JP2000172938A - 缶商品自動販売機 - Google Patents

缶商品自動販売機

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Abstract

(57)【要約】 【課題】客の好みに合わせてホット商品の仕上がり温度
が選択でき、併せて商品加熱売動作時間を短縮して商品
販売を効率よく捌けるようにする。 【解決手段】外扉に機内冷蔵室の商品収納ラックから払
出した商品が搬出される商品取出口7,および商品取出
口から一旦取出した商品を投入する商品投入口8とを備
え、かつ商品投入口と商品取出口との間の通路途上に誘
導加熱式の缶商品加熱装置9を配備し、ラックから商品
取出口に搬出した商品を客の選択で商品取出口から商品
投入口に移し替え、前記加熱装置により加熱して商品取
出口に搬出するようにするとともに、外扉にはホット商
品の仕上がり温度選択釦22を備え、缶商品の加熱動作
と商品搬出動作とを切り離してホット,コールドの区別
なしに商品を短時間で商品収納ラックから商品取出口に
搬出できるようにし、併せてホット商品の仕上がり温度
を利用客の好み応じて選択できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コーヒー,紅茶,
汁粉などの缶入り商品をホット商品,もしくはコールド
商品として販売するホット・アンド・コールド自動販売
機を対象に、機内に誘導加熱式の缶商品加熱装置を搭載
し、販売した缶商品を利用客の選択により誘導加熱した
上でホット商品として提供するようにした缶商品自動販
売機に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、商品の品質管理,および自動販売
機の省エネ化を狙いに、機内に誘導加熱式の缶商品加熱
装置を搭載し、商品収納ラックで冷蔵保存していた缶商
品を利用客のホット商品選択により商品収納ラックから
払出した後、前記の缶商品加熱装置に取り込んで急速加
熱し、ホット商品として商品取出口に送り出すようにし
た缶商品自動販売機が公知であり、誘導加熱式の缶商品
加熱装置についても、その加熱制御、缶商品の取り込
み,排出に関する各種方式のものが既に数多く提案され
ている。
【0003】すなわち、自動販売機で販売するホット商
品を機内の商品収納ラックに収納した状態でヒータ加熱
により販売待機中に販売適温である50〜60℃に加熱
して保温しておくことはヒータで多大な電力量を消費す
るほか、缶商品を長時間高温状態で保管すると商品中身
の品質が劣化するおそれがある。かかる点、前記自動販
売機のように商品収納ラックに収納した商品を冷蔵保管
しておき、販売時に商品収納ラックから取出した商品を
誘導加熱して提供することで中身の品質劣化のおそれも
なく、良品質なホット商品を客に提供できる。また、庫
内の商品収納ラックに収納した商品を全て冷蔵保存とす
れば、ホット専用室,およびヒータが不要となり、ヒー
タの消費電力,並びにコールド室/ホット室間の熱貫流
に起因する熱損失も無くなってトータル的に省エネ効果
が得られる。
【0004】ここで、従来における誘導加熱式の缶自動
販売機は、商品収納ラックを搭載したキャビネットの庫
内(冷蔵室)から前面外扉の商品取出口に通じる機内の
商品搬出経路に誘導加熱式の缶商品加熱装置を配置し、
客がホット商品を選択した場合には、商品収納ラックか
ら払出した商品を缶商品加熱装置に取り込んで加熱した
上でホット商品として商品取出口に搬出するようにして
いる。
【0005】また、この場合にホット商品の仕上がり温
度は自動販売機ごとに所定の温度(通常は55℃)にあ
らかじめ設定されており、庫内の冷蔵温度,缶商品の中
身容量などの条件に合わせて誘導加熱時間を制御し、缶
商品が所定の加熱温度に達すると誘導加熱を停止して商
品を商品取出口に搬出するようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来の缶商品自動販売機では、ホット商品の仕上がり温度
の選択,販売効率の面で次に記すような問題点がある。
すなわち、 (1) ホット商品の仕上がり加熱温度があらかじめ自動販
売機で決められており、利用客の好み,外気温などで規
定の設定温度よりも熱め,あるいは温めの飲料が欲しい
場合でもその要望には対応できない。 (2) 客がコールド商品の選択を間違えてホット商品を選
択した場合でも、誘導加熱をキャンセルすることができ
ない。
【0007】(3) 冷蔵しておいた缶商品を誘導加熱式の
缶商品加熱装置を用いてホット商品の温度まで加熱する
場合に、一例として中身飲料の容量が180mlである
鉄製缶入り商品を冷蔵温度5℃から50℃まで加熱する
のに約25秒の加熱時間を要する。つまり、従来の自動
販売機で利用客がホット商品を選択した場合には、商品
を商品収納ラックから商品取出口に搬出する動作時間に
前記の誘導加熱時間が加わることになる。これに対し
て、商品収納ラックから払出した商品をそのまま商品取
出口に搬出するコールド商品の販売動作時間は僅か数秒
である。そのために、後続の順番待ち客がいる場合には
客を効率よく捌くことができず、自動販売機の販売効率
も低下する。
【0008】なお、缶商品の誘導加熱に要する時間を縮
めてホット商品の販売動作時間を短縮するために、ホッ
ト商品を庫内で35℃(商品の品質劣化に支障のない保
存温度)程度に予熱しておき、ホット商品の販売時には
庫内で予熱しておいた缶商品を商品収納から払出した
後、誘導加熱により所定の仕上がり温度まで加熱して販
売に供するようにした方式のものも知られているが、こ
の方式は機内にコールド室とは別に予熱専用室を画成し
てヒータ加熱する必要がありコスト高となる。
【0009】本発明は上記の点に鑑みなされたものであ
り、その目的は前記課題を解決し、客の好みに合わせて
ホット商品の仕上がり温度が選択でき、併せて商品販売
を効率よく捌けるようにした新規方式の缶商品自動販売
機を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、自動販売機の前面外扉に、販売指
令に基づいて機内冷蔵室に収容の商品収納ラックから払
出した商品を取り出す商品取出口,および商品取出口か
ら一旦外部に取出した商品を加熱するために投入する商
品投入口とを備えるとともに、商品投入口と商品取出口
とを結ぶ機内通路の途上に誘導加熱式の缶商品加熱装置
を設置し、コールド商品として商品収納ラックから商品
取出口に搬出された購入商品を客の選択により商品取出
口より一旦取り出して商品投入口に投入し、缶商品加熱
装置により加熱した上でホット商品として商品取出口に
搬出するように構成する(請求項1記載)。
【0011】かかる構成によれば、ホット商品,コール
ド商品の選択に関係なく、販売指令が与えられると庫内
で冷蔵保存されていた商品がそのまま商品取出口に短時
間で搬出され、同時に自動販売機は販売待機状態に戻
る。ここで、ホット商品を所望した客が自分の手(マニ
ュアル操作)で商品取出口から取り出した商品(冷たい
状態)を商品投入口に投入して誘導加熱することによ
り、ホット商品として商品取出口に搬出される。
【0012】この場合に、商品を誘導加熱している間も
自動販売機は次の商品販売が可能な待機状態にあるの
で、後続の順番待ちの利用客は前の客がホット商品を取
り出すまで待たずに、直ちに商品を購入することが可能
である。したがって、順番待ちの利用客がいる場合でも
客を効率よく捌くことができて自動販売機の販売効率が
向上する。
【0013】また、本発明によれば、前記構成をベース
として利用客の選択機能性を高めるために、客の選択に
合わせてホット商品の仕上がり温度を調節する制御手段
を備え、かつその選択入力部を外扉の前面に配備する
(請求項2)ものとし、具体的には入力部を次記のよう
な態様で構成するすることができる。
【0014】(1) 入力部にホット商品の各加熱設定温度
に対応する複数の仕上がり温度選択釦を備え、利用客の
好みに合わせてホット商品の仕上がり温度を、例えば
「ふつう」,「あつめ」,「ぬるめ」に選択できるよう
にし(請求項3)、ここで仕上がり温度選択釦は、後押
し釦を優先としてホット商品の仕上がり温度を決定する
ようにする(請求項4)。
【0015】(2) 入力部に、前項(1) の仕上がり温度選
択釦に加えて商品の加熱動作を中断停止する加熱キャン
セル釦を追加装備し、誤投入などによる商品の加熱動作
をキャンセルできるようにするようにする(請求項
5)。また、商品の加熱動作中に加熱キャンセル釦が押
された場合には、商品を最低の設定温度まで加熱して加
熱動作を停止するようにする(請求項6)。
【0016】(3) 入力部に、商品の加熱動作中に仕上が
り温度を変更する設定温度変更釦を追加装備し、誘導加
熱動作の開始後でも先に選択釦で設定した仕上がり温度
の変更を可能にする(請求項7)。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて説明する。まず、図1に誘導加熱式
の缶商品加熱装置を搭載した自動販売機の全体構成を示
す。図において、1は自動販売機の本体キャビネット、
2はその前面外扉であり、図示されてないが断熱筐体と
してなるキャビネット1の庫内には、多セレクションの
商品収納ラック(例えばサーペンタイン式商品収納ラッ
ク),庫内を保冷する冷却器(冷凍機のエバポレー
タ),および商品搬出シュータを搭載し、その前面には
断熱内扉を配している。
【0018】また、外扉2には、商品見本3,商品選択
釦4を配置したディスプレイ室5、コイン機構,ビルバ
リデータなどを搭載した操作パネル6、庫内の商品収納
ラックから払出した商品を取り出す商品取出口7に加え
て、商品取出口7の開口位置よりも斜め上方の中段位置
に開口する商品投入口8を備えており、この商品投入口
8と商品取出口7との間を結んで外扉2の裏面側に構成
した機内通路には誘導加熱式の缶商品加熱装置9が設置
され、さらに缶商品加熱装置9を挟んでその入口と商品
投入口8との間,および出口と商品取出口7との間には
それぞれシュータ10,11が敷設されている。なお、
12は缶商品加熱装置9の制御ボックス、13は誘導加
熱コイルに給電する高周波電源(インバータ)である。
【0019】ここで、缶商品加熱装置9の構成は、本発
明と同一出願人より先に提案した特開平6−28274
2号,特願平9−117672号と同様に、倒置姿勢で
シュータ11を滑動して来た缶商品14を受容する樋状
の缶搬送ガイド15、缶搬送ガイド15の外周面側に配
置した誘導加熱コイル16、缶搬送ガイドの出口側に配
して加熱装置内に取り込んだ缶商品14を加熱位置に保
持する開閉式ストッパ17と、誘導加熱中に缶商品14
を缶搬送ガイドから浮かした状態に上下から保持して自
転させるローラ18(図3参照),およびローラの駆動
モータ19を組合せ、さらに上方には缶商品14の取り
込みを検知する商品検知センサ20,缶の表面温度を検
出する温度センサ21などを組合せた構成になる。
【0020】また、商品投入口8の開口位置に対応して
ディスプレイ室5の前面一角には仕上がり温度選択釦2
2,加熱キャンセル釦23,および加熱温度表示部24
を備えている。ここで、仕上がり温度選択釦22は、ホ
ット商品を所望する利用客が好みに応じて仕上がり温度
を普通(55℃),熱め(58℃),温め(50℃)に
選択するものであって、「ふつう」,「あつめ」,「ぬ
るめ」の三つの釦22a,22b,22c(図2参照)
を備えている。また、加熱キャンセル釦23は、加熱動
作中にこの釦を押すことにより加熱動作を中断するもの
である。
【0021】一方、図2で示すように、缶商品加熱装置
9の制御ボックス12には、CPU12a,各仕上がり
温度のデータを記憶して格納しておくRAM12b、駆
動モータ19のドライバ12cを備えており、次記のよ
うに缶商品14の誘導加熱制御を行う。なお、この缶加
熱加熱装置9の制御系スレーブは商品販売の制御系スレ
ーブと分けて構築されている。
【0022】次に、前記構成になる自動販売機の商品の
販売動作,およびホット商品を誘導加熱する動作手順を
説明する。まず、利用客がお金を投入して商品を選択釦
4で選択すると、庫内で低温に保冷されていた商品14
が商品収納ラックから払出され、商品搬出シュータを経
て商品取出口7に搬出される。
【0023】ここで、ホット商品を所望の利用客が商品
取出口7から自分の手で商品を一旦外部に取出した後、
商品投入口8に投入すると、商品14は倒置姿勢でシュ
ータ10の上を滑動し缶商品加熱装置9に入る。ここ
で、図4のフローチャートで表すように、商品検知セン
サ20が商品14を検知すると、制御ボックス12のC
PU12aからの指令でローラ18が商品14を支える
位置に移動し、さらに駆動モータ19が始動して缶商品
14を自転開始するとともに、高周波電源13に誘導加
熱コイル16への通電開始信号を送って誘導加熱を開始
する。また、同時に仕上がり温度選択釦22,加熱キャ
ンセル釦23を有効にする。ここで、利用客が仕上がり
温度選択釦22のいずれか選択して釦を押すと、RAM
12bのメモリデータから加熱設定温度を決定する。な
お、この場合に、仕上がり温度選択釦22は押し直しが
可能であり、後から押した釦を優先として仕上がり温度
を決定するようにしている。なお、各仕上がり温度選択
釦22a,22b,22cに対応する各設定温度はRA
M12bのメモリデータを書換えることで変更可能であ
る。
【0024】ここで、缶商品14の誘導加熱中は温度セ
ンサ21が缶の表面温度を検出し、この信号を基に中身
飲料の温度が指定の仕上がり温度に達したと判断される
とCPU12aから加熱停止信号が出され、この停止信
号を基に誘導加熱コイル16への給電を停止し、同時に
ローラ18を回転停止,後退操作して缶商品14を搬送
ガイド15に戻した上で、出口側のストッパ17を開放
位置に後退させる。これにより商品14は缶商品加熱装
置9からシュータ11を経て商品取出口7にホット商品
として搬出され、これで一連の商品誘導加熱動作が終了
する。なお、誘導加熱動作の開始後に、客が仕上がり温
度選択釦22を選択しない場合には、「ふつう」温度
(55℃)で加熱するものとする。
【0025】また、加熱動作の開始後に加熱キャンセル
釦23を押すと、缶の表面温度に関係なく誘導加熱を即
時中断して加熱動作を終了する。あるいは、別な実施例
として、加熱キャンセル釦23が押された場合には、制
御ボックス12で仕上がり温度を「ぬるめ」温度(50
℃)に相当する最低の加熱設定温度で加熱制御し、缶商
品がその温度に達したところで誘導加熱動作を停止して
商品取出口7に搬出するように初期設定しておくことも
できる。
【0026】このように入力部に加熱キャンセル釦23
を併設ておくことで、利用客が購入した炭酸飲料商品
(炭酸飲料は加熱すると発泡により缶の内圧が異常に高
くなり、缶が加熱装置内で破裂したり、取出した缶を開
封した際に飲料が噴き出て思わぬ火傷をするおそれがあ
る)を誤って投入した場合に、加熱をキャンセルするこ
とができる。
【0027】さらに別な実施例として、入力部に仕上が
り温度設定釦22と並べて設定温度変更釦を備えてお
き、缶商品14の加熱中に設定温度変更釦を押すことに
より、途中からでも仕上がり温度を変更(その時点の缶
温度よりも高温側)することもできる。
【0028】また、図示実施例では、商品投入口8につ
いて特別な規制手段を設けてないが、自動販売機の稼働
中に常時商品投入口8を開放状態にしておくと、悪戯で
異物が投入されたり、他の自動販売機(誘導加熱機能な
し)で購入した缶商品の加熱に悪用されるおそれがあ
る。そこで、商品投入口8にロック可能な扉を備えて販
売待機中は扉を閉状態にロックしておく、あるいは商品
購入時にホット商品を選択した場合にのみ扉ロックを解
除して商品の投入を可能にするなどして対処するのが好
ましい。
【0029】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の構成によれ
ば、自動販売機に搭載した誘導加熱式の缶商品加熱装置
を、商品収納ラックから商品取出口に通じる機内通路に
配置せずに、商品取出口と別に新たに設けた商品投入口
と商品取出口との間の機内通路に設置し、ホット商品を
所望する場合には商品取出口に搬出された商品を利用客
自身が商品取出口から一旦取出した商品をマニュアル操
作で商品投入口に投入して誘導加熱するようにしたこと
で、保冷状態にある缶商品をホット商品の仕上がり温度
に加熱するまでの誘導加熱動作と商品収納ラックから商
品取出口に搬出する商品搬出動作とを切り離し、商品販
売時にはホット商品,コールド商品の区別なしに商品を
短時間で商品収納ラックから商品取出口に搬出すること
ができる。したがって、順番待ちの利用客がいる場合で
も、後続の客は前の客がホット商品を取り出すまで待た
ずに、直ちに商品を購入することが可能となり、これに
より客を効率よく捌くことができて自動販売機の販売効
率が向上する。
【0030】また、自動販売機の前面外扉にホット商品
の仕上がり温度選択釦を配したことにより、利用客は好
みに応じた仕上がり温度を選択することができ、さらに
加熱キャンセル釦,加熱温度変更釦を追加装備すること
で、商品の誤投入によるトラブル防止,および仕上がり
温度の途中変更が可能となるなど、商品の加熱機能につ
いて多機能化,サービス性の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による缶商品自動販売機の構成
を表す正面図
【図2】図1における誘導式缶商品加熱装置の制御系統
【図3】図1における誘導式缶商品加熱装置に缶商品を
保持した状態を模式的に表した図
【図4】図1の構成で缶商品を誘導加熱する際の動作を
表すフローチャート図
【符号の説明】
1 本体キャビネット 2 前面外扉 7 商品取出口 8 商品投入口 9 誘導加熱式缶商品加熱装置 10,11 シュータ 12 制御ボックス 14 缶商品 16 誘導加熱コイル 22 仕上がり温度選択釦 23 加熱キャンセル釦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古田 寿久 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 中谷 智良 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (72)発明者 西 正博 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 Fターム(参考) 3E044 AA01 BA01 BA02 CA01 CA02 CB01 CC06 CC08 DB02 DB05 DB16 DD10 FB04 FB06 FB08 FB09 FB11 3E046 AA04 BA03 BA06 BB03 CA01 FA03 GA08 HA03

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機内に誘導加熱式の缶商品加熱装置を搭載
    し、利用客の選択により販売した商品を加熱してホット
    商品として提供する缶商品自動販売機であって、その前
    面外扉に、販売指令に基づいて機内冷蔵室に収容の商品
    収納ラックから払出した商品を取り出す商品取出口,お
    よび商品取出口から一旦外部に取出した商品を加熱する
    ために投入する商品投入口とを備えるとともに、商品投
    入口と商品取出口とを結ぶ機内通路の途上に誘導加熱式
    の缶商品加熱装置を配備し、コールド商品として商品収
    納ラックから商品取出口に搬出された購入商品を客の選
    択により商品取出口より一旦取り出して商品投入口に投
    入し、缶商品加熱装置により加熱した上でホット商品と
    して商品取出口に搬出するようにしたことを特徴とする
    缶商品自動販売機。
  2. 【請求項2】請求項1記載の缶商品自動販売機におい
    て、利用客の選択に合わせてホット商品の仕上がり温度
    を調節する制御手段を備え、その入力部を外扉の前面に
    配備したことを特徴とする缶商品自動販売機。
  3. 【請求項3】請求項2記載の缶商品自動販売機におい
    て、入力部にホット商品の各加熱設定温度に対応する複
    数の仕上がり温度選択釦を備えたことを特徴とする缶商
    品自動販売機。
  4. 【請求項4】請求項3記載の缶商品自動販売機におい
    て、仕上がり温度選択釦は、後押し釦を優先としてホッ
    ト商品の仕上がり温度を決定するようにしたことを特徴
    とする缶商品自動販売機。
  5. 【請求項5】請求項2記載の缶商品自動販売機におい
    て、入力部に商品の加熱動作を中断停止する加熱キャン
    セル釦を追加装備したことを特徴とする缶商品自動販売
    機。
  6. 【請求項6】請求項5記載の缶商品自動販売機におい
    て、商品の加熱動作中に加熱キャンセル釦が押された場
    合に、商品を最低の設定温度まで加熱して加熱動作を中
    断停止するようにしたことを特徴とする缶商品自動販売
    機。
  7. 【請求項7】請求項2記載の缶商品自動販売機におい
    て、入力部に商品の加熱動作中に仕上がり温度を変更す
    る設定温度変更釦を追加装備したことを特徴とする缶商
    品自動販売機。
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