JP2625559B2 - 磁気記録再生装置およびその記録時間満了認知方法 - Google Patents

磁気記録再生装置およびその記録時間満了認知方法

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JP2625559B2
JP2625559B2 JP1323952A JP32395289A JP2625559B2 JP 2625559 B2 JP2625559 B2 JP 2625559B2 JP 1323952 A JP1323952 A JP 1323952A JP 32395289 A JP32395289 A JP 32395289A JP 2625559 B2 JP2625559 B2 JP 2625559B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、VTR等の磁気記録再生装置およびその記録
時間満了認知方法に係り、特に、1フィールドあるいは
1フレームづつ記録する際のテープスピードを変化させ
たり、1フィールドあるいは1フレームづつ記録する際
のインターバルを変化させることにより種々の記録時間
に切換えてテープ記録が可能な、所謂タイムラプスVTR
およびその記録時間満了認知方法に関する。
[従来の技術] タイムラプス機能をもたない一般の家庭用VTRにおい
ては、例えば特開昭54−158911号公報に記載されている
ように、テークアップリールとサプライリールの各々の
1回転に要する時間を検出し、その時間を所定の演算式
に代入して演算することにより、テープ位置(テープ残
量等)を検出するようにしていた。
[発明が解決しようとする課題] 上記した従来技術は、主に定速でテープを連続走行さ
せる方式のVTRのためのテープ位置検出手法である。と
ころで、タイムラプスVTRのように、長時間記録が可能
なように一定時間毎に一定量テープを間欠走行させるこ
とが比較的多いVTRに対して、前記従来技術を適用しよ
うとすると、テークアップリールとサプライリールの各
々の1回転に要する時間を計時するためのタイマーの桁
が飛躍的に大きくなってしまうという問題があり(例え
ば、標準スピードに対しタイムラプスVTRの720時間モー
ドを考えると、360倍にもなってしまう)、通常タイム
ラプスVTRにおいてはテープ位置検出機能が具備されて
いなかった。
しかしながら、長時間の監視、観察の記録等に多用さ
れるタイムラプスVTRにおいては、長時間の自動録画可
能であるが故に、ユーザーが設定された記録時間が経過
したことを忘却することが多い。このため該種タイムラ
プスVTRにおいても、記録時にテープ残量が僅かになっ
た時点を認知させることのできる機能を具備することが
切望されていた。
本発明は上記の点に鑑み成されたもので、その目的と
するところは、テープ残量が僅かになった時点でこの旨
を外部に知らせるための信号を簡単に得ることのできる
タイムラプスVTRを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記した目的を達成するため、1フィールド
あるいは1フルームづつ記録する際のテープスピードを
変化させること、及び/または、1フィールドあるいは
1フレームづつ記録する際のインターバルを変化させる
ことにより長時間の記録時間に切換えてテープ記録が可
能な磁気記録再生装置(タイムラプスVTR)の記録時間
満了認知方法において、磁気テープの始端より記録を始
め、磁気テープに所定量の未記録テープ残量が存在する
ように選択設定された記録時間だけ記録すると、設定記
録時間の満了を知らせるための信号を、磁気記録再生装
置から該磁気記録再生装置と離れた場所に設置された受
信手段に送信して、監視者に認知させるようにする。
また、本発明は前記した目的を達成するため、1フィ
ールドあるいは1フルームづつ記録する際のテープスピ
ードを変化させること、及び/または、1フィールドあ
るいは1フレームづつ記録する際のインターバルを変化
させることにより長時間の記録時間に切換えてテープ記
録が可能な磁気記録再生装置(タイムラプスVTR)にお
いて、時計手段と、磁気テープ始端からの記録開始に伴
って前記時計手段からの出力を演算する演算手段と、該
演算手段による計時内容が磁気テープに所定量の未記録
テープ残量が存在するように選択設定された記録時間に
至ったことを示すものであるか否かを判別する判定手段
と、該判定手段が選択設定された記録時間に至ったこと
を認知すると、設定記録時間の満了を知らせるための信
号を、磁気記録再生装置から該磁気記録再生装置と離れ
た場所に設置された受信手段に送信して、監視者に認知
させる送信手段とを、具備する。
[作 用] 選択設定された記録時間をインプットされた演算手段
は、磁気テープの始端から記録が開始されるとこれを認
知して、設定された記録時間から時計手段による出力に
よって例えば1秒毎の減算処理を実行する。そして、演
算手段による計時内容が、上記した選択設定された記録
時間に至ったことを示すものであるか否かが判定手段に
よって判別され、僅かなテープ残量があり且つ選択設定
された記録時間に至った時点で、設定記録時間の満了を
知らせるための信号が出力される。斯様な計時演算処理
は、例えばVTRに内蔵されたマイクロコンピュータによ
り容易に実現可能であり、計時精度の高い測定によっ
て、テープ残量が僅かになった時点を正確に認知させる
ことができる。
[実施例] 以下、本発明を第1図に示した1実施例によって説明
する。
第1図はタイムラプスVTRの要部構成を示すブロック
図である。同図において、1は記録時間モード設定スイ
ッチで、該スイッチ1を操作することにより、種々の記
録時間モードが選択設定可能となっている。本実施例に
おいては、例えば、標準時間(2時間)モード、12時間
モード、24時間モード、72時間モード、……、720時間
モードが選択可能となっており、標準時間モードにおい
ては標準スピードによる連続記録が、12時間モード及び
24時間モードにおいては各々のモードに見合ったテープ
スピード(低速)による連続記録が、72時間モード以上
においては各々のモードに見合ったインターバルとテー
プスピード(低速)による間欠記録が、それぞれ行われ
るようになっている。また、本実施例においては、720
時間モードを例にとって後述するように、上記した各記
録時間モードによる設定記録時間に対し、テープに実際
に記録可能な時間は当該設定記録時間の数%増しとなる
ようにしてある。なお、記録時間モード設定スイッチ1
には適宜のスイッチ手段が適用可能であるが、本実施例
においては、例えばアップ・ダウンスイッチが用いられ
ている。
2はテープ走行制御部で、前記記録時間モード設定ス
イッチ1からの入力指示により、テープスピードを選択
された記録時間モードに対応するものに設定すると共
に、間欠送り記録が必要なモードの場合には、自身のカ
ウンタ機能によりテープを間欠的に走行させるため選択
されたモードに対応する所定のインターバルを設定す
る。3はモータドライバで、テープ走行制御部2の指令
に基づき、テープ走行用のモータ4を駆動する。
5は演算手段で、前記記録時間モード設定スイッチ1
からの入力指示により選択された記録時間を取り込み、
テープ始端からの記録開始を示す信号S1の到来により、
時計手段6の出力に基づき設定記録時間から例えば1秒
づつ減算する演算処理を実行する。7は判定手段で、上
記演算手段5の減算内容が「0」になったか否かを(設
定された記録時間が経過したか否かを)判別し、減算内
容が「0」になった時点で、設定記録時間の満了を知ら
せる信号S2を出力する。この出力信号S2は、ブザーを鳴
らしたり、LEDを点灯させたりするなど種々のアラーム
手段のための駆動トリガー信号として利用できるし、複
数のVTRを並設しこれを順次駆動する所謂シリーズ録画
方式の場合には、次のVTRによる記録開始を指示するた
めの信号として用いることができる。そして、この信号
S2が出力された時点では、テープに僅かな残量があるよ
うにされているので、テープが終わったのに気付かず記
録ができなかったという事態を可及的に回避することが
できる。
本実施例においては、前記判定手段7の出力信号S
2は、VTRに別途付設された送信部8に送出され、該送信
部8から、ビデオカメラや当該タイムラプスVTRの設置
箇所と離れた箇所に設置された受信手段9に送信され、
該受信手段9によって設定記録時間の満了が監視者に認
知されるようにしている。すなわち、本実施例ではタイ
ムラプスVTRが、店内、ATM設置箇所等の監視記録を目的
として使用される場合などを想定しており、タイムラプ
スVTRの設置箇所において警音を発生させることが事実
上不可能であっても、同一ビル内の管理人室や監視を請
け負っている警備会社の監視室などで監視者に設定記録
時間の満了を認知させ、テープの残量が若干ある時点で
テープの交換を促すことのできるように構成されてい
る。
上記した構成において、前記記録時間モード設定スイ
ッチ1により例えば720時間モードを選択したとする
と、前記テープ走行制御部2は、テープを間欠的に走行
させるためのインターバルを決めるカウンタの内容を例
えば6.2秒に選定する。すなわち、従来は標準スピード
で2時間記録できるテープを使用した場合、ジャスト72
0時間だけ記録できるように、インターバルカウンタ
を、(720/2)×(1/60)=6秒に設定して6秒毎に一
定量テープを駆動していたのに対し、本実施例では上述
したように、このインターバルカウンタを6秒ではなく
数%多めに、例えば、約3.3%プラスした値(6.2秒)に
設定するようにしてある。従って、斯様にすることによ
って720時間モードを選択した場合、全体として、720×
1.033≒744時間の記録が可能となる。
よって、720時間モードを選択した場合に、744時間記
録できるテープであっても、記録開始から720時間が経
過した時点で、この旨を外部に報知させることになり、
24時間分の残時間中にテープを交換すれば、テープ切れ
による記録漏れという不具合が回避可能となる。このよ
うに、720時間モードにおいては、24時間の余裕を残し
てテープ交換を促すことができるので、前記したように
監視記録等に使用される際、タイムラプスVTRを管理し
ている人間は、時間的に余裕をもって且つ好都合な時間
にテープ交換を行うことができる。
ここで、720時間モードで使用したとき、残時間が24
時間でテープ交換を促す出力がなされるのは、テープ使
用量から見て早すぎるのではないかという疑問があるか
も知れない。しかしながら、720時間モードのテープス
ピードは標準モードに比べ1/360であり、720時間モード
における24時間を標準モードに換算すると、残り4分の
テープ残量であり、量としては僅かでありテープ残量の
無駄は実質的に無視できる程度のものである。
なお、テープ交換を促す出力がなされた時点でのテー
プ残量(記録可能な残時間)は、記録時間モードの種別
等に応じ、テープを間欠的に走行させるためのインター
バルやテープスピードを所定値に設定することにより、
任意のものに設定可能である。
以上、本発明を図示した実施例によって説明したが、
当業者には本発明の精神を逸脱しない範囲で種々の変形
が可能で、警告出力の形態、記録時間モードの種別及び
これに対応するテープ残量,テープスピード,テープ送
りインターバル等は任意のものが選択可能である。ま
た、前記したテープ走行制御部2,演算手段5,時計手段6,
判定手段7は、VTRに内蔵されたマイクロコンピュータ
により容易に具現化されることは明らかで、コスト的に
も有利である。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、長時間記録が可能な所
謂タイムラプスVTRにおいて、店内やATM設置箇所等に設
置されるタイムラプスVTRから、監視者がいる同一ビル
内の管理人室や警備会社の監視室などに、テープ残量が
僅かになったことを送信して、監視者に対して、磁気テ
ープに残余の記録可能時間が存在している時点で、テー
プ交換を確実に促すことができる。つまり、タイムラプ
スVTRの近くには監視者がいるケースはあまりなく、ま
た、タイムラプスVTR自体から警音を発生させることが
対顧客上の観点から困難である場合が多いが、本発明で
は、タイムラプスVTRから離れた受信手段に、すなわ
ち、監視者が常駐している場所に設置された受信手段に
対して、テープ残量が僅かになったことを送信できるの
で、監視者に確実にこの旨を認知させることができる。
また、タイムラプスVTRの長時間記録モードでは、テー
プ残量が僅かであっても、残余の実質的な記録可能時間
には余裕があるので、テープ交換時期を逸する虞も殆ど
なくなる。よって、テープ切れによる記録漏れという不
具合が可及的に回避可能となって、各種の監視・観察の
記録目的に多用されるこの種のタイムラプスVTRにあっ
て、その価値は多大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例に係るタイムラプスVTRの要
部構成を示すブロック図である。 1……記録時間モード設定スイッチ、2……テープ走行
制御部、3……モータドライバ、4……モータ、5……
演算手段、6……時計手段、7……判定手段、8……送
信手段、9……受信手段。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1フィールドあるいは1フルームづつ記録
    する際のテープスピードを変化させること、及び/また
    は、1フィールドあるいは1フレームづつ記録する際の
    インターバルを変化させることにより長時間の記録時間
    に切換えてテープ記録が可能な磁気記録再生装置におい
    て、磁気テープの始端より記録を始め、磁気テープに所
    定量の未記録テープ残量が存在するように選択設定され
    た記録時間だけ記録すると、設定記録時間の満了を知ら
    せるための信号を、磁気記録再生装置から該磁気記録再
    生装置と離れた場所に設置された受信手段に送信して、
    監視者に認知させるようにしたことを特徴とする磁気記
    録再生装置の記録時間満了認知方法。
  2. 【請求項2】1フィールドあるいは1フルームづつ記録
    する際のテープスピードを変化させること、及び/また
    は、1フィールドあるいは1フレームづつ記録する際の
    インターバルを変化させることにより長時間の記録時間
    に切換えてテープ記録が可能な磁気記録再生装置におい
    て、時計手段と、磁気テープ始端からの記録開始に伴っ
    て前記時計手段からの出力を演算する演算手段と、該演
    算手段による計時内容が磁気テープに所定量の未記録テ
    ープ残量が存在するように選択設定された記録時間に至
    ったことを示すものであるか否かを判別する判定手段
    と、該判定手段が選択設定された記録時間に至ったこと
    を認知すると、設定記録時間の満了を知らせるための信
    号を、磁気記録再生装置から該磁気記録再生装置と離れ
    た場所に設置された受信手段に送信して、監視者に認知
    させる送信手段とを、具備したことを特徴とする磁気記
    録再生装置。
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JPS6352170U (ja) * 1986-09-24 1988-04-08
JPS63302683A (ja) * 1987-06-02 1988-12-09 Hitachi Ltd 磁気記録装置

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