JPH08202934A - 自動販売機の商品温度制御装置 - Google Patents

自動販売機の商品温度制御装置

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JPH08202934A
JPH08202934A JP1214095A JP1214095A JPH08202934A JP H08202934 A JPH08202934 A JP H08202934A JP 1214095 A JP1214095 A JP 1214095A JP 1214095 A JP1214095 A JP 1214095A JP H08202934 A JPH08202934 A JP H08202934A
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JP
Japan
Prior art keywords
temperature
product
temperature control
control means
commodity
Prior art date
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Pending
Application number
JP1214095A
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English (en)
Inventor
Joji Nishida
譲二 西田
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め温度調節した商品を払い出しの際に再度
の温度制御する方式において、商品の容量に係わらず安
定した温度の商品を払い出せる商品温度制御装置を提供
することを目的とする。 【構成】 第1の温度制御手段Aで内箱2で予備加熱さ
れた商品1を、第2の温度制御手段Bの誘導加熱装置7
で温度調節を再実行して商品取出口に払い出す自動販売
機において、第2の温度制御手段Bの加熱制御部8を、
第1の温度制御手段Aの庫内温度を検出する温度センサ
8の検出温度と商品1の種類またはサイズとに基づいて
運転状態を調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は缶飲料などの自動販売機
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動販売機の商品温度制御装置
は、図3に示すように構成されている。
【0003】缶飲料1は断熱構造の内箱2の庫内に積み
上げてストックされている。内箱2の庫内を暖めるヒー
タ〔図示せず〕への通電は、庫内温度を検出する温度セ
ンサ3の検出温度が目標設定温度60℃に近づくように
庫内温度制御部4によって制御されている。
【0004】自動販売機は商品の払い出しを検出する
と、内箱2の庫内で暖められた缶飲料1を商品取出口
〔図示せず〕へ払い出している。このように内箱2にス
トックしている多数の商品を、目標設定温度60℃に維
持するためには大きな電力消費が伴う。
【0005】電力消費の低減を目指して、ストックして
いる多数の商品を常温よりも僅かに高い温度に予備加熱
しておき、払い出しの度に商品を誘導加熱で再加熱して
から商品取出口に払い出すものがある。
【0006】なお、前記誘導加熱は一定電力で一定時間
だけ実施されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】予備加熱したものを再
加熱する方式では、電力消費の低減を実現できるけれど
も、払い出される缶飲料の容量によって払い出された商
品に温度むらがある。
【0008】本発明は予め温度調節した商品を払い出し
の際に再度の温度制御する方式において、商品の容量に
係わらず安定した温度の商品を払い出せる商品温度制御
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の商品温度
制御装置は、多数の商品をストックする庫内の温度を設
定温度に温度調節する第1の温度制御手段と、前記庫内
から払い出されて商品取出口に払い出される商品の温度
を調節する第2の温度制御手段とを設け、第1の温度制
御手段で予備温度調節された商品を第2の温度制御手段
で温度調節を再実行して商品取出口に払い出す自動販売
機において、第2の温度制御手段を、商品の種類または
サイズに応じて運転状態を調整するように構成したこと
を特徴とする。
【0010】請求項2記載の商品温度制御装置は、多数
の商品をストックする庫内の温度を設定温度に温度調節
する第1の温度制御手段と、前記庫内から払い出されて
商品取出口に払い出される商品の温度を調節する第2の
温度制御手段とを設け、第1の温度制御手段で温度調節
された商品を第2の温度制御手段で温度調節を再実行し
て商品取出口に払い出す自動販売機において、第2の温
度制御手段を、第2の温度制御手段に受け入れた商品の
温度に基づいて運転状態を調整するように構成したこと
を特徴とする。
【0011】請求項3の商品温度制御装置によると、多
数の商品をストックする庫内の温度を設定温度に温度調
節する第1の温度制御手段と、前記庫内から払い出され
て商品取出口に払い出される商品の温度を調節する第2
の温度制御手段とを設け、第1の温度制御手段で温度調
節された商品を第2の温度制御手段で温度調節を再実行
して商品取出口に払い出す自動販売機において、第2の
温度制御手段を、第1の温度制御手段の庫内温度を検出
する温度センサの検出温度と商品の種類またはサイズと
に基づいて運転状態を調整するように構成したことを特
徴とする。
【0012】
【作用】請求項1の構成によると、第2の温度制御手段
の運転状態は一定ではなくて、払い出し商品の種類また
はサイズに応じて運転状態を調整する。
【0013】請求項2の構成によると、第2の温度制御
手段の運転状態は一定ではなくて、第2の温度制御手段
に受け入れた商品の温度に応じて運転状態を調整する。
請求項3の構成によると、第2の温度制御手段の運転状
態は一定ではなくて、第1の温度制御手段の庫内温度検
出センサの検出温度と払い出し商品の種類またはサイズ
に応じて運転状態を調整する。
【0014】
【実施例】以下、本発明の商品温度制御装置の各実施例
を図1と図2に基づいて説明する。
【0015】図1は第1の実施例を示す。断熱構造の内
箱2の庫内は、隔壁5によって250ccのコラム6a
と300ccのコラム6bとに分割されている。250
ccの缶飲料はコラム6aに積み上げられてストックさ
れている。300ccの缶飲料はコラム6bに積み上げ
られてストックされている。
【0016】内箱2の庫内を暖めるヒータ〔図示せず〕
への通電は、商品として払い出す時の温度が60℃であ
ったとすると、この商品温度よりも低い40℃を目標設
定温度として、温度センサ3の検出温度が40℃に近づ
くように庫内温度制御部4によって制御されている。
【0017】実施例では、特許請求の範囲の第1の温度
制御手段Aが前記ヒータと温度センサ3および庫内温度
制御部4で構成されている。自動販売機は商品の払い出
しを検出すると、内箱2の庫内で暖められた缶飲料1を
誘導加熱装置7に払い出す。
【0018】誘導加熱装置7の運転時間は、受け入れた
缶飲料1の容量に応じて加熱制御部8で切り換えられて
いる。具体的には、200ccの缶飲料1を受け入れた
場合の加熱時間は250ccの缶飲料1を受け入れた場
合の加熱時間よりも短い。
【0019】なお、250ccの缶飲料1を受け入れた
場合の加熱時間は、内箱2で40℃に予熱された250
ccの缶飲料1を60℃に加熱するに必要な時間に設定
されている。
【0020】なお、この実施例では利用者による選択コ
ラムに応じて加熱制御部8に缶飲料1の容量を指定する
サイズ情報が入力されている。誘導加熱装置7での運転
時間が経過すると、誘導加熱装置7から商品取出口〔図
示せず〕へ払い出される。
【0021】実施例では、特許請求の範囲の第2の温度
制御手段Bが誘導加熱装置7と加熱制御部8で構成され
ている。このように、内箱2で40℃に予熱された20
0ccの缶飲料1,250ccの缶飲料1は、商品取出
口に払い出される直前に誘導加熱装置7で商品の容量に
応じた運転時間で再加熱されるため、缶飲料の容量に係
わらず安定した温度の商品を払い出せる。
【0022】図2は第2の実施例を示す。第1の実施例
では、誘導加熱装置7で再加熱を受ける200ccの缶
飲料1,250ccの缶飲料1が、正確に40℃まで予
熱されているとして処理したが、この第2の実施例で
は、誘導加熱装置7に送り込まれる缶飲料1が40℃に
なっていない場合でも、商品取出口から払い出される商
品の温度を正確に60℃にできる。
【0023】この第2の実施例では、誘導加熱装置7の
運転時間が選択商品の容量だけで決定せずに内箱2の庫
内温度を検出している温度センサ3の検出温度が誘導加
熱装置7に受け入れられる商品の予熱温度であるとし
て、温度センサ3の検出温度と選択商品の容量とに基づ
いて誘導加熱装置7の運転時間を決定している。
【0024】このように構成することによって、商品を
内箱2に補充した直後で予熱温度の40℃に達していな
い場合であっても商品取出口に60℃の商品を払い出す
ことができる。なお、実際の商品温度とセンサの温度の
差のデータを補正しておくように設定したり、温度セン
サの検知温度の変化状態から加熱途中であることを想定
したりすることによって、さらに正確に誘導加熱時間を
決定することができる。
【0025】上記の各実施例では、誘導加熱装置7の運
転状態の変更は、出力が一定で加熱時間を変更したが、
加熱時間が一定で出力を変更することもできる。上記の
各実施例では誘導加熱装置7ではサイズ情報に基づいて
運転状態を変更したが、選択商品の種類を指定して商品
のサイズを特定して運転状態を変更することもできる。
【0026】
【発明の効果】請求項1の構成によると、第1の温度制
御手段で温度調節された商品を第2の温度制御手段で温
度調節を再実行して商品取出口に払い出すとともに、第
2の温度制御手段の運転状態を払い出し商品の種類また
はサイズに応じて調整するので、省電力を実現でき、し
かも商品の容量に係わらず安定した温度の商品を払い出
せる。
【0027】請求項2の構成によると、第1の温度制御
手段で温度調節された商品を第2の温度制御手段で温度
調節を再実行して商品取出口に払い出すとともに、第2
の温度制御手段の運転状態を第2の温度制御手段に受け
入れた商品の温度に応じて調整するので、省電力を実現
でき、商品の容量に係わらず安定した温度の商品を払い
出せる。また、第1の温度制御手段での調節温度が目標
設定値に達していない場合であっても安定した温度の商
品を払い出せる。
【0028】請求項3の構成によると、第1の温度制御
手段で温度調節された商品を第2の温度制御手段で温度
調節を再実行して商品取出口に払い出すとともに、第2
の温度制御手段の運転状態を第1の温度制御手段の庫内
温度検出センサの検出温度と払い出し商品の種類または
サイズに応じて運転状態を調整するので、省電力を実現
でき、商品の容量に係わらず安定した温度の商品を払い
出せる。また、第2の温度制御手段に受け入れた商品の
温度を検出する専用の温度センサを設けなくても第1の
温度制御手段の温度センサを有効に利用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品温度制御装置の第1の実施例の構
成図である。
【図2】第2の実施例の構成図である。
【図3】従来例の構成図である。
【符号の説明】
1 缶飲料〔商品〕 2 内箱 3 温度センサ 4 庫内温度制御部 7 誘導加熱装置 8 加熱制御部 A 第1の温度制御手段 B 第2の温度制御手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数の商品をストックする庫内の温度を
    設定温度に温度調節する第1の温度制御手段と、前記庫
    内から払い出されて商品取出口に払い出される商品の温
    度を調節する第2の温度制御手段とを設け、第1の温度
    制御手段で温度調節された商品を第2の温度制御手段で
    温度調節を再実行して商品取出口に払い出す自動販売機
    において、第2の温度制御手段を、商品の種類またはサ
    イズに応じて運転状態を調整するように構成した商品温
    度制御装置。
  2. 【請求項2】 多数の商品をストックする庫内の温度を
    設定温度に温度調節する第1の温度制御手段と、前記庫
    内から払い出されて商品取出口に払い出される商品の温
    度を調節する第2の温度制御手段とを設け、第1の温度
    制御手段で温度調節された商品を第2の温度制御手段で
    温度調節を再実行して商品取出口に払い出す自動販売機
    において、第2の温度制御手段を、第2の温度制御手段
    に受け入れた商品の温度に基づいて運転状態を調整する
    ように構成した商品温度制御装置。
  3. 【請求項3】 多数の商品をストックする庫内の温度を
    設定温度に温度調節する第1の温度制御手段と、前記庫
    内から払い出されて商品取出口に払い出される商品の温
    度を調節する第2の温度制御手段とを設け、第1の温度
    制御手段で温度調節された商品を第2の温度制御手段で
    温度調節を再実行して商品取出口に払い出す自動販売機
    において、第2の温度制御手段を、第1の温度制御手段
    の庫内温度を検出する温度センサの検出温度と商品の種
    類またはサイズとに基づいて運転状態を調整するように
    構成した商品温度制御装置。
JP1214095A 1995-01-30 1995-01-30 自動販売機の商品温度制御装置 Pending JPH08202934A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1811471A1 (en) * 2006-01-20 2007-07-25 PepsiCo, Inc. Food inductive heating device and method
JP2008310558A (ja) * 2007-06-14 2008-12-25 Panasonic Corp 自動販売機

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