JP3020313B2 - 誘導加熱装置付き自動販売機 - Google Patents

誘導加熱装置付き自動販売機

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JP3020313B2
JP3020313B2 JP3175222A JP17522291A JP3020313B2 JP 3020313 B2 JP3020313 B2 JP 3020313B2 JP 3175222 A JP3175222 A JP 3175222A JP 17522291 A JP17522291 A JP 17522291A JP 3020313 B2 JP3020313 B2 JP 3020313B2
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JP
Japan
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temperature
output
heating
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canned beverage
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勝己 遠藤
秀夫 小方
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松下冷機株式会社
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  • Vending Machines For Individual Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コーヒー等の缶入り飲
料商品(以下、缶飲料という)を販売時に誘導加熱して
温販売する誘導加熱装置付き自動販売機に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、誘導加熱技術を応用して、缶飲料
を販売時に誘導加熱してHOT販売する自動販売機が提
案されているが、この種の自動販売機として特開昭53
−41295号公報のように、誘導加熱を応用し缶飲料
を販売時に瞬時加熱して温販売する自動販売機が提案さ
れている。
【0003】この種の自動販売機は、あらかじめ缶飲料
を比較的高い販売温度で長時間保存すると中身飲料の変
質・腐敗を招く恐れがあるため低温あるいは常温で保存
し、あらかじめ設定された販売温度まで高めて販売する
ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な構成では、販売温度は一定であり、購入者が高めの温
度や低めの温度の缶飲料を飲みたいと思っても対応でき
ないという問題点を有していた。
【0005】本発明は、上記課題に鑑み、缶飲料を購入
者の好みに応じた温度で販売できる誘導加熱装置付き自
動販売機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の誘導加熱装置付き自動販売機は、誘導加熱さ
れる缶飲料の温度を検出する温度検知手段と、異なる加
熱温度を選択して設定する加熱温度入力手段と、加熱温
度入力手段により入力された加熱温度に応じて温度検知
手段の出力を変換する出力変換手段と、出力変換手段の
出力を入力し、あらかじめ決められた判定値と比較し、
出力変換手段の出力が判定値と同一になれば加熱終了を
判定する判定手段と、判定手段による判定結果に基づき
高周波電力変換装置を停止させる停止信号を発生する停
止信号発生手段とを備えたものである。
【0007】
【作用】本発明の誘導加熱装置付き自動販売機は、誘導
加熱される缶飲料の温度を温度検知手段で検出し、購入
者の好みに応じた販売温度を加熱温度入力手段により入
力し、入力された加熱温度に応じて温度検知手段の出力
を出力変換手段で変換し、判定手段で出力変換手段とあ
らかじめ決められた判定値を比較し、出力変換手段の出
力が判定値と同一になれば加熱終了を判定し、その判定
結果に基づき停止信号発生手段で高周波電力変換装置を
停止させる停止信号を発生させ、加熱を停止するように
制御しているため、缶飲料の販売温度を可変にすること
ができ、購入者の好みに応じた温度の缶飲料をで販売で
きるものである。
【0008】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0009】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において1は缶飲料2を誘導加熱する加熱
コイルで商用電源3の入力を一定の高周波電力に変換す
る高周波電力変換装置4に接続されている。5は誘導加
熱される缶飲料2の温度を検出する温度検知手段であり
缶飲料2の温度が上昇すれば出力も上昇し、缶飲料2の
温度が下降すれば出力も下降する。
【0010】6は制御装置で出力変換手段7、判定手段
8、停止信号発生手段9、加熱制御手段10で構成され
ている。出力変換手段7は、「あつめ」設定スイッチ1
1a、及び「ぬるめ」設定スイッチ11bからなる異な
る加熱温度を選択して設定する加熱温度入力手段11及
び温度検知手段5に接続されている。出力変換手段7は
「あつめ」設定スイッチ11aが押されれば温度検知手
段5の出力を低めに変換し、「ぬるめ」設定スイッチ1
1bが押されれば温度検知手段5出力を高めに変換する
よう動作するものである。
【0011】判定手段8は、出力変換手段7の出力とあ
らかじめ決められた判定値を比較するもので、出力変換
手段7の出力があらかじめ決められた判定値と同じにな
れば停止信号発生手段9に出力する。停止信号発生手段
9は判定手段8の出力を受けると停止信号を送出する。
ここで標準の販売温度を58℃、「あつめ」設定スイッ
チ11aが押された時を60℃、「ぬるめ」設定スイッ
チ11bが押された時を56℃とする。
【0012】図2に示すように缶飲料2の温度と温度検
知手段5の出力変化の関係をXとし、あらかじめ決めら
れた判定値をVaとする。これは出力変換手段7が温度
検知手段5の出力を変換しない場合には加熱終了した時
の缶飲料2の温度が58℃になることを表している。次
に「あつめ」設定スイッチ11aが押された時は、出力
変換手段7は温度検知手段5の出力XをYに変換する。
これにより出力変換手段7の出力が同じ判定値Vaにな
った時に加熱を停止すれば缶飲料2の温度は60℃にな
る。同様に「ぬるめ」設定スイッチ11bが押された時
は、出力変換手段7は温度検知手段5の出力XをZに変
換し、出力変換手段7の出力が同じ判定値Vaになった
時に加熱を停止すれば缶飲料2の温度は56℃となる。
【0013】加熱制御手段10は温販売スイッチ群12
と停止信号発生手段9の出力に接続されており、温販売
スイッチ群12と停止信号発生手段9の出力により加熱
を開始するかまたは停止するかを決定し、駆動手段13
に出力を送信する。
【0014】駆動手段13は加熱制御手段10に決定に
基づき高周波電力変換装置4を制御するものである。
【0015】図2は要部の具体的な回路の一例を示す。
図1中に示す制御装置6はマイクロコンピュータ14及
び周辺回路から構成されている。ここに示すマイクロコ
ンピュータ14はCPU,ROM,RAM及び入出力部
を有するいわゆるワンチップマイコンである。15はA
/D変換装置で温度検知手段5からの温度信号(アナロ
グ信号)を2進化符号に変換しマイクロコンピュータ1
4に入力している。
【0016】加熱温度入力手段11及び温販売スイッチ
群12は押されたかを判断するためにマイクロコンピュ
ータ14の入力部に接続されている。またマイクロコン
ピュータ14の出力は駆動手段13二接続されている。
【0017】次に上記のように構成した自動販売機の誘
導加熱装置の動作を図3のフローチャートを用いて説明
する。
【0018】まず温販売スイッチ群12のいずれかが投
入されるとマイクロコンピュータ14内のROM(図示
せず)に記憶された3図に示すプログラムに従って加熱
が開始される(ステップ101)。次にマイクロコンピ
ュータ14は、加熱温度入力手段11にて入力された設
定温度信号を取り込む(ステップ102)。次に入力さ
れた加熱温度に対応して温度検知手段5の出力Xを無変
換か、出力Yに変換するか、出力Zに変換するかを決定
する(ステップ103)。
【0019】次にマイクロコンピュータ14はステップ
104で温度検知手段5で検出され、A/D変換装置1
5で2進符号に変換された温度検出信号を取り込み、ス
テップ105で温度検出信号を変換する。次にあらかじ
め決められた判定値と変換された温度検出信号と比較し
(ステップ106)、変換された温度検出信号があらか
じめ決められた判定値に達していない場合は駆動手段1
3に加熱指令を送出し缶飲料2を誘導加熱し(ステップ
107)、変換された温度検出信号があらかじめ決めら
れた判定値に達した場合は駆動手段13に加熱停止指令
を送出し加熱を終了する(ステップ108)。
【0020】これにより缶飲料2を購入者の好みに応じ
た温度で販売できるものである。以上のように本実施例
によれば、缶飲料2の温度を検出する温度検知手段5
と、異なる加熱温度を選択して設定する加熱温度入力手
段11と、加熱温度入力手段11により入力された加熱
温度に応じて温度検知手段5の出力を変換する出力変換
手段7と、出力変換手段の出力を入力し、あらかじめ決
められた判定値と比較し、出力変換手段7の出力が判定
値と同一になれば加熱終了を判定する判定手段8と、判
定手段8による判定結果に基づき高周波電力変換装置4
を停止させる停止信号を発生する停止信号発生手段9と
を備えたことにより缶飲料2の温販売温度を購入者の好
みに応じて可変、すなわち、「あつめ」、「ぬるめ」ま
たは標準に設定ができるので購入者にとって缶飲料2が
熱すぎたり、加熱不足に感じたりすることがなく、好み
の温度の缶飲料2を販売することができる。
【0021】なお、本実施例においては、加熱温度を、
「あつめ」、「ぬるめ」または標準の3種類としたが購
入者の好みに合わせ、さらに細かく入力しても良い。
【0022】
【発明の効果】以上、実施例からも明らかなように本発
明は、加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電力変
換装置と、誘導加熱される缶飲料の温度を検出する温度
検知手段と、異なる加熱温度を選択して設定する加熱温
度入力手段と、加熱温度入力手段により入力された加熱
温度に応じて温度検知手段の出力を変換する出力変換手
段と、出力変換手段の出力を入力し、出力変換手段の出
力とあらかじめ決められた判定値を比較し、同一になれ
ば加熱終了を判定する判定手段と、判定手段による判定
結果に基づき前記高周波電力変換装置を停止させる停止
信号を発生する停止信号発生手段とを備えたものである
から、缶飲料の温販売温度を購入者の好みに応じて可
変、すなわち、「あつめ」、「ぬるめ」または標準に設
定ができるので購入者にとって缶飲料が熱すぎたり、加
熱不足に感じたりすることがなく、好みの温度の缶飲料
を販売することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す誘導加熱装置付き自動
販売機のブロック図
【図2】本発明の出力変換手段の特性図
【図3】本実施例の要部の回路図
【図4】本実施例のプログラムの一例を示すフローチャ
ート
【符号の説明】
1 加熱コイル 2 缶飲料 4 高周波電力変換装置 5 温度検知手段 7 出力変換手段 8 判定手段 9 補正手段 10 停止信号発生手段 11 加熱温度入力手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機の庫内に収納された缶飲料を
    誘導加熱する加熱コイルと、前記加熱コイルに高周波電
    力を供給する高周波電力変換装置と、誘導加熱される缶
    飲料の温度を検出する温度検知手段と、異なる加熱温度
    を選択して設定する加熱温度入力手段と、前記加熱温度
    入力手段により入力された加熱温度に応じて前記温度検
    知手段の出力を変換する出力変換手段と、前記出力変換
    手段の出力を入力し、前記出力変換手段の出力とあらか
    じめ決められた判定値を比較し、同一になれば加熱終了
    を判定する判定手段と、前記判定手段による判定結果に
    基づき前記高周波電力変換装置を停止させる停止信号を
    発生する停止信号発生手段とを備えたことを特徴とする
    誘導加熱装置付き自動販売機。
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