JP2629320B2 - こんろバーナ - Google Patents
こんろバーナInfo
- Publication number
- JP2629320B2 JP2629320B2 JP63292687A JP29268788A JP2629320B2 JP 2629320 B2 JP2629320 B2 JP 2629320B2 JP 63292687 A JP63292687 A JP 63292687A JP 29268788 A JP29268788 A JP 29268788A JP 2629320 B2 JP2629320 B2 JP 2629320B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flame
- burner
- gas pressure
- thermal element
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Control Of Combustion (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、安全装置を有するガスコンロのこんろバー
ナに関するものである。
ナに関するものである。
従来の技術 従来の熱素子加熱用の炎口は主炎口の炎の側面で加熱
する方法が多く採用されている。
する方法が多く採用されている。
以下、図面を参照しながら上記した従来のガスこんろ
バーナの一例について説明する。
バーナの一例について説明する。
第４図（ａ）〜（ｃ）において５はバーナキャップで
あり、８のバーナボデー間に炎口を形成する。1,11はバ
ーナキャップ上に形成された主炎口及びスリット炎口で
ある。７は炎口部の炎を検出する熱素子である。
あり、８のバーナボデー間に炎口を形成する。1,11はバ
ーナキャップ上に形成された主炎口及びスリット炎口で
ある。７は炎口部の炎を検出する熱素子である。
以上のように構成されたこんろバーナについて以下に
その動作について説明する。
その動作について説明する。
バーナボデー８内部より供給されたガスは、主炎口部
１を通過し主炎口の炎10a,10bを形成し、スリット炎口
部11を通過し火移り炎口を形成する。熱素子７は主炎口
炎10a,10bに側面より加熱され熱起電力により安全装置
を動作させている。
１を通過し主炎口の炎10a,10bを形成し、スリット炎口
部11を通過し火移り炎口を形成する。熱素子７は主炎口
炎10a,10bに側面より加熱され熱起電力により安全装置
を動作させている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、能力切替などに
よりバーナに供給されるガス圧が大きく変動し、ガス圧
が高い場合、主炎口炎10a,10bはリフト状態となり、主
炎口１付近は炎が形成されにくく、更にリフト状態が進
行すると熱素子７付近も炎が形成されず、熱素子への加
熱が不十分となる。またガス圧が大きく低下した場合、
主炎口炎10a,10bの炎は主炎口１付近にのみ形成され熱
素子７への加熱が不十分となり、熱素子の熱起電力によ
り作動する安全装置を誤作動させる場合があるという課
題を有していた。
よりバーナに供給されるガス圧が大きく変動し、ガス圧
が高い場合、主炎口炎10a,10bはリフト状態となり、主
炎口１付近は炎が形成されにくく、更にリフト状態が進
行すると熱素子７付近も炎が形成されず、熱素子への加
熱が不十分となる。またガス圧が大きく低下した場合、
主炎口炎10a,10bの炎は主炎口１付近にのみ形成され熱
素子７への加熱が不十分となり、熱素子の熱起電力によ
り作動する安全装置を誤作動させる場合があるという課
題を有していた。
本発明は上記課題に鑑み、バーナに供給されるガス圧
が大きく変動しても、熱素子への加熱が安定して行うこ
とのできるこんろバーナを提供するものである。
が大きく変動しても、熱素子への加熱が安定して行うこ
とのできるこんろバーナを提供するものである。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明のこんろバーナ
は、熱素子に対向して設けられガス圧が低いときに前記
熱素子を直接加熱するように設定した熱素子用炎口と、
その熱素子用炎口の両側に設けられ、且つ前記熱素子用
炎口に比べて開口面積の大きい主炎口と、前記主炎口の
出口部に形成されガス圧が高いときに乱流燃焼を起こさ
せて前記熱素子を加熱する溝とを備えた構成としてあ
る。
は、熱素子に対向して設けられガス圧が低いときに前記
熱素子を直接加熱するように設定した熱素子用炎口と、
その熱素子用炎口の両側に設けられ、且つ前記熱素子用
炎口に比べて開口面積の大きい主炎口と、前記主炎口の
出口部に形成されガス圧が高いときに乱流燃焼を起こさ
せて前記熱素子を加熱する溝とを備えた構成としてあ
る。
作用 本発明は上記した構成により、バーナに供給されるガ
ス圧が大きく変動し高圧になった場合、主炎口出口に設
けられた溝に主炎口から噴出したガスが当たり、燃焼が
乱れ、その乱流燃焼により熱素子を加熱する。またガス
圧が低圧になった場合には、熱素子用炎口により直接熱
素子を加熱することにより、安定した熱起電力を得るこ
とができるのである。
ス圧が大きく変動し高圧になった場合、主炎口出口に設
けられた溝に主炎口から噴出したガスが当たり、燃焼が
乱れ、その乱流燃焼により熱素子を加熱する。またガス
圧が低圧になった場合には、熱素子用炎口により直接熱
素子を加熱することにより、安定した熱起電力を得るこ
とができるのである。
実施例 以下、本発明の一実施例のこんろバーナについて図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
第１図（ａ）〜（ｃ）は本発明の一実施例におけるこ
んろバーナのバーナキャップを下方からの図、及びその
断面図を示すものである。第１図（ａ）〜（ｃ）におい
て５はバーナキャップ本体で、バーナボデー８との合わ
せ面に主炎口1,副炎口3,熱素子用炎口2,点火炎口6,溝４
が形成されている。熱素子７は熱素子用炎口前方に位置
している。
んろバーナのバーナキャップを下方からの図、及びその
断面図を示すものである。第１図（ａ）〜（ｃ）におい
て５はバーナキャップ本体で、バーナボデー８との合わ
せ面に主炎口1,副炎口3,熱素子用炎口2,点火炎口6,溝４
が形成されている。熱素子７は熱素子用炎口前方に位置
している。
以上のように構成されたこんろバーナについて以下そ
の動作を説明する。
の動作を説明する。
第２図（ａ）〜（ｃ）はバーナに供給されるガス圧が
高い場合の燃焼状態図であり、炎口負荷が高いため、断
面Ｅ−Ｅ′のように熱素子用炎口２からの炎はリフト
し、熱素子を加熱できない場合がある。しかし断面Ｆ−
Ｆ′で示すように主炎口１からのガスが高圧で溝４に当
たるため、乱流燃焼13が発生し左右から熱素子７に加熱
する。
高い場合の燃焼状態図であり、炎口負荷が高いため、断
面Ｅ−Ｅ′のように熱素子用炎口２からの炎はリフト
し、熱素子を加熱できない場合がある。しかし断面Ｆ−
Ｆ′で示すように主炎口１からのガスが高圧で溝４に当
たるため、乱流燃焼13が発生し左右から熱素子７に加熱
する。
第３図（ａ），（ｂ）はバーナに供給されるガス圧が
低い場合の燃焼状態図であり、熱素子７の前方に設けら
れた熱素子用炎口は、バーナへのガス圧供給が低い場合
に熱素子を最適に加熱可能としている。
低い場合の燃焼状態図であり、熱素子７の前方に設けら
れた熱素子用炎口は、バーナへのガス圧供給が低い場合
に熱素子を最適に加熱可能としている。
発明の効果 以上のように本発明は、熱素子に対向して設けられガ
ス圧が低いときに前記熱素子を直接加熱するように設定
した熱素子用炎口と、その熱素子用炎口の両側に設けら
れ、且つ前記熱素子用炎口に比べて開口面積の大きい主
炎口と、前記主炎口の出口部に形成されガス圧が高いと
きに乱流燃焼を起こさせて前記熱素子を加熱する溝とを
備えているから、バーナに供給されるガス圧が高圧、低
圧のいずれに変動しても熱素子への加熱の変動を少なく
することができ、ガスコンロの立消安全装置の安全性を
増加することができる。
ス圧が低いときに前記熱素子を直接加熱するように設定
した熱素子用炎口と、その熱素子用炎口の両側に設けら
れ、且つ前記熱素子用炎口に比べて開口面積の大きい主
炎口と、前記主炎口の出口部に形成されガス圧が高いと
きに乱流燃焼を起こさせて前記熱素子を加熱する溝とを
備えているから、バーナに供給されるガス圧が高圧、低
圧のいずれに変動しても熱素子への加熱の変動を少なく
することができ、ガスコンロの立消安全装置の安全性を
増加することができる。
第１図（ａ）〜（ｃ）は本発明の実施例におけるこんろ
バーナのバーナキャップの平面図及び断面図、第２図
（ａ）〜（ｃ），第３図（ａ），（ｂ）はその燃焼状態
図、第４図（ａ）〜（ｃ）は従来のこんろバーナの平面
図及び断面図である。 ３……副炎口、６……点火炎口、９……スリット炎口
炎、11……スリット炎口。
バーナのバーナキャップの平面図及び断面図、第２図
（ａ）〜（ｃ），第３図（ａ），（ｂ）はその燃焼状態
図、第４図（ａ）〜（ｃ）は従来のこんろバーナの平面
図及び断面図である。 ３……副炎口、６……点火炎口、９……スリット炎口
炎、11……スリット炎口。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−22111（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−93628（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭56−140723（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭63−2753（ＪＰ，Ｙ２)
Claims (1)
- 【請求項１】熱素子に対向して設けられガス圧が低いと
きに前記熱素子を直接加熱するように設定した熱素子用
炎口と、その熱素子用炎口の両側に設けられ、且つ前記
熱素子用炎口に比べて開口面積の大きい主炎口と、前記
主炎口の出口部に形成されガス圧が高いときに乱流燃焼
を起こさせて前記熱素子を加熱する溝とからなるこんろ
バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63292687A JP2629320B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | こんろバーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63292687A JP2629320B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | こんろバーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02136606A JPH02136606A (ja) | 1990-05-25 |
| JP2629320B2 true JP2629320B2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=17785001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63292687A Expired - Lifetime JP2629320B2 (ja) | 1988-11-18 | 1988-11-18 | こんろバーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2629320B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6371754B1 (en) * | 2000-01-04 | 2002-04-16 | General Electric Company | Flame stabilizing channel for increased turn down of gas burners |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6014113Y2 (ja) * | 1979-12-17 | 1985-05-07 | 松下電器産業株式会社 | ガスバ−ナ |
| JPH0324584Y2 (ja) * | 1986-06-20 | 1991-05-29 |
-
1988
- 1988-11-18 JP JP63292687A patent/JP2629320B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02136606A (ja) | 1990-05-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080418 Year of fee payment: 11 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090418 Year of fee payment: 12 |
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