JP2537990B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2537990B2
JP2537990B2 JP63235247A JP23524788A JP2537990B2 JP 2537990 B2 JP2537990 B2 JP 2537990B2 JP 63235247 A JP63235247 A JP 63235247A JP 23524788 A JP23524788 A JP 23524788A JP 2537990 B2 JP2537990 B2 JP 2537990B2
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canned beverage
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剛夫 萩本
秀夫 小方
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Matsushita Refrigeration Co
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は冷蔵あるいは常温等で温蔵されたコーヒ等の
缶飲料を誘導加熱して加温販売(以後HOT販売と呼ぶ)
する自動販売機に関するものである。
従来の技術 近年、誘導加熱技術を応用し、缶飲料を販売時に瞬時
加熱してHOT販売する自動販売機が提案されている。こ
の種の自動販売機として特開昭53−76097号公報の様に
誘導加熱中の缶飲料の缶壁温度を検知し、缶飲料がHOT
販売温度に達したら加熱を終了する制御装置を備えたも
のがある。
以下、従来の自動販売機について説明する。第5図は
従来の自動販売機の構成を示すものである。1は缶飲料
2を誘導加熱する加熱コイルであり、3は交流電源4を
高周波電力に変換し加熱コイル1に供給する高周波電力
変換装置である。5は高周波電力変換装置3を運転/停
止させる駆動部であり、この駆動部5には缶飲料選択ス
イッチ6が接続されている。7はサーモスタットで缶飲
料2の缶壁に当接し、駆動部5に接続されている。
以上のように構成されたHOT販売時の自動販売機の動
作について説明する。まず、缶飲料選択スイッチ6が押
されると駆動部5は高周波電力変換装置3を駆動し、加
熱コイル1内に導入された缶飲料2の誘導加熱を開始す
る。そして缶飲料2の缶壁に当接したサーモスタット7
は缶壁温度がある温度(この時、缶飲料2の液温はHOT
販売温度、例えば58℃)に達すると、駆動部6に信号を
送る。これを受けて駆動部6は高周波電力変換装置3を
停止し加熱を終了し、販売するものである。
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、第6図に示すよ
うに缶飲料の中身の違い(すなわち液状の粘度差)によ
って誘導加熱のように短時間で加熱すると缶壁温度と液
温との相関関係が異なるにもかかわらず、あらかじめ設
定された一定の缶壁温度にて誘導加熱を終了するので、
缶飲料の中身によって販売温度が異なってしまい多種類
の缶飲料(コーヒ,紅茶,ウーロン茶等)に対応できな
いという課題を有していた。すなわち第6図は高周板電
力変換装置への入力電力を2,4KW,加熱効率が約83%で加
熱した場合の缶壁温度と中身温度との相関関係を実測し
たものである。尚、中身温度は加熱終了後に攪拌し液温
を一定にした時の温度であり、缶飲料の内容量は全て25
0gである。今仮りにHOT販売温度を58℃とし、コーヒを
基準にして缶壁温度を検出するサーモスタットの設定を
50.5℃とすると、販売温度はコーヒ(粘度1.4CP)が58
℃,紅茶(1.3CP)が57℃,ウーロン茶(1.0CP)が53℃
と異なってしまうので、粘度の異なる缶飲料に対応でき
ないのである。
本発明は上記課題に鑑み、缶飲料の中身の粘度に関係
なく、缶飲料が一定のHOT販売温度となる自動販売機を
提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の自動販売機は、缶
飲料を誘導加熱する加熱コイルに高周波電力を供給する
高周波電力変換装置と、缶飲料の缶壁温度を検知する温
度検知器と、缶飲料に応じて缶壁温度の検知レベルを決
定する検知レベル決定手段と、温度検知器からの温度検
知信号と検知レベル決定手段にて決定された検知レベル
とを比較する比較器と、比較器からの信号により高周波
電力変換装置を駆動する駆動手段とを備えたものであ
る。
作用 本発明は上記した構成により、検知レベル決定手段に
て缶飲料に応じた、中身温度がHOT販売温度に達した時
の缶壁温度の検知レベルを決定し、この検知レベルと缶
壁温度とを比較し加熱を終了させるので、缶飲料の中身
の種類によらずHOT販売温度を一定とすることを可能と
している。
実 施 例 第1図は本発明の一実施例を示す構成図で、1は缶飲
料2を誘導加熱する加熱コイルであり、3は交流電源4
を高周波電力に変換し、加熱コイル1に供給する高周波
電力変換装置である。6は缶飲料選択スイッチであり、
制御装置8に接続される。9は缶飲料2の缶壁温度を検
知し電気信号に変換する温度検知器で検知信号は制御装
置8に入力される。制御装置8は缶飲料選択スイッチ6
からの信号により缶飲料2の種類を判断し、缶飲料2に
応じた温度検知レベルを決定する検知レベル決定手段10
と、温度検知器9の検知信号と検知レベル決定手段10に
て決定された検知レベルとを比較器11と、缶飲料選択ス
イッチ6及び比較器11からの信号で高周波電力変換装置
3を運転/停止する駆動手段12から構成されている。
第2図は要部の具体的な回路の一例を示す。1は缶飲
料2を誘導加熱する加熱コイルである。13は共振用コン
デンサ、14はパワースイッチング半導体、15はパワース
イッチング半導体14に逆並列にコレクタ・エミッタ間に
接続された逆導通動作のためのダイオード、16,17は交
流電源4を全波整流する整流器及びコンデンサであり、
いわゆる1石トランジスタの電圧共振型のインバータ回
路を構成しており、入力電流を検知する電流検知器18か
らの信号に基いてパワースイッチング半導体14の導通・
非導通を制御する発振制御回路19とをあわせて高周波電
力変換装置3を構成している。
制御装置8(第2図には図示せず)はマイクロコンピ
ュータ20及び周辺回路から構成される。ここに示すマイ
クロコンピュータ20はCPU,ROM,RAM及び入出力部を有す
る、いわゆるワンチップマイコンである。21は非接触で
缶壁温度を測定する赤外線センサで検知信号の増巾器22
を介してマイクロコンピュータ20に温度検知信号を送出
し、これらが温度検知器9を構成する。赤外線センサ21
は缶飲料の底面の壁温を検出するように設けられてい
る。缶飲料選択スイッチ6は押されたかどうか判断する
ようにマイクロコンピュータ20に入力されている。ここ
で缶飲料選択スイッチ6は特定の缶飲料2に対応してお
りスイッチから缶飲料の種類が判別できるようになって
いる。又、マイクロコンピュータ20からは発振制御回路
19を発振(加熱)/停止するための出力が発振制御回路
19に接続されている。
次に上記のように構成した自動販売機の動作を第3図
のフローチャートを用いて説明する。
まず、缶飲料選択スイッチ6からの缶飲料選択信号入
力(HOT販売入力)があると(ステップ101)、マイクロ
コンピュータ20は発振制御回路19に発振(加熱)信号を
出力し、缶飲料2の加熱を開始する(ステップ102)。
また、マイクロコンピュータ20は先に入力した缶飲料選
択スイッチ6からの入力信号で加熱している缶飲料2が
何か判断する。本実施例ではHOT販売する缶飲料をコー
ヒ,紅茶,ウーロン茶の3種類としている。又、HOT販
売温度(中身温度)は58℃としている。ここで第4図
は、缶飲料の中身温度とこの缶飲料の缶壁温度を赤外線
センサ21で検出し増巾器22にて増巾した検知電圧との関
係を示すもので、例えばコーヒを加熱している場合、マ
イクロコンピュータ20に入力される電圧がV3の時に中身
温度は58℃に達していることを示す。
加熱している缶飲料2がウーロン茶の場合、マイクロ
コンピュータ20は検知電圧をV1と設定する(第3図ステ
ップ103,104)。同様に、缶飲料2が紅茶の場合、検知
電圧はV2(ステップ105,106),コーヒの場合、検知電
圧はV3(ステップ107)と設定する。そして、赤外線セ
ンサ21から出力される(実際には増巾後の出力(電圧値
と設定された検知電圧値とを比較する。出力電圧値が検
知電圧以下の場合は缶飲料2の中身温度がHOT販売温度
(この場合58℃)以下であるので加熱を継続するが、出
力電圧値が検知電圧値に等しくなった場合(すなわち中
身温度がHOT販売温度に達した場合)(ステップ108)、
マイクロコンピュータ20は発振制御回路19に加熱停止信
号を出力し、缶飲料2の加熱を停止する(ステップ10
9)。そして規定のHOT販売温度に達した缶飲料2を販売
するものである(ステップ110)。
上記実施例の構成によれば、缶飲料2の中身の違いに
よって誘導加熱中の缶飲料2の中身温度と検知する缶壁
温度との相関関係が異っても、缶飲料2に応じて検知レ
ベルを変えるので、缶飲料2の中身に関係なく一定のHO
T販売温度まで加熱することができ、多種類の缶飲料2
の販売が行なえるため自動販売機の稼働率の向上が図れ
る。
発明の効果 以上、実施例からも明らかなように本発明は、検知レ
ベル決定手段で缶飲料を選択するための缶飲料選択スイ
ッチにて選択された缶飲料に応じて缶壁温度の検知レベ
ルを決定し、この検知レベルと缶壁温度を検知する温度
検知器からの信号とを比較器にて比較し、この結果に基
づいて加熱/停止制御するものであるから、缶飲料の中
身の違いによって誘導加熱中の缶飲料の中身温度と検知
する缶壁温度との相関関係が異なって缶飲料に応じて検
知レベルを変えるので、缶飲料の中身に関係なく一定の
HOT販売温度に加熱することができ、多種類の缶飲料の
販売が行なえるため自動販売機の稼働率の向上が図れる
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す自動販売機の構成図、
第2図は本実施例の要部の回路図、第3図は本実施例の
自動販売機の動作を示すフローチャート、第4図は本実
施例の缶飲料別の赤外線センサによる検知電圧と中身温
度との関係を示す特性図、第5図は従来の自動販売機の
構成図、第6図は缶飲料別の缶壁温度と中身温度との相
関を示す特性図である。 1……加熱コイル、2……缶飲料、3……高周波電力変
換装置、6……缶飲料選択スイッチ、9……温度検知
器、10……検知レベル決定手段、11……比較器、12……
駆動手段。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】缶飲料を誘導加熱する加熱コイルと、前記
    加熱コイルに高周波電力を供給する高周波電力変換装置
    と、前記缶飲料の缶壁温度を検知する温度検知器と、前
    記缶飲料を選択するための缶飲料選択スイッチと、選択
    された缶飲料に応じて缶壁温度の検知レベルを決定する
    検知レベル決定手段と、前記温度検知器からの温度信号
    と前記検知レベル決定手段にて決定された検知レベルと
    を比較する比較器と、前記比較器からの信号により前記
    高周波電力変換装置を駆動する駆動手段とを備えたこと
    を特徴とする自動販売機。
JP63235247A 1988-09-20 1988-09-20 自動販売機 Expired - Lifetime JP2537990B2 (ja)

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