JP2001263721A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JP2001263721A JP2000078204A JP2000078204A JP2001263721A JP 2001263721 A JP2001263721 A JP 2001263721A JP 2000078204 A JP2000078204 A JP 2000078204A JP 2000078204 A JP2000078204 A JP 2000078204A JP 2001263721 A JP2001263721 A JP 2001263721A
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Eiichi Komagata
榮一 駒形
Hiroaki Miyahara
宏明 宮原
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Mitsubishi Electric Engineering Co Ltd
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  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 構造簡易で取付け易い空気調和機の提供。 【解決手段】 空気調和機を、ペルチェ効果により直流
電流の流れる方向で吸熱面と放熱面とが入れ替わる第1
熱交換面と第2熱交換面とを有する熱電変換素子と、前
記熱電変換素子の第1熱交換面の吸熱又は放熱と室内空
気とを熱交換させる室内機に設けられた室内側ファン
と、第2熱交換面の放熱又は吸熱と室外空気とを熱交換
させる室外機に設けられた室外側ファンとを備えて、室
内の空調を行うと共に、前記室内機と室外機とは、壁に
設けられた換気扇用の取付貫通穴に対して、室の内外か
ら差込装着可能に構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペルチェ効果によ
る熱電変換素子を備えて空調を行う室内機と室外機とが
一体に組付けられた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の室内外機が一体に構成さ
れた一体型の空気調和機として、例えば実公平3−43
542号公報に開示された空気調和機が知られている。
この空気調和機は、圧縮機を用い、冷媒にフロンガス等
が使用されている。しかし、圧縮機の重量は、その容量
が少ないものでも10kg程度の重量があるばかりか、
圧縮機の振動を押さえるためには空気調和機の筐体や取
付け枠等を堅牢に構築しなくてはならなず、その上、配
管等のスペースをも十分に確保する必要がある。このた
め、空気調和機としては、その容積が大きくなって大型
化し、且つ、重量物となっていた。又、従来のこの種の
空気調和機の設置に当たっては、据え付けのために、壁
にわざわざ専用の貫通穴を開ける必要があり、窓に取付
ける場合では、その重量を支えるために、別途に大掛か
りな取付作業を行わねばならなかった。
【0003】他方、圧縮機を使用しない空気調和機とし
て、ペルチェ効果による熱電変換素子を備えた室内外機
一体型の空気調和機がある。例えば特開平10−220
910号公報に開示された空気調和機は、ペルチェによ
る発熱と放熱とを利用して室内の空調を行うものであ
り、室内機側ではペルチェ素子より直接熱伝導的に接続
された放熱フィンに室内空気を流通させて熱交換を行う
と共に、室外機側ではサーモサイフォンにより室外側に
熱を伝熱させて室外空気と熱交換させる構成のものであ
る。尚、同公報には、取付け方法についての記載はない
が、当該空気調和機の形状から推察するに、室の壁の例
えば上部に、専用の大きな貫通穴を開けて設置するもの
と思われる。
【0004】又、更に、他のペルチェ効果による熱電変
換素子利用した一体型の空気調和機として、特開平6−
147524号公報に開示されたものがある。この空気
調和機は、室外機側の排気に一般的な冷媒による壁掛け
型空気調和機の配管穴を利用したものである。しかし、
この配管用の穴は、通常、径が8cm程度と小さく、換
気のため程度であれば利用可能であるが、放熱や吸熱に
利用するに当たって室外空気(外気)を流通させるには
小さすぎて、空気調和機としての性能を十分に発揮させ
ることができないという問題があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解消し、構造簡易で取付け易い空気調和機の提
供を課題とする。
【0006】更に、その他の課題としては、第1に、圧
縮機を使用せずにペルチェ効果による熱電変換素子を用
いて室内外機一体型の空気調和機を軽量でコンパクトに
構成し、しかも、換気扇用の取付貫通穴に容易に取付け
できる空気調和機の提供を課題とする。
【0007】第2は、ペルチェ効果を利用した一体型空
気調和機を既存の窓に容易に取付けできる空気調和機の
提供を課題とする。
【0008】又、第3は、ペルチェによる一体型空気調
和機に換気機能を備えて、使い勝手の善い空気調和機の
提供を課題とする。
【0009】又、第4は、室内側のファンと室外側のフ
ァンとを駆動する駆動手段、例えばモータを共通にし、
省スペースで安価に製造できるペルチェ効果による熱電
変換素子を利用した一体型の空気調和機の提供を課題と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、室内
機と室外機とを一体に組付けて壁の貫通穴を介して取付
けられる空気調和機において、前記空気調和機は、ペル
チェ効果により直流電流の流れる方向で吸熱面と放熱面
とが入れ替わる第1熱交換面と第2熱交換面とを有する
熱電変換素子と、前記熱電変換素子の第1熱交換面の吸
熱又は放熱と室内空気とを熱交換させる室内機に設けら
れた室内側ファンと、第2熱交換面の放熱又は吸熱と室
外空気とを熱交換させる室外機に設けられた室外側ファ
ンとを備えて、室内の空調を行うと共に、前記室内機と
室外機とを壁に設けられた換気扇用の取付貫通穴に装着
可能に構成されたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、室内機と室外機とを一
体に組付けて壁の貫通穴を介して取付けられる空気調和
機において、前記空気調和機は、ペルチェ効果により直
流電流の流れる方向で吸熱面と放熱面とが入れ替わる第
1熱交換面と第2熱交換面とを有する熱電変換素子と、
前記熱電変換素子の第1熱交換面の吸熱又は放熱と室内
空気とを熱交換させる室内機に設けられた室内側ファン
と、第2熱交換面の放熱又は吸熱と室外空気とを熱交換
させる室外機に設けられた室外側ファンとを備えて、室
内の空調を行うことを特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載の空気調和機において、室内側ファンは室外空気
を室内に取り入れる通風路を有し、室外側ファンは室内
空気を室外に吐き出す通風路を有し、前記室内側ファン
及び室外側ファンにより室内空気の換気を可能としたこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
の何れかに記載の空気調和機において、室内側ファンと
室外側ファンとは単一の駆動手段の出力軸の両端側にそ
れぞれ配設されたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.実施の形態1の空
気調和機を図1乃至図6に基づいて説明する。図1は従
来の一般的な換気扇を室の壁に取付けた状態を示す斜視
図、図2は室の壁に設けられた換気扇用の取付貫通穴を
示す斜視図、図3は空気調和機の取付け状態を示す図、
図4は図3のA−A線断面図、図5は図4のB−B線断
面図、図6は図5のC−C線断面図である。
【0015】先ず、一般的な換気扇を図1及び図2に基
づいて説明する。図において、1は室内の空気の換気を
行う換気扇で、羽根2を備え、室内の壁の上部側に設置
されている。3はこの換気扇1を取付けるために壁に設
けられた取付貫通穴で、一般的には、換気扇1を取付け
易いように取付貫通穴3の内周が木枠4で形成されてい
る。換気扇1はこの木枠4にネジ(非図示)等により固
定されて取付けられる。
【0016】この種の換気扇1は、一般的に、羽根径寸
法Dが20cm、25cm、30cmであり、取付貫通
穴3の寸法は羽根径よりそれぞれ5cm程度広く、25
cm角、30cm角、35cm角程度の広さがある。換
気扇1の貫通穴3へ挿入される取付部分の外形寸法は、
木枠4よりそれぞれ1cm短い、24cm角、29cm
角、34cm角程度である。本実施の形態1は、室内機
と室外機とをこの換気扇1の取付貫通穴3に内外から挿
入即ち差し込んで当該取付貫通孔3に簡単に差込装着さ
れて取付けられる空気調和機である。
【0017】次に、上記空気調和機を図3乃至図6に基
づいて説明する。図において、5は後述のペルチェ効果
による熱電変換素子8により冷暖房を行う室内機6側と
室外機7側とが一体に組付けられて構成される空気調和
機である。この空気調和機5は、図3に示すように、例
えば、室の壁の上部側に設けられた換気扇用の取付貫通
穴3に設置される。このため、この空気調和機の取付貫
通穴3に差し込まれる部分、この形態では室外機7の左
右寸法A(図4)と上下寸法B(図6)とは、取付貫通
孔3を通り抜けるに足る寸法、例えば、左右及び上下寸
法がそれぞれ17cm以上で35cm以下となるよう構
成されている。取付貫通穴3への固定方法としては、こ
の実施の形態1では、ネジ6aで木枠4に固着してい
る。
【0018】ここで、ペルチェ効果の一般的な動作原理
を次に説明する。2種類の成分や含有量が異なる金属
を、例えばn形半導体とp形半導体とを直列に接続し
て、直流電源を加えると、一方の接続部で吸熱が他方の
接続部で放熱が行われる。熱電変換素子8は原理的には
このような両接続部を熱交換面8a、8bとして形成さ
れたものであって、電流の流れる方向を逆に切換えるこ
とによって、吸熱と放熱とを切り換えることができる。
【0019】実施の形態1の熱電変換素子8は、上記の
ように作用する複数の素子をモジュール化したもので、
この実施の形態1では、こうして形成したモジュールを
上下左右に4個設けており、室内機6側と室外機7側と
を仕切る仕切り板9に、それぞれ、ペルチェ効果により
直流電圧を供給する方向で吸熱面と放熱面とが切り換わ
る第1熱交換面8aと第2熱交換面8bとを室内機6側
と室外機7側にそれぞれ面するように設けている。
【0020】図4及び図6において、10は室内側ヒー
トシンク、11は室外側ヒートシンクであり、それぞ
れ、熱交換器としてのフィンが積層され、アルミ等の熱
伝導性の良い部材で構成されている。熱電変換素子8の
それぞれ第1熱交換面8aと第2熱交面8bとは、それ
ぞれ室内側ヒートシンク10と室外側ヒートシンク11
と熱伝導的にネジ(非図示)等で固着されており、この
熱電変換素子8が上下2個に対して室内側ヒートシンク
10、室外側ヒートシンク11が各1個を掛け渡すよう
に接続して設けられている。12は室内側ファン13と
室外側ファン14とを同時に回転させるファンの駆動手
段としての単一のモータであり、仕切り板9に固定され
ている。このモータ12の出力軸は取付貫通穴3の貫通
方向に向けて配置されている。室内側の出力軸端部12
a即ち室内機6側には室内側ファン13が、室外側の出
力軸端部12b即ち室外機7側には室外側ファン14
が、それぞれ取付けられている。
【0021】そして、室内側ファン13には、モータ1
2の回転により室内機6のハウジングの周側面に設けら
れた室内側吸入口15を経て、周囲から室内空気を吸込
んで当該ファンの前方へ送風して室内へと戻す冷暖用通
風路としての室内還流通風路101が設けられている。
他方、室外側ファン14には、モータ12の回転により
室外機7のハウジングの周側面に設けられた室外側吸入
口18を経て、周囲から室外空気を吸込んで当該ファン
の前方へ送風して室外へと戻す冷暖用通風路としての室
外還流通風路102が設けられている。
【0022】この実施の形態1では、室内機6側の胴周
囲の大きさは、室内外の空気が洩れないよう取付貫通穴
3を塞ぐよう取付貫通穴3の寸法より広く形成されてお
り、胴周囲の左右及び下面には室内側吸込口15が格子
状に多数開設されている。又、爪等の係止機構6bによ
り前記胴周囲と着脱自在に形成された前面部6cには、
室内側ファン13の対向部分に格子上の室内側吹出口1
6が多数開設されている。
【0023】図6において、17は室内機6の上部側に
開設された換気用の室内空気吸込口であって、室外側フ
ァン14の回転によって、この換気用室内空気吸込口1
7から吸込まれた室内空気は、換気用の通風路としての
換気用室内空気排出路103を経て室外側吹出口19か
ら室外へと排出される。他方、20は室外機7の下部側
に開設された換気用の室外空気吸込口であって、室内側
ファン14の回転によって、この換気用室外空気吸込口
20から吸込まれた室外空気は、換気用の通風路として
の換気用室外空気吸引路104を経て室内吹出口16か
ら室内へと吹出される。
【0024】図4において、18は室外機7の外周側面
即ち胴周囲の左右及び上面側に格子状に開設された室外
側吸込口、19は室外側ファン14の対向部分に格子状
に開設された室外側吹出口である。
【0025】図5及び図6において、21は上記換気用
の室内空気排出路を開閉する排出路開閉手段としての換
気口であって、仕切り板9の上部中央付近に開設されて
おり、換気のために室内の空気を室外に排出する際に、
電動ダンパー22により電気的な指令を受けて開くよう
構成されている。この換気用室内空気排出路103は、
区画壁23によって室内側ファン13の室内循環送風路
と区画されており、室外側ファン14の回転によって、
室内側吸込口17より吸込んだ室内空気を、スムーズに
換気口21から室外機7の吹出口19を経て室外へと排
気する。
【0026】24は、換気のために室外の空気を室内に
取込むための換気用の通風路としての換気用室外空気吸
引路104を開閉する導入路開閉手段としての換気口で
あって、仕切り板9の下部中央付近に開設されており、
換気のために室外の空気を室内に導入する際に、電動ダ
ンパー25により電気的な指令を受けて開くよう構成さ
れている。この換気用換気用室外空気吸引路104は、
区画壁26により室外側ファン14の室外循環送風路1
06と区画されており、室内側ファン13の回転によっ
て、室外側吸込口20より吸込んだ室外空気をスムーズ
に換気口24から室内機6側の室内側吹出口16を経て
室内に導入する。尚、上記の熱電変換素子8、室内側フ
ァン13、室外側ファン14、電動ダンパー22、25
の動作等は図示されていない電気制御手段により制御さ
れている。
【0027】次に上記実施の形態1の空気調和機の動作
を説明する。先ず冷房の場合、例えば、図示されていな
いリモコン等により、使用者が冷房運転のスイッチを入
れると、それぞれの熱電変換素子8の室内機6側である
第1熱交換面8aが冷却されて吸熱面となり、室外機7
側の第2熱交換面8bは高温の放熱面となる。そして、
モータ12の回転により、室内機6側では、室内側ファ
ン13が回転して、室内側吸込口15から吸込まれた室
内空気が、第1熱交換面8aから冷熱が伝えられる室内
側ヒートシンク10を流通する際に冷やされて、室内側
吹出口16より吹出されて室内を冷房する。この通風路
が冷暖用の室内循環通風路107である。
【0028】他方、上記モータ12の回転により、室外
機7側では、室外側ファン14が回転して室外側吸込口
18から吸込まれた室外空気が、第2熱交換面8bから
高熱が伝えられる室外側ヒートシンク11を冷やすよう
に流通して、室外側吹出口19より吹出す。これによ
り、第2熱交換面8bからスムーズに放熱される。尚、
この通風路が冷暖用の室外循環通風路である。以上のよ
うにして、上記熱電変換素子8の吸熱と放熱とが持続的
に行われる。
【0029】次に、暖房の場合、使用者が暖房運転を指
示すると、冷房の場合とは逆極性の電源が熱電変換素子
8に供給され、上記の冷房の場合とは逆に、それぞれの
熱電変換素子8の室内機6側である第1熱交換面8aが
加熱されて放熱面となり、室外機7側の第2熱交換面8
bは冷却されて吸熱面となる。そして、モータ12の回
転により、室内機6側では室内側ファン13が回転して
室内側吸込口15から吸込まれた室内空気が、室内循環
通風路107を通る途中、第1熱交換面8aからの高熱
が伝えられる室内側ヒートシンク10を流通する際に暖
められて、室内側吹出口16より吹出されて室内を暖房
する。
【0030】他方、上記モータ12の回転により、室外
機7側では室外側ファン14が回転して室外側吸込口1
8から吸込まれた室外空気が、室外循環通風路を通る途
中、第2熱交換面8bから冷熱が伝えられる室外側ヒー
トシンク11を暖めるように流通して、室外側吹出口1
9より吹出される。これにより、第2熱交換面8bから
スムーズに吸熱が行われる。こうして、熱電変換素子8
の吸熱と放熱とが持続的に行われる。
【0031】次に、使用者が室内換気をリモコン等で指
示すると、電動ダンパー22、25が図6の一点鎖線で
示すように開き、一方の通風路である換気用室内空気排
出路では、室外側ファン14の回転により、室内側吸込
口17より吸込まれた室内空気が室内側換気口21を通
り、室外側吹出口19より室外に排気されると共に、他
方の通風路である換気用室外空気吸引路104では、室
内側ファン13の回転により、室外側吸込口20より吸
込まれた室外空気が室外側換気口24を通って室内側吹
出口16より室内に導入される。こうして、冷暖房を伴
わない室内空気の換気が行われる。
【0032】次に、空気調和機5の取付方法について説
明する。空気調和機5の設置即ち換気扇1用の取付貫通
穴3への取付は、既存の換気扇1を取り外し、或いは、
換気扇専用の貫通穴10としての取付貫通穴3に、室外
機7側を挿入し、ネジ6aで取付貫通穴3の周囲に固定
する。次に、係止機構6bにより室内機6側の前面部6
Cを室内機6側に取付けるだけで、上記実施の形態1の
空気調和機5の組付けと取付け即ち設置が完了する。こ
のように、この空気調和機5は、非常に簡単に設置する
ことができる。
【0033】尚、既述の通り、上記空気調和機5の取付
貫通穴3を通る部分即ち取付貫通穴3に差し込まれる胴
周囲部分の外形寸法A及びBを、それぞれ25cm以下
にすれば、換気扇1の羽根径が20cm用の25cm角
の取付貫通穴3への取付けが可能となり、上記のA及び
Bの寸法をそれぞれ、30cm以下にすれば、換気扇1
の羽根径が25cm用の30cm角の取付貫通穴3への
取付けが可能となり、上記のA及びBの寸法をそれぞ
れ、35cm以下にすれば、換気扇1の羽根径が30c
m用の35cm角の取付貫通穴3への取付けが可能とな
る。
【0034】上記実施の形態1の空気調和機5によれ
ば、取付のために、専用の貫通穴を壁に設ける必要がな
く、既存の換気扇用の取付貫通穴を利用できるので、取
付が簡単で、室の壁にわざわざ貫通穴を開設する工事を
行う必要が無い等の手間が省け、設置費用も廉価で済
む。又、上記の寸法A及び寸法Bの下限を17cm以上
としたのは、羽根径20cm用の取付貫通穴が約25c
m角であるためであり、仮に、17cm程度より小さく
すると、熱電変換素子8の配置面積が小さくなって、性
能が出し難くなったり、取付貫通穴3との間の隙間が開
き過ぎて、却って取付貫通穴3への取付けが面倒となっ
てしまうからである。
【0035】又、上記実施の実施形態1では、換気扇1
用の取付貫通穴3への取付について説明したが、同等の
形状の取付用の貫通穴を設けても、勿論、差し支えな
い。例えば、換気扇1が無い室に取付ける場合でも、通
常の換気扇と同様の貫通穴を開けておくように、予め住
宅等の工事業者に指示しておけばよく、個々の空気調和
機の寸法に合わせて各空気調和機専用の取付貫通穴をあ
ける場合に比べ、極めて簡便に空気調和機を設置するこ
とができる。
【0036】又、上記実施の形態1の空気調和機によれ
ば、通常の圧縮機を用いる空気調和機に比べ、重量物で
しかも悪影響を与える振動原となる圧縮機が不要とな
る。このため、圧縮機相応の重量分が軽量化できると共
に、圧縮機の振動を押さえるための空気調和機の筐体の
堅牢化、或いは、配管等のスペースを十分に確保する必
要等がなくなるので、空気調和機5を軽量でコンパクト
化することができ、従って、取扱いや取付けが極めて容
易な空気調和機を提供することができる。
【0037】又、上記実施の形態1では、室内側ファン
13と室外側ファン14とは、単一の駆動手段(モータ
12)の出力軸の両端部を用いて回転させる構成である
ので、構成部品点数を少なくできると共に、コンパクト
化することができ、安価で、しかも、構造簡易な高性能
の空気調和機を提供することができる。
【0038】又、上記実施の形態1では、冷暖房機能だ
けでなく、室内空気の換気機能も備えているので、専用
の換気扇1の設置も不要とすることができる。
【0039】又、上記実施の形態1では、換気機能を備
えた空気調和機5を示したが、換気機能は必ずしも設け
る必要はなく、換気の利便性は減るものの、通常の空調
が行われるように、使用者が必要に応じて窓を開けて換
気することでも十分に実用的である。又、上記実施の形
態1では、木枠4にネジ6aで固定するものを示した
が、木枠4がない場合には、取付貫通穴3の内側周囲に
空気調和機5側から突っ張るようなネジ等で固定しても
善く、適宜な固定手段を用いれば善い。
【0040】又、この実施の形態1では、取付貫通穴3
へ取付ける部分の寸法A、Bを17cm以上で35cm
以下とし、それぞれ25cm以下、30cm以下、35
cm以下とするものを示し、具体的には、それぞれ、
A、B寸法を換気扇1と同様に約24cm角、約29c
m角、約34cm角の3タイプを作れば善い。しかし、
更に安価とする場合の好適な例としては、上記のA、B
寸法を24cm角程度として、且つ室内機6側の周囲寸
法を、換気扇1の羽根径20cmだけでなく羽根径25
cmの取付貫通穴3も塞がるように34cm角程度と
し、羽根径20cmの木枠4の取付貫通穴3の寸法25
cm角及び羽根径25cmの取付貫通穴3の寸法30c
m角に共通に取付けられる構成としても善い。これは、
換気扇1の羽根径20cm及び25cmが通常の家屋で
は一般的で、換気扇1の羽根径30cmは比較的少ない
ためであり、この寸法に作れば、ほとんど本発明の空気
調和機を適用できるからである。尚、取付貫通穴35c
m角用としては、少し大き目の空気調和機5を作成し、
2種類のタイプを作る等しても善い。
【0041】又、上記実施の形態1において、上記A及
びBの寸法を24cm角程度として、且つ室内機6側の
周囲寸法を、全ての貫通穴3を塞げるように39cm角
程度して、換気扇の羽根径20cmから30cmの3タ
イプの貫通穴3に共通に取付けできる構成としても善
い。又、上記A及びB寸の法は、必ずしも同一でなくて
も善い。
【0042】又、上記実施の形態1において、取付貫通
穴3に通す部分の空気調和機5の断面形状は、四角形状
でなくても善い。例えば楕円であったり、円筒形状であ
っても善く、仕切り板9部分等で、室内機6側と室外機
7側とが塞げる形状のものであれば善い。又、上記実施
の形態1において、換気手段の構成や配置等も、この実
施の形態1に限定されるものではなく、電動ではなく手
動式であったり、或いは、排気だけができるものであっ
たり、吸気と排気との通風路を熱伝達の良い部材で隣り
合わせに形成して熱交換させて、吸排気の温度差を少な
くするような配置構成としても善い。又、冷暖房と換気
を連動させても善い。
【0043】実施の形態2.実施の形態2を図7に基づ
いて説明する。図7は空気調和機の縦断面図である。
尚、この実施の形態2において、上記実施の形態1と同
一又は相当部分は同一の符号を付し、その詳細な説明を
省略する。さて、上記実施の形態1では、一つのモータ
12で軸流式の室内側ファン13と室外側ファン14と
を回転させた構成のものを示したが、この実施の形態2
では、図示されていない二つモータを設けて、室内機6
側のファン即ち室内側ファンと室外機7側のファン即ち
室外側ファンとして、それぞれ横断流送風機13、14
が配設されている。
【0044】又、室内側ヒートシンク10及び室外側ヒ
ートシンク11は、左右方向にフィンが積層された構成
のものが配置されており、下方に配置された2つの横断
流送風機としての室内側ファン13及び室外側ファン1
4の回転により、室内外のそれぞれ前面より吸込まれた
空気が、それぞれ対応する室内側ヒートシンク10や室
外側ヒートシンク11に流通してそれぞれ熱交換され、
下部の吹出口16、19よりそれぞれ室内や室外に吹出
すように構成されている。
【0045】この実施の形態2の空気調和機によれば、
モータが2個になる分、構成部品が増えることになる
が、上記実施の形態1と同様に、取付けの容易な空気調
和機を提供することができる。尚、図中の30は、室内
側吹出口16に回動自在に設けられたベーンであり、吹
出口16からの送風方向を使用者の好みに応じて変えら
れるように設けられている。
【0046】この実施の形態2の空気調和機によれば、
実施の形態1と同様に換気機能を設けてもよく、この実
施の形態2の場合は室内側ファン13と室外側ファン1
4とをそれぞれ独立して回転させることができるので、
図示されていない電動ダンパー等により開閉する換気口
(非図示)を一つ設け、室内側ファン13及び室外側フ
ァン14の回転数を適宜電気的制御手段を介して制御
し、例えば、一方を停止又は回転数を下げて送風力の違
いによって室内空気を換気させるように構成しても善
い。
【0047】実施の形態3.次に、実施の形態3を図8
に基づいて説明する。図8は空気調和機の縦断面図であ
る。尚、上記実施の形態1及び2と同一又は相当部分は
同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。さて、
上記実施の形態1及び2では、熱電変換素子8の熱を室
内側ヒートシンク10、室外側ヒートシンク11に直接
接続した構成のものを示したが、この実施の形態3は、
図8に示すように、電動ポンプ31と不凍液等の熱伝達
媒体が封入された配管32とにより、熱電変換素子8の
第2熱交換面8bと室外側ヒートシンク11とを接続し
て、第2熱交換面8bの熱を室外側ヒートシンク11に
伝える構成としたものである。
【0048】この実施の形態3の空気調和機によれば、
電動ポンプ31と配管32の構成部品点数が増えて製造
コストが若干増えるものの、熱電変換素子8の配置が自
由にやり易くなるという利点がある。
【0049】又、この実施の形態3の空気調和機では、
室外側のみに電動ポンプ31と配管32とによる熱伝達
を行うものを示したが、室内側の熱伝達に利用しても善
いし、室内外両方に利用することもできる。
【0050】実施の形態4 実施の形態4を図9に基づいて説明する。図9は空気調
和機の縦断面図である。尚、上記実施の形態1乃至3と
同一又は相当部分は同一の符号を付し、その詳細な説明
は省略する。さて、上記実施の形態1乃至3では、取付
貫通穴3に通すために室外機7側の胴周囲の寸法を取付
貫通穴3の内周寸法よりも小さいものを示したが、この
実施の形態4は、図9に示すように、室内機6側と同様
に、壁より外に突出する室外機7の部分の外形寸法を取
付貫通穴3より広くとり、当該取付貫通穴3に差し込ま
れる部分の寸法のみを当該取付貫通穴3よりも小さく形
成し、分離された室内機6と室外機7とを、取付貫通穴
3に対して、室外機7は室外側から、室内機6は室内側
からそれぞれ取付貫通穴3に挿入して一体的に連結した
構成のものである。
【0051】上記実施の形態4の空気調和機によれば、
取付貫通穴3への取付に若干手間が増えることになる
が、取付貫通孔3の両外側における空気調和機5の部分
を大きな容量に形成することができるので、多数の熱電
変換素子8を配置、例えば、この実施の形態4では縦横
3列ずつ計9個配設することができるので、高性能の空
気調和機5を提供することができる。
【0052】次に、上記空気調和機5の室内機6と室外
機7との連結構成について説明する。図9において、室
内機6と室外機7とは取付貫通穴3の内部に位置された
連結部材33、33、33によって着脱可能に連結され
ている。連結部材33、33、33は、室外側ヒートシ
ンク11と熱電変換素子8の第2熱交換面8bに固着さ
れて熱伝導部材として機能するアルミ部材等で構成され
ている。図中の34はネジであり、これらのネジ34等
により、室内機6内に固定された室内側ヒートシンク1
0を熱電変換素子8に締結することで、連結部材33を
介して室内機6と室外機7とを連結した構成となってい
る。
【0053】実施の形態5.実施の形態5を図10に基
づいて説明する。図10は空気調和機の縦断面図であ
る。尚、上記実施の形態1乃至4と同一又は相当部分は
同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。さて、
この実施の形態5は上記実施の形態4におけると同様
に、室内機6と室外機7とが分離構成され、それぞれ室
内機6と室外機7との取付貫通穴3に差し込まれる胴周
囲部分を除く、その他の胴周囲寸法、即ち壁の内面側及
び外面側に突出する室内機6及び室外機7のそれぞれの
部分の胴周囲寸法が取付貫通穴3より広くなるように分
割して構成されものと、上記実施の形態3におけると同
様に、電動ポンプ31と不凍液が充填された配管32と
による熱伝達手段の構成とが組み合わされた構成のもの
である。
【0054】上記実施の形態5によれば、上記実施の形
態3と実施の形態4との空気調和機が奏する効果を合わ
せて発揮させることができる。
【0055】実施の形態6.実施の形態6を図11乃至
図13に基づいて説明する。図11は窓への取付け状態
を示す空気調和機の分解斜視図、図12は窓に取付けら
れた状態を示す空気調和機の斜視図、図13は図12の
D−D線断面図である。尚、上記実施の形態1乃至5と
同一又は相当部分は同一の符号を付し、その詳細な説明
は省略する。さて、この実施の形態6は、上記実施の形
態1乃至5が、ペルチェ効果による熱電変換素子8を備
えた室内外機一体型の空気調和機5を壁の取付貫通穴3
に取付ける形態であるに対し、同じく、ペルチェ効果に
よる熱電変換素子8を備えた室内外機一体型の空気調和
機5を窓に取付ける形態を示すものである。尚、上記実
施の形態1乃至5と同一又は相当部分は同一の符号を付
し、その詳細な説明は省略する。
【0056】図11乃至図13において、35は室の窓
である。この窓35に空気調和機5を取付けるに当たっ
ては、先ず、窓35への取付介在部材として、例えば、
アルミ部材等により構成された窓取付枠36を窓35の
枠体にネジ等(非図示)で固定する。そして、この取付
介在部材としての窓取付枠36に、空気調和機5を係止
機構やネジ等の取付固定部材により取付ける。
【0057】次に、この実施の形態6の空気調和機5を
図13に基づいて説明する。図13において、この空気
調和機5は、室内機6と室外機7とが背中合せに一体的
に構成されたもので、空気調和機自体が室内側、即ち窓
35の内側に設置されるものである。従って、ここでい
う室外機7は文字通り室外に設置されるものではなく、
室外空気を還流させるために室外に向けて室内に装置さ
れるものである。室内機6の室内側ファン13と室外機
7の室外側ファン14とは、何れも横断流送風機が用い
られており、図示されていない2つのモータによってそ
れぞれ回転される。この形態6では、図示のように横断
流送風機としての室内側ファン13と室外側ファン14
とが右側に設けられている。
【0058】又、室内側ヒートシンク10と室外側ヒー
トシンク11とは、何れもフィンが上下方向に積層する
よう配置されており、横断流送風機(ファン)としての
室内側ファン13と室外側ファン14との回転により、
室内外のそれぞれ前面側の吸込口、即ち室内側吸込口1
5、室外側吸込口18から吸込んだ空気を室内側ヒート
シンク10、室外側ヒートシンク11に流通させて熱交
換させ、右側の吹出口即ち室内側吹出口16、室外側吹
出口19より、それぞれ室内或いは室外に向けて吹出す
構成となっている。尚、この実施の形態6では熱電変換
素子8は左右2列で上下には図示しないが例えば4列で
8個設けた構成としている。
【0059】上記実施の形態6によれば、熱電変換素子
8による空気調和機5を窓35に取付ける構成としたの
で、壁に取付貫通穴3を設ける必要が無いばかりか、取
付けが容易となる。又、従来の空気調和機のように重量
物で振動する圧縮機を備えていないので、窓35への取
付に当たっての各種の取付介在部材、例えば、窓取付枠
36等を必要以上に大きくしたり、強くして堅牢化する
必要がなくなる。従って、従来の空気調和機に比較し
て、取扱いが容易で高性能な空気調和機を提供すること
ができる。
【0060】尚、この実施の形態6の空気調和機に限ら
ず、これに代えて、上記実施の形態1乃至5の空気調和
機5を窓取付枠36を介して窓35に取付けても、上記
実施の形態6の場合と、同様の効果を奏することができ
る。又、上記実施の形態1乃至5では、室内外のファン
13、14に軸流式や横断流式のものを示したが、これ
に限らず、シロッコファンや他の形式のファンであって
も善い。又、上記実施の形態1乃至6では冷暖房するも
のを示したが、冷房のみや暖房のみのものであっても善
い。又、上記実施の形態1乃至6では、室内機と室外機
とが分離され、取付に当たって一体的に組み立てられる
分離型構成の空気調和機や、室内機と室外機とが一体的
に形成され、そのまま取付けられる一体型構成の空気調
和機等を示したが、これらの空気調和機を貫通穴に取付
けるに当たっては、上記実施の形態に限らず、壁の内側
からだけ、又、外側からだけ、或いは、両側から取付け
ても善い。
【0061】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、圧縮機を使用
せずにペルチェ効果による熱電変換素子を用いて室内外
機一体型に構成された空気調和機を、家屋の換気扇用の
取付貫通穴に取付け可能としたので、取付けが容易とな
ると共に、軽量でコンパクト、しかも、高性能な空気調
和機を提供できる。
【0062】請求項2の発明によれば、圧縮機を使用せ
ずにペルチェ効果による熱電変換素子を用いて室内外機
一体型に構成された空気調和機を、家屋の窓に取付け可
能としたので、取付けが容易となると共に、軽量でコン
パクト、しかも、高性能な空気調和機を提供できる。
【0063】請求項3の発明によれば、ペルチェ効果に
よる熱電変換素子を用いて室内外機一体型に構成される
と共に換気機能をも備えているので、空調と換気機能と
を併せ持った高性能の空気調和機を提供できる。
【0064】請求項4の発明によれば、室内機側と室外
機側の2つのファンを単一の駆動手段にて回転させるの
で、1個分の駆動手段の設置スペースを省くことがで
き、小型軽量にして製造コストの低い、ペルチェ効果に
よる熱電変換素子を用いた一体型の空気調和機を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 換気扇の取付状態を示す斜視図である。
【図2】 換気扇用の取付貫通穴を示す斜視図である。
【図3】 実施の形態1の空気調和機の斜視図である。
【図4】 図3のA−A線断面図である。
【図5】 図4のB−B線断面図である。
【図6】 図5のC−C線断面図である。
【図7】 実施の形態2の空気調和機の縦断面図であ
る。
【図8】 実施の形態3の空気調和機の縦断面図であ
る。
【図9】 実施の形態4の空気調和機の縦断面図であ
る。
【図10】 実施の形態5の空気調和機の縦断面図であ
る。
【図11】 実施の形態6の空気調和機の取付状態を示
す分解斜視図である。
【図12】 実施の形態6の空気調和機の取付状態を示
す斜視図である。
【図13】図12のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1 換気扇、3 取付貫通穴、4 木枠、5 空気調和
機、6 室内機、7室外機、8 熱電変換素子、8a
第1熱交換面、8b 第2熱交換面、9 仕切り板、1
0 室内側ヒートシンク、11 室外側ヒートシンク、
12 モータ(駆動手段)、13 室内側ファン、14
室外側ファン、15 室内側吸込口、16 室内側吹
出口、17 室内側換気用吸込口、18 室外側吸込
口、19室外側吹出口、20 室外側換気用吸込口、2
1 室内側換気口、22 電動ダンパー、23 区画
壁、24 室外側換気口、25 電動ダンパー、26
区画壁、30 ベーン、31 電動ポンプ、32 配
管、33 連結部材、35窓、36 窓取付枠。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内機と室外機とを一体に組付けて壁の
    貫通穴を介して取付けられる空気調和機において、 前記空気調和機は、ペルチェ効果により直流電流の流れ
    る方向で吸熱面と放熱面とが入れ替わる第1熱交換面と
    第2熱交換面とを有する熱電変換素子と、前記熱電変換
    素子の第1熱交換面の吸熱又は放熱と室内空気とを熱交
    換させる室内機に設けられた室内側ファンと、第2熱交
    換面の放熱又は吸熱と室外空気とを熱交換させる室外機
    に設けられた室外側ファンとを備えて、室内の空調を行
    うと共に、前記室内機と室外機とを壁に設けられた換気
    扇用の取付貫通穴に装着可能に構成されたことを特徴と
    する空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内機と室外機とを一体に組付けて壁の
    貫通穴を介して取付けられる空気調和機において、 前記空気調和機は、ペルチェ効果により直流電流の流れ
    る方向で吸熱面と放熱面とが入れ替わる第1熱交換面と
    第2熱交換面とを有する熱電変換素子と、前記熱電変換
    素子の第1熱交換面の吸熱又は放熱と室内空気とを熱交
    換させる室内機に設けられた室内側ファンと、第2熱交
    換面の放熱又は吸熱と室外空気とを熱交換させる室外機
    に設けられた室外側ファンとを備えて、室内の空調を行
    うことを特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内側ファンは室外空気を室内に取り入
    れる通風路を有し、室外側ファンは室内空気を室外に吐
    き出す通風路を有し、前記室内側ファン及び室外側ファ
    ンにより室内空気の換気を可能としたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の空気調和機。
  4. 【請求項4】 室内側ファンと室外側ファンとは単一の
    駆動手段の出力軸の両端側にそれぞれ配設されたことを
    特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の空気
    調和機。
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