JP2002013758A - トイレ用空気調和装置 - Google Patents
トイレ用空気調和装置Info
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- JP2002013758A JP2002013758A JP2000190786A JP2000190786A JP2002013758A JP 2002013758 A JP2002013758 A JP 2002013758A JP 2000190786 A JP2000190786 A JP 2000190786A JP 2000190786 A JP2000190786 A JP 2000190786A JP 2002013758 A JP2002013758 A JP 2002013758A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 トイレ用エアコンにおいて、空調に利用しな
い暖気を有効活用できるようにする。 【解決手段】 トイレ用エアコン(10)はトイレ(T
L)に配置されるケーシング(11)と、送風ファン
(12)と、ペルチェユニットと、第1吹き出し部(1
4)と、第2吹き出し部(15)と、排気ダクト(15
c)とを備えている。送風ファンは、空気を吸入して吐
き出す。ペルチェユニットは、送風ファンにより吐き出
された空気を冷却する吸熱面と、空気を加熱する放熱面
とを有する。第1吹き出し部は、吸熱面で冷却された空
気をケーシング外に吹き出す。第2吹き出し部は、放熱
面で加熱された空気を第1吹き出し部と異なる位置で異
なる方向にケーシング外に吹き出す。排気ダクトは、第
2吹き出し部に接続され加熱された空気を水栓(32)
の近傍に向けて排気する。
い暖気を有効活用できるようにする。 【解決手段】 トイレ用エアコン(10)はトイレ(T
L)に配置されるケーシング(11)と、送風ファン
(12)と、ペルチェユニットと、第1吹き出し部(1
4)と、第2吹き出し部(15)と、排気ダクト(15
c)とを備えている。送風ファンは、空気を吸入して吐
き出す。ペルチェユニットは、送風ファンにより吐き出
された空気を冷却する吸熱面と、空気を加熱する放熱面
とを有する。第1吹き出し部は、吸熱面で冷却された空
気をケーシング外に吹き出す。第2吹き出し部は、放熱
面で加熱された空気を第1吹き出し部と異なる位置で異
なる方向にケーシング外に吹き出す。排気ダクトは、第
2吹き出し部に接続され加熱された空気を水栓(32)
の近傍に向けて排気する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和装置、特
に、トイレ内の空気を調和するトイレ用空気調和装置に
関する。
に、トイレ内の空気を調和するトイレ用空気調和装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】トイレなどの限定された空間で局所的に
空気を調和する従来の空気調和装置として、特開平6−
34151号公報に開示されたものが知られている。こ
の空気調和装置は、トイレ内のタンクの前面側に取り付
けられたケーシングと、熱交換機としてのペルチェユニ
ットと、ペルチェユニットに空気を送る送風ファンとを
備えている。ペルチェユニットは、吸熱面と放熱面とを
有しており、両面には熱交換のためのヒートシンクが熱
的に結合して装着されている。
空気を調和する従来の空気調和装置として、特開平6−
34151号公報に開示されたものが知られている。こ
の空気調和装置は、トイレ内のタンクの前面側に取り付
けられたケーシングと、熱交換機としてのペルチェユニ
ットと、ペルチェユニットに空気を送る送風ファンとを
備えている。ペルチェユニットは、吸熱面と放熱面とを
有しており、両面には熱交換のためのヒートシンクが熱
的に結合して装着されている。
【0003】このような吸熱面と放熱面との2つの熱交
換面を有するペルチェユニットを備えた空気調和装置で
は、ペルチェユニットに電流を流すことによって吸熱面
での吸熱又は放熱面での放熱により送風ファンから送風
された空気が冷却又は加熱される。そして冷却又は加熱
された空気がトイレの使用者に吹き出されて冷房又は暖
房される。また、放熱面はタンク内に設置されており、
タンク内の水と熱交換される。
換面を有するペルチェユニットを備えた空気調和装置で
は、ペルチェユニットに電流を流すことによって吸熱面
での吸熱又は放熱面での放熱により送風ファンから送風
された空気が冷却又は加熱される。そして冷却又は加熱
された空気がトイレの使用者に吹き出されて冷房又は暖
房される。また、放熱面はタンク内に設置されており、
タンク内の水と熱交換される。
【0004】従来のペルチェユニットを備えた空気調和
装置は、吸熱と放熱とを一つのペルチェユニットで行え
る。このため、室外機が不要な分だけコンパクトな構成
になり、トイレなどの限定された空間に簡単に設置でき
る。
装置は、吸熱と放熱とを一つのペルチェユニットで行え
る。このため、室外機が不要な分だけコンパクトな構成
になり、トイレなどの限定された空間に簡単に設置でき
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の空気調和装
置では、熱交換面のひとつがタンク内に配置されている
ため、空調に利用しない放熱又は吸熱の熱交換分はタン
クの温度を上昇又は下降させるだけで有効に利用されて
いない。また、夏場のようにタンク内の水温が高くなっ
たり冬場のようにタンク内の水温が低くなると、熱交換
面で十分に熱交換を行えず、熱交換時の効率が低下し十
分な空調効果が得られないおそれがある。また、空調に
利用しない放熱又は吸熱がトイレ内でなされるので、や
はり十分な空調効果が得られないおそれがある。
置では、熱交換面のひとつがタンク内に配置されている
ため、空調に利用しない放熱又は吸熱の熱交換分はタン
クの温度を上昇又は下降させるだけで有効に利用されて
いない。また、夏場のようにタンク内の水温が高くなっ
たり冬場のようにタンク内の水温が低くなると、熱交換
面で十分に熱交換を行えず、熱交換時の効率が低下し十
分な空調効果が得られないおそれがある。また、空調に
利用しない放熱又は吸熱がトイレ内でなされるので、や
はり十分な空調効果が得られないおそれがある。
【0006】本発明の課題は、トイレ用空気調和装置に
おいて、空調に利用しない熱交換分を有効活用できるよ
うにすることにある。本発明の別の課題は、トイレ用空
気調和装置において、十分な空調効果が得られるように
することにある。
おいて、空調に利用しない熱交換分を有効活用できるよ
うにすることにある。本発明の別の課題は、トイレ用空
気調和装置において、十分な空調効果が得られるように
することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係るトイレ用
空気調和装置(10)は、トイレ(TL)内の空気を調
和するものであって、空間(TL)に配置されるケーシ
ング(11)と、送風部(12)と、冷却加熱部(1
3)と、第1吹き出し部(14)と、第2吹き出し部
(15)と、排気ダクト(15c)とを備えている。送
風部(12)は、ケーシング(11)内に配置されトイ
レ(TL)内から空気を吸入して吐き出すものである。
冷却加熱部(13)は、送風部(12)により吐き出さ
れた空気を冷却する吸熱面(25a)と、空気を加熱す
る放熱面(25b)とを有するものである。第1吹き出
し部(14)は、冷却加熱部(13)の吸熱面(25
a)で冷却された空気をケーシング(11)外に吹き出
すものである。第2吹き出し部(15)は、冷却加熱部
(13)の放熱面(25b)で加熱された空気を第1吹
き出し部(14)と異なる位置で異なる方向にケーシン
グ(11)外に吹き出すものである。排気ダクト(15
c)は、第2吹き出し部(15)に接続され加熱された
空気を排気するものである。
空気調和装置(10)は、トイレ(TL)内の空気を調
和するものであって、空間(TL)に配置されるケーシ
ング(11)と、送風部(12)と、冷却加熱部(1
3)と、第1吹き出し部(14)と、第2吹き出し部
(15)と、排気ダクト(15c)とを備えている。送
風部(12)は、ケーシング(11)内に配置されトイ
レ(TL)内から空気を吸入して吐き出すものである。
冷却加熱部(13)は、送風部(12)により吐き出さ
れた空気を冷却する吸熱面(25a)と、空気を加熱す
る放熱面(25b)とを有するものである。第1吹き出
し部(14)は、冷却加熱部(13)の吸熱面(25
a)で冷却された空気をケーシング(11)外に吹き出
すものである。第2吹き出し部(15)は、冷却加熱部
(13)の放熱面(25b)で加熱された空気を第1吹
き出し部(14)と異なる位置で異なる方向にケーシン
グ(11)外に吹き出すものである。排気ダクト(15
c)は、第2吹き出し部(15)に接続され加熱された
空気を排気するものである。
【0008】この空気調和装置(10)では、送風部
(12)から取り込まれた空気が吸熱面(25a)と加
熱面(25b)とを別々に通過する。吸熱面を通過した
空気は冷却されて第1吹き出し部(14)からケーシン
グ(11)外に吹き出される。一方、放熱面(25b)
を通過した暖められた空気は加熱されて第2吹き出し部
(15)から排気ダクト(15c)を経由して吹き出
す。ここでは、排気ダクト(15c)の先端から吹き出
した加熱した空気(暖気)を、たとえば、手洗い後の温
風乾燥に使用することにより空調に利用しない放熱分を
有効に利用できる。また、排気ダクト(15c)の先端
をトイレ(TL)外に配置することにより、暖気がトイ
レ(TL)内に吹き出さず、熱交換時の効率が高く維持
され、十分な空調効果が得られる。
(12)から取り込まれた空気が吸熱面(25a)と加
熱面(25b)とを別々に通過する。吸熱面を通過した
空気は冷却されて第1吹き出し部(14)からケーシン
グ(11)外に吹き出される。一方、放熱面(25b)
を通過した暖められた空気は加熱されて第2吹き出し部
(15)から排気ダクト(15c)を経由して吹き出
す。ここでは、排気ダクト(15c)の先端から吹き出
した加熱した空気(暖気)を、たとえば、手洗い後の温
風乾燥に使用することにより空調に利用しない放熱分を
有効に利用できる。また、排気ダクト(15c)の先端
をトイレ(TL)外に配置することにより、暖気がトイ
レ(TL)内に吹き出さず、熱交換時の効率が高く維持
され、十分な空調効果が得られる。
【0009】請求項2に係るトイレ用空気調和装置(1
0)は、請求項1に記載の装置において、冷却加熱部
(13)は、吸熱面(25a)と放熱面(25b)とを
有する熱電変換半導体素子からなるペルチェモジュール
(25)と、吸熱面(25a)と放熱面(25b)とに
それぞれ熱的に結合された吸熱ヒートシンク(26)及
び放熱ヒートシンク(27)とを含む。この場合には、
ペルチェモジュール(25)に電流を流すだけでコンパ
クトな構成で吸熱面と放熱面とを高い熱交換効率で構成
できる。また、電流の通流方向を切り換えることによ
り、吸熱面と放熱面とを逆に配置することが可能にな
り、冷暖房の双方に使用可能になる。
0)は、請求項1に記載の装置において、冷却加熱部
(13)は、吸熱面(25a)と放熱面(25b)とを
有する熱電変換半導体素子からなるペルチェモジュール
(25)と、吸熱面(25a)と放熱面(25b)とに
それぞれ熱的に結合された吸熱ヒートシンク(26)及
び放熱ヒートシンク(27)とを含む。この場合には、
ペルチェモジュール(25)に電流を流すだけでコンパ
クトな構成で吸熱面と放熱面とを高い熱交換効率で構成
できる。また、電流の通流方向を切り換えることによ
り、吸熱面と放熱面とを逆に配置することが可能にな
り、冷暖房の双方に使用可能になる。
【0010】請求項3に係るトイレ用空気調和装置(1
0)は、請求項1又は2に記載の装置において、排気ダ
クト(15c)の先端は、トイレ(TL)内に設けられ
た手洗い用の水栓(32)の近傍まで延びている。この
場合には、排気ダクト(15c)から吹き出す暖気によ
り手洗い後の濡れた手を温風乾燥することができ、空調
に利用しない放熱分を有効に利用できる。
0)は、請求項1又は2に記載の装置において、排気ダ
クト(15c)の先端は、トイレ(TL)内に設けられ
た手洗い用の水栓(32)の近傍まで延びている。この
場合には、排気ダクト(15c)から吹き出す暖気によ
り手洗い後の濡れた手を温風乾燥することができ、空調
に利用しない放熱分を有効に利用できる。
【0011】請求項4に係るトイレ用空気調和装置(1
0)は、請求項1から3のいずれかに記載の装置におい
て、排気ダクト(15c)の先端は、トイレ(TL)外
まで延びている。この場合には、トイレ(TL)内に暖
気が吹き出さないので、トイレ(TL)内での空調効果
が十分に得られる。発明5に係るトイレ用空気調和装置
(10)は、請求項1から4のいずれかに記載の装置に
おいて、排気ダクト(15c)は、可撓性を有する自在
ダクトである。この場合には、排気ダクト(15c)が
自在に曲がるので、ケーシング(11)の装着位置が制
限されず、かつ排気ダクト(15c)を水栓(32)の
位置やトイレ(TL)外に延ばす場合にも施工を行いや
すい。
0)は、請求項1から3のいずれかに記載の装置におい
て、排気ダクト(15c)の先端は、トイレ(TL)外
まで延びている。この場合には、トイレ(TL)内に暖
気が吹き出さないので、トイレ(TL)内での空調効果
が十分に得られる。発明5に係るトイレ用空気調和装置
(10)は、請求項1から4のいずれかに記載の装置に
おいて、排気ダクト(15c)は、可撓性を有する自在
ダクトである。この場合には、排気ダクト(15c)が
自在に曲がるので、ケーシング(11)の装着位置が制
限されず、かつ排気ダクト(15c)を水栓(32)の
位置やトイレ(TL)外に延ばす場合にも施工を行いや
すい。
【0012】
【実施の形態】図1から図3において、本発明の一実施
形態による空気調和装置であるトイレ用エアコン10
は、限定された空間であるトイレTL内の個室のパーテ
ィションや壁などに吊り下げ可能なものであり、トイレ
TLの利用者USに向けて冷気を吹き出し可能である。
トイレ用エアコン10は、トイレTL内に吊り下げ可能
なケーシング11と、ケーシング11内に装着された送
風ファン(送風部の一例)12と、送風ファン12の下
方に配置されたペルチェユニット(冷却加熱部の一例)
13とを備えている。また、トイレ用エアコン10は、
冷気及び暖気を吹き出すための第1及び第2吹き出し部
14,15と、第1吹き出し部14から第2吹き出し部
15に水を流し得る案内部16を備えている。
形態による空気調和装置であるトイレ用エアコン10
は、限定された空間であるトイレTL内の個室のパーテ
ィションや壁などに吊り下げ可能なものであり、トイレ
TLの利用者USに向けて冷気を吹き出し可能である。
トイレ用エアコン10は、トイレTL内に吊り下げ可能
なケーシング11と、ケーシング11内に装着された送
風ファン(送風部の一例)12と、送風ファン12の下
方に配置されたペルチェユニット(冷却加熱部の一例)
13とを備えている。また、トイレ用エアコン10は、
冷気及び暖気を吹き出すための第1及び第2吹き出し部
14,15と、第1吹き出し部14から第2吹き出し部
15に水を流し得る案内部16を備えている。
【0013】ケーシング11は、内部に空間を有する概
ね直方体形状のものであり、前面上部に空気を取り入れ
るための空気取り入れ口11aが形成され、前面下部に
冷気を吹き出すための第1吹き出し部14を構成する第
1吹き出し口14aが形成されている。また、側面下部
に暖気を排出するための第2吹き出し部15を構成する
第2吹き出し口15aが形成されている。さらに前面に
は、操作パネル20が設けられており、操作パネル20
には、トイレ用エアコン10をオンオフするための電源
スイッチや、温度調節するための温調スイッチや、風量
を調整するため風量調整スイッチなどの各種の操作スイ
ッチや、それらの表示部などが設けられている。また、
操作パネル20には、操作スイッチの操作に応じて送風
ファン12やペルチェユニット13を制御するためのマ
イクロコンピュータを含む制御装置が設けられている。
ね直方体形状のものであり、前面上部に空気を取り入れ
るための空気取り入れ口11aが形成され、前面下部に
冷気を吹き出すための第1吹き出し部14を構成する第
1吹き出し口14aが形成されている。また、側面下部
に暖気を排出するための第2吹き出し部15を構成する
第2吹き出し口15aが形成されている。さらに前面に
は、操作パネル20が設けられており、操作パネル20
には、トイレ用エアコン10をオンオフするための電源
スイッチや、温度調節するための温調スイッチや、風量
を調整するため風量調整スイッチなどの各種の操作スイ
ッチや、それらの表示部などが設けられている。また、
操作パネル20には、操作スイッチの操作に応じて送風
ファン12やペルチェユニット13を制御するためのマ
イクロコンピュータを含む制御装置が設けられている。
【0014】送風ファン12は、空気取り入れ口11a
に対向した位置でケーシング11内に装着されている。
送風ファン12は回転中心側から径方向外方に空気を吐
出するシロッコファンである。送風ファン12は、吐き
出された空気を下方に配置されたペルチェユニット13
に送るためのケースダクト12aと、ケースダクト12
aに固定されたファンモータ12bと、ファンモータ1
2bにより駆動される多翼型のファン12cとを有して
いる。ケースダクト12aは、ケーシング11に固定さ
れている。
に対向した位置でケーシング11内に装着されている。
送風ファン12は回転中心側から径方向外方に空気を吐
出するシロッコファンである。送風ファン12は、吐き
出された空気を下方に配置されたペルチェユニット13
に送るためのケースダクト12aと、ケースダクト12
aに固定されたファンモータ12bと、ファンモータ1
2bにより駆動される多翼型のファン12cとを有して
いる。ケースダクト12aは、ケーシング11に固定さ
れている。
【0015】ペルチェユニット13は、対向する主面に
吸熱面25aと放熱面25bとを有するペルチェモジュ
ール25と、吸熱面25aに熱的に結合された吸熱ヒー
トシンク26と、放熱面25bに熱的に結合された放熱
ヒートシンク27とを有している。ペルチェモジュール
25は、熱電変換半導体素子からなるモジュールであ
り、電流の通流方向によって一面(図3左側面)が吸熱
面25aになり、他面(図3右則面)が放熱面25bに
なる。
吸熱面25aと放熱面25bとを有するペルチェモジュ
ール25と、吸熱面25aに熱的に結合された吸熱ヒー
トシンク26と、放熱面25bに熱的に結合された放熱
ヒートシンク27とを有している。ペルチェモジュール
25は、熱電変換半導体素子からなるモジュールであ
り、電流の通流方向によって一面(図3左側面)が吸熱
面25aになり、他面(図3右則面)が放熱面25bに
なる。
【0016】吸熱ヒートシンク26及び放熱ヒートシン
ク27は、吸熱面25a及び放熱面25bにそれぞれね
じ止めや接着などの適宜の固定手段により固定されてい
る。吸熱ヒートシンク26及び放熱ヒートシンク27
は、アルミニウム合金やマグネシウム合金や高機能グラ
ファイトなどの比較的軽量で熱伝達効率が高い材料から
形成されている。
ク27は、吸熱面25a及び放熱面25bにそれぞれね
じ止めや接着などの適宜の固定手段により固定されてい
る。吸熱ヒートシンク26及び放熱ヒートシンク27
は、アルミニウム合金やマグネシウム合金や高機能グラ
ファイトなどの比較的軽量で熱伝達効率が高い材料から
形成されている。
【0017】吸熱ヒートシンク26は、図4及び図5
(a)に示すように、吸熱面25aに固定される吸熱固
定部26aと、吸熱固定部26aから延びる多数の吸熱
フィン26bとを有している。吸熱フィン26bは、断
面が略正方形の角柱状の部材であり、吸熱固定部26a
と一体形成されている。吸熱フィン26bの縦横の寸法
H1,B1は、たとえば、1.5mmから3mm程度で
ある。吸熱フィン26bピッチP1は、たとえば3mm
から6mm程度である。また、吸熱フィン26bの長さ
L1は、たとえば25mmから32mmの範囲である。
吸熱フィン26bは、縦横に整列して配置されている。
(a)に示すように、吸熱面25aに固定される吸熱固
定部26aと、吸熱固定部26aから延びる多数の吸熱
フィン26bとを有している。吸熱フィン26bは、断
面が略正方形の角柱状の部材であり、吸熱固定部26a
と一体形成されている。吸熱フィン26bの縦横の寸法
H1,B1は、たとえば、1.5mmから3mm程度で
ある。吸熱フィン26bピッチP1は、たとえば3mm
から6mm程度である。また、吸熱フィン26bの長さ
L1は、たとえば25mmから32mmの範囲である。
吸熱フィン26bは、縦横に整列して配置されている。
【0018】放熱ヒートシンク27は、図4及び図5
(b)に示すように、放熱面25bに固定される放熱固
定部27aと、放熱固定部27aから延びる多数の放熱
フィン27bとを有している。放熱フィン27bは、断
面が略翼型の板状の部材であり、放熱固定部27aと一
体形成されている。放熱フィン27bの縦寸法H2は、
たとえば8mmから12mm程度であり、横寸法B2
は、たとえば、1.5mmから3mm程度である。放熱
フィン27bのピッチP2は、たとえば3mmから6m
m程度である。また、放熱フィン27bの長さL2は、
たとえば33mmから45mmの範囲であり、吸熱フィ
ン26bより長い。放熱フィン27bの長さは、吸熱フ
ィン26bの長さの110%から150%の範囲が好ま
しい。放熱フィン27bは、縦横に整列して配置されて
おらず、縦方向に千鳥足状に交互にずれて配置されてい
る。
(b)に示すように、放熱面25bに固定される放熱固
定部27aと、放熱固定部27aから延びる多数の放熱
フィン27bとを有している。放熱フィン27bは、断
面が略翼型の板状の部材であり、放熱固定部27aと一
体形成されている。放熱フィン27bの縦寸法H2は、
たとえば8mmから12mm程度であり、横寸法B2
は、たとえば、1.5mmから3mm程度である。放熱
フィン27bのピッチP2は、たとえば3mmから6m
m程度である。また、放熱フィン27bの長さL2は、
たとえば33mmから45mmの範囲であり、吸熱フィ
ン26bより長い。放熱フィン27bの長さは、吸熱フ
ィン26bの長さの110%から150%の範囲が好ま
しい。放熱フィン27bは、縦横に整列して配置されて
おらず、縦方向に千鳥足状に交互にずれて配置されてい
る。
【0019】ここでは、放熱フィン27bの方が吸熱フ
ィン26bより長いので、より高い熱伝達性能が要求さ
れる発熱側の放熱ヒートシンク27の熱容量が冷却側の
吸熱ヒートシンク26の熱容量よりも大きくなり、吸放
熱のバランスが向上し、熱効率が高くなる。また、吸熱
フィン26bを正方形断面にして放熱フィン27bを翼
状断面にして両フィン26b,27bの間で空気の通過
抵抗に差をつけたので、放熱フィン27b側の通過風量
が大きくなり、見掛けの放熱量が向上し、さらに吸放熱
のバランスが向上する。
ィン26bより長いので、より高い熱伝達性能が要求さ
れる発熱側の放熱ヒートシンク27の熱容量が冷却側の
吸熱ヒートシンク26の熱容量よりも大きくなり、吸放
熱のバランスが向上し、熱効率が高くなる。また、吸熱
フィン26bを正方形断面にして放熱フィン27bを翼
状断面にして両フィン26b,27bの間で空気の通過
抵抗に差をつけたので、放熱フィン27b側の通過風量
が大きくなり、見掛けの放熱量が向上し、さらに吸放熱
のバランスが向上する。
【0020】第1吹き出し部14は、冷気を吹き出すた
めのものであり、図6に示すように、前述した第1吹き
出し口14aと、ペルチェユニット13の下方前側にケ
ーシング11の幅方向に長く形成された第1通風部14
bと、第1通風部14bと第1吹き出し口14aとの間
でケーシング11に上下に首振り自在に装着された吹き
出しフィン14cとを備えている。第1通風部14b
は、斜めに配置されたジャマ板14dを有しており、こ
のジャマ板14dにより送風ファン12から吸熱フィン
26bを通って冷やされた空気が第1吹き出し口14a
に向けて通流方向が転換される。この第1吹き出し部1
4は、ケーシング11の前面下部に配置されているの
で、トイレTLの利用者USに向けて角度を変えて冷気
を吹き出し可能である。
めのものであり、図6に示すように、前述した第1吹き
出し口14aと、ペルチェユニット13の下方前側にケ
ーシング11の幅方向に長く形成された第1通風部14
bと、第1通風部14bと第1吹き出し口14aとの間
でケーシング11に上下に首振り自在に装着された吹き
出しフィン14cとを備えている。第1通風部14b
は、斜めに配置されたジャマ板14dを有しており、こ
のジャマ板14dにより送風ファン12から吸熱フィン
26bを通って冷やされた空気が第1吹き出し口14a
に向けて通流方向が転換される。この第1吹き出し部1
4は、ケーシング11の前面下部に配置されているの
で、トイレTLの利用者USに向けて角度を変えて冷気
を吹き出し可能である。
【0021】第2吹き出し部15は、前述した第2吹き
出し口15aと、ペルチェユニット13の下方後側にケ
ーシング11の幅方向に長く形成された第2通風部15
bとを有している。第2通風部15bは、第1通風部1
4bと案内部16を除いて隔壁17により区画されてい
る。第2吹き出し口15aには、排気ダクト15cが取
り付けられている。排気ダクト15cは、施工を容易に
するために可撓性を有する自在ダクトで構成されてい
る。排気ダクト15cは、トイレTL内の大便器30に
設けられたロータンク31の水栓32の近傍に先端が配
置されている。排気ダクト15cの先端からは放熱フィ
ン27bにより暖められた温風が吹き出すので、これを
手洗い後の濡れた手の温風乾燥に用いることができる。
出し口15aと、ペルチェユニット13の下方後側にケ
ーシング11の幅方向に長く形成された第2通風部15
bとを有している。第2通風部15bは、第1通風部1
4bと案内部16を除いて隔壁17により区画されてい
る。第2吹き出し口15aには、排気ダクト15cが取
り付けられている。排気ダクト15cは、施工を容易に
するために可撓性を有する自在ダクトで構成されてい
る。排気ダクト15cは、トイレTL内の大便器30に
設けられたロータンク31の水栓32の近傍に先端が配
置されている。排気ダクト15cの先端からは放熱フィ
ン27bにより暖められた温風が吹き出すので、これを
手洗い後の濡れた手の温風乾燥に用いることができる。
【0022】案内部16は、第1吹き出し部14から第
2吹き出し部15へ吸熱フィン26bで結露した水を案
内するためのものである。案内部16は、水が流れ得る
勾配16aを有する傾斜部16bと、傾斜部16bから
垂直に下方に延びる絞り部16cとを有している。絞り
部16cは、下方に行くにつれて開口面積が小さくなる
ものであり、第2吹き出し部15から第1吹き出し部1
4に温風が逆流するのを防止するために設けられてい
る。このような案内部16を設けると、結露した水が温
風が通る第2吹き出し部15に案内されるので、そこで
蒸発して排出される。このためドレン配管を設ける必要
がなくなり、トイレ用エアコン10の設置が容易にな
る。
2吹き出し部15へ吸熱フィン26bで結露した水を案
内するためのものである。案内部16は、水が流れ得る
勾配16aを有する傾斜部16bと、傾斜部16bから
垂直に下方に延びる絞り部16cとを有している。絞り
部16cは、下方に行くにつれて開口面積が小さくなる
ものであり、第2吹き出し部15から第1吹き出し部1
4に温風が逆流するのを防止するために設けられてい
る。このような案内部16を設けると、結露した水が温
風が通る第2吹き出し部15に案内されるので、そこで
蒸発して排出される。このためドレン配管を設ける必要
がなくなり、トイレ用エアコン10の設置が容易にな
る。
【0023】次に、本実施形態によるトイレ用エアコン
10の動作について説明する。操作パネル20の電源ス
イッチをオン操作すると、送風ファン12が回りだし、
外気が吸い込まれてペルチェユニット13に向けて吐き
出される。また、ペルチェモジュール25に電流が流
れ、吸熱面25aで吸熱作用が生じ、放熱面25bで放
熱作用が生じる。ペルチェモジュール25の吸熱面25
a側を通った空気は、吸熱ヒートシンク26により冷却
され冷気となって第1吹き出し口14aからケーシング
11外に吹き出される。また、ペルチェモジュール25
の放熱面25b側を通った空気は、放熱ヒートシンク2
7により暖められ暖気となって第2吹き出し口15aか
ら排気ダクト15cを介して水栓32の近傍に吹き出さ
れる。このため、空調に利用しない暖気を手洗い後の温
風乾燥に有効利用できる。
10の動作について説明する。操作パネル20の電源ス
イッチをオン操作すると、送風ファン12が回りだし、
外気が吸い込まれてペルチェユニット13に向けて吐き
出される。また、ペルチェモジュール25に電流が流
れ、吸熱面25aで吸熱作用が生じ、放熱面25bで放
熱作用が生じる。ペルチェモジュール25の吸熱面25
a側を通った空気は、吸熱ヒートシンク26により冷却
され冷気となって第1吹き出し口14aからケーシング
11外に吹き出される。また、ペルチェモジュール25
の放熱面25b側を通った空気は、放熱ヒートシンク2
7により暖められ暖気となって第2吹き出し口15aか
ら排気ダクト15cを介して水栓32の近傍に吹き出さ
れる。このため、空調に利用しない暖気を手洗い後の温
風乾燥に有効利用できる。
【0024】このとき、案内部16が2つの吹き出し部
14,15を連結しているが、案内部16に絞り部16
cを設けたので、暖気が第2吹き出し部15から第1吹
き出し部14側に逆流しにくい。また、放熱ヒートシン
ク27側が吸熱ヒートシンク26側より空気が流れやす
くかつ長さが長く熱容量が大きい。このため、吸熱と放
熱との熱バランスが良好になり、吸熱・放熱作用が最適
な状態に維持される。この結果、少ない電力消費で効果
的に冷房を行うことができる。さらに、吸熱側では、抵
抗が大きいので通過風量が減少し、第1吹き出し部14
から十分に冷却された空気が風量を抑えて吹き出され
る。
14,15を連結しているが、案内部16に絞り部16
cを設けたので、暖気が第2吹き出し部15から第1吹
き出し部14側に逆流しにくい。また、放熱ヒートシン
ク27側が吸熱ヒートシンク26側より空気が流れやす
くかつ長さが長く熱容量が大きい。このため、吸熱と放
熱との熱バランスが良好になり、吸熱・放熱作用が最適
な状態に維持される。この結果、少ない電力消費で効果
的に冷房を行うことができる。さらに、吸熱側では、抵
抗が大きいので通過風量が減少し、第1吹き出し部14
から十分に冷却された空気が風量を抑えて吹き出され
る。
【0025】そして、トイレTLの利用者USの頭部付
近に向けて冷気が吹き出し、部屋全体の空調がなされて
いない空間であっても局所的な空調を行うことができ
る。また、結露水を案内部16により暖気側に案内して
蒸発させているので、結露水を排出するためのドレン配
管が不要になる。さらに、暖気を用いて温風乾燥も可能
になる。
近に向けて冷気が吹き出し、部屋全体の空調がなされて
いない空間であっても局所的な空調を行うことができ
る。また、結露水を案内部16により暖気側に案内して
蒸発させているので、結露水を排出するためのドレン配
管が不要になる。さらに、暖気を用いて温風乾燥も可能
になる。
【0026】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、冷却加熱部としてペルチェ
ユニットを例示したが、冷却加熱部は、対向して吸熱面
と放熱面とを有する熱交換機能を有する全てのユニット
を用いることができる。 (b) 前記実施形態では、排気ダクト15cの先端を
水栓32の近傍に配置して温風乾燥に用いたが、先端を
トイレTL外又はトイレTLの個室外に配置して暖気を
トイレTL外又は個室外に逃がしてもよい。これにより
暖気がトイレ(TL)内に吹き出さず、熱交換時の効率
が高く維持され、十分な空調効果が得られる。
ユニットを例示したが、冷却加熱部は、対向して吸熱面
と放熱面とを有する熱交換機能を有する全てのユニット
を用いることができる。 (b) 前記実施形態では、排気ダクト15cの先端を
水栓32の近傍に配置して温風乾燥に用いたが、先端を
トイレTL外又はトイレTLの個室外に配置して暖気を
トイレTL外又は個室外に逃がしてもよい。これにより
暖気がトイレ(TL)内に吹き出さず、熱交換時の効率
が高く維持され、十分な空調効果が得られる。
【0027】(c) 前記実施形態では、冷房専用の空
気調和装置を例示したが、冷暖両用の空気調和装置にも
本発明を適用できる。たとえば、両吹き出し部の間に切
換ダンパーを設けて冷気と暖気の出口を切り換えるよう
に構成してもよい。 (d) 前記実施形態では、個室内に配置された水栓
(32)の近傍に排気ダクト(15c)の先端を配置し
たが、個室外に水栓がある場合には、その水栓の近傍に
配置してもよい。この場合には、暖気の有効利用を図れ
るとともに、個室内での熱交換時の効率が高く維持さ
れ、十分な空調効果が得られる。
気調和装置を例示したが、冷暖両用の空気調和装置にも
本発明を適用できる。たとえば、両吹き出し部の間に切
換ダンパーを設けて冷気と暖気の出口を切り換えるよう
に構成してもよい。 (d) 前記実施形態では、個室内に配置された水栓
(32)の近傍に排気ダクト(15c)の先端を配置し
たが、個室外に水栓がある場合には、その水栓の近傍に
配置してもよい。この場合には、暖気の有効利用を図れ
るとともに、個室内での熱交換時の効率が高く維持さ
れ、十分な空調効果が得られる。
【0028】
【発明の効果】本発明の空気調和装置によれば、排気ダ
クトの先端から吹き出した加熱した空気を、たとえば、
手洗い後の温風乾燥に使用することにより空調に利用し
ない放熱分を有効に利用できる。また、排気ダクトの先
端をトイレ外に配置することにより、暖気がトイレ内に
吹き出さず、熱交換時の効率が高く維持され、十分な空
調効果が得られる。
クトの先端から吹き出した加熱した空気を、たとえば、
手洗い後の温風乾燥に使用することにより空調に利用し
ない放熱分を有効に利用できる。また、排気ダクトの先
端をトイレ外に配置することにより、暖気がトイレ内に
吹き出さず、熱交換時の効率が高く維持され、十分な空
調効果が得られる。
【図1】本発明の一実施形態による空気調和装置である
トイレ用エアコンの設置状態を示す図。
トイレ用エアコンの設置状態を示す図。
【図2】その透視斜視図。
【図3】図2にIII−III断面図。
【図4】ペルチェユニットの斜視部分図。
【図5】ヒートシンクのフィンの断面図。
【図6】案内部を示す図3の下部断面部分図。
10 トイレ用エアコン 11 ケーシング 12 送風ファン 13 ペルチェユニット 14 第1吹き出し部 15 第2吹き出し部 15c 排気ダクト 25 ペルチェモジュール 25a 吸熱面 25b 放熱面 26 吸熱ヒートシンク 27 放熱ヒートシンク 32 水栓
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺木 潤一 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 原田 浩一 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 2D037 EA03 3L050 AA07 BC05
Claims (5)
- 【請求項1】トイレ(TL)内の空気を調和するトイレ
用空気調和装置(10)であって、 前記トイレ(TL)内に配置されるケーシング(11)
と、 前記ケーシング(11)内に配置され前記トイレ(T
L)内から空気を吸入して吐き出す送風部(12)と、 前記送風部(12)により吐き出された空気を冷却する
吸熱面(25a)と、前記空気を加熱する放熱面(25
b)とを有する冷却加熱部(13)と、 前記冷却加熱部(13)の吸熱面(25a)で冷却され
た空気を前記ケーシング(11)外に吹き出す第1吹き
出し部(14)と、 前記冷却加熱部(13)の放熱面(25b)で加熱され
た空気を前記第1吹き出し部(14)と異なる位置で異
なる方向に前記ケーシング(11)外に吹き出す第2吹
き出し部(15)と、 前記第2吹き出し部に接続され前記加熱された空気を排
気する排気ダクト(15c)と、を備えたトイレ用空気
調和装置。 - 【請求項2】前記冷却加熱部(13)は、前記吸熱面
(25a)と前記放熱面(25b)とを有する熱電変換
半導体素子からなるペルチェモジュール(25)と、前
記吸熱面(25a)と前記放熱面(25b)とにそれぞ
れ熱的に結合された吸熱ヒートシンク(26)及び放熱
ヒートシンク(27)とを含む、請求項1に記載のトイ
レ用空気調和装置。 - 【請求項3】前記排気ダクト(15c)の先端は、前記
トイレ(TL)内に設けられた手洗い用の水栓(32)
の近傍まで延びている、請求項1又は2に記載のトイレ
用空気調和装置。 - 【請求項4】前記排気ダクト(15c)の先端は、前記
トイレ(TL)外まで延びている、請求項1から3のい
ずれかに記載のトイレ用空気調和装置。 - 【請求項5】前記排気ダクト(15c)は、可撓性を有
する自在ダクトである、請求項1から4のいずれかに記
載のトイレ用空気調和装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000190786A JP2002013758A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | トイレ用空気調和装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000190786A JP2002013758A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | トイレ用空気調和装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002013758A true JP2002013758A (ja) | 2002-01-18 |
Family
ID=18690195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000190786A Pending JP2002013758A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | トイレ用空気調和装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002013758A (ja) |
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-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000190786A patent/JP2002013758A/ja active Pending
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