JPS63201895A - 自動販売機の誘導加熱制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は商品を適当な温度まで誘導加熱して販売する自
動販売機に関わるものである。

従来の技術 近年、冷蔵保存された缶入飲料等を誘導加熱により加熱
し販売する自動販売機が考案されている。

以下図面を参照しながら従来の自動販売機の誘２ページ 導加熱制御装置について説明する。

第５図は従来の自動販売機の誘導加熱制御装置の制御ブ
ロック図、第６図は概略構成図である。

第５図において、１は高周波電力変換装置で、誘導加熱
を行うコイル２に高周波電力を供給するものである。３
は販売信号で、購入者がお金を投入し、商品選択スイッ
チを押した時に信号を出力する０ ４は制御回路で販売信号３が入力されればタイマー６を
動作させ、タイマー５が動作中は高周波電力変換装置１
に加熱指令を出力する。この時高周波電力変換装置１は
コイル２に高周波電力を供給するものである。

６は開閉装置で、７は販売開閉装置である。

次に第６図において、８は缶入飲料９を冷蔵または温蔵
する収納庫であり、収納庫は一定温度に保たれているも
のである。１０は商品を収納し販売時にはコイル２に缶
入飲料９を搬出する商品搬出装置である。１１は販売口
である。

ここでコイル２は開閉装置６の下方にあり、開閉３ペー
ジ 装置６が開けば、缶入飲料９がコイル２の中に入るよう
になっている。また販売口１１は販売開閉装置７の下方
にあり、販売開閉装置７が開けばコイル２内の缶入飲料
９は販売口１１に落ちるようになっている。

このように構成された自動販売機の誘導加熱制御装置の
動作について説明する。

まず販売信号３が入力されると、開閉装置６を開いて冷
蔵または温蔵された缶入飲料９をコイル２の中に入れる
。次にタイマー５を動作させ、高周波電力変換装置１に
加熱指令を送出する。この時高周波電力変換装置１はコ
イル２に高周波電力を供給し、缶入飲料９を誘導加熱す
る。

そしてタイマー５が設定時間となれば加熱指令を停止し
誘導加熱を停止する。そして次に販売開閉装置７を開い
て缶入飲料９を販売口１１に落とすものである。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成では、自動販売機の扉が
開かれて収納庫内の温度が、通常保存している温度から
変化した場合等は、タイマー５の設定時間と高周波電力
変換装置１の出力が一定のため、販売した缶入飲料の温
度が、低すぎたシ、高く々シすぎたりするおそれがあっ
た。

本発明は上記問題点に鑑み、販売した缶入飲料の温度を
一定にするよう制御する自動販売機の誘導加熱制御装置
を提供するものである。

問題点を解決するだめの手段 上記問題点を解決するために、本発明の自動販売機の誘
導加熱制御装置は、収納庫の温度を検知する温度検知手
段と、高周波電力変換装置の出力を変化させる出力可変
手段を設け、収納庫内の温度により、高周波電力変換装
置の出力を変化させるよう制御するという特徴を備えた
ものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、収納庫内の温度が上昇
した時には販売までの温度上昇値は小さくなるため、高
周波電力変換装置の出力を小さくし、下降した時には、
販売温度までの温度上昇値が大きくなるため、高周波電
力変換装置の出力を５ページ 大きくすることにより、缶入飲料を一定の温度で販売す
ることができるようになるものである。

実施例 以下本発明の一実施例の自動販売機の誘導加熱制御装置
について図面を参照しながら説明する。

第１図は本発明の一実施例における自動販売機の誘導加
熱制御装置の制御ブロック図、第２図は概略構成を示す
ものである。

第１図において、コイル２．販売信号３．開閉装置８．
販売開閉装置９及び第２図における、収納庫８９缶入飲
料９．商品搬出装置１０．販売口１１は従来例と同様の
ものであるため説明を省く。また第２図において、コイ
ル２．開閉装置６．販売開閉装置７の構成についても従
来例と同じものである。

第１図において１２は、缶入飲料９を冷蔵または温蔵し
て保存する収納庫の温度を検知する温度検知手段で、第
２図に示すように収納庫８内に取り付けられており、こ
れは収納庫８の温度を代表できる位置□であればどのよ
うな場所でもよい。

６ベージ １３は制御回路でタイマー５が動作中に加熱指令を高周
波電力変換装置１４に送出すると同時に、出力可変手段
１６に高周波電力変換装置１４がコイル２に供給する高
周波電力の大きさを規定する出力可変信号を送出する。

この時出力可変手段１５は高周波電力変換装置１４に供
給する高周波電力の大きさを決める出力を送出し、高周
波電力変換装置１４は決められた大きさの高周波電力を
コイル２に供給する。この出力可変信号は、温度検知手
段１２゛の検知温度により変化するもので、検知温度が
低い時には出力を大きくする方向の信号を出力し、高い
時には出力を小さくする方向の信号を出力する。

以上のように構成された自動販売機の誘導加熱制御装置
について第３図によシ動作を説明する。

第３図は動作を説明するフローチャートである。

まずステップ１で、販売信号３の有無を判断し、販売信
号３が無ければ待機状態となる。まだ販売信号３が入力
されればステップ２に進み、開閉装置６を開き、缶入飲
料９をコイル２の中へ入れ、７ベーノ ステップ３で開閉装置６を閉じる。次にステップ４で温
度検知手段１２により、収納庫８内の温度を検知し、ス
テップ５で収納庫８内の温度に見合う高周波電力変換装
置１４の出力の大きさを決定しステップ６で出力可変信
号を送出する。この出力可変信号は収納庫８のなりうる
温度が最低の時に最大の出力がでるように出力可変信号
を設定しておく。

次にステップ７でタイマー５を動作させ、ステップ８で
加熱指令を送出する。この時高周波電力変換装置１４は
コイル２に決定された出力を供給する。次にステップ９
でタイマー６が設定時間となったかを判断し、設定時間
でなければステップ８に戻り加熱指令を送出し続け、設
定時間となればステップ１ｏに進み、加熱指令の送出を
停止する。

次にステップ１１で販売開閉装置７を開き、コイル２内
の缶入飲料９を販売口１１に落とし、ステップ１２で販
売開閉装置１１を閉じて販売動作を終了する。

このように、缶入飲料９の温度は収納庫８の温度となる
ため出力可変信号が、収納庫のなりうる最低温度の時に
最高出力を出すように設定する。例えば第４図に示すよ
うに、収納庫８のなシうる最低温度を０℃とすれば最高
出力により、時間Ｔ秒で缶入飲料９の販売温度となる（
線Ａ）。また扉の開閉等により収納庫８の温度が上昇す
れば缶入飲料９の温度も上昇する。収納庫８の温度が０
″Ｃよりｘ℃上昇した時には、時間Ｔ秒で販売温度まで
上昇させるよう出力可変手段１５により高周波電力変換
装置１４の出力を変化させて誘導加熱する（線Ｂ）。

以上のように本実施例によれば、缶入飲料９の温度を代
表するよう取シ付けた収納庫８の温度を検知する温度検
知手段１２と高周波電力変換装置１４の出力を可変する
出力可変手段１５を設け、収納庫８の温度によシ高周波
電力変換装置１４の出力を可変することにより、缶入飲
料９を一定の温度で販売することができる。また、販売
時間を一定にすることができ、販売時間が長くなること
がないものである。

９ページ 発明の効果 以上のように本発明は収納庫の温度を検知する温度検知
手段と、高周波電力変換装置の出力を可変する出力可変
手段を設け、収納庫の温度によシ高周波電力変換装置の
出力を変化させることにより、販売時の缶入飲料の温度
を一定にすることができ、販売時間も一定とすることが
できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における自動販売機の誘導加
熱制御装置の制御ブロック図、第２図は概略構成図、第
３図は動作を説明するフローチャート、第４図は缶入飲
料の温度変化図、第５図は従来の自動販売機の誘導加熱
制御装置の制御ブロック図、第６図は概略構成図である
。 ２・・・・・・コイル、８・・・・・・収納庫、１２・
・・・・・温度検知手段、１３・・・・・・制御回路、
１４・・・・・・高周波電力変換装置、１５・・・・・
・出力可変手段。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図　　　　　　８−Ｊ−１又り 第３図 第５図 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 商品を冷蔵または温蔵する収納庫と、前記収納庫内の温
   度を検知する温度検知手段と、商品を誘導加熱するコイ
   ルと、前記コイルに高周波電力を供給する高周波電力変
   換装置と、前記高周波電力変換装置の出力を変化させる
   出力可変手段とから成り、前記収納庫の温度により、前
   記高周波電力変換装置の出力を変化させるよう制御する
   自動販売機の誘導加熱制御装置。