JPH06101060B2 - ホット商品自動販売機 - Google Patents

ホット商品自動販売機

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JPH06101060B2
JPH06101060B2 JP63303625A JP30362588A JPH06101060B2 JP H06101060 B2 JPH06101060 B2 JP H06101060B2 JP 63303625 A JP63303625 A JP 63303625A JP 30362588 A JP30362588 A JP 30362588A JP H06101060 B2 JPH06101060 B2 JP H06101060B2
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JP
Japan
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product
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induction heating
selling
hot
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昌三 岩本
幸雄 木村
幸三 松島
和重 永田
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、コーヒー,紅茶などの中身飲料を缶に入れた
商品(以下「缶商品」と呼称する)を販売動作時に機内
で加熱し、ホット飲料として販売に供するホット商品自
動販売機に関する。
〔従来の技術〕
頭記したホット商品自動販売機として、機内の商品搬出
経路途上に商品加熱装置である誘導加熱コイルを配備
し、販売指令により商品収納部より払い出した缶商品を
誘導加熱コイルに導いて加熱し、しかる後に商品取出口
へ取出すようにしたものが知られている。ここで、缶商
品は庫内の商品収納部に低温,常温,ないし予熱した状
態で貯蔵されており、誘導加熱によりホット飲料に適し
た販売温度(60℃程度)に加熱,昇温される。
また、従来の誘導加熱方式では、あらかじめ定めた缶商
品の販売温度,庫内における保存温度,誘導加熱コイル
に給電する高周波電源(高周波発振器)の出力との関係
から、缶商品を販売温度まで加熱,昇温させるに必要な
誘導加熱時間を定めてタイマ制御により誘導加熱コイル
を通電制御するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、自動販売機でホット商品を購入する客は飲料
の熱さに対する好みに個人差があり、熱めのホット飲料
を好む人,やや温めのホット飲料を好む人があるなど多
種多様である。しかして、前記のように缶商品の販売温
度を例えば60℃に決めて販売する方式では、購入者はあ
らかじめ自動販売機で決められた一定温度のホット商品
しか購入できず、前記のような客の多様な要望に応える
ことができない。
本発明は上記の点にかんがみなされたものであり、ホッ
ト商品の購入者の好みに合わせて缶商品の販売温度を加
減調節し、多様な客の要望に対応できるようにしたホッ
ト商品自動販売機を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、本発明の自動販売機におい
ては、缶商品の販売温度を購入者が選択的に設定する温
度設定手段と、購入者の指定した販売温度設定値と誘導
加熱コイルに受容された缶商品の加熱温度を検出する温
度センサの検出値とを対比して缶商品を販売温度まで加
熱,昇温するよう前記誘導加熱コイルを通電制御する制
御手段とを備えるものである。
〔作用〕
上記において、自動販売機のキャビネットの前面には販
売温度の設定手段として販売温度の高,低選択釦,およ
び温度表示ランプが設置されており、ここで購入者が好
みに合わせて設定釦を押すと、その信号が制御部に入力
されて購入者の設定した販売温度がランプ表示されると
ともに、続く販売動作で行われる誘導加熱の販売温度設
定値として制御部にて設定される。一方、誘導加熱コイ
ルの通電制御手段は、商品搬出動作の途上で誘導加熱コ
イルに受容された缶商品の加熱温度を検出する温度セン
サの検出値と、購入者の指定した販売温度設定値とを対
比して誘導加熱コイルに給電する高周波電源の出力を制
御するものであり、販売指令により商品収納部より払い
出された缶商品が誘導加熱コイルに受け渡しされた状態
を確認すると、誘導加熱コイルへ給電して誘導加熱を開
始し、缶商品が昇温してその検出温度が購入者の指定し
た販売温度設定値になれば、誘導加熱コイルの給電を停
止するように働く。
これにより、ホット商品の購入者は好みに応じて熱めの
ホット飲料,あるいは温めのホット飲料を選択して購入
することができる。また、この場合に缶商品の加熱温度
を直接検出して誘導加熱コイルを通電制御するようにし
たので、商品収納部に収納されている缶商品の保存温度
状態に左右されることなく、客の指定した販売温度まで
加熱,昇温して販売できる。なお、販売温度に関してあ
らかじめ標準の販売温度を定めておくことにより、特に
購入者が販売温度を高,低温度に選択しない場合には、
前記の標準販売温度を設定値として誘導加熱コイルの通
電制御を行うようにすることができる。
〔実施例〕
第1図は本発明実施例によるホット商品自動販売機の構
成断面図、第2図は第1図における販売温度設定操作パ
ネルの正面図、第3図は販売,加熱の制御系統図、第4
図は販売,加熱動作を表すフローチャートである。
まず、第1図,第2図において、1は自動販売機のキャ
ビネット、2はその前面扉、3は前面扉2に開口した商
品取出口、4はキャビネット1の庫内に収設した商品収
納部、4aは商品収納部4に装着したベンド機構、5は缶
商品、6は商品搬出シュータである。なお、缶商品5は
庫内の商品収納部4に低温,常温,予熱された状態で貯
蔵されている。
さらに、商品取出口3の底部には缶商品を誘導加熱する
誘導加熱コイル7が配備されている。この誘導加熱コイ
ル7は上面を開放した断面円弧状の鞍形コイル(鞍形誘
導加熱コイルは同じ出願人より特願昭63−170149として
提案されている)であり、高周波電源である発振器9か
らの給電を受けて励磁され、コイルに受容した缶商品5
を誘導加熱する。なお、誘導加熱の原理は周知であって
ここではその説明を省く。
さらに、前面扉2には商品選択釦(図示せず)などと並
べて、購入者が選択的に操作する販売温度設定操作パネ
ル10が装備されている。この操作パネル10は、第2図に
示すように高温,低温設定用の設定釦11と、設定温度に
対応した表示ランプ12を備えている。なお、第1図にお
いて、13は誘導加熱コイル7に並置した缶商品5の加熱
温度を検出する温度センサ、14は誘導加熱コイル7に缶
商品5が受容されているか否かを非接触式に検知するセ
ンサ、15は缶商品の販売,加熱制御を行う制御部(マイ
クロコンピュータ)である。
次に、缶商品5の販売,加熱動作を第3図の制御系統
図、第4図のフローチャートと併せて説明する。まず、
購入者はコインを投入して所望の缶商品に対応した商品
選択釦を操作するとともに、さらにホット商品の販売温
度に関して客の好みに応じて販売温度設定操作パネル10
で高,低いずれかの設定釦11を選択的に操作する。すな
わち、熱めのホット飲料が好みであれば高温側の設定釦
を,やや温めのホット飲料が好みであれば低温側の設定
釦を押す。なお、標準の販売温度でよければ特に設定値
11の操作は必要ない。
一方、前記の釦操作による信号は制御部15に入力され、
制御部15で第4図のフローチャートのように購入者の指
定した販売設定温度をランプ表示するとともに、販売指
令有りの条件で商品収納部のベンド機構4aに動作指令を
与えて選択された缶商品5を払い出す。ここで商品収納
部4から払い出された缶商品5がシュータ6を転動して
誘導加熱コイル7に導入,受容されると、この状態がセ
ンサ14により検知され、これを基に高周波発振器9が作
動して誘導加熱コイル7に給電し、缶商品5の誘導加熱
を開始する。
また、この誘導加熱過程での缶商品5の加熱温度は温度
センサ13により検出され、制御部15は販売温度設定値を
Ta,温度センサ13の検出温度をTbとしてTaとTbとを対比
し、缶商品5が販売温度の設定値Taに昇温するまで誘導
加熱を継続する。そして、検出温度Tbが設定温度Taと等
しくなった条件で発振器9を停止するとともに、表示ラ
ンプ,ブザーなどで加熱の終了を購入者に知らせる。こ
こで購入者が加熱済みの缶商品5を商品取出口3より取
り出すと一回の販売動作が終了し、自動販売機は再び販
売待機状態に戻る。
〔発明の効果〕
本発明によるホット商品自動販売機は、以上説明したよ
うに構成されているので、次記の効果を奏する。
(1)ホット商品の販売に際して、機内で誘導加熱する
缶商品の販売温度を購入者の好みに合わせて加減調節す
ることができ、これにより客の多様な要望にも十分応え
ることができる。
(2)購入者の指定した販売温度設定値と誘導加熱コイ
ルに受容された缶商品の加熱温度を検出する温度センサ
の検出値とを対比して缶商品を販売温度まで加熱,昇温
されるよう誘導加熱コイルを通電制御するようにしたの
で、缶商品の庫内貯蔵温度の状態変化に左右されること
なく、缶商品の購入者が指定した販売温度に加熱して販
売に供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例によるホット商品自動販売機の構
成断面図、第2図は第1図における販売温度設定操作パ
ネルの正面図、第3図は販売,加熱の制御系統図、第4
図は販売,加熱動作を表すフローチャートである。図に
おいて、 1:自動販売機のキャビネット、3:商品取出口、4:商品収
納部、5:缶商品、7:誘導加熱コイル、10:販売温度設定
操作パネル、11:設定釦、12:表示ランプ、13:温度セン
サ、15:制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 和重 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 昭64−76398(JP,A) 実開 昭64−52091(JP,U) 実開 昭64−39584(JP,U) 実開 昭64−21472(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機内の商品搬出経路途上に商品加熱装置を
    配備し、販売指令により商品収納部より払い出した缶商
    品を誘導加熱コイルに導いて加熱し、しかる後に商品取
    出口へ取出すようにしたホット商品自動販売機におい
    て、缶商品の販売温度を購入者が選択的に設定する温度
    設定手段と、購入者の指定した販売温度設定値と誘導加
    熱コイルに受容された缶商品の加熱温度を検出する温度
    センサの検出値とを対比して缶商品を販売温度まで加
    熱,昇温するよう前記誘導加熱コイルを通電制御する制
    御手段とを備えたことを特徴とするホット商品自動販売
    機。
JP63303625A 1988-11-30 1988-11-30 ホット商品自動販売機 Expired - Fee Related JPH06101060B2 (ja)

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JPH02148391A JPH02148391A (ja) 1990-06-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6421472U (ja) * 1987-07-24 1989-02-02
JPS6439584U (ja) * 1987-08-28 1989-03-09
JPS6452091U (ja) * 1987-09-18 1989-03-30
JP2574324B2 (ja) * 1987-09-18 1997-01-22 松下冷機株式会社 誘導加熱装置付自動販売機

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JPH02148391A (ja) 1990-06-07

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