JP2002013836A - 熱交換装置 - Google Patents

熱交換装置

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JP2002013836A
JP2002013836A JP2000190787A JP2000190787A JP2002013836A JP 2002013836 A JP2002013836 A JP 2002013836A JP 2000190787 A JP2000190787 A JP 2000190787A JP 2000190787 A JP2000190787 A JP 2000190787A JP 2002013836 A JP2002013836 A JP 2002013836A
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absorbing
air
fin
radiation
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JP2000190787A
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Tetsuya Yamashita
哲也 山下
Mitsuhiro Tanaka
三博 田中
Jiyunichi Teraki
潤一 寺木
Koichi Harada
浩一 原田
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Daikin Industries Ltd
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Daikin Industries Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 熱交換装置において、熱交換効率を高めて十
分な熱交換性能が得られるようにする。 【解決手段】 ペルチェユニット13は、送風ファンか
らの空気に対して熱交換を行うユニット13であって、
ペルチェモジュール25と、吸熱ヒートシンク26と、
放熱ヒートシンク27とを備えている。熱交換部25
は、吸熱面25a、及び吸熱面25aと対向して配置さ
れた放熱面25bを有し、送風ファン12から空気が供
給されるものである。吸熱ヒートシンク26は、熱交換
部25の吸熱面25aに熱的に結合され、送風ファン1
2からの空気を冷却可能なものである。放熱ヒートシン
ク27は、熱交換部25の放熱面25bに熱的に結合さ
れ、送風ファンからの空気を加熱可能であり吸熱ヒート
シンク26より伝熱性能が高いものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱交換装置、特
に、送風ファンからの空気に対して熱交換を行う熱交換
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和装置に使用される熱交換装置と
して、熱電変換半導体素子であるペルチェモジュールを
使用したものが知られている。ペルチェモジュールは、
2つの熱交換面を有しており、電流の通流方向により2
つの熱交換面のいずれ一方が吸熱面となり、他方の放熱
面となる。ペルチェモジュールの熱交換面には、熱交換
のためのヒートシンクがそれぞれ熱的に結合するように
装着されている。ヒートシンクは、熱交換面と密着する
固定部と、固定部から延びるフィンとを有している。ペ
ルチェモジュールを使用した従来の熱交換装置では、2
つの熱交換面が電流の通流方向によって吸熱面又は放熱
面に変化するため、ヒートシンクのフィンの形状は同一
である。
【0003】このような2つの熱交換面を有する熱交換
装置を用いた空気調和装置では、ペルチェモジュールに
電流を流すことによって、吸熱面での吸熱又は放熱面で
の放熱作用が生じ、送風された空気が冷却又は加熱され
る。そして冷却又は加熱された空気がトイレの使用者に
吹き出されて冷房又は暖房される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の熱交換装置
では、吸熱側と放熱側とのフィンの長さや形状が同じで
あるため、吸熱側と放熱側とでヒートシンクの熱容量や
通風抵抗が実質的に同一になる。このため、両者の熱バ
ランスを最適なものに維持しにくい。この結果、熱交換
の効率が悪化して十分な熱交換性能が得られにくい。
【0005】本発明の別の課題は、熱交換装置におい
て、熱交換効率を高めて十分な熱交換性能が得られるよ
うにすることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る熱交換装
置(13)は、送風ファン(12)からの空気に対して
熱交換を行う装置(13)であって、熱交換部(25)
と、吸熱ヒートシンク(26)と、放熱ヒートシンク
(27)とを備えている。熱交換部(25)は、吸熱面
(25a)、及び吸熱面(25a)と対向して配置され
た放熱面(25b)を有し、送風ファン(12)から空
気が供給されるものである。吸熱ヒートシンク(26)
は、熱交換部(25)の吸熱面(25a)に熱的に結合
され、送風ファン(12)からの空気を冷却可能なもの
である。放熱ヒートシンク(27)は、熱交換部(2
5)の放熱面(25b)に熱的に結合され、送風ファン
(12)からの空気を加熱可能であり吸熱ヒートシンク
(26)より伝熱性能が高いものである。
【0007】この熱交換装置(13)では、送風ファン
(12)から供給された空気が両ヒートシンク(2
6),(27)を通過すると、吸熱ヒートシンク(2
6)側では、空気から熱が奪われて空気が冷却される。
また、放熱ヒートシンク(27)側では、空気に熱が与
えられて空気が加熱される。ここでは、放熱側の伝熱性
能が吸熱側に比べて高いので、放熱側で熱を放出しやす
くなり、両者の熱バランスを最適なものに維持しやすく
なる。したがって、熱交換効率が高くなり、十分な熱交
換性能が得られるようになる。
【0008】請求項2に係る熱交換装置は、請求項1に
記載の装置において、吸熱ヒートシンク(26)は、吸
熱面(25a)に固定される吸熱固定部(26a)と、
吸熱固定部(26a)から延びる多数の吸熱フィン(2
6b)とを有し、放熱ヒートシンク(27)は、放熱面
(25b)に固定される放熱固定部(27a)と、放熱
固定部(27a)から延び前記吸熱フィン(26b)よ
り伝熱性能が高い多数の放熱フィン(27b)とを有す
る。この場合には、吸熱フィン(26b)より放熱フィ
ン(27b)の方が伝熱性能が高いので、両ヒートシン
ク(26),(27)の熱バランスを最適なものに維持
しやすくなる。
【0009】請求項3に係る熱交換装置は、請求項2に
記載の装置において、放熱フィン(27b)は、吸熱フ
ィン(26b)より熱容量が大きい。この場合には、放
熱フィン(27b)側の熱容量が大きいので、放熱側で
効率よく放熱され、全体として熱交換効率が高くなり、
十分な熱交換性能が得られるようになる。請求項4に係
る熱交換装置は、請求項2又は3に記載の装置におい
て、放熱フィン(27b)の長さは、吸熱フィン(26
b)の長さより長い。この場合には、放熱フィン(27
b)側の長さが長いので、放熱側の熱容量が大きくな
る。
【0010】請求項5に係る熱交換装置は、請求項4に
記載の装置において、放熱フィン(27b)の長さは、
吸熱フィン(26b)の長さの110%から150%の
範囲である。この場合には、吸熱フィン(26b)の長
さが適宜の長さになるので、両ヒートシンクの熱バラン
スが最適な状態に維持される。請求項6に係る熱交換装
置は、請求項2から5いずれかに記載の装置において、
放熱フィン(27b)は、吸熱フィン(26b)より通
風抵抗が小さい。この場合には、吸熱側が放熱側に比べ
て通風抵抗が大きいので、放熱側の通風量が増加し見掛
けの放熱量が向上する。しかも、吸熱側の通風抵抗が放
熱側に比べて大きいので、吸熱側の吹き出し量が減少
し、吸熱側で十分に冷却されかつ絞られた空気が得られ
る。
【0011】請求項7に係る熱交換装置は、請求項6に
記載の装置において、吸熱フィン(26b)の断面形状
は矩形であり、放熱フィン(27b)の断面形状は通風
方向の幅が狭い翼形である。この場合には、空気抵抗が
大きな矩形断面と空気抵抗が小さい翼形断面とにより、
吸熱フィン(26b)と放熱フィン(27b)との通風
抵抗を大きく異ならせることができる。
【0012】請求項8に係る熱交換装置は、請求項1か
ら7のいずれかに記載の装置において、熱交換部(2
5)は、吸熱面(25a)と放熱面(25b)とを有す
る熱伝変換半導体素子からなるペルチェモジュール(2
5)である。この場合には、ペルチェモジュール(2
5)により吸熱面(25a)と放熱面(25b)とを簡
素に構成できる。
【0013】
【実施の形態】図1から図3において、本発明の一実施
形態を採用したトイレ用エアコン10は、限定された空
間であるトイレTL内の個室のパーティションや壁など
に吊り下げ可能なものであり、トイレTLの利用者US
に向けて冷気を吹き出し可能である。トイレ用エアコン
10は、トイレTL内に吊り下げ可能なケーシング11
と、ケーシング11内に装着された送風ファン12と、
送風ファン12の下方に配置されたペルチェユニット
(熱交換部の一例)13とを備えている。また、トイレ
用エアコン10は、冷気及び暖気を吹き出すための第1
及び第2吹き出し部14,15と、第1吹き出し部14
から第2吹き出し部15に水を流し得る案内部16を備
えている。
【0014】ケーシング11は、内部に空間を有する概
ね直方体形状のものであり、前面上部に空気を取り入れ
るための空気取り入れ口11aが形成され、前面下部に
冷気を吹き出すための第1吹き出し部14を構成する第
1吹き出し口14aが形成されている。また、側面下部
に暖気を排出するための第2吹き出し部15を構成する
第2吹き出し口15aが形成されている。さらに前面に
は、操作パネル20が設けられており、操作パネル20
には、トイレ用エアコン10をオンオフするための電源
スイッチや、温度調節するための温調スイッチや、風量
を調整するため風量調整スイッチなどの各種の操作スイ
ッチや、それらの表示部などが設けられている。また、
操作パネル20には、操作スイッチの操作に応じて送風
ファン12やペルチェユニット13を制御するためのマ
イクロコンピュータを含む制御装置が設けられている。
【0015】送風ファン12は、空気取り入れ口11a
に対向した位置でケーシング11内に装着されている。
送風ファン12は回転中心側から径方向外方に空気を吐
出するシロッコファンである。送風ファン12は、吐き
出された空気を下方に配置されたペルチェユニット13
に送るためのケースダクト12aと、ケースダクト12
aに固定されたファンモータ12bと、ファンモータ1
2bにより駆動される多翼型のファン12cとを有して
いる。ケースダクト12aは、ケーシング11に固定さ
れている。
【0016】ペルチェユニット13は、対向する主面に
吸熱面25aと放熱面25bとを有するペルチェモジュ
ール25と、吸熱面25aに熱的に結合された吸熱ヒー
トシンク26と、放熱面25bに熱的に結合された放熱
ヒートシンク27とを有している。ペルチェモジュール
25は、熱電変換半導体素子からなるモジュールであ
り、電流の通流方向によって一面(図3左側面)が吸熱
面25aになり、他面(図3右則面)が放熱面25bに
なる。
【0017】吸熱ヒートシンク26及び放熱ヒートシン
ク27は、吸熱面25a及び放熱面25bにそれぞれね
じ止めや接着などの適宜の固定手段により固定されてい
る。吸熱ヒートシンク26及び放熱ヒートシンク27
は、アルミニウム合金やマグネシウム合金や高機能グラ
ファイトなどの比較的軽量で熱伝達効率が高い材料から
形成されている。
【0018】吸熱ヒートシンク26は、図4及び図5
(a)に示すように、吸熱面25aに固定される吸熱固
定部26aと、吸熱固定部26aから延びる多数の吸熱
フィン26bとを有している。吸熱フィン26bは、断
面が略正方形の角柱状の部材であり、吸熱固定部26a
と一体形成されている。吸熱フィン26bの縦横の寸法
H1,B1は、たとえば、1.5mmから3mm程度で
ある。吸熱フィン26bピッチP1は、たとえば3mm
から6mm程度である。また、吸熱フィン26bの長さ
L1は、たとえば25mmから32mmの範囲である。
吸熱フィン26bは、縦横に整列して配置されている。
【0019】放熱ヒートシンク27は、図4及び図5
(b)に示すように、放熱面25bに固定される放熱固
定部27aと、放熱固定部27aから延びる多数の放熱
フィン27bとを有している。放熱フィン27bは、断
面が略翼型の板状の部材であり、放熱固定部27aと一
体形成されている。放熱フィン27bの縦寸法H2は、
たとえば8mmから12mm程度であり、横寸法B2
は、たとえば、1.5mmから3mm程度である。放熱
フィン27bのピッチP2は、たとえば3mmから6m
m程度である。また、放熱フィン27bの長さL2は、
たとえば33mmから45mmの範囲であり、吸熱フィ
ン26bより長い。放熱フィン27bの長さは、吸熱フ
ィン26bの長さの110%から150%の範囲が好ま
しい。放熱フィン27bは、縦横に整列して配置されて
おらず、縦方向に千鳥足状に交互にずれて配置されてい
る。
【0020】ここでは、放熱フィン27bの方が吸熱フ
ィン26bより長いので、より高い熱伝達性能が要求さ
れる発熱側の放熱ヒートシンク27の熱容量が冷却側の
吸熱ヒートシンク26の熱容量よりも大きくなり、吸放
熱のバランスが向上し、熱効率が高くなる。また、吸熱
フィン26bを正方形断面にして放熱フィン27bを翼
状断面にして両フィン26b,27bの間で空気の通過
抵抗に差をつけたので、放熱フィン27b側の通過風量
が大きくなり、見掛けの放熱量が向上し、さらに吸放熱
のバランスが向上する。
【0021】第1吹き出し部14は、冷気を吹き出すた
めのものであり、図6に示すように、前述した第1吹き
出し口14aと、ペルチェユニット13の下方前側にケ
ーシング11の幅方向に長く形成された第1通風部14
bと、第1通風部14bと第1吹き出し口14aとの間
でケーシング11に上下に首振り自在に装着された吹き
出しフィン14cとを備えている。第1通風部14b
は、斜めに配置されたジャマ板14dを有しており、こ
のジャマ板14dにより送風ファン12から吸熱フィン
26bを通って冷やされた空気が第1吹き出し口14a
に向けて通流方向が転換される。この第1吹き出し部1
4は、ケーシング11の前面下部に配置されているの
で、トイレTLの利用者USに向けて角度を変えて冷気
を吹き出し可能である。
【0022】第2吹き出し部15は、前述した第2吹き
出し口15aと、ペルチェユニット13の下方後側にケ
ーシング11の幅方向に長く形成された第2通風部15
bとを有している。第2通風部15bは、第1通風部1
4bと案内部16を除いて隔壁17により区画されてい
る。第2吹き出し口15aには、排気ダクト15cが取
り付けられている。排気ダクト15cは、施工を容易に
するために可撓性を有する自在ダクトで構成されてい
る。排気ダクト15cは、トイレTL内の大便器30に
設けられたロータンク31の水栓32の近傍に先端が配
置されている。排気ダクト15cの先端からは放熱フィ
ン27bにより暖められた温風が吹き出すので、これを
手洗い後の濡れた手の温風乾燥に用いることができる。
【0023】案内部16は、第1吹き出し部14から第
2吹き出し部15へ吸熱フィン26bで結露した水を案
内するためのものである。案内部16は、水が流れ得る
勾配16aを有する傾斜部16bと、傾斜部16bから
垂直に下方に延びる絞り部16cとを有している。絞り
部16cは、下方に行くにつれて開口面積が小さくなる
ものであり、第2吹き出し部15から第1吹き出し部1
4に温風が逆流するのを防止するために設けられてい
る。このような案内部16を設けると、結露した水が温
風が通る第2吹き出し部15に案内されるので、そこで
蒸発して排出される。このためドレン配管を設ける必要
がなくなり、トイレ用エアコン10の設置が容易にな
る。
【0024】次に、本実施形態によるトイレ用エアコン
10の動作について説明する。操作パネル20の電源ス
イッチをオン操作すると、送風ファン12が回りだし、
外気が吸い込まれてペルチェユニット13に向けて吐き
出される。また、ペルチェモジュール25に電流が流
れ、吸熱面25aで吸熱作用が生じ、放熱面25bで放
熱作用が生じる。ペルチェモジュール25の吸熱面25
a側を通った空気は、吸熱ヒートシンク26により冷却
され冷気となって第1吹き出し口14aからケーシング
11外に吹き出される。また、ペルチェモジュール25
の放熱面25b側を通った空気は、放熱ヒートシンク2
7により暖められ暖気となって第2吹き出し口15aか
ら排気ダクト15cを介して水栓32の近傍に吹き出さ
れる。このため、空調に利用しない暖気を手洗い後の温
風乾燥に有効利用できる。
【0025】このとき、案内部16が2つの吹き出し部
14,15を連結しているが、案内部16に絞り部16
cを設けたので、暖気が第2吹き出し部15から第1吹
き出し部14側に逆流しにくい。また、放熱ヒートシン
ク27側が吸熱ヒートシンク26側より空気が流れやす
くかつ長さが長く熱容量が大きい。このため、吸熱と放
熱との熱バランスが良好になり、吸熱・放熱作用が最適
な状態に維持される。この結果、少ない電力消費で効果
的に冷房を行うことができる。さらに、吸熱側では、抵
抗が大きいので通過風量が減少し、第1吹き出し部14
から十分に冷却された空気が風量を抑えて吹き出され
る。
【0026】そして、トイレTLの利用者USの頭部付
近に向けて冷気が吹き出し、部屋全体の空調がなされて
いない空間であっても局所的な空調を行うことができ
る。また、結露水を案内部16により暖気側に案内して
蒸発させているので、結露水を排出するためのドレン配
管が不要になる。さらに、暖気を用いて温風乾燥も可能
になる。
【0027】〔他の実施形態〕 (a) 前記実施形態では、熱交換部としてペルチェユ
ニット13を例示したが、熱交換部は、対向して吸熱面
と放熱面とを有する熱交換機能を有する全てのものを用
いることができる。 (b) 前記実施形態では、吸熱フィン26bと放熱フ
ィン27bとの長さ変えることにより熱容量を相違させ
たが、空気との接触面積を変えることにより熱容量を相
違させてもよい。
【0028】(c) 前記実施形態では、吸熱フィン2
6bと放熱フィン27bとの断面形状を異ならせて通風
抵抗を相違させたが、断面形状を変えずにフィンの密度
を変えることにより通風抵抗を相違させてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明の熱交換装置によれば、放熱側の
伝熱性能が吸熱側に比べて高いので、放熱側で熱を放出
しやすくなり、両者の熱バランスを最適なものに維持し
やすくなる。したがって、熱交換効率が高くなり、十分
な熱交換性能が得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を採用したトイレ用エアコ
ンの設置状態を示す図。
【図2】その透視斜視図。
【図3】図2にIII−III断面図。
【図4】ペルチェユニットの斜視部分図。
【図5】ヒートシンクのフィンの断面図。
【図6】案内部を示す図3の下部断面部分図。
【符号の説明】
12 送風ファン 13 ペルチェユニット 25 ペルチェモジュール 25a 吸熱面 25b 放熱面 26 吸熱ヒートシンク 26a 吸熱フィン 27 放熱ヒートシンク 27a 放熱フィン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺木 潤一 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 (72)発明者 原田 浩一 滋賀県草津市岡本町字大谷1000番地の2 ダイキン工業株式会社滋賀製作所内 Fターム(参考) 3L050 BC05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送風ファン(12)からの空気に対して熱
    交換を行う熱交換装置(13)であって、 吸熱面(25a)、及び前記吸熱面(25a)と対向し
    て配置された放熱面(25b)を有し、前記送風ファン
    (12)から空気が供給される熱交換部(25)と、 前記熱交換部(25)の吸熱面(25a)に熱的に結合
    され、前記送風ファン(12)からの空気を冷却可能な
    吸熱ヒートシンク(26)と、 前記熱交換部(25)の放熱面(25b)に熱的に結合
    され、前記送風ファン(12)からの空気を加熱可能で
    あり前記吸熱ヒートシンク(26)より伝熱性能が高い
    放熱ヒートシンク(27)と、を備えた熱交換装置。
  2. 【請求項2】前記吸熱ヒートシンク(26)は、前記吸
    熱面(25a)に固定される吸熱固定部(26a)と、
    前記吸熱固定部(26a)から延びる多数の吸熱フィン
    (26b)とを有し、 前記放熱ヒートシンク(27)は、前記放熱面(25
    b)に固定される放熱固定部(27a)と、前記放熱固
    定部(27a)から延び前記吸熱フィン(26b)より
    伝熱性能が高い多数の放熱フィン(27b)とを有す
    る、請求項1に記載の熱交換装置。
  3. 【請求項3】前記放熱フィン(27b)は、前記吸熱フ
    ィン(26b)より熱容量が大きい、請求項2に記載の
    熱交換装置。
  4. 【請求項4】前記放熱フィン(27b)の長さは、前記
    吸熱フィン(26b)の長さより長い、請求項2又は3
    に記載の熱交換装置。
  5. 【請求項5】前記放熱フィン(27b)の長さは、前記
    吸熱フィン(26b)の長さの110%から150%の
    範囲である、請求項4に記載の熱交換装置。
  6. 【請求項6】前記放熱フィン(27b)は、前記吸熱フ
    ィン(26b)より通風抵抗が小さい、請求項2から5
    のいずれかに記載の熱交換装置。
  7. 【請求項7】前記吸熱フィン(26b)の断面形状は矩
    形であり、前記放熱フィン(27b)の断面形状は通風
    方向の幅が狭い翼形である、請求項6に記載の熱交換装
    置。
  8. 【請求項8】前記熱交換部(25)は、前記吸熱面(2
    5a)と前記放熱面(25b)とを有する熱伝変換半導
    体素子からなるペルチェモジュール(25)である、請
    求項1から7のいずれかに記載の熱交換装置。
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