造に一体にコンビネーショ
ンすることにより、暖房時のドラフト感がなく、他方冷
房時の爽やかな風涼感が得られる冷暖房機能を備えた扇
風機を実現している。
【0027】上記ペルチェユニットよりなる熱源3は、
例えば相互に電気伝導性の異なる半導体素子を熱電対構
造に組み合わせて構成したペルチェ素子31を方形のプ
レート状に構成し、その吸熱(放熱)および放熱(吸
熱)両面側に各々アルミ等の伝熱性の高い金属材料より
なる第1,第2の放熱フィン32A,32Bを一体化し
て構成されている。そして、熱源3は同ペルチェ素子3
1部分が、上記凹面体状の熱輻射手段2の中央部(中心
軸O−O′上)に位置する状態で、その前後方向に貫通
して取付けられている。
【0028】そして、同ペルチェ素子31は、電流方向
切換手段および所定の電源コードを介してAC電源に接
続されており、その駆動回路部分への印加電流の方向に
応じて、上記第1の放熱フィン32A側又は第2の放熱
フィン32B側の何れか一方側を吸熱面として作用さ
せ、また他方側を放熱面として作用させる。
【0029】したがって、今例えば上記熱輻射対象M方
向側第1の放熱フィン32A側が吸熱面、他方第2の放
熱フィン32B側が放熱面となった時には、図1のよう
な冷房運転状態が、また逆の場合には、図2のような暖
房運転状態が実現される(それらの詳細は後述)。
【0030】また、上記第1,第2の回転ファン4A,
4Bは、例えば上記熱源3の中心軸部分に断熱構造状態
で埋設された単一のACモータの共通のロータ軸に対し
て、各々そのファン軸41,42を取り付けて支持され
ており、回転方向切換手段によって任意に正転又は逆転
が可能となっている。そして、それによって、図1のよ
うに外周囲から熱輻射手段2の熱輻射面2aに沿って吸
込んだ空気F1,F1・・・を熱源3の吸熱作用状態の第
1の放熱フィン32Aを介して熱交換(冷却)させた後
に中心軸O−O′付近から対象(ユーザー)M方向前方
に吹き出す風涼感のある冷房運転状態と、また同中心軸
O−O′付近から吸込んだ空気F3,F3・・・を熱源3
の放熱作用状態の第1の放熱フィン32Aを介して熱交
換(加熱)した後に熱輻射手段2の熱輻射面2aに沿っ
て対象(ユーザー)M外周囲前方に吹き出す、スポット
領域中央に居る対象(ユーザー)Mに対してドラフト感
を与えない暖房運転状態との少なくとも2つの送風運転
状態を可能としている。
【0031】また、これらの場合、上記冷房運転状態で
は、他方側第2の放熱フィン32Bの方が放熱フィンと
なり、第2の回転ファン4Bにより外周の空気F2,F2
・・・を同第2の放熱フィン32B部分に流して冷却
し、放熱効率を向上させる。
【0032】また、一方上記暖房運転状態では、他方側
第2の放熱フィン32Bの方が吸熱フィンとなり、第2
の回転ファン4Bにより外周の空気F2,F2・・・を同
第2の放熱フィン32B部分に流して加熱し、吸熱効率
を向上させる。
【0033】また、上記第1,第2の放熱フィン32
A,32Bは、上述のように通過する空気F1,F1・・
・、F3,F3・・・との間で吸放熱作用を果たすもので
あることから、その熱交換性能は極めて重要である。
【0034】そのためには、できるだけ表面積が大き
く、空気流通圧損の小さいものであることが必要であ
る。そこで、本実施の形態では、同放熱フィン32A,
32Bの各フィンピース32,32・・・を、例えば図
3に示すように多数本のロッド状に形成して同要求に対
応している。
【0035】また、熱輻射手段2の前後両側には、例え
ば図5のようなガード11がセットされる。
【0036】本実施の形態の扇風機は、上述のように、
その基本的な構成として、熱源3と、熱輻射手段2と、
送風手段4Aとを備え、送風運転、熱輻射運転、それら
の組合せ運転の各運転を可能としている。
【0037】したがって、熱源3を作動させずに送風手
段4Aのみを作動させれば、送風のみの通常の扇風機と
なり、一方、同送風手段4Aを作動させずに熱源3のみ
を作動させれば、熱源3からの熱を熱輻射手段2を介し
て対象方向に輻射させることができ、熱源3を温熱源に
すれば、冬場等低室温時において、ドラフトのない囲炉
裏又はストーブのような暖輻射機能を持たせることがで
きる。もちろん、同ストーブ機能状態において、緩やか
に送風手段4Aを作動させると、さらにファンヒータ機
能を付加することもできる。
【0038】また、熱源3を冷熱源とした場合、トンネ
ルの中のような冷んやりとした冷輻射感を得ることがで
きる。
【0039】一方、さらに上記送風手段4Aを作動さ
せ、かつ上記熱源3を冷熱源として作動させれば、上記
熱源3からの冷熱を熱輻射手段2を介してユーザー等対
象M方向に爽やかな風とともに輻射させることができ、
夏冬場等高室温時において風涼感のあるスポットエアコ
ン機能を持たせることができる。
【0040】また同扇風機は、その場合において、上記
熱源3が、冷熱源又は温熱源の何れか一方に任意に切り
換えて作動させることができるペルチェ素子31と放熱
フィン32Aとを備えたペルチェユニットよりなってい
る。
【0041】したがって、この構成では、当該ペルチェ
ユニットのペルチェ素子31に印加する電流の方向を切
り換えることにより、当該熱源3の熱の熱輻射対象M方
向への作用を冷熱源又は温熱源に自由に設定することが
できる。
【0042】そのため、冷房又は暖房何れの機能をも任
意に発揮させることができる。
【0043】また同扇風機は、それらの場合において、
上記熱輻射手段2は、熱源3を熱輻射方向に囲んで、熱
輻射対象M方向に熱輻射面2aを湾曲させた凹面体より
なり、上記熱源3からの熱R,R・・・を熱輻射対象M
方向に輻射する一方、熱輻射対象M方向から入射する熱
R,R・・・を熱源3に向けて反射集熱するようになっ
ている。
【0044】したがって、このような構成では、暖房時
に温熱源3からの熱が、凹面状の熱輻射面2aから熱輻
射対象M方向に熱輻射対象Mの外周囲を包み込むように
ドラフト感なく輻射される。
【0045】他方、冷房時には冷熱源外周囲からの空気
3,F3・・・が冷熱源3を通して熱交換(冷却)され
た後に中心軸O−O′方向に吹き出され、ユーザー等対
象Mに対して爽やかな風涼感を与えることができる。
【0046】さらに、同扇風機は、以上の各場合におい
て、上記送風手段4Aは、熱源3の前に設置された回転
ファンよりなり、該回転ファンの回転方向により、熱源
3の外周囲から吸込んだ空気F1,F1・・・を熱源3を
介して熱交換させた後に中心軸O−O′付近から対象M
方向に、また中心軸O−O′付近から吸込んだ空気
3,F3・・・を熱源3を介して熱輻射手段2の外周囲
に各々送風するように構成されている。
【0047】したがって、この構成では、例えば冷房時
には冷熱源3の外周囲から吸込んだ空気F1,F1・・・
を冷熱源3を介して冷却させた後に中心軸O−O′付近
から対象(ユーザー)M側前方に吹き出すように、また
暖房時には中心軸O−O′付近から吸込んだ空気F3
3・・・を温熱源3を介して対象(ユーザー)Mを包
み込むように熱輻射手段2の外周囲前方に送風するよう
に、各々上記回転ファン4Aの回転方向を適切に設定す
ることにより、冷房時には、爽やかな風涼感のある運転
を、また暖房時には、ドラフト感のない快適な運転を、
各々有効に実現することができる。
【0048】以上の結果、本実施の形態の扇風機による
と、次のような有益な効果を得ることができる。
【0049】 風涼感のある冷房作用を実現すること
ができる。
【0050】 ドラフトのない暖房作用を実現するこ
とができる。
【0051】 特定ユーザーに対し、スポットエアコ
ン的に冷房、又は暖房作用を働かせることができるの
で、高効率かつ省エネルギーである。
【0052】 基本構成としては扇風機であり、エア
コンに比べて、構造は遥かに簡単で、しかも低コストで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る扇風機の冷房運転
状態の断面図である。
【図2】同扇風機の暖房運転状態の断面図である。
【図3】同扇風機のペルチェユニット熱源の放熱フィン
部分の構成を示す斜視図である。
【図4】同扇風機の全体構造を示す斜視図である。
【図5】同扇風機の前面に必要に応じて付設されるガー
ド部材である。
【符号の説明】
1は扇風機、2は熱輻射手段、2aは熱輻射面、3は熱
源、31はペルチェ素子、32Aは第1の放熱フィン、
32Bは第2の放熱フィン、32は各放熱フィン32
A,32Bのフィンピース、4Aは第1の回転ファン、
4Bは第2の回転ファン、41は第1のファン軸、42
は第2のファン軸、O−O′は中心軸である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱源(3)と、熱輻射手段(2)と、送
    風手段(4A)とを備えるとともに、それらを扇風機構
    造に一体化し、送風運転、熱輻射運転、それらの組合せ
    運転の各々の運転を可能としてなる扇風機。
  2. 【請求項2】 熱源(3)は、冷熱源又は温熱源の何れ
    か一方に任意に切り換えて作動させることができるペル
    チェユニットよりなることを特徴とする請求項1記載の
    扇風機。
  3. 【請求項3】 熱輻射手段(2)は、熱源(3)を熱輻
    射方向に囲みながら、輻射対象M方向に熱輻射面(2
    a)を湾曲させた凹面体よりなり、熱源からの熱
    (R),(R)・・・を輻射対象M方向に輻射する一
    方、輻射対象M方向から入射する熱(R),(R)・・
    ・を熱源(3)に向けて反射させるようになっているこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の扇風機。
  4. 【請求項4】 送風手段(4A),(4B)は、熱源
    (3)の前に設置された可逆式回転ファンよりなり、該
    回転ファンの回転方向により、冷房時には、熱源(3)
    の外周囲から熱輻射手段(2)の熱輻射面(2a)に沿
    って吸込んだ空気(F1),(F1)・・・を熱源(3)
    を介して熱交換させた後に中心軸O−O′付近から対象
    M方向に吹き出し、また暖房時には、同中心軸O−O′
    付近から吸込んだ空気(F3),(F3)・・・を熱源
    (3)を介して熱交換させた後に熱輻射手段(2)の熱
    輻射面(2a)から対象Mの外周囲に吹き出すように構
    成されていることを特徴とする請求項1,2又は3記載
    の扇風機。
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Cited By (4)

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