JP4936857B2 - プルダウン信号検出装置、プルダウン信号検出方法及び順次走査変換装置 - Google Patents

プルダウン信号検出装置、プルダウン信号検出方法及び順次走査変換装置 Download PDF

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Description

本発明は、インターレース方式映像信号を順次走査方式映像信号に変換する装置に関し、特に映画等の2−3プルダウンあるいは2−2プルダウン形式で生成されたインターレース方式映像信号を検出する装置に関する。
テレビジョン放送波として一般に用いられるNTSC方式映像信号ではインターレース走査方式で映像が走査され、等価的な毎秒画像数を多くして面フリッカを低減している。一方、近年になって液晶表示装置あるいはプラズマ表示装置のような薄型のテレビジョン受像機が普及し始めている。このような表示装置を用いてインターレース方式映像信号をそのまま各走査線に表示すると、画面の輝度が著しく低下し鑑賞に堪えない映像となる。従ってこのような表示装置は、順次走査方式で映像が表示される。インターレース走査方式の信号を液晶表示装置のような順次走査の表示デバイスに表示する場合、インターレース走査/順次走査変換回路が必要となる。
NTSC方式等の標準テレビジョン方式の映像信号の中には、映画フィルム画像に基づいて生成された映像信号が含まれていることがある。映画フィルムは、毎秒24コマであり、一方、標準テレビジョン方式の映像信号は毎秒30フレーム(毎秒60フィールド)のインターレース走査の映像信号である。そのため、映画フィルムを2−3プルダウンあるいは2−2プルダウン形式で変換して標準テレビジョン方式の映像信号を得ている。映画フィルムより変換して得られるインターレース走査の映像信号を、以下プルダウン信号という。
例えば2−3プルダウン方式では、先ず映画フィルムを走査してフレーム周波数24Hzの順次走査の映像信号を生成し、次に映画フィルムの第1フレームを第1及び第2フィールド(2フィールド)、第2フレームを第3〜第5フィールド(3フィールド)、第3フレームを第6及び第7フィールド(2フィールド)、第4フレームを第8〜第10フィールド(3フィールド)というように対応させて変換している。このように2−3プルダウン方式では、同じ映像内容のフィールドが2回又は3回繰り返し用いられる。プルダウン信号に変換されたフィールド信号は奇数フィールド、偶数フィールドを交互に繰り返して再生される。
このようにして、映画フィルムの2コマを標準テレビジョン方式の映像信号の5フィールドに対応させ、映画フィルムのコマに対応して2フィールド映像信号と3フィールドの映像信号とを交互に繰り返す映像信号に変換している。
このようなプルダウン信号を順次走査信号に変換するには、映画フィルムの同一のコマから生成された2フィールドを1フレームに合成する必要がある。これを実現する順次走査変換装置は、入力されている映像信号がプルダウン信号であるか否か判断し、プルダウン信号であった場合に、各フィールドに合成すべきフィールド(これをペアフィールドという)を判断し、それらフィールドを合成することで順次走査信号を生成する。このような信号処理をプルダウン補間処理という。
プルダウン補間処理を行うには、先ず入力映像信号がプルダウン信号であるか否か精度良く検出する必要がある。下記特許文献1及び2は、このようなプルダウン信号を検出する装置を開示している。特許文献1は、フィールド間及びフレーム間の動静判定のパターンを利用してプルダウン信号を検出する装置を開示している。特許文献2は、プルダウン信号の周期がとれずに乱れた場合でもプルダウン信号を判定する装置を開示している。
特開2006−20119号公報 特開2005−94094号公報
従来のプルダウン信号を検出あるいは判定する装置では、プルダウン信号の基となる順次走査(プログレッシブ)画像(24フレーム/秒)の各フレームが全て異なる画像の場合が想定されていた。しかし、上記した2−3プルダウン信号あるいは2−2プルダウン信号の中には、プルダウン信号の基となるプログレッシブ画像が、フレームを間引き、同一のフレーム画像を2つずつ続けて使用した映像信号となっている場合がある。このような画像信号は、アニメ映像などで現れてくる信号である。
このようなフレームを間引いたプルダウン信号が入力されると、従来の方法では、同じフレーム画像が続いた場合に、フレーム間の動静判定のパターンが一般的なプルダウン信号パターンと一致せず、プルダウン信号検出の判定までに長い時間が必要となる。
本発明は、このようにフレームを間引き、同一のフレーム画像を例えば2つずつ続けて使用したプログレッシブ画像を元に生成されたプルダウン信号を精度良く検出し、該プルダウン信号に対する適切なプルダウン処理を実施することを目的とする。
本発明に係るプルダウン信号検出装置は、入力映像信号の現フィールド信号と、この現フィールド信号を1フィールド遅延した1フィールド遅延信号との差分を演算する差分回路と、前記差分回路からの前記差分と第1比較値とを比較し、該比較結果を1フィールド毎に加算し、該加算結果と第2比較値とをフィールド毎に比較し、フィールド間相関レベルを判定するフィールド間相関判定回路と、前記フィールド間相関判定回路から得られる連続する複数の前記フィールド間相関レベルのパターンと、入力される第1フラグ情報とに基づいて、前記入力映像信号が第1プルダウン信号であるか第2プルダウン信号であるか、フィールド周期で判定する第1判定回路と、前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1プルダウン信号であると判定した場合にフラグを立て、該フラグの状態を前記第1フラグ情報として前記第1判定回路に提供する第1フラグ手段と、前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1プルダウン信号であると判定した回数をカウントする第1カウンタを具備し、該カウンタの値が第1所定値を超えた場合、前記入力映像信号を前記第1プルダウン信号であると判定する第2判定回路と、前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1及び第2プルダウン信号以外の信号であると判定した場合、前記第1カウンタの値を0にリセットする手段とを具備する。
フレームを間引き、同一のフレーム画像を例えば2つずつ続けて使用したプログレッシブ画像を元に生成されたプルダウン信号を精度良く検出し、該プルダウン信号に対する適切なプルダウン処理を実施することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は本発明に係るプルダウン信号検出回路が適用された順次走査変換装置の一実施例の構成を示すブロック図である。
インターレース走査の入力映像信号である現フィールド信号S1は第1フィールド遅延回路11に入力され、1フィールド後に1フィールド遅延信号S2として読み出される。フィールド遅延回路11は、例えば1フィールド分のメモリ領域を2つ有し、入力される1フィールド分の映像信号が2つのメモリ領域に交互に記録される。記録された映像信号の読出しも、2つのメモリ領域に対して交互に行われる。従って、記録された現フィールド信号が第1フィールド遅延回路11から1フィールド遅延信号S2として読み出されているとき、次の現フィールド信号が、フィールド信号S1として第1フィールド遅延回路11に記録される。1フィールド遅延信号S2は第2フィールド遅延回路12に入力され、1フィールド後に2フィールド遅延信号S3として読み出される。第2フィールド遅延回路12の構成及び動作は、第1フィールド遅延回路11と同様である。
動画系補間信号生成回路13は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2の走査ライン間に位置される動画系補間信号を、例えば動きベクトルによる動き補償補間により生成する。静画系補間信号生成回路14は、現フィールド信号S1、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2の走査ライン間に位置される静画系補間信号を、例えば現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3の平均により、あるいは2フィールド遅延信号S3そのものの値を用いて生成する。
動き検出回路15は、現フィールド信号S1、2フィールド遅延信号S3から、フレーム間の動きを検出し、動き検出信号を混合回路16に出力する。混合回路16は、混合比率を前記動き検出信号に応じて変化させて、前記動画系補間信号と前記静画系補間信号を混合し、動き適応補間信号を生成する。
本発明に係るプルダウン信号検出回路17は、現フィールド信号S1、1フィールド遅延信号S2、2フィールド遅延信号S3から、1フィールド遅延信号S2がプルダウン信号であるかの検出を行い、プルダウン信号検出信号とペアフィールド選択信号を生成する。プルダウン信号検出回路17の詳細動作は後述される。
第1のセレクタ18はペアフィールド選択信号に応じて、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドとして、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3のどちらか一方を選択し、ペアフィールド信号として第2のセレクタ19に出力する。第2のセレクタ19は、プルダウン信号検出信号がプルダウン信号を示す場合にはペアフィールド信号を、そうでない場合には動き適応補間信号を選択し、選択した信号を補間信号として出力する。順次走査変換回路20は、前記補間信号と直接信号である1フィールド遅延信号S2とを、順次走査順に整列(合成)して順次走査変換信号を生成する。
映像再生回路21は、順次走査変換信号に対してD/A変換及び増幅等の処理を施し、映像再生信号を生成する。表示部22は映像再生信号を基に映像を表示する。
図2は本発明に係るプルダウン信号検出回路17の一実施例の構成を示すブロック図である。
現フィールド信号S1は、フィールド間差分絶対値回路31及びフレーム間差分絶対値回路32に入力される。1フィールド遅延信号S2は、フィールド間差分絶対値回路31に入力され、2フィールド遅延信号S3は、フレーム間差分絶対値回路32に入力される。
フィールド間差分絶対値回路31では、現フィールド信号S1と1フィールド遅延信号S2間の差分絶対値を算出し、その出力は信号S1と信号S2間のフィールド間相関を求めるために使用される。一方、フレーム間差分絶対値回路32では、現フィールド信号S1と2フィールド遅延信号S3間の差分絶対値を算出し、その出力は信号S1と信号S3間のフレーム間相関のレベルを求めるために使用される。
フィールド間差分絶対値回路31の出力信号はフィールド間比較器33に入力され、フィールド間比較レベルFD1と比較される。この比較結果は累積加算器34により1フィールド期間累積加算され、フィールド間動静判定回路35に入力される。フィールド間動静判定回路35は累積加算器34からの累積加算結果とフィールド間累積加算値比較レベルFD2とを比較することで、フィールド間相関のレベルを強/弱に分け、相関が強い場合“静”、相関が弱い場合“動”としてフィールド間の動静判定結果を提供する。
また、フレーム間差分絶対値回路32の出力信号はフレーム間比較器38に入力され、フレーム間比較レベルFM1と比較される。この比較結果は累積加算器39により1フィールド期間累積加算され、フレーム間動静判定回路40に入力される。フレーム間動静判定回路40は累積加算器39からの累積加算結果とフレーム間累積加算値比較レベルFM2とを比較することで、フレーム間相関のレベルを強/弱に分け、相関が強い場合“静”、相関が弱い場合“動”としてフレーム間の動静判定結果を提供する。
次に、フィールド間プルダウンパターン検出回路36は、複数フィールド、例えば連続5フィールドのフィールド間動静判定結果が、後述する2−3プルダウン信号や、2−2プルダウン信号などプルダウン信号特有のパターンと一致しているかを検出あるいは判定する。また、フレーム間プルダウンパターン検出回路41は、複数フィールド、例えば連続5フィールドのフレーム間動静判定結果が、2−3プルダウン信号及び2−2プルダウン信号などプルダウン信号特有のパターンと一致しているかを検出あるいは判定する。
プルダウン信号判定回路42は、フィールド間プルダウンパターン検出結果及びフレーム間プルダウンパターン検出結果が、所定フィールド数の期間においてプルダウン信号条件を満たすか否かにより2−3プルダウン信号及び2−2プルダウン信号などのプルダウン信号であるかを判定する。プルダウン信号であるかの判定結果は、プルダウン信号検出信号K1として出力され、プルダウン信号である場合には、1フィールド遅延信号S2とペアになるフィールドが現フィールド信号S1であるか2フィールド遅延信号S3であるかを示すペアフィールド選択信号K2が出力される。
図3に2−3プルダウン信号のフィールド間、及びフレーム間の動静判定パターンを示す。2−3プルダウン信号は、走査周波数24フレーム/秒のプログレッシブ画像の、偶数ライン及び奇数ラインから、インターレースのトップフィールド画像、及びボトムフィールド画像を作成することで、走査周波数60フレーム/秒のインターレース画像を作成する。この24フレーム/秒のプログレッシブ画像から60フレーム/秒のインターレース画像への変換では、プログレッシブ画像から、2枚のフィールド画像と3枚のフィールド画像を交互に生成する。このようにして生成された画像では、フィールド間、及びフレーム間の相関にそれぞれ5フィールドの周期性が現れ、2−3プルダウン信号特有の動静パターンが検出される。この特有の動静パターンは図3のように、フィールド間の場合、例えば左端から“静、動、静、静、動”の繰り返しとなり、フレーム間の場合、例えば左端から“動、動、静、動、動”の繰り返しとなる。
図4に2−2プルダウン信号のフィールド間、及びフレーム間の動静判定パターンを示す。2−2プルダウン信号は走査周波数24フレーム/秒のプログレッシブ画像の、偶数ライン、及び奇数ラインから、インターレースのトップフィールド画像、ボトムフィールド画像を作成することで、走査周波数50フレーム/秒のインターレース画像を作成する。この24フレーム/秒のプログレッシブ画像から50フレーム/秒のインターレース画像への変換では、各プログレッシブ画像から、2枚のフィールド画像を生成する。このようにして生成された画像では、フィールド間、及びフレーム間の相関に周期性が現れ、2−2プルダウン信号特有の動静パターンが検出される。この特有の動静パターンは図4のように、フィールド間の場合、例えば左端から“静、動”の繰り返しとなり、フレーム間の場合は全て“動”となる。
以上説明したプルダウン信号は、プルダウン信号の基となるプログレッシブ画像(24フレーム/秒)の各フレームが全て異なる画像の場合が想定されていた。しかし、上記した2−3プルダウン信号あるいは2−2プルダウン信号の中には、プルダウン信号の基となるプログレッシブ画像が、同一のフレーム画像を2つずつ続けて使用してフレームを間引いた映像信号となっている場合がある。このような画像信号は、通常のプルダウン信号内に、例えば数秒間に数フレーム続いて挿入されていることがある。
従来は、このような入力信号をプルダウン信号と判定することができない。その結果、入力プルダウン信号に対して適切なプルダウン信号処理を行うことができず、表示される画像の品質が低下することになる。
図5は、このように同一のフレームを2つずつ続けて作成したプログレッシブ画像を2−3プルダウン信号に変換し、フィールド間及びフレーム間動静判定を行った様子を示している。動静判定結果は矩形枠で示すように、フィールド間の場合、例えば“静、静、静、動、静”の繰り返しパターンとなり、フレーム間の場合、例えば“静、静、静、動、動”の繰り返しパターンとなる。このように動静判定結果には、5フィールド周期及び5フレーム周期の特有な動静パターンが現れる。このような特有のパターンをここでは待機状態判定パターンと呼ぶ。この待機状態判定パターンを検出することにより、フレームを間引いたプログレッシブ画像から作成されたプルダウン信号の検出が可能となる。
尚、図5では、元のプログレッシブ画像のフレームが、A、A、C、C、E、Fのように構成されている場合を示したが、これに限らず例えば、A、B、B、D、D、FあるいはA、B、C、C、E、Fのように構成されていた場合も、動静判定結果には同様な待機状態パターンが現れる。
また、本実施例では、同一のフレーム画像を2つ続けて作成したプログレッシブ画像を基に作成されたプルダウン信号の検出について説明するが、これに限らず、同一のフレーム画像を3つ以上続けて作成したプログレッシブ画像を基に作成されたプルダウン信号も、他の待機状態パターンを用いて同様に検出することが可能である。このように、待機状態判定パターンを多数持つことで、元画像の24フレーム/秒プログレッシブ画像における、間引きされたフレームの数(連続する同一フレーム画像の数)の多様性に対応できる。
図6は、2−2プルダウン信号のフィールド間及びフレーム間の動静判定結果に含まれる待機状態判定パターンの例を表す。元のプログレッシブ画像が、同一フレーム画像を2つ続けて構成されているため、矩形枠で囲まれた4つの判定値で示される待機状態判定パターンが検出される。この待機状態判定パターンは、フィールド間動静判定結果の場合は、静、静、動、静であり、フレーム間の動静判定結果の場合は、静、静、動、動である。
図7(a)及び図8(a)は、フィールド間プルダウンパターン検出回路36が、フィールド間動静判定結果から、待機状態判定パターンを検出するために参照する参照パターンを示し、これら参照パターンはパターン検出回路36内に格納されている。図7(b)及び図8(b)はフレーム間プルダウンパターン検出回路41が、フレーム間動静判定結果から、待機状態判定パターンを検出するために参照する参照パターンを示し、これら参照パターンはパターン検出回路41内に格納されている。
例えば図7(a)の各参照パターンは、“静、静、静、動、静”の判定パターンを1データずつシフトしたデータで構成される。パターン検出回路36は連続するフィールド間動静判定結果を例えばFIFOメモリに格納する。格納されたフィールド間動静判定結果は、フィールド期間毎に例えば右シフトされると共に、新たな1判定結果がFIFOメモリの先頭(左端)に格納される。パターン検出回路36はフィールド期間毎に、FIFOメモリに格納された判定結果が待機状態判定パターンに一致するか否かを、図7(a)及び図8図(a)に示す参照パターンを用いて判定する。同様に、フレーム間プルダウンパターン検出回路41は、図7(b)及び図8(b)の参照パターンを参照して、フレーム間動静判定結果から、待機状態判定パターンを検出する。
図5あるいは図6を用いて説明した待機状態パターンは、前述したように通常のプルダウンパターン信号の合間に(例えば数秒間の通常プルダウンパターン信号内に数フレーム期間)現れる可能性が高い。パターン検出回路36は通常のプルダウンパターンの検出の後、プルダウンパターンが検出されなくなった場合、直ぐにプルダウンパターン未検出信号を出力するのではなく、待機状態パターンの検出を行い、待機状態パターンを検知している間は、待機状態パターン検知信号を出力する。
プルダウン信号判定回路42は、待機状態パターンの連続する時間が所定時間以下であり、待機状態パターンに続いて通常のプルダウンパターンが連続して検出される場合はプルダウン信号検出信号を出力を維持する。
図9はフィールド間プルダウンパターン検出回路36の動作、図11はフレーム間プルダウンパターン検出回路41の動作をそれぞれ示すフローチャートである。これらの動作は同様であるので、プルダウンパターン検出動作を代表して、図9のフィールド間プルダウンパターン検出回路36の動作を詳細に説明する。また、図10はパターン検出回路36の検出出力を利用したプルダウン信号判定回路42によるプルダウン信号判定動作、図12はパターン検出回路41の検出出力を利用したプルダウン信号判定回路42によるプルダウン信号判定動作をそれぞれ示すフローチャートである。これらの動作は同様であるので、プルダウン信号判定動作を代表して、図10のプルダウン信号判定動作のみを詳細に説明する。
前述したようにプルダウン信号判定回路42は、フィールド間プルダウンパターン検出結果及びフレーム間プルダウンパターン検出結果が、所定フィールド数の期間においてプルダウン信号条件を満たすとき、入力フィールド信号が2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号などのプルダウン信号であると判定し、プルダウン信号検出信号を出力する。
先ず、図9を参照してフィールド間プルダウンパターン検出回路36の動作を説明する。このフローチャートが示す処理動作は1フィールド毎に実行される。
パターン検出回路36は、フィールド間動静判定回路35からのフィールド間動静判定結果を基に、図3及び図4で示したように、指定数分(図3では5、図4では2)のフィールド間動静判定結果が、プルダウンパターン特有のパターンに完全に一致しているか判断し(S101)、一致している場合にはプルダウンパターン検出信号を出力する(S106)。
フィールド間動静判定結果が、プルダウンパターン特有のパターンに一致していてない場合(S102のNO)、パターン検出回路36は待機状態検出フラグ(後述される)が立っているか判断する(S102)。待機状態検出フラグが立っていない場合(S102のNO)、プルダウンパターン未検出信号を出力する(S104)。
一方、待機状態検出フラグが立っている場合(S102のYES)、プルダウンパターン検出回路36は、入力した前記指定数分のフィールド間動静判定結果が、待機状態パターンに完全に一致するか判断し(S103)、完全に一致する場合は待機状態パターン検出信号を出力する(S105)。
次に、図10を用いてフィールド間プルダウンパターン検出回路36の検出出力を利用したプルダウン信号判定回路42によるプルダウン信号判定動作を説明する。このフローチャートが示す処理動作は1フィールド毎に実行される。
信号判定回路42は、パターン検出回路36にてプルダウンパターンを検出したか判断し(S201)、検出している場合はフィールド間待機状態検出フラグ42aを立てる(S202)。次に、待機状態パターン検出期間カウンタ42cをクリアし(S203)、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dをカウントアップする(S204)。
信号判定回路42は、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dの値がしきい値THpより大きいか判断する(S205)。プルダウンパターン検出期間カウンタ42dの値がしきい値THp以下の場合(S205のNO)、プルダウン信号未検出信号を出力する(S213)。
プルダウンパターン検出期間カウンタ42dの値がしきい値THpより大きい場合(S205のYES)、信号判定回路42は、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dをクリアし(S206)、プルダウン信号検出信号を出力し(S207)、プルダウンモードとなる(S208)。このように、プルダウン信号判定回路42は、パターン検出回路36がプルダウンパターンを閾値THp回より多く検知した場合に、プルダウン信号検出信号を出力する。これによって、安定したプルダウン信号処理を行うことができる。
このプルダウンモードにおいて、プルダウン信号判定回路42は、フィールド間プルダウンパターン検出回路36からのプルダウンパターン未検出信号のみをモニタする。つまり、このプルダウンモードでは、待機状態パターン検出信号またはプルダウンパターン検出信号が入力されても、信号判定回路42はなにもしない。
このプルダウンモードの間に、図5、図6で示したような待機状態パターンがパターン検出回路36に入力されると、パターン検出回路36はステップS101、S102、S103、S105の処理を実行する結果、待機状態パターン検出信号を出力するが、前述したようにプルダウンモードは維持される。このような場合、従来はステップS104のようにプルダウン未検出信号を出力するので、プルダウンモードは解除され、フィールド信号S1、S2、S3は通常のビデオ信号として処理される。その結果、表示部22で表示される画像の品質が低下する。本実施例では、フィールド間動静判定結果が待機状態パターンとなった場合、フィールド信号S1、S2、S3はプルダウン信号として処理されるので、上記したような画像品質の低下は生じない。
また、プルダウンモードの間に、フィールド信号として通常のビデオ信号(図3〜図6のような2−3プルダウン信号及び2−2プルダウン信号以外の信号)が入力されると、パターン検出回路36はプルダウンパターン未検出信号を出力する(S104)。
このプルダウンパターン未検出信号に応答してプルダウン信号判定回路42は、ステップS201、S209の判断ステップを実行し、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dをクリアし(S210)、待機状態パターン検出期間カウンタ42cをクリアし(S211)、状態検出フラブ42aをリセットする(S212)。更に、プルダウン信号未検出信号を出力し(S213)、プルダウンモードから通常モードになる(S214)。つまりプルダウン信号判定回路42は、プルダウンパターン検出信号/未検出信号、待機状態パターン検出信号をモニタする。
通常のビデオ信号がしばらくの間続いた後(通常モード時)、再びプルダウンパターン信号が連続して入力し始め、プルダウンパターン検出期間カウンタのカウント値が閾値THp以下のときに、図5、図6で示したような待機状態パターンがパターン検出回路36に入力されると、パターン検出回路36はステップS101、S102、S103、S105の処理を実行し、その結果、待機状態パターン検出信号を出力する。このときのモードは通常モードであるから、信号判定回路42は、この待機状態パターン検出信号に応答して、ステップS201、S209、S215を実行し、待機状態パターン検出期間カウンタ42cをカウントアップする。このように、通常のビデオ信号を検出したときとは異なり、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dの値は維持される。
待機状態パターンが数フレーム期間続いた後、フィールド間動静判定結果が、待機状態パターンから通常のプルダウンパターンに復帰すると、パターン検出回路36はプルダウンパターン検出信号を出力する(S106)。信号判定回路42は、プルダウンパターン検出信号に応答して、ステップS201〜S203を実行し、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dをカウントアップする(S204)。このとき、期間カウンタ42dは、待機状態パターンが検出される直前の値からカウントを開始する。このように、待機状態パターンが入力され、通常のプルダウンパターンが検出されない場合でも、検出期間カウンタ42dの値はリセットされない。従来、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dの閾値以下の周期で、図5あるいは図6のような待機パターンのフィールド信号が入力されると、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dがその度にリセットされるので、プルダウン信号判定に著しく長い時間が費やされることがあった。しかし本実施例では、そのような場合にプルダウンパターン検出期間カウンタ42dがリセットされないので、プルダウン信号判定に著しく長い時間が費やされることはない。
また通常モードにおいて、典型的なプルダウン信号を検出した後、待機状態パターンがある一定期間続き、待機状態パターン検出期間カウンタ42cの値がスレッショルド値THwを超えた場合(S216のYES)、プルダウン信号判定回路42は入力信号を通常のビデオ信号と判定し、プルダウンパターン検出カウンタ及び待機状態パターンカウンタを0クリアし(S210、S211)、フィールド間待機状態検出フラグをリセットし(S212)、プルダウン信号未検出信号を出力し(S213)、通常モードとなる(S214)。
以上の手法を用いることで、通常のプルダウン信号を入力した後、フレームを間引きしたような24フレーム/秒プログレッシブ画像から作成されたプルダウン信号が入力された場合でも、プルダウンパターン検出期間カウンタ42dが初期化される弊害がなくなり、プルダウン信号の検出に時間が著しくかかる現象が抑えられる。
以上の説明はこの発明の実施の形態であって、この発明の装置及び方法を限定するものではなく、様々な変形例を容易に実施することができるものである。
本発明に係るプルダウン信号検出回路が適用された順次走査変換装置の一実施例の構成を示すブロック図である。 本発明に係るプルダウン信号検出回路17の一実施例の構成を示すブロック図である。 2−3プルダウン信号のフィールド間及びフレーム間の動静判定パターンを示す図である。 2−2プルダウン信号のフィールド間及びフレーム間の動静判定パターンを示す図である。 2−3プルダウン信号のフィールド間及びフレーム間の動静判定結果に含まれる待機状態判定パターンの例を表す図である。 2−2プルダウン信号のフィールド間及びフレーム間の動静判定結果に含まれる待機状態判定パターンの例を表す図である。 2−3プルダウン信号内の待機状態判定パターンを検出するために参照する参照パターンを示す図である。 2−2プルダウン信号内の待機状態判定パターンを検出するために参照する参照パターンを示す図である。 フィールド間プルダウンパターン検出回路36の動作を示すフローチャートである。 パターン検出回路36の検出出力を利用したプルダウン信号判定回路42によるプルダウン信号判定動作を示すフローチャートである。 フレーム間プルダウンパターン検出回路41の動作を示すフローチャートである。 パターン検出回路41の検出出力を利用したプルダウン信号判定回路42によるプルダウン信号判定動作を示すフローチャートである。
符号の説明
31…フィールド間差分絶対値回路、32…フレーム間差分絶対値回路、33…フィールド間比較器、34、39…累積加算器、35…フィールド間動静判定回路、36…フィールド間プルダウンパターン検出回路、38…フレーム間比較器、40…フレーム間動静判定回路、41…フレーム間プルダウンパターン検出回路、42…プルダウン信号判定回路。

Claims (7)

  1. 入力映像信号の現フィールド信号と、この現フィールド信号を1フィールド遅延した1フィールド遅延信号との差分を演算する差分回路と、
    前記差分回路からの前記差分と第1比較値とを比較し、該比較結果を1フィールド毎に加算し、該加算結果と第2比較値とをフィールド毎に比較し、フィールド間相関レベルを判定するフィールド間相関判定回路と、
    前記フィールド間相関判定回路から得られる連続する複数の前記フィールド間相関レベルのパターンに基づいて、前記入力映像信号が第1プルダウン信号であるか第2プルダウン信号であるか、フィールド周期で判定する第1判定回路と、
    前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1プルダウン信号であると判定した回数をカウントする第1カウンタを具備し、該カウンタの値が第1所定値を超えた場合、前記入力映像信号を前記第1プルダウン信号であると判定する第2判定回路と、
    前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1及び第2プルダウン信号以外の信号であると判定した場合、前記第1カウンタの値を0にリセットし、前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第2プルダウン信号であると判定した場合、前記第1カウンタの値を維持する手段と、を具備し、
    前記第1プルダウン信号は、全て異なるフレーム画像で構成される24フィールド/秒のプログレッシブ映像信号を、2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号に変換した信号であって、前記第2プルダウン信号は、連続する同一フレーム画像を含む24フィールド/秒のプログレッシブ映像信号を、2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号に変換した信号であることを特徴とするプルダウン信号検出装置。
  2. 前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1プルダウン信号であると判定した場合にフラグを立て、該フラグの状態を前記第1フラグ情報として前記第1判定回路に提供する第1フラグ手段を更に具備し、
    前記第1判定回路は、前記入力映像信号が前記第1プルダウン信号ではなく、前記第1フラグが立っているとき、前記入力映像信号が前記第2プルダウン信号か判定することを特徴とする請求項1記載のプルダウン信号検出装置。
  3. 前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第2プルダウン信号であると判定した回数をカウントする第2カウンタを具備し、該カウンタの値が第2所定値を超えた場合、前記入力映像信号を前記第1及び第2プルダウン信号以外の信号と判定し、前記第1及び第2カウンタの値を0にリセットする第3判定回路を具備することを特徴とする請求項1又は2記載のプルダウン信号検出装置。
  4. 入力映像信号の現フィールド信号を1フィールド期間遅延した1フィールド遅延信号と、前記1フィールド遅延信号を更に1フィールド期間遅延した2フィールド遅延信号を提供するフィールド遅延回路と、
    前記現フィールド信号、前記1フィールド遅延信号及び前記2フィールド遅延信号の少なくとも1つから第1補間信号を生成する補間信号生成回路と、
    前記現フィールド信号、前記1フィールド遅延信号及び前記2フィールド遅延信号から、プルダウン信号を検出するプルダウン信号検出回路と、
    前記プルダウン信号検出回路の検出結果に基づいて、前記現フィールド信号及び2フィールド遅延信号の一方を選択し、ペアフィールド信号として提供する第1セレクタと、
    前記プルダウン信号検出回路の検出結果に基づいて、前記第1補間信号及び前記ペアフィールド信号の一方を選択し、第2補間信号として提供する第2セレクタと、
    前記1フィールド遅延信号と前記第2補間信号とを合成し、順次走査変換信号を提供する順次走査変換回路とを具備し、
    前記プルダウン信号検出回路は、
    前記現フィールド信号と、前記1フィールド遅延信号との差分を提供する差分回路と、
    前記差分回路からの前記差分と第1比較値とを比較し、該比較結果を1フィールド毎に加算し、該加算結果と第2比較値とをフィールド毎に比較し、フィールド間相関レベルを判定するフィールド間相関判定回路と、
    前記フィールド間相関判定回路から得られる連続する複数の前記フィールド間相関レベルのパターンに基づいて、前記入力映像信号が第1プルダウン信号であるか第2プルダウン信号であるか、フィールド周期で判定する第1判定回路と、
    記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1プルダウン信号であると判定した回数をカウントする第1カウンタを具備し、該カウンタの値が第1所定値を超えた場合、前記入力映像信号を前記第1プルダウン信号であると判定する第2判定回路と、
    前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1及び第2プルダウン信号以外の信号であると判定した場合、前記カウンタの値を0にリセットし、前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第2プルダウン信号であると判定した場合、前記第1カウンタの値を維持する手段と、を具備し、
    前記第1プルダウン信号は、全て異なるフレーム画像で構成される24フィールド/秒のプログレッシブ映像信号を、2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号に変換した信号であって、前記第2プルダウン信号は、連続する同一フレーム画像を含む24フィールド/秒のプログレッシブ映像信号を、2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号に変換した信号であることを特徴とする順次走査変換装置。
  5. 前記第1判定回路が、前記入力映像信号は前記第1プルダウン信号であると判定した場合にフラグを立て、該フラグの状態を前記第1フラグ情報として前記第1判定回路に提供する第1フラグ手段を更に具備し、
    前記第1判定回路は、前記入力映像信号が前記第1プルダウン信号ではなく、前記フラグが立っているとき、前記入力映像信号が前記第2プルダウン信号であるか判定することを特徴とする請求項6記載の順次走査変換装置。
  6. 前記順次走査変換回路から提供される前記順次走査変換信号を表示する表示手段を具備することを特徴とする請求項4又は5記載の順次走査変換装置。
  7. 入力映像信号の現フィールド信号と、この現フィールド信号を1フィールド遅延した1フィールド遅延信号との差分を演算するステップと、
    前記差分と第1比較値とを比較し、該比較結果を1フィールド毎に加算し、該加算結果と第2比較値とをフィールド毎に比較し、フィールド間相関レベルを判定し、該フィールド間相関レベルを提供するステップと、
    連続する複数の前記フィールド間相関レベルのパターンに基づいて、前記入力映像信号が第1プルダウン信号であるか第2プルダウン信号であるかフィールド周期で判定し、該判定結果を信号判定結果として提供するステップと、
    記入力映像信号が前記第1プルダウン信号であると判定された回数をカウントし、該カウンタ値が第1所定値を超えた場合、前記入力映像信号を前記第1プルダウン信号であると最終的に判定するステップと、
    前記信号判定結果が、前記入力映像信号は前記第1及び第2プルダウン信号以外の信号であることを示す場合、前記第1カウンタの値を0にリセットし、前記信号判定結果が、前記入力映像信号は前記第2プルダウン信号であることを示す場合、前記第1カウンタの値を維持するステップと、を具備し、
    前記第1プルダウン信号は、全て異なるフレーム画像で構成される24フィールド/秒のプログレッシブ映像信号を、2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号に変換した信号であって、前記第2プルダウン信号は、連続する同一フレーム画像を含む24フィールド/秒のプログレッシブ映像信号を、2−3プルダウン信号又は2−2プルダウン信号に変換した信号であることを特徴とするプルダウン信号検出方法。
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