JP2626086B2 - 自動販売機の飲料加熱装置 - Google Patents

自動販売機の飲料加熱装置

Info

Publication number
JP2626086B2
JP2626086B2 JP1233852A JP23385289A JP2626086B2 JP 2626086 B2 JP2626086 B2 JP 2626086B2 JP 1233852 A JP1233852 A JP 1233852A JP 23385289 A JP23385289 A JP 23385289A JP 2626086 B2 JP2626086 B2 JP 2626086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
beverage
hot water
discharged
tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1233852A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03102494A (ja
Inventor
久直 森
信雄 辻
嘉高 別府
章徳 多和
勝敏 橋口
輝男 小池
仁志 岡部
英一 郡浜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP1233852A priority Critical patent/JP2626086B2/ja
Publication of JPH03102494A publication Critical patent/JPH03102494A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2626086B2 publication Critical patent/JP2626086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vending Machines For Individual Products (AREA)
  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、缶容器の飲料あるいはカップ容器の飲料
を加熱するための自動販売機の飲料加熱装置に関する。
[従来の技術] 缶容器の飲料を加熱する装置としては、電磁誘導コイ
ルを用いて商品を一定温度に誘導加熱するものが知られ
ており、又、カップ容器の飲料の加熱装置としては、サ
ーミスタで検出した温度に基づきタンク内の水をヒータ
により一定温度に加熱制御されており、販売時、タンク
内の温水を原料のシロップ等とともにミキシングボール
もしくは直接カップへ吐出している。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来の加熱装置においては、飲料の温度は固
定されているため、もし、高い目の温度に設定してあれ
ば、猫舌の人にとっては熱くて飲めないばかりか手で商
品を持つこともできず、一方、低い目の温度に設定して
あれば、熱い飲料を飲みたいと思っていた人にはもの足
りなく感じ、又、寒い時候であれば、熱い目に設定しな
いと直ぐに冷えてしまうといった欠点があった。
この発明は、上述した問題点をなくすためになされた
ものであり、所望の温度とした飲料を提供できる自動販
売機の飲料加熱装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 第1の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第1
図に示すごとく、販売時、記憶手段51より読み出した標
準の通電時間Tsに基づき誘導加熱コイル52にて缶容器の
飲料53を誘導加熱する自動販売機において、 所望の加熱温度を選択する加熱温度選択手段54と、 前記加熱温度選択手段54で選択された加熱温度に飲料
が加熱されるよう、上記標準の通電時間Tsを補正する補
正手段55と、 を備える。
第2の発明(請求項1)になる自動販売機の飲料加熱
装置は、第2図に示すごとく、販売時に、温水タンク61
にて所定の温度に加熱した温水及び、原料タンク62内の
シロップ又は粉末原料を所定量づつミキシングボール64
に吐出し混合した飲料をカップ63に吐出するようにした
自動販売機において、 飲料の加熱温度を選択する飲料温度選択手段65と、 前記飲料温度選択手段65で選択された飲料温度に飲料
が加熱されるよう、上記温水タンク61より吐出した温
水、またはカップ63に吐出する飲料を再加熱する加熱手
段66とを備える。
第3の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第3
図に示すごとく、販売時に、温水タンク61にて所定の温
度に加熱した温水及び、原料タンク62内のシロップ又は
粉末原料を所定量づつミキシングボール64に吐出し混合
した飲料をカップ63に吐出するようにした自動販売機に
おいて、 冷水を蓄える冷水タンク67と、冷水タンク67より冷水
を上記ミキシングボール64に吐出するバルブBと、飲料
の温度を選択する飲料温度選択手段68と、販売する飲料
が飲料温度選択手段68で選択した飲料温度となるよう、
前記バルブBの開時間を制御するバルブ制御手段69とを
備えたことを特徴とする。
第4の発明になる自動販売機の飲料加熱装置は、第4
図に示すごとく、販売時に、温水タンク61にて所定の温
度に加熱した温水及び、原料タンク62内のシロップ又は
粉末原料を所定量づつカップ63に吐出し混合するカップ
内ミキシング方式の自動販売機において、 冷水を蓄える冷水タンク67と、冷水タンク67より冷水
を上記カップ63に吐出するバルブBと、飲料の温度を選
択する飲料温度選択手段68と、販売する飲料が飲料温度
選択手段68で選択した飲料温度となるよう、前記バルブ
Bの開時間を制御するバルブ制御手段69とを備えたこと
を特徴とする。
第5の発明(請求項2)になる自動販売機の飲料加熱
装置は、第5図に示すごとく、温水タンク61にて所定の
温度に加熱した温水及び、原料タンク62内のシロップ又
は粉末原料を所定量づつ吐出し混合するとともに、更に
冷水タンク67よりの冷水を吐出して所望の温度としたカ
ップ飲料を販売する自動販売機であって、 飲料温度を選択するための飲料温度選択手段68と、 上記温水タンク67内の温水温度及び外気温をそれぞれ
検出する温水温度検出手段70及び外気温検出手段71と、 温水温度検出手段70で検出された温水温度と飲料温度
選択手段68で選択された温度との差を演算する温度差演
算手段72と、 前記温度差演算手段72で演算された温度差に対し、選
択された飲料温度となるよう、水冷タンク67よりの冷水
を吐出するバルブBの開時間を記憶するバルブ開時間記
憶手段73と、 バルブ開時間記憶手段73より読み出したバルブBの開
時間を、外気温検出手段71で検出された外気温に基づき
補正する補正手段74とを備えたことを特徴とする。
第6の発明(請求項3)になる自動販売機の飲料加熱
装置は、第16図に示すごとく、温水タンク61にて所定の
温度に加熱した温水及び、原料タンク62内のシロップ又
は粉末原料を所定量づつ吐出し混合するとともに、更に
冷水タンク67よりの冷水を吐出して所望の温度としたカ
ップ飲料を販売する自動販売機であって、 飲料温度を選択するための飲料温度選択手段68と、 上記温水タンク61内の温水温度を検出する温水温度検
出手段70と、 温水タンク61より吐出される温水が、標準の飲料温度
となるよう、温水温度検出手段70で検出された温水温度
に対応して、冷水タンク67より冷水を吐出するバルブB
の標準開時間を記憶するバルブ開時間記憶手段73と、 前記飲料温度選択手段68で選択された温度の飲料が得
られるよう、前記標準開時間を補正する補正手段74とを
備えたことを特徴とする。
[作用] 第1の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、販
売時に記憶手段51より読み出された標準の通電時間Ts
が、加熱温度選択手段54で選択される温度、例えば標準
温度より“熱い”あるいは“ぬるい”かによって長い目
に、あるいは短い目に補正され、その補正された通電時
間Ts′の間、誘電加熱コイル52に通電されるので、缶容
器の飲料53は所望の温度に誘導加熱される。
第2の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、温
水タンク61より吐出したぬるい目の温水は、例えば、温
水タンク61の吐出配管Pの途中に加熱手段66を有するサ
ブタンクQにて再加熱された後、原料タンク62よりの原
料とともにミキシングボールに吐出されて混合され、そ
の後に飲料としてカップ63に吐出されるが、この販売さ
れる飲料が、飲料温度選択手段65で選択した温度となる
ように、温水タンク61より吐出された温水、またはミキ
シングボール64からカップ63に吐出される飲料がサブタ
ンクQにて加熱手段66で再加熱される。
第3の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、温
水タンク61及び原料タンク62よりミキシングボールに吐
出された、熱い目の温水と原料と混合した飲料が、飲料
温度選択手段68で選択した所望の温度となるように、バ
ルブBがバルブ制御手段69によって所定の時間開放さ
れ、冷水タンク67より冷水がミキシングボール64に吐出
されることにより、飲料は前記所望の温度に冷却され
る。
第4の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、温
度タンク61および原料タンク62よりカップ63に吐出され
た、熱い目の温水と原料とを混合した飲料が、飲料温度
選択手段68で選択した所望の温度となるように、バルブ
Bがバルブ制御手段69によって所定の時間開放され、冷
水タンク67から冷水も併せてカップ63に吐出されること
により、カップ内の飲料は前記所望の温度に冷却され
る。
第4発明(第3発明でも同じ)では、温水タンク61内
の温水温度を一定とみなしたが、実際には下限温度と上
限温度との間で変動し、それに応じて飲料温度もも僅か
ながら変動する。この不具合を解消するのが第5発明お
よび第6発明である。
第5の発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、バ
ルブ開時間記憶手段73は、外気温を例えば春あるいは秋
の標準温度としたときのバルブBの開時間を記憶してお
り、従って、外気温検出手段71で標準温度が検出された
ときは、温度差演算手段72で演算された温水温度と選択
した飲料温度との温度差に基づき、バルブ開時間記憶手
段73から読み出されたバルブ開時間T0の間、バルブBが
開にされ冷水タンク67より冷水が吐出される。一方、外
気温検出手段71で前記標準温度より高い温度が検出され
たとすると、前記バルブ開時間T0は、補正手段74でT
1(>T0)に補正され、逆に、外気温が標準温度より低
ければ、前記バルブ開時間T0はT2(<T0)に補正される
ので、カップ63に吐出された飲料は、温水タンク61内の
温水温度および外気温に拘わらず飲料温度選択手段68で
選択した一定の温度に保たれる。
第6発明になる自動販売機の飲料加熱装置では、バル
ブ開時間記憶手段73にて、温水温度検出手段70で検出し
た温水温度と標準飲料温度との温度差に対する冷水バル
ブの標準開時間を読み出す。飲料温度選択手段68による
飲料温度の選択がなければ、前記の標準開時間に従って
バルブBが開にされるが、飲料温度の選択があった場合
には、補正手段74により、前記標準開時間が補正され
る。これにより、温水温度に拘わらず、飲料温度選択手
段68で選択した温度の飲料を提供できる。
[実施例] 第1の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施
例を第6図に示している。
1は、CPU(中央処理装置)からなる制御装置であ
り、以下に記す各装置を集中制御する。2は、投入した
金銭を計数するとともに、商品販売後に釣銭を払い戻す
金銭計数機である。3は、所望の商品を選択する商品選
択釦であり、4は、所望の飲料温度を選択するための飲
料温度選択釦であり、この実施例では、[熱い]、[や
や熱い]、[標準]、[ややぬるい]、[ぬるい]の5
種類の飲料温度を選択できる。5は、販売商品を種別に
収納する商品収納ラックであり、6は、商品収納ラック
5より搬出された缶容器の商品を誘導加熱する誘導加熱
コイルであり、6aは、誘導加熱コイル6に実際に商品が
搬出されたか否かを検出する商品検出スイッチである。
7は、誘導加熱コイル6の電源であり、8は、電源7を
制御する加熱制御部である。9は、誘導加熱コイル6に
より加熱された商品が搬出される販売口である。
又、上記制御装置1には、各商品を標準の加熱温度に
加熱するのに必要な通電時間Tsを商品別に記憶するROM
(リード・オンリー・メモリ)1aと、ROM1aより読み出
された通電時間Tsがセットされると、その通電時間Tsを
計時するタイマー1bと、飲料温度選択釦4が押されたと
き、タイマー1bにセットされる通電時間Tsを、希望した
熱い温度あるいは、ぬるい温度に応じて加減する補正部
1bとを備える。この実施例では、[標準]飲料温度選択
釦4cが押されたときは、ROM1aに記憶されていた標準通
電時間Tsでもって加熱されるが、[やや熱い]、[熱
い]の飲料温度選択釦4a,4bが押されたときは、前記標
準通電時間Tsに対し、それぞれ+10%,+20%づつ長く
なる。一方、[ややぬるい]、[ぬるい]の飲料温度選
択釦4d,4eが押されたときは、標準通電時間Tsより、そ
れぞれ−10%,−20%づつ短くなる。
次に上記の装置の動作を第7図のフローチャートに従
い説明する。
販売金額に達するコイルが金銭計数機2に投入される
と、ステップS1からステップS2に進み、飲料温度選択釦
4による割り込み入力が許可され、ステップS3で商品選
択釦3の押動を待つ。販売可能な商品選択釦3(例えば
3aとする)が押されれば、ステップS4にて選択した商品
が商品収納ラック5より誘導加熱コイル6上に搬出され
る。次のステップS5では、商品検出スイッチ6aのオンに
より、商品が実際に誘導加熱コイル6上に搬出されたか
否かが判定される。実際に商品が搬出されなかったとき
は、商品搬出機構の不良と判定され、ステップS6におい
て、前記入金した額が金銭計数機2より払い戻され、売
り切れ等の表示をして販売が停止される。
一方、誘導加熱コイル6に商品が搬出されたときは、
ステップS5からステップS7に進み、選択した商品に対す
る標準の通電時間Ts(例えば10秒)がROM1aより読み出
され、ステップS8でその通電時間Tsとして10秒がタイマ
ー1bにセットされる。尚、ステップS3での商品選択釦3
の押動前に飲料温度選択釦4のうち、例えば[熱い]飲
料温度選択釦4aを押したとすると、通電時間として、10
秒に20%(2秒)加算した12秒が補正部1bで演算され、
この補正された通電時間Ts′がステップS8にてタイマー
1bにセットされる。
タイマー1bがセットされれば、ステップS9にて誘導加
熱コイル6に通電が開始され商品が加熱されるととも
に、ステップS10でタイマー1bにセットされた時間が減
算される。ステップS11ではTs/2、つまり、10/2=5秒
を計時したか否かが判定され、5秒を計時すれば、ステ
ップS12で飲料温度選択釦4による割り込み入力が禁止
される。更にステップS13では、タイマー1bにセットさ
れた通電時間をタイムアップしたか否かが判定され、前
記通電時間をタイムアップするまでステップS10〜ステ
ップS13のループを回り、商品の加熱が継続される。
さて、飲料温度選択釦4の押動によりタイマー1bに通
電時間Ts′として12秒がセットされている場合、12秒が
タイムアップされると、ステップS13からステップS14へ
と進み、誘導加熱コイル6への通電が停止され、ステッ
プS15にて商品が販売口9に搬出され、そしてステップS
16で、釣銭がある場合には金銭計数機2より払い戻さ
れ、販売が終了する。
一方、飲料温度選択釦4が押されず、タイマー1bに標
準の通電時間Tsとして10秒がセットされているときは、
通電後であっても、5秒が経過する前であれば、飲料温
度選択釦4の割り込み入力が許可されている。この間に
例えば、[ややぬるい]飲料温度選択釦4dを押したとす
ると、通電時間を補正するために、タイマー1bにおける
減算されつつあるセット時間から標準通電時間10秒の10
%、つまり1秒が差し引かれる。従って、この場合は、
通電開始後9秒でタイムアップが完了し、通電が停止さ
れる。
ここで述べた自動販売機のごとく、販売時に商品を加
熱するタイプのものであれば、販売まで加熱のために10
秒前後かかるので、この実施例では、商品が選択されれ
ば、飲料温度選択釦4の押動を待たず、直ちに加熱を開
始するようにし、加熱後より所定の時間が経過するまで
は、加熱温度選択釦4による押動を受け付けるようにし
て、販売時間が長くなるのを抑えた。
第2の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施
例を第8図(A)に示している。
11は、CPU(中央処理装置)からなる制御装置であ
り、以下に記す各装置を集中制御する。12は、所望の商
品を選択する商品選択釦であり、13は、所望の加熱温度
を選択するための飲料温度選択釦であり、前実施例と同
様、[熱い]、[やや熱い]、[標準]、[ややぬる
い]、[ぬるい]の5種類の飲料温度を選択できる。14
は、温水を蓄えるメインタンクであり、15は、前記メイ
ンタンク14内の温水を加熱するたるめの加熱装置であ
り、メインタンク14内に設けられたサーミスタ14aによ
り検出温度に基づき温水は一定温度(この実施例では
“ぬるい”温度)に保たれる。16は、バルブB1を介しメ
インタンク14より吐出されたカップ一杯分の温水を受け
るサブタンクであり、17は、サブタンク16に吐出された
温水を所望の温度に加熱するための加熱ヒータである。
18は、それぞれシロップ原料を蓄えるシロップタンクで
ある。19は、バルブB2を介しサブタンク16より吐出され
た温水と、いずれかのバルブB4〜Bxを介しシロップタン
ク18より吐出されたシロップとを混合するためのミキシ
ングボールであり、ミキシングボール19で混合された飲
料はバルブB3を介してカップ20に吐出される。
又、上記制御装置11には、所定量の温水及びシロップ
を吐出させるために、上記各バルブの開放時間を記憶す
るROM(リード・オンリー・メモリ)11aと、飲料温度選
択釦13が押されたとき、選択した釦13a〜13eに応じ、サ
ブタンク16内の温水が所定の温度に加熱されるよう、加
熱ヒータ17に対する通電時間を記憶する通電時間記憶部
11bとを備える。
この実施例では、[ぬるい]飲料温度選択釦13eが選
択されたときの加熱ヒータ17への通電時間は0秒であ
り、[ややぬるい]、[標準]、[やや熱い]、[熱
い]の各飲料温度選択釦13d〜13aが選択されたときの通
電時間は、それぞれ、3秒,4秒,5秒,6秒となっている。
次に上記構成になる装置の動作を第9図のフローチャ
ートに従い説明する。
販売金額に達するコインが金銭計数機(不図示)に投
入されると、ステップS21からステップS22に進み、飲料
温度選択釦13による割り込み入力が許可され、ステップ
S23で商品選択釦12の押動を待つ。販売可能な商品選択
釦12(例えば12aとする)が押されれば、ステップS24に
てカップ20が所定の位置に搬出され、そしてステップS2
5でメインタンク14よりカップ一杯分の温水をサブタン
ク17に吐出させるために、バルブB1が所定時間開にされ
る。
次のステップS26では、飲料温度選択釦13が押された
か否かが判定される。この時点で飲料温度選択釦13が既
に押されていれば、ステップS26からステップS27に進
み、[標準]飲料温度選択釦13cが選択されたか否かが
判定され、13c以外の飲料温度選択釦が選択された場合
は、その選択した釦13a,13b,13dあるいは13eに応じ、そ
れぞれステップS28〜S31に進む。例えば、[ぬるい]飲
料温度選択釦13eを選択した場合は、メインタンク14に
て“ぬるい”温度に加熱されていた温水をそのまま吐出
すればよいので、加熱ヒータ17に対する通電時間は0秒
であり、又、[熱い]飲料温度選択釦13aが選択された
ときは、ステップS28にて加熱ヒータ17に6秒通電され
ることにより、サブタンク17内の温水は、所望の“熱
い”温度まで再加熱される。一方、ステップS27の判定
で[標準]飲料温度選択釦13cが押されていれば、ステ
ップS27からステップS35に進み、加熱ヒータ17に4秒間
通電される。
このようにして加熱ヒータ17による再加熱が済めば、
ステップS32にて、商品選択釦12aで選択した商品に対す
るシロップを吐出させるためにバルブB4〜Bxのいずれか
が所定時間開となり、シロップがミキシングボール19に
吐出されるとともに、バルブB2が開にされ、サブタンク
16内の温水がミキシングボール19に吐出される。その
後、ステップS33にてバルブB3が開にされることによ
り、ミキシングボール19にて混合された飲料がカップ20
に吐出される。
一方、ステップS26の判定の時点で飲料温度選択釦13
が押されていなかったときは、ステップS34の判定によ
り、所定の時間内に飲料温度選択釦13が押動されるのを
待つ。この所定時間内に飲料温度選択釦13が押されれ
ば、前述したステップS27以降に進むが、前記所定時間
が経過しても飲料温度選択釦13が押されなかったとき
は、ステップS34からステップS35に進むことにより、
[標準]の飲料温度が設定されるようになっている。
この実施例のごとく、メインタンク14における温水を
“ぬるい”温度とすれば、メインタンク14よりの熱放射
が少なくなり、加熱装置15の消費電力を少なくできるの
で省エネルギー効果が得られる。
第8図(B)は、第2の発明の別の実施例を示してい
る。この実施例では、上記の飲料温度選択釦の代わり
に、あつい目温度釦13′が設けられ、又、加熱ヒータ17
を有するサブタンク16は、ミキシングボール19よりカッ
プ20に対して吐出される飲料を選択的に加熱できるよう
に、バルブB1′を介して配管経路に設けられる。又、メ
インタンク14より吐出した温水とシロップとが混合され
てカップ20に吐出される飲料が標準温度となるように、
メインタンク14内の温水は、“標準”の温度に加温され
いる。尚、このサブタンク16では、飲料が通過する間、
加熱ヒータ17に通電されるようになっているので、上記
の通電時間記憶部11bは不要となっている。
次に第8図(B)の装置の動作を説明する。
所定額のコインが投入され、商品選択釦12が押される
と、選択した飲料のシロップタンク18のバルブB4〜Bxの
いずれかが所定時間開になり、シロップがミキシングボ
ール19に吐出されると同時にバルブB1が開になり、メイ
ンタンク14から温水がミキシングボール19に吐出され、
このミキシングボール19内にてシロップと温水とが攪拌
される。前記の商品選択釦12が押されてからミキシング
ボール19での攪拌が終了するまで数秒を要し、この間に
あつい目温度釦13′の押動を待ち、このあつい目温度釦
13′が押されなかったときは、標準温度の飲料販売とな
り、前記攪拌終了後にバルブB3が開となり、ミキシング
ボール19より標準温度の飲料がカップ20に吐出される。
一方、あつい目温度釦13′が押されたときは、前記の
攪拌終了後、バルブB3の代わりにバルブB1′が開になる
とともに、加熱ヒータ17に通電されるので、ミキシング
ボール19よりの飲料は、サブタンク16にて加熱され、カ
ップ20にあつい目の温度の飲料が吐出される。
第3の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施
例を第10図に示しており、第8図と同一の部分には同一
の符号を付している。
14′は、温水を蓄える温水タンクであり、加熱装置15
によりタンク内の温水は“熱い”温度に加熱されてい
る。B11は、温水タンク14内の温水をミキシングボール1
9へ吐出させるためのバルブである。21は冷水を蓄える
冷水タンクであり、内部のサーミスタ21aの検出温度に
基づき冷却機22により、冷水は一定温度に保たれる。B
12は、冷水タンク21内の冷水を吐出させるためのバルブ
である。尚、これらの冷水タンク21及び冷却機22は、コ
ールド飲料販売のための装置を代用することができる。
又、制御装置11内には、この装置の制御に必要なプログ
ラムを格納するROM11aを備えるとともに、温水タンク1
4′よりの熱い温水、冷水タンク21よりの冷水及びシロ
ップタンク18よりのシロップの混合による飲料が飲料温
度選択釦13で選択した温度となるよう、温水及び冷水の
吐出バルブB11及びB12のそれぞれの開時間を、選択釦13
a〜13eの各温度毎に記憶している。開放時間記憶部11
b′を備える。
次に上記構成になる装置の動作を第11図のフローチャ
ートに従い説明する。尚、ステップS41〜S44は、第9図
に於けるステップS21ないしS24と同じで、商品が選択さ
れ、カップ20が所定位置に搬出されると、次のステップ
S45にて、選択した商品のシロップが吐出される。ステ
ップS46では、飲料温度選択釦13が押されたか否かが判
定される。
[標準]飲料温度選択釦13c以外の飲料温度選択釦が
選択された場合は、その選択した釦13a,13b,13dあるい
は13eの温度に対して記憶されていたバルブB11,B12
開放時間がそれぞれ読み出され、それぞれステップS48
〜S51にて、バルブB11,B12が開放される。[熱い]飲
料温度選択釦13aが押されたときは、冷水を入れる必要
はないのでバルブB11のみ開放される。
一方、ステップS47の判定で[標準]飲料温度釦13cが
押されたときは、ステップS47からステップS53に進み、
又、飲料温度選択釦13が押されなくても所定時間が経過
すれば、ステップS46からステップS52を通り、ステップ
S53に進む。ステップS53では、[標準]飲料温度に対す
るバルブB11,B12の開放時間に基づきバルブが開放され
る。
このようにしてミキシングボール19内の飲料が所望の
温度になれば、ステップS54にてバルブB3が開にされ、
ミキシングボール19内の飲料がはカップ20に吐出され
る。
なお、この実施例では、温水と冷水との合計の吐出量
を一定としたが、冷水の吐出量はそれほど多くはないの
で、温水の吐出量を一定にしてもよい。その場合は、飲
料温度選択釦13の押動を待たずに温水の吐出が行えるの
で、販売時間を短縮できる。
第12図は、本願発明者が特願昭61−231973号にて開示
したカップ式飲料自動のカップ内攪拌装置の全体構成図
を示しており、この第11図を引用して第4の発明になる
自動販売機の飲料加熱装置の一実施例を説明する。
31は、自動販売機のキャビネット、32は、その前面に
開口した商品取出口であり、キャビネット31の内部に
は、前記商品取出口32に通じる例えばコンベア式のカッ
プ搬送機構33が装備されており、かつ、このカップ搬送
機構33の搬送経路途上に指定した各ステーションA〜D
に対応してカップ供給装置34、粉末原料35を種類別に収
容した原料タンク36の原料シュータ37、カップ内に向け
て粉末原料を溶解させる飲料用水としての湯を噴出注入
する噴射ノズル38、希釈用冷水供給ライン39の供給ノズ
ル40、及び製氷機41の氷シュータ42等が配置されてい
る。尚、43は、冷水供給ライン39及び製氷機41への給水
用水リザーバ、44は冷水ポンプ、45は冷却機46を装備し
た冷却水槽である。又、前記噴射ノズル38にはヒータ内
臓の温水タンク47より加圧送水ポンプ48を介して給湯ラ
イン49が接続配管される。
尚、この自動販売機を制御する制御装置や、商品選択
釦及び飲料温度選択釦等は、第9図とほぼ同様なので、
第11図では省略している。尚、冷水ポンプ44及び加圧送
水ポンプ48は、第9図のバルブB12とB11とに対応し、そ
れ故、第9図でバルブの開放時間を記憶していた開放時
間記憶部11b′に対応して、第11図における制御装置に
は、前記ポンプ44,48への運転時間を飲料温度別に記憶
する運転時間記憶部(11b″とする)が備えられる。
次に上記構成になる自動販売機の制御動作を説明す
る。
商品選択釦が選択され、販売指令が与えられると、カ
ップ供給装置34からカップ50がステーションAでカップ
搬送機構33に搬出される。続くカップ搬送工程の途上、
ステーションBでは、選択された商品の粉末原料35が原
料タンク36よりカップ内に投入され、更に次のステーシ
ョンCにて、カップ内へ所定量の熱い目の温水が加圧送
水ポンプ48の運転により噴射ノズル38を通じて噴出給水
される。ここで吐出される温水量は、つまり、加圧送水
ポンプ48の運転時間は、飲料温度選択釦13で選択した温
度に基づき、前記の運転時間記憶部11b″より読み出さ
れた時間であり、[熱い]飲料温度選択釦13aを選択し
たときは、カップ1坏分の湯が吐出され、[やや熱い]
飲料温度選択釦13b〜[ぬるい]飲料温度選択釦1eを選
択したときは、後で吐出する冷水の分だけ少なくなり、
[ぬるい]飲料温度選択釦13eを選択したとき、吐出湯
量は最も少なくなる。
このようにして粉末原料35が温水の噴射により攪拌さ
れると、次にステーションDにて、運転時間記憶部11
b″で記憶された、飲料温度別の運転時間に基づき冷水
ポンプ44が運転されることにより、給水ノズル40を通じ
て冷水タンク45の冷水が吐出される。これにより、カッ
プ内の飲料は、所望の温度となり、次に、カップ50は、
商品取出口32のステーションEに搬送される。尚、[熱
い]飲料温度選択釦13aを選択したときは、冷水の吐出
を行わないので、カップ50は、ステーションCでの温水
吐出の後直ちにステーションEに搬送される。
又、コールド飲料の販売のときは、カップ50は、ステ
ーションCにて、粉末原料35を溶かすに必要な量の温水
が吐出され、その後、ステーションDにて冷水、あるい
は冷水とともに製氷器41よりの氷が吐出される。
第5の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施
例を第13図に示しており、第10図と同一の部分には同一
の符号を付している。
飲料温度選択釦13において、[熱い]飲料温度選択釦
13a〜[ぬるい]飲料温度選択釦13eの5個の各選択釦
は、90℃,85℃,80℃,75℃,70℃の各飲料温度が選択でき
るようになっている。又、温水タンク14′内の温水は、
サーミスタ14aによる温度検出により、ほぼ90℃前後に
保たれるようになっている。
11cは、前記サーミスタ14aが検出された温水温度と、
飲料温度選択釦13で選択された飲料温度との差を演算す
る演算部であり、11b″は、冷水タンク21より冷水を吐
出させるためのバルブB12の開時間を記憶するバルブ開
時間記憶部であり、外気温が標準温度のときに、冷水の
吐出により、温水タンク14′内の温水が飲料温度選択釦
13で選択した飲料温度となるよう、(温水温度−飲料温
度)の温度差に対応して、バルブ開時間を記憶してい
る。23は、外気温を検出するサーミスタである。11d
は、バルブ開時間記憶部11b″より読み出された、標準
温度(外気温20℃とした)でのバルブ開時間を、サーミ
スタ23で検出された外気温に従って補正する補正部であ
る。
次に上記構成の装置の動作を説明する。
今、サーミスタ14aの検出により、温水タンク14′内
の温水温度が90℃のときに、70℃の[ぬるい]飲料温度
選択釦13eを選択したとき、演算部11cにより、温水温度
と飲料温度との温度差20℃が演算される。第14図は、バ
ルブ開時間記憶部11b″に記憶されている、温度差に対
する標準温度時におけるバルブ開時間、つまり冷水吐出
量の関係を示しており、温度差が20℃であれば冷水吐出
量はQ0となる。このとき、サーミスタ23で検出された外
気温が標準温度である20℃であったとすると、補正部11
dによる補正はなく、冷水吐出量はQ0であるが、外気温
が標準温度より低いときは、補正部11dにおいて、第15
図に示した補正ラインYに基づき、バルブ開時間記憶部
11b″よりのバルブ開時間が補正され、冷水吐出量はQ0
より少なくなり、逆に、外気温が高ければ、冷水吐出量
はQ0より多くなる。
この実施例で温水タンク14′内の温水温度を検出した
のは以下の理由による。
温水温度は一定温度に保たれているわけではなく、あ
る温度範囲内で温度が上下し、従って販売される飲料の
温度も温水温度に追従して変化する。そこで、サーミス
タ14aにより、温水温度を検出し、この検出温度に基づ
き適正な冷水吐出量を求めている。更に前記の冷水吐出
量を、検出した外気温でもって補正しており、その結
果、温水温度及び外気温に拘わらずカップ20には、飲料
選択釦13で選択した温度の飲料が吐出される。
第6の発明になる自動販売機の飲料加熱装置の一実施
例を第17図に示しており、第13図の装置と同一の部分に
ついては同一の符号を付している。
飲料温度選択釦としては、標準の飲料温度より、あつ
い目あるいはぬるい目の温度を選択するための釦13′及
び13″が設けられ、又、バルブ開時間気温部11eでは、
サーミスタ14aで検出された温水タンク14′の温度を、
高温、中温、低温の3つの温度区分し、これらの各温度
の温水が標準温度に冷却されるように、冷水吐出用のバ
ルブB12の標準開時間を記憶しており、そして、あつい
目温度釦13′あるいは、ぬるい目温度釦13″が選択され
たとき、選択した所望の温度の飲料が得られるように、
前記標準開時間が補正部11dにて補正されるよになって
いる。
次に上記構成の装置の動作を第18図のフローチャート
に基づき説明する。
まず、ステップS61にてサーミスタ14aにより温水タン
ク14′内の温水温度が検出され、ステップS62,S63にお
いて、温水温度が、低温か中温か高温かのいずれの温度
範区分あるのかが判定され、それぞれの温度に対応して
ステップS64,S65,S66において、標準の温度に冷却する
のに要するバルブ開時間、即ち冷水吐出量がバルブ開時
間記憶11eより読み出される。ステップS67では、温水タ
ンク14′より吐出すべき温水量として、1カップ分の湯
量から、ステップS64〜S66で求められた冷水量を減じた
量が演算される。
次のステップS68,S69では、あつい目温度釦13′、あ
るいは、ぬるい目温度釦13″が押されたか否かが判定さ
れ、ぬるい目温度釦13″を押したときは、ステップS70
にて、補正部11dにより、元の標準温度の温水からぬる
い目温度の飲料が得られるように、前記のステップにて
求められた冷水吐出量(バルブ開時間)が多い目に補正
され、ステップS71では、前記ステップS67で求められた
吐出湯量も冷水吐出量の変化に伴い少ない目に補正され
る。又、あつい目温度釦13′を押したときは、ステップ
S72,S73において、同様に冷水吐出量が少ない目に補正
され、湯量は多い目に補正される。一方、ぬるい目温度
釦13″及びあつい目温度釦13′のいずれも押されなかっ
たときは、標準温度の飲料販売として、ステップS64〜S
66で求められた冷水吐出量、及びステップS67で求めら
れた湯量となる。
ステップS74では、バルブB4〜Bxのいずれかが開とな
り、シロップタンク18から原料としてシロップが所定量
ミキシングボール19に吐出され、前記求められた湯量及
び冷水がステップS75,S76においてそれぞれ吐出され
る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明は、飲料温度を購入時
に随意に選択できるようにしたので、顧客の好みに応じ
て所望の温度を選択することができ、顧客に対してきめ
のこまかいサービスを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明になるクレーム対応図、第2図は、
第2の発明になるクレーム対応図、第3図は第3の発明
になるクレーム対応図、第4図は、第4の発明になるク
レーム対応図、第5図は、第5の発明になるクレーム対
応図、第6図は、第1の発明における一実施例に示す制
御ブロック図、第7図は、第6図の装置の制御動作を示
すフローチャート、第8図(A)は、第2の発明におけ
る一実施例を示す制御ブロック図、第8図(B)は、第
2の発明における別の実施例を示す制御ブロック図、第
9図は、第8図の装置の制御動作を示すフローチャー
ト、第10図は、第3の発明における一実施例を示す制御
ブロック図、第11図は、第10図の装置の制御動作を示す
フローチャート、第12図は、第4の発明における一実施
例を示す自動販売機の構成図、第13図は、第5の発明に
おける一実施例を示す制御ブロック図、第14図は、第13
図におけるバルブ開時間記憶部に記憶された温度差に対
する冷水吐出量を示す図、第15図は、第13図の補正部に
おける外気温に対する吐出量の補正を示す図、第16図
は、この第6の発明になるクレーム対応図、第17図は、
第6の発明における一実施例を示す制御ブロック図、第
18図は、第17図の装置の動作を示すフローチャートであ
る。 1,11…制御装置、1a,11a…ROM、1b…タイマー、1c,11d
…補正部、11b…通電時間記憶部、11b′…開放時間記憶
部、11b″,11e…バルブ開時間記憶部、11c…演算部、3,
12…商品選択釦、4,13…加熱温度選択釦、5…商品収納
ラック、6…誘導加熱コイル、7…電源、8…加熱制御
部、12…商品選択釦、13…飲料温度選択釦、13′…あつ
い目温度釦、13″…ぬるい目温度釦、14…メインタン
ク、14′…温水タンク、14a…サーミスタ、15…加熱装
置、16…サブタンク、17…加熱ヒータ、18…シロップタ
ンク、19…ミキシングボール、20…カップ、B…バル
ブ、21…冷水タンク、22…冷却器、23…サーミスタ、34
…カップ供給装置、36…原料タンク、38…噴射ノズル、
44…冷水ポンプ、45…冷水タンク、46…冷却機、48…加
圧送水ポンプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 多和 章徳 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 橋口 勝敏 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 小池 輝男 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 岡部 仁志 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 郡浜 英一 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭60−27995(JP,A) 特開 昭52−42200(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】販売時に、温水タンクにて所定の温度で加
    熱した温水及び、原料タンク内のシロップ又は粉末原料
    を所定量つづミキシングボールに吐出し混合した飲料を
    カップに吐出するようにした自動販売機において、 飲料の加熱温度を選択する飲料温度選択手段と、 前記飲料温度選択手段で選択された飲料温度に飲料が加
    熱されるよう、上記温水タンクより吐出した温水、また
    はカップに吐出する飲料を再加熱する加熱手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の飲料加熱装置。
  2. 【請求項2】温水タンクにて所定の温度に加熱した温水
    及び、原料タンク内のシロップ又は粉末原料を所定量づ
    つ吐出し混合するとともに、更に冷水タンクよりの冷水
    を吐出して所望の温度としたカップ飲料を販売する自動
    販売機であって、 飲料温度を選択するための飲料温度選択手段と、 上記温水タンク内の温水温度及び外気温をそれぞれ検出
    する温水温度検出手段および外気温検出手段と、 温水温度検出手段で検出された温水温度と飲料温度選択
    手段で選択された温度との差を演算する温度差演算手段
    と、 前記温度差演算手段で演算された温度差に対し、選択さ
    れた飲料温度となるよう、冷水タンクよりの冷水を吐出
    するバルブの開時間を記憶するバルブ開時間記憶手段
    と、 バルブ開時間記憶手段より読み出したバルブの開時間
    を、外気温検出手段で検出された外気温に基づき補正す
    る補正手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の飲料加熱装置。
  3. 【請求項3】温水タンクにて所定の温度に加熱した温水
    及び、原料タンク内のシロップ又は粉末原料を所定量づ
    つ吐出し混合するとともに、更に冷水タンクよりの冷水
    を吐出して所望の温度としたカップ飲料を販売する自動
    販売機であって、 飲料温度を選択するための飲料温度選択手段と、 上記温水タンク内の温水温度を検出する温水温度検出手
    段と、 温水タンクより吐出される温水が、標準の飲料温度とな
    るよう、温水温度検出手段で検出された温水温度に対応
    して、冷水タンクより冷水を吐出するバルブの標準開時
    間を記憶するバルブ開時間記憶手段と、 前記飲料温度選択手段で選択された温度の飲料が得られ
    るよう、前記標準開時間を補正する補正手段と、 を備えたことを特徴とする自動販売機の飲料加熱装置。
JP1233852A 1988-10-21 1989-09-08 自動販売機の飲料加熱装置 Expired - Fee Related JP2626086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1233852A JP2626086B2 (ja) 1988-10-21 1989-09-08 自動販売機の飲料加熱装置

Applications Claiming Priority (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26675288 1988-10-21
JP5688289 1989-03-09
JP63-266752 1989-06-02
JP1-141820 1989-06-02
JP14182089 1989-06-02
JP1-56882 1989-06-02
JP1233852A JP2626086B2 (ja) 1988-10-21 1989-09-08 自動販売機の飲料加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03102494A JPH03102494A (ja) 1991-04-26
JP2626086B2 true JP2626086B2 (ja) 1997-07-02

Family

ID=27463419

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1233852A Expired - Fee Related JP2626086B2 (ja) 1988-10-21 1989-09-08 自動販売機の飲料加熱装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2626086B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854091B1 (ko) * 2002-07-13 2008-08-25 삼성전자주식회사 영상신호의 필름 모드 검출장치 및 방법
DE10239594B4 (de) * 2002-08-28 2006-06-14 Niro-Plan Ag Abgabevorrichtung für Getränke
JP2007015706A (ja) * 2005-07-05 2007-01-25 Japan Beverage Inc 飲料ディスペンサ
JP2007101042A (ja) * 2005-10-04 2007-04-19 Sanden Corp 給湯装置
JP4936857B2 (ja) 2006-10-31 2012-05-23 株式会社東芝 プルダウン信号検出装置、プルダウン信号検出方法及び順次走査変換装置
JP2016095085A (ja) * 2014-11-14 2016-05-26 象印マホービン株式会社 液体供給装置

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5242200A (en) * 1975-09-30 1977-04-01 Mitsubishi Heavy Ind Ltd Automatic vending machine commonly used for cool and warm sale
JPS54125300U (ja) * 1978-02-22 1979-09-01
JPS6027995A (ja) * 1983-07-27 1985-02-13 日本電気株式会社 コンビネ−シヨン形自動販売機
JPS631290U (ja) * 1986-06-20 1988-01-07
JPS63115520A (ja) * 1986-10-31 1988-05-20 松下冷機株式会社 コ−ヒ−等の調合装置
JPH0534066Y2 (ja) * 1987-01-27 1993-08-30
JP2574324B2 (ja) * 1987-09-18 1997-01-22 松下冷機株式会社 誘導加熱装置付自動販売機

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03102494A (ja) 1991-04-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007193814A (ja) 自動販売機において製品を攪拌する方法及び装置
JP2007193819A (ja) 食品誘導加熱装置及び方法
JP2007193818A (ja) マークの感知を伴う誘導加熱方法
JPH0410097A (ja) 食品製造装置
JP2626086B2 (ja) 自動販売機の飲料加熱装置
JP2007193815A (ja) 機械可読装置を伴う誘導加熱装置
JPH11102479A (ja) カップ式飲料自動販売機
JP2626086C (ja)
JPH10222741A (ja) 自動販売機の制御装置
JP2000172938A (ja) 缶商品自動販売機
JP2008234411A (ja) 自動販売機
JP3221264B2 (ja) 給湯装置
JP3768012B2 (ja) 自動販売機
KR100351948B1 (ko) 자동판매기의얼음투출량조절방법
JP3914684B2 (ja) 自動販売機
JP2001109937A (ja) カップ式自動販売機の省エネルギ制御装置
JPH04275698A (ja) 自動販売機
JPH08202934A (ja) 自動販売機の商品温度制御装置
JPH11306433A (ja) 自動販売機の飲料加熱装置
JPH0554240A (ja) 自動販売機の販売制御装置
JPH0830861A (ja) 自動販売機の氷溶融制御装置
KR20030038863A (ko) 자동판매기
KR19990054817A (ko) 자동판매기의 절전운전장치 및 방법
JP2021179850A (ja) 自動販売機
JPH06203267A (ja) カップ式自動販売機の飲料供給制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080411

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090411

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees