JPH0692816B2 - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
- Publication number
- JPH0692816B2 JPH0692816B2 JP60068710A JP6871085A JPH0692816B2 JP H0692816 B2 JPH0692816 B2 JP H0692816B2 JP 60068710 A JP60068710 A JP 60068710A JP 6871085 A JP6871085 A JP 6871085A JP H0692816 B2 JPH0692816 B2 JP H0692816B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- burner
- combustion
- small
- primary
- sensor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F23—COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
- F23N—REGULATING OR CONTROLLING COMBUSTION
- F23N5/00—Systems for controlling combustion
- F23N5/003—Systems for controlling combustion using detectors sensitive to combustion gas properties
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Gas Burners (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はガスを燃焼させるバーナを備えたガス温風暖房
機等の燃焼機器に関するものである。
機等の燃焼機器に関するものである。
従来の技術 従来この主の燃焼装置において、バーナにNOx値が高
く、かつ低酸素時の燃焼特性が悪いものが多かった。す
なわち、バーナとしてはNOx値が低く低酸素濃度まで燃
焼することが要望される一方、万一の安全性を考え、酸
素濃度が18%前後でセンサーがこれを検知してバーナへ
の燃料供給を停止させる信号を送り、燃焼を停止させる
機能を有する不完全燃焼防止装置の出現が望まれてい
た。
く、かつ低酸素時の燃焼特性が悪いものが多かった。す
なわち、バーナとしてはNOx値が低く低酸素濃度まで燃
焼することが要望される一方、万一の安全性を考え、酸
素濃度が18%前後でセンサーがこれを検知してバーナへ
の燃料供給を停止させる信号を送り、燃焼を停止させる
機能を有する不完全燃焼防止装置の出現が望まれてい
た。
発明が解決しようとする問題点 一般にNOxを低減しようとすると、第4図に示すように
外円筒1の内側に金網等からなる内円筒2からなるバー
ナ3を形成し、1次空気比を120%前後に設定するのが
一般的である。ところが、1次空気比を120%前後に設
定する全一次燃焼式バーナにおいて、酸素濃度が18%前
後で作動する不完全燃焼防止装置としてのSnO2からなる
センサー4を使用すると、1次空気比が100%に近づく
時点でバーナ3自体の燃焼性能(CO/CO2)が悪化しはじ
め、センサー4が作動しはじめる時点では、CO/CO2の許
容値に余裕がないものであった。なお、SnO2からなるセ
ンサー4は、1次空気比が100%になると抵抗値が急激
に低下する特性を利用したものである。
外円筒1の内側に金網等からなる内円筒2からなるバー
ナ3を形成し、1次空気比を120%前後に設定するのが
一般的である。ところが、1次空気比を120%前後に設
定する全一次燃焼式バーナにおいて、酸素濃度が18%前
後で作動する不完全燃焼防止装置としてのSnO2からなる
センサー4を使用すると、1次空気比が100%に近づく
時点でバーナ3自体の燃焼性能(CO/CO2)が悪化しはじ
め、センサー4が作動しはじめる時点では、CO/CO2の許
容値に余裕がないものであった。なお、SnO2からなるセ
ンサー4は、1次空気比が100%になると抵抗値が急激
に低下する特性を利用したものである。
本発明はこのような従来の問題点を解消するものであ
り、バーナ自体は低酸素濃度においてもCO/CO2の値が低
く、かつ酸素濃度18%前後で不完全燃焼防止装置を作動
させることができる燃焼余裕型の燃焼装置を提供するも
のである。
り、バーナ自体は低酸素濃度においてもCO/CO2の値が低
く、かつ酸素濃度18%前後で不完全燃焼防止装置を作動
させることができる燃焼余裕型の燃焼装置を提供するも
のである。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明の燃焼装置は一体
に並設された小燃焼量の全一次燃焼式の小バーナと大燃
焼量の全一次燃焼式の大バーナと、前記大バーナと前記
小バーナとの間の一部を区分する仕切板と、前記大バー
ナと前記小バーナの一次炎を囲むように設けられ開口部
を有する1次燃焼室と、前記一次燃焼室の前記小バーナ
側にのぞませたSnO2からなるセンサーとを備えたもので
ある。
に並設された小燃焼量の全一次燃焼式の小バーナと大燃
焼量の全一次燃焼式の大バーナと、前記大バーナと前記
小バーナとの間の一部を区分する仕切板と、前記大バー
ナと前記小バーナの一次炎を囲むように設けられ開口部
を有する1次燃焼室と、前記一次燃焼室の前記小バーナ
側にのぞませたSnO2からなるセンサーとを備えたもので
ある。
作用 上記構成により、本発明の燃焼装置は、全一次燃焼式バ
ーナの上方に開口部を有する1次燃焼室を設けたので、
低酸素濃度になって、全一次燃焼式バーナで不完全燃焼
しても1次燃焼室の開口部で完全燃焼させるので低酸素
濃度においてもCO/CO2の値が低い。また、全一次燃焼式
バーナと1次燃焼室の間にSnO2からなるセンサーを配置
したので、全一次燃焼式バーナの燃焼部が1次空気比10
0%に近づいた時点で不完全燃焼防止装置としてのセン
サーの抵抗値が急激に低下し、燃焼を停止させる。そし
てこのセンサーが作動する場合でも、1次燃焼室の開口
部でアフターバーニングしている分だけCO/CO2の値が従
来より低く、燃焼に余裕のある装置となる。
ーナの上方に開口部を有する1次燃焼室を設けたので、
低酸素濃度になって、全一次燃焼式バーナで不完全燃焼
しても1次燃焼室の開口部で完全燃焼させるので低酸素
濃度においてもCO/CO2の値が低い。また、全一次燃焼式
バーナと1次燃焼室の間にSnO2からなるセンサーを配置
したので、全一次燃焼式バーナの燃焼部が1次空気比10
0%に近づいた時点で不完全燃焼防止装置としてのセン
サーの抵抗値が急激に低下し、燃焼を停止させる。そし
てこのセンサーが作動する場合でも、1次燃焼室の開口
部でアフターバーニングしている分だけCO/CO2の値が従
来より低く、燃焼に余裕のある装置となる。
実施例 以下、本発明の一実施例の燃焼装置を図面を参照して説
明する。
明する。
第1図〜第3図に示すように、1、2は一体に並設した
大燃焼量の細長い大バーナと小燃焼量の細長い小バーナ
で、強燃焼時は両方とも燃焼させ、弱燃焼時は小バーナ
2のみを燃焼させる。3は大バーナ1及び小バーナ2の
1次燃焼室で上部には開口部4を有している。そしてこ
の1次燃焼室の下端は大バーナ1及び小バーナ2の外周
縁に巻きじめされている。5は仕切板で、重合した大バ
ーナ1と小バーナ2の縁上に沿って立設し、1次燃焼室
3の一部を仕切っている。6はSnO2からなるセンサー
で、1次空気比が100%に近づくと急激に抵抗値が低下
する特性を有している。そしてこのセンサー6は、小バ
ーナ2の側でかつ1次燃焼室3の手前の側壁に設けられ
ている。また、この仕切板5は、センサー6近くの大バ
ーナ1と小バーナ2の排ガスの流れを区分するために設
けられているもので、1次燃焼室3の開口部4の下及び
その前方には仕切板5は配設されておらず手前側(後
方)にのみ設けられている。
大燃焼量の細長い大バーナと小燃焼量の細長い小バーナ
で、強燃焼時は両方とも燃焼させ、弱燃焼時は小バーナ
2のみを燃焼させる。3は大バーナ1及び小バーナ2の
1次燃焼室で上部には開口部4を有している。そしてこ
の1次燃焼室の下端は大バーナ1及び小バーナ2の外周
縁に巻きじめされている。5は仕切板で、重合した大バ
ーナ1と小バーナ2の縁上に沿って立設し、1次燃焼室
3の一部を仕切っている。6はSnO2からなるセンサー
で、1次空気比が100%に近づくと急激に抵抗値が低下
する特性を有している。そしてこのセンサー6は、小バ
ーナ2の側でかつ1次燃焼室3の手前の側壁に設けられ
ている。また、この仕切板5は、センサー6近くの大バ
ーナ1と小バーナ2の排ガスの流れを区分するために設
けられているもので、1次燃焼室3の開口部4の下及び
その前方には仕切板5は配設されておらず手前側(後
方)にのみ設けられている。
低酸素濃度例えばO2=18%前後で、全一次燃焼式の1次
空気比が100%となるように、前記大バーナ1及び小バ
ーナ2の一次空気吸引用のダンパー径(図示せず)、そ
してガスを供給するノズル系(図示せず)等を決定した
とすると、02=18%前後でセンサー6の近傍は1次空気
比が100%に近づくので、センサー6は抵抗が急激に低
下し、燃焼を停止させる信号を送ることができる。一
方、1次燃焼室3で一度燃焼した燃焼ガスは1次燃焼室
3の開口部4で再度燃焼することになり、O2=18%より
もさらに低い酸素濃度下においてもCO/CO2の値は低く、
完全燃焼させることができる。
空気比が100%となるように、前記大バーナ1及び小バ
ーナ2の一次空気吸引用のダンパー径(図示せず)、そ
してガスを供給するノズル系(図示せず)等を決定した
とすると、02=18%前後でセンサー6の近傍は1次空気
比が100%に近づくので、センサー6は抵抗が急激に低
下し、燃焼を停止させる信号を送ることができる。一
方、1次燃焼室3で一度燃焼した燃焼ガスは1次燃焼室
3の開口部4で再度燃焼することになり、O2=18%より
もさらに低い酸素濃度下においてもCO/CO2の値は低く、
完全燃焼させることができる。
発明の効果 以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。
る。
(1)全一次燃焼方式の1次燃焼室の小バーナ側にSnO2
センサーをのぞませて、かつこのセンサーの上方には1
次燃焼室の開口部を設けて完全燃焼するようにしている
ので、センサーが作動してか2の値が悪化することがな
い。
センサーをのぞませて、かつこのセンサーの上方には1
次燃焼室の開口部を設けて完全燃焼するようにしている
ので、センサーが作動してか2の値が悪化することがな
い。
(2)センサーの近傍に大バーナと小バーナを区分する
仕切板が設けてあるので、大バーナの点火及び消火時に
排気ガスがゆらいで一時的に未燃ガスや排気ガスのCO等
がセンサーに当たって誤動作するのを防止することがで
きる。
仕切板が設けてあるので、大バーナの点火及び消火時に
排気ガスがゆらいで一時的に未燃ガスや排気ガスのCO等
がセンサーに当たって誤動作するのを防止することがで
きる。
(3)センサーを仕切板で区分された小バーナ側に配置
したので大・小バーナの燃焼している強燃焼時でも、小
バーナのみ燃焼している弱燃焼時においても、O2=18%
前後でセンサーを、ともに作動させることができる。
したので大・小バーナの燃焼している強燃焼時でも、小
バーナのみ燃焼している弱燃焼時においても、O2=18%
前後でセンサーを、ともに作動させることができる。
第1図は本発明の一実施例におけるバーナの要部断面
図、第2図は同バーナの上面図、第3図は同バーナの断
面図、第4図は従来のバーナの断面図である。 1……大バーナ、2……小バーナ、3……1次燃焼室、
4……開口部、5……仕切板、6……SnO2センサー。
図、第2図は同バーナの上面図、第3図は同バーナの断
面図、第4図は従来のバーナの断面図である。 1……大バーナ、2……小バーナ、3……1次燃焼室、
4……開口部、5……仕切板、6……SnO2センサー。
Claims (1)
- 【請求項1】一体に並設された小燃焼量の全一次燃焼式
の小バーナと大燃焼量の全一次燃焼式の大バーナと、前
記大バーナと前記小バーナとの間の一部を区分する仕切
板と、前記大バーナと前記小バーナの一次炎を囲むよう
に設けられ開口部を有する1次燃焼室と、前記一次燃焼
室の前記小バーナ側にのぞませたSnO2からなるセンサー
とを備えた燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068710A JPH0692816B2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60068710A JPH0692816B2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 燃焼装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61228222A JPS61228222A (ja) | 1986-10-11 |
JPH0692816B2 true JPH0692816B2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=13381605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60068710A Expired - Lifetime JPH0692816B2 (ja) | 1985-04-01 | 1985-04-01 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0692816B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0624659Y2 (ja) * | 1989-06-13 | 1994-06-29 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
JP5349983B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2013-11-20 | リンナイ株式会社 | 燃焼装置 |
-
1985
- 1985-04-01 JP JP60068710A patent/JPH0692816B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61228222A (ja) | 1986-10-11 |
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